JP2010217033A - 縮分装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 鉛直な軸線に関して軸対称形状をなし、上端が尖って下方で径が拡大された形状の錐体11と、錐体の頂部の上方から粉体を落下させる供給部2とを備える。供給部から供給された粉体は、錐体の周面に沿って滑落させ、該錐体の下端部において周方向に分布して滑落する粉体の一部を採取する。供給部は、供給槽21内に多数の小孔を有する孔あき板27を有し、この孔あき板の上側の近接した位置で、供給槽の中心軸線回りに回転翼体24を旋回させる。孔あき板を通過した粉体を、錐体の鉛直な軸線と中心軸線が一致するように支持された落下誘導管25から錐体上に落下させる。
【選択図】図2
Description
特許文献1に記載されたものは、管路を搬送される粉状の材料が羽根車の回転領域を横断するものとなっている。この羽根車には所定の中心角の領域にサンプル採取羽根が設けられており、羽根車が回転して粉体が流下する流域を通過する毎に粉体のサンプルを採取するものとなっている。
また、特許文献2に記載の縮分器は、流下方向が2つの方向に異なる溝を交互に配列し、この上から粉体を供給して溝の流下方向によって粉体を分割するものである。そして、例えば溝を環状に配列し、円錐体の周面に沿って粉体を滑走させて上記溝上に粉体を流下させるものとなっている。
図1は、本発明の一実施形態である縮分装置の概略側面図である。
この縮分装置は、粉体が錐体の周面上を滑落する粉体滑落部1と、この粉体滑落部1の上方から粉体を落下させる粉体供給部2と、上記粉体滑落部1で錐体の周面を滑落した粉体の一部を採取するサンプリング部3と、サンプリング部3で採取された粉体を、採取されなかった粉体と分離して排出する排出部4とを有し、これらが支持枠体5によって支持されている。
この粉体供給部2は、平断面が円形となった供給槽21と、この供給槽21に粉体を投入する供給管22と、この供給管22の下端部に固定された円錐体23及び回転翼体24と、上記供給槽21の下部に接続された落下誘導管25と、上記回転翼体の下側で水平に支持された孔あき板27と、を備えている。
なお、粉体受管66は供給管22と接合されて共に軸線回りに回転するものとなっており、固定支持された搬送管67との間には、摺動可能なシール部材が設けられている。
上記回転翼体24は、円錐体23に当たって分散された粉体が供給槽21内に供給される位置の下側に設けられており、中心部から半径方向に複数の翼を張り出したものである。それぞれの翼は回転方向に傾斜し、供給された粉体を周方向に均すように搬送するものとなっている。
また、上記回転翼体24の回転速度は、孔あき板27の小孔を通過する粉体が周方向でほぼ均等となるように、小孔の径や供給される粉体量、粉体の性質等を考慮して適宜に設定することができるものであり、例えば0.5〜5回/秒とすることができ、望ましくは1〜3回/秒である。
粉体滑落部1は、支持枠体5に固定された支持柱12の頂部に支持された錐体11を備え、上記粉体供給部2の落下誘導管25から落下する粉体が上記錐体11の周面上を滑落するものとなっている。この錐体11はほぼ円錐形となっており、落下誘導管25と中心軸線が一致するように支持されている。そして、落下誘導管25からは周方向に均一に粉体が落下されるので錐体11の頂点から全方位に分散されて落下する粉体が周方向にほぼ均一となるものである。
この実施の形態では、上記仕切壁13によって錐体11の周面が周方向に16等分されているが、等分する数は上記16等分に限定されるものではなく、適宜に選択することができる。
なお、上記錐体11の外側を覆うように設けられたカバー15は、下端が回転する上部テーブル31(後述)の上に支持されて、この上部テーブル31とともに回転するものとなっている。また、このカバー15の上部は上部支持回転体16及び軸受け17を介して固定支持された落下誘導管25に支持されている。
このサンプリング部3は、上記錐体11の鉛直な中心軸線回りに回転駆動される上部テーブル31と、この上部テーブル31の下方にあって上部テーブル31とともに回転する下部テーブル32とを備えている。そして、上部テーブル31には、図7に示すように外周部に沿って複数の採取シュート33と排出シュート34とが交互に設けられている。これらの採取シュート33及び排出シュート34は、上部テーブル31の回転にともなって移動し、錐体11の下端部から粉体が継続的に落下する位置を通過して落下する粉体を分割して受け入れるものとなっている。そして、下部に接続された導管35を介して下部テーブル32へ送り出すものとなっている。
なお、上記採取シュート33及び排出シュート34の数、それぞれの中心角及びこれらの中心角の比は上記値に限定されるものではなく、適宜に設定することができる。
排出部4は、外側排出口37の下方に支持された外側ホッパー41と、内側排出口38の下方に支持された内側ホッパー42とを備えている。外側ホッパー41の外周部は、環状に配列された外側排出口37の外側にあって外側排出口37に導かれた粉体が投下されるものとなっている。また、内側ホッパー42の外周部は、環状に配列された内側排出口38の外側で外側排出口37の内側にあって、内側排出口38に導かれた粉体が外側ホッパー37に投下される粉体と混ざらないように投下されるものとなっている。そして、内側ホッパー38に投下された粉体は、外側ホッパー41の外壁部を貫通する採取管43によって取り出される。また、外側ホッパー41に投下された粉体は、排出管44へと送り出されるものとなっている。
錐体11の鉛直な軸線は落下誘導管25の中心軸線と一致しているので、錐体11の周面上に落下した粉体は周方向にほぼ均等に分布しており、段差11aを越えて仕切壁13間に流下する。仕切壁13の頂部は周方向に等間隔となっており、周方向に均等に滑落する粉体が均等に分割されて錐体11の下端部に至る。
同様に、第2の導管35bの2本を内側排出口38に接続し、他の第2の導管35bは外側排出口37に接続すると、全体量の1/20が採取される。そして、16分割された粉体のそれぞれから2つの採取シュートがそれぞれ1分間に5回ずつサンプルを採取し、1分間に供給される粉体から160箇所でサンプリングされる。
11:錐体、 12:支持柱、 13:仕切壁、 14:蓋板、 15:カバー、 16:上部支持回転体、 17:軸受け、
21:供給槽、 22:供給管、 22a:供給管の外管、 22b:供給管の内管、 23:円錐体、 24:回転翼体、 25:落下誘導管、 26:上蓋、 27:孔あき板、 28:ボルト、
31:上部テーブル、 32:下部テーブル、 33:採取シュート、 34:排出シュート、 35a:第1の導管、 35b:第2の導管、 36:仕切部、 37:外側排出口、 38:内側排出口、
41:外側ホッパー、 42:内側ホッパー、 43:採取管、 44:排出管、
61:供給管の支持部、 62:軸受け、 63:駆動伝達ギア、 64:モータ、 65:駆動ギア、 66:粉体受管、 67:搬送管、
71:軸受け、 72:回転基部、 73:内歯ギア、 74:駆動ギア、 75:駆動モータ、 76:支持柱の基部、 77:軸受け
Claims (7)
- 鉛直な軸線に関して軸対称形状をなし、上端が尖って下方で径が拡大された形状の錐体と、
前記錐体の頂部の上方から粉体を落下させる供給部とを備え、
前記供給部から供給された粉体を、前記錐体の周面に沿って滑落させ、該錐体の下端部において周方向に分布して滑落する粉体の一部を採取する縮分装置であって、
前記供給部は、
平断面が円形となっており、中心軸線が前記錐体の鉛直な軸線と一致するように支持されて、上方から粉体が投入される供給槽と、
該供給槽内で水平に支持され、上方から供給された粉体を通過させる多数の小孔がほぼ一様に分布するように設けられた孔あき板と、
該孔あき板の上側に近接して設けられ、前記供給槽の中心軸線回りに旋回する回転翼体と、
前記錐体の鉛直な軸線と中心軸線が一致するように支持され、前記孔あき板を通過した粉体を前記錐体上に落下させる円形断面の落下誘導管と、を有するものであることを特徴とする縮分装置。 - 前記供給槽と中心軸線が一致するように支持され、該供給槽内に上方から突き入れられた供給管を有し、
前記回転翼体は、前記供給管の下端部に固定されて該供給管とともに該供給管の中心軸線回りに回転駆動されるものであり、
前記粉体は、前記供給管に設けられた開口から前記供給槽内の前記孔あき板の上側に供給されるものであることを特徴とする請求項1に記載の縮分装置。 - 前記供給管の下部において該供給管と中心軸線が一致するように支持され、該供給管内を落下する粉体を放射状に分散して前記開口部から前記供給槽内に放出する円錐体を有することを特徴とする請求項2に記載の縮分装置。
- 前記粉体が前記供給槽へ所定時間当たりに供給される量は、前記孔あき板を前記所定時間当たりに通過し得る量より少ない量に調整されていることを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3に記載の縮分装置。
- 前記落下誘導管の下端は水平に切断されたものであり、
該落下誘導管は、上下方向に移動して該落下誘導管の下端と前記錐体の周面との環状の隙間の大きさを調整するものであることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の縮分装置。 - 前記錐体は、頂点より低い位置に上端があって下方に連続する仕切壁が周方向に複数設けられ、前記粉体を複数の仕切壁間に分割して滑落させるものであることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の縮分装置。
- 前記仕切壁の頂部と接合され、前記錐体の周面と間隔をあけて対向するように蓋板が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の縮分装置。
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