JP2010221085A - 排ガス処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】排ガス中の水銀及びSOの除去率を高く維持し、かつ、再利用可能なフライアッシュの量を増加させること。
【解決手段】ボイラ火炉1から排出される水銀とSOを含む排ガスを導入する第1の乾式EP21と、第1の乾式EP21から排出される排ガスの熱を回収するGGH熱回収部5と、GGH熱回収部5から排出される排ガスに含まれる水銀を吸着する活性炭を添加する吸着剤添加手段と、活性炭が添加された排ガスを導入する第2の乾式EP25とを備え、第1の乾式EP21内での排ガス温度をSOの露点以上とし、GGH熱回収部5内での排ガス温度を露点以下とするように運転する排ガス処理システムを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排ガス処理システムに関し、特に微粉炭焚きボイラ等の排ガスに含まれる重金属及びSO(三酸化硫黄)の除去に関する。
従来、微粉炭焚きボイラの排ガスは図7のフローに示すように処理されている(特許文献1参照)。図7のボイラ火炉1で微粉炭の燃焼により発生した1600℃以上の排ガスは、ボイラ火炉1の出口付近では1200〜1300℃となり、以降の後部伝熱部2では400℃程度にまで冷却される。その後、脱硝装置3で脱硝触媒によりNO(窒素酸化物)が除去され、エアヒータ4及びGGH(ガス−ガスヒータ)熱回収部5を経由してさらに冷却され、乾式EP(電気集塵器)6で大部分のフライアッシュが捕集される。
次に排ガスは湿式脱硫装置7に導入され、排ガス中のSO2(二酸化硫黄)が除去される。湿式脱硫装置7から排出された排ガスは、GGH再加熱部8で昇温され、煙突9から大気へ排出される。GGH熱回収部5の底部にはフライアッシュの一部が堆積し、抜出ライン10からGGH灰11として排出される。乾式EP6の底部にはフライアッシュの大部分が堆積し、抜出ライン12を経てEP灰13として捕集される。捕集されたフライアッシュは、性状に応じて埋め立て処分されたり、セメント原料等として販売される。
ところで、石炭には有害な水銀が微量に含まれている。水銀は、ボイラ火炉1内で燃焼による高温のために気化して金属水銀の状態になるが、ボイラ火炉1の出口以降では排ガス温度の低下に伴って徐々に酸化水銀に変化する。酸化水銀は吸着性があるため、その一部はフライアッシュに捕捉された状態でGGH熱回収部5及び乾式EP6により排ガス中から除去され、GGH灰11及びEP灰13に含まれた状態で排出される。酸化水銀は水溶性であるため、GGH11及び乾式EP6で除去されなかった酸化水銀は湿式脱硫装置7で液相に溶解し、粒子状水銀は液滴に捕捉されて除去される。
しかし、フライアッシュへの吸着による水銀除去率は20〜40%であり、湿式脱硫装置7における水銀除去率も100%ではないため、煙突9から排出される水銀量を最小限とするためには重金属吸着剤の使用が必要となる。すなわち、GGH熱回収部5と乾式EP6を接続するダクト内に、重金属吸着剤である活性炭を吸着剤ホッパ14から供給ライン15を経由して添加することにより、活性炭で水銀を捕捉し、乾式EP6でフライアッシュとともに排ガス中から除去することにより、水銀除去率を向上させるものである。
一方、石炭に含まれる硫黄分が多い場合、酸性エアロゾルの原因となるSO(三酸化硫黄)の排ガス中での濃度が高くなる。SOは、ボイラ火炉1からガス状で排出され、SO2同様に酸性成分であるが、湿式脱硫装置7においては排ガス温度の低下によりミスト状となるため除去されにくい。この対策として、湿式脱硫装置7の下流にSOの露点(150℃程度)以下で運転される湿式EPを設置することが有効であるが、これは大きな集塵面積と耐食材料を必要とするため、コストが排ガス処理システム全体の4割程度と非常に高い。
そこで、湿式EPを小型化あるいは省略するため、図7の排ガス処理においては、GGH熱回収部5で排ガス温度をSOの露点以下に下げることにより、ガス状のSOを凝縮させてフライアッシュに付着させることにより、乾式EP6においてフライアッシュとともに除去することができる。しかし、排ガス中のSO濃度が高い場合、フライアッシュ表面に大量のSOが付着して水銀をほとんど吸着できなくなることから、大量の重金属吸着剤の添加が必要となる。
国際公開WO2008/78721
前述の従来技術においては以下のような問題がある。すなわち、GGH熱回収部5で排ガス温度を酸露点以下に下げ、また、乾式EP6も酸露点以下で運転することから、排出されるGGH灰11及びEP灰13にはSOが大量に含まれる。また、EP灰13には、水銀を吸着した活性炭も含まれる。SO、水銀、活性炭等の不純物の含有率が高いフライアッシュは再利用できなくなったり、商品価値が低くなったりする。再利用しない場合は、埋め立て等で廃棄しなければならないが、SOや水銀は健康や環境に有害であるため、前処理が必要となる。
本発明が解決しようとする課題は、排ガス中の水銀及びSOの除去率を高く維持し、かつ、再利用可能なフライアッシュの量を増加させることである。
上記課題を解決するため、本発明の排ガス処理システムは、ボイラから排出される重金属と硫黄酸化物を含む排ガスを導入してその排ガスに含まれる粉粒体を捕集する第1の集塵器と、第1の集塵器から排出される排ガスの熱を回収する熱回収部と、熱回収部から排出される排ガスに含まれる重金属を吸着する吸着剤を添加する吸着剤添加手段と、吸着剤が添加された排ガスを導入してその排ガスに含まれる粉粒体を捕集する第2の集塵器とを備え、第1の集塵器内での排ガス温度を三酸化硫黄の露点以上とし、熱回収部内での排ガス温度を露点以下とするように運転することを特徴とする。
本発明によれば、第1の集塵器でSOが付着していない粉流体、主にフライアッシュを捕集し、熱回収部でSOをフライアッシュに付着させて除去することができる。すなわち、一般に、フライアッシュのSO付着量は、SOの露点以上では少なく、露点以下では多くなる。本発明は、この現象を利用して、SO付着量の異なるフライアッシュを別々に捕集している。また、吸着剤を添加する前に熱回収部でフライアッシュにより予めSO除去しておくことで、吸着剤に付着するSOの量を減らし、吸着剤による水銀除去率を高めることができる。
以上のことから、再利用や廃棄の容易な清浄な灰と、SO、水銀、活性炭を含む汚染された灰を別々に回収することができ、フライアッシュの再利用量を増やし、かつ、水銀及びSOの除去率を高く維持することができる。なお、集塵器は2機となるが、1機あたりの集塵量は少なくなるため、大きさはその分小さくすることができる。
上記の場合、第1の集塵器をさらに高温で運転することで、第1の集塵器における集塵率を低くしてフライアッシュの一部を素通りさせることにより、第2の集塵器におけるSO捕集剤として利用することもできる。
また、第1の集塵器に導入される排ガスの一部を第1の集塵器をバイパスして熱回収部に導入する排ガスダクトを備えることもできる。これにより、SO付着量の少ないフライアッシュを熱回収部でのSO除去に利用することができる。また、第1の集塵器で回収した粉粒体の一部を熱回収部に導入される排ガスに添加する循環ラインを備えることもできる。これにより、熱回収部でのSO除去に利用するフライアッシュの量を調節して必要最低限にすることができる。
また、第1の集塵器から排出される排ガスに三酸化硫黄を中和する中和剤を添加する中和剤添加手段を備えることもできる。これにより、第2の集塵器におけるSO除去率が低い場合、カルシウム化合物等の中和剤により除去することができる。中和剤の添加によって汚染灰量はするものの、所望のSO除去率を得ることができる。
また、本発明では、第1の集塵器を乾式電気集塵器又はサイクロンとし、第2の集塵器を乾式電気集塵器又はバグフィルタとすることが望ましい。
本発明によれば、排ガス中の水銀及びSOの除去率を高く維持し、かつ、再利用可能なフライアッシュの量を増加させることができる。
本発明による微粉炭焚きボイラの排ガス処理システムの実施例1のフロー図である。 本発明に関する排ガス温度と灰によるSO除去率の関係を例示する図である。 本発明の効果を例示する図である。 本発明による微粉炭焚きボイラの排ガス処理システムの実施例2のフロー図である。 本発明による微粉炭焚きボイラの排ガス処理システムの実施例3のフロー図である。 本発明による微粉炭焚きボイラの排ガス処理システムの実施例4のフロー図である。 従来の微粉炭焚きボイラの排ガス処理システムの図である。
以下、本発明の微粉炭焚きボイラの排ガス処理システムの実施例を図面を参照して説明する。
実施例1を、図1を参照して説明する。なお、図1のボイラ火炉1から脱硝装置3を経てエアヒータ4まで、また、湿式脱硫装置7からGGH再加熱部を経て煙突9までの構成及び動作は、従来技術として示した図7の同部分と同じなので説明を省略する。
本実施例の特徴部は、エアヒータ4から排出される水銀とSOを含む排ガスを導入して排ガスに含まれる粉粒体、主にフライアッシュを捕集する第1の乾式EP21と、第1の乾式EP21から排出される排ガスの熱を回収するGGH熱回収部5と、第1の乾式EP21に導入される排ガスの一部を第1の乾式EP21をバイパスしてGGH熱回収部5に導入する排ガスダクト22と、GGH熱回収部5から排出される排ガスに含まれる水銀を吸着する活性炭を添加する吸着剤ホッパ14と、活性炭が添加された排ガスを導入してその排ガスに含まれる粉粒体、主に活性炭及びフライアッシュを捕集する第2の乾式EP25とで構成されている。
また、第1の乾式EP21をSOの露点(150℃)以上の160℃〜180℃で運転し、GGH熱回収部5内の排ガス温度が露点以下になるようにGGH熱回収部5を運転し、第2の乾式EP25をSOの露点以下で運転するように構成されている。
このように構成される本実施例の動作について説明する。第1の乾式EP21は、エアヒータ4から導入された排ガス中に含まれるフライアッシュを抜き出しライン23を経てEP灰24として捕集する。ここで排ガス中の多くのフライアッシュが捕集される。第1の乾式EP21はSOの露点以上で運転されており、フライアッシュに付着するSOが少なくなるので、EP灰24のSO含有率は低くなる。
また、排ガスダクト22は、エアヒータ4からの排ガスの一部を熱回収部5に導入することで、SO付着量の少ないフライアッシュをSO吸着剤として熱回収部5に供給している。
GGH熱回収部5は、第1の乾式EP21及び排ガスダクト22から導入された排ガスの熱を回収する。また、GGH熱回収部5の底部にはフライアッシュの一部が堆積し、抜出ライン10からGGH灰11として排出される。GGH熱回収部5は、排ガス温度が露点以下になるように運転されており、フライアッシュに付着するSOが多くなるので、GGH灰11のSO含有率は高くなる。
第2の乾式EP25は、活性炭が添加された排ガスを導入し、その排ガスに含まれる活性炭及び、第1の乾式EP21とGGH熱回収部5で捕集されなかったフライアッシュを、抜き出しライン26を経てEP灰27として捕集する。第2の乾式EP25はSOの露点以下で運転されており、活性炭及びフライアッシュに付着するSOが多くなるので、EP灰24のSO含有率は高くなる。
ここで、乾式EPの温度とフライアッシュによる排ガス中のSO除去特性の関係を、図2を用いて説明する。ハッチングで示したように、SO除去率は温度の低下に伴って上昇する。特に、温度の低下に伴い、SOの露点である150℃付近で急激に除去率が上昇し、100℃以下では99%以上の除去率となる。
一方、200℃付近では10〜20%の除去率となる。すなわち、乾式EPで捕集されるフライアッシュのSO付着量は、酸露点以上では少なく、酸露点以下では多くなる。本発明は、この現象を利用して、SO付着量の異なるフライアッシュを別々に回収する。
ところで、図2で示した温度とSO除去率の関係は、パイロットスケールの設備による試験結果である。このときの乾式EP入口の排ガス中のフライアッシュ濃度は、2〜4g/mNであり、実機の約10g/mNよりもかなり少ないフライアッシュ量であっても、100℃以下では高いSO除去率が得られている。よって、火炉ボイラ1から排出されるフライアッシュの全量を酸露点以下の乾式EPに導入しなくても、十分なSO除去率が達成できる。
また、GGH熱回収部5において排ガス温度を酸露点以下に下げることにより、腐食が懸念されるところであるが、排ガス中のフライアッシュ量がSO量の6倍以上であれば、灰による中和作用で腐食は問題とならないことが確認されている。これは、例えばGGH熱回収部5の上流でフライアッシュを7割除去して、GGH熱回収部5に入るフライアッシュ量が3割(約3g/mN)に減ったとしても、微粉炭焚ボイラ排ガスで想定される最大SO濃度100ppm(約0.4g/mN)の7.5倍であり、腐食を防止できるレベルである。
ここで、本実施例により捕集した灰中のSO、水銀、活性炭の濃度を、従来技術と比較して図3に示す。図3に示すように、従来技術で捕集したGGH灰11とEP灰13のSO含有率の差と、本実施例で捕集したEP灰24とGGH灰11とEP灰27のSO含有率の差とは明らかな違いがあり、本実施例では、SO含有率の少ない灰を回収できていることが分かる。
以上説明したように本実施例によれば、第1の乾式EP21内での排ガス温度をSOの露点以上とし、熱回収部5内での排ガス温度を露点以下とするように運転することにより、再利用や廃棄の容易な清浄な灰と、SO、水銀、活性炭を含む汚染された灰を別々に回収することができ、フライアッシュの再利用量を増やし、かつ、水銀及びSOの除去率を高く維持することができる。
実施例2を、図4を用いて説明する。実施例1との違いは、第1の乾式EP21を200℃以上の高温で運転することと、排ガスダクト22を除いたことである。一般に、乾式EPは、運転温度が高いほど集塵率が低下する。本実施例においては、第1の乾式EP21を高温にして集塵率を意図的に低く抑え、フライアッシュの一部を素通りさせることにより、第2の乾式EP25におけるSO捕集剤として利用する。本実施例では、実施例1と比較して、系統がシンプルとなる。
実施例3を、図5を用いて説明する。本実施例では、第1の乾式EP21によりSO付着量の少ないフライアッシュを全量捕集する。そして、抜き出しライン23を分岐して灰循環ライン29を設け、フライアッシュの一部をGGH熱回収部5に導入される排ガスに添加する。本実施例においては、第2の乾式EP25にSO捕集剤として供給するフライアッシュ量を調整して必要最低限とすることができるため、フライアッシュの再利用率を最大限にすることができる。
実施例4を、図6を用いて説明する。第2の乾式EP25におけるSO除去率が低い場合、カルシウム化合物等の中和剤を中和剤ホッパ30から供給ライン31を経由してGGH加熱部5の入口に吹き込むことによりSOを除去する。本実施例では中和剤の添加によって汚染灰量は若干増加するものの、所望のSO除去率を得ることができる。
以上、実施例1乃至4について説明したが、本発明は、これらに限らず適宜構成を変更して適用することができる。例えば、中和剤ホッパ30は実施例1乃至3に設けても実施例4と同様の効果を得ることができる。
また、酸露点以上で運転する集塵器としては、乾式EPのほかにサイクロン等が使用でき、酸露点以下で運転する集塵器としては、乾式EPのほかにバグフィルタ等が使用できる。
1 ボイラ火炉
3 脱硝装置
4 エアヒータ
5 GGH熱回収部
6 乾式EP
7 湿式脱硫装置
8 GGH再加熱部
9 煙突
14 吸着剤ホッパ
21 第1の乾式EP
22 排ガスダクト
25 第2の乾式EP
29 灰循環ライン
30 中和剤ホッパ

Claims (5)

  1. ボイラから排出される重金属と硫黄酸化物を含む排ガスを導入して該排ガスに含まれる粉粒体を捕集する第1の集塵器と、該第1の集塵器から排出される排ガスの熱を回収する熱回収部と、該熱回収部から排出される排ガスに含まれる重金属を吸着する吸着剤を添加する吸着剤添加手段と、前記吸着剤が添加された排ガスを導入して該排ガスに含まれる粉粒体を捕集する第2の集塵器とを備え、
    前記第1の集塵器内での排ガス温度を三酸化硫黄の露点以上とし、前記熱回収部内での排ガス温度を前記露点以下とするように運転する排ガス処理システム。
  2. 請求項1に記載の排ガス処理システムにおいて
    前記第1の集塵器に導入される排ガスの一部を前記第1の集塵器をバイパスして前記熱回収部に導入する排ガスダクトを備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の排ガス処理システムにおいて、
    前記第1の集塵器で回収した粉粒体の一部を前記熱回収部に導入される排ガスに添加する循環ラインを備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の排ガス処理システムにおいて、
    前記第1の集塵器から排出される排ガスに前記三酸化硫黄を中和する中和剤を添加する中和剤添加手段を備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の排ガス処理システムにおいて、
    前記第1の集塵器を乾式電気集塵器又はサイクロンとし、前記第2の集塵器を乾式電気集塵器又はバグフィルタとすることを特徴とする排ガス処理システム。
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