JP2010214742A - アジテータ - Google Patents

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Abstract

【課題】特に幅方向の寸法が制限される条件の下で、単純な構造によりタンク容量を大きくすることができ、しかも非攪拌領域の大きさを極力小さくすることができるアジテータを提供する。
【解決手段】アジテータタンク1内に縦向きに配置される複数の回転軸2a,2bと、各回転軸2a,2bの下端部に設けられ、アジテータタンク1の底面に沿って回転する攪拌羽根3a,3bとを備え、各回転軸2a,2bは、互いに隣接する回転軸の攪拌羽根3a,3bの回転領域が平面的に一部重なるように配置され、アジテータタンク1の底面は、互いに隣接する一方の回転軸2aの攪拌羽根3aの全回転領域にほぼ等しい大面積底面部分A1と、他方の回転軸2bの攪拌羽根3aの全回転領域から重なり合い部分を減じた大きさにほぼ等しい小面積底面部分A2とを有し、大面積底面部分A1は少なくとも攪拌羽根2aの高さ分、小面積底面部分A2よりも高さが低くなっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、アジテータに関し、さらに詳細には、地盤改良や地中連続壁の造成に使用されるセメント系固化材を作製するための、可搬式のバッチャープラントに組み込まれるアジテータに関する。
従来、地盤改良や地中連続壁の造成にはセメントミルクやセメントモルタル等のセメン系固化材が使用されている。このセメント系固化材を現場で作製するのがパッチャープラントである(例えば特許文献1参照)。バッチャープラントには、トラックに積み込むことができるユニット化された可搬式のものがあり、このような可搬式バッチャープラントの場合、分解せずに組立状態で搬送するのが一般的であり、寸法制限、特にトラックに積み込む関係上、幅方向の寸法に制限がある。
アジテータは、バッチャープラントに組み込まれる要素の1つであり、ミキシングタンクで作製されたセメント系固化材をいったん貯溜し、ポンプを介して所定位置に圧送するためのものである。このアジテータは、タンク容量が大きいほど、セメント系固化材を多く貯溜しておけるので望ましいが、上記のような搬送上の点から制限がある。
図4〜図7は、従来のアジテータを示している。各図において(a)は平面図、(b)は立面図である。図4に示すアジテータは単軸回転型と称されるもので、平面円形(円筒形)のアジテータタンク50と、アジテータタンク50内に縦向きに配置される回転軸51と、回転軸51の下端部に設けられ、アジテータタンク50の底面に沿って回転する1対の攪拌羽根52とを有している。回転軸51は駆動モータ53に直結されて回転する。54はアジテータタンク50の底面に設けられたセメント系固化材の導出口である。この単軸回転型は最も構造が単純で一般的に採用されているが、幅方向の寸法が大きくなるので搬送上の制限からタンク容量を大きくするには限界がある。
図5に示すアジテータは単軸水平移動型と称されるもので、アジテータタンク50が平面矩形をなし、回転軸51及び攪拌羽根52が水平方向に往復移動する構造である。この単軸水平移動型の場合、水平移動のための構造が回転型に比べて複雑となり、製造コストもアップする。
図6に示すアジテータは単軸揺動型と称されるもので、アジテータタンク50は平面矩形で底面が部分円筒形をなし、回転軸51及び攪拌羽根52が左右に揺動する構造である。この単軸揺動型の場合、揺動構造部が複雑となり、製造コストもアップする。
図7に示すアジテータは2軸平行回転型と称されるもので、アジテータタンク50は平面長円形をなし、回転軸51a,51bを2軸並列に配置したものである。この2軸平行回転型の場合、回転軸それ自体の構造は上記単軸回転型と同様であり、したがって単純で良好であるが、攪拌羽根52a,52bが干渉しないように回転軸51a,51bを配置する必要があり、そのため比較的大きな非攪拌領域Aが発生し、実用上問題がある。
特開平5−261720号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、特に幅方向の寸法が制限される条件の下で、単純な構造によりタンク容量を大きくすることができ、しかも発生する非攪拌領域の大きさを極力小さくすることができるアジテータを提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、セメント系固化材を攪拌しながら貯溜するためのアジテータであって、
アジテータタンクと、
前記アジテータタンク内に縦向きに配置される複数の回転軸と、
各回転軸の下端部に設けられ、前記アジテータタンクの底面に沿って回転する攪拌羽根とを備え、
前記各回転軸は、互いに隣接する回転軸の攪拌羽根の回転領域が平面的に一部重なるように配置され、
前記アジテータタンクの底面は、互いに隣接する一方の回転軸の攪拌羽根の全回転領域にほぼ等しい大面積底面部分と、他方の回転軸の攪拌羽根の全回転領域から前記重なり合い部分を減じた大きさにほぼ等しい小面積底面部分とを有し、
前記大面積底面部分は少なくとも攪拌羽根の高さ分、前記小面積底面部分よりも高さが低くなっていることを特徴とするアジテータにある。
この発明によれば、互いに隣接する回転軸の攪拌羽根は回転領域が平面的に一部重なるが、アジテータタンクは高さが異なる底面部分を持つので攪拌羽根どうしは互いに干渉することがない。したがって、特に幅方向の寸法が制限される条件の下で、単純な構造によりタンク容量を大きくすることができ、しかもタンク容量を大きくしても発生する非攪拌領域の大きさを極力小さくすることができる。
この発明の実施形態を示す平面図である。 同実施形態のものの立面図である。 別の実施形態を示す概略平面図である。 従来例を示し、(a)は平面図、(b)は立面図である。 別の従来例を示し、(a)は平面図、(b)は立面図である。 別の従来例を示し、(a)は平面図、(b)は立面図である。 別の従来例を示し、(a)は平面図、(b)は立面図である。
この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。アジテータタンク1は可搬式のバッチャープラントに組み込まれ、平面長円形で筒型のものであり、2つの半円筒形部1a,1bと、これらの半円筒形部1a,1bを連結する平板部1cとを有している。より具体的には、アジテータタンク1は、その平面形状が、一部を重ね合わせた半径が等しい2つの円と、これらの円に共通な2つの接線とでできる長円形をなしている。
アジテータタンク1内には2つの回転軸2a,2bが縦向きに、かつ互いに平行に配置されている。各回転軸2a,2bの配置位置は、円筒形部1a,1bの曲率中心とほぼ一致する位置である。各回転軸2a,2bの下端部には、アジテータタンク1の底面に沿って回転するそれぞれ1対ずつの攪拌羽根3a,3bが設けられている。
アジテータタンク1の上部には回転軸2a,2bに対応して2つの駆動モータ4a,4bが設置されている。各回転軸2a,2bはこれらの駆動モータ4a,4bに連結され、回転軸2a,2bの回転に伴って攪拌羽根3a,3bが回転する。攪拌羽根3a,3bの長さは、その先端が半円筒形部1a,1bの内周近くまで達する程度の長さ、すなわち半円筒形部1a,1bの曲率半径にほぼ等しい長さである。したがって、アジテータタンク1の平面形状及び回転軸2a,2bの配置を上記のようにすることにより、攪拌羽根3a,3bの回転領域が平面的に一部重なり合う。鎖線Tは一方の攪拌羽根3bの先端の回転軌跡の一部を示している。
アジテータタンク1の底面は、一方の攪拌羽根3aの全回転領域にほぼ等しい大面積底面部分A1と、他方の攪拌羽根3bの全回転領域から重なり合い部分を減じた小面積底面部分A2とを有している。そして、大面積底面部分A1は小面積底面部分A2よりも攪拌羽根3aの分だけ高さが低くなっている。小面積底面部分A2に同一高さで連なる底面部分A3は、攪拌には不要な部分であって非攪拌領域となる部分である。したがって、この底面部分A3は無くすようにしてもよい。すなわち、アジテータタンク1の平面形状を2つの円を重ね合わせたのみの、中央部がくびれた形状としてもよい。
上記のようなアジテータタンク1において、セメントミルクなどのセメント系固化材はアジテータタンク1の上方に配置された図示しないミキサーから自然落下により投入され、タンク1内に貯溜される。そして、セメント系固化材は、施工位置での要求に応じて、導出口6から図示しないポンプにより施工位置まで圧送される。なお、符合5は掃除口を示している。
セメント系固化材はアジテータタンク1に貯溜されている間、回転軸2a,2bによって回転する攪拌羽根3a,3bにより常時攪拌される。攪拌羽根3a,3bの回転の際、それらの回転領域は平面的に一部重なり合うが、それらに対応する底面部分A1、A2の高さが異なるので攪拌羽根3a,3bどうしは互いに干渉することがない。このように、この発明によれば、寸法制限、特に幅方向の寸法を大きくすることなく、簡単な構造でタンク容量を大きくすることができ、しかもタンク容量を大きくしても発生する非攪拌領域の大きさを極力小さくすることができる。
上記実施形態に限らず、この発明によるアジテータは種々の形態を採りうる。図3は、別の実施形態を示す概略図である。この実施形態は回転軸を3軸とする場合であり、アジテータタンク1の底面は、1つの大面積底面部分A1と、その両側に形成されるの2つの小面積底面部分A2を有している。このように、高さが異なる大面積底面部分A1と、小面積底面部分A2とを順次連ねた底面をもつアジテータタンクとすることにより、所要大きさのタンク容量をもつ多軸構造のアジテータを得ることができる。
1 アジテータタンク
1a,1b 半円筒形部
1c 平板部
2a,2b 回転軸
3a,3b 攪拌羽根
1 大面積底面部分
2 小面積底面部分

Claims (1)

  1. セメント系固化材を攪拌しながら貯溜するためのアジテータであって、
    アジテータタンクと、
    前記アジテータタンク内に縦向きに配置される複数の回転軸と、
    各回転軸の下端部に設けられ、前記アジテータタンクの底面に沿って回転する攪拌羽根とを備え、
    前記各回転軸は、互いに隣接する回転軸の攪拌羽根の回転領域が平面的に一部重なるように配置され、
    前記アジテータタンクの底面は、互いに隣接する一方の回転軸の攪拌羽根の全回転領域にほぼ等しい大面積底面部分と、他方の回転軸の攪拌羽根の全回転領域から前記重なり合い部分を減じた大きさにほぼ等しい小面積底面部分とを有し、
    前記大面積底面部分は少なくとも攪拌羽根の高さ分、前記小面積底面部分よりも高さが低くなっていることを特徴とするアジテータ。
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