JP2010223149A - 内燃機関 - Google Patents

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大地 奥村
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

【課題】アトキンソンサイクルの実行時にて混合気の成層化を適正に行い得る内燃機関を提供すること。
【解決手段】この内燃機関1は、吸気をシリンダ2内に導入する吸気ポート4と、吸気ポート4を開閉する吸気バルブ41と、シリンダ2内に燃焼を噴射する筒内噴射式のインジェクタ6と、シリンダ2内にて圧縮された混合気に点火する点火プラグ7とを備える。また、内燃機関1は、吸気バルブ41の閉弁時期を遅角させて圧縮行程の開始時期を遅らせるアトキンソンサイクルを実行できる。また、内燃機関1は、一対の吸気バルブ41、41が傘部411、411にて連結されて吸気ポート4に配置される。また、傘部411の連結部にキャビティ412が形成される。そして、吸気バルブ41の開弁時にてインジェクタ6がシリンダ2内に燃料を噴射するときに、キャビティ412がインジェクタ6から噴射された燃料を点火プラグ7側にガイドする。
【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関に関し、さらに詳しくは、アトキンソンサイクルの実行時にて混合気の成層化を適正に行い得る内燃機関に関する。
近年の内燃機関では、一対の吸気バルブがその傘部にて相互に連結されて吸気ポートに配置されている。これにより、吸気ポートが拡径されて、エンジンの吸気効率が高められている。かかる構造を採用する従来の内燃機関として、特許文献1に記載される技術が知られている。
特開平7−305610号公報
しかしながら、アトキンソンサイクルの実行時には、吸気バルブの開弁時期が遅角するため、吸気バルブの開弁時期とインジェクタの燃料噴射時期とが一致する。このため、噴射された燃料が吸気バルブにあたってピストンのキャビティまで届かず、混合気の成層化が阻害されるおそれがある。
そこで、この発明は、アトキンソンサイクルの実行時にて混合気の成層化を適正に行い得る内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる内燃機関は、吸気をシリンダ内に導入する吸気ポートと、前記吸気ポートを開閉する吸気バルブと、前記シリンダ内に燃焼を噴射する筒内噴射式のインジェクタと、前記シリンダ内にて圧縮された混合気に点火する点火プラグとを備えると共に、前記吸気バルブの閉弁時期を遅角させて圧縮行程の開始時期を遅らせるアトキンソンサイクルを実行できる内燃機関であって、一対の前記吸気バルブが傘部にて連結されて前記吸気ポートに配置されると共に、前記傘部の連結部にキャビティが形成され、且つ、前記吸気バルブの開弁時にて前記インジェクタが前記シリンダ内に燃料を噴射するときに、前記キャビティが前記インジェクタから噴射された燃料を前記点火プラグ側にガイドすることを特徴とする。
この発明にかかるこの内燃機関では、一対の吸気バルブの傘部が連結されており、この連結部にキャビティが形成される。かかる構成では、吸気バルブの開弁時期とインジェクタの燃料噴射時期とが一致したとき(アトキンソンサイクルの実行時など)に、このキャビティが噴射された燃料を点火プラグ側にガイドする。これにより、混合気の成層化が適正に行われて、エンジンの熱効率が向上する利点がある。
図1は、この発明の実施例にかかる内燃機関を示す構成図である。 図2は、図1に記載した内燃機関の吸気バルブのキャビティを示す斜視図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施例の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施例に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[内燃機関]
この内燃機関1は、例えば、筒内噴射式の4サイクルガソリンエンジンに適用される。内燃機関1は、シリンダ(シリンダボア)2と、シリンダ2内に往復可能に収容されるピストン(図示省略)と、シリンダ2上部の燃焼室3に連結される吸気ポート4および排気ポート5と、吸気ポート4を開閉する吸気バルブ41ならびに排気ポート5を開閉する排気バルブ51と、シリンダ2(燃焼室3)内に燃料を噴射するインジェクタ6と、燃焼室3内の燃料に点火する点火プラグ7とを有する(図1参照)。
エンジン稼働時には、まず、ピストンが下降すると共に吸気バルブ41が開弁して、吸気が吸気ポート4からシリンダ2(燃焼室)内に吸入される(吸気行程)。次に、ピストンが上昇してシリンダ2内の吸気が圧縮される(圧縮行程)。次に、この吸気とインジェクタ6から噴射された燃料とがシリンダ2内にて混合されて混合気となる。次に、この混合気が点火プラグ7により点火されてシリンダ2内にて燃焼し(燃焼行程)、その燃焼エネルギーによりピストンが駆動されてシリンダ2内を往復運動する。そして、このピストンの往復運動がクランクシャフト(図示省略)の回転運動に変換されて動力が発生する。その後に、ピストンが上昇すると共に排気バルブ51が開弁して、シリンダ2内の燃焼ガスが排気ポート5から外部に排出される(排気行程)。
[アトキンソンサイクル]
また、この内燃機関1は、アトキンソンサイクルを実行できる。アトキンソンサイクルでは、吸気バルブ41の閉弁時期を遅角させて圧縮行程の開始時期を遅らせ、また、排気バルブ51の開弁時期を遅角させることにより、圧縮比に対して膨張比を大きくできる(遅閉じアトキンソンサイクル)。これにより、エンジンの熱効率が向上して燃費が改善する。
[吸気バルブのキャビティ]
一般に、筒内噴射式のエンジンでは、ピストンの頂面にキャビティが形成され、このキャビティに向けてインジェクタが燃料を噴射する。これにより、混合気の成層化が促進されて、エンジンの熱効率が向上する。しかしながら、アトキンソンサイクルの実行時には、吸気バルブの開弁時期が遅角するため、吸気バルブの開弁時期とインジェクタの燃料噴射時期とが一致する。このため、噴射された燃料が吸気バルブにあたってピストンのキャビティまで届かず、混合気の成層化が阻害されるおそれがある。
そこで、この内燃機関1では、以下の構成が採用されている(図1および図2参照)。
まず、(1)一対の吸気バルブ41、41がその傘部411、411にて相互に連結されて吸気ポート4に配置される(図2参照)。これにより、吸気ポート4が拡径されて、エンジンの吸気効率が高められる。また、(2)連結された傘部411、411がキャビティ412を有する。このキャビティ412は、吸気バルブ41、41の開弁時にてインジェクタ6がシリンダ2内に燃料を噴射するときに、この噴射された燃料(噴霧)を点火プラグ7側にガイドする(図1参照)。これにより、混合気の成層化が安定的に行われて、エンジンの熱効率が向上する。
例えば、この実施例では、一対の吸気バルブ41、41がインジェクタ6の燃料噴射方向に対して略直交する方向に配列されており、これらの吸気バルブ41、41の傘部411、411が相互に連結されて略楕円形状を有している(図2参照)。また、傘部411、411の連結部に沿って凹状のキャビティ412が形成されている。また、吸気バルブ41、41の開弁時にてインジェクタ6が燃料を噴射したときに、噴射された燃料がキャビティ412にあたって点火プラグ7側に偏向するように、キャビティ412の形状とインジェクタ6の燃料噴射方向とが調整されている(図1参照)。なお、キャビティ412にあたった燃料は、一対の吸気バルブ41、41のステム413、413間を抜けて点火プラグ7側に向かう。
[効果]
以上説明したように、この内燃機関1では、一対の吸気バルブ41、41の傘部411、411が連結されており、この連結部にキャビティ412が形成される(図2参照)。かかる構成では、吸気バルブ41、41の開弁時期とインジェクタ6の燃料噴射時期とが一致したとき(アトキンソンサイクルの実行時など)に、このキャビティ412が噴射された燃料を点火プラグ7側にガイドする。これにより、混合気の成層化が適正に行われて、エンジンの熱効率が向上する利点がある。
以上のように、この発明にかかる内燃機関は、アトキンソンサイクルの実行時にて混合気の成層化を適正に行い得る点で有用である。
1 内燃機関
2 シリンダ
3 燃焼室
4 吸気ポート
41 吸気バルブ
5 排気ポート
51 排気バルブ
6 インジェクタ
7 点火プラグ
411 傘部
412 キャビティ
413 ステム

Claims (1)

  1. 吸気をシリンダ内に導入する吸気ポートと、前記吸気ポートを開閉する吸気バルブと、前記シリンダ内に燃焼を噴射する筒内噴射式のインジェクタと、前記シリンダ内にて圧縮された混合気に点火する点火プラグとを備えると共に、前記吸気バルブの閉弁時期を遅角させて圧縮行程の開始時期を遅らせるアトキンソンサイクルを実行できる内燃機関であって、
    一対の前記吸気バルブが傘部にて連結されて前記吸気ポートに配置されると共に、前記傘部の連結部にキャビティが形成され、且つ、前記吸気バルブの開弁時にて前記インジェクタが前記シリンダ内に燃料を噴射するときに、前記キャビティが前記インジェクタから噴射された燃料を前記点火プラグ側にガイドすることを特徴とする内燃機関。
JP2009073186A 2009-03-25 2009-03-25 内燃機関 Withdrawn JP2010223149A (ja)

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