JP2010220318A - ケーブル防護材引抜き方法及びケーブル防護材引抜き冶具 - Google Patents

ケーブル防護材引抜き方法及びケーブル防護材引抜き冶具 Download PDF

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Abstract

【課題】既設ケーブルに影響を及ぼすことなく管路内のケーブルに装着されたケーブル防護材のみを管路から引抜く技法を提供する。
【解決手段】ケーブル4の長手方向に沿ってケーブル防護材20の筒を開放するステップ、開放されたケーブル防護材をケーブルから分離するステップ、分離された前記ケーブル防護材を管路2から引抜くステップを含み、ケーブル張力緩和冶具50を嵌合部10dと被嵌合部10cとの嵌合を開放しながらケーブルに沿って管路内で牽引することによりケーブル防護材の筒を開放し、ケーブル防護材分離冶具60を、ケーブル防護材分離冶具の内部にケーブル防護材を貫挿させた状態でケーブルに沿って牽引することによりケーブル防護材をケーブルから分離する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケーブル防護材引抜き方法及びケーブル防護材引抜き冶具に関し、特に、内部にケーブルが収容されている管路をライニング材で補修する際等、ケーブル収容管路の品質管理を行う際に該既設ケーブルを防護すべく装着されたケーブル防護材を、ケーブルに損傷を与えることなく管路から引抜くための、ケーブル防護材引抜き方法及びケーブル防護材引抜き冶具に関する発明である。
従来、地中に埋設され、内部にケーブルが収容されている通信管、電力管等の管路を、ケーブルが収容されたままの状態で、ライニング材を用いて補修する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術により、老朽化や、錆・腐食等による劣化が進んだ管路(不良管路)の内部に収容されているケーブルを保護することができる。また、近年ケーブルの細径化が進んでいるため、1つの管路内に複数のケーブルを布設すること(多条布設)が可能となっているが、上述の技術を用いて補修することによって、既にケーブルを収容している不良管路にも多条布設を行うことができる。
なお、ケーブルが収容されている管路をライニング材で補修する際には、ライニング材の管路内への引き込み、ライニング材硬化時の熱風、温水等によるケーブルへの損傷を防ぐために、ケーブルを保護する必要がある。従って、ケーブルを保護・防護するためのケーブル防護材を管路内に布設することが好ましい。しかしながら、ライニング材による管路の補修が終了した後は、ケーブル防護材はケーブルから取り外し、管路から引抜いて撤去しなければならない。
なお、従来技術に、管路からケーブル等を引抜く方法として、管口にてケーブルの先端に牽引用冶具やグリップ等を設け、ウインチ等の牽引機械により筒状のままケーブルを引抜くものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。ケーブル防護材を引抜くために、このような従来技術を用いることも考えられる。
特開2006−15704号公報 特開2001−224112号公報
しかしながら、従来技術をケーブル防護材の引抜きに適用する場合、以下のような問題がある。まず、ケーブル防護材の引き抜き時には、既設ケーブルを管路内に残したままケーブル防護材のみを引抜く必要がある。このとき、管路からケーブル等を引抜くための従来技術を用いて、ケーブル防護材をその筒状のまま引抜くと、大きな牽引張力(例えば、25kgfを超える力)がかかるため、既設ケーブルに損傷を与えるおそれがある。さらに、従来技術では引抜き時の初期張力が大きくなるため、牽引張力に制限があるケーブルに対して長距離区間で引抜きを行うことができない。すなわち、牽引張力に制限があるケーブルに対しては従来技術を適用することはできない。
本発明の目的は、上述のような諸問題を解決し、ケーブル収容管路をライニング材で補修する際等、ケーブル収容管路の品質管理を行う際に既設ケーブルを防護すべく装着されたケーブル防護材を、ケーブルに損傷を与えることなく管路から引抜くための技法(ケーブル防護材引抜き方法及びケーブル防護材引抜き冶具)を提供することにある。
上述した課題を解決すべく、本発明による、内部にケーブルが収容されている管路において、前記ケーブルに(当該ケーブルを防護するために)筒状に装着されているケーブル防護材を(前記ケーブルから分離して)前記管路から引抜くケーブル防護材引抜方法は、
前記ケーブルの長手方向に沿って(前記ケーブル防護材の筒の母線に沿って)、前記ケーブル防護材の筒を開放するステップと、
前記開放するステップで開放された(シート状の)前記ケーブル防護材をケーブルから分離するステップと、
前記分離するステップでケーブルから分離された前記ケーブル防護材を前記管路から引抜くステップとを含み、
前記ケーブル防護材の筒を開放するステップは、
前記ケーブル防護材が装着されたケーブルを貫挿可能に構成したケーブル張力緩和冶具により前記ケーブル防護材の嵌合部と被嵌合部との嵌合を開放しながら、前記ケーブル張力緩和冶具を前記ケーブルに沿って前記管路内で牽引することにより前記ケーブル防護材の筒を開放し、
前記ケーブル防護材をケーブルから分離するステップは、
前記開放するステップで開放されたケーブル防護材を貫挿可能に構成したケーブル防護材分離冶具を、当該ケーブル防護材分離冶具の内部に前記開放されたケーブル防護材を貫挿させた状態で(ケーブル防護材を分離すべき)前記ケーブルに沿って牽引することにより前記ケーブル防護材をケーブルから分離する、
ことを含むことを特徴とする。
また、本発明によるケーブル張力緩和冶具は、樽形状を有し、当該樽形状には、前記ケーブル防護材が装着されたケーブルを長手方向に貫挿可能な貫挿孔が設けられ、前記長手方向における前記樽形状の中央部の径が、前記長手方向における前記樽形状の端部の径よりも大きくかつ前記管路の内径よりも小さく、
前記樽形状の一部には、該ケーブル張力緩和冶具を牽引するための牽引手段(牽引ロープ)が取り付けられている、
ことを特徴とする。
また、本発明によるケーブル張力緩和冶具は、前記ケーブル防護材の嵌合部と被嵌合部との嵌合を開放する開放手段が、前記ケーブル張力緩和冶具の牽引時に前記管路の壁面に接触しない距離を保持して、前記樽形状の一部(前記ケーブル張力緩和冶具の牽引方向とは異なる端部)に取り付けられる、
ことを特徴とする。
また、本発明によるケーブル張力緩和冶具は、前記ケーブル防護材が装着されたケーブルを内部に貫挿可能なように、前記樽形状が、当該樽形状の両端面に亘って分割可能である、
ことを特徴とする。
また、本発明によるケーブル防護材分離冶具は、前記開放されたケーブル防護材を貫挿可能な貫挿孔と、
当該ケーブル防護材分離冶具を牽引するための牽引手段(牽引ロープ)とを備える、
ことを特徴とする。
また、本発明によるケーブル防護材分離冶具は、
前記ケーブル防護材の前記貫挿孔内への引込を容易にする引込ローラーと、
前記ケーブルによってガイドされる少なくとも1つの移動ローラーとを備える、
ことを特徴とする。
また、本発明によるケーブル防護材分離冶具は、
前記貫挿孔を形成する外壁の一部が、前記ケーブルの外周面に係合可能な、前記ケーブルによってガイドされる断面円弧状のガイド面を備える、
ことを特徴とする。
なお、ケーブル張力緩和冶具とケーブル防護材分離冶具とを一体化して構成してもよい。例えば、本発明によるケーブル防護材引抜き冶具は、前記ケーブル張力緩和冶具と、前記ケーブル防護材分離冶具とを、所定の距離だけ離間させて連結して成ることを特徴とする。
本発明によれば、ケーブル収容管路をライニング材で補修する際等、ケーブル収容管路の品質管理を行う際に既設ケーブルを防護すべく装着されたケーブル防護材を、ケーブルに損傷を与えることなく管路から引抜くことが可能となる。
防護すべきケーブルのスパン全長に亘って、ケーブル防護材20でケーブルを覆う手順を説明する図である。 ケーブル防護材20の概略図である。 本発明の一実施例によるケーブル防護材引抜き方法を説明する概略図である。 ケーブル張力緩和冶具の一例を示す図である。 管路2内でケーブル張力緩和冶具50によってケーブル防護材20がシート状に開放されていく様子を示す図である。 ケーブル防護材分離冶具の第一例を示す図である。 ケーブル4に備えつけたケーブル防護材分離冶具60を示す図である。 管路2内でケーブル防護材分離冶具60によってケーブル防護材20がケーブル4から分離されていく様子を説明する図である。 ケーブル防護材分離冶具の第二例を示す図である。 ケーブル4に備えつけたケーブル防護材分離冶具70を示す図である。 管路2内でケーブル防護材分離冶具70によってケーブル防護材20がケーブル4から分離されていく様子を説明する図である。
以下、諸図面を参照しながら、本発明の実施例について詳細に説明する。図1は、例えばケーブル収容管路のライニング材を用いた補修等、ケーブル収容管路の品質管理を行う際に、ケーブルを防護するためにケーブル防護材が装着された管路を示す簡略図である。図1(a)は、管路2が埋設されている地中の断面図、図1(b)は、管路2の断面図である。図1において、1は地面、3a,3bはマンホール、2は管路、4はケーブル、20はケーブル防護材を示す。図1のように、ケーブル収容管の品質管理を行う際には、防護すべきケーブル4のスパン全長(例えば150m)に亘って、ケーブル防護材20でケーブルが覆われる。
次に、ケーブル防護材について簡単に説明する。図2は、ケーブル防護材20の概略図である。図2(a)はケーブルへの装着前のシート状のケーブル防護材20、図2(b)はケーブル(図示せず)を包む筒状のケーブル防護材20の一部を示す。ケーブル防護材20の幅方向の寸法は、ケーブル4の内径に応じ、ケーブル4を包むのに十分な大きさである。
図2(a)のように、ケーブル防護材20は、幅方向の両側辺に被嵌合部10c及び嵌合部10dが設けられている。ケーブル防護材20のケーブルへの装着時には、被嵌合部10c及び嵌合部10dとを嵌合させて、ケーブル4を中に包むような筒状にケーブル防護材20を形成することができる。なお、嵌合手段24、被嵌合部10c及び嵌合部10dは、例えばファスナーで実現することができる。すなわち、嵌合手段24をスライダー、被嵌合部10c及び嵌合部10dをエレメントとすることができる。しかしながらこれに限られるものではなく、被嵌合部10cと嵌合部10dとを嵌合可能なものであれば特に限定されない。
上述したケーブル防護材は、例えばライニング材による管路2の補修や管路2の清浄等が終了した後には取り外さなければならない。その際、従来技術のように、ケーブル防護材を筒状のまま管口から引抜くと、ケーブル4の自重を受けて牽引張力が増大し、ケーブル4に損傷を与えるおそれがある。従って、本発明では、管路内でケーブル防護材の嵌合を開放して筒状のケーブル防護材をシート状に開放させ、シート状に開放されたケーブル防護材を引抜く際にケーブルの自重を受けないように、ケーブル防護材とケーブルとを分離させた上で管口からケーブル防護材を引抜く。図3に、本発明の一実施例によるケーブル防護材引抜き方法を説明する概略図を示す。図3に示すように、本発明の一実施例によるケーブル防護材引抜き方法は、管路2内において、ケーブル張力緩和冶具50でケーブル防護材20の嵌合を開放してケーブル防護材20の筒を開放しシート状とする工程(図3(a)、(b))と、ケーブル防護材分離冶具60でシート状としたケーブル防護材20をケーブル4から分離する工程(図3(c))と、ケーブル4から分離されたケーブル防護材20を管路2から引抜く工程とを含む。ケーブル防護材20が管路2から引抜かれた後は、図3(d)に示すように、ケーブル4のみを管路2内に残すことができる。
図3に示すケーブル防護材引抜き方法について、以下に詳細に説明する。まず、ケーブル防護材の嵌合を開放して、ケーブル防護材の筒を開放しシート状とする工程について説明する。図4は、ケーブル防護材の筒を開放する工程で用いられるケーブル張力緩和冶具の一例を示す図である。図4(a),(b)は、それぞれ、ケーブル張力緩和冶具の斜視図、側面図である。図4に示すように、ケーブル張力緩和冶具50は、樽形状51を有し、樽形状51には、貫挿孔52が設けられている。なお、貫挿孔52は、図5に示すように、ケーブル防護材20が装着されたケーブル4を長手方向に貫挿可能である。図4に示すように、ケーブル張力緩和冶具50は、長手方向における樽形状51の中央部の径が、長手方向における樽形状51の端部の径よりも大きい樽形状51を有するのが好適である。また、長手方向における樽形状51の中央部の径は、管路2内又はライニング管内を牽引可能なように、管路2又はライニング管の内径よりも小さくする。従って、例えば、これに限られるものではないが、貫挿孔52の径を40mm、長手方向における樽形状51の中央部の径を60mm、長手方向における樽形状51の端部の径を50mmとする。なお、貫挿孔52は円形に限られるものではなく、楕円形状であってもよい。また、貫挿孔52へのケーブル防護材20が装着されたケーブル4の引込を容易にするために、貫挿孔52内部にベアリングを装着してもよい。
なお、ライニング材による管路の補修時には、ケーブル防護材20の引抜きは、ライニング材による管路2の補修が行われた後に、ライニング材によって形成されたライニング管の通過試験等、補修の成否試験の前に行われる。従って、ケーブル張力緩和冶具50を用いてケーブル防護材20の筒を開放しシート状とする工程は、硬化したライニング材すなわちライニング管を損傷することなく行わなけばならない。このため、ケーブル張力緩和冶具50は、硬化したライニング材と同等又はそれよりも小さい硬度の材料で製作することが好ましい。この材料としては、例えば、塩化ビニル樹脂、テフロン(登録商標)又はMCナイロン等が考えられる。また、ケーブル張力緩和冶具50の長手方向の長さは、曲がりのある管路2内を牽引可能な長さとし、例えば、85mm以下とする。
ケーブル張力緩和冶具50は、さらに、ケーブル張力緩和冶具50を管路2内で牽引するための牽引ロープ(牽引手段)55、開放手段57及び開放手段57と樽形状51の一部とを連結する連結ロープ(連結手段)56とを備える。開放手段57は、ケーブル防護材20の被嵌合部10cと嵌合部10dとの嵌合を開放可能な手段である。例えば、開放手段57は、被嵌合部10c及び嵌合部10dがファスナーのエレメントである場合は、スライダーで実現する。
また、樽形状51は、貫挿孔52にケーブル防護材20を装着したケーブル4を貫挿可能なように、樽形状51の両端面に亘って分割できるようにする。図4の例では、樽形状51が、両端面に亘る切断線53によって半割可能となっている。この場合、樽形状51にねじ穴54を設け、樽形状51が不必要に半割するのをねじによって防ぐ。
次に、ケーブル張力緩和冶具50を樽形状とする利点を、管路2内でケーブル張力緩和冶具50によってケーブル防護材20がシート状に開放されていく様子とともに説明する。図5は、管路2内でケーブル張力緩和冶具50によってケーブル防護材20がシート状に開放されていく様子を示す図である。なお、図5には示していないが、管路2をライニング材で補修する際にケーブルに装着したケーブル防護材20を引抜く場合は、管路2内部にライニング管が形成されている。まず、図5(a)に示すように、ケーブル防護材20の端部にて、ケーブル張力緩和冶具50を、ケーブル防護材20が装着されたケーブル4を貫挿孔52に貫挿させるようにケーブル4に取り付ける。この際、図5(a)のように、開放手段57で、ケーブル防護材20の被嵌合部10cと嵌合部10dとの嵌合を開放させる。そして、図5(b)のように、牽引ロープを用いて、ケーブル張力緩和冶具50を矢印の方向へ牽引する。なお、図5では、分かり易くするために牽引ロープ55を省略している。牽引ロープ55の牽引は、例えば、25kgf以下の力で、手引き又は牽引機械(図示せず)を用いて行うことができる。図5(b)のように、ケーブル張力緩和冶具50が牽引されると、開放手段57がケーブル防護材20の嵌合を開放していき、ケーブル防護材20の筒が、その母線に沿って開放される。
なお、ケーブル防護材20の嵌合部が、ケーブル4と管路2又はライニング管の内壁との間に挟まれている場合もある。このような場合、開放手段57及びケーブル防護材20の嵌合部がケーブル4の自重を受けて大きな負荷がかかり、ケーブル4、管路2又はライニング管の損傷、開放手段57の破損につながる。この問題に対処するため、本発明では、ケーブル4を管路2又はライニング管の内壁から浮かせるために、ケーブル張力緩和冶具50を樽形状とする。このように樽形状とすることにより、図5(b)に示すように、ケーブル張力緩和冶具50の前後に、ケーブル4が管路2又はライニング管の内壁と接触しない空間を作ることができる。従って、開放手段57と樽形状51の一部とを連結する連結ロープ56の長さを、開放手段57がこの空間に位置する長さとすれば、開放手段57及びケーブル4にケーブル4の自重がかからない状態で、ケーブル防護材20の嵌合を開放することができる。すなわち、ケーブル張力緩和冶具は、ケーブル防護材20の嵌合の開放及びケーブル防護材20の開放時にかかる張力を緩和させる役割を果たす。そして、図5(c)に示すように、ケーブル張力緩和冶具50が管路2又はライニング管内を進んだ後は、ケーブル防護材20がシート状に開放された状態となる。
次に、上述の工程によってシート状としたケーブル防護材20を、ケーブル4から分離する工程について説明する。まず、ケーブル4からケーブル防護材20を分離する工程の必要性について説明する。図5(c)に示すようにケーブル張力緩和冶具50によってケーブル防護材20をシート状に開放した際に、ケーブル防護材20がケーブル4と管路2又はライニング管の内壁との間に挟まった状態となる場合もある。このような状態でケーブル防護材20を管路2又はライニング管から引抜くと、ケーブル4の自重により、ケーブル4やライニング管へ損傷を与えるおそれがある。従って、ケーブル4やライニング管に損傷を与えることなくケーブル防護材20の引抜きを可能にするために、以下に説明するようにケーブル防護材20とケーブル4とを分離する。
図6は、ケーブル防護材20をケーブル4から分離する工程で用いられるケーブル防護材分離冶具の第一例を示す図である。図6(a),(b)及び(c)は、それぞれ、ケーブル防護材分離冶具の第一例の斜視図、側面図及び正面図である。図6に示すように、ケーブル防護材分離冶具60は、ケーブル防護材20を貫挿可能な貫挿孔61を備える。また、ケーブル防護材分離冶具60は、貫挿孔61へのケーブル防護材20の引込を容易にする引込ローラー62、ケーブル4に沿ってケーブル防護材分離冶具60を移動させる、すなわちケーブル4によってガイドされる移動ローラー63、及び牽引ロープ(牽引手段)64を備える。貫挿孔61は、ケーブル防護材20を貫挿可能であればよいが、一例として、径20mmとすることができる。なお、貫挿孔61は、円形に限らず、楕円形であってもよい。また、ケーブル防護材分離冶具60の長手方向の長さは、ケーブル張力緩和冶具50の長さと同様に、曲がりのある管路2内を牽引可能な長さとし、例えば、85mmとする。なお、一例として、引込ローラー及び移動ローラーの径を10mm、ケーブル防護材分離冶具60の幅方向の長さを65mmとする。また、ケーブル防護材分離冶具60の高さは、ケーブル防護材分離冶具60の進行方向の端部、すなわち牽引ロープ64が取り付けられた端部において10mm、もう一方の端部において30mmとする。
次に、ケーブル防護材分離冶具60によって、ケーブル防護材20とケーブル4とを分離する方法を説明する。図7は、ケーブル4に備えつけたケーブル防護材分離冶具60を示す図である。図7のように、ケーブル防護材20をケーブル4から分離する際には、ケーブル防護材分離冶具60の貫挿孔61にケーブル防護材20を通し、移動ローラー63をケーブル4に接触させる。牽引ロープ(図示せず)によって、ケーブル防護材分離冶具60が図示する矢印の方向に牽引されると、貫挿孔61内にケーブル防護材20が引き込まれ、ケーブル防護材分離冶具60の進行方向後方の貫挿孔61の端部から、ケーブル防護材20がケーブル4から分離された状態で送出される。従って、ケーブル防護材分離冶具60が進行した後には、ケーブル防護材20がケーブル4と管路2又はライニング管の内壁との間に挟まれず、ケーブル4から分離された状態となる。
次に、図8を用いて、管路2内でケーブル防護材分離冶具60によってケーブル防護材20がケーブル4から分離されていく様子を説明する。なお、図8には示していないが、管路2をライニング材で補修する際にケーブルに装着したケーブル防護材20を引抜く場合は、管路2内部にライニング管が形成されている。まず、図8(a)に示すように、ケーブル防護材20の端部にてケーブル防護材分離冶具60の貫挿孔61にケーブル防護材20を貫挿させ、図7を用いて説明したようにケーブル4にケーブル防護材分離冶具60を備えつける。そして、図8(b)のように、牽引ロープを用いて、ケーブル防護材分離冶具60を矢印の方向へ牽引する。なお、図8では、分かり易くするために牽引ロープ64を省略している。また、牽引ロープ64の牽引は、例えば、手引き又は牽引機械(図示せず)を用いて行うことができる。この時、移動ローラー63によって、ケーブル4とケーブル防護材分離冶具60との間の摩擦を低減させることができる。
ケーブル防護材分離冶具60が管路2又はライニング管内を進んだ後には、ケーブル防護材20がケーブル4と管路2又はライニング管の内壁との間に挟まれずに、ケーブル4から分離された状態となる。そして、ケーブル防護材分離冶具60を用いてケーブル防護材20をケーブル4から分離した後は、管口からケーブル防護材20を引抜き、図8(c)のように、ケーブル4のみを管路2又はライニング管内に残すことができる。この引抜き時には、ケーブル防護材20を筒状のまま引抜く従来技術と異なり、ケーブル防護材20がケーブル4の自重を受けることがなくなるので、必要な牽引張力が小さくてすむようになる。従って、本発明によれば、ケーブル4やライニング管に損傷を与えることなくケーブル防護材を管路から引抜くことが可能となる。
なお、図6では、ケーブル防護材分離冶具60を、牽引方向、すなわち牽引ロープ64が取り付けられている端部に向かって先細りとした例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、貫挿孔61へケーブル防護材20を引き込むことができればどの形状であってもよい。また、ケーブル防護材分離冶具60の材質としては、ケーブル4との摩擦が低く、ケーブル4やライニング管を損傷しにくい材質とするのが好ましく、例えば、塩化ビニル樹脂、MCナイロン又はテフロン(登録商標)等とする。
次に、ケーブル防護材分離冶具の第二例について説明する。図9はケーブル防護材分離冶具の第二例を示す図である。図9(a),(b)は、それぞれ、ケーブル防護材分離冶具の第二例の斜視図及び断面図である。図9に示すように、ケーブル防護材分離冶具70は、ケーブル防護材20を貫挿可能な貫挿孔71と、牽引ロープ(牽引手段)74とを備える。また、貫挿孔71を形成する外壁72の一部が、ケーブル4の外周面に係合可能であり、ケーブル4に係合させることによってケーブル4によりガイドされる、断面円弧状のガイド面73となっている。ケーブル防護材分離冶具70の長手方向の長さは、ケーブル防護材分離冶具60と同様に、管路2の曲がりに対応可能な、例えば85mm以下とする。
次に、ケーブル防護材分離冶具70によって、ケーブル防護材20とケーブル4とを分離する方法を説明する。図10は、ケーブル4に備えつけたケーブル防護材分離冶具70を示す図である。図10のように、ケーブル防護材20をケーブル4から分離する際には、ケーブル防護材分離冶具70の貫挿孔71にケーブル防護材20を通し、ガイド面73をケーブル4に係合させる。牽引ロープ(図示せず)によって、ケーブル防護材分離冶具70が図10に示す矢印の方向に牽引されると、貫挿孔71内にケーブル防護材20が引き込まれ、ケーブル防護材分離冶具70の進行方向後方の貫挿孔71の端部から、ケーブル防護材20がケーブル4から分離された状態で送出される。従って、ケーブル防護材分離冶具70が進行した後には、ケーブル防護材20がケーブル4と管路2又はライニング管との内壁との間に挟まれず、ケーブル4から分離された状態となる。
次に、図11を用いて、管路2又はライニング管内でケーブル防護材分離冶具70によってケーブル防護材20がケーブル4から分離されていく様子を説明する。なお、図11には示していないが、管路2をライニング材で補修する際にケーブルに装着したケーブル防護材20を引抜く場合は、管路2内部にライニング管が形成されている。まず、図11(a)に示すように、ケーブル防護材20の端部にてケーブル防護材分離冶具70の貫挿孔71にケーブル防護材を貫挿させ、図10を用いて説明したようにケーブル4にケーブル防護材分離冶具70を備えつける。そして、図11(b)のように、牽引ロープ(図示せず)を用いて、ケーブル防護材分離冶具70を矢印の方向へ牽引する。
ケーブル防護材分離冶具70が管路2又はライニング管内を進んだ後には、ケーブル防護材20がケーブル4と管路2又はライニング管の内壁との間に挟まれずに、ケーブル4から分離された状態となる。そして、ケーブル防護材分離冶具70を用いてケーブル防護材20をケーブル4から分離した後は、管口からケーブル防護材を引抜き、図11(c)のように、ケーブル4のみを管路2又はライニング管内に残すことができる。この引抜き時にも、ケーブル防護材分離冶具60について説明した同様の理由でケーブル防護材20がケーブル4の自重を受けることがなく、本発明によれば、ケーブル4やライニング管に損傷を与えることなくケーブル防護材を管路から引抜くことが可能となる。
上述のように、ケーブル防護材の筒を開放する工程と、開放したケーブル防護材をケーブルから分離する工程とによって、ケーブル4の自重を受けず、ケーブル4及び硬化直後のライニング管を損傷させることなく、ケーブル防護材20を管路から引抜くことが可能となる。なお、上述の実施例では、ケーブル張力緩和冶具50とケーブル防護材分離冶具60,70とを別個にし、ケーブル防護材を全て開放させた後にケーブル防護材をケーブルから分離する場合を説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、ケーブル張力緩和冶具50とケーブル防護材分離冶具60又は70とを連結して、1体のケーブル防護材引抜き冶具として実現することもできる。この場合、ケーブル防護材の嵌合を開放してシート状に開放しながら、ケーブル防護材をケーブルから分離することが可能となり、ケーブル防護材の引抜き処理に要する時間を短縮させることができる。なお、ケーブル張力緩和冶具50とケーブル防護材分離冶具60又は70とを連結する際には、管路2の曲がりに対応するように、所定の距離だけ離間させることが好ましい。
本発明の利点を再度述べる。本発明によれば、ケーブル4の自重を受けず、ケーブル4やライニング管に損傷を与えることなく、ケーブル防護材を管路から引抜くことが可能となる。また、引抜き時にケーブル防護材とケーブルとが分離されているため、ケーブル防護材を引抜くときの初期張力が低く、ケーブル防護材の引き抜き距離が長くても引抜くことが可能である。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の修正を行うことができる。例えば、各構成部は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。なお、上述の実施例では、管路内をライニング材で補修する際に装着したケーブル防護材を引抜く場合を示したが、本発明はこれに限られるものではないことに留意されたい。例えば、内部にケーブルが収容されている管路の内壁への腐食・錆止め材の塗布、管路内の塗装替え又は管路内の洗浄等の、管路の品質を管理・保持する処理を行う場合や、その他管路内のケーブルを防護する必要がありケーブル防護材をケーブルに装着した場合全てに、本発明を適用することが可能である。また、上述の実施例で示した各冶具の寸法は一例に過ぎず、管路の内径、ケーブルの形状、ケーブル防護材の厚みや管路の曲がり具合に合わせて、適宜変更することができる。さらに、ケーブル張力緩和冶具の開放手段は、ケーブル防護材の嵌合を開放できるものであればよく、上述の実施例に限られるものではない。
1 地面
2 管路(保護管)
3a,3b マンホール
4 ケーブル
10c 被嵌合部
10d 嵌合部
20 ケーブル防護材
50 ケーブル張力緩和冶具
51 樽形状
52 貫挿孔
53 切断線
54 ねじ穴
55 牽引ロープ(牽引手段)
56 連結ロープ(連結手段)
57 開放手段
60 ケーブル張力緩和冶具
61 貫挿孔
62 引込ローラー
63 移動ローラー
64 牽引ロープ(牽引手段)
70 ケーブル防護材分離冶具
71 貫挿孔
72 外壁
73 ガイド面
74 牽引ロープ(牽引手段)

Claims (8)

  1. 内部にケーブルが収容されている管路にて、前記ケーブルに筒状に装着されているケーブル防護材を前記管路から引抜くケーブル防護材引抜方法であって、
    前記ケーブルの長手方向に沿って、前記ケーブル防護材の筒を開放するステップと、
    前記開放するステップで開放された前記ケーブル防護材をケーブルから分離するステップと、
    前記分離するステップで分離された前記ケーブル防護材を前記管路から引抜くステップとを含み、
    前記ケーブル防護材の筒を開放するステップは、
    前記ケーブル防護材が装着されたケーブルを貫挿可能に構成したケーブル張力緩和冶具により前記ケーブル防護材の嵌合部と被嵌合部との嵌合を開放しながら、前記ケーブル張力緩和冶具を前記ケーブルに沿って前記管路内で牽引することにより前記ケーブル防護材の筒を開放し、
    前記ケーブル防護材をケーブルから分離するステップは、
    前記開放するステップで開放されたケーブル防護材を貫挿可能に構成したケーブル防護材分離冶具を、当該ケーブル防護材分離冶具に前記開放されたケーブル防護材を貫挿させた状態で前記ケーブルに沿って牽引することにより前記ケーブル防護材をケーブルから分離する、
    ことを特徴とするケーブル防護材引抜き方法。
  2. 請求項1に記載のケーブル防護材引抜き方法で用いられるケーブル張力緩和冶具であって、
    当該ケーブル張力緩和冶具は、樽形状を有し、当該樽形状には、前記ケーブル防護材が装着されたケーブルを長手方向に貫挿可能な貫挿孔が設けられ、前記長手方向における前記樽形状の中央部の径が、前記長手方向における前記樽形状の端部の径よりも大きくかつ前記管路の内径よりも小さく、
    前記樽形状の一部には、該ケーブル張力緩和冶具を牽引するための牽引手段が取り付けられている、
    ことを特徴とするケーブル張力緩和冶具。
  3. 請求項2に記載のケーブル張力緩和冶具において、
    前記ケーブル防護材の嵌合部と被嵌合部との嵌合を開放する開放手段が、前記ケーブル張力緩和冶具の牽引時に前記管路の壁面に接触しない距離を保持して、前記樽形状の一部に取り付けられる、
    ことを特徴とするケーブル張力緩和冶具。
  4. 請求項2又は3に記載のケーブル張力緩和冶具において、
    前記ケーブル防護材が装着されたケーブルを内部に貫挿可能なように、前記樽形状が、当該樽形状の両端面に亘って分割可能である、
    ことを特徴とするケーブル張力緩和冶具。
  5. 請求項1に記載のケーブル防護材引抜き方法で用いられるケーブル防護材分離冶具であって、
    前記開放されたケーブル防護材を貫挿可能な貫挿孔と、
    当該ケーブル防護材分離冶具を牽引するための牽引手段とを備える、
    ことを特徴とするケーブル防護材分離冶具。
  6. 請求項5に記載のケーブル防護材分離冶具において、
    前記ケーブル防護材の前記貫挿孔内への引込を容易にする引込ローラーと、
    前記ケーブルによってガイドされる少なくとも1つの移動ローラーとを備える、
    ことを特徴とするケーブル防護材分離冶具。
  7. 請求項5に記載のケーブル防護材分離冶具において、
    前記貫挿孔を形成する外壁の一部が、前記ケーブルの外周面に係合可能な、前記ケーブルによってガイドされる断面円弧状のガイド面を備える、
    ことを特徴とするケーブル防護材分離冶具。
  8. 請求項2に記載のケーブル張力緩和冶具と、請求項5に記載のケーブル防護材分離冶具とを、所定の距離だけ離間させて連結して成ることを特徴とする、ケーブル防護材引抜き冶具。
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