JP2010210981A - 鍵盤楽器の練習補助用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の調に対応して五線譜の音符に対応する鍵盤上の位置を視覚的に把握することを可能とする技術の提供。
【解決手段】鍵盤楽器の各鍵と五線譜の各音との対応を表示する表示装置であって、該表示装置は所望の調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が、前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示される。五線譜は大譜表とすることができ、さらに、大譜表の中央の加線上の音に対応する鍵の位置を示すための印が、五線譜の線上の音及び線間の音のいずれとも視覚的に区別可能に表示されてもよい。パネルは、光、または液晶体を含むディスプレイを用い、所望の調性記号を切替ボタンの操作で切替える電気的・電子的パネルとすることもできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鍵盤楽器、特にピアノの練習を補助するための表示装置に関する。
ピアノをはじめとする鍵盤楽器においては、オクターブは通常12音の半音階を表す鍵、即ち7つの白鍵と5つの黒鍵で構成され、このうち白鍵の並びの7つの音がダイアトニック音階(全音階)、いわゆるドレミファソラシの音階を構成する。ピアノの初心者にとっては、上記の12と7の偶数と奇数の違いがしばしば混乱を招く。
図5を参照してピアノの楽譜と鍵盤の関係を簡単に説明する。一般に、ピアノ用の楽譜(以下、「ピアノ譜」という)はト音記号とヘ音記号の2つの音部を表す五線譜(51、52)から構成される大譜表に記載されており、五線譜上に記載された音はそれぞれ鍵盤53上のいずれかの鍵と対応する。ト音記号とヘ音記号のそれぞれの音部を表す五線譜には線54が5本等間隔に並んでおり、ヘ音記号とト音記号の2つの音部の中間に中央の加線55が、その位置に音符を記譜する場合などに必要により設けられる。この中央の加線55上の音56の鍵盤上の位置は、ハ長調の場合(すなわちシャープ及びフラットを考慮しない場合)、中央のド57に該当する。
ピアノ譜はハ長調のダイアトニック音階を前提としており、その音階は五線譜上で順に線(ライン)と間(スペース)に記譜される。つまり五線譜は音階を2の倍数で視覚的に区別する。音階は7音という奇数で構成されるため、ある音程とその1オクターブ上の音程はそれぞれ線と間の関係が逆になる。つまり線上のドの1オクターブ上下の位置のドは間にくる。
また同様に、鍵盤の白鍵の並びもハ長調のダイアトニック音階を前提としており、ハ長調の場合、各線上の音及び線の間の音は、鍵盤上の白鍵の位置に該当する。即ち、五線譜上で隣り合う任意の2つの線上の音は、白鍵1つ置きの音に該当し、また、前記2つの線の間に示された音は、その間の白鍵に該当する。例えば、ヘ音記号の五線譜52の第3線58と第4線59の間の音符60は、鍵盤上のレ(D:英語音名、以下同)の鍵61及びファ(F)の鍵62の間の鍵、即ちミ(E)の鍵63に該当する。このように、ハ長調においては、五線譜の五線と白鍵が均等に対応して並んでいる関係にある。しかしながら、隣り合う白鍵であっても、鍵61と鍵63とのインターバル(音程間の距離)は全音(即ち黒鍵を挟んで半音2つ)であるのに対し、鍵63と鍵62とでは半音であるように、隣り合う白鍵同士の音程の間隔は均等ではない。
五線譜は縦方向に音の並びを記譜し、それを横方向に時間的な情報を与えながら拡張したものであり、ピアノ演奏者は、横向きの鍵盤と譜面のたて並びの音符を、視覚的に方向を90度転換させて読み替えなければならない。しかしながら、前述の通り五線譜上での表記では五線と鍵盤上のオクターブの配置の関係は考慮されていないために、五線上の音符の位置を鍵盤の位置に読み替えることを直感的に行うのは難しく、これがピアノ習得の困難性の原因の1つとなっている。音楽教育においては、譜面の読み方として音符に音名を与え、それを鍵盤上の音名に一致させることで押さえるべき鍵盤の位置を理解させようとしてきたが、このような読み替える作業は学習者が頭の中で処理を行わねばならず、また、この方法では楽譜と鍵盤の関係を視覚的に捉えることができないため、初見演奏にまで到達するのは困難を伴うだけでなく、多くの学習者にとって譜面の読み取り能力を身に付ける訓練の障害ともなり得る。
さらに、五線譜が学習者の障害となる要素として、♯や♭の臨時記号の問題が存在する。もともと五線譜自体がオクターブをダイアトニックの7音で見るために作られているため、ダイアトニック以外の5音は臨時記号を使って隣接した音符を頭の中で上下に動かして読み取る必要が生じる。これに加えて、調の存在も学習に大きな障害となる。なお、調とはダイアトニック音階の根音(ルート、ハ長調の長音階ではド57)を、12音のどこに置くかを決めるものであり、これが五線譜の冒頭に並べられた調号の♯や♭である。
前述の通り、ピアノは7つの白鍵がハ長調の音階を構成する。たとえばフォークやブルースで使われる10穴のハーモニカはダイアトニックの音階だけで構成された楽器であるので、12の調ごとに楽器が用意されており、基本的な演奏法においては調ごとに楽器に持ちかえるようになっているが、ピアノの場合はオクターブの12個の半音階を演奏することが可能であり、すべての調を1台で演奏できる。しかし、ピアノでは演奏者が調ごとに対応する必要があり、調号として♯や♭がたくさんついてくるほど、学習者にとっての心理的な抵抗感が増してくるのが実情である。
五線譜で表された楽譜上の音符と鍵盤楽器の鍵盤上の位置とを対応させることにより、初心者の演奏の学習を補助するための技術はいくつか提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。しかし、これら従来の技術はいずれも初見能力を効率よく高めるための鍵盤上の五線のイメージ化についての発明であり、基本的に初心者をターゲットにしてやさしい楽曲とともに使われることが前提となっているため、さまざまな調やその音階についての学習に結びついていない。
前述の通り、五線譜はハ長調のダイアトニック音階を前提に音符の位置を均等に割り振ったものである。従って、前記特許文献に記載の発明のように五線譜をそのまま鍵盤上に投影させて使用できるのは、ダイアトニック音階が白鍵上に均等にならんでいるハ長調(又はイ短調)のみであり、ダイアトニック音階にひとつでも黒鍵を含む他の調には対応することができない。このように、前記特許文献に記載の発明を使用してハ長調の音階を習得したとしても、その後に「難しい」調に移る過程で負担を感じて挫折してしまう学習者が多いのは明らかである。
例えば特許文献2においては、調や臨時記号に対応するための手段として「♯」や「♭」の印を鍵盤上に配置することにより対応する(第2欄最下行〜第3欄第4行)。しかしながら、これでは楽譜を鍵盤と視覚的に関連させて理解する妨げとなり、さらに「♯」や「♭」の数が多くなると煩雑となり、このような場合、演奏者が演奏しながらこれら数多くの臨時記号に対応するのは現実的に困難である。
従って、7音のダイアトニック音階と12音の半音階の関係やダイアトニック音階7音を線と間の2値的にマッピングする五線譜の特性に起因する五線譜と鍵盤との音の並びの方向の違いを考慮した上で、任意の調に対応して譜面と鍵盤を1対1で視覚的に認識することを可能とする技術が必要とされる。
本発明は、任意の調に対応して五線譜の音符に対応する鍵盤上の位置を視覚的に把握することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本願発明者は、調に対応して五線譜の各線上及び線間の音を区別して、その対応する鍵盤上の位置を示したパネルを使用することによって上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、鍵盤楽器の各鍵と五線譜の各音との対応を表示する表示装置であって、所望の調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が、前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示されていることを特徴とする表示装置を提供する。
また、本発明は、鍵盤楽器の鍵盤配列に沿って設置されるパネルのセットであって、所望の複数の調号のそれぞれついて、各調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示されているパネルを含み、前記複数の調号が下記(a)〜(e)の調号の群から選択される、パネルのセットを提供する。
(a)「調号なし又は♯7 個又は♭7 個」
(b)「♭1 個又は♯6 個」
(c)「♭2 個又は♯5 個」
(d)「♭3 個又は♯4 個」
(e)「♭4 個又は♯3 個」
(f)「♭5 個又は♯2 個」
(g)「♭6 個又は♯1 個」
さらに、本発明は、鍵盤楽器の各鍵と五線譜の各音との対応を表示する表示装置を利用して鍵盤楽器の演奏練習を行う鍵盤楽器の練習方法であって、当該表示装置が上記表示装置であることを特徴とする鍵盤楽器の練習方法を提供する。
さらに、本発明は、特定の調における鍵盤楽器の鍵盤上の打鍵すべき鍵の位置を表示する表示方法であって、所望の調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を、前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示することを特徴とする、表示方法を提供する。
本発明により、鍵盤上の五線の位置把握とそれぞれの調と音階の把握が同時にできるようになり、また、曲の調に関係なく五線譜上の音と鍵盤の位置とを視覚的に認識することが可能となるため、ピアノ学習への心理的負担を大幅に軽減するという効果を奏する。また、初心者にとって従来の初心者用に限定された曲だけでなく、幅広い曲を学習対象にできるため、高い学習意欲を持ち続けることが可能となる。
鍵盤楽器の鍵盤に対して設置された本発明に係る表示装置の一態様を示す。 図1に示す表示装置であるパネル及び該パネル上の表示の一例を示す。 パネル上の表示と鍵盤上の鍵の位置の対応を、(a)ハ長調及び(c)ニ長調について示す。 全ての調に対応するように揃えられたパネルのセットを示す。 ハ長調における大譜表のト音記号、ヘ音記号の各五線譜の線及び中央の加線上と鍵盤上の位置との対応を示す。
本明細書において、ダイアトニック音階とは、西洋音楽で使用される、いわゆるドレミファソラシで表される音階を意味し、別途記載した場合を除き、単に音階と記載した場合もダイアトニック音階のことを意味するものとする。また、「大譜表」とは、ト音記号とヘ音記号の2つの音部を表す五線譜から構成される譜表を意味する。また、ト音記号及びヘ音記号の各音部を表す五線譜の中間に位置する加線(図5の符号55)のことを本明細書では「大譜表の中央の加線」または単に「中央の加線」という。
本発明に係る表示装置は、鍵盤楽器の各鍵と五線譜の各音との対応を表示するものであればその形態は問わず、例えば鍵盤配列の奥側に沿って設置されるパネルの形態であってもよいし、鍵盤の各鍵に内蔵されて印を発光表示する発光体、あるいは外部から各鍵に対して印の光を照射する照射体の形態であってもよい。また、本発明の表示装置を使用することができる鍵盤楽器の種類は特に限定はされず、ピアノ、電子ピアノ、オルガン及びチェンバロなどが挙げられるが、上記中でもピアノ及び電子ピアノが好ましい。また、表示装置がパネルである場合、パネルの形態は特に限定されず、シート状、板状であってもよい。本発明のパネルは、後述するように調に応じて表示の異なるパネルを使用することができるため、取り外しが容易な形態であることが好ましい。しからながら、調に応じてパネル上の表示を変更できるものであればよく、例えば鍵の位置を示すための印を光、またはディスプレイを用いて表示する電気的・電子的パネルとして電子楽器の所定の場所に予め組み込んでおくことも可能である。
図1は、鍵盤楽器の鍵盤11及び該鍵盤に沿って本発明の表示装置であるパネル12が設置されている様子を概略的に示す。パネルが設置される具体的な位置は、パネル上の表示と鍵盤上の各鍵との対応を演奏者が認識できる位置であれば特に限定されないが、好ましくは鍵盤配列の奥側、例えば鍵盤の背後にある背面13上に設置することによって、白鍵と黒鍵を含めた鍵盤全体及びパネル全体を容易に認識できるようになる。その際、例えば鍵盤の奥と背後の間の隙間にパネルを置くことによって、パネルを固定するための手段を要することなくパネルを設置することが可能であるが、パネルの形態等に応じて必要によりテープ又は背面13上に設けられた留め具(図示せず)等の任意の固定手段を用いて設置してもよい。なお、本明細書において「白鍵」及び「黒鍵」の用語は通常の現代ピアノの鍵盤における白色及び黒色の鍵にそれぞれ位置的に対応する鍵を意味し、図1中の鍵盤11の手前側に均等に隣接して並ぶ白鍵14及び鍵盤の奥側に間隔を空けて並ぶ黒鍵15にそれぞれ位置的に対応するものであれば、実際の色と異なる場合であってもこれらの用語が適用される。
図1中のパネル12はハ長調等に対応するパネル(図3及び4の(a)に該当)を示したものであり、鍵盤11に対する左右の位置を、図中の一点鎖線で表すように中央の印16を中央のドの鍵17に合わせる形式で定めることができる。このパネルの位置でパネル上の黒印18、白印19を見ることにより、演奏者はハ長調(又はイ短調)の音階を構成する鍵の位置を認識することができる。後述するように、黒印18は線上の音、白印は線間の音であることをそれぞれ示している。
本発明の表示装置は、所望の調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が、線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示される。以下、本発明の表示装置の一例を示すパネル21及び該パネル上の表示の一例を示す図2を参照して、本発明の表示装置による表示をより詳細に説明する。
パネル21上には、鍵盤上のダイアトニック音階の位置を示す印が表示される。例えばピアノの場合、鍵盤の中央のドを中心に左右にそれぞれ2〜3オクターブの数の印がパネルに並べられる。これらはパネル上に印刷されてあってもよいし、例えば電子パネルとした場合は鍵の位置を示すための光を点灯・消滅させ、あるいは液晶体などのディスプレイを用いることにより電気的・電子的に表示することもできる。印は演奏者が鍵盤との対応を視覚的に認識できるものであれば特に限定されないが、例えば線、矢印、丸印等によって表示することができる。本願発明者の研究によれば、長円を含む丸印にすると視覚的に認識し易いため好ましい。
本発明において、所望の調号とは、曲の調性(例えばニ長調、イ短調など)に対応して五線譜の左端にシャープ(♯)またはフラット(♭)の数によって表される記号を意味し、演奏する曲の楽譜には五線譜の冒頭には調号が示されている。調号の種類、即ち楽譜に表示されるシャープ(♯)またはフラット(♭)の数は決められており、本発明では所望の調号はいずれのものでもよい。即ち、所望の調号は、調号なし、♯1 個、♯2 個、♯3 個、♯4 個、♯5 個、♯6 個、♯7 個、♭1 個、♭2 個、♭3 個、♭4 個、♭5 個、♭6 個、及び♭7 個からなる群より選択される。
例えばニ長調であればシャープがト音記号の五線譜の第5線(F)と第3間(C)の箇所に計2つ表示されており、この2箇所の音程(及びこれらとオクターブの関係にある音程)は、シャープが無い場合(すなわちハ長調)の鍵の位置と比較するとF(ファ)とC(ド)の音がそれぞれ半音ずつ高くなる。同様にフラットが存在する場合は、フラットが無い場合と比較して半音低くなる。これらの半音の関係を反映させた五線譜上の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置がパネル上に表示される。このパネルを鍵盤配列に沿って設置すると、演奏者はそこに示される鍵盤を押さえることで目的とする調のダイアトニック音階の音を弾くことができる。
本発明において、上記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示する方法は、演奏者がそれらを実際に見て区別できるのであれば特に限定はされず、色、形、又はパネル上若しくは各鍵上の位置などで区別することができる。パネルの場合、例えば、図2に示すように特定の調のダイアトニック音階の位置を示す長円の印を、五線の線上の音は黒印22、線間の音は白印23として示すことが可能であり、同図の場合、ト音記号とヘ音記号の2つの音部で構成される大譜表の2つの五線譜の10本の線に対応して10個の黒い長円の印が存在し、各線間の音階に対応して白い長円の印が存在する。
これに加え、本発明においては楽譜上で加線で表される線上の音を、五線譜の線上の音とは別の色等を使用して表示することが可能であり、特に大譜表の中央の加線(図5の符号55)が表す音を、例えば図中の輪郭が濃い長円の印24のように示すことにより、演奏者が五線譜の線の位置と明確に区別できるようになる。また、大譜表の五線譜の線から外れた高音部及び低音部については、例えば10個の黒印22の外側に1つ置きに配置された灰色の長円の印25として表示することができる。
ここで、上記の五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印は、鍵盤上の1オクターブの横幅を12の区分に等分した幅に対応する前記パネルの区分内にそれぞれ表示される。12の区分とは、1オクターブを構成する7つの白鍵及び5つの黒鍵に対応して1オクターブを区分するものであり、前記印をこの区分内に表示することによって、五線譜の線上の音の鍵の位置のみならず、各線間の音に対応するのがどの鍵であるのかを、白鍵及び黒鍵を含めて正確に認識することができる。例えば、図2において、隣り合う2つの黒印の間に存在する白印の位置を比較すると、例え2つの黒印の間の距離が同じであったとしても、白印の位置は一定ではない。これは、半音と全音が混在するダイアトニック音階に対応して鍵の位置を正確に示すために有利である。
パネルには、さらに、必要により各パネル上の印で表される音階を長調あるいは短調として鳴らすための主音を示す小さなマークを付け加えることができる。例えば図2では、音階を表す大きな長円の上部に小さくつけられたダイヤのマーク26が長調の主音(ハ長調のハの音)を表し、短調の主音(イ短調のイの音)を大きな音階の長円の下の小さな4つのダイヤが集まったマーク27で表す形式を採用することにより、音階の基点を容易に認識することができる。また、学習する楽曲の理論的な考察のために、長音階及び短音階の「度数」を表示することもできる。図2に示す例では、各印の上側に表示されている数値28はハ長調用の度数を、各印の下側に表示されている数値29はイ短調用の度数をそれぞれ示している。これらいずれの追加の表示も、必要に応じてオプションとして表記することができる。
このように鍵盤楽器の各鍵と五線譜の各音との対応を表示することによって、大譜表の五線および加線が1対1の関係で鍵盤上で表現することが可能となる。演奏者は、楽譜上の音符の位置を楽譜上の線との位置関係でとらえ、それを鍵盤上の線の位置に視覚的に読み替えるだけで、弾くべき鍵盤を見つけることができる。こうした機械的な読み替え方法は、楽器初心者にとっての大きな負担である音符読みの負担を大きく軽減することになり、また、ピアノを上達するために欠かせない「鍵盤を模様でとらえ瞬間的に楽譜の音を投影させる」ための有用な練習となる。
また、音階を示す印が鍵盤の背後に配置されていることにより、鍵盤を見るときに指先の狭い視野ではなく鍵盤の奥を見る視点から得られる広い視野で鍵盤と指を見渡すことが可能となり、楽譜を読み取りながら、すばやく鍵盤を見渡していくための効率的な視野移動の訓練ともなる。
次に、異なる調に応じて異なるパネル上の表示と鍵盤上の鍵の位置の対応を示す具体例として、(a)ハ長調及び(c)ニ長調に対応したパネルの例を図3に示す。図3には、鍵盤31及び該鍵盤に対応するように設置されたハ長調用のパネル(a)及びニ長調用のパネル(c)を示す。
ハ長調は楽譜上に調号が無く、(a)のパネル上で、五線譜上の中央の加線上の音を示す印32を、いわゆる中央のドの鍵33に合わせて設置することによって、ハ長調のダイアトニック音階の各音程に対応する鍵の位置を認識することが可能である。また、黒印34と白印35が存在することにより、前述の通り五線譜上の位置と対応させて視覚的に認識することが可能となる。
また、(c)に示すニ長調は五線譜上のファ(F)とド(C)の位置にシャープが存在する調であり、従って、ニ長調用のパネル(c)において、中央の加線上の音を示す印36を中央のド(C)の鍵33から半音上げたC♯の黒鍵37に合わせて設置される。この状態で各印に対応する白鍵及び黒鍵を押さえることにより、ニ長調のダイアトニック音階を得ることができる。
西洋音楽では「調号なし」、「♭1個〜7個」及び「♯1〜7個」の15通りの調の表記方法が存在する。ここで、本発明のパネルは調に応じてパネルを交換しながら使用することができるが、調ごとの鍵盤の白鍵及び黒鍵とダイアトニック音階との対応に着目して、共通した性質を有する調については同一のパネルを、鍵盤に対する左右の位置を1つずらすだけで別の調の音階を示すものとして使用できるため、調号による15通りの調を用意する必要はない。
具体的には、図4に示すように7枚のパネル(a)〜(g)のセットを揃えることによってすべての調に対応することが可能である。なお、図4の(a)及び(c)は図3中の同じ記号に対応するパネルを表す。
図4に示す7枚のパネルの具体的な構成は以下の通りである。
(a)「調号なし(C、Am)/♯7 個(C♯、A♯m)/♭7 個(C♭、A♭m)」中央ド / ド♯/シ
(b)「♭1 個(F、Dm) / ♯6 個(F♯、D♯m)」 中央ド / ド♯
(c)「♭2 個(B♭、Gm) / ♯5 個(B、G♯m)」 中央ド / ド♯
(d)「♭3 個(E♭、Cm) / ♯4 個(E、C♯m)」 中央ド / ド♯
(e)「♭4 個(A♭、Fm) / ♯3 個(A、F♯m)」 中央ド / ド♯
(f)「♭5 個(D♭、B♭m) / ♯2 個(D、Bm)」 中央ド / ド♯
(g)「♭6 個(G♭、E♭m) / ♯1 個(G、Em)」 シ / 中央ド
上記の表において、A〜G(「♯」又は「♭」が続く場合はそれぞれ半音「上がる」又は「下がる」)は調の主音(日本音名のイロハニホへトに対応)を表し、さらに「m」が付随するものは短調、付随しないものは長調を表す。例えば、パネル(c)の♭2 個の「(B♭、Gm)」は、変ロ長調及びト短調を表す。
(a)〜(g)の各パネルの設置の仕方は、上記の表の右側に記した位置に、図4の中央に示す線41上の印(即ち、大譜表の中央の加線上の音を示す印)を合わせることにより行う。即ち、前記印は鍵盤の中央ド、中央ドの左のシ、中央ドの右のド♯のいずれかに合うように設置される。
例えば(a)のパネルの場合、表の右側の「中央ド / ド♯/シ」の表記は、図4の中央の線41上の印を鍵盤上の「中央のド」の位置に合わせることによって「調号なし(C、Am)」の音階が得られ、また、前記中央のドの半音上の「ド♯」の位置に合わせることによって「♯7 個(C♯、A♯m)」の音階が得られ、中央のドの半音下の「シ」の位置に合わせることによって「♭7 個(C♭、A♭m)」の音階が得られることを意味する。
本発明のパネルのセットは、楽譜で表現されるすべての調について、各調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示されているパネルを含む。ここで、所望の調号のセットとして上記表の(a)〜(g)に示される調号の群の中から任意の数だけ選択することができるが、(a)〜(g)の調号の群に対応する7枚のパネルのセットを揃えることにより、前述の通りすべての調に対応することが可能となる。
図4から理解されるように、本発明の大きな特徴は、調によって鍵盤上に投影する五線を動かすという発想にある。先行文献に記載される従来の技術はいずれもハ長調で練習するという前提のもとに考案されたものであるため、均等な間隔で配置された5本の線を均等に並んだ白鍵上に投影させる(即ち1オクターブを白鍵に合わせて7つに分割して位置を定める)ものであり、ハ長調以外の調では譜面と鍵盤上が1対1で対応しないため使用することができなかった。これに対し本発明は、白鍵及び黒鍵を含めた12の鍵に対応して1オクターブを12に分割することにより、五線譜の隣り合う線上の音の音程間の距離が半音単位で異なり得る調ごとの特性に対応させた上で、楽譜と鍵盤との位置との関係の表示が可能となる。
本発明においては、楽譜の五線譜の冒頭に記載された調号に対応するパネルを上記の(a)〜(g)の中から選択し、該パネルを鍵盤に対応させて設置したら、楽譜の音を順に五線との位置関係で読み、それをパネルを目安に押すべき鍵盤を決めれば楽譜のとおりの音を弾くことができる。
また、本発明を電子装置での表示で行う場合は、調号の♭や♯の数に応じて切替ボタンを操作することによってワンタッチでダイアトニック音階(五線位置を反映した)の表示を切り替えることができ、自動的にその調を反映された五線譜に対応する鍵に位置が表示される。さらに、演奏情報をデータ化した情報(例えばMIDI フォーマットなど)を読み取って再生させる機能を伴う装置に設置する場合、その曲の調情報を読み取ると同時に、音階の表示が該当の調に合わせて自動的に切り替わる機能を設けることができる。
また、楽譜中の臨時記号は、それがつけられた音符に対応した鍵盤を元に、♭なら左に1つ隣(半音)、♯なら右に1つ隣(半音)の鍵を押さえることにより対応することができる。例えばパネルは鍵盤の奥に設置すると、鍵盤の奥では白鍵や黒鍵が半音で等間隔に並べられているため、パネルで示された位置から半音だけ隣の位置は容易に見つけることができる。
楽譜で15通りに表現される調号それぞれに対応したパネル(電子表示装置上の表示を含む)を用意することにより、調号の読み取りを、「どのパネルを選ぶか」という作業に落とすことができ、背景となる理論的な知識やそれにもとづく解釈を必要としない。つまり、どの調であっても、演奏者にとっての楽譜と鍵盤の関係を1対1にしておくことができる。また、曲においてある調から別の調に移るというのが本発明のパネルの入れ替えという作業に読み替えられるので、転調というものを演奏においては鍵盤の見え方の違いにすぎないと視覚的に捕らえることができる。
以上は、本発明に係る表示装置の一態様であるパネルを利用した場合について説明してきたが、他の態様として、五線譜と鍵盤との位置関係を鍵盤そのものに表示することも可能である。従来では、曲を演奏する際に打鍵すべき鍵の位置を鍵に内臓された発光体や、外部からレーザーを照射することなどによって鍵自身に表示する技術が知られている。(例えば、特許文献3参照。)しかしながら従来技術においては、照射される鍵は、曲の演奏に応じて打鍵されるべき鍵を表示するものであって、複数の色や模様などを用いることは行われていても、目的は打鍵位置表示の域を出るものではなかった。本発明にかかる表示装置の一態様として表示装置を用いた場合、鍵に表示あるいは照射される表示は、これまでパネルの例で説明してきたものと同様に、所望の調に対応した五線譜の線上、線間を相互に区別する表示となり、その表示方法自身はこれまで述べてきたパネルにおける態様と同様なものにすることができる。
上述の通り、本発明によって、学習において特別な譜面を要することなく演奏者の頭の中で楽譜上の音の並びの90度(図5参照)の図式的転換を容易にすると共に、調の把握を鍵盤上の視覚的なものにすることができる。全ての調について、五線の線と間の関係とオクターブとの関連を平易にして譜面から鍵盤のイメージにつなげやすくすることによって、いろいろな調の譜面に取り組めるようになる。ドレミ唱の能力を演奏の基本とせず、また調に伴う楽典の知識の学習を強制しないので、♯や♭が多くついた調への抵抗感がなくなり、音楽学習への意欲がそがれない。このように本発明はピアノの初学者の練習に大きく貢献するものである。
本発明に係る鍵盤楽器の練習補助用の表示装置は、鍵盤楽器製造、販売の産業分野、及び音楽教育の産業分野において広く利用することができる。
11.鍵盤、
12.パネル、
13.背面、
14.白鍵、
15.黒鍵、
16.中央の印、
18.黒印、
19.白印、
21.パネル、
24.濃い長円の印、
25.灰色の長円の印、
32.加線上の音を示す印、
41.中央に示す線。
米国特許第1758043号明細書 米国特許第4056999号明細書 特開2003−280641号公報

Claims (10)

  1. 鍵盤楽器の各鍵と五線譜の各音との対応を表示する表示装置であって、所望の調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が、前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示されていることを特徴とする表示装置。
  2. 五線譜が大譜表であり、大譜表の中央の加線上の音に対応する鍵の位置を示すための印が、五線譜の線上の音及び線間の音のいずれとも視覚的に区別可能に表示されていることを特徴とする、請求項1記載の表示装置。
  3. 所望の調号が、調号なし、♯(シャープ)1 個、♯2 個、♯3 個、♯4 個、♯5 個、♯6 個、♯7 個、♭(フラット)1 個、♭2 個、♭3 個、♭4 個、♭5 個、♭6 個、及び♭7 個からなる群より選択される、請求項1又は2記載の表示装置。
  4. 前記表示装置が、鍵盤配列の奥側に沿って設置されるパネルである、請求項1〜3のいずれか1項記載の表示装置。
  5. 五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が、鍵盤上の1オクターブの横幅を均等に12に区分した幅に対応する前記パネルの区分内にそれぞれ表示される、請求項4記載の表示装置。
  6. 前記パネルが、鍵の位置を示すための印を光、またはディスプレイを用いて表示する電気的・電子的パネルであることを特徴とする、請求項4又は5記載の表示装置。
  7. 前記表示措置が、各鍵に内蔵されて前記印を発光表示する発光体、または各鍵の外部から各鍵に向けて前記印を照射する照射体のいずれかからなる、請求項1〜3のいずれか1項記載の表示装置。
  8. 鍵盤楽器の鍵盤配列に沿って設置されるパネルのセットであって、所望の複数の調号のそれぞれついて、各調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を示すための印が前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示されているパネルを含み、前記複数の調号が下記(a)〜(e)の調号の群から選択される、パネルのセット。
    (a)「調号なし又は♯7 個又は♭7 個」
    (b)「♭1 個又は♯6 個」
    (c)「♭2 個又は♯5 個」
    (d)「♭3 個又は♯4 個」
    (e)「♭4 個又は♯3 個」
    (f)「♭5 個又は♯2 個」
    (g)「♭6 個又は♯1 個」
  9. 鍵盤楽器の各鍵と五線譜の各音との対応を表示する表示装置を利用して鍵盤楽器の演奏練習を行う鍵盤楽器の練習方法であって、当該表示装置が請求項1〜7のいずれか1項記載の表示装置であることを特徴とする鍵盤楽器の練習方法。
  10. 特定の調における鍵盤楽器の鍵盤上の打鍵すべき鍵の位置を表示する表示方法であって、所望の調号に対応した五線譜の線上及び五線の線間の各音に対応する鍵の位置を、前記線上の音と線間の音とを視覚的に区別可能に表示することを特徴とする表示方法。
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