JP2010220683A - ドレープと、ドレープを有する内視鏡装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ドレープが被覆体に絡むことを防止し、内視鏡のねじり操作を阻害することがないドレープと、このドレープを有する内視鏡装置とを提供すること。
【解決手段】 ドレープ120は、内視鏡20と接続し、内視鏡20を駆動させる駆動部40と、駆動部40を介して内視鏡20を保持する保持部60と、内視鏡20と接続し、駆動部40側と保持部60側とに配置される軟性体87とからなる被覆体89を覆う。このドレープ120は、内視鏡20に配設される挿入部21が内視鏡20の長手軸方向の周方向に回転した際に、ドレープ120が被覆体89に絡むことを防止する絡み防止機構130を具備している。内視鏡装置1は、このドレープ120を有している。
【選択図】 図1
【解決手段】 ドレープ120は、内視鏡20と接続し、内視鏡20を駆動させる駆動部40と、駆動部40を介して内視鏡20を保持する保持部60と、内視鏡20と接続し、駆動部40側と保持部60側とに配置される軟性体87とからなる被覆体89を覆う。このドレープ120は、内視鏡20に配設される挿入部21が内視鏡20の長手軸方向の周方向に回転した際に、ドレープ120が被覆体89に絡むことを防止する絡み防止機構130を具備している。内視鏡装置1は、このドレープ120を有している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ドレープと、ドレープを有する内視鏡装置とに関する。
一般に内視鏡装置は、患部を観察及び処置する内視鏡と、内視鏡に配設される操作部と、ユニバーサルコードと、ユニバーサルコードに配設され、光源装置及び制御装置に接続するコネクタと、を有している。
このような内視鏡(操作部と挿入部)は、体腔内の体液に触れることで汚れるため、洗浄する必要がある。しかし、体液によって汚れないユニバーサルコードとコネクタとを含め内視鏡全体を洗浄するため、内視鏡の洗浄には手間が発生している。
また内視鏡が電動湾曲内視鏡である場合、電動湾曲内視鏡は、内視鏡と、内視鏡に配設される操作部と、内視鏡と接続し、内視鏡を駆動させる駆動部と、駆動部を介して内視鏡を保持する保持部と、ユニバーサルコードと、ユニバーサルコードに配設され、光源装置及び制御装置に接続するコネクタと、を有している。内視鏡は、上述したように体液などで汚れるため、洗浄する必要がある。これにより上述したような手間が掛かる。そのため内視鏡が電動湾曲内視鏡である場合、内視鏡は、駆動部から切り離され、洗浄される。これにより従来の内視鏡装置と比較して洗浄工程が削減されている。
また内視鏡の挿入部が体内から抜去された際に、体腔内の体液が駆動部と保持部とに付着し、駆動部と保持部とが汚れないように、電動湾曲内視鏡を有する内視鏡装置は、汚れを防止するドレープをさらに有している。
ドレープは、駆動部と、保持部と、ユニバーサルコードと、内視鏡に接続する送気送水吸引チューブとを覆う。
ユニバーサルコードと送気送水吸引チューブとは、軟性体である。駆動部と、保持部と、ユニバーサルコードと、送気送水吸引チューブとは、ドレープによって被覆される被覆体である。ドレープの先端は、内視鏡に着脱自在に直接的に固定されている。
駆動部と保持部とは、上述したドレープによって覆われている。そのため、駆動部と保持部との洗浄が不要となり、洗浄工程が削減されている。このとき軟性体は、駆動部と保持部と共に、ドレープによって覆われている。
なお上述した内視鏡を有する内視鏡装置も、電動湾曲内視鏡の場合と同様のドレープを有している場合がある。
例えば特許文献1には、体腔内に挿入するために穿刺されるトラカール等の穿刺位置や必要とされる手術器具の可動範囲の異なる色々な手術に適用できる適用範囲の広い医療器具の保持装置が開示されている。
また例えば特許文献2には、硬性鏡を露出させつつ撮像装置を滅菌袋で覆う内視鏡システムが開示されている。
また例えば特許文献3には、滅菌状態を確保しながら、術中に種々の術具を簡便に交換可能で、手術効率を向上させることができる医療器具保持装置が開示されている。
上述した電動湾曲内視鏡を含む内視鏡を体腔内に挿入する際に、または電動湾曲内視鏡を含む内視鏡が患部を例えば観察及び処置する際、挿入部をねじる必要が生じる。これにより挿入部と共に、被覆体もねじれることとなる。このときドレープは、内視鏡に着脱自在に直接固定されている。そのため被覆体がねじれた際、ドレープもねじれてしまう。
これによりドレープは被覆体に絡み、内視鏡のねじり操作が阻害されてしまう。
そのため本発明は、上記課題を鑑みて、ドレープが被覆体に絡むことを防止し、内視鏡のねじり操作を阻害することがないドレープと、このドレープを有する内視鏡装置とを提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、内視鏡と接続し、前記内視鏡を駆動させる駆動部と、前記駆動部を介して前記内視鏡を保持する保持部と、前記内視鏡と接続し、前記駆動部側と前記保持部側とに配置される軟性体とからなる被覆体を覆うドレープであって、前記内視鏡に配設される挿入部が前記内視鏡の長手軸方向の周方向に回転した際に、前記ドレープが前記被覆体に絡むことを防止する絡み防止機構を具備することを特徴とするドレープを提供する。
本発明は目的を達成するために、上述したドレープを有する内視鏡装置を提供する。
本発明によれば、ドレープが被覆体に絡むことを防止し、内視鏡のねじり操作を阻害することがないドレープと、このドレープを有する内視鏡装置とを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1乃至図18Cを参照して一実施形態について説明する。図1は、内視鏡装置1の斜視図である。
図1に示すように内視鏡装置1は、患部を観察及び処置する内視鏡20と、内視鏡20と接続し、内視鏡20を駆動させる駆動部40と、駆動部40を介して内視鏡20を保持する保持部60と、内視鏡20の周辺装置(装置本体)80と、患者が載置される例えばベッド90と、内視鏡20によって撮像された画像を表示する表示部100と、駆動部40と、保持部60と、周辺装置80と内視鏡20とに接続するユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとを覆うドレープ120とを有している。
図1乃至図18Cを参照して一実施形態について説明する。図1は、内視鏡装置1の斜視図である。
図1に示すように内視鏡装置1は、患部を観察及び処置する内視鏡20と、内視鏡20と接続し、内視鏡20を駆動させる駆動部40と、駆動部40を介して内視鏡20を保持する保持部60と、内視鏡20の周辺装置(装置本体)80と、患者が載置される例えばベッド90と、内視鏡20によって撮像された画像を表示する表示部100と、駆動部40と、保持部60と、周辺装置80と内視鏡20とに接続するユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとを覆うドレープ120とを有している。
内視鏡20は、電動湾曲内視鏡を含む。内視鏡20は、細長い挿入部21と、挿入部21とは別体であり挿入部21を操作する操作部22とを有している。挿入部21は、患者の体内等に挿入され、患部を観察及び処置する。挿入部21は、洗浄可能である。操作部22は、操作者に保持操作される。操作部22は、電気コード22aを介して、周辺装置80における後述する制御装置81と接続している。
駆動部40は、挿入部21の先端21aを湾曲させるために、内視鏡20を駆動させる。駆動部40は、挿入部21に、より詳細には挿入部21の基端である内視鏡20の基端20bに着脱自在に接続する。
内視鏡20と駆動部40とは、挿入部21が体腔内に挿入され、内視鏡20が患部を例えば観察及び処置する際、ねじれ可能である。ねじれとは、内視鏡20の長手軸方向の周方向に回転することを示す。
保持部60は、駆動部40を介して内視鏡20を保持する保持本体部61と、保持本体部61を支持するアーム部62とを有している。
保持本体部61は、内視鏡20の長手軸方向の周方向に内視鏡20を回転可能となるように、駆動部40の基端40a側または先端40b側のいずれかを保持している。本実施形態では、図2Bに示すように保持本体部61は、先端40bを保持している。
図1に示すようにアーム部62は、軸アーム62aと、水平アーム62bと、バランスアーム62cと、ジンバルアーム62dとを有している。軸アーム62aと水平アーム62bと、及び水平アーム62bとバランスアーム62cと、及びバランスアーム62cとジンバルアーム62dとは、互いに連結している。バランスアーム62cは、リンク機構を有しており、ジンバルアーム62dを上下方向に移動可能である。ジンバルアーム62dは、ジンバル機構を有している。
バランスアーム62cには、後述するユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとをガイドするガイド部63が配設されている。言い換えると、ガイド部63は、ユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとをガイド部63に挿通可能となるようにユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとを保持している。
アーム部62は、水平アーム62bと、バランスアーム62cにおけるリンク機構と、ジンバルアーム62dとによって、保持本体部61と駆動部40とを介して内視鏡20を水平方向及び上下方向に移動させる。またアーム部62は、ジンバルアーム62dのジンバル機構によって保持本体部61の中心を基点として、前後左右の回転を可能としている。
周辺装置80は、内視鏡装置1全体を制御する制御装置81と、内視鏡20が患部を観察する際に内視鏡20を通じて光を出射する光源装置82と、体腔内に送気送水吸引し、内視鏡20を湾曲させるために駆動部40を駆動させる送気送水吸引駆動装置83と、制御装置81と光源装置82と送気送水吸引駆動装置83とのための架台84とを有している。
制御装置81は、接続ケーブル86aと接続するコネクタ81aを有している。制御装置81は、接続ケーブル86aによって光源装置82と接続し、電気コード22aを介して操作部22と接続している。
光源装置82は、ライトガイド等のユニバーサルコード86bのコネクタ86cと接続している。光源装置82は、ユニバーサルコード86bによって駆動部40を介して内視鏡20と接続している。ユニバーサルコード86bは、コネクタ86cによって光源装置82と接続し、内視鏡20と接続している。ユニバーサルコード86bは、光源装置82が内視鏡20に向けて光を出射し、制御装置81が内視鏡20を制御するためのコードである。
送気送水吸引駆動装置83は、送気送水吸引チューブ86dによって駆動部40を介して内視鏡20と接続している。送気送水吸引チューブ86dは、送気送水吸引駆動装置83が内視鏡20に送気送水吸引するためのチューブである。また送気送水吸引駆動装置83は、吸引チューブ86eによって吸引器85と接続している。
ユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとは、軟性を有する軟性体87である。軟性体87は、内視鏡20と接続し、駆動部40側と保持部60側とに配置される。
ドレープ120は、上述したように少なくとも、駆動部40と、ガイド部63と、バランスアーム62cと含む保持部60と、軟性体87とを外部に露出させないように覆っていればよく、さらに軸アーム62aと水平アーム62bとを覆っていてもよい。駆動部40と、保持部60と、軟性体87と、ガイド部63と、バランスアーム62cとは、ドレープ120によって被覆される被覆体89である。
ドレープ120の先端121は、被覆体89が体液などで汚れないように、ドレープ120が被覆体89を覆うことができる位置に配設されている。
本実施形態では、図2Aと図2Bと図2Cとに示すように先端121は、例えば内視鏡20の洗浄可能な部分に配設されており、より詳細には、内視鏡20の基端20bに着脱自在に配設されている。
またドレープ120の基端123は、例えばバランスアーム62cに着脱自在に配設されている。
このドレープ120は、挿入部21がねじれた際に、ドレープ120が被覆体89に絡むことを防止する絡み防止機構130を有している。
この絡み防止機構130は、図1と図2A乃至図2Cとに示すようにドレープ120が被覆体89に絡むことを防止するために、挿入部21がねじれた際に、先端121側にて、ドレープ120を内視鏡20(内視鏡装置1)に対して内視鏡20の長手軸方向の周方向に摺動させる摺動機構140と、図1と図11とに示すようにドレープ120が被覆体89に絡むことを防止するために、挿入部21がねじれた際に、基端123側にて、被覆体89がドレープ120を挿通するように被覆体89を保持する挿通保持機構160とを有している。
図2A乃至図2Cに示すように摺動機構140は、先端121の開口部121aの縁121bに沿って配設されるリング部材141と、挿入部21がねじれた際に、リング部材141に対して、リング部材141に密着した状態で内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動する摺動部143とを有している。
リング部材141は、摺動部143がリング部材141に対して内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動自在となり、摺動部143が密着するように嵌め込まれる部材である。リング部材141は、縁121bに着脱自在である。本実施形態において、リング部材141の断面は、矩形形状である。
本実施形態において、摺動部143は、基端20bに配設され、内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って、基端20bの全面に形成されている。摺動部143は、矩形形状の凹部(溝)である。
本実施形態において、リング部材141は、例えば樹脂等の軟性部材である。
なおリング部材141の断面は矩形形状である必要はなく、また摺動部143は矩形形状の凹部であることに限定される必要はない。
Vol.1(図3A乃至図3C参照)
例えばリング部材141は凹形状の断面を有する凹部であり、摺動部143は矩形形状の突起(凸部)である。摺動部143は、基端20bと一体である。
例えばリング部材141は凹形状の断面を有する凹部であり、摺動部143は矩形形状の突起(凸部)である。摺動部143は、基端20bと一体である。
Vol.2(図4A乃至図4C参照)
またリング部材141の断面は略三角形形状であり、例えば摺動部143は略三角形形状の凹部(溝)である。なおこの場合、図示はしないが、リング部材141は略三角形形状の断面を有する凹部であり、摺動部143は略三角形形状の凸部であってもよい。
またリング部材141の断面は略三角形形状であり、例えば摺動部143は略三角形形状の凹部(溝)である。なおこの場合、図示はしないが、リング部材141は略三角形形状の断面を有する凹部であり、摺動部143は略三角形形状の凸部であってもよい。
Vol.3(図5A乃至図5C参照)
またリング部材141の断面は球形形状であり、例えば摺動部143は半円形形状の凹部(溝)である。
またリング部材141の断面は球形形状であり、例えば摺動部143は半円形形状の凹部(溝)である。
Vol.4(図6A乃至図6C参照)
また例えばリング部材141は中空の半円形形状の断面を有する凹部であり、摺動部143は半円形形状の突起(凸部)である。摺動部143は、基端20bと一体である。
また例えばリング部材141は中空の半円形形状の断面を有する凹部であり、摺動部143は半円形形状の突起(凸部)である。摺動部143は、基端20bと一体である。
Vol.5(図7A乃至図7C参照)
また例えばリング部材141の断面は凹形状であり、リング部材141は、Vol.1のリング部材141と略同じ形状を有している。摺動部143は、基端20bと別体であり、凸形状の断面を有するリング部材(凸部)である。この場合、摺動部143は、基端20bに配設される溝20dに嵌め込まれる。
また例えばリング部材141の断面は凹形状であり、リング部材141は、Vol.1のリング部材141と略同じ形状を有している。摺動部143は、基端20bと別体であり、凸形状の断面を有するリング部材(凸部)である。この場合、摺動部143は、基端20bに配設される溝20dに嵌め込まれる。
Vol.6(図8A乃至図8C参照)
また例えばリング部材141は、中空の半円形形状の凹部であり、Vol.4のリング部材141と略同じ形状である。摺動部143は、基端20bと別体であり、略D字形状の断面を有するリング部材(凸部)である。この場合、摺動部143は、溝20dに嵌め込まれる。
また例えばリング部材141は、中空の半円形形状の凹部であり、Vol.4のリング部材141と略同じ形状である。摺動部143は、基端20bと別体であり、略D字形状の断面を有するリング部材(凸部)である。この場合、摺動部143は、溝20dに嵌め込まれる。
Vol.1乃至Vol.6において、リング部材141と摺動部143とは、例えば樹脂等の軟性部材である。
図2A乃至図2Cに示す構造と、Vol.1乃至Vol.6に示す構造とにおいて、リング部材141と摺動部143との一方は、リング部材141と摺動部143との他方が一方に密着した状態で内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動するように嵌め込まれる形状を有している。
Vol.7(図9A乃至図9C参照)
また例えば摺動部143は、矩形形状の突起(凸部)であり、基端20bと一体である。このときリング部材141は、摺動部143が摺動可能となるように、且つリング部材141が摺動部143に密着して載置できる断面形状を有している。この断面形状は、例えば矩形形状である。なお先端40bと摺動部143との間には、空間部145が配設されている。なお摺動部143が先端40b側に配設され、空間部145が配設されず、リング部材141が摺動部143と先端40bとに摺動可能に挟まれていてもよい。
また例えば摺動部143は、矩形形状の突起(凸部)であり、基端20bと一体である。このときリング部材141は、摺動部143が摺動可能となるように、且つリング部材141が摺動部143に密着して載置できる断面形状を有している。この断面形状は、例えば矩形形状である。なお先端40bと摺動部143との間には、空間部145が配設されている。なお摺動部143が先端40b側に配設され、空間部145が配設されず、リング部材141が摺動部143と先端40bとに摺動可能に挟まれていてもよい。
Vol.8(図10A乃至図10C参照)
また例えば摺動部143は、基端20bと別体であり、矩形形状の断面を有するリング部材(凸部)である。この場合、摺動部143は、溝20dに嵌め込まれ、基端20bと共に摺動する。このときリング部材141は、摺動部143が摺動可能となるように、且つリング部材141が摺動部143に密着して載置できる断面形状を有している。この断面形状は、例えば矩形形状である。なお先端40bと摺動部143との間には、空間部145が配設されている。なお摺動部143が先端40b側に配設され、空間部145が配設されず、リング部材141が摺動部143と先端40bとに摺動可能に挟まれていてもよい。リング部材141は、Vol.7のリング部材141と略同じ形状を有している。
また例えば摺動部143は、基端20bと別体であり、矩形形状の断面を有するリング部材(凸部)である。この場合、摺動部143は、溝20dに嵌め込まれ、基端20bと共に摺動する。このときリング部材141は、摺動部143が摺動可能となるように、且つリング部材141が摺動部143に密着して載置できる断面形状を有している。この断面形状は、例えば矩形形状である。なお先端40bと摺動部143との間には、空間部145が配設されている。なお摺動部143が先端40b側に配設され、空間部145が配設されず、リング部材141が摺動部143と先端40bとに摺動可能に挟まれていてもよい。リング部材141は、Vol.7のリング部材141と略同じ形状を有している。
Vol.7とVol.8とにおいて、リング部材141と摺動部143とは、例えば金属などの硬質部材でもよい。
またVol.7とVol.8とに示す構造において、摺動部143は、凸部である。このときリング部材141は、摺動部143が内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動可能となるように、且つリング部材141が前記摺動部143に密着して載置できる断面形状を有している。
挿通保持機構160は、被覆体89を保持する被覆体保持部161と、基端123を被覆体保持部161に着脱自在に固定する固定部165とを有している。
図11に示すように被覆体保持部161は、ドレープ120とは別体である。被覆体保持部161は、バランスアーム62c(保持部60)に固定する保持部固定部であるアーム固定部161aと、軟性体87が軟性体の長手軸方向に沿って自在に進退移動でき、軟性体87が軟性体87の長手軸方向に対する周方向に回動可能となるように、軟性体87を保持する軟性体保持部161bとを有している。
被覆体保持部161は、バランスアーム62cを予めアーム固定部161aに挿通させることで、アーム部62に予め配設されている。
アーム固定部161aと軟性体保持部161bとは、それぞれ開口部である。
軟性体保持部161bは、被覆体保持部161の側面161eに向って開口している開口部161fを有している。軟性体87は、開口部161fを通じて軟性体保持部161bに挿入される。このとき軟性体保持部161bは、上述したように軟性体87を保持する。つまり軟性体保持部161bは、軟性体87を軟性体87の長手軸方向に進退自在に挿通させ、且つ軟性体87を軟性体87(内視鏡20)の長手軸方向に対する周方向に回動させるように、軟性体87を保持する。
固定部165は、基端123側の開口部123aの縁123bに形成されており、ドレープ120と一体である。固定部165は、例えば図12に示すようなゴム、または図13A乃至図13Bと図14A乃至図14Dと図15A乃至図15Dに示すような紐などである。なお図14Dでは、図示の簡略化のために、軟性体87の図示を省略している。
なお固定部165が紐である場合、図13Aと図13Bとに示すように開口部123aが1本の紐によって被覆体保持部161に絞られると、開口部123aの絞りに偏りが生じる。この偏りを防止するために、図14A乃至図14Dに示すように2本の紐が用いられる。紐がそれぞれ左右に引っ張られることで、偏りが解消され、均一な絞りが可能となる。
なお紐が用いられる場合、図15A乃至図15Dに示すように基端123は、先端121側に所望な長さ折り返され、止められる。この折り返し部123cに紐である固定部165が挿通される。
なお軟性体保持部161bは、ユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとを軟性体87として一纏めに保持しているがこれに限定する必要はなく、図16Aに示すようにユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとをそれぞれ個別に保持してもよい。この場合、軟性体保持部161bは、ユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとをそれぞれガイドするガイド部161gを有している。
なおこの場合、軟性体保持部161bは、図16Bに示すように、軟性体保持部161bに回転可能に嵌まり込む回転保持体161hを有していてもよい。回転保持体161hは、上述したガイド部161gを有しており、内視鏡20がねじられ、軟性体87がねじられることで、軟性体保持部161bに保持された状態で、回転保持体161hの中心軸を中心に軟性体87の長手軸方向の周方向に回転する。
なお図16Cに示すように固定部165は、予め側面161eに配設され、縁123bを挟み込む挟み込み機構167であってもよい。
また図17A乃至図17Cに示すように挿通保持機構160は、ドレープ120と一体となるように、予め基端123に配設されていてもよい。この場合、固定部165は上記同様に縁123bに形成されており、被覆体保持部161は固定部165によってドレープ120に一体となって取り付けられている。固定部165は、例えばのり付けなどである。
またこの場合、被覆体保持部161は、図17Cに示すように例えば2つに着脱自在に分割可能である。言い換えると、被覆体保持部161は、着脱自在に半割り可能である。被覆体保持部161が2つに分割した際、アーム固定部161aと軟性体保持部161bとはそれぞれ例えば2つの半円形状に分割する。また被覆体保持部161が一体となった際、アーム固定部161aはバランスアーム62c(保持部60)を挿通させ保持するようにバランスアーム62cを挟み込み、軟性体保持部161bは軟性体87を挿通させ保持するように軟性体87を挟み込む。
次に本実施形態の動作方法について説明する。
アーム固定部161aはバランスアーム62cを保持し、被覆体保持部161はアーム部62に予め配設されている。
アーム固定部161aはバランスアーム62cを保持し、被覆体保持部161はアーム部62に予め配設されている。
また保持本体部61は、先端40bを保持している。駆動部40には、内視鏡20が接続している。
挿通保持機構160において、駆動部40と内視鏡20とに接続している軟性体87は、開口部161fを通じて軟性体保持部161bによって保持される。このとき軟性体87は、軟性体87の長手軸方向に沿って軟性体保持部161bを自在に進退移動でき、軟性体87の長手軸方向に対する周方向に回動可能となる。またこのとき軟性体87は、ガイド部63によって保持される。
また挿通保持機構160において、基端123は、固定部165によって側面161eに固定される。このとき、固定部165は、上述したように例えばゴムや紐などである。
また摺動機構140において、先端121は、基端20bに配設される。
詳細には、リング部材141は、摺動部143に摺動自在に嵌め込まれる。
このときドレープ120は、被覆体89を覆う。
詳細には、リング部材141は、摺動部143に摺動自在に嵌め込まれる。
このときドレープ120は、被覆体89を覆う。
挿入部21が体腔内に挿入され、挿入部21がねじれると、挿入部21に配設される摺動部143もねじれる。このとき摺動部143は、リング部材141を摺動する。
そのため、ドレープ120は、内視鏡20とともにねじれることなく、窄むことなく、被覆体89に絡まらない。
また挿通保持機構160において、軟性体保持部161bが軟性体87を挿通させるように保持している。そのために、内視鏡20がねじれ、ユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとがねじれても、軟性体87におけるユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとは、絡まない。またドレープ120は、内視鏡20とともにねじれることなく、窄むことなく、被覆体89に絡まらない。
このようにドレープ120は、内視鏡20とともにねじれることなく、窄むことなく、被覆体89に絡まらない。つまりドレープ120は、絡み防止機構130によって、被覆体89に絡むことを防止される。そのため内視鏡20のねじり操作は、ドレープ120によって阻害さることはない。
またドレープ120は、被覆体89を覆う。そのため、挿入部21が体腔内から抜去された際に、ドレープ120は、体腔内の体液が被覆体89に付着しないように、及び被覆体89が体液によって汚れないように、被覆体89を保護する。
このように本実施形態では、絡み防止機構130における摺動機構140によって、ドレープ120を内視鏡20(内視鏡装置1)に対して内視鏡20の長手軸方向の周方向に摺動させ、ドレープ120が被覆体89に絡むことを防止している。そのため本実施形態では、ドレープ120によって内視鏡20のねじり操作を阻害することがない。
また本実施形態では、挿通保持機構160(軟性体保持部161b)によって、ユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとの前後移動を固定部165によって阻害されることを防止させることができる。
また本実施形態では、ドレープ120によって被覆体89を覆うことができるために、被覆体89に体液が付着することを防止でき、被覆体89が体液によって汚れることを防止することができる。これにより本実施形態では、洗浄の作業工程を減らすことができ、洗浄の手間を減らすことができる。
また本実施形態では、矩形形状の凹部(溝)である摺動部143と、断面が矩形形状のリング部材141とにおいて、摺動部143をリング部材141に嵌め込むことで、ドレープ120内の密封性を高度に確保することができる。
この点は、上述したVol.1乃至Vol.6についても同様である。
またVol.7とVol.8とにおいて、リング部材141は摺動部143に載置するのみでよいために、先端121を容易に基端20bに配設することができる。このとき先端40bと摺動部143との間には、空間部145が配設されていても、配設されていなくてもよい。これにより本実施形態では、ドレープ120の取り付けを簡易且つ素早くすることができる。
また本実施形態では、固定部165によって基端123を容易に被覆体保持部161に固定することができる。
図12に示すように例えば固定部165がゴムである場合、本実施形態では、基端123を容易且つ素早く被覆体保持部161に固定することができる。
また図14A乃至図14Cと図15A乃至図15Dとに示すように固定部165が例えば紐である場合、基端123は、先端121側に折り返され、止められる。この折り返し部123cに紐が挿通される。また紐がそれぞれ左右に引っ張られることで、偏りが解消され、均一な絞りが可能となる。このように固定部165が例えば紐である場合、本実施形態では、簡易な構成で、基端123を容易且つ素早く被覆体保持部161に固定することができる。
また図16Aに示すように軟性体保持部161bがガイド部161gを有している場合、本実施形態では、ユニバーサルコード86bと送気送水吸引チューブ86dとの絡みをより防止することができ、内視鏡20のねじり操作を阻害することがない。
この点は、図16Bに示すように軟性体保持部161bが回転保持体161hを有している場合でも同様である。
また図16Cに示すように固定部165が挟み込み機構167である場合、本実施形態では基端123と被覆体保持部161とをより容易且つ短時間に固定することができる。
また図17A乃至図17Cに示すように被覆体保持部161が固定部165によってドレープ120(基端123)に一体となって取り付けられている場合、本実施形態では、被覆体保持部161に基端123を固定する手間を省くことができる。
また図17A乃至図17Cに示すように被覆体保持部161が例えば2つに着脱自在に分割可能である場合、本実施形態ではアーム固定部161aによってバランスアーム62cを挟み込み保持でき、軟性体保持部161bによって軟性体87を挟み込み保持できる。よって本実施形態では、それぞれを保持させる手間を減らすことができる。
なお図18A乃至図18Cに示すように駆動部40の先端40bには、面取りが形成されている。つまり駆動部40は、中端40c側から先端40bに向けて縮径しており、テーパ形状を有している。
この場合、図18A乃至図18Cに示すように駆動部40の基端40aは、円柱形状、四角柱形状、または六角柱形状のいずれかを有していてもよい。
これにより先端121が基端20bに配設されている場合、ドレープ120が駆動部40のエッジに当接することが防止される。よって本実施形態では、内視鏡20とともに駆動部40がねじれても、ドレープ120が駆動部40に当接しないために、内視鏡20のねじり操作が阻害されることがない。
なお基端40aは、先端40bに面取りが形成されていれば、形状は限定されない。
次に図19を参照して本発明に係る第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態では、保持本体部61は、先端40bを保持している。
摺動機構140において、摺動部143は、保持本体部61(保持部60)に配設されている。摺動部143の形状とリング部材141の形状とは、第1の実施形態と略同様であるために詳細な説明は省略する。
これにより本実施形態では、第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
また本実施形態では、保持本体部61を介して先端40bに摺動部143を配設しているために、ドレープ120が駆動部40に当接することが防止される。よって本実施形態では、内視鏡20とともに駆動部40がねじれても、ドレープ120が駆動部40に当接しないために、内視鏡20のねじり操作が阻害されることがない。
次に図20A乃至図20Cを参照して本発明に係る第3の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態では、図20Cに示すように、保持本体部61は、基端40aを保持している。
摺動機構140において、例えばリング部材141は、凹形状の断面を有する凹部であり、Vol.1とVol.5とのリング部材141と略同じ形状を有している。摺動部143は、先端40bに配設されている。より詳細には、摺動部143は、先端40bにおいて外向きに形成される駆動部40のフランジ部であり、矩形形状の突起(凸部)である。この場合、摺動部143は、駆動部40(先端40b)と一体である。リング部材141には、摺動部143が内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動自在となるように嵌め込まれる。
摺動部143とリング部材141とは、体腔内の体液が駆動部40に付着しないように、駆動部40の底面40eに接するように底面40eに配設されている。
リング部材141は例えば樹脂などの軟性部材であり、摺動部143は例えば金属などの硬質部材である。
なお摺動部143の形状とリング部材141の形状とは、上記に限定する必要はない。
Vol.31(図21A乃至図21C参照)
またリング部材141は、Vol.1,5と図20A乃至図20Cとに示すリング部材141と略同じ形状を有している。例えば摺動部143は、駆動部40(先端40b)と別体であり、リング部材である。リング部材141の断面は、矩形形状である。この場合、摺動部143は、駆動部40の溝40fに嵌め込まれる。リング部材141には、摺動部143が内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動自在となるように嵌め込まれる。
リング部材141は例えば樹脂などの軟性体であり、摺動部143は例えば金属などの硬質部材である。
またリング部材141は、Vol.1,5と図20A乃至図20Cとに示すリング部材141と略同じ形状を有している。例えば摺動部143は、駆動部40(先端40b)と別体であり、リング部材である。リング部材141の断面は、矩形形状である。この場合、摺動部143は、駆動部40の溝40fに嵌め込まれる。リング部材141には、摺動部143が内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動自在となるように嵌め込まれる。
リング部材141は例えば樹脂などの軟性体であり、摺動部143は例えば金属などの硬質部材である。
このように図20A乃至図20Cに示す構造とVol.31に示す構造とにおいて、リング部材141と摺動部143との一方は、リング部材141と摺動部143との他方が一方に密着した状態で内視鏡20の長手軸方向の周方向に沿って摺動するように嵌め込まれる形状を有している。
これにより本実施形態では、第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
また本実施形態では、保持本体部61に基端40aを保持させても、摺動部143とリング部材141とを、底面40eに配設することで、体腔内の体液が駆動部40に付着することを防止できる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
1…内視鏡装置、20…内視鏡、20b…基端、20d…溝、21…挿入部、21a…先端、22…操作部、40…駆動部、40a…基端、40b…先端、40c…中端、40e…底面、40f…溝、60…保持部、61…保持本体部、62…アーム部、62a…軸アーム、62b…水平アーム、62c…バランスアーム、62d…ジンバルアーム、63…ガイド部、86b…ユニバーサルコード、86d…送気送水吸引チューブ、87…軟性体、89…被覆体、120…ドレープ、121…先端、121a…開口部、121b…縁、123…基端、123a…開口部、123b…縁、130…絡み防止機構、140…摺動機構、141…リング部材、143…摺動部、160…挿通保持機構、161…被覆体保持部、161a…アーム固定部、161b…軟性体保持部、161e…側面、161f…開口部、161g…ガイド部、161h…回転保持体、165…固定部、167…挟み込み機構。
Claims (10)
- 内視鏡と接続し、前記内視鏡を駆動させる駆動部と、前記駆動部を介して前記内視鏡を保持する保持部と、前記内視鏡と接続し、前記駆動部側と前記保持部側とに配置される軟性体とからなる被覆体を覆うドレープであって、
前記内視鏡に配設される挿入部が前記内視鏡の長手軸方向の周方向に回転した際に、前記ドレープが前記被覆体に絡むことを防止する絡み防止機構を具備することを特徴とするドレープ。 - 前記絡み防止機構は、
ドレープが前記被覆体に絡むことを防止するために、前記挿入部がねじれた際に、前記ドレープの先端側にて、前記ドレープを前記内視鏡に対して前記内視鏡の長手軸方向の周方向に摺動させる摺動機構と、
ドレープが前記被覆体に絡むことを防止するために、前記挿入部がねじれた際に、前記ドレープの基端側にて、前記被覆体がドレープを挿通するように前記被覆体を保持する挿通保持機構と、
を有していることを特徴とする請求項1に記載のドレープ。 - 前記摺動機構は、
前記ドレープの先端の開口部の縁に沿って配設されるリング部材と、
前記挿入部がねじれた際に、前記リング部材に対して、前記リング部材に密着した状態で前記内視鏡の長手軸方向の周方向に沿って摺動する摺動部と、
を有していることを特徴とする請求項2に記載のドレープ。 - 前記摺動部は、前記内視鏡の基端と、前記保持部と、前記駆動部の先端とのいずれかに配設されていることを特徴とする請求項3に記載のドレープ。
- 前記挿通保持機構は、
前記被覆体を保持する被覆体保持部と、
前記ドレープの基端を前記被覆体保持部に着脱自在に固定する固定部と、
を有していることを特徴とする請求項4に記載のドレープ。 - 前記被覆体保持部は、ドレープとは別体であり、
前記被覆体保持部は、
前記保持部に固定する保持部固定部と、
前記軟性体が前記軟性体の長手軸方向に沿って自在に進退移動でき、前記軟性体が前記軟性体の長手軸方向に対する周方向に回動可能となるように、前記軟性体を保持する軟性体保持部と、
を有していることを特徴とする請求項5に記載のドレープ。 - 前記被覆体保持部は、着脱自在に半割り可能であり、
前記被覆体保持部が一体となった際、前記保持部固定部は前記保持部を挿通させ保持するように前記保持部を挟み込み、前記軟性体保持部は前記軟性体を挿通させ保持するように前記軟性体を挟み込むことを特徴とする請求項6に記載のドレープ。 - 前記リング部材と前記摺動部との一方は、前記リング部材と前記摺動部との他方が前記一方に密着した状態で前記内視鏡の長手軸方向の周方向に沿って摺動するように嵌め込まれる形状を有していることを特徴とする請求項7に記載のドレープ。
- 前記摺動部は、凸部であり、
前記リング部材は、前記摺動部が前記内視鏡の長手軸方向の周方向に沿って摺動可能となるように、且つ前記リング部材が前記摺動部に密着して載置できる断面形状を有していることを特徴とする請求項7に記載のドレープ。 - 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のドレープを有する内視鏡装置。
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-
2009
- 2009-03-19 JP JP2009069057A patent/JP2010220683A/ja not_active Withdrawn
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