JP2010217261A - 画像形成装置およびカートリッジ - Google Patents

画像形成装置およびカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2010217261A
JP2010217261A JP2009060893A JP2009060893A JP2010217261A JP 2010217261 A JP2010217261 A JP 2010217261A JP 2009060893 A JP2009060893 A JP 2009060893A JP 2009060893 A JP2009060893 A JP 2009060893A JP 2010217261 A JP2010217261 A JP 2010217261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
cartridge
upstream
downstream
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009060893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Sato
正吾 佐藤
Masashi Suzuki
正史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009060893A priority Critical patent/JP2010217261A/ja
Publication of JP2010217261A publication Critical patent/JP2010217261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】電極に与えるダメージを抑えることができる画像形成装置およびカートリッジを提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、複数のカートリッジ(現像カートリッジ62)を保持し、装置本体に対してカートリッジの配列方向に引出可能な保持部材(ドロワ70)と、保持部材の引出方向上流側に配置される複数の本体側電極21と、各カートリッジに設けられ、上流側の電極とプロセス手段とを電気的に接続する第1電極11,13,14,15と、最下流側のカートリッジ(第4現像カートリッジ624)以外のカートリッジに設けられ、上流側の電極と下流側の電極とを電気的に接続する第2電極12を備える。最上流側のカートリッジ(第1現像カートリッジ621)以外のカートリッジの第1電極13〜15には、本体側電極21から少なくとも1つの第2電極12を介して給電される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のカートリッジを着脱可能に保持し、装置本体に対して引出可能な保持部材を備えた画像形成装置と、この保持部材に装着されるカートリッジに関する。
従来より、複数のプロセスカートリッジを着脱可能に保持するとともに、プロセスカートリッジの配列方向に引出可能なスライドフレーム(保持部材)を備えた画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、装置本体に設けた本体側電極から各プロセスカートリッジに給電すべく、スライドフレームの側面(引出方向に沿った側面)に本体側電極と接続する電極部材が設けられている。
特開2007−93830号公報
しかしながら、前述した技術では、スライドフレームの側面に電極部材を設けているので、スライドフレームを引出方向に沿ってスライドさせる際に電極部材と本体側電極とが擦れてしまい、各電極がダメージを受けるおそれがあった。
そこで、本発明は、電極に与えるダメージを抑えることができる画像形成装置およびカートリッジを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、現像を行うプロセス手段を備える複数のカートリッジと、前記カートリッジを着脱自在に保持し、装置本体に対して前記カートリッジの配列方向に引出可能な保持部材と、前記装置本体における前記保持部材の引出方向の上流側に配置され、前記複数のカートリッジに対応して設けられる複数の本体側電極と、前記各カートリッジに設けられ、前記引出方向の上流側の電極と前記プロセス手段とを電気的に接続するための第1電極と、前記引出方向の最下流側のカートリッジ以外のカートリッジに設けられ、上流側の電極と下流側の電極とを電気的に接続するための第2電極と、を備え、最上流側のカートリッジの第1電極には、前記本体側電極から給電され、前記最上流側のカートリッジ以外のカートリッジの第1電極には、前記本体側電極から少なくとも1つの第2電極を介して給電されることを特徴とする。
また、本発明に係るカートリッジは、装置本体に対して引出可能な保持部材に対して着脱可能であり、前記装置本体における前記保持部材の引出方向の上流側に配置される複数の本体側電極と他のカートリッジとの間または2つのカートリッジの間に配置されるカートリッジであって、現像を行うプロセス手段と、前記引出方向の上流側の電極と前記プロセス手段とを電気的に接続するための第1電極と、上流側の電極と下流側の電極とを電気的に接続するための第2電極とを備えることを特徴とする。
ここで、「現像」とは、感光体上に形成された静電潜像に現像剤を供給するために必要な処理をいい、現像剤を搬送する動作や、感光体を帯電させる動作等をいう。また、この現像を行うプロセス手段としては、例えば現像剤を担持して搬送する現像ローラや、感光体を帯電させる帯電器などが挙げられる。
本発明によれば、本体側電極が保持部材の引出方向の上流側に配置されるので、保持部材を引出方向に沿って動かしても、本体側電極に対して保持部材側の電極(例えば、最上流側のカートリッジの第1電極および第2電極)が近接・離間するだけで擦れることはない。
なお、本発明の構造では、最上流側のカートリッジの第1電極には本体側電極から直接または他の部材を介して間接的に給電され、最上流側のカートリッジ以外のカートリッジの第1電極には本体側電極から少なくとも1つの第2電極を介して給電される。そのため、本体側電極から第1電極や第2電極を介して各プロセス手段に良好に給電することが可能となっている。
本発明によれば、保持部材を引出方向に動かしても、本体側電極に対して保持部材側の電極が擦れることがないので、電極に与えるダメージを抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの全体構成を示す断面図である。 ドロワを上から見た上面図である。 現像カートリッジを側方から見た側面図(a)と、第2電極を示す断面図(b)である。 第1電極および第2電極の変形例を示す上面図(a)と、図4(a)のX−X断面図(b)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明においては、まず、図1により一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの全体構成を簡単に説明し、その後、本発明の特徴部分について詳細に説明する。
<カラーレーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、装置本体2内に用紙Pを供給する給紙部30と、この給紙部30から給紙された用紙P上に画像を形成する画像形成部40と、画像が形成された用紙Pを装置本体2から排出する排紙部50とを備えている。
なお、以下の説明では、カラーレーザプリンタ1の使用時におけるユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1においては、右側を「前側(手前側)」と称し、左側を「後側(奥側)」と称し、紙面垂直方向のうち奥側を「右側」と称し、紙面垂直方向のうち手前側を「左側」と称する。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
給紙部30は、装置本体2に着脱自在に装着される給紙トレイ31と、給紙トレイ31から用紙Pを画像形成部40へ搬送する用紙供給機構32とを備えている。用紙供給機構32は、公知の給紙ローラ、分離ローラ、分離パッドなど(符号省略)を有し、給紙トレイ31内の用紙Pを一枚ずつ分離して上方の画像形成部40へ搬送する。
画像形成部40は、スキャナ部41、画像形成ユニット42、転写部43および定着部44を備えている。
スキャナ部41は、図示はしないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部41では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応したレーザ光を、後述する各感光ドラム61Aに照射する。
画像形成ユニット42は、スキャナ部41と転写部43の間に配置されており、前後方向(用紙Pの搬送方向)に沿って配列される4つ(複数)のプロセスカートリッジ60と、各プロセスカートリッジ60を着脱可能に支持する保持部材の一例としてのドロワ70とを備えている。
プロセスカートリッジ60は、下部に配置されたドラムカートリッジ61と、ドラムカートリッジ61に上方から着脱可能に連結されるカートリッジの一例としての現像カートリッジ62とを備えている。
ドラムカートリッジ61は、感光ドラム61Aや、符号を省略して示すスコロトロン型帯電器等を備えている。
現像カートリッジ62は、現像を行うプロセス手段の一例としての現像ローラ62Aや、符号を省略して示す供給ローラやトナー収容室等を備えている。現像カートリッジ62のトナー収容室内には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の非磁性一成分のトナー(図示省略)が収容されている。そして、現像ローラ62Aには、装置本体2に設けられる基板BBから本体側電極21等を介して所定の現像バイアスが印加されており、これにより、その表面でトナー(現像剤)を担持して搬送することが可能となっている。なお、現像ローラ62Aへの給電に関係する構造は、後で詳述することとする。
ドロワ70は、複数のプロセスカートリッジ60を着脱自在に保持する本体フレーム71と、本体フレーム71の前面に回動可能に取り付けられる略コ字状の取っ手部72とを備えている。また、装置本体2の前側には、ドロワ70を外部に引出可能な大きさで形成される開口部2Aと、この開口部2Aを開閉するフロントカバー2Bとが設けられている。そして、ドロワ70は、装置本体2内から開口部2Aを通して前後方向(カートリッジの配列方向)に引き出すことが可能となっている。なお、このドロワ70においても、現像ローラ62Aへの給電に関係する構造は、後で詳述することとする。
以上のように構成される画像形成ユニット42では、感光ドラム61Aの表面が、スコロトロン型帯電器により一様に正帯電された後、スキャナ部41からのレーザ光の高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
現像カートリッジ62内のトナーは、供給ローラおよび現像ローラ62Aによって、感光ドラム61Aの静電潜像に供給される。そして、トナーは、感光ドラム61Aの表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
転写部43は、駆動ローラ43A、従動ローラ43B、搬送ベルト43Cおよび転写ローラ43Dを備えている。
搬送ベルト43Cは、複数の感光ドラム61Aに対面して配置される。この搬送ベルト43Cは、駆動ローラ43Aの回転駆動により、従動ローラ43Bとともに回転駆動される。そして、この搬送ベルト43Cの内側には、各感光ドラム61Aとの間で搬送ベルト43Cを挟み込む転写ローラ43Dが配置されている。転写ローラ43Dには、図示しない高圧基板から転写バイアスが印加される。
そして、このような転写部43では、搬送ベルト43Cによって搬送される用紙Pが、感光ドラム61Aと転写ローラ43D間に供給されると、感光ドラム61A上のトナー像が用紙Pに転写される。
定着部44は、加熱ローラ44Aおよび加圧ローラ44Bを備えている。この定着部44では、加熱ローラ44Aと加圧ローラ44Bとの間で用紙Pを挟持しつつ送り出すことで、用紙P上のトナー像を熱定着させる。
排紙部50は、複数の搬送ローラ(符号省略)を有しており、定着部44から排出された用紙Pを、上方の排紙トレイ53へ搬送する。
<現像ローラ62Aへの給電に関係する構造>
次に、本発明の特徴部分である「現像ローラ62Aへの給電に関係する構造」について説明する。
図1に示すように、本体側電極21は、前後方向(引出方向)に弾性変形可能なバネ状の電極であり、装置本体2におけるドロワ70の引出方向の上流側に配置され、当該ドロワ70の後面と対向するように設けられている。そして、この本体側電極21は、図2に示すように、複数の現像カートリッジ62に対応して(すなわち現像カートリッジ62と同数となるように)複数設けられている。
ドロワ70の後壁73には、前述した各本体側電極21と電気的に接続される保持部材側電極の一例としての4つのドロワ側電極74が各本体側電極21の前側に隣接して設けられている。各ドロワ側電極74は、図1に示すように、後壁73の前面、上面および後面に倣うようなコ字状に形成される金属板であり、その前面が本体側電極21と接触し、その後面が後述する最も後側(最上流側)の現像カートリッジ62の電極(第1電極11または第2電極12)に接触するようになっている。
なお、以下の説明では、便宜上、最も後側の現像カートリッジ62を「第1現像カートリッジ621」とも呼ぶこととする。また、第1現像カートリッジ621よりも前側の各現像カートリッジ62をそれぞれ後側から順に「第2現像カートリッジ622」、「第3現像カートリッジ623」、「第4現像カートリッジ624」とも呼ぶこととする。
図2に示すように、第1現像カートリッジ621の上面には、1つの第1電極11と、3つの第2電極12とが、左右方向(引出方向に対する直交方向)に互いに間隔を空けて並列されている。詳しくは、第1電極11は、並列された各電極11,12のうち最も左側(一方側)に配置されている。
図2および図3(a)に示すように、第1電極11は、ドロワ側電極74(引出方向の上流側の電極)と現像ローラ62Aとを電気的に接続するための電極であり、金属板を適宜切り曲げ加工することにより形成されている。ここで、図3(a)では、第2電極12を取り外した状態を示している。また、図3(a),(b)では、各電極11,12を視認しやすくするために、各電極11,12と現像カートリッジ62の各面との間に隙間を空けているが、実際には、各電極11,12は現像カートリッジ62のいずれかの面に固定されている。
具体的に、第1電極11は、側面視で略L字状に形成される第1延在部11Aと、正面視で略L字状に形成される第2延在部11Bとを備えている。第1延在部11Aは、現像カートリッジ62の上面62Bと後面62Cとに倣うように屈曲形成されている。第2延在部11Bは、現像カートリッジ62の上面62Bと左面62Dとに倣うように、第1延在部11Aの前端部から左右方向外側に延びた後下方に向けて屈曲形成されている。
そして、現像カートリッジ62の後面62C(上流側の側面)に配置された第1延在部11Aの下端部(上流側端部)には、屈曲して後方(配列方向)に突出する屈曲部A1が形成されている。そして、この屈曲部A1は、弾性変形しながらドロワ側電極74と接触する。
また、第2延在部11Bの先端部(下端部)は、現像ローラ62Aに直接または他の導電部材を介して間接的に接触している。
図2および図3(b)に示すように、第2電極12は、後側(上流側)の電極と前側(下流側)の電極とを電気的に接続するための電極であり、金属板を適宜切り曲げ加工することにより形成されている。具体的に、この第2電極12は、上面視においては前後方向(引出方向)に沿った直線状に形成されており、側面視においては現像カートリッジ62の上面62B、後面62Cおよび前面62Eに倣うように屈曲する略コ字状に形成されている。
そして、現像カートリッジ62の後面62C(上流側の側面)に配置された第2電極12の後端部(上流側端部)には、前述した第1電極11の屈曲部A1と同様の屈曲部A2が形成されている。そして、この屈曲部A2は、弾性変形しながらドロワ側電極74と接触するようになっている。
これに対し、現像カートリッジ62の前面62E(下流側の側面)に配置された第2電極12の前端部(下流側端部)には、後述する下流側に隣接する現像カートリッジ62の電極の屈曲部(A1またはA2)と接触する平面部A3が形成されている(図1参照)。
図2に示すように、第1現像カートリッジ621の前方に隣接する第2現像カートリッジ622には、1つの第1電極13と、2つの第2電極12とが、左右方向に互いに間隔を空けて並列されている。詳しくは、第1電極13は、並列された各電極13,12のうち最も左側に配置されている。
ここで、第1電極13は、第1現像カートリッジ621の第1電極11と略同じ構造であり、その第2延在部13Bの右端部が、第1現像カートリッジ621の最も左側の第2電極12に対応する位置まで延びるように形成される点で第1電極11とは異なっている。また、第2電極12は、第1現像カートリッジ621の第2電極12と同じ構造となっている。
なお、以下の説明では、第2現像カートリッジ622の各電極13,12のうち、第1現像カートリッジ621の各電極11,12と同じ部分については、同一符号を付して説明を省略することとする。また、後述する第3現像カートリッジ623や第4現像カートリッジ624についても同様とする。
そして、この第2現像カートリッジ622の第1電極13は、第1現像カートリッジ621の最も左側の第2電極12に電気的に接続され、第2現像カートリッジ622の2つの第2電極12は、第1現像カートリッジ621の右側の2つの第2電極12に電気的に接続される。
第2現像カートリッジ622の前方に隣接する第3現像カートリッジ623には、1つの第1電極14と、1つの第2電極12とが、左右方向に互いに間隔を空けて並列されている。詳しくは、第1電極14は、並列された各電極14,12の左側に配置されている。
ここで、第1電極14は、第1現像カートリッジ621の第1電極11と略同じ構造であり、その第2延在部14Bの右端部が、第2現像カートリッジ622の最も左側の第2電極12に対応する位置まで延びるように形成される点で第1電極11とは異なっている。そして、この第3現像カートリッジ623の第1電極14は、第2現像カートリッジ622の左側の第2電極12に電気的に接続され、第3現像カートリッジ623の第2電極12は、第2現像カートリッジ622の右側の第2電極12に電気的に接続される。
第3現像カートリッジ623の前方に隣接する第4現像カートリッジ624には、1つの第1電極15のみが設けられている。
ここで、第1電極15は、第1現像カートリッジ621の第1電極11と略同じ構造であり、その第2延在部15Bの右端部が、第3現像カートリッジ623の第2電極12に対応する位置まで延びるように形成される点で第1電極11とは異なっている。そして、この第4現像カートリッジ624の第1電極15は、第3現像カートリッジ623の第2電極12に電気的に接続される。
すなわち、4つのすべての現像カートリッジ62の上面には、多少形状の異なる第1電極11,13,14,15が1つずつ設けられ、第4現像カートリッジ624(最下流側のカートリッジ)以外の3つの現像カートリッジ62の上面には、少なくとも1つの第2電極12が設けられている。詳しくは、後から前に向かうにつれて、第2電極12の数が3→2→1と規則的に1つずつ減るように、第2電極12が後側の3つの現像カートリッジ62にそれぞれ設けられている。言い換えると、ある現像カートリッジ62に設けられる第2電極12の数は、この現像カートリッジ62よりも前側(下流側)に配置される現像カートリッジ62の数と同じ数となっている。
以上により、第1現像カートリッジ621の第1電極11は、ドロワ側電極74に直接接続され、第2現像カートリッジ622の第1電極13は、1つの第2電極12で中継されてドロワ側電極74に接続される。また、第3現像カートリッジ623の第1電極14は、2つの第2電極12で中継されてドロワ側電極74に接続され、第4現像カートリッジ624の第1電極15は、3つの第2電極12で中継されてドロワ側電極74に接続される。
<給電方法>
次に、各本体側電極21から各現像カートリッジ62の現像ローラ62Aへの給電方法について説明する。
図2に示すように、装置本体2から引き出したドロワ70に各現像カートリッジ62をそれぞれ所定の位置に装着すると、各現像カートリッジ62の各第1電極11,13,14,15が直接または少なくとも1つの第2電極12を介して間接的に各ドロワ側電極74に接続される。その後、図1に示すように引き出したドロワ70を装置本体2に装着すると、各ドロワ側電極74が前方から各本体側電極21に押し当てられるようにして接続される。
これにより、第1現像カートリッジ621の現像ローラ62Aには、本体側電極21からドロワ側電極74および第1電極11を介して給電され、第2現像カートリッジ622の現像ローラ62Aには、本体側電極21からドロワ側電極74、1つの第2電極12および第1電極13を介して給電される。また、第3現像カートリッジ623の現像ローラ62Aには、本体側電極21からドロワ側電極74、2つの第2電極12および第1電極14を介して給電され、第4現像カートリッジ624の現像ローラ62Aには、本体側電極21からドロワ側電極74、3つの第2電極12および第1電極15を介して給電される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
ドロワ70を引出方向に動かしても、各本体側電極21に対して各ドロワ側電極74が近接・離間するだけで擦れることがないので、各電極21,74に与えるダメージを抑えることができる。
ドロワ側電極74と、前側3つの現像カートリッジ62の第1電極13〜15との電気的な接続は、最も後側の第1現像カートリッジ621の中継用の第2電極12を必ず介さなければならないので、最も後側の第1現像カートリッジ621が抜けている場合には、残りのすべての現像カートリッジ62に給電されることはない。そのため、最も後側の第1現像カートリッジ621が抜けている場合には、用紙に印字されることはないので、用紙を無駄にすることなくユーザが第1現像カートリッジ621の抜けを知ることができる。
第2電極12が上面視から見て直線状といったシンプルな形状であるので、材料の歩留まりを上げて、製造コストを低くすることができる。
第2電極12が後方から順に3→2→1と1つずつ規則的に減るように各現像カートリッジ62の上面(ドロワの外部に露出する面)に設けられているので、ユーザが現像カートリッジ62を誤って配置しても、各電極11〜15の配置の異変を迅速に察知して、誤った配置を確実に直すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、第2電極12の形状を上面視で直線状となるように形成したが、本発明はこれに限定されず、どのような形状としてもよい。例えば、図4(a)に示すように、第2電極16の前端部(下流側端部)が、左側(一方側)に隣接する電極(第1電極11または第2電極16)の後端部(上流側端部)と同じ位置に位置するように、第2電極16を屈曲形成してもよい。なお、図4(a)では、便宜上、各電極11,16にドットのハッチングを施している。
これによれば、各第1電極11と各第2電極16とをすべて同一形状にできるので、部品の共通化を図ることができ、製造コストを低くすることができる。
また、図4(a),(b)に示すように、第1電極11や第2電極16の左右両側に一対のリブ62Fを設けてもよい。これによれば、各電極11,16間に生じる沿面放電を防止することができる。また、図4(a)のように各第1電極11や各第2電極16が同じ形状となる形態では、リブ62Fを同一形状で、かつ、同一個数設けることができるので、各現像カートリッジ62の形状をすべて同じ形状にして部品の共通化を図ることができ、製造コストを低くすることができる。
前記実施形態では、各電極11〜15を各現像カートリッジ62の上面に設けたが、本発明はこれに限定されず、現像カートリッジの左右どちらからの側面に設けてもよい。
前記実施形態では、カートリッジとして現像カートリッジ62を採用したが、本発明はこれに限定されず、ドラムカートリッジであってもよいし、現像カートリッジとドラムカートリッジを一体に構成したプロセスカートリッジなどであってもよい。
前記実施形態では、本体側電極21と最上流側の第1現像カートリッジ621との間にドロワ側電極74を介在させたが、本発明はこれに限定されず、最上流側のカートリッジの各電極を上流側に露出させて、これらの電極を本体側電極と直接接続させてもいい。
前記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
1 カラーレーザプリンタ
2 装置本体
11 第1電極
11A 第1延在部
11B 第2延在部
12 第2電極
13 第1電極
13B 第2延在部
14 第1電極
14B 第2延在部
15 第1電極
15B 第2延在部
21 本体側電極
62 現像カートリッジ
62A 現像ローラ
62B 上面
62C 後面
62D 左面
62E 前面
70 ドロワ
73 後壁
74 ドロワ側電極
621 第1現像カートリッジ
622 第2現像カートリッジ
623 第3現像カートリッジ
624 第4現像カートリッジ
A1 屈曲部
A2 屈曲部
A3 平面部

Claims (11)

  1. 現像を行うプロセス手段を備える複数のカートリッジと、
    前記カートリッジを着脱自在に保持し、装置本体に対して前記カートリッジの配列方向に引出可能な保持部材と、
    前記装置本体における前記保持部材の引出方向の上流側に配置され、前記複数のカートリッジに対応して設けられる複数の本体側電極と、
    前記各カートリッジに設けられ、前記引出方向の上流側の電極と前記プロセス手段とを電気的に接続するための第1電極と、
    前記引出方向の最下流側のカートリッジ以外のカートリッジに設けられ、上流側の電極と下流側の電極とを電気的に接続するための第2電極と、を備え、
    最上流側のカートリッジの第1電極には、前記本体側電極から給電され、前記最上流側のカートリッジ以外のカートリッジの第1電極には、前記本体側電極から少なくとも1つの第2電極を介して給電されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記保持部材のうち前記引出方向上流側に配置され、複数の前記本体側電極に対応して設けられる複数の保持部材側電極を備え、
    前記最上流側のカートリッジの第1電極および第2電極は、前記本体側電極から前記保持部材側電極を介して給電されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記最下流側のカートリッジ以外のカートリッジでは、前記第1電極と前記第2電極が前記引出方向に対する直交方向に間隔を空けて並列されるとともに、前記第1電極が前記直交方向の最も一方側に配置され、
    前記第2電極が、前記引出方向に沿って直線状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記最下流側のカートリッジ以外のカートリッジでは、前記第1電極と前記第2電極が前記引出方向に対する直交方向に間隔を空けて並列されるとともに、前記第1電極が前記直交方向の最も一方側に配置され、
    前記第2電極の下流側端部が、前記一方側に隣接する電極の上流側端部と同じ位置に位置するように、前記第2電極が屈曲形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記プロセス手段は、現像剤を担持する現像ローラであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1電極の上流側端部および前記第2電極の上流側端部は、前記カートリッジの上流側の側面に配置され、
    前記第2電極の下流側端部は、前記カートリッジの下流側の側面に配置され、
    前記第1電極の上流側端部および前記第2電極の上流側端部には、屈曲して前記配列方向に突出する屈曲部が形成される一方、
    前記第2電極の下流側端部には、下流側に隣接するカートリッジに設けられる前記屈曲部と接触する平面部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 装置本体に対して引出可能な保持部材に対して着脱可能であり、前記装置本体における前記保持部材の引出方向の上流側に配置される複数の本体側電極と他のカートリッジとの間または2つのカートリッジの間に配置されるカートリッジであって、
    現像を行うプロセス手段と、
    前記引出方向の上流側の電極と前記プロセス手段とを電気的に接続するための第1電極と、
    上流側の電極と下流側の電極とを電気的に接続するための第2電極とを備えることを特徴とするカートリッジ。
  8. 前記第1電極と前記第2電極が前記引出方向に対する直交方向に間隔を空けて並列されるとともに、前記第1電極が前記直交方向の最も一方側に配置され、
    前記第2電極が、前記引出方向に沿って直線状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
  9. 前記第1電極と前記第2電極が前記引出方向に対する直交方向に間隔を空けて並列されるとともに、前記第1電極が前記直交方向の最も一方側に配置され、
    前記第2電極の下流側端部が、前記一方側に隣接する電極の上流側端部と同じ位置に位置するように、前記第2電極が屈曲形成されていることを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
  10. 前記プロセス手段は、現像剤を担持する現像ローラであることを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  11. 前記第1電極の上流側端部および前記第2電極の上流側端部は、前記カートリッジの上流側の側面に配置され、
    前記第2電極の下流側端部は、前記カートリッジの下流側の側面に配置され、
    前記第1電極の上流側端部および前記第2電極の上流側端部には、屈曲して上流側に突出する屈曲部が形成される一方、
    前記第2電極の下流側端部には、下流側に隣接するカートリッジに設けられる前記屈曲部と接触する平面部が形成されていることを特徴とする請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載のカートリッジ。

JP2009060893A 2009-03-13 2009-03-13 画像形成装置およびカートリッジ Pending JP2010217261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009060893A JP2010217261A (ja) 2009-03-13 2009-03-13 画像形成装置およびカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009060893A JP2010217261A (ja) 2009-03-13 2009-03-13 画像形成装置およびカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010217261A true JP2010217261A (ja) 2010-09-30

Family

ID=42976229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009060893A Pending JP2010217261A (ja) 2009-03-13 2009-03-13 画像形成装置およびカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010217261A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130121719A1 (en) * 2011-11-10 2013-05-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
JP2016161617A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 キヤノン株式会社 画像形成装置に着脱可能なユニット、及び、画像形成装置
US9915917B2 (en) 2016-03-30 2018-03-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge capable of restraining frictional wearing of electrode provided at developing unit

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130121719A1 (en) * 2011-11-10 2013-05-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
US9188944B2 (en) * 2011-11-10 2015-11-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus
EP2592495A3 (en) * 2011-11-10 2017-05-03 S-Printing Solution Co., Ltd. Image forming apparatus
JP2016161617A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 キヤノン株式会社 画像形成装置に着脱可能なユニット、及び、画像形成装置
US9915917B2 (en) 2016-03-30 2018-03-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge capable of restraining frictional wearing of electrode provided at developing unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5029682B2 (ja) 現像カートリッジ
JP5741255B2 (ja) 画像形成装置
JP4671066B2 (ja) 画像形成装置および画像形成ユニット
JP5821474B2 (ja) 画像形成装置
JP5103821B2 (ja) 画像形成装置
KR20140102866A (ko) 정착장치와 이를 가지는 화상형성장치
JP2009210630A (ja) タンデム型感光体ユニットおよび画像形成装置
JP2010217261A (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
JP2011069933A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP4240123B2 (ja) 画像形成装置
JP2008072481A (ja) 画像形成装置
JP4862317B2 (ja) 画像形成装置、及び、この画像形成装置で用いられる現像ユニット
JP6089688B2 (ja) 画像形成装置
JP4915425B2 (ja) 画像形成装置
JP2009157299A (ja) プロセスカートリッジ
JP6387706B2 (ja) 画像形成装置
US8712283B2 (en) Image forming apparatus
US8903264B2 (en) Image forming apparatus configuration for electric charge removal
US8807560B2 (en) Recording sheet guide structure and cartridge
JP5196058B2 (ja) 現像カートリッジ
JP5619316B2 (ja) 画像形成装置
JP5723759B2 (ja) 除電ユニット及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置
JP2015101431A (ja) シート収容装置、画像形成装置
JP4434278B2 (ja) 画像形成装置
JP5104977B2 (ja) 画像形成装置、及び、この画像形成装置で用いられる現像ユニット