JP2010223004A - 車両用エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前傾もしくは後傾したシリンダ軸線を有するエンジン本体の一部を構成するシリンダヘッドの上方に臨む側面に、スロットル弁の弁軸が軸支されるスロットルボディを含む吸気系が接続され、弁軸にアクチュエータが連結される車両用エンジンの吸気制御装置において、他の部品から影響を受け難く、余裕のあるスペースにアクチュエータを配置して、レイアウトの自由度を高める。
【解決手段】アクチュエータ52が、シリンダヘッド33に結合されるヘッドカバー34の上方に配置されて吸気系35の一部を構成する吸気系部品36と、ヘッドカバー34の上面との間に挟まれるようにして、シリンダヘッド33の最高位部33aを挟んでスロットルボディ38Aと反対側に配置される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、前傾もしくは後傾したシリンダ軸線を有するエンジン本体が車体フレームに搭載され、前記エンジン本体の一部を構成するシリンダヘッドの上方に臨む側面に、吸気通路を有するとともに該吸気通路の開度を制御するスロットル弁の弁軸が軸支されるスロットルボディを含む吸気系が接続され、前記弁軸にアクチュエータが連結される車両用エンジンの吸気制御装置に関する。
前傾したシリンダ軸線を有するエンジン本体のシリンダヘッドに、該シリンダヘッドの後方に位置するスロットルボディが接続され、スロットルボディが備えるスロットル弁の弁軸を回動駆動するアクチュエータが、シリンダヘッド、スロットルボディおよびエアクリーナで囲まれる領域に配置されるようにしたものが、特許文献1で知られている。
特開2008−88867号公報
ところが、上記特許文献1で開示された吸気制御装置では、アクチュエータの大きさもしくはスロットルボディの位置によっては、シリンダヘッド、スロットルボディおよびエアクリーナで囲まれる領域のスペースが大きく影響を受けることになるので、周辺部品から影響を受け難く、より余裕があるスペースにアクチュエータを配置することが望まれている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、他の部品から影響を受け難く、余裕のあるスペースにアクチュエータを配置して、レイアウトの自由度を高めた車両用エンジンの吸気制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、前傾もしくは後傾したシリンダ軸線を有するエンジン本体が車体フレームに搭載され、前記エンジン本体の一部を構成するシリンダヘッドの上方に臨む側面に、吸気通路を有するとともに該吸気通路の開度を制御するスロットル弁の弁軸が軸支されるスロットルボディを含む吸気系が接続され、前記弁軸にアクチュエータが連結される車両用エンジンの吸気制御装置において、前記アクチュエータが、前記シリンダヘッドに結合されるヘッドカバーの上方に配置されて前記吸気系の一部を構成する吸気系部品と、前記ヘッドカバーの上面との間に挟まれるようにして、前記シリンダヘッドの最高位部を挟んで前記スロットルボディと反対側に配置されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記アクチュエータが、前記スロットルボディに取付けられた支持部材で支持されるようにして前記スロットルボディから離隔した位置に配置されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、上下方向に幅広の板材から成る前記支持部材が、前記ヘッドカバーを避けるとともに側面視では前記アクチュエータよりも上方に一部を突出させるようにして、上方に凸に彎曲した形状に形成されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記アクチュエータの出力部が、前記弁軸にリンク部材を介して連結されることを第4の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記ヘッドカバーの上部に設けられるブリーザ装置からブリージングエアを排出する排出管が、前記ヘッドカバーから上方に突出するようにして該ヘッドカバーに設けられ、前記アクチュエータが、前記排出管を避けて該排出管の左右いずれかに配置されることを第5の特徴とする。
なお実施の形態のエアクリーナ36が本発明の吸気系部品に対応し、実施の形態のレバー55が本発明の出力部に対応する。
本発明の第1の特徴によれば、アクチュエータが、吸気系の一部を構成する吸気系部品およびヘッドカバーの上面間に挟まれるように配置されるので、シリンダヘッド、スロットルボディおよびエアクリーナで囲まれる領域にアクチュエータが配置されていたものと比べて、アクチュエータを配置するためのスペース確保が容易となり、レイアウトの自由度が向上する。
また本発明の第2の特徴によれば、アクチュエータが支持部材を介してスロットルボディに支持されるので、アクチュエータをスロットルボディから離間しつつスロットルボディに組付けてユニット化することができ、エンジンの車両への組付け時に、アクチュエータを小組みした状態のスロットルボディをエンジン本体側に組付けることを可能として、生産性を高めることができる。
本発明の第3の特徴によれば、支持部材が上下方向に幅広の板材から成るので、上下方向でのアクチュエータの支持剛性を高めることができ、しかも支持部材の一部が側面視で前記アクチュエータよりも上方に突出するので、組付け時にアクチュエータの上方のエアクリーナがアクチュエータに当たることを支持部材で防止することができ、アクチュエータの保護が可能となる。
本発明の第4の特徴によれば、車両をコンパクト化するためにシリンダヘッドの最高位部およびエアクリーナ間の隙間が小さく設定されていても、小さなスペースしか占めないリンク部材でアクチュエータの出力部およびスロットル弁の弁軸が連結されるので、小さな隙間を通してアクチュエータの出力部およびスロットル弁の弁軸を連結することができる。
さらに本発明の第5の特徴によれば、ヘッドカバーの上面から突出した排出管を避けてアクチュエータが配置されるので、ブリーザ装置との干渉を回避しながらアクチュエータを空きスペースに効率良く配置することができる。
自動二輪車の左側面図である。 エンジンの拡大側面図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線矢視図である。 スロットルボディの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の実施例1について、図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支したフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12から後下がりに延びるメインフレーム13と、該メインフレーム13の前部から下方に垂下されるエンジンハンガ14と、前記メインフレーム13の後部から下方に延びるピボットフレーム15と、前記メインフレーム13の後部から後上がりに延びるシートレール16とを備える。
前記車体フレームFにおけるメインフレーム13の後部、エンジンハンガ14の下部およびピボットフレーム15の下部に、前記メインフレーム13の下方に配置されるエンジンEのエンジン本体19が支持される。またエンジンEが発揮する動力で駆動される後輪WRを後端部で軸支するスイングアーム18の前端部がピボットフレーム15の下部に上下揺動可能に支承されており、前記エンジンEの上方でメインフレーム13に燃料タンク24が搭載され、該燃料タンク24の後方に配置される乗車用前部シート25ならびに該乗車用前部シート25のさらに後方に配置される乗車用後部シート26が前記シートレール16で支持される。
前記エンジンEの一部および前記車体フレームFの一部は、車体カバー27で覆われており、該車体カバー27は、フロントカウル28と、前記燃料タンク24の後側下部を両側から覆って燃料タンク24および乗車用前部シート25間に配置される左右一対のサイドカバー29…と、両サイドカバー29…の後部に連なって後上がりに延びるリヤカウル30とを備える。
図2において、前記エンジンEのエンジン本体19は、車体フレームFの幅方向に延びる軸線を有するクランクシャフト20を回転自在に支承するクランクケース31と、前傾したシリンダ軸線Cを有してクランクケース31の前部上端に結合されるシリンダ32と、該シリンダ32の上端に結合されるシリンダヘッド33と、該シリンダヘッド33の上端に結合されるヘッドカバー34とを有して、たとえば直列4気筒に構成される。
前記シリンダヘッド33の前部側面に接続される排気系22は、その後端に排気マフラー23を備え、該排気マフラー23は後輪WRの右側方に配置される。また前記シリンダヘッド33の後部側面は、シリンダ軸線Cが前傾していることによって後方斜め上方に臨むものであり、このシリンダヘッド33の後部側面に接続される吸気系35は、前記燃料タンク24で覆われて前記ヘッドカバー34の上方に配置されるエアクリーナ36と、該エアクリーナ36および前記シリンダヘッド33間に介設されるスロットル装置37とを備える。
図3〜図5を併せて参照して、前記スロットル装置37は、自動二輪車への搭載状態で左側から右側に向かって順に並ぶ第1および第2スロットルボディ38A,38Bを有し、両スロットルボディ38A,38Bはシリンダヘッド33に取付けられる。而して第1スロットルボディ38Aは、個別のスロットル弁39,39で吸気量が制御される一対の吸気通路40,40を有し、第2スロットルボディ38Bは、個別のスロットル弁39,39で吸気量が制御される一対の吸気通路40,40を有する。
前記エアクリーナ36のクリーナケース41は、下部ケース42と、該下部ケース42を上方から覆うようにして下部ケース42に結合される上部ケース43と、前記下部ケース42の前部に結合される吸入ケース44とから成り、このクリーナケース41内の前部に、クリーナケース41内を未浄化室45および浄化室46に区画するようにしてクリーナエレメント47が配設される。
第1および第2スロットルボディ38A,38Bの上端には、それらのスロットルボディ38A,38Bの吸気通路40…に個別に対応したエアファンネル48…が接続されており、それらのエアファンネル48…を浄化室46内に突入させるようにして第1および第2スロットルボディ38A,38Bの上端にエアクリーナ36のクリーナケース41における下部ケース42が締結される。
ところで第1スロットルボディ38Aには、一対の吸気通路40…を横切るとともに一対のスロットル弁39…が固着される第1弁軸49Aが回動自在に軸支され、第2スロットルボディ38Bには、一対の吸気通路40…を横切るとともに一対のスロットル弁39…が固着される第2弁軸49Bが回動自在に軸支されており、第1および第2弁軸49A,48Bは、第1および第2スロットルボディ38A,38b間で同軸に対向配置され、第1および第2弁軸49A,49Bは、連動機構50を介して連動、連結される。また第1弁軸49Aの回動量すなわち各スロットル弁39…のスロットル開度を検出するスロットルセンサ51が、第1スロットルボディ38Aの第2スロットルボディ38Bとは反対側の側面に取付けられる。
第1および第2弁軸49A,49Bを回動駆動する動力を発揮するアクチュエータ52が、その出力軸53の軸線を、第1および第2軸49A,49Bの回動軸線と平行として第1および第2スロットルボディ38A,38Bに支持される。
前記アクチュエータ52は、前記エアクリーナ36および前記ヘッドカバー34の上面との間に挟まれるようにして、前記シリンダヘッド33の最高位部33aを挟んで第1および第2スロットルボディ38A,38Bと反対側に配置される。
而してシリンダ軸線Cが前傾していることによって、シリンダヘッド33の上端のうち後部側上端が最高位部33aであり、この最高位部33aに関して第1および第2スロットルボディ38A,38Bと反対側すなわち前記最高位部33aの前方にアクチュエータ52が配置される。
このアクチュエータ52のアクチュエータケース54は、第1および第2弁軸49A,48Bと平行な回転軸線を有する電動モータ(図示せず)を収容するとともに一端が第1および第2スロットルボディ38A,38B間に対応する位置に配置されるモータケース54aと、前記電動モータの出力を減速する減速ギヤ機構(図示せず)を収容して前記モータケース54aの他端に一端が直角に連設されて第1スロットルボディ38A側に延びる減速機ケース54bと、一端を第1および第2スロットルボディ38A,38B間に対応する位置に一端を配置して前記減速機ケース54bの他端に直角に連なる軸受ケース部54cとを有し、軸受ケース部54cには前記減速ギヤ機構の出力部に連なる前記出力軸53が回転自在に支承され、出力軸53の一端は前記軸受ケース部54cの一端から突出する。
前記アクチュエータケース54の軸受ケース部54cから突出して出力軸53の一端には出力部であるレバー55が固着されており、このレバー55は、第1および第2スロットルボディ38A,38B間に配置されるリンク部材56を介して第1および第2弁軸49A,49Bの一方に連結される。
前記アクチュエータ52のアクチュエータケース54は、第1スロットルボディ38Aに取付けられた第1支持部材58と、第2スロットルボディ38Bに取付けられた第2支持部材59とで支持されて、第1および第2スロットルボディ38A,38Bから前方側に離隔した位置に配置されるものであり、アクチュエータケース54における軸受ケース部54cの一端部が第1支持部材58に支持され、アクチュエータケース54におけるモータケース部54aの一端部が第2支持部材59に支持される。
しかも第1および第2支持部材58,59のうち、第2支持部材59は、上下方向に幅広の板材から成るものであり、この第2支持部材59は、前記ヘッドカバー34を避けるとともに側面視では、図2で明示するように、前記アクチュエータ52よりも上方に一部を突出させるようにして、上方に凸に彎曲した形状に形成される。
ところでヘッドカバー34の上部には、ブリーザ装置60が設けられており、このブリーザ装置60からブリージングエアを排出する排出管61が、ヘッドカバー34から後方斜め上方に突出するようにしてヘッドカバー34に設けられており、アクチュエータ52は、前記排出管61を避けて該排出管61の左右いずれか、この実施例1では排出管61の左側に配置される。
図3で明示するように、前記エアクリーナ36におけるクリーナケース41の一部を構成する吸入ケース44の前部には、前記未浄化室45に空気を導入するための左右一対の吸入口62,63が設けられており、それらの吸入口62,63に個別に連なる左右一対の吸入ダクト64…が、吸入ケース43から前方に延びるようにして吸入ケース44に取付けられる。
しかも前記吸入ケース43は、前記アクチュエータ52の直上に配置されるものであり、該吸入ケース43の左側下部には、前記アクチュエータ52を配置するための凹部65が設けられる。
第1および第2スロットルボディ38A,38Bの前記シリンダヘッド33および前記ヘッドカバー34とは反対側の側面には、各吸気通路40…に個別に対応した燃料噴射弁66…が取付けられており、それらの燃料噴射弁66…は共通の燃料レール67に接続される。
次にこの実施例1の作用について説明すると、前傾したシリンダ軸線Cを有するエンジン本体19のシリンダヘッド33の後方斜め上方に臨む側面に、スロットル弁39…の第1および第2弁軸49A,49Bが軸支される第1および第2スロットルボディ38A,38Bを含む吸気系35が接続されており。第1および第2弁軸49A,49Bにアクチュエータ52が連結されるのであるが、該アクチュエータ52が、シリンダヘッド33に結合されるヘッドカバー34の上方に配置されて吸気系35の一部を構成するエアクリーナ36と、ヘッドカバー34の上面との間に挟まれるようにして、シリンダヘッド33の最高位部33aを挟んで第1および第2スロットルボディ38A,38Bと反対側に配置されるので、シリンダヘッド、スロットルボディおよびエアクリーナで囲まれる領域にアクチュエータが配置されていたものと比べて、アクチュエータ52を配置するためのスペース確保が容易となり、レイアウトの自由度が向上する。
またアクチュエータ52が、第1および第2スロットルボディ38A,38Bに取付けられた第1および第2支持部材58,59で支持されるようにして第1および第2スロットルボディ38A,38Bから離隔した前方位置に配置されるので、アクチュエータ52を第1および第2スロットルボディ38A,38Bから離間しつつ第1および第2スロットルボディ38A,38Bに組付けてユニット化することができ、エンジンEの自動二輪車への組付け時に、アクチュエータ52を小組みした状態の第1および第2スロットルボディ38A,38Bをエンジン本体19側に組付けることを可能として、生産性を高めることができる。
しかも第2スロットルボディ38Bに取付けられる第2支持部材59が、上下方向に幅広の板材から成るので、上下方向でのアクチュエータ52の第2支持部材59による支持剛性を高めることができ、第2支持部材59が、ヘッドカバー34を避けるとともに側面視ではアクチュエータ52よりも上方に一部を突出させるようにして上方に凸に彎曲した形状に形成されるので、組付け時にアクチュエータ52の上方のエアクリーナ36がアクチュエータ52に当たることを第2支持部材59で防止することができ、アクチュエータ52の保護が可能となる。
またアクチュエータ52の出力部であるレバー55が、第1および第2弁軸49A,49Bにリンク部材56を介して連結されるので、自動二輪車をコンパクト化するためにシリンダヘッド33の最高位部33aおよびエアクリーナ36間の隙間が小さく設定されていても、小さなスペースしか占めないリンク部材56でアクチュエータ52のレバー55および弁軸49A,49Bが連結されるので、小さな隙間を通してアクチュエータ52および弁軸49A,49Bを連結することができる。
さらにヘッドカバー34の上部にはブリーザ装置60が設けられ、このブリーザ装置60からブリージングエアを排出する排出管61が、ヘッドカバー34から後方斜め上方に突出するようにしてヘッドカバー34に設けられており、アクチュエータ52は、前記排出管61を避けて該排出管61の左右いずれか、この実施例1では排出管61の左側に配置されるので、ブリーザ装置60との干渉を回避しながらアクチュエータ52を空きスペースに効率良く配置することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
19・・・エンジン本体
33・・・シリンダヘッド
33a・・・シリンダヘッドの最高位部
34・・・ヘッドカバー
35・・・吸気系
36・・・吸気系部品であるエアクリーナ
38A,38B・・・スロットルボディ
39・・・スロットル弁
40・・・吸気通路
49A,49B・・・弁軸
52・・・アクチュエータ
55・・・出力部であるレバー
56・・・リンク部材
58,59・・・支持部材
60・・・ブリーザ装置
61・・・排出管
C・・・シリンダ軸線
F・・・車体フレーム

Claims (5)

  1. 前傾もしくは後傾したシリンダ軸線(C)を有するエンジン本体(19)が車体フレーム(F)に搭載され、前記エンジン本体(19)の一部を構成するシリンダヘッド(33)の上方に臨む側面に、吸気通路(40)を有するとともに該吸気通路(40)の開度を制御するスロットル弁(39)の弁軸(49A,49B)が軸支されるスロットルボディ(38A,38B)を含む吸気系(35)が接続され、前記弁軸(49A,49B)にアクチュエータ(52)が連結される車両用エンジンの吸気制御装置において、前記アクチュエータ(52)が、前記シリンダヘッド(33)に結合されるヘッドカバー(34)の上方に配置されて前記吸気系(35)の一部を構成する吸気系部品(36)と、前記ヘッドカバー(34)の上面との間に挟まれるようにして、前記シリンダヘッド(33)の最高位部(33a)を挟んで前記スロットルボディ(38A,38B)と反対側に配置されることを特徴とする車両用エンジンの吸気制御装置。
  2. 前記アクチュエータ(52)が、前記スロットルボディ(38A,38B)に取付けられた支持部材(58,59)で支持されるようにして前記スロットルボディ(38A,38B)から離隔した位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の車両用エンジンの吸気制御装置。
  3. 上下方向に幅広の板材から成る前記支持部材(59)が、前記ヘッドカバー(34)を避けるとともに側面視では前記アクチュエータ(52)よりも上方に一部を突出させるようにして、上方に凸に彎曲した形状に形成されることを特徴とする請求項2記載の車両用エンジンの吸気制御装置。
  4. 前記アクチュエータ(52)の出力部(55)が、前記弁軸(49A,49B)にリンク部材(56)を介して連結されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用エンジンの吸気制御装置。
  5. 前記ヘッドカバー(34)の上部に設けられるブリーザ装置(60)からブリージングエアを排出する排出管(61)が、前記ヘッドカバー(34)から上方に突出するようにして該ヘッドカバー(34)に設けられ、前記アクチュエータ(52)が、前記排出管(61)を避けて該排出管(61)の左右いずれかに配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用エンジンの吸気制御装置。
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