JP2010222921A - シールドトンネル接続構造及びシールドトンネル接続構造の構築方法 - Google Patents

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郁夫 大江
Kenji Mito
憲二 三戸
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陽夫 磯
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Abstract

【課題】立坑とシールドトンネルを接続させるにあたり、高いシール性能と容易な施工を両立させる。
【解決手段】土留め壁11に形成されたシールドトンネル2の坑口2a付近であって、覆工2cよりも立坑1側に支持部11を設け、支持部11と覆工2cとに弾性部材37を挟持させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、立坑とシールドトンネルとの接続構造と、その接続構造の構築方法に関する。
立坑と、立坑から延びるトンネルとでは、それぞれ地震応答特性が異なる。このため、地震が発生すると立坑とトンネルがそれぞれ異なる挙動をし、立坑とトンネルの接続部が破損してしまうことがあった。そこで、立坑とシールドトンネルの間に弾性部材を介在させることにより、立坑とシールドトンネルのそれぞれ異なる挙動を吸収させている。
例えば、マンホールと下水道管との接続において、マンホールの側壁に設けた取付孔(11)の内周面に沿って鋼製円管(3,4)を設置し、鋼製円管の内周面に環状のゴムパッキン(32,42)を接着している。そして、鋼製円管の内周面と、下水道本管(2)の外周面とでゴムパッキンを挟持している。このような接続構造とすれば、鋼材と接着剤は接着性がよいため、良好なシール効果が得られる(特許文献1参照)。
また、立坑とシールドトンネルとの接続においては、セグメント(D)の外周面に環状の溝(3)を形成するとともに、立坑の内周面にもセグメントの溝と相対するように環状の溝(4)を形成し、溝(3)と溝(4)の隙間を環状のパッキン(1)環状の止水ゴム(16)とで遮蔽している。そして、溝と止水ゴムによって形成される空間に弾性シール材(51)を充填している。このような接続構造とすれば、セグメントの組み立て後に外部から弾性シール材を注入するだけなので施工が容易である(特許文献2参照)。
特開2009−024383号公報 特開2008−075328号公報
しかし、特許文献1の技術は、シールドトンネルのような径の大きなトンネルに適用する場合、鋼製円管が非常に大型となり、一度に取付孔に挿入することは困難である。このため、鋼製円管を分割して一つずつ掘削面に固定していく必要があるが、掘削面とその内側に位置するセグメントの外周面との間隔は狭く、鋼製円管を掘削面へ固定することは困難である。
また、特許文献2の技術は、弾性シール材が立坑の溝とセグメントの溝との間に充填してあるだけである。コンクリートと弾性シール材は接着剤を用いなければ十分な接着強度は得られないので、立坑とセグメントが互いに離れる方向に移動したときに弾性シール材が立坑及びセグメントと離間してしまう。
本発明の課題は、立坑とシールドトンネルを接続させるにあたり、高いシール性能と容易な施工を両立させることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、立坑の土留め壁と、前記立坑から延びるシールドトンネル内に構築された覆工との間に弾性部材を介在させたシールドトンネル接続構造であって、前記土留め壁に形成された前記シールドトンネルの坑口付近であって、前記覆工よりも前記立坑側に支持部を設け、前記支持部と前記覆工とに前記弾性部材を挟持させたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシールドトンネル接続構造であって、前記支持部に第1の鋼材を取り付け、前記第1の鋼材と前記覆工とに前記弾性部材を挟持させるとともに、前記弾性部材と前記第1の鋼材とを接着させたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のシールドトンネル接続構造であって、前記覆工に第2の鋼材を取り付け、前記第1の鋼材と前記第2の鋼材とに前記弾性部材を挟持させるとともに、前記弾性部材と前記第2の鋼材とを接着させたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造であって、前記弾性部材は、前記覆工の端部の形状に沿って環状または枠状に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造であって、前記覆工の端部は、前記坑口よりも前記シールドトンネルの奥側に位置しており、前記支持部は、前記坑口の内周面であって、前記覆工の端部よりも前記立坑側に設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造であって、前記支持部はコンクリートにより前記土留め壁と一体に形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2から6のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造であって、前記第1の鋼材及び前記第2の鋼材はアンカーによって固定されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項2から7のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造であって、前記支持部と前記第1の鋼材との間、及び前記側面と前記第2の鋼材との間には、止水材が備えられていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、立坑の土留め壁と、前記立坑から延びるシールドトンネル内に構築された覆工との間に弾性部材を介在させるシールドトンネル接続構造の構築方法であって、前記土留め壁に形成された前記シールドトンネルの坑口付近であって、前記覆工よりも前記立坑側に支持部を設け、前記支持部と前記覆工とに前記弾性部材を挟持させることを特徴とする。
本発明によれば、弾性部材が、覆工の立坑側を向く面と支持部とで挟持される。支持部は後から設置すればよいので、覆工に鋼材の取り付け等の作業を行う際に、空間的な制約がなくなり、容易かつ確実な作業が可能となる。
また、支持部と覆工との接続部がシールドトンネル内部から目視可能な箇所に位置するので、接着剤の塗布を容易に行うことができ、土留め壁とセグメントとの隙間を確実にシールすることができる。加えて、施工後のメンテナンスも容易である。
本発明を適用したシールドトンネル接続構造の一実施形態の構成を示す縦断面図である。 上記シールドトンネル接続構造の構築手順を示す縦断面図である。 上記シールドトンネル接続構造の構築手順を示す縦断面図である。 上記シールドトンネル接続構造の構築手順を示す縦断面図である。 上記シールドトンネル接続構造の構築手順を示す縦断面図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したシールドトンネル接続構造の一実施形態の構成を示すもので、1は立坑、2はシールドトンネル、3は耐震装置である。なお、シールドトンネル2を縦に切断すると、シールドトンネル2の上部と下部の断面形状はシールドトンネル2の中心軸に関して互いに線対称となるので、図1〜図5ではシールドトンネル2の下部の図示を省略し、上部のみを示す。
立坑1は、シールドトンネル2を掘削するために地上から地下方向に垂直に設けられたものである。また、立坑1は、底部にシールドマシンの発進台等を備えた発進立坑である。立坑1の側周面にはコンクリート製の土留め壁11が筒状に構築されている。土留め壁11の下部には円形の坑口2aが形成されている。坑口2aには、掘削面2bに沿って支持部12が設けられている。支持部12は場所打ちコンクリートによって土留め壁11と一体に形成されており、全体の形状は環状で、その断面は矩形をしている。支持部12の正面は土留め壁11の表面と面一になっており、支持部12の背面12aは掘削面2bに対して垂直になっている。
シールドトンネル2は、坑口2aから地中に向かって水平方向に設けられている。シールドトンネル2は、図示しないシールドマシンによって掘削されたもので、円柱状の掘削面2bが形成されている。また、掘削面2bの内側には筒状の覆工2cが構築されている。覆工2cは、撓んだ板状のセグメント21を複数連結して環状のセグメントリングとし、そのセグメントリングをシールドマシンの進行方向に向かって複数連結することにより構築されている。覆工2cの端部、すなわち、最も立坑1側に位置する各セグメント21の側面21aには、アンカー孔21bがそれぞれ形成されている。また、側面21aは、立坑1の方向を向いていて、支持部12の背面12aよりも奥側に位置している。側面21aと背面12aは互いに平行で、側面21aと背面12aは間隔を空けて対向している。セグメント21の内周面は支持部12の内周面とほぼ面一になっている。
掘削面2bとセグメント21の外周面との間に生じた空隙には、裏込め23が充填されている。裏込め23は、固化材と急結剤の2液を混合してなる注入材を固化させたものである。最も立坑1側に位置するセグメント21の外周面には、環状のシール部材24が取り付けられている。シール部材24は、坑口2aに向かうに従ってテーパー状に広がる環状の仕切り部24aと、仕切り部24aの先端に取り付けられる筒状の当接部24bからなる。当接部24bが掘削面2bに当接し、仕切り部24aが当接部24bを掘削面2bに向かって押し付けることにより、固化する前の注入材が覆工2cの端部へ溢れ出すのを防いでいる。
耐震装置3は、支持部12とセグメント21の間に設置され、変形することによって地震発生時に立坑1とシールドトンネル2のそれぞれ異なる振動を吸収し、立坑とシールドトンネル2の接続部の破壊を防ぐものである。支持部12の背面12aには、第1の鋼材である扇状の鋼板31が、環状の背面12aに沿って複数枚環状に並べられている。鋼材31には、ステンレス鋼やメッキ鋼板等を用いる。各鋼板31には孔31aが形成されており、各孔31aから支持部12に向かってアンカー32が打ち込まれることにより、各鋼板31が支持部12に固定されている。各鋼板31と支持部12の間には止水材33が挟持されている。止水材33は、環状に並べられた複数の鋼板31に沿って環状に形成されている。
覆工2cの端部には、第2の鋼材である扇状の鋼板34が環状に組まれた各セグメント21の側面21aに沿って複数枚環状に並べられている。鋼材34の材質は鋼材31と同様である。各鋼板34には孔34aが形成されており、各孔34aから各セグメント21に向かってアンカー35が打ち込まれることにより、各鋼板34が各セグメント21に固定されている。各鋼板34と各セグメント21の間には止水材36が挟持されている。止水材36は、環状に並べられた複数の鋼板34に沿って環状に形成されている。
鋼板31と鋼板34は互いに平行で、50mm程度の間隔を空けて対向している。そして、鋼板31と鋼板34の間には弾性部材37が挟持されている。弾性部材37は、シリコンやポリウレタン等を主成分とするペースト状のシーリング材を硬化させたもので、優れた変形性、対水圧性、耐久性、施工性を備えている。シーリング材は、伸縮方向に最大で厚さの50%、剪断方向に最大で幅の60%程度まで変形させることが可能なものである。弾性部材37の厚さは50mm程度であるので、厚さ方向にレベル1の地震動で5〜15mm、レベル2の地震動でも25mm程度伸縮させることが可能となる。弾性部材37は環状に並べられた鋼板31,34に沿って環状に形成されている。弾性部材37は、プライマによって鋼板31,34と隙間なく接着されている。掘削面2b、支持部12の背面12a、耐震装置3、セグメント21及びシール部材24によって囲まれる部分は空隙となっている。このようにして、支持部12と覆工2cが相対移動可能に接続されている。なお、空隙はこのまま空けておいてもよいし、必要あれば注入材等で充填してもよい。
この接続構造は、側面21が立坑1側を向いているので、鋼板31,34を容易かつ確実に固定することができる。また、弾性部材37が鋼板31,34に接着されることにより、土留め壁11と覆工2cの間の隙間が確実にシールされる。また、耐震装置3はシールドトンネル3の内側から目視可能となるので、シールドトンネル2が供用された後も容易にメンテナンスを行うことができる。
図2〜図5は、シールドトンネル2の接続構造の構築手順を示すもので、22は仮設セグメント、38は仮止め材、13は鉄筋、14は型枠である。まず、シールドマシンによってシールドトンネル2の掘削を行う。シールドマシンの前部に設けられたカッタヘッドを回転させ、立坑1の底部からシールドマシンを前進させると、土留め壁11の下部であって、シールドマシンの前方に設けられている図示しない仮土留め壁がカッタヘッドによって円形に壊され坑口2aが形成される。更にシールドマシンを前進させ、掘り進めていくことにより、図2に示すような掘削面2bが形成される。
シールドマシンの後部では仮設セグメント22を筒状に組み立てていく。仮設セグメント22は、立坑1の底部から、図2に示すように、その先端がシールドトンネル2の内部にやや入り込むところまで組み立てる。仮設セグメント22を組み立て終えたら、覆工2cを構築する。覆工2cは、図2に示すように、仮設セグメント22の先端に連続して構築する。まず、撓んだ板状のセグメント21を仮設セグメントの先端に複数連結して環状のセグメントリングを組み立てる。そして、組みあがったセグメントリングで反力を取ることにより、シールドマシンを更に前進させる。シールドマシンの前進後、シールドマシン後部にできる空間で、新たなセグメント21をセグメントリングに組み付けていく。この動作を中間立坑または到達立坑に到達するまで繰り返していく。一番初めに組み付けるセグメント21の外周面には予めシール部材24を取り付けて置き、セグメントリングを組み立てた際にシール部材24が掘削面2bに当接するようにしておく。必要に応じて組みあがったセグメントリングの内周面に場所打ちコンクリートを打接する。このようして覆工2cが構築される。
覆工2cの構築中、掘削面2bとセグメント21の外周面との間には空隙が生じる。このため、セグメントリングの組み立て後、速やかに注入材を空隙に注入して空隙を充填する。注入材の注入は、セグメント21に予め注入孔等を形成しておき、覆工2cの内部から行う。初め注入材は液状であるが、シール部材24が空隙を外部と遮断しているので、裏込め23は外部に溢れ出ることなく空隙内に溜まっていく。一定時間経過後、注入材は固化して裏込め23となる。
裏込め23の固化後、図3に示すように、仮設セグメント22を撤去してセグメント21の側面21aを露出させる。そして、止水材36を側面21aに環状に取り付ける。そして、側面21aに鋼板34を当て、止水材36を側面21aと鋼板34とで挟み込む。そして、鋼板34の孔34aとセグメント21の孔21bの位置を合わせて、孔34aから固化材を注入し、アンカー35を差し込む。固化材が固化すると、アンカー35がセグメント21に支持されて、鋼板34がセグメント21に固定される。この作業を所定回数繰り返し、複数の鋼板34を側面21aに沿って環状に取り付けていく。側面21aは立坑1側、すなわち作業者の正面を向いており、作業者の背後にはこの段階では何も無い状態なので、容易かつ確実に鋼板34の取り付けを行うことができる。
鋼板34の固定後、図4に示すように、仮止め材38を取り付ける。仮止め材38は、シールドトンネル2の内周面及び鋼板34に沿って環状に取り付けられる。仮止め材38には発泡スチロール等を用いる。仮止め材38の厚さは50mm程度で、鋼板34とこれから取り付けられる鋼板31の間隔と等しい。仮止め材38の取り付け後、仮止め材38の立坑1側の面に鋼板31、アンカー32、止水材33を取り付ける。
鋼板31等を仮止め材に取り付けた後、図5に示すように、坑口2aの掘削面2bに沿って鉄筋13を配筋するとともに、型枠14を組み立てる。型枠の組み立て後、型枠14にコンクリートを流し込んで固化させ、図1に示す支持部12を土留め壁11と一体に形成する。支持部12のコンクリートが固化すると、アンカー32が支持部12に支持されて、鋼板31が支持部12に固定された状態となる。
支持部12のコンクリート固化後、仮止め材38を撤去する。そして、鋼板31,34の互いに対抗する面にプライマをそれぞれ塗布する。そして、ペースト状のシーリング材を鋼板31,34の間に注入する。支持部12とセグメント21の接続部は、シールドトンネル2の内側から目視可能な箇所に位置するので、容易にシーリング材を注入することができる。やがて、シーリング材は固化して弾性部材37となり、弾性部材37が鋼材31,34にそれぞれ接着され、土留め壁11と覆工2cが弾性部材37によって相対移動可能に接続される。このようにして、図1に示すシールドトンネル2の接続構造が構築される。
なお、以上の実施形態においては、発進立坑とシールドトンネルの接続構造としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、中間立坑や到達立坑との接続部に適用しても良い。また、マンホールと下水道管の接続に用いてもよい。
また、トンネルの断面形状、鋼材の固定方法、セグメントの種類(鉄筋コンクリート製、鋼製等)、支持部の構造等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 立坑
11 土留め壁
12 支持部
2 シールドトンネル
2a 坑口
2c 覆工
21 セグメント
3 耐震装置
31 鋼板(第1の鋼材)
34 鋼板(第2の鋼材)
32,35 アンカー
33,36 止水材
37 弾性部材

Claims (9)

  1. 立坑の土留め壁と、前記立坑から延びるシールドトンネル内に構築された覆工との間に弾性部材を介在させたシールドトンネル接続構造であって、
    前記土留め壁に形成された前記シールドトンネルの坑口付近であって、前記覆工よりも前記立坑側に支持部を設け、前記支持部と前記覆工とに前記弾性部材を挟持させたことを特徴とするシールドトンネル接続構造。
  2. 前記支持部に第1の鋼材を取り付け、前記第1の鋼材と前記覆工とに前記弾性部材を挟持させるとともに、前記弾性部材と前記第1の鋼材とを接着させたことを特徴とする請求項1に記載のシールドトンネル接続構造。
  3. 前記覆工に第2の鋼材を取り付け、前記第1の鋼材と前記第2の鋼材とに前記弾性部材を挟持させるとともに、前記弾性部材と前記第2の鋼材とを接着させたことを特徴とする請求項1または2に記載のシールドトンネル接続構造。
  4. 前記弾性部材は、前記覆工の端部の形状に沿って環状または枠状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造。
  5. 前記覆工の端部は、前記坑口よりも前記シールドトンネルの奥側に位置しており、前記支持部は、前記坑口の内周面であって、前記覆工の端部よりも前記立坑側に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造。
  6. 前記支持部はコンクリートにより前記土留め壁と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造。
  7. 前記第1の鋼材及び前記第2の鋼材はアンカーによって固定されていることを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造。
  8. 前記支持部と前記第1の鋼材との間、及び前記側面と前記第2の鋼材との間には、止水材が備えられていることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載のシールドトンネル接続構造。
  9. 立坑の土留め壁と、前記立坑から延びるシールドトンネル内に構築された覆工との間に弾性部材を介在させるシールドトンネル接続構造の構築方法であって、
    前記土留め壁に形成された前記シールドトンネルの坑口付近であって、前記覆工よりも前記立坑側に支持部を設け、前記支持部と前記覆工とに前記弾性部材を挟持させることを特徴とするシールドトンネル接続構造の構築方法。
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