JP2010222857A - 金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造 - Google Patents

金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の金属屋根における金属板の接合方法は、時間の経過と共にはぜ締め部分に緩みが生じ、この緩みが生じた部分から雨水が浸入することがある。
【解決手段】本発明による金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造は、コーティング塗装が施された第1及び第2金属板3,4の端部をはぜ締めすることではぜ部10を形成するとともに、このはぜ部10を加熱することで、はぜ部10のコーティング塗装5を、該コーティング塗装5に対向するはぜ部10の板面、及びコーティング塗装5に対向するはぜ部10の板面に施されたコーティング塗装5に融着させる構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造に関し、特に、コーティング塗装が施された第1及び第2金属板の端部をはぜ締めすることではぜ部を形成するとともに、このはぜ部を加熱することで、はぜ部のコーティング塗装を、該コーティング塗装に対向するはぜ部の板面、及びコーティング塗装に対向するはぜ部の板面に施されたコーティング塗装の少なくとも一方に融着させるようにすることで、より密接に金属板を接合でき、より長期的に雨水の浸入を防止できるようにするための新規な改良に関するものである。
従来用いられていたこの種の金属屋根における金属板の接合方法は、以下の非特許文献1や特許文献1等に示されている。すなわち、従来では、非特許文献1に示されるように、第1及び第2金属板の端部を互いにはぜ締めすることで第1及び第2金属板を互いに接合する方法や、特許文献1に示されるように、締結部材により第1及び第2金属板を互いに接合した上で締結部分を防水部材で覆う方法が採用されている。
「金属屋根の施工と管理−専門編−」(社団法人日本金属屋根協会編 平成15年1月(第3版))の第9章
特開平11−93338号公報
上記のような金属板の接合方法では、時間の経過と共にはぜ締め部分に緩みが生じ、この緩みが生じた部分から雨水が浸入することがある。また、はぜ締め部分にパッキンを設けることも考えられるが、パッキンも時間の経過と共に劣化が生じ、やはり雨水の浸入を許してしまう。
また、締結部材及び防水部材を使用する金属板の接合方法では、防水部材が締結部分から脱落する可能性があり、防水部材が脱落すると締結部分から雨水が浸入してしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、より密接に金属板を接合でき、より長期的に雨水の浸入を防止できる金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造を提供することである。
本発明に係る金属屋根における金属板の接合方法は、第1及び第2金属板を建築物の屋根上で接合するための金属屋根における金属板の接合方法であって、コーティング塗装を施した前記第1及び第2金属板の端部を互いにはぜ締めして、前記屋根に設けられた吊子に係合されたはぜ部を形成する工程と、前記はぜ部を加熱することで、前記はぜ部の前記コーティング塗装を、該コーティング塗装に対向する前記はぜ部の板面、及び前記コーティング塗装に対向する前記はぜ部の板面に施されたコーティング塗装の少なくとも一方に融着させる工程とを含む。
また、前記はぜ部を形成する工程は、前記吊子を挟むように前記吊子に沿って前記第1及び第2金属板の端部を屈曲して第1及び第2立上部を形成する工程と、前記第1立上部の先端部を囲むように前記第2立上部の先端部を断面U字状に屈曲して第1折返部を形成する工程と、前記吊子の先端側において前記第1及び第2立上部を断面U字状に共に屈曲して第2折返部を形成する工程とを含む。
また、前記コーティング塗装は、前記吊子の板面に対向するように第1及び第2金属板の板面に施されており、前記はぜ部を加熱した際に、前記コーティング塗装を前記吊子の板面に融着させる。
また、本発明に係る金属屋根における金属板の接合構造は、第1及び第2金属板が建築物の屋根上で接合された金属屋根における金属板の接合構造であって、前記第1及び第2金属板に施されたコーティング塗装と、前記第1及び第2金属板の端部が互いにはぜ締めされて形成され、前記屋根に設けられた吊子に係合されたはぜ部とを備え、前記はぜ部が加熱されることで、前記はぜ部の前記コーティング塗装が、該コーティング塗装に対向する前記はぜ部の板面、及び前記コーティング塗装に対向する前記はぜ部の板面に施されたコーティング塗装の少なくとも一方に融着されている。
また、前記はぜ部は、前記吊子を挟むように前記第1及び第2金属板の端部が前記吊子に沿って屈曲された第1及び第2立上部と、前記第1立上部の先端部を囲むように前記第2立上部の先端部が断面U字状に屈曲された第1折返部と、前記吊子の先端側において前記第1及び第2立上部が断面U字状に共に屈曲された第2折返部とを有している。
また、前記コーティング塗装は、前記吊子の板面に対向するように第1及び第2金属板の板面に施されており、前記はぜ部が加熱された際に、前記コーティング塗装が前記吊子の板面に融着されている。
本発明の金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造によれば、コーティング塗装が施された第1及び第2金属板の端部をはぜ締めすることではぜ部を形成するとともに、このはぜ部を加熱することで、はぜ部のコーティング塗装を、該コーティング塗装に対向するはぜ部の板面、及びコーティング塗装に対向するはぜ部の板面に施されたコーティング塗装の少なくとも一方に融着させるので、より密接に金属板を接合でき、より長期的に雨水の浸入を防止できる。
本発明の実施の形態1による金属屋根における金属板の接合構造を示す斜視図である。 図1の線II−IIに沿う断面図である。 図2の接合構造を形成するための第1工程を示す説明図である。 図3の第1工程の後に行われる第2工程を示す説明図である。 図4の第2工程の後に行われる第3工程を示す説明図である。 本発明の実施の形態2による金属屋根における金属板の接合構造を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による金属屋根における金属板の接合構造を示す斜視図である。図において、金属屋根が施される建築物の屋根1には板状の吊子2が立設されており、この吊子2に係合された状態で第1及び第2金属板3,4が互いに接合されている。第1及び第2金属板3,4は、耐食性及び防水性を向上させるための例えば塩化ビニール等のコーティング塗装5が施されたステンレス鋼板であり、各々の端部が互いにはぜ締めされることで接合されている。後に図を用いて説明するが、はぜ締めとは、短手方向6及び厚さ方向7に沿う第1及び第2金属板3,4の相対的な変位を規制するように、各々の端部が互いを巻き取るように屈曲されるとともに、かしめられるものである。すなわち、はぜ締めされた部分では、第1及び第2金属板3,4の端部が互いに重ね合わされている。なお、図1では、2枚の金属板3,4のみを示しているが、屋根1上には、これら金属板3,4に接合される金属板や、これら金属板3,4と同様に吊子2に係合される金属板が設けられる。
次に、図2は、図1の線II−IIに沿う断面図である。図において、第1及び第2金属板3,4には、各々の端部が互いにはぜ締めされることで、はぜ部10が形成されている。はぜ部10には、第1立上部11、第2立上部12、第1折返部13、及び第2折返部14が設けられている。第1及び第2立上部11,12は、第1及び第2金属板3,4の端部が吊子2を挟むように吊子2に沿って直角に屈曲された部位であり、第1折返部13は、第2立上部12の先端部12aが第1立上部11の先端部11aを囲むように断面U字状に屈曲された部位であり、第2折返部14は、吊子2の先端2a側において第1及び第2立上部11,12が断面U字状に共に屈曲された部位である。
コーティング塗装5は、第1及び第2金属板3,4の表面3a,4aのみに施されており、裏面3b,4bには施されていない片面塗装の金属板である。後に図を用いて説明するが、この片面塗装の金属板で形成したはぜ部10に位置するコーティング塗装5は、はぜ部10が加熱されることで溶融されて、該コーティング塗装5に対向する(接触する)はぜ部10の板面、及び対向する板面に施されたコーティング塗装5に融着されている。具体的には、第2金属板4の先端部4cの表面4aに施されたコーティング塗装5は、第1立上部11に位置する第1金属板3の表面3aに施されたコーティング塗装5と互いに融着されている。また、第1金属板3の先端部3cの表面3aに施されたコーティング塗装5は、第2金属板4の先端部4cの裏面4bに融着されている。つまり、はぜ部10が加熱されることで溶融されたコーティング塗装5によって、はぜ部10内で第1及び第2金属板3,4の端部が互いに一体固着されている。
次に、図3〜図5を用いて、上述した金属板の接合構造を形成するための方法について説明する。図3は、図2の接合構造を形成するための第1工程を示す説明図であり、図4は、図3の第1工程の後に行われる第2工程を示す説明図であり、図5は、図4の第2工程の後に行われる第3工程を示す説明図である。図2の接合構造を形成する場合、まず、図3に示すように、予めコーティング塗装5を施した第1及び第2金属板3,4を吊子2の近傍に配置するとともに、吊子2を挟むように吊子2に沿って第1及び第2金属板3,4の端部を屈曲して第1及び第2立上部11,12を形成する。また、第1立上部11を断面L字状に屈曲するとともに、この第1立上部11を外方から覆うように第2立上部12を断面ク字状に屈曲することで、仮葺き状態を形成する。
仮葺き状態を形成した後に、図4に示すように第1立上部11の先端部11aを囲むように第2立上部12の先端部12aを断面U字状に屈曲して第1折返部13を形成するとともに、図5に示すように、吊子2の先端2a側において前記第1及び第2立上部11,12を断面U字状に共に屈曲して第2折返部14を形成する。これにより、はぜ締めが完了されて、はぜ部10が形成される。
はぜ部10を形成した後に、加熱手段20を用いてはぜ部10を加熱し、このはぜ部10のコーティング塗装5を、図2に示すように対向する板面、及び対向する板面に施されたコーティング塗装5に融着させる。この実施の形態では、加熱手段20は、第1及び第2金属板3,4の短手方向6に沿ってはぜ部10を挟むように配置された一対の照射部20a,20bを有し、この照射部20a,20bからはぜ部10に対して電磁波を照射してはぜ部10を加熱する電磁加熱装置である。なお、加熱手段20は、例えば、ヒータを内蔵した一対の接触子を有し、この接触子が接触されることではぜ部10を加熱できるヒータ装置等でもよい。
このような金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造によれば、第1及び第2金属板3,4の端部がはぜ締めされて形成されたはぜ部10を加熱することで、はぜ部10のコーティング塗装5を、該コーティング塗装5に対向するはぜ部10の板面、及びコーティング塗装5に対向するはぜ部10の板面に施されたコーティング塗装5融着させるので、より密接に金属板を接合でき、より長期的に雨水の浸入を防止できる。具体的には、コーティング塗装5が対向する部位に融着されるので、はぜ部10内の隙間をコーティング塗装5で埋めることができ、より確実に雨水の浸入を防止できる。また、コーティング塗装5が対向する部位に融着されるので、はぜ部10に緩みが生じることを長期的に防止でき、より長期的に雨水の浸入を防止できる。さらに、第1及び第2金属板3,4に一体に設けられたコーティング塗装5を使用するので、別部材である防水部材を使用する場合に比べて、コーティング塗装5の脱落の可能性を小さくでき、より長期的に雨水の浸入を防止できる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2による金属屋根における金属板の接合構造を示す斜視図である。なお、実施の形態1と同等の構成については、同一の符号を付して説明する。実施の形態1では片面塗装の金属板3,4を用いる場合を説明したが、この実施の形態2では、図6に示すように、表面3a,4a及び裏面3b,4bの両面にコーティング塗装5が施された金属板3,4が使用されている。
図6において、第1及び第2金属板3,4には、実施の形態1と同様に各々の端部が互いにはぜ締めされることで、はぜ部10が形成されている。はぜ部10には、第1立上部11、第2立上部12、第1折返部13、及び第2折返部14が設けられている。第1及び第2立上部11,12は、第1及び第2金属板3,4の端部が吊子2を挟むように吊子2に沿って直角に屈曲された部位であり、第1折返部13は、第2立上部12の先端部12aが第1立上部11の先端部11aを囲むように断面U字状に屈曲された部位であり、第2折返部14は、吊子2の先端2a側において第1及び第2立上部11,12が断面U字状に共に屈曲された部位である。
この両面塗装の金属板で形成したはぜ部10に位置するコーティング塗装5は、はぜ部10が加熱されることで溶融される。これにより、互いに対向するはぜ部10のコーティング塗装5が互いに融着されている。具体的には、第2金属板4の先端部4cの表面4a、裏面4bに施されたコーティング塗装5は、第1立上部11に位置する第1金属板3の表面3aに施されたコーティング塗装5に融着され、第1金属板3の先端部3cの表面3aに施されたコーティング塗装5にも融着されている。さらには、第1金属板3の先端部3cの裏面3bに施されたコーティング塗装5は、第2金属板4の第1折返部と第2折返部の裏面4bに施されたコーティング塗装5に融着されている。
また、金属板3,4の裏面3b,4bに施されたコーティング塗装5は、吊子2の板面に対向している。従って、はぜ部10が加熱された際に、コーティング塗装5が吊子2の板面に融着されている。具体的には、第1金属板3の第1立上部11の裏面3bに施されたコーティング塗装5と第2金属板4の第2立上部12の裏面4bに施されたコーティング塗装5とが、吊子2に融着されている。つまり、はぜ部10が加熱されることで溶融されたコーティング塗装5によって、はぜ部10内で第1及び第2金属板3,4の端部、立上部さらには吊子立上部2bが互いに一体固着されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような金属屋根における金属板の接合方法及びその接合構造によれば、はぜ部10が加熱された際に、コーティング塗装5が吊子2の板面に融着されているので、屋根1上でより強固に第1及び第2金属板3,4を固定できる。
なお、実施の形態1では金属板3,4の表面3a,4aにコーティング塗装5が施され、実施の形態2では金属板3,4の両面3a,4a,3b,4bにコーティング塗装5が施される例を説明したが、例えば金属板の表面に耐熱性のコーティングを施すような場合には、接合に用いるコーティング塗装は金属板の裏面のみに施してもよい。このような場合には、コーティング塗装が互いに対向する位置のみに、コーティング塗装を施してもよい。
1 屋根
2 吊子
3,4 第1及び第2金属板
5 コーティング塗装
10 はぜ部
11,12 第1及び第2立上部
13,14 第1及び第2折返部

Claims (6)

  1. 第1及び第2金属板(3,4)を建築物の屋根(1)上で接合するための金属屋根における金属板の接合方法であって、
    コーティング塗装(5)を施した前記第1及び第2金属板(3,4)の端部を互いにはぜ締めして、前記屋根(1)に設けられた吊子(2)に係合されたはぜ部(10)を形成する工程と、
    前記はぜ部(10)を加熱することで、前記はぜ部(10)の前記コーティング塗装(5)を、該コーティング塗装(5)に対向する前記はぜ部(10)の板面、及び前記コーティング塗装(5)に対向する前記はぜ部(10)の板面に施されたコーティング塗装(5)の少なくとも一方に融着させる工程と
    を含むことを特徴とする金属屋根における金属板の接合方法。
  2. 前記はぜ部(10)を形成する工程は、
    前記吊子(2)を挟むように前記吊子(2)に沿って前記第1及び第2金属板(3,4)の端部を屈曲して第1及び第2立上部(11,12)を形成する工程と、
    前記第1立上部(11)の先端部(11a)を囲むように前記第2立上部(12)の先端部(12a)を断面U字状に屈曲して第1折返部(13)を形成する工程と、
    前記吊子(2)の先端(2a)側において前記第1及び第2立上部(11,12)を断面U字状に共に屈曲して第2折返部(14)を形成する工程と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の金属屋根における金属板の接合方法。
  3. 前記コーティング塗装(5)は、前記吊子(2)の板面に対向するように第1及び第2金属板(3,4)の板面に施されており、
    前記はぜ部(10)を加熱した際に、前記コーティング塗装(5)を前記吊子(2)の板面に融着させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属屋根における金属板の接合方法。
  4. 第1及び第2金属板(3,4)が建築物の屋根(1)上で接合された金属屋根における金属板の接合構造であって、
    前記第1及び第2金属板(3,4)に施されたコーティング塗装(5)と、
    前記第1及び第2金属板(3,4)の端部が互いにはぜ締めされて形成され、前記屋根(1)に設けられた吊子(2)に係合されたはぜ部(10)と
    を備え、
    前記はぜ部(10)が加熱されることで、前記はぜ部(10)の前記コーティング塗装(5)が、該コーティング塗装(5)に対向する前記はぜ部(10)の板面、及び前記コーティング塗装(5)に対向する前記はぜ部(10)の板面に施されたコーティング塗装(5)の少なくとも一方に融着されていることを特徴とする金属屋根における金属板の接合構造。
  5. 前記はぜ部(10)は、
    前記吊子(2)を挟むように前記第1及び第2金属板(3,4)の端部が前記吊子(2)に沿って屈曲された第1及び第2立上部(11,12)と、
    前記第1立上部(11)の先端部(11a)を囲むように前記第2立上部(12)の先端部(12a)が断面U字状に屈曲された第1折返部(13)と、
    前記吊子(2)の先端(2a)側において前記第1及び第2立上部(11,12)が断面U字状に共に屈曲された第2折返部(14)と
    を有していることを特徴とする請求項4に記載の金属屋根における金属板の接合構造。
  6. 前記コーティング塗装(5)は、前記吊子(2)の板面に対向するように第1及び第2金属板(3,4)の板面に施されており、
    前記はぜ部(10)が加熱された際に、前記コーティング塗装(5)が前記吊子(2)の板面に融着されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の金属屋根における金属板の接合構造。
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