JP2003332943A - チャネル推定を行う無線通信局および無線通信方法 - Google Patents

チャネル推定を行う無線通信局および無線通信方法

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JP2003332943A
JP2003332943A JP2002136064A JP2002136064A JP2003332943A JP 2003332943 A JP2003332943 A JP 2003332943A JP 2002136064 A JP2002136064 A JP 2002136064A JP 2002136064 A JP2002136064 A JP 2002136064A JP 2003332943 A JP2003332943 A JP 2003332943A
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channel estimation
estimation value
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pilot symbols
channel
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Seiiku Bun
盛郁 文
Toshiyuki Futakata
敏之 二方
Toshihiro Doi
智弘 土肥
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NTT Docomo Inc
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NTT Docomo Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
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    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
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    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0078Timing of allocation
    • H04L5/0085Timing of allocation when channel conditions change

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信システムにおいて情報データの送信
効率を高めるために、パイロットシンボルの挿入周期を
適応的に変化させることのできる無線通信局および方法
を提供すること。 【解決手段】 受信したタイムスロット(21−24)
またはフレーム内に情報ビット系列と共に所定の間隔で
挿入されている複数のパイロットシンボル(31−3
4)を用いて複数回チャネル推定を行う無線通信局であ
って: パイロットシンボルからチャネルを推定しチャ
ネル推定値を得るチャネル推定部(53);チャネル推
定部からの複数のチャネル推定値を記憶するチャネル推
定値記憶部(54); チャネル推定値記憶部に記憶さ
れた複数のチャネル推定値を比較して、チャネル推定値
変動量を得る手段(55);および チャネル推定値変
動量に応じて、パイロットシンボル挿入間隔の調整をパ
イロットシンボル挿入側へ要求する手段(55)から構
成される無線通信局。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にチャネル推
定を行う無線通信局および無線通信方法に関し、特にチ
ャネル推定のためのパイロットシンボルの挿入周期を調
整する無線通信局および無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にデジタル無線通信における復調方
式には、同期検波方式と遅延検波方式がある。同期検波
方式は、搬送波再生回路で生成された基準搬送波で受信
信号を検波し、加法性白色ガウス雑音伝送路で良好なビ
ット誤り率特性を示すという特徴を有する。遅延検波方
式は、基準搬送波に代わって、1シンボル前(または2
シンボル以上前)の受信信号で検波し、位相差を得る方
式である。従って、送信側で差動符号化する必要があ
る。遅延検波方式は、基準信号にも雑音が乗っているた
め、加法性白色ガウス雑音に起因するビット誤り率特性
は同期検波よりも劣化する。また、差動符号化により情
報ビット系列の前後のビットの位相差のみが情報となる
ため、チャネル推定が不要であるが、絶対同期検波より
も受信特性が3dB劣化する。
【0003】W-CDMAシステムにおいては受信特性に優れ
る絶対同期検波(コヒーレントRAKE受信)を用いる。コ
ヒーレントRAKE受信においてチャネル推定(伝送路の振
幅変動、位相変動の推定)は受信特性を左右する重要な
技術のうちの1つである。W-CDMAシステムではフレーム
内に一定周期で時間多重的に挿入されたパターン既知の
パイロットシンボルを用いてチャネル推定を行う。パイ
ロットシンボルを用いるチャネル推定法としては様々な
技術が提案されている。ここではWMSA(Weighted Multi-
Slot Averaging)チャネル推定法について述べる。
【0004】図1にWMSAチャネル推定法の動作原理を示
す。n番目のスロットのチャネル推定値を求める場合に
ついて説明する。n番目のスロットの前後複数スロット
またはn番目のスロットだけ(図では前後1スロット)
におけるパイロットシンボルの変調成分を除去した後、
それぞれ平均化(ξ(k))することにより各スロットに
おける瞬時のチャネル推定値を求める。次にそれらひと
つまたは複数スロット(図では3スロット)のチャネル
推定値を重み付け平均化することにより、n番目のスロ
ットのチャネル推定値を得る。ここで、より多くのスロ
ットのチャネル推定値を平均化すれば、熱雑音および干
渉電力に対するチャネル推定精度は向上する。しかし、
フェージング変動が高速になると、n番目のスロットか
ら時間的に離れた位置(すなわち相関の低い位置)のス
ロットのチャネル推定値を用いてしまうことになり、フ
ェージング変動に対する追従性が劣化する。そこで、熱
雑音(+干渉電力)に対する精度とフェージング変動に
対する追従性を考慮して適切な重み係数(W(k))を設定
する。なお、受信SIRが最大になるよう平均化重みを適
応的に制御する方法、複数の重み係数を切り替えて用い
る方法、およびフェージング変動の速度を検出して重み
係数を切り替える方法などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】伝搬環境の変動が緩や
かな場合には、チャネル推定値の複数スロットに渡る変
動量が小さくなる。しかしながら、現在のチャネル推定
方法ではパイロットシンボルを一定の固定した間隔で送
信しているため、チャネル推定値の変動が小さい場合で
あっても必要以上にパイロットシンボルを頻繁に送って
しまい、情報が重複するという問題があった。
【0006】そこで、情報データの送信効率を高めるた
めに、パイロットシンボルの挿入周期を適応的に変化さ
せることのできる無線通信局および方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一特徴に従った、受信したタイムスロット
またはフレーム内に情報ビット系列と共に所定の間隔で
挿入されている複数のパイロットシンボルを用いて複数
回チャネル推定を行う無線通信局は、 パイロットシン
ボルからチャネルを推定しチャネル推定値を得るチャネ
ル推定部; チャネル推定部からの複数のチャネル推定
値を記憶するチャネル推定値記憶部;チャネル推定値記
憶部に記憶された複数のチャネル推定値を比較して、チ
ャネル推定値変動量を得る手段;および チャネル推定
値変動量をパイロットシンボル挿入側へ知らせる手段か
ら構成される。
【0008】本発明の他の特徴に従った、受信したタイ
ムスロットまたはフレーム内に情報ビット系列と共に所
定の間隔で挿入されている複数のパイロットシンボルを
用いて複数回チャネル推定を行う無線通信局は、 パイ
ロットシンボルからチャネルを推定しチャネル推定値を
得るチャネル推定部; チャネル推定部からの複数のチ
ャネル推定値を記憶するチャネル推定値記憶部; チャ
ネル推定値記憶部に記憶された複数のチャネル推定値を
比較して得たチャネル推定値変動量が所定の閾値内かど
うかを判断する手段;および 判断の結果をパイロット
シンボル挿入側へ知らせる手段から構成される。
【0009】本発明の他の特徴に従った、 受信したタ
イムスロットまたはフレーム内に情報ビット系列と共に
所定の間隔で挿入されている複数のパイロットシンボル
を用いて複数回チャネル推定を行う無線通信局は、 パ
イロットシンボルからチャネルを推定しチャネル推定値
を得るチャネル推定部; チャネル推定部からの複数の
チャネル推定値を記憶するチャネル推定値記憶部; チ
ャネル推定値記憶部に記憶された複数のチャネル推定値
を比較して、チャネル推定値変動量を得る手段;および
チャネル推定値変動量に応じて、パイロットシンボル
挿入間隔の調整をパイロットシンボル挿入側へ要求する
手段から構成される。
【0010】本発明の他の特徴に従った、 受信したタ
イムスロットまたはフレーム内に情報ビット系列と共に
所定の間隔で挿入されている複数のパイロットシンボル
を用いて複数回チャネル推定を行う無線通信局は、 パ
イロットシンボルからチャネルを推定しチャネル推定値
を得るチャネル推定部; チャネル推定部からの複数の
チャネル推定値を記憶するチャネル推定値記憶部; チ
ャネル推定値記憶部に記憶された複数のチャネル推定値
を比較して、チャネル推定値変動量を得る手段;および
チャネル推定値変動量に応じて、自局が挿入するパイ
ロットシンボル挿入間隔を調整する手段から構成され
る。
【0011】本発明の他の特徴に従った、 タイムスロ
ットまたはフレーム内に情報ビット系列と共に所定の間
隔で複数のパイロットシンボルを挿入した無線信号を送
信する送信局と、無線信号を受信し前記パイロットシン
ボルを用いて複数回チャネル推定を行う受信局とからな
る無線通信システムは、受信局が、 パイロットシンボ
ルからチャネルを推定しチャネル推定値を得るチャネル
推定部; チャネル推定部からの複数のチャネル推定値
を記憶するチャネル推定値記憶部; チャネル推定値記
憶部に記憶された複数のチャネル推定値を比較して、チ
ャネル推定値変動量を得る手段;および チャネル推定
値変動量に応じて、パイロットシンボル挿入間隔の調整
を前記送信局に要求する手段から構成され、送信局が、
要求に応じてパイロットシンボル挿入間隔を調整するこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の他の特徴に従った、 タイムスロ
ットまたはフレーム内に情報ビット系列と共に所定の間
隔で複数のパイロットシンボルを挿入した無線信号を送
信する送信局と、無線信号を受信し前記パイロットシン
ボルを用いて複数回チャネル推定を行う受信局とからな
る無線通信システムは、受信局が、 パイロットシンボ
ルからチャネルを推定しチャネル推定値を得るチャネル
推定部; チャネル推定部からの複数のチャネル推定値
を記憶するチャネル推定値記憶部; チャネル推定値記
憶部に記憶された複数のチャネル推定値を比較して、チ
ャネル推定値変動量を得る手段;および チャネル推定
値変動量を前記送信局に送信する手段から構成され、送
信局が、受信したチャネル推定値変動量に応じてパイロ
ットシンボル挿入間隔を調整することを特徴とする。
【0013】本発明の他の特徴に従った無線通信方法に
おいては、送信局が、タイムスロットまたはフレーム内
に情報ビット系列と共に所定の間隔で複数のパイロット
シンボルを挿入した無線信号を送信する段階; 受信局
が、無線信号を受信する段階;受信局が、受信した複数
のパイロットシンボルを用いて複数回チャネル推定を行
い、チャネル推定値を得る段階; 受信局が、チャネル
推定部からの複数のチャネル推定値を記憶する段階;
受信局が、記憶された複数のチャネル推定値を比較し
て、チャネル推定値変動量を得る段階; 受信局が、チ
ャネル推定値変動量に応じて、前記のパイロットシンボ
ル挿入間隔の調整を送信局に要求する段階;および送信
局が、要求に応じてパイロットシンボル挿入間隔を調整
する段階;から構成される。
【0014】本発明の他の特徴に従った無線通信方法
は、送信局が、タイムスロットまたはフレーム内に情報
ビット系列と共に所定の間隔で複数のパイロットシンボ
ルを挿入した無線信号を送信する段階;受信局が、無線
信号を受信する段階; 受信局が、受信した複数のパイ
ロットシンボルを用いて複数回チャネル推定を行い、チ
ャネル推定値を得る段階; 受信局が、チャネル推定部
からの複数のチャネル推定値を記憶する段階; 受信局
が、記憶された複数のチャネル推定値を比較して、チャ
ネル推定値変動量を得る段階; 受信局が、チャネル推
定値変動量を送信局に送信する段階;および送信局が、
受信したチャネル推定値変動量に応じてパイロットシン
ボル挿入間隔を調整する段階;から構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳しく説明する。図2に、CDMA T
DD(Code division multiple access Time division dup
lex)における各タイムスロット(Timeslot)21,2
2,23,24に挿入されたパターン既知のパイロット
シンボル(Pilot Symbol)31,32,33,34を示
す。移動局が、基地局から送信されたパイロットシンボ
ルのうち、自タイムスロット内のパイロットシンボルを
用いてチャネル推定を行う。逆に基地局は移動局から送
信されたパイロットシンボルのうち、自タイムスロット
内のパイロットシンボルを用いてチャネル推定を行う。
【0016】このチャネル推定値の変動を図3に示す。
図3に示すように、周期Sでパイロットシンボルを測定
しチャネル推定を行うと、n-2Sのタイミングで測定した
チャネル推定値Ai + Bが、n-1Sのタイミングでは (A -
α1) i + (B - β1) に変化し、nのタイミングではさら
に(A - α1 - α2) i + (B - β1 - β2) に変化する。
従って、n - 2S からn までのチャネル推定値の変動量
は - (α1 + α2) i- (β1 + β2) である。この変動量
は閾値として設定したTHの範囲内に収まっている。そこ
で、パイロットシンボルの挿入周期をもっと長くするこ
とが可能である。そのため、現在チャネル推定を行った
受信側の移動局または基地局はパイロットシンボル挿入
周期変動分を送信側の基地局または移動局に制御情報を
用いて教えることにより、パイロットシンボル挿入周期
を例えば、現在のSからS+1またはS+2等に増大す
ることが可能である。これによりパイロットシンボル挿
入側すなわち送信側はパイロットシンボル挿入周期を長
くとり、その結果、現在のパイロットシンボル挿入場所
の一部に情報データを送信することが可能になる。受信
側すなわちチャネル推定側は従来より長い周期でチャネ
ル推定をすることになり、その推定値はより多くの情報
データに適用されることになる。具体的には、図2にお
いて、例えばパイロットシンボル32および34を挿入
しないで、そこに情報データを入れることができる。
【0017】逆に、1周期もしくは一定周期分のチャネ
ル推定値の変動量が閾値を超えた場合には、現在の周期
SをS?1またはS?2等に短く変更することが可能であ
る。これによりパイロットシンボル挿入側すなわち送信
側はパイロットシンボル挿入周期を短くとり、受信側す
なわちチャネル推定側は従来より短い周期でチャネル推
定を行うことになり、チャネル推定精度の向上が図られ
る。
【0018】図4に、本発明の実施態様に従った基地局
移動局間の動作のシーケンスを表す。基地局が、タイム
スロットまたはフレーム内に情報ビット系列と共に所定
の間隔で複数のパイロットシンボルを挿入する(4
1)。パイロットシンボルを挿入した無線信号を送信す
る(42)。この無線信号を移動局が受信する(4
3)。移動局が、受信した信号からパイロットシンボル
を復調し、複数のパイロットシンボルを用いて複数回チ
ャネル推定を行う(44)。チャネル推定の結果得たチ
ャネル推定値を記憶する(45)。記憶された複数のチ
ャネル推定値を比較して、チャネル推定値変動量を得る
(46)。このようにして得たチャネル推定値変動量が
所定の閾値内か否かを判断する(47)。判断の結果に
応じて、パイロットシンボル挿入間隔の変更を送信局に
要求する(48)。要求を受けた送信局が、パイロット
シンボル挿入間隔を変更する(49)。本シーケンスに
おいて、基地局と移動局とを交換しても良い。
【0019】図5に、本発明の実施態様に従ったチャネ
ル推定装置50の構成をブロック図で示す。チャネル推
定装置50は、基地局および/または移動局に装備され
ているものである。チャネル推定装置50は、送受信部
51,チャネル推定周期検出部52,チャネル推定部5
3,チャネル推定値記憶部54、パイロットシンボル周
期生成部55およびパイロットシンボル挿入部56を有
する。チャネル推定周期検出部52は、送受信部51で
受信した受信信号からの制御情報から、既知の方法でチ
ャネル推定周期情報を検出し、チャネル推定部53に指
示する。チャネル推定部53は、その指示された周期で
チャネル推定を行い、チャネル推定値を得る。得たチャ
ネル推定値を用いて情報データに適用すると共にチャネ
ル推定値記憶部54に保持する。チャネル推定値記憶部
54では過去の複数のチャネル推定値を保持する。パイ
ロットシンボル周期生成部55では過去の複数のチャネ
ル推定値の変動合計または変動平均などがパイロットシ
ンボル周期生成部55で指定する閾値THの範囲内かどう
かを比較する。もし、閾値の範囲内であれば、パイロッ
トシンボル挿入周期を長くするように、新たなパイロッ
トシンボル挿入周期を生成する。パイロットシンボル挿
入部56ではパイロットシンボル挿入周期を基に情報デ
ータ系列にパイロットシンボルを時間多重して、信号を
送信する。新たなパイロットシンボル挿入周期を、受信
側に制御情報を用いて教えることができる。
【0020】上記実施態様では、パイロットシンボルを
挿入する送信(例えば基地局)側で、相手(例えば移動
局)側から送信されてきた信号のチャネル推定値の変動
が閾値内か否かを判断したが、受信(例えば移動局)側
でそれを判断し判断の結果を送信(例えば基地局)側へ
と制御情報を用いて教えても良い。あるいは、受信側で
得たチャネル推定値変動量を送信側へ教え送信側で閾値
内かどうかを判断しても良い。これらの判断に関する情
報を得た送信側は、その情報に基づいてパイロットシン
ボル挿入周期を変化させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実施の形
態によれば、伝搬環境の変動が小さいときに、不必要な
チャネル推定値を減らし情報ビットを多く送信できる。
逆に伝搬環境の変動が大きいときには、チャネル推定値
を増やして精度を維持することができ、効率の良いチャ
ネル推定がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用できる、WMSAチャネル推定法の動
作原理を示す図である。
【図2】CDMA TDDにおいて各タイムスロットにパイロッ
トシンボルが挿入された様子を示す図である。
【図3】チャネル推定値の変動を示す図である。
【図4】本発明の実施態様に従った基地局移動局間の動
作のシーケンスを表す図である。
【図5】本発明の実施形態に従ったチャネル推定装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
21,22,23,24 タイムスロット 31,32,33,34 パイロットシンボル 50 チャネル推定装置 51 送受信部 52 チャネル推定周期検出部 53 チャネル推定部 54 チャネル推定値記憶部 55 パイロットシンボル周期生成部 56 パイロットシンボル挿入部
フロントページの続き (72)発明者 土肥 智弘 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したタイムスロットまたはフレーム
    内に情報ビット系列と共に所定の間隔で挿入されている
    複数のパイロットシンボルを用いて複数回チャネル推定
    を行う無線通信局であって:前記パイロットシンボルか
    らチャネルを推定しチャネル推定値を得るチャネル推定
    部;該チャネル推定部からの複数のチャネル推定値を記
    憶するチャネル推定値記憶部;該チャネル推定値記憶部
    に記憶された複数のチャネル推定値を比較して、チャネ
    ル推定値変動量を得る手段;および前記チャネル推定値
    変動量をパイロットシンボル挿入側へ知らせる手段;か
    ら構成される無線通信局。
  2. 【請求項2】 受信したタイムスロットまたはフレーム
    内に情報ビット系列と共に所定の間隔で挿入されている
    複数のパイロットシンボルを用いて複数回チャネル推定
    を行う無線通信局であって:前記パイロットシンボルか
    らチャネルを推定しチャネル推定値を得るチャネル推定
    部;該チャネル推定部からの複数のチャネル推定値を記
    憶するチャネル推定値記憶部;該チャネル推定値記憶部
    に記憶された複数のチャネル推定値を比較して得たチャ
    ネル推定値変動量が所定の閾値内かどうかを判断する手
    段;および前記判断の結果をパイロットシンボル挿入側
    へ知らせる手段;から構成される無線通信局。
  3. 【請求項3】 受信したタイムスロットまたはフレーム
    内に情報ビット系列と共に所定の間隔で挿入されている
    複数のパイロットシンボルを用いて複数回チャネル推定
    を行う無線通信局であって:前記パイロットシンボルか
    らチャネルを推定しチャネル推定値を得るチャネル推定
    部;該チャネル推定部からの複数のチャネル推定値を記
    憶するチャネル推定値記憶部;該チャネル推定値記憶部
    に記憶された複数のチャネル推定値を比較して、チャネ
    ル推定値変動量を得る手段;および前記チャネル推定値
    変動量に応じて、前記のパイロットシンボル挿入間隔の
    調整をパイロットシンボル挿入側へ要求する手段;から
    構成される無線通信局。
  4. 【請求項4】 受信したタイムスロットまたはフレーム
    内に情報ビット系列と共に所定の間隔で挿入されている
    複数のパイロットシンボルを用いて複数回チャネル推定
    を行う無線通信局であって:前記パイロットシンボルか
    らチャネルを推定しチャネル推定値を得るチャネル推定
    部;該チャネル推定部からの複数のチャネル推定値を記
    憶するチャネル推定値記憶部;該チャネル推定値記憶部
    に記憶された複数のチャネル推定値を比較して、チャネ
    ル推定値変動量を得る手段;および前記チャネル推定値
    変動量に応じて、自局が挿入するパイロットシンボル挿
    入間隔を調整する手段;から構成される無線通信局。
  5. 【請求項5】 タイムスロットまたはフレーム内に情報
    ビット系列と共に所定の間隔で複数のパイロットシンボ
    ルを挿入した無線信号を送信する送信局と、前記無線信
    号を受信し前記パイロットシンボルを用いて複数回チャ
    ネル推定を行う受信局とからなる無線通信システムであ
    って:前記受信局が、 前記パイロットシンボルからチャネルを推定しチャネル
    推定値を得るチャネル推定部;該チャネル推定部からの
    複数のチャネル推定値を記憶するチャネル推定値記憶
    部;該チャネル推定値記憶部に記憶された複数のチャネ
    ル推定値を比較して、チャネル推定値変動量を得る手
    段;および前記チャネル推定値変動量に応じて、前記の
    パイロットシンボル挿入間隔の調整を前記送信局に要求
    する手段;から構成され、 前記送信局が、前記要求に応じてパイロットシンボル挿
    入間隔を調整することを特徴とする無線通信システム。
  6. 【請求項6】 タイムスロットまたはフレーム内に情報
    ビット系列と共に所定の間隔で複数のパイロットシンボ
    ルを挿入した無線信号を送信する送信局と、前記無線信
    号を受信し前記パイロットシンボルを用いて複数回チャ
    ネル推定を行う受信局とからなる無線通信システムであ
    って:前記受信局が、 前記パイロットシンボルからチャネルを推定しチャネル
    推定値を得るチャネル推定部;該チャネル推定部からの
    複数のチャネル推定値を記憶するチャネル推定値記憶
    部;該チャネル推定値記憶部に記憶された複数のチャネ
    ル推定値を比較して、チャネル推定値変動量を得る手
    段;および前記チャネル推定値変動量を前記送信局に送
    信する手段;から構成され、 前記送信局が、受信した前記チャネル推定値変動量に応
    じてパイロットシンボル挿入間隔を調整することを特徴
    とする無線通信システム。
  7. 【請求項7】 送信局が、タイムスロットまたはフレー
    ム内に情報ビット系列と共に所定の間隔で複数のパイロ
    ットシンボルを挿入した無線信号を送信する段階;受信
    局が、前記無線信号を受信する段階;受信局が、受信し
    た前記複数のパイロットシンボルを用いて複数回チャネ
    ル推定を行い、チャネル推定値を得る段階;受信局が、
    該チャネル推定部からの複数のチャネル推定値を記憶す
    る段階;受信局が、記憶された前記複数のチャネル推定
    値を比較して、チャネル推定値変動量を得る段階;受信
    局が、前記チャネル推定値変動量に応じて、前記のパイ
    ロットシンボル挿入間隔の調整を送信局に要求する段
    階;および送信局が、前記要求に応じてパイロットシン
    ボル挿入間隔を調整する段階;から構成される無線通信
    方法。
  8. 【請求項8】 送信局が、タイムスロットまたはフレー
    ム内に情報ビット系列と共に所定の間隔で複数のパイロ
    ットシンボルを挿入した無線信号を送信する段階;受信
    局が、前記無線信号を受信する段階;受信局が、受信し
    た前記複数のパイロットシンボルを用いて複数回チャネ
    ル推定を行い、チャネル推定値を得る段階;受信局が、
    該チャネル推定部からの複数のチャネル推定値を記憶す
    る段階;受信局が、記憶された前記複数のチャネル推定
    値を比較して、チャネル推定値変動量を得る段階;受信
    局が、前記チャネル推定値変動量を送信局に送信する段
    階;および送信局が、受信した前記チャネル推定値変動
    量に応じてパイロットシンボル挿入間隔を調整する段
    階;から構成される無線通信方法。
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