JP2010214407A - 積層鉄心の製造に用いる金型装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バラコアの製造におけるコア片の外形抜きを行う工程において、外形抜きダイから、コア片をコンベア上に姿勢よく降下させて載せ、順次搬送し、外形抜き及び搬送ともに生産性よく且つコストを低下させることが可能な積層鉄心の製造に用いる金型装置を提供する。
【解決手段】被打ち抜き材30からコア片15を外形抜きし、順次コンベア28に降下させてコンベア28で外部に搬送する金型装置10において、コア片15を打ち抜き形成する外形抜きダイ12の下部にコア片15をコンベア28上に降下案内するガイドプレート14を、ダイシュー13の内側面に沿って複数設けた。
【選択図】図1

Description

本発明はかしめ手段などで連結されておらず一枚毎が独立しているコア片(以下「バラコア」という)を金型によって打ち抜き形成する場合、ダイの下方から円滑に排出させるようにした積層鉄心の製造に用いる金型装置に関する。
従来、バラコアの製造においては、金型装置によって所定の形状及び寸法にコア片を打ち抜き、コンベア上に落下させてコア片を金型装置の下部から排出し、次工程に搬送している。
ところが、被打ち抜き材の厚みのバラツキや、コア片形状の非対称性などによって、外形抜きされたコア片の形状バランスが必ずしも均等ではないため、ダイからの落下途中でコア片が回転したり、傾いたりすることがある。そして、コア片が下方のコンベアに姿勢が悪い状態で載った場合には、コア片がダイ下型に当たって変形することがあった。
また、落下姿勢が悪いため、コア片がコンベア上に落下する途中でダイシュー内に詰まって、コア片が変形したり、あるいはコア片が排出できなくなって、金型装置が破損するという問題が起きていた。このような問題が発生した場合には、その都度生産をストップしなければならず、生産性を著しく低下させていた。
そこで、例えば、特許文献1に記載のように、金型装置の下方に所定の打ち抜き片(バラコア)に沿った形状のシュートを取り付け、コア片をシュート内を通じて、姿勢よく整列させた状態で金型外に排出する方法が提案されていた。
特公平5−47299号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術は、打ち抜き片の形状に沿ってシュートを変更したり、シュート長さに応じて金型装置を大型化する必要があるので、シュートの製作が大幅なコスト高になるという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、バラコアの製造におけるコア片の外形抜きを行う工程において、外形抜きダイから、コア片をコンベア上に姿勢よく降下させて載せ、順次搬送し、外形抜き及び搬送ともに生産性よく且つコストを低下させることが可能な積層鉄心の製造に用いる金型装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置は、被打ち抜き材からコア片を外形抜きし、順次コンベアに降下させて該コンベアで外部に搬送する金型装置において、
前記コア片を打ち抜き形成する外形抜きダイの下部に前記コア片を前記コンベア上に降下案内するガイドプレートを、ダイシューの内側面に沿って複数設けた。
なお、ガイドプレートは耐摩耗性があって弾性を有する金属材料(例えば、バネ鋼等)を使用するのがよい。
また、第2の発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置は、第1の発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置において、前記各ガイドプレートの下部には、前記ダイシューの内側に該ガイドプレートを調整移動させるガイドプレート調整手段が設けられている。これによって、各ガイドプレートの下部の微調整ができる。
第3の発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置は、第1、第2の発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置において、前記各ガイドプレートは、前記ダイシューの上部に配置されるガイドプレートホルダーと、前記ダイシューの下部に配置されるホルダーサポートによって支持されている。
そして、第4の発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置は、第3の発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置において、前記各ガイドプレートの断面は台形状となって、前記ガイドプレートホルダー及び前記ホルダーサポートの断面台形のあり溝に嵌入している。これによって、ガイドプレートの取付けが容易となる。
本発明に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置は、シュート等の大型の装置を取付ける必要もなく、打ち抜かれたコア片は、ガイドプレートに案内されながら降下するので、ダイから降下途中に回転したり、傾いたりすることなく、コア片が高速で順次打ち抜かれても姿勢よくコンベア上に降下して搬送される。従って、コア片が搬送過程で詰まる等の事故が発生しないので、作業性及び生産性が大幅に向上し、次工程でのコア片の積層が能率よく行える。更には装置構成も単純化されてコスト削減が図られる。
また、コア片の形状が非円形又は多角形であっても、ガイドプレートによって、姿勢よくコンベア上にコア片が落下する。
本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置の縦断面図である。 同金型装置の底面図である。 同金型装置の主要部の斜視図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造に用いる金型装置10は、パンチ11と対となるダイ(即ち、外形抜きダイ)12を支持するダイシュー13の内側面に沿って設けられた複数のガイドプレート14を有している。
ガイドプレート14は、図2に示すように平面視して多角形のコア片(即ち、バラコア)15の降下をガイドするものであって、耐摩耗性及び弾力性を有する材料(例えば、バネ鋼、炭素鋼、ステンレス鋼、真鍮、青銅など)からなって、ダイシュー13と略同一の長さとなっている。このガイドプレート14は断面台形となって、ダイシュー13の上部及び下部に設けられているガイドプレートホルダー(上部支持台)16及びホルダーサポート(下部支持台)17にそれぞれ設けられた奥広のあり溝18、19によって支持されている。
図3に示すように、ガイドプレートホルダー16及びホルダーサポート17は鋼製のリング状物となって、内側はコア片15の外形(即ち、ダイ12の内形)より少しの隙間(例えば、0.2〜1.5mm)を有して形成される。そして、ガイドプレートホルダー16及びホルダーサポート17の内側表面から、ガイドプレート14が面一又は僅少の範囲(例えば、0.02〜1mm)で突出している。この状態で、コア片15の外形と各ガイドプレート14との間には例えば0.05〜0.5mmの隙間が形成されて、複数(この実施の形態では6本)のガイドプレート14で囲まれる枠の中をコア片15が円滑に降下するようになっている。
各ガイドプレート14の下部には、ガイドプレート14の下部を内側に押しやるガイドプレート調整手段20が設けられている。この実施の形態ではガイドプレート調整手段20は、ピン21からなって、ピン21をホルダーサポート17の下端から内部に押し込む程、ガイドプレート14の底を半径方向内側に押しやる構造となっている。なお、21aはピンを拡幅するねじを示す。
ガイドプレート調整手段20を構成するピン21はテーパー状となっていてもよいし、割りピンとなってこのピンにねじ等を入れ込むと、拡幅してテーパーピン状となるものであってもよい。また、ホルダーサポート17の下部に半径方向内側に向けてねじを設け、このねじによってガイドプレート14の下部を半径方向内側に押し付ける構造であってもよい。
ガイドプレートホルダー16はダイ12の直下にあって、ダイシュー13の上部に嵌め込まれ、それぞれ複数の位置決め用のノックピン22及びねじ23によってダイシュー13に固定されている。また、ホルダーサポート17も複数の位置決め用のノックピン24と、ねじ25によって、ダイシュー13に底部から固定されている。なお、27はダイ12を固定するダイプレートを、28はコア片15を搬送するコンベアを示す。
続いて、図面を参照しながら、この積層鉄心の製造に用いる金型装置10の使用方法及び作用について説明する。
まず、ガイドプレート調整手段20を操作して、ガイドプレート14の下部をコア片15に対して僅少の隙間(例えば、0.01〜0.2mm)を有するように調整しておく。この場合、コア片15の周囲にあるガイドプレート14が一律に均等な隙間を有するようにしておく。
この状態で、図1に示すように、所定(例えば、珪素鋼板)の被打ち抜き材30を間欠送りして、パンチ11を下降すると、パンチ11とダイ12によってコア片15が打ち抜かれ(外形抜きされ)、下方に押しやられる。
ダイ12から抜けたコア片15は、ガイドプレート14に沿って降下し、ガイドプレート14の下部の部分でコア片15との隙間を調整されて、姿勢よく正確に、コンベア28上に落下する。これによって、高速でプレス加工を行っても、コア片15が傾いたり回転することなく、コンベア28上に降下できる。
前記実施の形態においては、発明の理解を容易にするため、具体的な数字を用いて説明したが、本発明の要旨を変更しない範囲での数値変更は可能である。
また、ガイドプレートの形状は断面台形とし、台形の上底を半径方向内側に向けているが、本発明はこの形状には限定されず、「凸」字状としてもよい。
前記実施の形態では、コア片としてステータを用いた場合について説明しているが、場合によっては、ロータでもよい。
10:積層鉄心の製造に用いる金型装置、11:パンチ、12:ダイ、13:ダイシュー、14:ガイドプレート、15:コア片、16:ガイドプレートホルダー、17:ホルダーサポート、18、19:あり溝、20:ガイドプレート調整手段、21:ピン、21a:ねじ、22:ノックピン、23:ねじ、24:ノックピン、25:ねじ、27:ダイプレート、28:コンベア、30:被打ち抜き材

Claims (4)

  1. 被打ち抜き材からコア片を外形抜きし、順次コンベアに降下させて該コンベアで外部に搬送する金型装置において、
    前記コア片を打ち抜き形成する外形抜きダイの下部に前記コア片を前記コンベア上に降下案内するガイドプレートを、ダイシューの内側面に沿って複数設けたことを特徴とする積層鉄心の製造に用いる金型装置。
  2. 請求項1記載の積層鉄心の製造に用いる金型装置において、前記各ガイドプレートの下部には、前記ダイシューの内側に該ガイドプレートを調整移動させるガイドプレート調整手段が設けられていることを特徴とする積層鉄心の製造に用いる金型装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1記載の積層鉄心の製造に用いる金型装置において、前記各ガイドプレートは、前記ダイシューの上部に配置されるガイドプレートホルダーと、前記ダイシューの下部に配置されるホルダーサポートによって支持されていることを特徴とする金型装置。
  4. 請求項3記載の積層鉄心の製造に用いる金型装置において、前記各ガイドプレートの断面は台形状となって、前記ガイドプレートホルダー及び前記ホルダーサポートの断面台形のあり溝に嵌入していることを特徴とする積層鉄心の製造に用いる金型装置。
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