JP2005508103A - 高速ジョイント検出 - Google Patents

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Abstract

K個のデータ信号が、符号分割多元接続通信システム内で共用されたスペクトルを介して送信される。共用スペクトルを介して、合成された信号が受信され、かつサンプリングされる(48)。合成信号は、K個の送信されたデータ信号を有する(48)。K個の送信データ信号の符号およびインパルス応答を使用して、合成チャネル応答行列が生成される(49)。合成チャネル応答行列を使用して、合成チャネル相関行列のブロック列が決定される(50)。ブロック列の各ブロックエントリは、K×K行列である(51)。各周波数点kで、ブロック列のブロックエントリのフーリエ変換を取ることによって、K×K行列が決定される(52)。K×K行列の逆数をフーリエ変換の結果に乗ずる(52)。別法として、前進代入(53)および後進代入(54)を使用してこの系を解くことができる。逆フーリエ変換を使用して、K個のデータ信号からデータを回復する(55)。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に無線通信システムに関する。より詳細には、本発明は、無線通信システム内のデータ検出に関する。
【背景技術】
【0002】
図1は、無線通信システム10の図である。通信システム10は、基地局121から125(12)を有し、これらはユーザ機器(UE)141から143(14)と通信する。各基地局12は、結合された動作領域を有し、その動作領域内でUE14と通信する。
【0003】
符号分割多元接続を使用する周波数分割多重(FDD/CDMA)および符号分割多元接続を使用する時分割多重(TDD/CDMA)など、いくつかの通信システムでは、同じ周波数スペクトルにわたって複数の通信が送信される。これら通信は、それらのチャネル接続符号(channelization code)によって差別化される。周波数スペクトルをより効率的に使用するために、TDD/CDMA通信システムは、通信するためにタイムスロットに分割された反復するフレームを使用する。このようなシステム内で送信される通信には、1または複数の関連した符号およびタイムスロットが割り当てられることになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の通信を同じ周波数スペクトル内で同時に送信することができるので、このようなシステムの受信器は、複数の通信を区別しなければならない。このような信号を検出する1つの手法は、マルチユーザ検出(MUD)である。MUDでは、UE14すなわちユーザすべてが同時に検出される。単一の送信器からマルチコード伝送を検出する別の手法は、シングルユーザ検出(SUD)である。SUDでは、受信器でマルチコード伝送からデータを回復するために、受信された信号が、等化手段を通過し、1または複数の符号を使用して逆拡散される。MUDおよびSUDの等化手段を実施するための手法は、コレスキー分解(Cholesky decomposition)または近似コレスキー分解を使用することを含む。これらの手法は、複雑度が高い。複雑度が高いことにより電力消費が増大し、UE14でバッテリ寿命が短縮される。したがって、受信データを検出することに対する代替手法を得ることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
K個のデータ信号が、符号分割多元接続通信システム内で共用されたスペクトルを介して送信される。合成された信号は、共用スペクトルを介して受信され、サンプリングされる。合成信号は、K個の送信されたデータ信号を有する。K個の送信データ信号の符号およびインパルス応答を使用して、合成チャネル応答行列が生成される。合成チャネル応答行列を使用して、合成チャネル相関行列のブロック列が決定される。ブロック列の各ブロックエントリは、K×K行列である。各周波数点kで、ブロック列のブロックエントリのフーリエ変換を取ることによって、K×K行列Λ(k)が決定される。Λ(k)の逆数をフーリエ変換の結果に乗ずる。別法として、前進/後進代入を使用して、この系を解くことができる。逆フーリエ変換を使用して、K個のデータ信号からデータを回復する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図2は、TDD/CDMA通信システム内の単純化された送信器26、および高速ジョイント検出を使用する受信器28を示すが、高速ジョイント検出は、FDD/CDMAなど他のシステムにも適用可能である。典型的なシステムでは、送信器26は、各UE14内にあり、複数の通信を送信する複数の送信回路26は、各基地局12内にある。ジョイント検出受信器28は、基地局12、UE14、または両方にある可能性がある。
【0007】
送信器26は、ワイヤレス無線チャネル30を介してデータを送信する。送信器26内のデータ生成器32は、受信器28に通信されるデータを生成する。変調/拡散/トレーニングシーケンス挿入デバイス34は、適切な符号でデータを拡散し、適切な、割り当てられたタイムスロットにおいて通信バーストを生成するミッドアンブルトレーニングシーケンスで時間多重化され、拡散された基準データを作成する。
【0008】
典型的な通信バースト16は、図3に示すように、ミッドアンブル20、ガード期間18、および2つのデータフィールド22、24を有する。ミッドアンブル20は、2つのデータフィールド22、24を分離し、ガード期間18は、通信バーストを分離して、異なる送信器26から送信されたバーストの到着時間に差をもたらす。2つのデータフィールド22、24は、通信バーストのデータを含む。
【0009】
通信バーストは、変調器36によって無線周波数(RF)に変調される。アンテナ38は、ワイヤレス無線チャネル30を介して受信器28のアンテナ40にRF信号を放射する。送信された通信に使用される変調の種類は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)またはM系列QAM(M-ary Quadrature Amplitude Moduration)など、当業者に周知のあらゆる方法とすることもできる。
【0010】
受信器28のアンテナ40は、様々な無線周波数信号を受信する。受信された信号は、復調器42によって復調され、ベースバンド信号を生成する。ベースバンド信号は、1または複数のアナログ−デジタル変換器などサンプリングデバイス43によって、送信されたバーストのチップレートまたはチップレートの倍数でサンプリングされる。サンプルは、チャネル推定デバイス44および高速ジョイント検出デバイス46などによって、タイムスロット内で、受信されたバーストに適切な符号が割り当てられて処理される。チャネル推定デバイス44は、ベースバンドサンプル内のミッドアンブルトレーニングシーケンス構成要素を使用し、チャネルインパルス応答などチャネル情報を提供する。送信された信号すべてについてチャネルインパルス応答を、行列Hとして見ることができる。チャネル情報は、高速ジョイント検出デバイス46によって使用され、受信された通信バーストの送信されたデータをソフトシンボルとして推定する。
【0011】
高速ジョイント検出デバイス46は、チャネル推定デバイス44によって提供されたチャネル情報と、送信器26によって使用された既知の拡散符号とを使用し、所望の受信した通信バーストのデータを推定する。
【0012】
高速ジョイント検出について、3GPP(Third Generation Partnership Project)のUTRA(Universal Terrestrial Radio Access)を、基礎となる通信システムとして使用して述べるが、他のシステムにも適用可能である。このシステムは、直接シーケンス広帯域CDMA(W−CDMA)であり、アップリンク伝送とダウンリンク伝送が、互いに排他的なタイムスロットに閉じ込められる。
【0013】
受信器28は、同時に到着するK個のバーストの合計を受信する。K個のバーストは、1つの観測区間内で互いの上に重ね合わされる。3GPP UTRA TDDシステムの場合、タイムスロットの各データフィールドは、1つの観測区間に対応する。k番目のバーストに使用される符号をC(k)と表す。K個のバーストは、K個の異なる送信器、あるいはマルチコード伝送の場合には、K個未満の異なる送信器から送信されることがある。
【0014】
通信バーストの各データフィールドは、所定の数の送信シンボルNSを有する。各シンボルは、所定の数のチップを使用して送信され、これが拡散係数SFである。したがって、各データフィールドは、NS×SF個のチップを有する。ワイヤレス無線チャネルを通過した後で、各シンボルは、W個のチップの長さなどのインパルス応答を有する。Wの典型的な値は57である。その結果、各受信されたフィールドは、SF×NS+W−1個のチップ、すなわちNC個のチップの長さを有する。
【0015】
1つの観測区間におけるK個のデータフィールドの各k番目のフィールドを、式1により受信器でモデル化することができる。
【0016】
【数1】
Figure 2005508103
【0017】
【数2】
Figure 2005508103
【0018】
は、k番目のフィールドの受信された寄与率である。A(k)は、k番目のフィールドの合成チャネル応答である。A(k)は、NC×NSの行列である。A(k)内の各j番目の列は、
【0019】
【数3】
Figure 2005508103
【0020】
のj番目の要素のシンボル応答S(k)のゼロが書き込まれたバージョンである。シンボル応答S(k)は、k番目のフィールドの推定応答
【0021】
【数4】
Figure 2005508103
【0022】
と、そのフィールドの拡散符号C(k)との畳み込みである。
【0023】
【数5】
Figure 2005508103
【0024】
は、k番目のデータフィールド内の未知のデータシンボルである。
【0025】
【数6】
Figure 2005508103
【0026】
は、Wチップの長さであり、式2によって表すことができる。
【0027】
【数7】
Figure 2005508103
【0028】
γ(k)は、送信器利得および経路損失を反映する。
【0029】
【数8】
Figure 2005508103
【0030】
は、チャネルインパルス応答である。
【0031】
アップリンク通信の場合、各
【0032】
【数9】
Figure 2005508103
【0033】
ならびに各γ(k)は異なる。ダウンリンク通信の場合、フィールドのすべてが同じ
【0034】
【数10】
Figure 2005508103
【0035】
を有するが、各γ(k)は異なる。ダウンリンクで送信ダイバシティを使用する場合には、各γ(k)および
【0036】
【数11】
Figure 2005508103
【0037】
は異なる。
【0038】
ワイヤレスチャネルを介して送信されたK個のフィールドすべてからの受信されたベクトル
【0039】
【数12】
Figure 2005508103
【0040】
全体は、式3に従う。
【0041】
【数13】
Figure 2005508103
【0042】
【数14】
Figure 2005508103
【0043】
は、平均値がゼロの雑音ベクトルである。
【0044】
すべてのデータフィールドについてA(k)を合計チャネル応答行列Aに、また、各バースト
【0045】
【数15】
Figure 2005508103
【0046】
についてすべての未知のデータを合計データベクトル
【0047】
【数16】
Figure 2005508103
【0048】
に合成することにより、式1は式4になる。
【0049】
【数17】
Figure 2005508103
【0050】
MMSE解法を使用して
【0051】
【数18】
Figure 2005508103
【0052】
を決定することは、式5に従う。
【0053】
【数19】
Figure 2005508103
【0054】
(・)Hは、エルミート関数(複素共役転置)を表す。MMSE解法のRは、式6に従う。
【0055】
R=AHA+σ2I Equation 6
【0056】
σ2は雑音分散であり、典型的にはチャネル推定デバイス44から得られ、Iは単位行列である。
【0057】
他のフーリエ変換を使用することもできるが、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、この式を式7に従って解くことが好ましい。
【0058】
【数20】
Figure 2005508103
【0059】
F(・)は、FFT関数を示す。[・]kは、式が各周波数点kで解かれることを示す。Λ(k)は、サイズK×Kのブロック対角行列Λのブロックエントリである。Λの微分については、後で述べる。式7を直接解く代わりに、前進/後進代入を使用して式7を解くことができる。
【0060】
図4は、高速ジョイント検出を使用してデータベクトル
【0061】
【数21】
Figure 2005508103
【0062】
を決定する好ましい方法の流れ図である。各バーストについて推定された応答
【0063】
【数22】
Figure 2005508103
【0064】
および拡散符号c(k)を使用して、合成チャネル応答行列Aを決定する(ステップ48)。合成チャネル相関行列R=AHAを形成する(ステップ49)。各周波数点で、Rのブロック列のブロックエントリの高速フーリエ変換(ブロックFFT)を取ることによってk×k行列Λ(k)を決定する(ステップ50)。中央列、少なくともR行列の左または右からw個の列を使用することが好ましい。
【0065】
行列乗算のFFTを使用して、
【0066】
【数23】
Figure 2005508103
【0067】
を決定する(ステップ51)。各Λ(k)の逆数
【0068】
【数24】
Figure 2005508103
【0069】
が決定される。
【0070】
【数25】
Figure 2005508103
【0071】
を決定するために、各周波数点で
【0072】
【数26】
Figure 2005508103
【0073】
および
が乗ぜられる。別法として、
【0074】
【数27】
Figure 2005508103
【0075】
は、LU分解を使用して決定される。Λ(k)が下三角行列Lと上三角行列Uに分解される(ステップ52)。前進代入
【0076】
【数28】
Figure 2005508103
【0077】
(ステップ53)、および後進代入
【0078】
【数29】
Figure 2005508103
【0079】
(ステップ54)を使用して、
【0080】
【数30】
Figure 2005508103
【0081】
が決定される。
【0082】
【数31】
Figure 2005508103
【0083】
は、
【0084】
【数32】
Figure 2005508103
【0085】
の逆FFTによって決定される(ステップ55)。
【0086】
式7の微分は、以下の通りである。式4の最小二乗誤差解が、式8に従って決定される。式7はMMSEをベースとする解法であるが、ゼロ強制手法など他の手法を使用して高速ジョイント検出を実施することができる。
【0087】
【数33】
Figure 2005508103
【0088】
ゼロ強制解法が使用されている場合には、
【0089】
【数34】
Figure 2005508103
【0090】
など、式8からσ2I項が脱落する。以下はMMSE解法に関する微分であるが、ゼロ強制解法について類似の微分を使用することができる。例示では、NS=10、W=2を伴うRの簡単な例は式9に従う。この例は、任意のNSおよびWに容易に拡張可能である。
【0091】
【数35】
Figure 2005508103
【0092】
行列Rは、一般に(KNS)×(KNS)のサイズである。R行列内の各エントリRiは、K×Kのブロックである。Rの点線内での部分行列は、ブロック循環、すなわち循環行列のブロックごとの拡張である。ブロック循環でないRの部分は、最大マルチパス遅延拡散Wに依存する。
【0093】
式9内の行列Rのブロック循環拡張RCは、式10に従う。
【0094】
【数36】
Figure 2005508103
【0095】
「離散フーリエ変換(DFT)様」行列Dは、RC=DΛDHとなるように決定される。1つのそのような行列Dは、式11に従う。
【0096】
【数37】
Figure 2005508103
【0097】
Kは、K×Kの単位行列である。
【0098】
積DHDは、式12に従う。
【0099】
【数38】
Figure 2005508103
【0100】
ここで、
【0101】
【数39】
Figure 2005508103
【0102】
は、KNS×KNSの単位行列である。ブロック循環行列RCは、式13などに従い、行列Dを乗ずる。
【0103】
【数40】
Figure 2005508103
【0104】
CDの各エントリは、K×Kブロックである。ブロック対角行列Λは、式14に従う。
【0105】
【数41】
Figure 2005508103
【0106】
は、(KNS)×(KNS)である。Λの各エントリΛ(i)は、式15に従う。
【0107】
【数42】
Figure 2005508103
【0108】
Λ(i)は、K×Kブロックであり、K2個の非ゼロエントリを有する。
【0109】
行列Dは、式16などに従って、Λ行列に乗算される。
【0110】
【数43】
Figure 2005508103
【0111】
式16に示すDの各エントリは、K×Kブロックである。
【0112】
CDの各行をDの各行で等式化することによって生じる式の系は、一貫している。したがって、RCDの任意の行をDの同じ行で等式化することによって、式の同じ組が得られる。式13について例示すると、RCDの第1の行ブロックは、式17に従う。
【0113】
【数44】
Figure 2005508103
【0114】
Dの第1の行ブロックは、式18に従う。
【0115】
【数45】
Figure 2005508103
【0116】
これら2つの行のエントリを等式化すると、式19および20が得られる。
【0117】
【数46】
Figure 2005508103
【0118】
その結果、Λ(2)は、式21に従う。
【0119】
【数47】
Figure 2005508103
【0120】
同様に、
【0121】
【数48】
Figure 2005508103
【0122】
は、式22に従う。
【0123】
【数49】
Figure 2005508103
【0124】
【数50】
Figure 2005508103
【0125】
は、式23に従う。
【0126】
【数51】
Figure 2005508103
【0127】
式17〜23は、RCDの第1の行およびDΛを使用して例示しているが、任意の行を使用してΛ(i)を決定することができる。
【0128】
中央行、すなわち(NS/2)番目の行(式7の行5)を使用して例示すると、Λ(l)は、式19に従う。
【0129】
【数52】
Figure 2005508103
【0130】
式19〜23は、K×KのブロックのFFTを計算する。これらのブロックには、スカラ指数が乗算されるため、このプロセスは、「ブロックFFT」と呼ばれる。Matlab関数「fft」など、FFTを計算するための典型的な手法は、1サイドシーケンスのFFTを計算する。各Λ(i)は2サイドシーケンスであるため、Λ(i)の計算は、
【0131】
【数53】
Figure 2005508103
【0132】
と、それを中央行について式27に従って適切な指数関数によって乗算することによって実施することができる。
【0133】
【数54】
Figure 2005508103
【0134】
式17〜27に示すように、Λ(i)すべての計算は、Rの単一列を使用して実行することができる。したがって、RCを決定する必要はない。Rの任意の列を使用して、Λ(i)を直接導出することができる。好ましくは、Rのどちらかの縁から少なくともW個の行を使用する。これらの行がRjSの全組を有するからである。
【0135】
Λ(i)およびD行列を使用して、ブロック循環行列RCを式28および29として記述することができる。
【0136】
CD=DΛ Equation 28
【0137】
【数55】
Figure 2005508103
【0138】
DおよびDHは、それぞれサイズ(KNS)×(KNS)である。
【0139】
【数56】
Figure 2005508103
【0140】
であるため、式30が得られる。
【0141】
【数57】
Figure 2005508103
【0142】
MMSE解法は、式31に従う。
【0143】
【数58】
Figure 2005508103
【0144】
検出されたデータベクトル
【0145】
【数59】
Figure 2005508103
【0146】
は、(NSK)×1のサイズである。
【0147】
MMSE解法は、式32に従う。
【0148】
【数60】
Figure 2005508103
【0149】
行列DHは、K×Kのブロックを有する(KNS)×(KNS)のサイズであり、その逆数は、式33に従う。
【0150】
【数61】
Figure 2005508103
【0151】
この反転は、K×Kの行列Λ(k)の反転を必要とする。
【0152】
その結果、データベクトル
【0153】
【数62】
Figure 2005508103
【0154】
が式34に従って決定される。
【0155】
【数63】
Figure 2005508103
【0156】
式34は、受信された信号をチップレートでサンプルする受信器にも、チップレートの2倍などチップレートの倍数でサンプルする受信器にも適用可能である。倍数チップレートの受信器の場合、倍数チップレートに対応するR行列は、式9と同じ形態のものであり、ほぼブロック循環である。
【0157】
【数64】
Figure 2005508103
【0158】
を決定する際の複雑度を低減するために、Aの構造を利用するFFT手法を使用することができる。Aは、ほぼブロック循環構造を有する。しかし、正方行列であり、(NSSF)×(NSK)のサイズである。行列Aの例示は、式35に従う。
【0159】
【数65】
Figure 2005508103
【0160】
各bj (k)(i)は、i番目のシンボル間隔のj番目のチップ間隔にあたるk番目のユーザについて、チャネル応答h(k)および拡散符号c(k)の畳み込みである。
【0161】
各ブロックが式35内の括弧付けによって示されるブロックB(・)を使用して、式35は式36になる。
【0162】
【数66】
Figure 2005508103
【0163】
図では、Aの一部分がブロック循環である。Aの循環延長をAcとして示す。Aは、式37に従って3つの行列に分割することができる。
【0164】
【数67】
Figure 2005508103
【0165】
1は、(NSSF)×(NSSF)の行列である。D2は(NSK)×(NSK)の行列であり、Λ1は、サイズ(NSSF)×(NSK)のブロック対角行列である。
【0166】
ブロック対角行列Λ1は、式14のΛと同じ形態を有する。しかし、そのエントリΛ1 (i)のそれぞれは、式38に従ってSF×Kブロックである。
【0167】
【数68】
Figure 2005508103
【0168】
2は、式11のDの形態と同じ形態を有する。D1は、式39の形態である。
【0169】
【数69】
Figure 2005508103
【0170】
SFは、SF×SFの単位行列である。
【0171】
CとD2を乗ずる際に、形態B(i)および
【0172】
【数70】
Figure 2005508103
【0173】
の積が式40に従って形成される。
【0174】
【数71】
Figure 2005508103
【0175】
C2は、(NSSF)×(NSK)のサイズであり、各ブロックは、SF×Kのサイズである。
【0176】
1とΛ1を乗ずる際に、形態
【0177】
【数72】
Figure 2005508103
【0178】
およびΛ1 (i)の積が形成される。D1Λ1は、(NSSF)×(NSK)のサイズであり、各ブロックは、SF×Kのサイズである。AC2の任意の行をD1Λ1の同じ行と比較すると、式41が得られる。
【0179】
【数73】
Figure 2005508103
【0180】
その結果、各Λ1 (k)は、(SF×K)ブロックの1サイドシーケンスのFFTを使用して決定することができる。式38および
【0181】
【数74】
Figure 2005508103
【0182】
を使用して、式42、43、44が得られる。
【0183】
【数75】
Figure 2005508103
【0184】
したがって、式45に従ってFFTを使用して、
【0185】
【数76】
Figure 2005508103
【0186】
が決定される。
【0187】
【数77】
Figure 2005508103
【0188】
同様に、行列Aはほぼブロック循環であるため、Λ1を使用するFFTを使用して、R=AHA+σ2Iを計算することができる。
【0189】
複雑度を低減するために、各Λ(i)の反転
【0190】
【数78】
Figure 2005508103
【0191】
を、LU分解を使用して実行することができる。各[Λi]は、LU分解が式46に従う(K×K)の行列である。
【0192】
Λ(i)=LU Equation 46
【0193】
Lは下三角行列であり、Uは上三角行列である。式7は、式47および48に従って、前進/後進代入を使用して解かれる。
【0194】
【数79】
Figure 2005508103
【0195】
好ましくは、各データフィールド22、24の各端部でのデータシンボルについてビット誤り率(BER)を改善するために、図5に示すように、データ検出においてミッドアンブル部20およびガード期間18からのサンプルが使用される。データフィールド内の最後のシンボルのサンプルすべてを収集するために、
【0196】
【数80】
Figure 2005508103
【0197】
を決定するために使用されているサンプルが、ミッドアンブル20またはガード期間18内にW−1個のチップ(インパルス応答の長さ)だけ拡張される。この拡張により、フィールドの最後のデータシンボルの実質的にすべてのマルチパス成分をデータ検出に使用することができる。データフィールド1(22)について示されているように、サンプルは、W−1個のチップだけミッドアンブル内に拡張される。ミッドアンブルシーケンスは、データ検出処理の前に、ミッドアンブル20から取られたサンプルから相殺される。データフィールド2(24)の場合、サンプルは、W−1個のチップだけガード期間18内に拡張される。
【0198】
ある種のFFTの実施は、解析のために、あるフィールド長を必要とした。これらのFFT実施の1つは、素因数アルゴリズム(PFA)である。PFAの実施は、フィールド長が、61など素数であることを必要とする。PFA FFTの実施を容易にするために、
【0199】
【数81】
Figure 2005508103
【0200】
を決定するために使用されているサンプルを、所望のPFA長に延長することが好ましい。図5に示されているように、データフィールド1またはデータフィールド2は、所望のPFA長にP個のチップだけ延長される。別法として、61個のシンボルのブロックFFTは、2nFFT計算を必要とする長さ64のブロックFFTに拡張される。ブロック循環行列に対するRの近似は減少するため、一般に性能が改善する。
【0201】
高速ジョイント検出の計算複雑度の解析は、以下の通りである。Aを計算する計算複雑度は、K・SF・Wである。AHAを計算する計算複雑度は、式49に従う。
【0202】
【数82】
Figure 2005508103
【0203】
行列−ベクトル乗算として、Aを計算することは、計算複雑度がKNS(SF+W−1)である。Rのj番目の列ブロックのFFTを計算することは、K2・(NSlog2S)の計算を必要とする。
【0204】
【数83】
Figure 2005508103
【0205】
のフーリエ変換を計算することは、K(NSlog2NS)の計算を必要とする。コレスキー分解なしで各行列[Λ(k)]の反転は、K3の計算を必要とする。NS周波数点の場合、計算の合計数はNS3である。
【0206】
【数84】
Figure 2005508103
【0207】
を計算することは、NS周波数点について(K2)の乗算を必要とする。したがって、計算の合計数はNS2である。
【0208】
【数85】
Figure 2005508103
【0209】
の逆FFTは、K(NSlog2NS)の計算を必要とする。
【0210】
高速ジョイント検出の複雑度を例示すると、NC=976、SF=16、K=8、NS=61、W=57チップを伴うTDDバーストタイプIの処理についてMROPs(million real operations per second)が決定される。A、(AHA)、Rの列ブロック、[Λ(k)-1の計算が1バースト当たり1回、すなわち1秒当たり100回実行される。
【0211】
【数86】
Figure 2005508103
【0212】
の計算、
【0213】
【数87】
Figure 2005508103
【0214】
の計算、および
【0215】
【数88】
Figure 2005508103
【0216】
の逆FFTが、1バースト当たり2回、すなわち1秒当たり200回実行される。複素数演算を実数演算に変換するためには、4回の計算が必要とされる。結果を表1に例示する。
【0217】
Figure 2005508103
注:表1で、
【0218】
【数89】
Figure 2005508103
【0219】
は、行列−ベクトル乗算として直接計算された。
【0220】
LU分解を使用して
【0221】
【数90】
Figure 2005508103
【0222】
を決定する場合、複雑度は54.8678MROPSに減少する。FFTを使用して
【0223】
【数91】
Figure 2005508103
【0224】
を決定する場合、複雑度は65.0182MROPSから63.9928MROPSに減少する。
【0225】
高速ジョイント検出と他の検出技法の複雑度の比較は、以下の通りである。SF=16およびK=8を伴うTDDバーストタイプI用の以下の3つの技法の複雑度は、表2に従う。
Figure 2005508103
【0226】
3つの検出技法および基準整合フィルタリング(MF)データ検出技法の性能を、シミュレーションによって800タイムスロットを超えて比較した。シミュレーションは、Matlabによって提供された精度を使用した。すなわち、有限精度効果は考慮されなかった。シミュレーションは、WCDMA TDD WG4によって指定されたチャネル、すなわちSF=16ならびにK=8および12を使用し、送信ダイバシティ無しのダウンリンクについて行い、SUDとの比較を容易にした。
【0227】
それぞれ図6および7に示されているように、ケース1およびケース3の場合、高速ジョイント検出、すなわちJDFFTの性能は、コレスキーベースのジョイント検出、すなわちJDCholの性能にきわめて近い。他のデータ検出手法は、JDCholまたはJDFFTほど良好に動作しなかった。図8に示されたtddWg4Case2の場合、JDFFTは、JDCholに比べていくらかの劣化を示す。JDFFTは、SUDベースのコレスキーアルゴリズムと同様に動作する。図9〜11に示されているように、2Mbpsサービスなど高速データ転送速度サービスの場合、JDFFTは、JDCholに近く、またはわずかに劣り、他の手法より良好に動作する。
【図面の簡単な説明】
【0228】
【図1】無線通信システムの図である。
【図2】単純化された送信器および高速ジョイント検出受信器の図である。
【図3】通信バーストを示す図である。
【図4】高速ジョイント検出の好ましい一実施形態の流れ図である。
【図5】延長された処理領域を示すデータバーストを示す図である。
【図6】他のデータ検出手法に対する高速ジョイント検出のシミュレーション性能を示すグラフである。
【図7】他のデータ検出手法に対する高速ジョイント検出のシミュレーション性能を示すグラフである。
【図8】他のデータ検出手法に対する高速ジョイント検出のシミュレーション性能を示すグラフである。
【図9】他のデータ検出手法に対する高速ジョイント検出のシミュレーション性能を示すグラフである。
【図10】他のデータ検出手法に対する高速ジョイント検出のシミュレーション性能を示すグラフである。
【図11】他のデータ検出手法に対する高速ジョイント検出のシミュレーション性能を示すグラフである。

Claims (18)

  1. 符号分割多元接続通信システム内で共用されたスペクトルを介して送信されたK個のデータ信号からデータを検出する方法であって、
    前記共用スペクトルを介して前記K個の送信されたデータ信号を有する合成信号を受信し、およびサンプリングすること、
    前記K個のデータ信号の符号およびインパルス応答を使用して合成チャネル応答行列を生成すること、
    前記合成チャネル応答行列を使用して交差相関行列のブロック列を決定することであって、前記ブロック列の各ブロックエントリは、K×K行列であること、
    前記合成信号サンプルに乗算された前記合成チャネル応答行列の複素共役転置のフーリエ変換を取ること、
    各ブロックエントリのフーリエ変換の逆数を前記フーリエ変換の結果に乗じ、データベクトルのフーリエ変換を生成すること、および、
    前記データベクトルフーリエ変換の逆フーリエ変換を取り、前記K個のデータ信号のデータを生成すること
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. 前記フーリエ変換を取ることは、前記合成チャネル応答行列の前記共役転置を前記合成信号サンプルに乗算すること、および前記共役転置乗算の結果のフーリエ変換を取ることによることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ブロックエントリのLU分解を使用して前記データを決定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記データの決定は、時分割デュプレックス通信バーストのデータフィールド時間にわたって行われ、前記合成信号サンプルは、前記データフィールド時間を超えて拡張することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記合成信号サンプルの拡張されたサンプルは、前記インパルス応答の長さで、前記データフィールド時間を超えて拡張することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記合成信号サンプルは、前記データフィールド時間を超えて拡張し、前記合成信号の長さが、素因数アルゴリズム高速フーリエ変換に適合する長さとなることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 符号分割多元接続通信システム内で使用する受信器であって、送信器は、共用されたスペクトルを介してK個のデータ信号を送信し、前記受信器は、
    前記共用スペクトルを介して前記K個の送信されたデータ信号を有する合成信号を受信し、およびサンプリングする手段と、
    前記K個のデータ信号の符号およびインパルス応答を使用して合成チャネル応答行列を生成する手段と、
    前記合成チャネル応答行列を使用して交差相関行列のブロック列を決定する手段であって、前記ブロック列の各ブロックエントリは、K×K行列である手段と、
    前記合成信号サンプルに乗算された前記合成チャネル応答行列の複素共役転置のフーリエ変換を取る手段と、
    各ブロックエントリのフーリエ変換の逆数を前記フーリエ変換の結果に乗じ、データベクトルのフーリエ変換を生成する手段と、
    前記データベクトルフーリエ変換の逆フーリエ変換を取り、前記K個のデータ信号のデータを生成する手段と
    を備えたことを特徴とする受信器。
  8. 前記フーリエ変換を取ることは、前記合成チャネル応答行列の前記共役転置を前記合成信号サンプルに乗算すること、および前記共役転置乗算の結果のフーリエ変換を取ることによることを特徴とする請求項7に記載の受信器。
  9. 前記対角行列の前記ブロックエントリのコレスキー分解を使用し、前記データを決定することを特徴とする請求項7に記載の受信器。
  10. 前記データの決定は、時分割デュプレックス通信バーストのデータフィールド時間にわたって行われ、前記合成信号サンプルは、前記データフィールド時間を超えて拡張することを特徴とする請求項7に記載の受信器。
  11. 前記合成信号サンプルの拡張されたサンプルは、前記インパルス応答の長さで、前記データフィールド時間を超えて拡張することを特徴とする請求項10に記載の受信器。
  12. 前記合成信号サンプルは、前記データフィールド時間を超えて拡張し、前記合成信号の長さが、素因数アルゴリズム高速フーリエ変換に適合する長さとなることを特徴とする請求項10に記載の受信器。
  13. 符号分割多元接続通信システム内で使用する受信器であって、送信器は、共用されたスペクトルを介してK個のデータ信号を送信し、前記受信器は、
    前記共用スペクトルを介して前記K個の送信されたデータ信号を有する合成信号を受信するアンテナと、
    前記合成信号をサンプリングするサンプリングデバイスと、
    前記K個のデータ信号のインパルス応答を推定するチャネル推定器と、
    前記K個のデータ信号の符号およびインパルス応答を使用して合成チャネル応答行列を生成し、前記合成チャネル応答行列を使用して交差相関行列のブロック列を決定し、前記ブロック列の各ブロックエントリは、K×K行列であり、前記合成信号サンプルに乗算された前記合成チャネル応答行列の複素共役転置のフーリエ変換を取り、各ブロックエントリのフーリエ変換の逆数を前記フーリエ変換の結果に乗じ、データベクトルのフーリエ変換を生成し、前記データベクトルフーリエ変換の逆フーリエ変換を取って前記K個のデータ信号のデータを生成するデータ検出デバイスと
    を備えたことを特徴とする受信器。
  14. 前記フーリエ変換を取ることは、前記合成チャネル応答行列の前記共役転置を前記合成信号サンプルに乗算すること、および前記共役転置乗算の結果のフーリエ変換を取ることによることを特徴とする請求項13に記載の受信器。
  15. 前記対角行列の前記ブロックエントリのコレスキー分解を使用し、前記データを決定することを特徴とする請求項13に記載の受信器。
  16. 前記データの決定は、時分割デュプレックス通信バーストのデータフィールド時間にわたって行われ、前記合成信号サンプルは、前記データフィールド時間を超えて拡張することを特徴とする請求項13に記載の受信器。
  17. 前記合成信号サンプルの拡張されたサンプルは、前記インパルス応答の長さで、前記データフィールド時間を超えて拡張することを特徴とする請求項16に記載の受信器。
  18. 前記合成信号サンプルは、前記データフィールド時間を超えて拡張し、前記合成信号の長さが、素因数アルゴリズム高速フーリエ変換に適合する長さとなることを特徴とする請求項16に記載の受信器。
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