JP2010213321A - Ofdm通信システムのためのチャネル推定 - Google Patents

Ofdm通信システムのためのチャネル推定 Download PDF

Info

Publication number
JP2010213321A
JP2010213321A JP2010098901A JP2010098901A JP2010213321A JP 2010213321 A JP2010213321 A JP 2010213321A JP 2010098901 A JP2010098901 A JP 2010098901A JP 2010098901 A JP2010098901 A JP 2010098901A JP 2010213321 A JP2010213321 A JP 2010213321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subbands
estimate
frequency response
group
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010098901A
Other languages
English (en)
Inventor
Ranganathan Krishnan
ランガナサン・クリシュナン
Tamer Kadous
タマー・カドウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2010213321A publication Critical patent/JP2010213321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/32TPC of broadcast or control channels
    • H04W52/325Power control of control or pilot channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0224Channel estimation using sounding signals
    • H04L25/0228Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals
    • H04L25/023Channel estimation using sounding signals with direct estimation from sounding signals with extension to other symbols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/0212Channel estimation of impulse response
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/022Channel estimation of frequency response
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/34TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/42TPC being performed in particular situations in systems with time, space, frequency or polarisation diversity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】OFDMシステムにおける無線チャネルの周波数応答を推定するための技術を提供する。
【解決手段】ある方法では、無線チャネルの周波数応答の最初の推定はサブバンドの第1のグループに対して第1のグループのサブバンドを介して受信されたパイロットの送信に基づいて得られる。そして無線チャネルのインパルス応答の推定は周波数応答の最初の推定に基づいて導き出される。次に無線チャネルの周波数応答の向上した推定はサブバンドの第2のグループに対してインパルス応答の推定に基づいて導き出される。第1及び第2のグループはそれぞれ使用可能なサブバンドの全て或いは部分集合のみを含んでよい。複数の端末によるそれらに関連づけられたサブバンドのグループでのパイロットの同時送信を可能にするためにサブバンドの多重化は用いられてよい。
【選択図】図5

Description

本出願は、全ての目的に対して参照としてここにそのまま組み込まれる、2002年10月29日に出願された、“OFDM通信システムのためのチャネル推定(Channel Estimation For OFDM Communication Systems)”と題された2002年10月29日に出願された米国仮特許出願第60/422,362号と、“無線通信システムにおける上りリンクのパイロット及びシグナリングの送信(Uplink Pilot And Signaling Transmission In Wireless Communication Systems)” と題された2002年10月29日に出願された米国仮特許出願第60/422,368号の両方に関する。
本発明は一般にデータ通信、より具体的には直交周波数分割多重化(OFDM)システムのような、複数のサブバンドを伴った通信システムにおける無線チャネルの応答を推定するための技術に関する。
無線通信システムは、音声、パケットデータ、その他のような様々なタイプの通信を提供するために広く発展させられている。これらのシステムは利用可能なシステムの資源を共有することによって複数のユーザを伴う通信をサポートすることができる多元接続(multiple−access)システムであってよい。そのような多元接続システムの例は符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
OFDMは全体のシステム帯域幅を複数(N)の直交サブバンドへと分割する。これらのサブバンドは、トーン(tone)、周波数ビン(bin)、そして周波数サブチャネルとも呼ばれる。OFDMでは、各サブバンドはその上でデータを変調できるそれぞれのサブキャリアと関連付けられる。それゆえ各サブバンドはデータを送信するために使用できる独立した送信チャネルとみなしてよい。
無線通信システムにおいて、送信機からのRF変調された信号は多数の伝播パスを介して受信機に到達してよい。OFDMシステムの場合、N個のサブバンドは、フェージング及びマルチパスの異なった効果によって異なった実際のチャネルを経験してよく、そしてその結果異なった複素数のチャネル利得と関連付けられてよい。
送信機及び受信機の間の無線チャネルの応答の正確な推定は、利用可能なサブバンドの上でデータを有効に送信するために通常必要とされる。チャネルの推定は送信機からパイロットを送信すること及び受信機においてパイロットを測定することによって通常実行される。パイロットは受信機によって先験的に(a priori)知られているシンボルから構成されているので、チャネル応答はパイロットの送信に用いられる各サブバンドに対して送信されたパイロットシンボルに対する受信されたパイロットシンボルの比として推定することができる。
パイロットの送信はOFDMシステムにおけるオーバーヘッド(overhead)を表している。それゆえ、可能な程度にパイロットの送信を最小化することが望ましい。しかしながら、無線チャネルの雑音及び他の人工的なもののために、受信機がチャネル応答の適度に正確な推定を得るためには十分な量のパイロットが送信される必要がある。さらにその上、マルチパスの成分におけるフェージング及び変化に起因する時間にわたるチャネルの変化に対応するためにパイロットの送信は繰り返される必要がある。結果的に、OFDMシステムに対するチャネル推定はシステム資源のかなりの部分を通常消費する。
無線通信システムの下りリンクにおいて、アクセスポイント(或いは基地局)からの単一のパイロット送信は多数の端末によってアクセスポイントから各端末への異なる下りリンクのチャネルの応答を推定するために使用できる。しかしながら、上りリンクでは、端末からアクセスポイントへの上りリンクチャネルを推定することをアクセスポイントに可能とするために各端末は別々にパイロット送信を送る必要がある。結果的に、パイロット送信に起因するオーバーヘッドは上りリンクのパイロット送信に起因して悪化させられる。
それゆえ、OFDMシステムにおいて、特に上りリンクにおいてより効率的にチャネル応答を推定するための技術に対する需要が当該技術分野に存在する。
複数のサブバンドを有する通信システム(例えば、OFDMシステム)における無線チャネルの周波数応答を推定するための技術がここで提供される。無線チャネルのインパルス応答はL個のタップで特徴付けることができることが知られている。ここで、LはOFDMシステムにおける全サブバンド数Nより通常かなり小さい。チャネルのインパルス応答に対してL個のタップのみが必要であるので、無線チャネルの周波数応答は(Nの代わりに)L次元の部分空間に存在し、(全部でN個のサブバンドの代わりに)L個の適当に選択されたサブバンドの数だけに対するチャネル利得に基づいて十分に特徴付けられてよい。さらにその上、L個より多くのチャネル利得が利用可能であるときですら、上で説明した性質は、以下で説明されるようにこの部分空間の外の雑音成分を抑制することによって無線チャネルの周波数応答の向上した推定を得るために使用してよい。
ある実施形態において、(例えば、OFDMシステムにおける)無線チャネルの周波数応答を推定するための方法が提供される。この方法に従って、サブバンドの第1のグループに対して無線チャネルの周波数応答の最初の推定が第1のグループのサブバンドを介して受信されたパイロット送信に基づいて得られる。第1のグループはデータ送信に使用可能なサブバンドの全て或いは部分集合のみを含んでよい。そして無線チャネルのインパルス応答の推定は、最初の周波数応答の推定及び第1のグループのサブバンドに対する第1の離散フーリエ変換(DFT)行列に基づいて導かれる。以下に説明するように、インパルス応答の推定は最小二乗推定として導かれてよい。次にサブバンドの第2のグループに対して無線チャネルの周波数応答の向上した推定は、インパルス応答の推定及び第2のグループのサブバンドに対する第2のDFT行列に基づいて導かれる。第2のグループは使用可能なサブバンドの全て或いは部分集合を含んでよく、そして第1のグループが全ての使用可能なサブバンドを含んではいない場合に第1のグループに含まれていない少なくとも1つの追加的なサブバンドを含むだろう。
本発明の様々な側面及び実施形態が以下でさらに詳細に説明される。
本発明の特徴、性質、利点は、同様な参照記号は全体を通して相応して一致する図と共に理解される場合に以下で示される詳細な説明からより明らかになるだろう。
図1は、OFDMのサブバンドの構成を示す。 図2Aは、無線チャネルの周波数応答とインパルス応答との間の関係を示す。 図2Bは、OFDMシステムにおけるN個の全サブバンドのためのDFT行列を示す。 図3Aは、OFDMシステムにおけるM個の使用可能なサブバンド及びN個の全サブバンドのためのDFT行列の間の関係を示す。 図3Bは、M個の使用可能なサブバンドでのパイロットの送信から導かれたインパルス応答の推定に基づいた周波数応答の向上した推定の導出を示す。 図4Aは、S個の割り当てられたサブバンド及びN個の全サブバンドのためのDFT行列の間の関係を示す。 図4Bは、S個の割り当てられたサブバンドでのパイロットの送信から導かれたインパルス応答の推定に基づいた周波数応答の向上した推定の導出を示す。 図5は、サブバンドの多重化をサポートするOFDMのサブバンド構成を示す。 図6は、無線チャネルの周波数応答を推定するための処理を示す。 図7は、アクセスポイント及び端末のブロック図を示す。
詳細な説明
ここで説明されるチャネル推定の技術は複数のサブバンドを伴ういかなる通信システムに対しても使用してよい。明確さのために、これらの技術はOFDMシステムに対して説明される。
図1はOFDMシステムで使用されてよいサブバンドの構成100を示す。OFDMシステムはW MHzの全システムの帯域幅を有していて、それはOFDMを用いたN個の直交するサブバンドへと分割される。それぞれのサブバンドはW/N MHzの帯域幅を有する。典型的なOFDMシステムにおいて、N個の全サブバンドのうちM個のみがデータ送信に使用される。ここでM<Nである。これらM個の使用可能なサブバンドはデータサブバンドとも呼ばれる。残っているN−M個のサブバンドはデータ送信に使用されず、OFDMシステムにスペクトルマスク(specutral mask)の要求を満たすことを可能にさせるためにガードサブバンドとして役立つ。M個の使用可能なサブバンドはFからF+M−1のサブバンドを含む。
OFDMの場合、各サブバンドで送信されることになっているデータはそのサブバンドの使用に対して選択された特定の変調方式を用いて最初に変調される(即ち、シンボルへマップされる)。信号の値はN−Mの使用されないサブバンドのそれぞれに対してはゼロに設定される。それぞれのシンボル期間に対して、N個のシンボル(即ち、M個の変調シンボルとN−Mのゼロ)は逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いて時間領域へと変換され、N個の時間領域のサンプルを含む“変換された”シンボルを得る。各変換されたシンボルの持続期間は各サブバンドの帯域幅に反比例して関係している。例えば、システム帯域幅がW=20MHzでありN=256であるならば、各サブバンドの帯域幅は78.125KHz(或いはW/N MHz)であり、各変換されたシンボルの持続期間は12.8μ秒(或いはN/W μ秒)である。
OFDMは、全システム帯域幅の異なった周波数での異なったチャネル利得によって特徴付けられる周波数選択性フェージングに対処する能力のようなある種の利点を提供できる。周波数選択性フェージングは符号間干渉(ISI)に伴われることは良く知られている。符号間干渉は受信された信号の中の各シンボルが受信された信号の中の後続するシンボルへの歪みとして働く現象である。ISIの歪みは受信されたシンボルを正しく検出する能力へ影響を与えることによって性能を劣化する。周波数選択性フェージングは、対応するOFDMシンボルを形成するように各変換されたシンボルの部分を繰り返すこと(或いは各変換されたシンボルに巡回接頭部(cyclic prefix)を付加すること)によってOFDMでは便利に対処することができ、そして対応するOFDMシンボルは無線チャネル上を送信される。
各OFDMシンボルに対する巡回接頭部の長さ(即ち、繰り返される量)はシステムの遅延広がりに依存している。与えられた送信機に対する遅延広がりは、送信機によって送信された信号に対して受信機において最も速く信号が到着した時と最も遅く信号が到着した時との差分である。システムの遅延広がりとはシステムの中の全ての端末に対する予想される最悪の場合の遅延広がりである。効率的にISIに対処するために、巡回接頭部はシステムの遅延広がりよりも長くなるべきである。
各変換されたシンボルはN個のサンプル期間の持続期間を有し、そこで各サンプル期間は(1/W)μ秒の持続期間を有する。巡回接頭部はC個のサンプルを含むように定義されてよく、Cはシステムの遅延広がりに基づいて選択された適当な整数である。特に、Cは、無線チャネルのインパルス応答に対するタップ数(L)より大きく或いは等しくなるように選択される(即ち、C≧L)。この場合、各OFDMシンボルはN+C個のサンプルを含み、各シンボル期間はN+C個のサンプル期間に及ぶ。
OFDMシステムのN個のサブバンドは異なるチャネル条件(即ち、フェージング及びマルチパスに起因する異なる効果)を経験してよく、異なる複素数のチャネル利得と関係付けられてよい。チャネル応答の正確な推定は受信機で適切にデータを処理する(例えば、復号及び復調する)ために通常必要とされる。
OFDMシステムにおける無線チャネルは、時間領域のチャネルのインパルス応答、、或いは対応する周波数領域のチャネルの周波数応答、のいずれかによって特徴付けられてよい。チャネルの周波数応答はチャネルのインパルス応答の離散フーリエ変換(DFT)である。この関係は以下のように行列形式で表現されるだろう:
Wh 式(1)
ここではOFDMシステムにおける送信機及び受信機の間の無線チャネルのインパルス応答に対する(N×1)のベクトルであり、
は無線チャネルの周波数応答に対する(N×1)のベクトルであり、そして
はベクトルにDFTを実行してベクトルを得るために用いられる(N×N)の行列である。
行列は(n,m)番目のエントリ(entry)wn,mが以下で与えられるように定義される:
Figure 2010213321
ベクトルはチャネルインパルスレスポンスの各タップに対して1つの非ゼロのエントリを含む。それゆえ、L<NでチャネルインパルスレスポンスがL個のタップを含むならば、ベクトルの最初のL個のエントリはL個の非ゼロの値となり、(N−L)個の引き続くエントリはゼロとなるだろう。しかしながら、そのような状況は実際のシステムでは生じないかもしれないが、L個の非ゼロの値がベクトルのN個のエントリの中のある任意の選択である場合ですらここで説明される技術は等しく適合する。
図2Aはチャネルの周波数応答及びチャネルのインパルス応答の間の関係を図で示す。ベクトルは送信機から受信機への無線チャネルのインパルス応答に対するN個の時間領域の値を含む。このベクトルはそれをDFT行列で事前に乗ずることによって周波数領域へ変換することができる。ベクトルはN個のサブバンドの複素数のチャネル利得に対するN個の周波数領域の値を含む。
図2Bは行列を図で示し、は式(2)で定義された要素からなる(N×N)の行列である。
OFDMシステムにおける無線チャネルの周波数応答の向上した推定を得るためにここで技術が提供される。無線チャネルのインパルス応答はL個のタップによって特徴づけられることが知られており、ここでLはシステムの全サブバンドの数より通常かなり小さい(即ち、L<N)。即ち、送信機によって無線チャネルに対してインパルスが加えられるならば、(Wのサンプルレートでの)L個の時間領域のサンプルはこのインパルス刺激に基づいた無線チャネルの応答を特徴付けるのに十分となるだろう。チャネルのインパルス応答のためのタップ数Lはシステムの遅延広がりに依存しており、より長い遅延広がりはLのより大きな値に対応している。
チャネルのインパルス応答に対してL個のタップのみが必要とされるので、チャネルの周波数応答は(Nの代わりに)L次元の部分空間に存在する。さらに具体的には、無線チャネルの周波数応答は、全部でN個のサブバンドの代わりにL個の適当に選択されたサブバンドの数だけに対するチャネル利得に基づいて完全に特徴付けられてよい。たとえL個以上のチャネル利得が利用可能であるとしても、以下に説明されるように無線チャネルの周波数応答の向上した推定はこの部分空間の外の雑音成分を抑圧することによって得られるだろう。
OFDMシステムに対するモデルは以下のように表現されてよい:
, 式(3)
ここではN個のサブバンドにおいて受信されるシンボルに対するN個のエントリを伴った“受信”ベクトルであり、
はN個のサブバンドにおいて送信されるシンボルに対するN個のエントリを伴った“送信”ベクトルであり(使用されないサブバンドに対するエントリはゼロ)、
はN個のサブバンドにおいて受信される加法性白色ガウス雑音(AWGN)に対するエントリを伴ったベクトルであり、そして
“o”はアダマール(Hadmard)積(即ち、のi番目の要素は及びのi番目の要素の積となる、点ごとの(point−wise)積)を示す。
雑音はゼロの平均とσの分散を有していると仮定される。
ここで説明されるチャネル推定技術は様々なパイロット送信方式と共に使用されてよい。明確さのために、これらの技術は2つの特定のパイロット送信方式に対して説明される。
第1のパイロット送信方式において、パイロットシンボルはM個のデータサブバンドのそれぞれで送信される。送信されたパイロットは(M×1)のベクトル によって示されてよく、 はM個のデータサブバンドのそれぞれに対して特定のパイロットシンボルを含む。各データサブバンドのためのパイロットシンボルに対する送信電力はP=x と表現されてよく、ここでxはk番目のサブバンドで送信されるパイロットシンボルである。
受信ベクトル は式(1)で示されたのに似て、受信されたパイロットに対して表現されてよい。より具体的には、 、ここで 、そして はそれぞれ(N×1)のベクトル、そしての中のM個のエントリのみを含む(M×1)のベクトルである。これらM個のエントリはM個のデータサブバンドに対応する。
無線チャネルの周波数応答の最初の推定、H^ は以下のように表現されるだろう:
H^ , 式(4)
ここでH^ は最初のチャネルの周波数応答の推定に対する(M×1)のベクトルであり、そして
=[a/b/b...a/b はM個のデータサブバンドに対するM個の比を含む。
式(4)で示されるように、最初の推定H^ はM個のデータサブバンドのそれぞれに対して受信及び送信されたパイロットシンボルに基づいて受信機によって決定されてよい。最初の推定H^ はM個のデータサブバンドに対する無線チャネルの周波数応答の表示である。
式(4)からわかるように、最初の推定H^ は雑音成分 によって歪まされる。チャネルの周波数応答 がチャネルのインパルス応答 の離散フーリエ変換であること、及び はL個のタップを有していてLは通常Mより小さい(即ち、L<M)ことに気づくことによって向上した推定が得られるだろう。
無線チャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls は、以下の最適化に基づいて得られるだろう:
Figure 2010213321
ここで はチャネルの仮定されたインパルス応答に対する(L×1)のベクトルであり、
は(N×N)の行列の(M×L)のサブ行列であり、そして
h^ ls はチャネルのインパルス応答の最小二乗推定に対する(L×1)のベクトルである。
図3Aは行列 及びの間の関係を図で示す。行列 のM個の行はM個のデータサブバンドに対応する行列のM個の行である。行列 のL個の列は行列の最初のL個の列である。
式(5)の最適化は全ての可能なチャネルのインパルス応答 にわたる。インパルス応答の最小二乗推定h^ ls は、周波数応答の最初の推定H^ で与えられる に対応する周波数応答との間の最小誤差を生ずる仮定されたインパルス応答 に等しい。
式(5)に対する解は以下のように表現されるだろう:
h^ ls =( −1 H^ 式(6)
式(6)で示されるように、インパルス応答の最小二乗推定h^ ls は周波数応答の最初の推定H^ に基づいて導かれてよく、H^ はM個のデータサブバンドで受信されたパイロットに基づいて得られる。特に、推定h^ ls は最初の推定H^ に“最小二乗操作”(即ち、( −1 での事前乗算)を実行することによって得られてよい。ベクトルh^ ls はチャネルのインパルス応答のL個のタップに対するL個のエントリを含んでいる。ここでL<Mである。
次に無線チャネルの周波数応答の向上した推定、H^ ls は、以下のように、チャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls から導かれてよい:
H^ ls h^ ls 式(7)
ここでH^ ls はチャネルの周波数応答の向上した推定に対する(M×1)のベクトルである。式(7)は、L<Mで、L個のエントリのみ含むチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls に基づいてM個のデータサブバンド全てに対してチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls が得られるだろうことを示す。
図3Bは、チャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls とチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls との間の関係を図で示す。ベクトルh^ ls はチャネルのインパルス応答の最小二乗推定としてL個の時間領域の値を含む。このベクトルh^ ls は、それに行列 を事前に乗ずることによって周波数領域へ変換できる。結果のベクトルH^ ls はM個のデータサブバンドに対して複素数の利得としてM個の周波数領域の値を含む。
明確さのために、チャネルの推定技術は3つの異なるステップで上で説明される:
1. チャネルの周波数応答の最初の推定H^ を得る、
2. チャネルの周波数応答の最初の推定H^ に基づいてチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls を導き出す、そして
3. チャネルのインパルス応答の推定h^ ls に基づいてチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls を導き出す。
チャネルの推定はステップが(明示的である代わりに)暗示的に実行されて良いように実行されてもよい。特に、チャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls はチャネルの周波数応答の最初の推定H^ から以下の様に直接導き出されてよい:
H^ ls −1 H^ 式(8)
式(8)で、周波数応答の最初の推定H^ に基づいて暗示的に導き出されたチャネルのインパルス応答の推定h^ ls に基づいて周波数応答の向上した推定H^ ls が導き出されるように第2のステップは暗示的に実行される。
チャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls における平均二乗誤差(MSE)は以下のように表現されてよい:
Figure 2010213321
ここでPは、M個のデータサブバンドのそれぞれにおけるパイロットシンボルに対して使用される送信電力である。
式(9)におけるMSEは最小二乗操作の後の雑音の共分散行列(即ち、 −1 の共分散行列)のトレース(trace)であることを示すことができる。
第2のパイロットの送信方式において、パイロットシンボルはS個の指定されたサブバンドのそれぞれで送信される。ここでS<NかつS≧Lである。通常指定されたサブバンドの数はデータサブバンドの数より小さい(即ち、S<M)。この場合、他の(M−S)個のデータサブバンドは他の送信のために使用されてよい。例えば、下りリンクにおいて、他の(M−S)個のデータサブバンドはトラヒックデータ及び/或いはオーバーヘッドデータを送信するために使用されてよい。上りリンクにおいて、M個のデータサブバンドはS個のサブバンドの別々の(disjoint)グループへと分割されてよく、そしてそれぞれのグループはパイロット送信のために異なる端末へ割り当てられてよい。複数の端末がサブバンドの別々のグループで同時に送信するこのサブバンドの多重化は、システムの効率を向上するために使用されてよい。明確さのために、チャネルの推定は、サブバンドの多重化に対して以下で説明される。サブバンドの多重化によって各指定された端末はそのS個の割り当てられたサブバンドでのみパイロットを送信する。
各端末に対する送信パイロットは(S×1)のベクトル によって示されてよく、 は端末に割り当てられているS個のサブバンドのそれぞれに対する特定のパイロットシンボルを含む。各割り当てられたサブバンドのためのパイロットシンボルに対する送信電力はPi,k=xi,k と表現されてよく、ここでxi,kは端末iによってk番目のサブバンドで送信されるパイロットシンボルである。
端末iに対する、無線チャネルの周波数応答の最初の推定H^ は以下のように表現されてよい:
H^ , 式(10)
ここで 、そして はそれぞれ(N×1)のベクトル、そしてのS個のエントリのみ含む(S×1)のベクトルであり、これらのS個のエントリは端末iに割り当てられたS個のサブバンドに対応している、そして
H^ は端末iのためのチャネルの周波数応答の最初の推定に対する(S×1)のベクトルである。
最初の推定H^ は、端末iに対してその端末に割り当てられたS個のサブバンドのそれぞれのために受信及び送信されたパイロットシンボルに基づいてアクセスポイントによって決定されてよい。最初の推定H^ は、端末iに割り当てられたS個のサブバンドに対する無線チャネルの周波数応答の表示である。再び、最初の推定H^ は雑音成分 によって歪まされる。向上したチャネルの推定は端末iに対して以下のように得られてよい。
端末iに対する、無線チャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls は、以下の最適化に基づいて得られるだろう:
Figure 2010213321
ここで は仮定されたチャネルのインパルス応答に対する(L×1)のベクトルであり、
は(N×N)のDFTのの(S×L)のサブ行列であり、そして
h^ ls は端末iに対するチャネルのインパルス応答の最小二乗推定に対する(L×1)のベクトルである。
図4Aは行列 との間の関係を図で示す。行列 のS個の行は端末iに割り当てられたS個のサブバンドに対応する行列のS個の行(影がついてない行として示される)である。行列 のL個の列は行列の最初のL個の列である。各端末は上りリンクにおけるパイロット送信のためにサブバンドの異なるグループを割り当てられるので、行列 は異なる端末に対して異なる。
再び、式(11)の最適化は全ての可能なチャネルのインパルス応答 にわたる。端末iに対するチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls は仮定された応答 に等しく、仮定された応答 は周波数応答の最初の推定H^ によって与えられる に対応する周波数応答との間の最小誤差となる。
式(11)に対する解は以下のように表現されるだろう:
h^ ls =( −1 H^ 式(12)
式(12)で示されるように、端末iに対するチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls はチャネルの周波数応答の最初の推定H^ に基づいて導かれてよい。ここでH^ は端末iに割り当てられたS個のサブバンドのみで受信された上りリンクのパイロットに基づいて得られる。特に、推定h^ ls は最初の推定H^ に最小二乗操作(即ち、( −1 での事前乗算)を実行することによって得られてよい。ベクトルh^ ls はチャネルのインパルス応答のL個のタップに対するL個のエントリを含んでいる。ここでL≦Sである。
そして、端末iに対する無線チャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls は、以下のようにチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls から導かれてよい:
H^ ls h^ ls 式(13)
ここでH^ ls は端末iのチャネルの周波数応答の向上した推定に対する(M×1)のベクトルである。
通常L≦S<M<Nであって、L個のエントリのみを含むチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls に基づいてM個のデータサブバンド全てに対して、端末iに対するチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls が得られるだろうことを式(13)は示す。端末iに割り当てられていない(M−S)個のサブバンドの周波数応答は上で説明された計算によって有効に補間される(interpolated)。
図4Bは、端末iに対するチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls とチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls との間の関係を図で示す。ベクトルh^ ls は端末iのチャネルのインパルス応答の最小二乗推定としてL個の時間領域の値を含む。このベクトルh^ ls は、それにDFT行列 を事前に乗ずることによって周波数領域へ変換できる。ベクトルH^ ls は端末iのM個のデータサブバンドに対して複素数の利得としてM個の周波数領域の値を含む。
チャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls は、以下のようにチャネルの周波数応答の最初の推定H^ から直接導かれてよい:
H^ ls −1 H^ 式(14)
式(14)は式(12)及び(13)を結合しており、チャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls の導出は暗示的に実行される。
向上した推定H^ ls の質は様々な要因に依存しており、その1つはN個の全サブバンドの全て或いは部分集合のみのいずれがデータ送信に用いられるかである。これら2つの場合のそれぞれは以下で別々に解析される。
もしN個の全てのサブバンドがデータ送信のために使用される(即ち、M=N)ならば、端末iに対するチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls の平均二乗誤差(MSE)は以下のように表現されてよい:
Figure 2010213321
ここでPは、端末iに割り当てられたS個のサブバンドのそれぞれにおけるパイロットシンボルに対して使用される送信電力であり、そして
q={1...L}に対するλ −1 の固有値である。
式(15)におけるMSEは最小二乗操作の後の雑音の共分散行列(即ち、 −1 の共分散行列)のトレースであることを示すことができる。また、最小二乗操作が雑音ベクトル を有色化(color)しない場合である、q={1...L}に対する固有値λが全て等しい時に、式(15)のMSEが最小化されることも示すことができる。
向上した推定H^ ls に対して最小の平均二乗誤差(MMSE)を得るための十分条件は、が恒等行列である場合に を満たすことである。(1)各グループのサブバンドの数がSであり、Sが2の冪になるようにrが整数であって、S=2≧Lである場合、及び(2)各グループのS個のサブバンドが均一に(即ち、等しく)間隔を保たせられている場合に、この条件を満たすことができる。そのようなサブバンドのグループ化及び間隔を保つことに対して、 は基数(radix)がN/SのDFT行列であり、それゆえ である。このサブバンドのグループ化及び間隔を保つことに対して、端末iに対するチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls のMMSEは式(15)から導かれてよく以下のように表現されてよい:
MMSE=(σ/P)(NL/S) 式(16)
パイロットの送信に同じ量の全電力が使用されるならば、S個の割り当てられたサブバンドだけでのパイロットの送信に基づいて得られる向上した推定H^ ls に対するMSEは、N個の全てのサブバンドでのパイロットの送信に基づいて得られるチャネルの推定H^ ls に対するMSEと同じであることが示せる。これは、以下のように、端末iに割り当てられたS個のサブバンドのそれぞれに対する送信電力を増加することによって達成できる:
=(N/S)P 式(17)
ここでPはN個のサブバンドに対する“平均”送信電力である。
OFDMシステムはP dBm/MHzのMHzあたりの電力の制約を有する周波数帯で動作させられてよい。この場合、各端末に対する全送信電力PtotalはP・W dBmによって制限されている(即ち、Ptotal≦P・W dBmなる全電力の制約がある)。すると平均送信電力はP=Ptotal/Nとして与えることができ、そしてS個のサブバンドの連続するサブバンドの間の間隔が1MHzより小さいならば、サブバンドあたりに送信される電力はP=Ptotal/Sとなるだろう。連続するサブバンドの間の間隔が1MHzより大きいならば、平均電力の制約は全送信電力PtotalがP・Wより小さくなるように制限するだろう(即ち、Ptotal<P・W)。そしてそれはチャネルの推定に対する悪化した品質(即ち、チャネルの推定における増加したMSE)となるだろう。
上の解析から、以下の条件が満たされるならば、S個だけのサブバンドでのパイロットの送信に基づいて得られたチャネルの推定H^ ls のMSEは、N個全てのサブバンドでのパイロットの送信に基づいて得られたチャネルの推定のMSEと同じである:
1. S≧C及びS≧Wと選択する、
2. N個全てのサブバンドにわたる各グループにおけるS個のサブバンドの均一な分布、そして
3. いずれの与えられたグループにおけるS個のサブバンドのそれぞれに対してN/S倍より高い送信電力を設定する。
上で示したように、Cは対応するOFDMシンボルを形成するためにそれぞれの変換されたシンボルへ追加される巡回接頭部の長さを示し、C≧Lとなるように選択される。
上の条件が満たされるときに、それならば、S≧Cである限り、向上した推定H^ ls に対してMMSEが達成される。端末の最大数に対応するためにL個のサブバンドのみが各グループに含まれるようにグループは定義されてよく、その結果グループの最大数が形成される。
いくつかのサブバンドがガードサブバンドとして使用される場合なのであるが、N個の全サブバンドの部分集合のみがデータ送信に使用されるならば(即ち、M<N)、MMSEはS=Mであるときにのみ達成される。S<Mならば、最小二乗操作の後の雑音の共分散行列は有色化され、向上した推定H^ ls に対してMMSEは達成できない。有色化された雑音の共分散行列は −1 に対する等しくない固有値を生じ、その結果固有値の広がりχ=λq,max/λq,minは1より大きい。S=Cであるとき広がりχは最大であり(そしてそれゆえMSEは最大である)、S≒1.1Cであるときχは1により近くなり、結果として式(16)のそれにより近いMSEとなる。それゆえM<Nである場合は、以下の条件が満たされる場合に向上した推定H^ ls に対してMSEは最小化される:
1. S≒1.1C及びS>Wと選択する、
2. M個のデータサブバンドにわたる各グループにおけるS個のサブバンドを均一に分布する、そして
3. いずれの与えられたグループにおけるS個のサブバンドのそれぞれに対してN/S倍より高い送信電力を設定する。
図5は、サブバンドの多重化をサポートするOFDMのサブバンド構成500の実施形態を示す。この実施形態において、M個の使用可能なサブバンドは最初にS個の別々のセットへと分割される。各セットはQ個の連続したサブバンドを含んでおり、ここでQ・S≦Mである。各セットの中のi番目のサブバンドがi番目のグループへと割り当てられるように各セットの中のQ個のサブバンドはQ個のグループへと割り当てられている。そして各グループのS個のサブバンドはM個の使用可能なサブバンドにわたって均一に分布させられ、その結果グループ内の連続するサブバンドはQ個のサブバンドによって分離される。M個の使用可能なサブバンドは他の何らかのやり方でQ個のグループへ分布させられてもよく、これは本発明の範囲内にある。
サブバンドのQ個のグループは上りリンクのパイロットの送信のためにQ個までの端末に割り当てられてよい。そして各端末はそのS個の割り当てられたサブバンドのみでパイロットを送信するだろう。サブバンドの多重化において、Q個までの端末がM個までの使用可能なサブバンドの上りリンクでパイロットを同時に送信してよい。これは上りリンクのパイロットの送信に必要とされるオーバーヘッドの量を大いに削減することができる。
アクセスポイントが高い品質のチャネル推定を得ることができるように、各端末はQの因子(factor)だけサブバンド当たりの送信電力を増加してよい。このことによりS個の割り当てられたサブバンドでのパイロットの送信のための全エネルギーがM個の全てのデータサブバンドがパイロットの送信のために使用されたのと同じとなるようになる。上で説明したように、パイロットの同じ全エネルギーがアクセスポイントに、少し或いは全く品質を損なわずにこれらのサブバンドの部分集合だけでのパイロットの送信に基づいてM個の全ての使用可能なサブバンドに対するチャネルの応答を推定することを可能とさせるだろう。
もしサブバンドの多重化が複数の端末によるパイロットの同時送信を可能とするように使用されるならば、全ての端末が最大限の電力で送信するならば近くの端末からの信号は遠くの端末からの信号に対してかなりの干渉を生ずるだろう。特に、端末の間の周波数オフセットはサブバンド間の干渉となり得ることを示すことができる。この干渉は上りリンクのパイロットから導かれたチャネルの推定における劣化を引き起こすことができ、そして/或いは上りリンクのデータ送信のビット誤り率を増加することができる。サブバンド間の干渉の効果を軽減するために、近くの端末が遠くの端末に対して過剰な干渉を生じないように端末が電力制御されてよい。
近くの端末からの干渉の効果は研究され、サブバンド間の干渉を軽減するためには電力制御は粗く適用されてもよいことがわかった。特に、Q=12で、20MHzのチャネル内に全部で256個のサブバンドを有する代表的なシステムの場合に端末間の最大周波数オフセットが300Hz或いはそれ未満であるならば、近くの端末の受信された信号対雑音比(SNR)を40dB或いはそれ未満に制限することによって、他の端末のSNRにおける損失は1dB或いはそれ未満となることがわかった。端末間の周波数オフセットが1000Hz或いはそれ未満であるならば、近くの端末のSNRは他の端末のSNRにおける1dB或いはそれ未満の損失を保証するために27dBまでに制限されなければならない。OFDMシステムによってサポートされる最高のレートを達成するために必要とされるSNRが27dB(40dB)より小さいならば、各端末のSNRを27dB或いはそれ未満(又は40dB或いはそれ未満)に制限することは近くの端末のためにサポートされる最大レートに何ら影響を与えないだろう。
上で述べた電力制御の粗い必要条件は遅い電力制御ループで達成されてよい。例えば、制御メッセージは近くの端末の上りリンクの電力を調整する場合及び調整する必要に応じて送られてよい(例えば、これらの端末の動きに起因して電力レベルが変化するとき)。各端末はシステムにアクセスするときに、呼(call)設定手続きの一部として上りリンクに対して使用する最初の送信電力レベルを知らされてよい。
サブバンドのグループは、サブバンド間の干渉の効果を軽減するようなやり方で端末に割り当てられてもよい。特に、受信された高いSNRを有する端末は互いに近いサブバンドが割り当てられてよい。受信された低いSNRを有する端末はこれも互いに近いサブバンドに割り当てられてよいが、受信された高いSNRを有する端末に割り当てられたサブバンドからは離れているだろう。
上で述べたサブバンドのグループ化及び均一にサブバンドの間隔を保つことから一定の利益が得られるだろう。しかしながら、他のチャネルのグループ化及び間隔を保つことの方式も使用されてよく、そしてこれは本発明の範囲内にある。一般に、グループは同じ或いは異なった数のサブバンドを含んでよく、各グループ内のサブバンドはM個の使用可能なサブバンドにわたって均一に或いは不均一に分布させられてよい。
図6は、無線チャネルの周波数応答を推定するための処理600の実施形態の流れ図である。S≦Mであって、S個の割り当てられたサブバンドで受信されたパイロットの送信に基づいて、処理600はM個の全てのデータサブバンドのためのチャネルの周波数応答の向上した推定を与える。この処理は上りリンクのパイロットの送信に基づいて複数の端末のそれぞれに対してアクセスポイントによって実行されてよく、ここでSは通常Mより小さい(即ち、S<M)。この処理は下りリンクのパイロットの送信に基づいて端末によって実行されてもよく、ここでSはMより小さいか或いは等しくてよい(即ち、S≦M)。
無線チャネルの周波数応答の最初の推定、H^ は式(10)で示されるように、これらS個のサブバンドで受信されるパイロットに基づいてS個の割り当てられたサブバンドに対して最初に得られる(ステップ612)。次にDFT行列 が形成され、DFT行列 は行列の最初のL個の列及びパイロットの送信のために使用されるS個のサブバンドに対応する行列のS個の行を含む(ステップ614)。
そして無線チャネルのインパルス応答の最小二乗推定、h^ ls は、式(12)で示されるようにチャネルの周波数応答の最初の推定H^ 及び行列 に基づいて導かれる(ステップ616)。次にDFT行列 が形成され、行列の最初のL個の列及びM個のデータサブバンドに対応する行列のM個の行を含む(ステップ618)。一般に、行列 は、周波数応答が求められるサブバンドのいかなるグループに対する行のいかなる組み合わせを含んでもよい。
そして無線チャネルの周波数応答の向上した推定、H^ ls は、式(13)で示されるようにチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls 及び行列 に基づいて導かれる(ステップ620)。ベクトルH^ ls は行列 によってカバーされる(covered)全てのサブバンドに対する複素数の利得を含む。上で説明され式(14)で示されるように、ステップ616及び620での導出は結合されてよい。
図7はここで説明されるチャネルの推定を実行することができるアクセスポイント700及び端末750の実施形態のブロック図である。
下りリンクで、アクセスポイント700において、トラヒックデータはTXデータプロセッサ710へ提供され、TXデータプロセッサ710は符号化されたデータを提供するためにトラヒックデータをフォーマットし(formats)、符号化し、そしてインターリーブする(interleaves)。そしてOFDM変調器720は符号化されたデータ及びパイロットシンボルを受信及び処理してOFDMシンボルのストリーム(stream)を提供する。OFDM変調器720による処理は以下を含んでよい、(1)変調シンボルを形成するための符号化されたデータのシンボルマッピング(mapping)、(2)変調シンボルをパイロットシンボルと多重化すること、(3)変換されたシンボルを得るために変調シンボル及びパイロットシンボルを変換すること、そして(4)対応するOFDMシンボルを形成するために各変換されたシンボルに巡回接頭部を付加すること。下りリンクに対して、例えば時分割多重化(TDM)を用いて、パイロットシンボルは変調シンボルと多重化されてよい。TDMの場合、パイロット及び変調シンボルは異なった時間スロットで送信される。パイロットシンボルは、M個の全ての使用可能なサブバンドで或いはこれらのサブバンドの部分集合で送信されてよい。
次に、送信機ユニット(TMTR)722はOFDMシンボルのストリームを受け取り、それを1つ或いはそれ以上のアナログ信号へと変換し、そしてさらにそのアナログ信号を調節して(例えば、増幅し、フィルターにかけ、周波数をアップコンバートして(upconverts))無線チャネルでの送信に適した下りリンクの変調された信号を生成する。そして変調された信号はアンテナ724を介して端末へ送信される。
端末750において、下りリンクの変調された信号はアンテナ752によって受信され、受信機ユニット(RCVR)754に供給される。受信機ユニット754は受信された信号を調節して(例えば、フィルターにかけ、増幅し、周波数をダウンコンバートして(downconverts))、調節された信号をディジタル化してサンプル(samples)を提供する。次にOFDM復調器756は各OFDMシンボルに付加された巡回接頭部を取り除き、FFTを用いてそれぞれの復元され(recovered)変換されたシンボルを変換し、そして復調されたデータを提供するために復元された変調シンボルを復調する。そしてRXデータプロセッサ758は、送信されたトラヒックデータを復元するために復調されたデータを復号する。OFDM復調器756及びRXデータプロセッサ758による処理はそれぞれ、アクセスポイント700におけるOFDM変調器720及びTXデータプロセッサ710によって実行される処理と相補的(complementary)である。
OFDM復調器756はさらにチャネルの周波数応答の最初の推定、H^ を決定してよく、或いはH^ を導出するために使用されてよい受信されたパイロットシンボルを提供してよい。コントローラ770はH^ (或いは等価な情報)を受信し、H^ に基づいてチャネルのインパルス応答の最小二乗推定h^ ls を決定し、そしてさらにh^ ls に基づいてチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls を得る。向上した推定H^ ls はその後上りリンクのデータ送信に対して使用されてよい。
上りリンクでは、トラヒックデータはTXデータプロセッサ782によって処理され、OFDM変調器784へと供給される。OFDM変調器784はまたパイロットシンボルを受け取る。そしてOFDM変調器784はOFDM変調器720に対して説明したのと同様な符合化されたデータ及びパイロットシンボルを処理してよい。上りリンクの場合、パイロットシンボルはTDMを用いて変調シンボルと多重化されてもよい。さらに、パイロットシンボルは、パイロットの送信に対して指定された時間スロットの間に端末750に割り当てられたS個のサブバンドのみで送信されてよい。
そして送信機ユニット786はOFDMシンボルのストリームを受け取り、そして処理して無線チャネルでの送信に適した上りリンクの変調された信号を生成する。変調された信号は次にアンテナ752を介してアクセスポイントへ送信される。
アクセスポイント700で、上りリンクの変調された信号は受信機ユニット742によって処理されてサンプルを提供する。次にこれらのサンプルはOFDM復調器744によって処理されて復調されたデータを提供する。復調されたデータはさらにRXデータプロセッサ746によって処理されて送信されたトラヒックデータを復元する。OFDM復調器744は、各指定された端末に対してチャネルの周波数応答の最初の推定H^ を決定してよく、或いはH^ を得るために使用されてよい受信されたパイロットシンボルを提供してよい。コントローラ730はH^ (或いは等価な情報)を受信し、H^ に基づいて指定されたアクティブな(active)端末に対するチャネルのインパルス応答の最小二乗h^ ls を決定し、そしてさらにh^ ls に基づいてチャネルの周波数応答の向上した推定H^ ls を得る。向上した推定H^ ls はその後端末への下りリンクのデータ送信に対して使用されてよい。
コントローラ730及び770はそれぞれアクセスポイント及び端末における動作を管理する。メモリユニット732及び772はそれぞれコントローラ730及び770によって使用されるプログラムコード及びデータに対する記憶装置を提供する。
ここで説明されたチャネル推定の技術は様々な手段で実現されてよい。例えば、これらの技術はハードウェア、ソフトウェア、或いはそれらの組み合わせで実現されてよい。ハードウェアで実現する場合は、この技術の何れか1つ或いは組み合わせを実現するために使用される要素は、一つあるいはそれ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここで説明された機能を実行するために設計された他の電子ユニット、或いはこれらの組み合わせの中で実現されてよい。
ソフトウェアで実現する場合は、チャネル推定の技術はここで説明された機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能、その他)で実現されてよい。ソフトウェアのコードはメモリユニット(例えば、図7のメモリユニット732或いは772)に記憶されてよく、プロセッサ(例えば、コントローラ730或いは770)によって実行されてよい。メモリユニットはプロセッサの中或いはプロセッサの外に実現されてよく、外の場合は当該技術分野で知られた様々な手段を介してプロセッサに通信的に接続することができる。
開示された実施形態の以上の説明は、いかなる当業者でも本発明を作製或いは使用することが可能となるように提供される。これらの実施形態への様々な変更は当業者に容易に明らかとなり、ここで規定された一般的な原理は本発明の趣旨又は範囲から逸脱せずに他の実施形態に適用されてよい。それゆえ、本発明はここで示された実施形態に制限されることは意図されておらず、ここで開示された原理及び新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (27)

  1. 無線チャネルの周波数応答を推定するための方法であって、
    サブバンドの第1のグループに対して無線チャネルの周波数応答の最初の推定を得ることと、
    周波数応答の最初の推定に基づいてサブバンドの第2のグループに対して無線チャネルの周波数応答の向上した推定を導き出すことであって、周波数応答の最初の推定に基づいて暗示的或いは明示的に導き出された無線チャネルのインパルス応答の推定に基づいて周波数応答の向上した推定を導き出すこととを具備する方法。
  2. 第2のグループは第1のグループの中のサブバンド含む請求項1記載の方法。
  3. 第2のグループは第1のグループの中には無い少なくとも1つの追加のサブバンドをさらに含む請求項2記載の方法。
  4. チャネルの周波数応答の最初の推定は第1のグループのサブバンドを介して受信されるパイロットの送信に基づいて得られる請求項1記載の方法。
  5. 周波数応答の最初の推定は送信されたパイロットシンボルに対する受信されたパイロットシンボルの比に基づいて得られる請求項4記載の方法。
  6. インパルス応答の推定は最小二乗推定に基づいて導き出される請求項1記載の方法。
  7. 第1のグループの中のサブバンドに対して第1の離散フーリエ変換(DFT)行列を形成することをさらに具備し、インパルス応答の推定は前記第1のDFT行列にも基づいて暗示的或いは明示的に導き出される請求項1記載の方法。
  8. 第2のグループの中のサブバンドに対して第2のDFT行列を形成することをさらに具備し、周波数応答の向上した推定は前記第2のDFT行列にも基づいて導き出される請求項7記載の方法。
  9. サブバンドの第1のグループはデータ送信のために使用可能な全てのサブバンドの部分集合である請求項1記載の方法。
  10. 第1のグループの中のサブバンドは使用可能なサブバンドにわたって均一に分布させられている請求項9記載の方法。
  11. 第1のグループの中のサブバンドに対する送信電力は全送信電力を最大限許された送信電力のレベルに維持するように調整される請求項1記載の方法。
  12. Mはデータ送信のために使用可能なサブバンドの数であって、Sは第1のグループの中のサブバンドの数であって、第1のグループの中の各サブバンドに対する送信電力は、M個の全てのサブバンドに最大限許された送信電力を均一に割り当てることによって得られる平均電力のレベルと比較してM/Sの比だけ増加させられる請求項11記載の方法。
  13. 第1のグループはデータ送信のために使用可能な全てのサブバンドを含む請求項1記載の方法。
  14. 第2のグループはデータ送信のために使用可能な全てのサブバンドを含む請求項1記載の方法。
  15. SはLより大きいか等しく、第1のグループはS個のサブバンドを含み、無線チャネルに対するインパルス応答の推定はL個のタップを含む請求項1記載の方法。
  16. Sは1.1*Lに近似的に等しい請求項15記載の方法。
  17. 第1及び第2のグループの中のサブバンドは直交周波数分割多重化(OFDM)によって提供される直交するサブバンドである請求項1記載の方法。
  18. 直交周波数分割多重化(OFDM)通信システムにおける無線チャネルの周波数応答を推定するための方法であって、
    第1のグループの中のサブバンドを介して受信されたパイロットの送信に基づいてサブバンドの第1のグループに対する無線チャネルの周波数応答の最初の推定を得ることであって、サブバンドの第1のグループはデータ送信のために使用可能な全てのサブバンドの部分集合である周波数応答の最初の推定を得ることと、
    周波数応答の最初の推定に基づいて使用可能なサブバンドに対する無線チャネルの周波数応答の向上した推定を導き出すことであって、周波数応答の最初の推定に基づいて暗示的或いは明示的に導き出された無線チャネルのインパルス応答の推定に基づいて周波数応答の向上した推定が導き出され、第1のグループの中のサブバンドに対する第1の離散フーリエ変換(DFT)行列及び使用可能なサブバンドに対する第2のDFT行列に基づいて周波数応答の向上した推定がさらに導き出される周波数応答の向上した推定を導き出すこととを具備する方法。
  19. 無線通信システムにおける複数の端末のそれぞれに対する無線チャネルの周波数応答を推定するための方法であって、
    複数の端末のそれぞれに対する無線チャネルの周波数応答の最初の推定を得ることであって、複数の端末のそれぞれはサブバンドの複数の別々のグループの中のそれぞれ1つと関連づけられていて、それぞれの端末に対する周波数応答の最初の推定は関連付けられたグループの中のサブバンドを介して受信されたパイロットの送信に基づいてサブバンドの関連付けられたグループに対して得られる周波数応答の最初の推定を得ることと、
    複数の端末のそれぞれに対する無線チャネルの周波数応答の向上した推定をその端末に対する周波数応答の最初の推定に基づいて導き出すことであって、それぞれの端末に対する周波数応答の向上した推定はサブバンドの特定のセットをカバーしてそしてその端末に対する周波数応答の最初の推定に基づいて暗示的或いは明示的に導き出されたその端末に対する無線チャネルのインパルス応答の推定に基づいて導き出される周波数応答の向上した推定を導き出すこととを具備する方法。
  20. サブバンドの複数の別々のグループは複数の使用可能なサブバンドから形成され、複数の別々のグループのそれぞれの中のサブバンドは複数の使用可能なサブバンドにわたって均一に分布させられている請求項19記載の方法。
  21. 無線チャネルの周波数応答を推定するように動作可能な装置であって、
    サブバンドの第1のグループに対して無線チャネルの周波数応答の最初の推定を得るための手段と、
    インパルス応答の推定に基づいてサブバンドの第2のグループに対して無線チャネルの周波数応答の向上した推定を導き出すための手段であって、周波数応答の最初の推定に基づいて暗示的或いは明示的に導き出された無線チャネルのインパルス応答の推定に基づいて周波数応答の向上した推定が導き出される手段とを具備する装置。
  22. 第2のグループは第1のグループの中のサブバンドを含み、そして第1のグループの中には無い少なくとも1つの追加のサブバンドを含む請求項21記載の装置。
  23. インパルス応答の推定が第1のグループのサブバンドに対する第1の離散フーリエ変換(DFT)行列にも基づいて導き出され、周波数応答の向上した推定が第2のグループのサブバンドに対する第2のDFT行列にも基づいて導き出される請求項21記載の装置。
  24. 無線通信システムにおけるアクセスポイントであって、
    1つ或いはそれ以上の端末からパイロットの送信を受信するように動作可能な復調器であって、サブバンドの複数の別々のグループは複数の使用可能なサブバンドから形成され、1つ或いはそれ以上の端末のそれぞれはサブバンドの複数の別々のグループから選択されその端末に割り当てられているサブバンドの特定のグループでパイロットを送信する復調器と、
    1つ或いはそれ以上の端末のそれぞれのために上りリンクのチャネルの周波数応答の最初の推定を得るように動作可能なコントローラであって、それぞれの端末に対する周波数応答の最初の推定はその端末に割り当てられたサブバンドのグループをカバーしてそしてその端末から受信されたパイロットの送信に基づいて得られ、そして
    1つ或いはそれ以上の端末のそれぞれのために上りリンクのチャネルの周波数応答の向上した推定をその端末に対する周波数応答の最初の推定に基づいて導き出すように動作可能なコントローラであって、それぞれの端末に対する周波数応答の向上した推定はその端末に対する周波数応答の最初の推定に基づいて暗示的或いは明示的に導き出されたその端末に対する無線チャネルのインパルス応答の推定に基づいて導き出されるコントローラとを具備するアクセスポイント。
  25. 複数の別々のグループのそれぞれの中のサブバンドは複数の使用可能なサブバンドにわたって均一に分布させられている請求項24記載のアクセスポイント。
  26. 無線通信システムにおける端末であって、
    サブバンドの第1のグループでのパイロットの送信を受信するように動作可能な復調器と、
    第1のグループのサブバンドを介して受信されたパイロットの送信に基づいてサブバンドの第1のグループに対する下りリンクのチャネルの周波数応答の最初の推定を得るように動作可能なコントローラであって、そして
    周波数応答の最初の推定に基づいてサブバンドの第2のグループに対する下りリンクのチャネルの周波数応答の向上した推定を導き出すように動作可能なコントローラであって、周波数応答の向上した推定は周波数応答の最初の推定に基づいて暗示的或いは明示的に導き出された無線チャネルのインパルス応答の推定に基づいて導き出されるコントローラとを具備する端末。
  27. 第2のグループは第1のグループの中のサブバンドを含み、そして第1のグループの中には無い少なくとも1つの追加のサブバンドを含む請求項26記載の端末。
JP2010098901A 2002-10-29 2010-04-22 Ofdm通信システムのためのチャネル推定 Pending JP2010213321A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US42236802P 2002-10-29 2002-10-29
US42236202P 2002-10-29 2002-10-29
US10/340,130 US7039001B2 (en) 2002-10-29 2003-01-10 Channel estimation for OFDM communication systems

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005501914A Division JP2006505229A (ja) 2002-10-29 2003-10-29 Ofdm通信システムのためのチャネル推定

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010213321A true JP2010213321A (ja) 2010-09-24

Family

ID=32234144

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005501914A Withdrawn JP2006505229A (ja) 2002-10-29 2003-10-29 Ofdm通信システムのためのチャネル推定
JP2010098901A Pending JP2010213321A (ja) 2002-10-29 2010-04-22 Ofdm通信システムのためのチャネル推定

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005501914A Withdrawn JP2006505229A (ja) 2002-10-29 2003-10-29 Ofdm通信システムのためのチャネル推定

Country Status (11)

Country Link
US (2) US7039001B2 (ja)
EP (1) EP1563622A4 (ja)
JP (2) JP2006505229A (ja)
KR (1) KR100982148B1 (ja)
CN (1) CN1708927B (ja)
BR (1) BR0315773A (ja)
CA (1) CA2501465A1 (ja)
IL (1) IL167571A0 (ja)
MX (1) MXPA05004520A (ja)
TW (1) TW200417166A (ja)
WO (1) WO2004040813A1 (ja)

Families Citing this family (117)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003332943A (ja) * 2002-05-10 2003-11-21 Ntt Docomo Inc チャネル推定を行う無線通信局および無線通信方法
US6873606B2 (en) * 2002-10-16 2005-03-29 Qualcomm, Incorporated Rate adaptive transmission scheme for MIMO systems
US6928062B2 (en) * 2002-10-29 2005-08-09 Qualcomm, Incorporated Uplink pilot and signaling transmission in wireless communication systems
US7039001B2 (en) * 2002-10-29 2006-05-02 Qualcomm, Incorporated Channel estimation for OFDM communication systems
US7042857B2 (en) * 2002-10-29 2006-05-09 Qualcom, Incorporated Uplink pilot and signaling transmission in wireless communication systems
JP4197482B2 (ja) * 2002-11-13 2008-12-17 パナソニック株式会社 基地局の送信方法、基地局の送信装置及び通信端末
US7236535B2 (en) * 2002-11-19 2007-06-26 Qualcomm Incorporated Reduced complexity channel estimation for wireless communication systems
US7280625B2 (en) * 2002-12-11 2007-10-09 Qualcomm Incorporated Derivation of eigenvectors for spatial processing in MIMO communication systems
US7738437B2 (en) * 2003-01-21 2010-06-15 Nortel Networks Limited Physical layer structures and initial access schemes in an unsynchronized communication network
US7095790B2 (en) * 2003-02-25 2006-08-22 Qualcomm, Incorporated Transmission schemes for multi-antenna communication systems utilizing multi-carrier modulation
US7486735B2 (en) * 2003-02-28 2009-02-03 Nortel Networks Limited Sub-carrier allocation for OFDM
US7400573B2 (en) * 2003-04-29 2008-07-15 Intel Corporation Dynamic allocation of cyclic extension in orthogonal frequency division multiplexing systems
US7177297B2 (en) 2003-05-12 2007-02-13 Qualcomm Incorporated Fast frequency hopping with a code division multiplexed pilot in an OFDMA system
US7623596B2 (en) * 2003-06-27 2009-11-24 Ericsson, Inc. Methods and systems for estimating a channel response by applying bias to an initial channel estimate
KR100640461B1 (ko) * 2003-07-30 2006-10-30 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 접속 방식을 사용하는 이동 통신시스템에서 서브 채널 할당 장치 및 방법
US7388847B2 (en) * 2003-08-18 2008-06-17 Nortel Networks Limited Channel quality indicator for OFDM
US7668201B2 (en) * 2003-08-28 2010-02-23 Symbol Technologies, Inc. Bandwidth management in wireless networks
US20050059366A1 (en) 2003-09-16 2005-03-17 Atheros Communications, Inc. Spur mitigation techniques
EP1531590A1 (en) * 2003-11-11 2005-05-18 STMicroelectronics Belgium N.V. Method and apparatus for channel equalisation with estimation of the channel impulse response length
KR101015736B1 (ko) * 2003-11-19 2011-02-22 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 방식의 이동통신 시스템에서선택적 전력 제어 장치 및 방법
US20050135321A1 (en) * 2003-12-17 2005-06-23 Jacob Sharony Spatial wireless local area network
SE0303607D0 (sv) 2003-12-30 2003-12-30 Ericsson Telefon Ab L M Brandwidth signalling
US7339999B2 (en) 2004-01-21 2008-03-04 Qualcomm Incorporated Pilot transmission and channel estimation for an OFDM system with excess delay spread
US8611283B2 (en) * 2004-01-28 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus of using a single channel to provide acknowledgement and assignment messages
US8553822B2 (en) 2004-01-28 2013-10-08 Qualcomm Incorporated Time filtering for excess delay mitigation in OFDM systems
WO2005074305A1 (en) * 2004-01-29 2005-08-11 Neocific, Inc. Methods and apparatus for multi-carrier, multi-cell wireless communication networks
CN102064848B (zh) 2004-01-29 2012-07-25 桥扬科技有限公司 用于多小区宽带无线系统中的移动站和基站的方法和装置
US7551545B2 (en) * 2004-02-09 2009-06-23 Qualcomm Incorporated Subband-based demodulation for an OFDM-based communication system
US7693032B2 (en) 2004-02-13 2010-04-06 Neocific, Inc. Methods and apparatus for multi-carrier communication systems with adaptive transmission and feedback
KR100594084B1 (ko) * 2004-04-30 2006-06-30 삼성전자주식회사 직교 주파수 분할 다중 수신기의 채널 추정 방법 및 채널추정기
CN1965513B (zh) 2004-05-01 2014-11-26 桥扬科技有限公司 用于以时分双工进行通信的方法和装置
US7457231B2 (en) * 2004-05-04 2008-11-25 Qualcomm Incorporated Staggered pilot transmission for channel estimation and time tracking
US7296045B2 (en) * 2004-06-10 2007-11-13 Hasan Sehitoglu Matrix-valued methods and apparatus for signal processing
CN100359960C (zh) * 2004-06-11 2008-01-02 华为技术有限公司 一种在正交多路频分复用系统中实现信道估计的方法
US7466768B2 (en) * 2004-06-14 2008-12-16 Via Technologies, Inc. IQ imbalance compensation
KR100635534B1 (ko) * 2004-06-28 2006-10-17 전자부품연구원 고속 이동 환경을 위한 하이브리드 채널 추정 방법 및시스템
US8891349B2 (en) 2004-07-23 2014-11-18 Qualcomm Incorporated Method of optimizing portions of a frame
US20060025079A1 (en) * 2004-08-02 2006-02-02 Ilan Sutskover Channel estimation for a wireless communication system
US7826343B2 (en) * 2004-09-07 2010-11-02 Qualcomm Incorporated Position location signaling method apparatus and system utilizing orthogonal frequency division multiplexing
US8144572B2 (en) * 2004-09-14 2012-03-27 Qualcomm Incorporated Detection and mitigation of interference and jammers in an OFDM system
US7393181B2 (en) 2004-09-17 2008-07-01 The Penn State Research Foundation Expandable impeller pump
JP4658959B2 (ja) 2004-10-29 2011-03-23 シャープ株式会社 通信方法および無線送信機
CN1780278A (zh) * 2004-11-19 2006-05-31 松下电器产业株式会社 子载波通信系统中自适应调制与编码方法和设备
US8238923B2 (en) * 2004-12-22 2012-08-07 Qualcomm Incorporated Method of using shared resources in a communication system
US8831115B2 (en) 2004-12-22 2014-09-09 Qualcomm Incorporated MC-CDMA multiplexing in an orthogonal uplink
US7453849B2 (en) * 2004-12-22 2008-11-18 Qualcomm Incorporated Method of implicit deassignment of resources
US8571132B2 (en) * 2004-12-22 2013-10-29 Qualcomm Incorporated Constrained hopping in wireless communication systems
EP3544217B1 (en) * 2005-01-18 2021-04-07 SHARP Kabushiki Kaisha Wireless communication apparatus and wireless communication method
EP1699197A1 (en) * 2005-01-27 2006-09-06 Alcatel Method for sending channel quality information in a multi-carrier radio communication system, corresponding mobile terminal and base station
KR100941901B1 (ko) * 2005-03-01 2010-02-16 퀄컴 인코포레이티드 다중 송신 모드용 채널 추정 최적화
US20060221904A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Jacob Sharony Access point and method for wireless multiple access
US20060221873A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Jacob Sharony System and method for wireless multiple access
US20060221928A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Jacob Sharony Wireless device and method for wireless multiple access
KR100647079B1 (ko) 2005-06-08 2006-11-23 한국정보통신대학교 산학협력단 주파수 다중 분할 방식 무선 모뎀의 이산 푸리에 변환 기반채널 추정 방법
US8331216B2 (en) 2005-08-09 2012-12-11 Qualcomm Incorporated Channel and interference estimation in single-carrier and multi-carrier frequency division multiple access systems
CN1921463B (zh) * 2005-08-23 2010-05-05 中兴通讯股份有限公司 正交频分复用移动通信系统的信道估计方法和实现装置
JP2009509439A (ja) * 2005-09-22 2009-03-05 カントリール テレコム カンパニー リミテッド ライアビリティー カンパニー 移動体無線システムにおける最適化された加入の数の選択のための方法
US8760994B2 (en) 2005-10-28 2014-06-24 Qualcomm Incorporated Unitary precoding based on randomized FFT matrices
WO2007081145A1 (en) * 2006-01-09 2007-07-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for time multiplexing uplink data and uplink signaling information in an sc-fdma system
US20070160016A1 (en) * 2006-01-09 2007-07-12 Amit Jain System and method for clustering wireless devices in a wireless network
KR100922936B1 (ko) * 2006-02-07 2009-10-22 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 데이터 송수신 방법 및 시스템
KR100943615B1 (ko) * 2006-02-16 2010-02-24 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 서브 채널 할당 장치 및 방법
KR100708018B1 (ko) * 2006-02-21 2007-04-16 포스데이타 주식회사 Ofdm/ofdma 방식을 지원하는 디코딩 장치 및디코딩 방법
WO2007103183A2 (en) * 2006-03-01 2007-09-13 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for channel estimation in an orthogonal frequency division multiplexing system
EP1835680A1 (en) * 2006-03-16 2007-09-19 Alcatel Lucent OFDM transmission with low latency through use of a pilot symbol at the end of the transmit subframe
FI20065220A0 (fi) * 2006-04-04 2006-04-04 Nokia Corp Vastaanotin ja vastaanottomenetelmä
JP4736934B2 (ja) 2006-04-28 2011-07-27 日本電気株式会社 無線通信システム、パイロット系列割り当て装置及びそれらに用いるパイロット系列割り当て方法
US7813433B2 (en) * 2006-08-16 2010-10-12 Harris Corporation System and method for communicating data using symbol-based randomized orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) with selected subcarriers turned on or off
US7649951B2 (en) * 2006-08-16 2010-01-19 Harris Corporation System and method for communicating data using symbol-based randomized orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) with applied frequency domain spreading
US7751488B2 (en) * 2006-08-16 2010-07-06 Harris Corporation System and method for communicating data using symbol-based randomized orthogonal frequency division multiplexing (OFDM)
US7903749B2 (en) * 2006-08-16 2011-03-08 Harris Corporation System and method for applying frequency domain spreading to multi-carrier communications signals
US7860147B2 (en) * 2006-08-16 2010-12-28 Harris Corporation Method of communicating and associated transmitter using coded orthogonal frequency division multiplexing (COFDM)
JP4940867B2 (ja) * 2006-09-29 2012-05-30 日本電気株式会社 移動通信システムにおける制御信号およびリファレンス信号の多重方法、リソース割当方法および基地局
GB2443009A (en) * 2006-10-17 2008-04-23 Siconnect Ltd Optimising data communications in a power line communiation system
US20080118009A1 (en) * 2006-11-20 2008-05-22 Yu-Min Chuang Pseudo-random number demodulation circuit of receiving device of wireless communication system
US9167504B2 (en) * 2006-12-04 2015-10-20 Qualcomm Incorporated Inter-technology handoff
KR100764012B1 (ko) * 2006-12-08 2007-10-08 한국전자통신연구원 이동통신 시스템에서 채널의 지연확산에 따른 채널 추정장치 및 그 방법
WO2008107972A1 (ja) * 2007-03-06 2008-09-12 Mitsubishi Electric Corporation 通信装置および通信システム
ES2478011T3 (es) * 2007-04-30 2014-07-18 Optis Wireless Technology, Llc Medidas de diferencia de tiempo de sincronización en sistemas OFDM
EP2151107B1 (en) * 2007-05-09 2018-03-21 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Receiver for a radio network and an method for determining a channel estimate for a radio channel
US8099132B2 (en) * 2007-08-15 2012-01-17 Qualcomm Incorporated Antenna switching and uplink sounding channel measurement
US8274921B2 (en) * 2008-04-01 2012-09-25 Harris Corporation System and method for communicating data using efficient fast fourier transform (FFT) for orthogonal frequency division multiplexing (OFDM)
US8238454B2 (en) * 2008-04-01 2012-08-07 Harris Corporation System and method for communicating data using efficient fast fourier transform (FFT) for orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) demodulation
US8229009B2 (en) 2008-04-01 2012-07-24 Harris Corporation System and method for communicating data using efficient fast fourier transform (FFT) for orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) modulation
US8031670B2 (en) * 2008-11-13 2011-10-04 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Systems and methods for selecting the size of a control region of a downlink subframe
US9401784B2 (en) * 2009-10-21 2016-07-26 Qualcomm Incorporated Time and frequency acquisition and tracking for OFDMA wireless systems
US10111111B2 (en) 2009-11-19 2018-10-23 Qualcomm Incorporated Per-cell timing and/or frequency acquisition and their use on channel estimation in wireless networks
CN102111205B (zh) * 2009-12-28 2014-07-09 世意法(北京)半导体研发有限责任公司 具有多个发射天线的通信系统的信道估计
US8515440B2 (en) 2010-02-19 2013-08-20 Qualcomm Incorporated Computation of channel state feedback in systems using common reference signal interference cancelation
JP5579551B2 (ja) * 2010-09-10 2014-08-27 シャープ株式会社 受信装置、受信方法及びプログラム
CN102480441B (zh) * 2010-11-30 2014-07-09 澜起科技(上海)有限公司 信道估计方法及系统
EP2712136B1 (en) * 2012-09-20 2015-02-25 Nxp B.V. Channel frequency response estimation and tracking for time- and frequency varying communication channels
US9571305B2 (en) * 2012-10-09 2017-02-14 Xiao-an Wang Channel estimation by time-domain parameter extraction
WO2014172553A1 (en) 2013-04-17 2014-10-23 Andrew Llc Extracting sub-bands from signals in a frequency domain
US9444595B2 (en) * 2014-04-01 2016-09-13 Qualcomm Incorporated Hybrid waveform design combining OFDM and cyclic prefix based single carrier for millimeter-wave wireless communication
CN106034349B (zh) * 2015-03-12 2020-11-20 株式会社Ntt都科摩 传输功率控制方法及装置
EP3316534A1 (en) * 2016-10-27 2018-05-02 Fraunhofer Gesellschaft zur Förderung der Angewand Channel estimation of frequency sub bands
KR101974355B1 (ko) * 2016-11-25 2019-08-23 서울대학교 산학협력단 빔포밍을 이용한 채널 희소화 장치 및 방법
US10432272B1 (en) 2018-11-05 2019-10-01 XCOM Labs, Inc. Variable multiple-input multiple-output downlink user equipment
US10659112B1 (en) 2018-11-05 2020-05-19 XCOM Labs, Inc. User equipment assisted multiple-input multiple-output downlink configuration
US10756860B2 (en) 2018-11-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Distributed multiple-input multiple-output downlink configuration
US10812216B2 (en) 2018-11-05 2020-10-20 XCOM Labs, Inc. Cooperative multiple-input multiple-output downlink scheduling
CA3119325C (en) 2018-11-27 2023-07-04 XCOM Labs, Inc. Non-coherent cooperative multiple-input multiple-output communications
US11063645B2 (en) 2018-12-18 2021-07-13 XCOM Labs, Inc. Methods of wirelessly communicating with a group of devices
US10756795B2 (en) 2018-12-18 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment with cellular link and peer-to-peer link
US11330649B2 (en) 2019-01-25 2022-05-10 XCOM Labs, Inc. Methods and systems of multi-link peer-to-peer communications
US10756767B1 (en) 2019-02-05 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. User equipment for wirelessly communicating cellular signal with another user equipment
US11032841B2 (en) 2019-04-26 2021-06-08 XCOM Labs, Inc. Downlink active set management for multiple-input multiple-output communications
US10756782B1 (en) 2019-04-26 2020-08-25 XCOM Labs, Inc. Uplink active set management for multiple-input multiple-output communications
US10686502B1 (en) 2019-04-29 2020-06-16 XCOM Labs, Inc. Downlink user equipment selection
US10735057B1 (en) 2019-04-29 2020-08-04 XCOM Labs, Inc. Uplink user equipment selection
US11411778B2 (en) 2019-07-12 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Time-division duplex multiple input multiple output calibration
US11411779B2 (en) 2020-03-31 2022-08-09 XCOM Labs, Inc. Reference signal channel estimation
EP4158795A4 (en) 2020-05-26 2024-06-19 Xcom Labs, Inc. BEAMFORMING ACCOUNTING FOR INTERFERENCE
KR102182390B1 (ko) * 2020-07-03 2020-11-24 (주)아이스톰 다중 경로 페이딩 환경에 적합한 sc-fde 웨이브폼이 적용된 vdes 장치
CN116325684A (zh) 2020-10-19 2023-06-23 艾斯康实验室公司 用于无线通信系统的参考信号
WO2022093988A1 (en) 2020-10-30 2022-05-05 XCOM Labs, Inc. Clustering and/or rate selection in multiple-input multiple-output communication systems

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001076110A2 (en) * 2000-03-30 2001-10-11 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for measuring channel state information
JP2002164867A (ja) * 2000-09-14 2002-06-07 Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv 送信されるパイロット符号の送信出力を決定する方法
WO2002049305A2 (en) * 2000-12-15 2002-06-20 Broadstorm Telecommunications, Inc. Ofdma with adaptive subcarrier-cluster configuration and selective loading
JP2003520499A (ja) * 2000-01-07 2003-07-02 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 時分割二重通信システム用のチャネル推算
JP2003218826A (ja) * 2002-01-23 2003-07-31 Rikogaku Shinkokai 直交周波数分割多重信号の受信方式及び受信機
JP2003528527A (ja) * 2000-03-22 2003-09-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチキャリア変調を採用した高能率、高性能通信システム
JP2004007353A (ja) * 2002-04-05 2004-01-08 Mitsubishi Electric Corp 無線伝送装置
WO2004015946A1 (en) * 2002-08-13 2004-02-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Joint channel and noise variance estimation in a wideband ofdm system
JP2004529524A (ja) * 2000-12-15 2004-09-24 ブロードストーム テレコミュニケイションズ インコーポレイテッド 適応クラスタ構成及び切替による多重キャリア通信
JP2004537875A (ja) * 2000-12-15 2004-12-16 ブロードストーム テレコミュニケイションズ インコーポレイテッド グループベースのサブキャリア割当による多重キャリア通信
JP2005508103A (ja) * 2001-04-30 2005-03-24 インターディジタル テクノロジー コーポレイション 高速ジョイント検出
JP2005512458A (ja) * 2001-12-13 2005-04-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Cofdシステムのためのビットレベルのダイバーシチ合成

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5995539A (en) 1993-03-17 1999-11-30 Miller; William J. Method and apparatus for signal transmission and reception
US5511233A (en) 1994-04-05 1996-04-23 Celsat America, Inc. System and method for mobile communications in coexistence with established communications systems
US6334219B1 (en) 1994-09-26 2001-12-25 Adc Telecommunications Inc. Channel selection for a hybrid fiber coax network
US5592548A (en) 1995-05-31 1997-01-07 Qualcomm Incorporated System and method for avoiding false convergence in the presence of tones in a time-domain echo cancellation process
US6104926A (en) 1995-07-31 2000-08-15 Gte Airfone, Incorporated Call handoff
US6222828B1 (en) 1996-10-30 2001-04-24 Trw, Inc. Orthogonal code division multiple access waveform format for use in satellite based cellular telecommunications
DE19701011C1 (de) 1997-01-14 1998-06-10 Siemens Ag Verfahren und Anordnung zur Kanalschätzung von Mobilfunkkanälen
DE19747369A1 (de) 1997-10-27 1999-05-06 Siemens Ag Übertragungskanalschätzung in Telekommunikationssystemen mit drahtloser Telekommunikation
US6603801B1 (en) * 1998-01-16 2003-08-05 Intersil Americas Inc. Spread spectrum transceiver for use in wireless local area network and having multipath mitigation
US6678310B1 (en) * 1998-01-16 2004-01-13 Intersil Americas Inc Wireless local area network spread spectrum transceiver with multipath mitigation
US6618454B1 (en) * 1998-02-06 2003-09-09 At&T Corp. Diversity coded OFDM for high data-rate communication
DE69838807T2 (de) * 1998-02-18 2008-10-30 Sony Deutschland Gmbh Abbildung von Mehrträgersignalen in GSM-Zeitschlitzen
JP3981898B2 (ja) * 1998-02-20 2007-09-26 ソニー株式会社 信号受信装置および方法、並びに記録媒体
EP0938208A1 (en) * 1998-02-22 1999-08-25 Sony International (Europe) GmbH Multicarrier transmission, compatible with the existing GSM system
US6643281B1 (en) 1998-03-05 2003-11-04 At&T Wireless Services, Inc. Synchronization preamble method for OFDM waveforms in a communications system
US6487235B2 (en) 1998-08-24 2002-11-26 At&T Wireless Services, Inc. Delay compensation
US6473393B1 (en) * 1998-12-18 2002-10-29 At&T Corp. Channel estimation for OFDM systems with transmitter diversity
US6654429B1 (en) * 1998-12-31 2003-11-25 At&T Corp. Pilot-aided channel estimation for OFDM in wireless systems
JP3667549B2 (ja) * 1999-03-29 2005-07-06 日本電気株式会社 ダイバーシティ受信装置
US6597745B1 (en) * 1999-04-06 2003-07-22 Eric M. Dowling Reduced complexity multicarrier precoder
US6661832B1 (en) * 1999-05-11 2003-12-09 Qualcomm Incorporated System and method for providing an accurate estimation of received signal interference for use in wireless communications systems
US6515997B1 (en) * 1999-05-17 2003-02-04 Ericsson Inc. Method and system for automatic configuration of a gateway translation function
US6430724B1 (en) 1999-05-28 2002-08-06 Agere Systems Guardian Corp. Soft selection combining based on successive erasures of frequency band components in a communication system
GB2350753B (en) 1999-06-04 2003-12-10 Fujitsu Ltd Measuring channel characteristics in mobile communications networks
US6594320B1 (en) * 1999-08-25 2003-07-15 Lucent Technologies, Inc. Orthogonal Frequency Division Multiplexed (OFDM) carrier acquisition method
JP3317286B2 (ja) * 1999-09-21 2002-08-26 日本電気株式会社 復調方法及び復調回路
US6996195B2 (en) * 1999-12-22 2006-02-07 Nokia Mobile Phones Ltd. Channel estimation in a communication system
US6477210B2 (en) * 2000-02-07 2002-11-05 At&T Corp. System for near optimal joint channel estimation and data detection for COFDM systems
DE60023280D1 (de) 2000-06-23 2005-11-24 St Microelectronics Nv Verfahren und Vorrichtung zur Schätzung der Impulsantwort eines Übertragungskanals, insbesondere für ein zellulares Mobiltelefon
US6977974B1 (en) * 2000-11-20 2005-12-20 At&T Corp. De-modulation of MOK(M-ary orthogonal modulation)
US6633616B2 (en) * 2001-02-21 2003-10-14 Magis Networks, Inc. OFDM pilot tone tracking for wireless LAN
US6549561B2 (en) * 2001-02-21 2003-04-15 Magis Networks, Inc. OFDM pilot tone tracking for wireless LAN
US6447210B1 (en) * 2001-02-26 2002-09-10 Oldenburg Cannon, Inc. Resin nozzle positioner
US6751187B2 (en) * 2001-05-17 2004-06-15 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for processing data for transmission in a multi-channel communication system using selective channel transmission
US7072413B2 (en) * 2001-05-17 2006-07-04 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for processing data for transmission in a multi-channel communication system using selective channel inversion
US7027429B2 (en) * 2001-06-19 2006-04-11 Flarion Technologies, Inc. Method and apparatus for time and frequency synchronization of OFDM communication systems
US7027523B2 (en) * 2001-06-22 2006-04-11 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for transmitting data in a time division duplexed (TDD) communication system
US7139320B1 (en) * 2001-10-11 2006-11-21 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for multicarrier channel estimation and synchronization using pilot sequences
US7092459B2 (en) * 2001-11-08 2006-08-15 Qualcomm, Incorporated Frequency tracking using pilot and non-pilot symbols
US7058134B2 (en) * 2001-12-17 2006-06-06 Intel Corporation System and method for multiple signal carrier time domain channel estimation
US7020110B2 (en) * 2002-01-08 2006-03-28 Qualcomm Incorporated Resource allocation for MIMO-OFDM communication systems
US6636568B2 (en) * 2002-03-01 2003-10-21 Qualcomm Data transmission with non-uniform distribution of data rates for a multiple-input multiple-output (MIMO) system
US7039004B2 (en) * 2002-10-01 2006-05-02 Atheros Communications, Inc. Decision feedback channel estimation and pilot tracking for OFDM systems
US7039001B2 (en) * 2002-10-29 2006-05-02 Qualcomm, Incorporated Channel estimation for OFDM communication systems
US6928062B2 (en) * 2002-10-29 2005-08-09 Qualcomm, Incorporated Uplink pilot and signaling transmission in wireless communication systems

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003520499A (ja) * 2000-01-07 2003-07-02 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション 時分割二重通信システム用のチャネル推算
JP2003528527A (ja) * 2000-03-22 2003-09-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチキャリア変調を採用した高能率、高性能通信システム
WO2001076110A2 (en) * 2000-03-30 2001-10-11 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for measuring channel state information
JP2002164867A (ja) * 2000-09-14 2002-06-07 Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv 送信されるパイロット符号の送信出力を決定する方法
WO2002049305A2 (en) * 2000-12-15 2002-06-20 Broadstorm Telecommunications, Inc. Ofdma with adaptive subcarrier-cluster configuration and selective loading
JP2004529524A (ja) * 2000-12-15 2004-09-24 ブロードストーム テレコミュニケイションズ インコーポレイテッド 適応クラスタ構成及び切替による多重キャリア通信
JP2004537875A (ja) * 2000-12-15 2004-12-16 ブロードストーム テレコミュニケイションズ インコーポレイテッド グループベースのサブキャリア割当による多重キャリア通信
JP2005508103A (ja) * 2001-04-30 2005-03-24 インターディジタル テクノロジー コーポレイション 高速ジョイント検出
JP2005512458A (ja) * 2001-12-13 2005-04-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Cofdシステムのためのビットレベルのダイバーシチ合成
JP2003218826A (ja) * 2002-01-23 2003-07-31 Rikogaku Shinkokai 直交周波数分割多重信号の受信方式及び受信機
JP2004007353A (ja) * 2002-04-05 2004-01-08 Mitsubishi Electric Corp 無線伝送装置
WO2004015946A1 (en) * 2002-08-13 2004-02-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Joint channel and noise variance estimation in a wideband ofdm system

Also Published As

Publication number Publication date
CA2501465A1 (en) 2004-05-13
TW200417166A (en) 2004-09-01
CN1708927B (zh) 2013-07-10
JP2006505229A (ja) 2006-02-09
BR0315773A (pt) 2005-09-13
US7039001B2 (en) 2006-05-02
WO2004040813A1 (en) 2004-05-13
US20040203442A1 (en) 2004-10-14
EP1563622A1 (en) 2005-08-17
KR20050070070A (ko) 2005-07-05
CN1708927A (zh) 2005-12-14
IL167571A0 (en) 2009-02-11
MXPA05004520A (es) 2005-07-26
US7463576B2 (en) 2008-12-09
US20050170783A1 (en) 2005-08-04
KR100982148B1 (ko) 2010-09-14
EP1563622A4 (en) 2011-08-17
AU2003287285A1 (en) 2004-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100982148B1 (ko) Ofdm 통신 시스템에서의 채널 추정
US8903021B2 (en) Channel estimation for an OFDM communicaiton system with inactive subbands
KR100973955B1 (ko) 무선 통신 시스템에서의 업링크 파일럿 및 시그널링 송신
EP2395719B1 (en) Adaptive pilot insertion for a MIMO-OFDM system
US7042857B2 (en) Uplink pilot and signaling transmission in wireless communication systems
US20100303165A1 (en) Pilot transmission and channel estimation for an ofdm system with excess delay spread
WO2006060892A1 (en) Ofdm system with reverse link interference estimation
RU2341023C2 (ru) Оценка состояния канала для систем связи ofdm
AU2003287285B2 (en) Channel estimation for OFDM communication systems

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130716

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130719

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130816

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130821

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130917

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131210