JP2001345755A - 無線通信システムおよび無線装置 - Google Patents

無線通信システムおよび無線装置

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JP2001345755A
JP2001345755A JP2000163039A JP2000163039A JP2001345755A JP 2001345755 A JP2001345755 A JP 2001345755A JP 2000163039 A JP2000163039 A JP 2000163039A JP 2000163039 A JP2000163039 A JP 2000163039A JP 2001345755 A JP2001345755 A JP 2001345755A
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power
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/08Closed loop power control

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信電力制御周期の最適な切換制御を実施し
て、送信電力制御の効果を高く発揮することが可能な無
線通信システムおよび無線装置を提供する。 【解決手段】 基地局の伝送路変動速度検出部20は、
フェージング周期から移動局との間の伝送路の変動速度
Sを検出し、制御周期判定部21は、伝送路変動速度S
が基準値S1未満や基準値S2以上の際に、送信電力の
制御周期Tを短周期Tlに設定し、基準値S1以上基準
値S2未満の際には、制御周期Tを長周期Tsに設定
し、電力制御部14は、TPCビット検出部13が検出
するTPC信号に基づいて、制御周期Tで送信部15の
送信電力を制御する。移動局では、電力検出部3が、基
地局からの無線信号の受信電力を、基地局より通知され
る制御周期Tで平均化して測定し、TPCビット生成部
4が、上記測定した電力と基準値を比較してTPC信号
を生成し、基地局に送信するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDMA(Code
Division Multiple Access)方式の無線通信システム
に用いられる送信電力制御に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA移動通信システムでは、無線信
号が受ける干渉の量が増加するにしたがい、基地局が収
容するユーザ数が制限される。このため、CDMA移動
通信システムでは、送信電力制御を行い、必要最低限の
電力を送信するようにして、干渉を抑制するようにして
いる。
【0003】これは、送信電力が過大になると、他の無
線局に与える干渉が増大し、その結果システムの容量が
減少してしまうためで、正確な送信電力制御はCDMA
移動通信システムにとって非常に重要な制御の1つとな
っている。
【0004】具体的には、送信電力制御は、相手局より
受信した電力を基準値と比較し、この比較結果、あるい
は比較結果より求めた必要な制御量を送信側である相手
局に送り、これに基づいて送信側が送信電力を増減させ
ることによって行われる。
【0005】また、移動通信では、レーリーフェージン
グなどのため、短時間で伝送路が変動する。このため、
自動車などの高速移動での運用を考慮すると、送信電力
制御は0.5〜1ミリ秒周期で行う必要があると考えら
れている。
【0006】CDMA移動通信などで使用されるディジ
タル通信では、チャネル符号化、タイミング制御などを
行う必要があるため、伝送される信号のフォーマットが
フレーム構造をとっている。
【0007】この構造は、1フレーム毎に、伝送情報と
制御情報を多重化して伝送することができる。フレーム
構造は、チャネル符号化の効率、伝送遅延などの兼ね合
いから、5〜100ミリ秒程度の値をとる場合が多い。
【0008】したがって、フレーム単位で伝送される制
御情報では、上述した送信電力制御に必要な周期で制御
情報を送信することができない。このため、フレーム中
にスロットと呼ばれるさらに小さな単位を作り、スロッ
ト間隔で送信電力用の信号(TPCシンボル)を送る方
法が取られている。
【0009】このTPCシンボルは、細かい間隔で送る
ため、1〜数ビット程度の少ない情報しか送ることがで
きない。一般に、1スロットあたり1ビットのTPC情
報を送信することが多く、この場合、TPC情報は送信
電力を1ステップの増大/減少させる情報として用いら
れる。送信電力のステップ幅は予めフレーム単位で伝送
される制御情報で規定される。
【0010】図7は、TPCシンボルを用いて送信電力
制御を行う無線通信システムの概略図である。基地局と
移動局の間には、基地局から移動局への下り回線、移動
局から基地局への上り回線の2つの回線が設定される。
ここでは、下り回線の送信電力制御を例に挙げて説明す
る。
【0011】基地局から送信された信号を移動局が、ア
ンテナ1を通じて受信部2にて受信し、そして受信した
信号の電力を電力検出部3により測定する。TPCビッ
ト生成部4は、上記測定した電力と基準値を比較し、電
力が基準値より大きければ、電力減少を指示するTPC
信号を生成し、基準値より小さければ電力増大を指示す
るTPC信号を生成する。
【0012】このようにして生成されたTPC信号は、
送信部5により上り回線の制御信号伝送チャネルに載せ
られ、アンテナ1を通じて基地局に送信される。これに
対して、基地局では、アンテナ11を通じて受信部12
にて上記制御信号伝送チャネルを受信し、TPCビット
検出部13がTPC信号を検出し、この検出結果に基づ
いて電力制御部14が送信部15の送信電力を増減させ
る。上り回線の電力制御も、下り回線と同様であり、上
記説明の基地局の動作と移動局の動作を入れ替えたもの
である。
【0013】以上のように、CDMA移動通信の送信電
力制御では、制御周期はスロット間隔になり、制御周期
毎に予め定められたステップ幅の電力増大または減少が
行われる。
【0014】このため、必要な送信電力と実際に制御さ
れる送信電力の間には誤差が発生することは避けられな
い。この誤差が大きいとシステム容量が減少したり、あ
るいは、伝送品質が低下するなどの特性劣化が発生す
る。
【0015】システム設計においては、この誤差があま
り大きくならないように制御周期の設定が行われる。最
適な制御周期は、伝送路変動速度などのシステムパラメ
ータによって変化するので、最近ではW−CDMA規格
(3GPP TS25.214“Physical La
yer Procedure”,Section 5)の
ように、1つのシステム内で複数の制御周期を規定し、
最適なものを選択する構成が現れてきている。しかしな
がら、上記規格には、制御周期を選択する具体的な指針
は示されてはいない。
【0016】ところで、先に述べたように、実際のCD
MA移動通信システムでは、チャネル符号化が行われて
いる構成が多い。チャネル符号化を行う場合は、符号化
されたデータにインターリーブを行うことにより、フェ
ージング下の特性を向上させることができる。これは、
符号化フレーム長に対し、フェージング速度が十分速い
ときに特性向上が顕著に現れる。
【0017】したがって、電力制御の制御周期/ステッ
プ幅の選択は、誤り訂正符号化の効果も考慮して決定す
る必要があるが、今までこの点を考慮した決定指針は示
されていない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来より、複数の送信
電力制御周期が規定されるシステムが考えられている
が、送信電力制御周期の最適な切換制御については明確
にされていないという問題があった。
【0019】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、送信電力制御周期の最適な切換制御を実施し
て、送信電力制御の効果を高く発揮することが可能な無
線通信システムおよび無線装置を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる本発明は、ネットワークに接続
可能な基地局と移動局とをCDMA方式の無線通信に接
続するもので、基地局と移動局との間で、一方の局から
の送信信号の受信電力レベルに応じて、他方の局の送信
電力レベルを制御する無線通信システムにおいて、通信
相手局との間の伝送路の変動速度を検出する伝送路変動
速度検出手段と、この伝送路変動速度検出手段にて検出
された変動速度が第1の閾値以上第2の閾値未満の場合
には、一方の局にて受信される他方の局の送信信号の受
信電力レベルを所定の周期で平均化して求め、一方、こ
の受信電力レベルに応じて他方の局の送信電力レベルを
制御し、伝送路変動速度検出手段にて検出された変動速
度が第1の閾値未満あるいは第2の閾値以上の場合に
は、一方の局にて受信される他方の局の送信信号の受信
電力レベルを所定の周期よりも長い周期で平均化して求
め、この受信電力レベルに応じて他方の局の送信電力を
制御する送信電力制御手段とを具備して構成するように
した。
【0021】上記構成の無線通信システムでは、伝送路
変動速度検出手段にて伝送路の変動速度を検出し、この
変動速度が第1の閾値以上第2の閾値未満の場合には、
一方の局にて受信される他方の局の送信信号の受信電力
レベルを所定の周期で平均化して求め、この受信電力レ
ベルに応じて他方の局の送信電力レベルを制御し、一
方、上記変動速度が第1の閾値未満あるいは第2の閾値
以上の場合には、一方の局にて受信される他方の局の送
信信号の受信電力レベルを所定の周期よりも長い周期で
平均化して求め、この受信電力レベルに応じて他方の局
の送信電力を制御するようにしている。
【0022】すなわち、伝送路変動速度が、第1の閾値
未満の低速時には、受信電力の測定時間を長くして雑音
の影響による測定誤差を抑制して制御精度を高め、伝送
路変動速度Sが高速な第1の閾値以上第2の閾値未満で
ある場合には、受信電力の測定時間を短くして高速な伝
送路変動に対する追従性を高めて、制御精度を高めるよ
うにしている。
【0023】そして、伝送路変動速度Sがさらに高速な
第2の閾値以上である場合には、もはや伝送路変動に対
する最適な追従が行えないことや瞬時変動への追従によ
る電力制御効果の低下を考慮して、受信電力の測定時間
を長くして、距離変動/シャドウイング変動に適した送
信電力制御を行うようにしている。
【0024】したがって、上記構成の無線通信システム
によれば、低速、高速、超高速の各伝送路変動速度に適
した制御周期により、送信電力を制御するようにしてい
るため、送信電力制御の効果を高く発揮することができ
る。
【0025】また、請求項2に係わる本発明は、CDM
A方式の無線通信により通信相手局と通信し、自局にて
測定した通信相手局の送信信号の受信電力レベルに応じ
て通信相手局が送信電力レベルを制御する無線装置にお
いて、通信相手局との間の伝送路の変動速度を検出する
伝送路変動速度検出手段と、この伝送路変動速度検出手
段にて検出された変動速度が第1の閾値以上第2の閾値
未満の場合には、通信相手局の送信信号の受信電力レベ
ルを所定の周期で平均化して求め、一方、伝送路変動速
度検出手段にて検出された変動速度が第1の閾値未満あ
るいは第2の閾値以上の場合には、通信相手局の送信信
号の受信電力レベルを所定の周期よりも長い周期で平均
化して求める受信電力検出手段と、この受信電力検出手
段にて求めた受信電力レベルに基づく情報を、通信相手
局に送信する情報送信手段とを具備して構成するように
した。
【0026】上記構成の無線装置では、伝送路変動速度
検出手段にて検出された変動速度が第1の閾値以上第2
の閾値未満の場合には、通信相手局の送信信号の受信電
力レベルを所定の周期で平均化して求め、一方、上記変
動速度が第1の閾値未満あるいは第2の閾値以上の場合
には、通信相手局の送信信号の受信電力レベルを上記所
定の周期よりも長い周期で平均化して求め、このように
して求めた受信電力レベルに基づく情報を通信相手局に
送信して、通信相手局の送信電力レベルを制御するよう
にしている。
【0027】すなわち、伝送路変動速度が、第1の閾値
未満の低速時には、受信電力の測定時間を長くして雑音
の影響による測定誤差を抑制して制御精度を高め、伝送
路変動速度Sが高速な第1の閾値以上第2の閾値未満で
ある場合には、受信電力の測定時間を短くして高速な伝
送路変動に対する追従性を高めて、制御精度を高めるよ
うにしている。
【0028】そして、伝送路変動速度Sがさらに高速な
第2の閾値以上である場合には、もはや伝送路変動に対
する最適な追従が行えないことや瞬時変動への追従によ
る電力制御効果の低下を考慮して、受信電力の測定時間
を長くして、距離変動/シャドウイング変動に適した送
信電力制御を行うようにしている。
【0029】したがって、上記構成の無線装置によれ
ば、低速、高速、超高速の各伝送路変動速度に適した制
御周期により、送信電力を制御するようにしているた
め、送信電力制御の効果を高く発揮することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる無線通信システムの基地局および移動
局の構成を示すものである。但し、図1において、従来
の無線通信システムの構成を示す図7と同一部分には同
一符号を付して示す。
【0031】基地局は、アンテナ11を通じて移動局か
ら送信される無線信号を受信部12にて受信し、制御デ
ータや音声データを復調して得る。伝送路変動速度検出
部20は、受信部12にて受信される移動局からの信号
を監視し、そのフェージング周期から移動局との間の伝
送路の変動速度Sを検出する。この検出された伝送路変
動速度Sの情報は、制御周期判定部21に出力される。
【0032】制御周期判定部21は、伝送路変動速度検
出部20にて検出された伝送路変動速度情報Sに基づい
て、送信電力の制御周期Tを決定し、決定した制御周期
Tの情報を電力制御部14と送信部15に出力する。図
2は、ここで決定される送信電力の制御周期Tと伝送路
変動速度Sの関係を示す。
【0033】この図に示すように、伝送路変動速度Sが
基準値S1未満の場合や基準値S2以上の場合には、送
信電力の制御周期Tは短周期Tlに設定され、一方、伝
送路変動速度Sが基準値S1以上基準値S2未満の場合
には、送信電力の制御周期Tは長周期Tsに設定され
る。
【0034】TPCビット検出部13は、受信部12に
て受信される移動局からの信号のうち、制御信号伝送チ
ャネルを通じて送られるTPC信号を検出し、電力制御
部14に出力する。
【0035】電力制御部14は、TPCビット検出部1
3にて検出されたTPC信号に基づいて、制御周期判定
部21にて決定された制御周期Tで、送信部15の送信
電力を制御する。
【0036】送信部15は、移動局の通信相手局からの
音声データなどの送信情報や、制御周期判定部21にて
決定された制御周期Tなどを含む種々の制御データを、
アンテナ11を通じて移動局に送信する。
【0037】一方、移動局は、アンテナ1を通じて自機
宛ての無線信号を受信部2にて受信し、復調して制御デ
ータや音声データを得る。制御周期検出部10は、受信
部2にて受信した制御情報より制御周期Tを示す情報を
抽出し、電力検出部3と送信部5に出力する。
【0038】電力検出部3は、基地局からの無線信号の
受信電力を、制御周期Tで平均化して測定し、この測定
した受信電力をTPCビット生成部4に通知する。
【0039】TPCビット生成部4は、上記測定した電
力と基準値を比較し、電力が基準値より大きければ、電
力減少を指示するTPC信号を生成し、一方、基準値よ
り小さければ電力増大を指示するTPC信号を生成す
る。このようにして生成されたTPC信号は、送信部5
に出力される。
【0040】送信部5は、制御データや音声データを無
線周波の信号に載せて送信するもので、そのうち制御信
号伝送チャネルを通じて、TPCビット検出部13にて
検出したTPC信号を、制御周期検出部10からの制御
周期Tに応じた周期で基地局に向けて送信する。
【0041】次に、上記構成の無線通信システムの送信
電力制御周期の可変処理動作について説明する。図3
は、そのシーケンスを示すものである。基地局では、移
動局から受信した信号を、伝送路変動速度検出部20が
監視し、そのフェージング周期から移動局との間の伝送
路の変動速度Sを検出する。ここで、上記変動速度S
が、基準値S1以上S2未満であったとする。
【0042】そして、基地局では、上記検出された伝送
路変動速度Sに基づいて、制御周期判定部21が送信電
力の制御周期Tを決定する。なお、ここで伝送路変動速
度Sが、基準値S1以上S2未満であることより、制御
周期TはTsに決定される。
【0043】このようにして決定された制御周期Tは、
送信部15により移動局宛ての制御信号伝送チャネルの
載せられて、移動局に向け送信される。なお、これ以
後、基地局は、制御周期Tsで、送信電力の制御を実施
する。
【0044】これに対して、移動局は、上記制御信号伝
送チャネルを通じて、制御周期検出部10が制御周期T
(=Ts)を受信すると、電力検出部3がこの周期で基
地局からの受信信号の受信電力を平均化して測定する。
【0045】そして、移動局は、TPCビット生成部4
が、上記測定された受信電力と基準値を比較し、電力が
基準値より大きければ、電力減少を指示するTPC信号
を生成し、一方、基準値より小さければ電力増大を指示
するTPC信号を生成する。
【0046】このようにして生成されたTPC信号は、
送信部5より制御信号伝送チャネルを通じて基地局に向
け送信される。なお、これ以後、移動局では、基地局よ
り新たな制御周期Tの通知があるまで、上記制御周期T
sで電力検出部3が基地局からの受信信号の電力を平均
化して測定し、この測定結果に基づいてTPC信号を生
成し、基地局に向け送信する。
【0047】やがて、基地局側において、伝送路変動速
度検出部20により検出される変動速度Sが、基準値S
1未満、あるいは基準値S2以上であると、基地局で
は、制御周期判定部21が、送信電力の制御周期をTl
に決定する。
【0048】新たに決定された制御周期Tlは、直ちに
制御信号伝送チャネルを通じて移動局に通知され、これ
以後、基地局は、新たに決定された制御周期Tlで、送
信電力の制御を実施する。
【0049】これに対し、新たな制御周期Tlが通知さ
れた移動局は、電力検出部3が新たな制御周期Tlで基
地局からの受信信号の受信電力を平均化して測定する。
そして、移動局は、TPCビット生成部4が、上記測定
された受信電力と基準値を比較し、電力が基準値より大
きければ、電力減少を指示するTPC信号を生成し、一
方、基準値より小さければ電力増大を指示するTPC信
号を生成する。
【0050】このようにして生成されたTPC信号は、
送信部5より制御信号伝送チャネルを通じて基地局に向
け送信される。以後、移動局では、基地局より新たに通
知された制御周期Tlで、電力検出部3が受信電力を平
均化して測定し、この測定結果に基づいてTPC信号を
生成して基地局に向け送信する。
【0051】以上のように、上記構成の無線通信システ
ムでは、基地局と移動局との間の伝送路変動速度Sが、
基準値S1未満の低速時(図4(a)参照)、あるいは
基準値S2以上の超高速時(図4(c)参照)には、比
較的長い周期Tlにて受信電力を平均化した測定値に基
づいて、送信電力を制御する。
【0052】一方、上記伝送路変動速度Sが高速な基準
値S1以上S2未満である場合(図4(b)参照)に
は、比較的短い周期Tsにて受信電力を平均化した測定
値に基づいて、送信電力を制御するようにしている。
【0053】すなわち、伝送路変動速度Sが、基準値S
1未満の低速時には、受信電力の測定時間を長くして雑
音の影響による測定誤差を抑制して制御精度を高め、伝
送路変動速度Sが高速な基準値S1以上S2未満である
場合には、受信電力の測定時間を短くして高速な伝送路
変動に対する追従性を高めて、制御精度を高めるように
している。
【0054】図5は、伝送路変動速度Sと所要信号対干
渉波比の関係を、(a)制御周期Tが短い場合(T=T
s)と、(b)制御周期Tが長い場合(T=Tl)とで
それぞれ示すものである。
【0055】この図に示すように、伝送路変動速度が基
準値S1より遅い低速域では、制御周期が長い場合
(a)が有効であり、一方、伝送路変動速度が基準値S
1より速い高速域では、制御周期が短い場合(a)が有
効であることがわかる。
【0056】次に、伝送される信号が誤り訂正符号化、
インタリーブされている場合について説明する。伝送路
変動は、変動速度の速い瞬時変動と、変動速度が瞬時変
動の1/100以下と遅い距離変動/シャドウイング変
動に分けられる。
【0057】まず、瞬時変動のみの影響について考え
る。ある所要品質を満たすために必要な信号対干渉比
は、図6(a)のように、伝送路変動が速くなるとイン
タリーブ効果のため、特性が向上する。また、送信電力
制御の効果は、前述したように、図5(a)または
(b)のように伝送路への追従が容易な低速時に大き
く、高速になるにつれ効果が減少する。
【0058】したがって、瞬時変動に対する電力制御を
行っている時には、図6(a)の特性と図5(a)また
は(b)の特性を合成したものになる。その特性例を、
それぞれ図6(a)、(b)に示す。
【0059】この特性は、様々な形を取る可能性がある
が、高速になるに従い、瞬時変動に対して電力制御を行
った場合と行わない場合の差は非常に小さいものにな
る。つまり、超高速の領域では、瞬時変動に対する電力
制御の効果はほとんどない。
【0060】ここで、距離変動/シャドウイング変動を
考慮する。距離変動/シャドウイング変動に対してのみ
電力制御を行う場合には、測定した電力における瞬時変
動の影響は測定精度を劣化させる。この影響を低減する
には、受信電力の測定時間を長くして瞬時変動の影響を
平均化すればよい。
【0061】また、先に説明したように測定時間を長く
すると雑音の影響を低減できる。測定時間を長く、すな
わち、制御周期を長くすることは、伝送路変動に対する
電力制御の追従速度を低下させることになるが、伝送路
変動が超高速な場合は瞬時変動に対する電力制御の効果
はほとんどないので、距離変動/シャドウイング変動に
対する効果が向上し、すべての伝送路変動を考慮した特
性は向上する。
【0062】以上のような理由から、図2に示すよう
に、伝送路変動速度に応じて電力制御周期を変える構成
をとり、伝送路変動が遅い領域の制御周期を高速領域の
制御周期より長く、かつ、超高速領域の制御周期を高速
領域の制御周期より長くしている。
【0063】したがって、上記構成の無線通信システム
によれば、低速、高速、超高速の各伝送路変動速度に適
した制御周期により、送信電力を制御するようにしてい
るため、送信電力制御の効果を高く発揮することができ
る。
【0064】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上述した実施形態では、基地
局側の送信信号を制御する場合について説明したが、移
動局と基地局の構成を入れ替えて、移動局側の送信電力
を制御することも可能であることはいうまでもない。
【0065】また、例えば、上述の実施形態では、伝送
路変動速度検出部20により検出される変動速度Sが、
基準値S1未満の場合と基準値S2以上の場合に、同じ
制御周期をTlとするようにしたが、これに限定される
ものではなく、制御周期Tsより長い周期であれば、異
なる制御周期であってもよい。
【0066】さらに、上述の実施形態では、送信電力を
制御する基地局側で、伝送路の変動速度を検出するよう
にしたが、移動局側で伝送路の変動速度を検出するよう
にしてもよい。
【0067】またこの場合、伝送路の変動速度の検出
を、フェージングの周期から検出に代わり、移動局側に
設けられる移動速度の検出器(例えば、自動車のスピー
ドメータ)の検出結果から推定して伝送路の変動速度の
検出を行うようにしてもよい。その他、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可
能であることはいうまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、伝送
路変動速度検出手段にて伝送路の変動速度を検出し、こ
の変動速度が第1の閾値以上第2の閾値未満の場合に
は、一方の局にて受信される他方の局の送信信号の受信
電力レベルを所定の周期で平均化して求め、この受信電
力レベルに応じて他方の局の送信電力レベルを制御し、
一方、上記変動速度が第1の閾値未満あるいは第2の閾
値以上の場合には、一方の局にて受信される他方の局の
送信信号の受信電力レベルを所定の周期よりも長い周期
で平均化して求め、この受信電力レベルに応じて他方の
局の送信電力を制御するようにしている。
【0069】すなわち、伝送路変動速度が、第1の閾値
未満の低速時には、受信電力の測定時間を長くして雑音
の影響による測定誤差を抑制して制御精度を高め、伝送
路変動速度Sが高速な第1の閾値以上第2の閾値未満で
ある場合には、受信電力の測定時間を短くして高速な伝
送路変動に対する追従性を高めて、制御精度を高めるよ
うにしている。
【0070】そして、伝送路変動速度Sがさらに高速な
第2の閾値以上である場合には、もはや伝送路変動に対
する最適な追従が行えないことや瞬時変動への追従によ
る電力制御効果の低下を考慮して、受信電力の測定時間
を長くして、距離変動/シャドウイング変動に適した送
信電力制御を行うようにしている。
【0071】したがって、この発明によれば、低速、高
速、超高速の各伝送路変動速度に適した制御周期によ
り、送信電力を制御するようにしているため、送信電力
制御の効果を高く発揮することが可能な無線通信システ
ムを提供できる。
【0072】また、この発明では、伝送路変動速度検出
手段にて検出された変動速度が第1の閾値以上第2の閾
値未満の場合には、通信相手局の送信信号の受信電力レ
ベルを所定の周期で平均化して求め、一方、上記変動速
度が第1の閾値未満あるいは第2の閾値以上の場合に
は、通信相手局の送信信号の受信電力レベルを上記所定
の周期よりも長い周期で平均化して求め、このようにし
て求めた受信電力レベルに基づく情報を通信相手局に送
信して、通信相手局の送信電力レベルを制御するように
している。
【0073】すなわち、伝送路変動速度が、第1の閾値
未満の低速時には、受信電力の測定時間を長くして雑音
の影響による測定誤差を抑制して制御精度を高め、伝送
路変動速度Sが高速な第1の閾値以上第2の閾値未満で
ある場合には、受信電力の測定時間を短くして高速な伝
送路変動に対する追従性を高めて、制御精度を高めるよ
うにしている。
【0074】そして、伝送路変動速度Sがさらに高速な
第2の閾値以上である場合には、もはや伝送路変動に対
する最適な追従が行えないことや瞬時変動への追従によ
る電力制御効果の低下を考慮して、受信電力の測定時間
を長くして、距離変動/シャドウイング変動に適した送
信電力制御を行うようにしている。
【0075】したがって、この発明によれば、低速、高
速、超高速の各伝送路変動速度に適した制御周期によ
り、送信電力を制御するようにしているため、送信電力
制御の効果を高く発揮することが可能な無線装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる無線通信システムの一実施形
態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した無線通信システムの伝送路変動速
度と送信電力制御の周期の関係を示す図。
【図3】図1に示した無線通信システムの送信電力制御
を説明するためのシーケンス図。
【図4】伝送路変動速度と受信電力レベルの関係を説明
するための図。
【図5】伝送路変動速度と所要信号対干渉波比の関係を
説明するための図。
【図6】誤り訂正時の伝送路変動速度と所要信号対干渉
波比の関係を説明するための図。
【図7】従来の無線通信システムの構成を示す回路ブロ
ック図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…受信部 3…電力検出部 4…TPCビット生成部 5…送信部 10…制御周期検出部 11…アンテナ 12…受信部 13…TPCビット検出部 14…電力制御部 15…送信部 20…伝送路変動速度検出部 21…制御周期判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続可能な基地局と移動
    局とをCDMA(Code Division Multiple Access)方
    式の無線通信に接続するもので、前記基地局と前記移動
    局との間で、一方の局からの送信信号の受信電力レベル
    に応じて、他方の局の送信電力レベルを制御する無線通
    信システムにおいて、 伝送路の変動速度を検出する伝送路変動速度検出手段
    と、 この伝送路変動速度検出手段にて検出された変動速度が
    第1の閾値以上第2の閾値未満の場合には、一方の局に
    て受信される他方の局の送信信号の受信電力レベルを所
    定の周期で平均化して求め、この受信電力レベルに応じ
    て前記他方の局の送信電力レベルを制御し、一方、前記
    伝送路変動速度検出手段にて検出された変動速度が第1
    の閾値未満あるいは第2の閾値以上の場合には、一方の
    局にて受信される他方の局の送信信号の受信電力レベル
    を前記所定の周期よりも長い周期で平均化して求め、こ
    の受信電力レベルに応じて前記他方の局の送信電力を制
    御する送信電力制御手段とを具備することを特徴とする
    無線通信システム。
  2. 【請求項2】 CDMA(Code Division Multiple Acc
    ess)方式の無線通信により通信相手局と通信し、自局
    にて測定した前記通信相手局の送信信号の受信電力レベ
    ルに応じて前記通信相手局が送信電力レベルを制御する
    無線装置において、 通信相手局との間の伝送路の変動速度を検出する伝送路
    変動速度検出手段と、 この伝送路変動速度検出手段にて検出された変動速度が
    第1の閾値以上第2の閾値未満の場合には、前記通信相
    手局の送信信号の受信電力レベルを所定の周期で平均化
    して求め、一方、前記伝送路変動速度検出手段にて検出
    された変動速度が第1の閾値未満あるいは第2の閾値以
    上の場合には、前記通信相手局の送信信号の受信電力レ
    ベルを前記所定の周期よりも長い周期で平均化して求め
    る受信電力検出手段と、 この受信電力検出手段にて求めた受信電力レベルに基づ
    く情報を、前記通信相手局に送信する情報送信手段とを
    具備することを特徴とする無線装置。
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