JP2010210513A - 計器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い見映えを維持したままで、コストの低減を実現する計器の提供。
【解決手段】電子部品80が実装される回路基板70を備え、電子部品80の作動によって計測値の表示20を行うコンビネーションメータ100であって、回路基板70は、表示方向前側に、計測値の表示20となる意匠部20a、および意匠部20aの形成される意匠領域29を有し、電子部品80は、回路基板70の意匠領域29外に実装されることを特徴とするコンビネーションメータ100とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品が実装される回路基板を備え、当該電子部品の作動によって計測値の表示を行う計器に関するものである。
従来、車両用の計器等として、電子部品が実装された回路基板と、回路基板の表示方向前側に設けられ、目盛や文字等の計測値の表示を構成する意匠部が形成された文字板と、を備え、車両に関する計測値の表示を行う計器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような計器では、回路基板に実装される電子部品は、当該回路基板の表示方向前側に配置された文字板によって視認者から遮蔽されている。故に、文字板に形成された意匠部は、電子部品に妨げられることなく視認者から視認される。このように、計測値の表示を構成する意匠部を視認容易とすることによれば、計器は、計測値の表示を視認者に確実に知覚させ得るので、高い見映えを獲得することができるのである。
特開2008−157811号公報
しかし、上述した従来の計器は、視認者からの高い見映えを獲得するため、電子部品が実装された回路基板と、意匠部が形成された文字板とを、それぞれ備えなければならなかった。このように複数の部品を備える複雑な構成は、特に近年、さらなる低コスト化を求められている計器において、その要求への対応を妨げる障害となっていたのである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高い見映えを維持したままで、コストの低減を実現する計器を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、電子部品が実装される回路基板を備え、電子部品の作動によって計測値の表示を行う計器であって、回路基板は、表示方向前側に、計測値の表示となる意匠部、および意匠部の形成される意匠領域を有し、電子部品は、回路基板の意匠領域外に実装されることを特徴とする。
この発明によれば、電子部品は回路基板の有する意匠領域外に実装されるので、この意匠領域に形成される意匠部は、当該電子部品に妨げられることなく容易に視認者から視認される。計測値の表示となるこの意匠部を視認容易とすることによれば、計器は、計測値の表示を視認者に確実に知覚させ得るので、高い見映えを獲得することができる。加えて、意匠部の形成される意匠領域を回路基板に直接的に設けることによれば、意匠部を設けるための部材を省略し得る。以上によれば、表示の見映えを維持しつつ、構造の簡素化によるコスト低減を実現する計器が提供されるのである。
請求項2に記載の発明では、電子部品は、回路基板の表示方向前面の意匠領域外に実装され、当該電子部品を表示方向前側から遮蔽する遮蔽部材を備えることを特徴とする。この発明によれば、回路基板の表示方向前面の意匠領域外に実装される電子部品は、遮蔽部材によって表示方向前側から遮蔽される。このように、電子部品を視認者に視認させない構成によって、計器は高い見映えを維持することができるのである。
また同様に、回路基板の表示方向後面に電子部品を全て実装する請求項3に記載の発明でも、電子部品を視認者に視認させない構成とし得るので、計器は高い見映えを維持することができるのである。
請求項4に記載の発明では、回路基板は、意匠部と相対する表示方向後面に実装されて、電子部品として表示方向前側に光束を放射する第一光源部を有することを特徴とする。この発明によれば、第一光源部によって表示方向前側に放射される光束は、回路基板を透過して、当該回路基板の表示方向前側に形成された意匠部を発光表示させ得る。発光することにより視認性の高められた意匠部によれば、計測値の表示を確実に視認者へ知覚させ得るので、コストの低減を達成するとともに、高い見映えを獲得する計器を提供することができるのである。
請求項5に記載の発明では、回路基板は、意匠部と第一光源部との間に、板厚が低減される穴部を有することを特徴とする。この発明によれば、回路基板の板厚を低減するよう穴部を形成することで、第一光源部から表示方向前側に放射された光束は、回路基板を透過して意匠部に到達し易くなる。故に、意匠部はさらに高い明度で発光表示されることとなるので、さらに視認者に知覚容易な計測値の表示とし得る。以上によれば、コストの低減を達成するとともに、さらに高い見映えを獲得する計器を提供することができるのである。
請求項6に記載の発明では、回路基板の表示方向前側に配置される照明装置によって意匠領域に向けて放射される光束が、意匠部を照明する。このように照明される意匠部は、暗所であっても視認者に容易に視認されるので、計器の見映えの維持に貢献し得る。加えて、意匠部を自発光表示させる構成を省略することで、さらなる計器の簡素化を図ることができる。したがって、意匠部を照明する照明装置を備える構成は、計器のコスト低減にも貢献することができるのである。
ここで、回路基板に意匠部を直接的に形成する場合、意匠部と光源部との間に光束を拡散させるための距離を設けることが困難となる。これにより、意匠部を発光表示した際に、発光状態に斑を生じるおそれがあった。そこで、請求項7に記載の発明では、回路基板の表示方向後面に実装された第二光源部から表示方向後側に光束を放射し、この光束を回路基板の表示方向後側に配置された反射部材によって、意匠部に向けて反射する。この発明によれば、第二光源部から放射された光束は、回路基板と反射部材との間の往復によって拡散するので、意匠部を斑なく発光表示させることができる。この構成によって一様に発光する意匠部は、計器の見映えの向上に貢献することができるのである。
請求項8に記載の発明では、回路基板は、表示方向に貫通する第一開口部、および表示方向後面に実装される表示パネル部であって、第一開口部を通して視認される画像を意匠部として表示する表示パネル部を有し、反射部材は、第二光源部から放射される光束を表示パネル部に向けて反射することを特徴とする。この発明によれば、第二光源部から放射される光束は、反射部材によって表示パネル部に向けて反射される。この回路基板と反射部材との間の往復によって拡散した光束は、表示パネル部の表示方向後面に一様に到達する。この光束の表示パネル部の透過によれば、第一開口部を通して視認者に視認可能に表示される意匠部としての画像が、表示パネル部に斑なく発光表示されることとなる。そして、この表示パネル部上で一様に発光する画像としての意匠部は、計器の見映えの向上に貢献することができるのである。
請求項9に記載の発明では、回路基板は、表示方向に貫通する第二開口部、および表示方向後面に実装されて押圧部の押圧により計測値の表示状態を切り替えるスイッチ素子を有し、回路基板の表示方向後側に配置されて、表示方向後側に凹となる湾曲面を有する凹部材と、第二開口部へ挿入されて回路基板に表示方向に往復変位自在に係止されるスイッチ部材であって、表示方向後側への押圧力が印加される操作部、押圧部を表示方向前側に付勢する付勢部、および操作部の表示方向後側への変位により湾曲面に沿って摺動変位し、付勢部を表示方向前側に変位させる可撓性の摺動部を有するスイッチ部材を備えることを特徴とする。
この発明によれば、操作部により表示方向後側の押圧力を印加されたスイッチ部材は、係止された回路基板に対して表示方向後側に変位する。このスイッチ部材の変位により、一端を表示方向後側へ押圧された可撓性の摺動部は、凹部材の表示方向後側に凹となる湾曲面に沿って、撓みながら摺動変位する。そして摺動部の他端側は、付勢部を表示方向前側に変位させて、押圧部を付勢する。以上によれば、表示方向後側への押圧操作によって、スイッチ部材は、回路基板の表示方向後側に実装されたスイッチ素子の押圧部を表示方向前側に押圧することができる。故に、従来と同様のスイッチ素子を用いたまま、当該スイッチ素子を視認者に視認させることなく、押圧操作による表示の切り替えが実現できる。したがって、コストの低減を達成するとともに、さらに見映えを維持する計器を提供することができるのである。
請求項10に記載の発明では、意匠部は、意匠領域に施されるスクリーン印刷、インクジェット印刷、吹き付け塗装のいずれかによって形成されることを特徴とする。このような、従来の文字板上に施される印刷又は塗装を回路基板の意匠領域に施すことによれば、従来の文字板上に形成される意匠部と同等の見映えを備える意匠部を回路基板上に形成することができるのである。したがって、コストの低減を実現する計器であっても、表示の見映えを維持することができるのである。
本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの正面図である。 本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの機械的構成を示す模式図である。 本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の特徴部分を説明する模式図であって、図1のIV−IV線断面図である。 本発明の特徴部分を説明する模式図であって、図1のV−V線断面図である。 本発明の特徴部分を説明する模式図であって、図1のVI−VI線断面図である。 図4の変形例を示す図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータ100の正面図である。コンビネーションメータ100は、車両の車室内に設けられたインスツルメントパネル内に収容され、図1に示す正面側を運転席側に向けて配置されている。
(基本構成)
以下、本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータ100の基本構成について説明する。
コンビネーションメータ100は、車両に関する種々の情報の表示を行う計器である。コンビネーションメータ100は、計測値等の表示20である、スピードメータ21、タコメータ22、瞬間燃費計23、オド・トリップメータ24、ターンシグナル25、シフトポジションインジケータ27、および各種のインジケータ28を備えている。これらの表示20は、所望の形状に形成された複数の意匠部20aを組み合わせることによって構成されている。加えて、これらの表示20は、インジケータ28の上方(図1の上側)に設けられた照明装置57によって表示方向前側から照明される。
スピードメータ21は、意匠部20aである目盛意匠21aおよび文字意匠21bを、回転する指針40aの先端で指し示すことによって、車両側で計測された走行速度の表示を行う。同様に、タコメータ22は、意匠部20aである目盛意匠22aおよび文字意匠22bを、回転する指針40bの先端で指し示すことによって、車両側で計測された内燃機関の回転速度の表示を行う。目盛意匠21a,22aは、指針40a,40bの回転中心を基点に放射状且つ等間隔に配置されている。目盛意匠21a,22aは、指針40a,40bの伸張方向を長手方向とする矩形形状の意匠である。文字意匠21b,22bは、数字および計測値の単位を示す記号を模った意匠である。数字を模った文字意匠21b,22bは、目盛意匠21a,22aに対して指針40a,40bの回転中心側にずらして配置されている。速度の単位を示す記号を模った文字意匠21bは、視認上で指針40aの回転中心の下方(図1の下側)に配置されている。回転速度の単位を示す記号を模った文字意匠21bは、視認上で指針40bの回転中心の上方(図1の上側)に配置されている。
瞬間燃費計23、オド・トリップメータ24は、後述する液晶表示パネル79に、意匠部20aとして形成された複数のセグメント部79aによって形成される画像である。瞬間燃費計23は車両側で計測された瞬間燃費の表示を、オド・トリップメータ24は車両側で計測された走行距離の累積値の表示を、それぞれ行う。加えて、オド・トリップメータ24は、スイッチ部材30の表示方向後側への押圧によって、表示状態の切り替えが行われる。具体的には、現在までの車両の総累計走行距離を表示するオドメータ画像と、スイッチ部材30の一定時間(2秒程度)の押圧によるリセット操作時からの累計走行距離を表示するトリップメータ画像との切り替えが行われる。ターンシグナル25は、意匠部20aであり、矢印を模った矢印意匠25aを点滅させることによって、車両の方向指示器の作動状態を運転者に告知する表示を行う。尚、瞬間燃費計23、オド・トリップメータ24、およびターンシグナル25は、発光表示される。
シフトポジションインジケータ27は、シフト位置を示すアルファベット又は数字を模った複数のシフトポジション意匠27aのうち、いずれか1つを点灯させることによって、車載された変速装置の現在のシフト位置を運転者に告知する表示を行う。また、各種のインジケータ28は、種々のインジケータ意匠28aを点灯させることによって、車両の各部に設置された複数のセンサにより計測又は検知された情報のうちで特に運転者に警告すべき情報についての表示を行う。
次に、コンビネーションメータ100の機械的構成を図2に基づいて説明する。
コンビネーションメータ100は、筐体50および回路基板70を、上記した照明装置57、指針40a,40bおよびスイッチ部材30に加えて備えている。
筐体50は、フロントケース53、リヤケース55、およびフロントパネル51等の複数の部材を互いに組み付けることによりによって構成されている。
フロントケース53は、ポリプロピレン等の樹脂材料により筒状に形成されている。フロントケース53の内周面は、光の反射を抑制する黒色の塗装と、光を乱反射させるシボとが設けられることで、防眩性の向上が図られている。このフロントケース53は、遮蔽部53a、開口部53b,53c、およびバイザー部53eを有している。遮蔽部53aは、フロントケース53の内周側に、表示方向と直交して板状に設けられている。この遮蔽部53aの表示方向後面には、回路基板70が取り付けられている。開口部53b,53cは、表示方向に沿って貫通するよう遮蔽部53aに開口している。これらのうち開口部53b,53cの形状は、スピードメータ21、タコメータ22、およびターンシグナル25の外形形状を呈している(図1参照)。バイザー部53eは、遮蔽部53aよりも表示方向前側且つ上側に位置し、外来光を遮光している。加えて、バイザー部53eには、照明装置57が収容されている。
リヤケース55は、ポリプロピレン等の樹脂材料により形成された有底容器である。リヤケース55は、フロントケース53の表示方向後側に、固定爪(図示しない)等によって組み付けられている。このように、フロントケース53に組み付けられたリヤケース55は、回路基板70を収容することで、当該回路基板70への表示方向後側からの塵および埃等の付着を防止している。
フロントパネル51は、フロントケース53の表示方向前側に固定爪(図示しない)等によって組み付けられている。このフロントパネル51は、無色透明のアクリル樹脂等の透光性材料により形成され、表面には外来光等の反射を防止する反射防止膜を形成する等の方法にて見栄えの向上が図られている。また、フロントパネル51は、スイッチ部材30を貫通させるための開口部51dを有している。
回路基板70は、例えば紙フェノール系またはガラスエポキシ系等の硬質の基板からなり、両面に所定の銅箔材料からなる配線パターン(図示しない)が形成されている。この回路基板70には、配線パターンと接続された複数の電子部品80、具体的には、ステッパーモータ81、液晶表示パネル79、スイッチ素子83、複数の発光ダイオード(LED)82a,82b,82c,82d、メータ制御部85が実装されている。加えて回路基板70には、表示方向に貫通する複数の開口部71,75が設けられている。
ステッパーモータ81は、入力されたパルス電力に同期して回転する回転子と、当該回転子と一体である指針軸81aを具備している。ステッパーモータ81の指針軸81aは、入力されたパルス電力に応じて、回転すべき方向へ所望の角度まで回転する。このステッパーモータ81は、回路基板70の表示方向後面に実装されて、開口部75を通して指針軸81aの先端を表示方向前側に突出させている。
また液晶表示パネル79は、特定の形状に予め形成された複数のセグメント部79a毎に電圧を印加することによって画像を表示する表示装置である。この液晶表示パネル79は、表示方向後側から入射する光束を透過させて画像表示する透過型パネルであって、表示面を表示方向前側に向けた状態で回路基板70に実装されている。スイッチ素子83は、押圧部83a(図6参照)を有し、当該押圧部83aの押圧によって電流の連通と遮断とを切り替える。
さらにLED82a,82b,82c,82dは、電気エネルギーを光エネルギーに変換する半導体素子であって、電圧の印加によって光束を放射する。LED82aはターンシグナル25を、LED82bは液晶表示パネル79を、LED82cはシフトポジションインジケータ27を、LED82dは各種のインジケータ28を、それぞれ点灯又は点滅させるための光源部である。同様に、照明装置57は、電気エネルギーを光エネルギーに変換する例えば電球等の光源部を有しており、表示20に向けて光束を放射する。
次に、コンビネーションメータ100の電気的構成を図3に基づいて説明する。
コンビネーションメータ100は、メータ制御部85、ステッパーモータ81、液晶表示パネル79、LED82a,82b,82c,82d、照明装置57、スイッチ素子83等により電気的に構成されている。また、コンビネーションメータ100には、外部のバッテリ95、イグニッション・リレー94、車載ネットワークであるController Area Network(CAN)91、および接地されたアース配線98が接続されている。
メータ制御部85は、プログラムによって作動するマイクロコンピュータからなる。メータ制御部85は、バッテリ95と常に導通している給電系統と、イグニッション・リレー94を介した給電系統を有し、当該バッテリ95から電力を供給されている。加えて、メータ制御部85は、例えばCAN91等の車内ネットワークに接続されており、当該CAN91に出力された車両に関する情報、具体的には、車両の走行速度、内燃機関の回転速度および燃料消費量、方向指示器のON/OFF状態、前照灯又は車幅灯のON/OFF状態、変速装置のシフト位置、ならびにイグニッション・スイッチ93のON/OFF状態等の情報を取得する。
また、メータ制御部85は、ステッパーモータ81、液晶表示パネル79、LED82a,82b,82c,82d、照明装置57、およびスイッチ素子83等に電気的に接続されている。メータ制御部85は、取得した車両の走行速度および内燃機関の回転速度に関する情報に基づいて、指針軸81a(図2参照)が回転すべき回転方向、回転角度、回転速度を算出し、算出結果に対応したパルス電力をステッパーモータ81に出力する。加えてメータ制御部85は、方向指示器のON/OFF状態、車幅灯のON/OFF状態、変速装置のシフト位置、およびイグニッション・スイッチ93のON/OFF状態等の情報に基づいて、LED82a,82b,82c,82dおよび照明装置57への電圧の印加を制御する。さらにメータ制御部85は、車両の走行速度および内燃機関の燃料消費量によって瞬間の燃費を算出と、累計の走行距離を算出とを行う。これらの算出値およびスイッチ素子83への操作状態に基づき、液晶表示パネル79の複数のセグメント部79aへ印加する電圧を制御する。
CAN91上には、電力供給制御回路92が設けられている。電力供給制御回路92は、バッテリ95、イグニッション・スイッチ93、イグニッション・リレー94、およびエンジン制御回路(図示しない)等と接続されている。電力供給制御回路92は、バッテリ95から電力を供給されており、運転者によるイグニッション・スイッチ93の押圧操作を検知して、イグニッション・リレー94に電圧を印加して、当該リレー94を通電状態にする。また、電力供給制御回路92は、検知した運転者によるイグニッション・スイッチ93の押圧操作に基づいて、車両のイグニッションのON/OFF状態に関する情報をCAN91上に出力する。
以上の構成によれば、運転者によるイグニッション・スイッチ93の操作が行われると、電力供給制御回路92が、車両のイグニッションの状態をONにする。このとき電力供給制御回路92は、イグニッション・リレー94に電圧を印加して、バッテリ95とメータ制御部85とを導通させる。同時に、車両のイグニッションの状態がONであるという情報をCAN91上に出力する。メータ制御部85は、車両のイグニッションの状態がONであるという情報を取得した後、CAN91を通じて車両に関する情報の取得を開始する。メータ制御部85は、これらCAN91から取得した情報に基づいて、接続された各電子部品80等の制御、具体的には、LED82b,82cの点灯と、および走行速度および回転速度に応じた角度へのステッパーモータ81の指針軸81a(図2)の回転、を行う。以上説明した電子部品80の作動によれば、コンビネーションメータ100は、車両各部で計測された計測値の表示を開始する。
また、イグニッション・スイッチ93の操作が運転者によって再び行われると、電力供給制御回路92が、車両のイグニッションの状態をOFFにする。このとき電力供給制御回路92は、イグニッション・リレー94への電圧の印加を中止して、バッテリ95とメータ制御部85との導通を停止させる。同時に、車両のイグニッションの状態がOFFであるという情報をCAN91上に出力する。メータ制御部85は、車両のイグニッションの状態がOFFであるという情報を取得した後、LED82b,82cへの電圧の印加を中止するとともに、ステッパーモータ81へ指針軸81aが帰零するようなパルス電力を出力する。このメータ制御部85の作動によって、LED82b,82cは光束の放射を停止するとともに、ステッパーモータ81は指針軸81a(図2)を帰零させる。以上説明した電子部品80の作動によれば、コンビネーションメータ100は、計測値の表示を停止する。
(特徴部分)
以下、本発明の第一実施形態によるコンビネーションメータ100の特徴部分について詳細に説明する。
図1に示した複数の意匠部20a、および意匠部20aの形成されている意匠領域29は、図4〜図6に示すように、回路基板70の表示方向前面に形成されている。この回路基板70の意匠部20aは、意匠領域29に施される例えばスクリーン印刷等によって形成されている。このスクリーン印刷によって意匠領域29に印刷される印刷部29aは、外来光の乱反射を抑制し得るよう、暗い黒色を備えている。尚、第一実施形態における意匠領域29は、視認上でスピードメータ21、タコメータ22(瞬間燃費計23およびオド・トリップメータ24の表示領域を含む)、およびターンシグナル25を表示している領域とする(図1参照)。また、意匠部20aのうち矢印意匠25aの後面には、回路基板70の板厚が低減された穴部77が設けられている。尚、意匠部20aは、意匠領域29に施されるインクジェット印刷又は吹き付け塗装等によって形成されていてもよい。
電子部品80は、回路基板70の意匠領域29外に実装されている。具体的には、LED82c,82d以外は、全て回路基板70の裏面に実装されている。液晶表示パネル79は、回路基板70に設けられた開口部71を通して視認されるよう、回路基板70の表示方向後面に実装されている。LED82bは、開口部71の周縁に実装されており、表示方向後側のリヤケース55に向けて光束を放射する。LED82c,82dは、フロントケース53の遮蔽部53aによって表示方向前側から遮蔽されている。LED82aは、実装された状態で回路基板70側となる表示方向前側に向けて主に光束を放射する裏面発光型の発光ダイオードである。このLED82aは、回路基板70に対して矢印意匠25aと相対する位置に、穴部77を跨ぐように実装されている。スイッチ素子83は、開口部73の周縁に、押圧部83aが表示方向前側へ押圧されるよう実装されている。
リヤケース55は、特徴部分として反射面55aの形成された反射部材55cおよび湾曲面55bの形成された凹部材55dを有している。これら反射部材55cおよび凹部材55dは、リヤケース55とは別体で形成されて、当該リヤケース55に予め組みつけられている。反射部材55cの反射面55aは、液晶表示パネル79およびLED82bと相対する位置に、表示方向後側に凹となるよう半球状に形成されている。反射面55aは、表面に施されたアルミ等の金属メッキによって、高い光の反射率を獲得しており、LED82bから放射された光束を液晶表示パネル79に向けて反射する。凹部材55dの湾曲面55bは、回路基板70の開口部73の表示方向後側に配置されて、表示方向後側に凹となるよう湾曲している。
スイッチ部材30は、例えば黒色のABS樹脂等によって棒状に形成されており、中間部で湾曲している。スイッチ部材30は、回路基板70の開口部73に挿入されて、回路基板70に対して表示方向に往復変位自在に係止されている。このスイッチ部材30は、操作部31、摺動部33、付勢部35を有している。操作部31は、スイッチ部材30の一端部であって、フロントパネル51の開口部51dを貫通し、表示方向前側に突出している。操作部31は、運転者によって表示方向後側への押圧力が印加される。摺動部33は、スイッチ部材30の湾曲した中間部であって、可撓性を具備することでリヤケース55の湾曲面55bに沿って摺動変位自在である。付勢部35は、スイッチ部材30の操作部31とは逆側の端部であって、スイッチ素子83の押圧部83aと相対するよう配置されている。この付勢部35は、表示方向前側に往復変位することで、押圧部83aに接触し、当該押圧部83aを表示方向前側に押圧する。以上の構成によれば、スイッチ部材30は、操作部31への運転者の表示方向後側への押圧力を、摺動部33で方向を反転させつつ付勢部35へ伝達し、スイッチ素子83の押圧部83aを表示方向後側へ押圧操作することができる。
ここまで説明した第一実施形態では、電子部品80は回路基板70の意匠領域29外に実装されるので、この意匠領域29に形成される意匠部20aは、いずれかの電子部品80に妨げられることなく容易に運転者から視認される。この意匠部20aを視認容易とすることによれば、コンビネーションメータ100は、表示20を運転者に確実に知覚させ得るので、高い見映えを獲得することができる。加えて、意匠部20aが形成される意匠領域29を回路基板に直接的に設けることによれば、意匠部20aを設けるための部材、具体的には文字板および導光体等を省略し得る。以上によれば、表示20の見映えを維持しつつ、構造の簡素化によるコスト低減を実現するコンビネーションメータ100が提供されるのである。
加えて、第一実施形態では、上述した文字板および導光体等を省略することによって、これらを保持する構成を筐体50から省略することができる。故に、副次的なコンビネーションメータ100のコスト低減を実現し得るとともに、薄型化をも達成することができるのである。
また、第一実施形態では、回路基板70の表示方向前面の意匠領域29外に実装されるLED82b,82cは、フロントケース53の遮蔽部53aによって表示方向前側から遮蔽されている。このように、電子部品80を視認者に視認させない構成によって、コンビネーションメータ100は高い見映えを維持することができるのである。
ここで、回路基板70に意匠部20aを直接的に形成する場合、意匠部20aとLED82b等の光源部との間に、光束を拡散させるための距離を設けることが困難となる。これにより、意匠部20aを発光表示した際に、発光状態に斑を生じるおそれがあった。しかし第一実施形態では、LED82aから放射された光束は、回路基板70とリヤケース55の反射面55aとの間の往復によって拡散することができる。故に、液晶表示パネル79には、一様に拡散した光束が到達することとなる。この光束の液晶表示パネル79の透過によれば、当該パネル79に設けられた複数のセグメント部79aによって形成される画像が、斑なく発光表示されることとなる。以上の構成によって実現される瞬間燃費計23およびオド・トリップメータ24の一様な発光表示は、コンビネーションメータ100の見映えの向上に貢献することができるのである。
さらに第一実施形態では、回路基板70の表示方向前側に配置される照明装置57(図1参照)によって意匠領域29に向けて放射される光束が、意匠部20aを照明する。このように照明される意匠部20aは、暗所であっても視認者に容易に視認されるので、コンビネーションメータ100の見映えの維持に貢献し得る。加えて、意匠部20aを自発光表示させるための構成を省略することで、さらなる簡素化を図ることができる。したがって、意匠部20aを照明する照明装置57を備える構成は、コンビネーションメータ100のコスト低減にも貢献することができるのである。
また加えて第一実施形態では、LED82aによって表示方向前側に放射される光束は、回路基板70を透過して、表示方向前側に形成された矢印意匠25aを発光表示させ得る。加えて、矢印意匠25aとLED82aとの間の穴部77によって板厚が低減された回路基板70によれば、LED82aから表示方向前側に放射された光束は、矢印意匠25aに到達し易くなる。このように、高い明度で発光表示される意匠部20aによれば、運転者に知覚容易な表示20とし得る。したがって、コストの低減を達成するとともに、さらに高い見映えを獲得するコンビネーションメータ100を提供することができるのである。
さらに加えて、第一実施形態では、従来と同様のスイッチ素子83を用いたまま、当該スイッチ素子83を視認者に視認させることなく、押圧操作による液晶表示パネル79表示状態の切り替えが実現できる。したがって、コストの低減を達成するコンビネーションメータ100であっても、表示に関する制限を受けることがないので、見映えを維持することができるのである。
さらにまた、第一実施形態では、目盛意匠21a,22a、文字意匠21b,22b、矢印意匠25a等の意匠部20aは、従来の文字板上に形成される際と同様に、スクリーン印刷等によって形成されているので、回路基板70上に形成される意匠部20aであっても、従来と同等の見映えを獲得し得る。したがって、コストの低減を実現するコンビネーションメータ100であっても、見映えを維持することができるのである。
尚、第一実施形態では、フロントケース53が請求項に記載の「遮蔽部材」に、LED82aが請求項に記載の「第一光源部」に、LED82bが請求項に記載の「第二光源部」に、開口部71が請求項に記載の「第一開口部」に、開口部73が請求項に記載の「第二開口部」に、液晶表示パネル79が請求項に記載の「表示パネル部」に、それぞれ相当する。
(第二実施形態)
図7に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。第二実施形態の電子部品280は、回路基板270の表示方向後面に全て実装されている。加えて、第一実施形態における照明装置57(図2参照)は、第二実施形態では省略されている。
回路基板270には、表示方向後面に各電子部品280と電気的に接続される所定の銅箔材料からなる配線パターン(図示しない)が形成されている。この回路基板270の表示方向前面の意匠領域229に形成される印刷部229aは、意匠部20aを避けて施されている。また、回路基板270の意匠部20aと相対する表示方向後面は、穴部277によって板厚が低減されている。これらにより意匠部20aは、表示方向後側から入射する光束を表示方向前側に透過することができる。尚、第二実施形態における意匠領域229は、第一実施形態の意匠領域29に加えて、シフトポジションインジケータ27および各種のインジケータ28を表示している領域を含む。
LED282c,282dは、実装された状態で回路基板270側となる表示方向前側に向けて主に光束を放射する裏面発光型の発光ダイオードである。LED282cは、回路基板270に対してシフトポジション意匠27aと相対する位置に、穴部277を跨ぐように実装されている。またLED282dは、回路基板270に対してシフトポジション意匠28aと相対する位置に、穴部277を跨ぐように実装されている。LED282eは、ステッパーモータ81の周縁に実装されており、表示方向後側のリヤケース255に向けて光束を放射する。
リヤケース255は、第一実施形態のリヤケース55に加えて、反射面255aの形成された反射面255cを有している。反射面255aは、スピードメータ21の後面側の回路基板270と相対する位置に、表示方向後側に凹となるよう半球状に形成されている。反射面255cは、表面に施されたアルミ等の金属メッキによって、高い光の反射率を獲得しており、LED282eから放射された光束を目盛意匠21aおよび文字意匠21bに向けて反射する。
ここまで説明した第二実施形態では、回路基板270の表示方向後面に全ての電子部品280を実装することで、電子部品280を視認者に視認させない構成とすることができる。したがって、構造の簡素化によるコスト低減を実現するコンビネーションメータ100であっても、高い見映えを維持することができるのである。
加えて第二実施形態では、シフトポジション意匠27aおよびインジケータ意匠28aと各LED282c,282dとの間にそれぞれ設けられた穴部277によって板厚が低減された回路基板270によれば、LED282cから表示方向前側に放射された光束は、シフトポジション意匠27aおよびインジケータ意匠28aに到達し易くなる。このように、高い明度で発光表示されるシフトポジション意匠27aおよびインジケータ意匠28aによれば、運転者に知覚容易なシフトポジションインジケータ27およびインジケータ28とし得る。
また第二実施形態では、LED282eから放射された光束は、回路基板270とリヤケース255の反射面255cとの間の往復によって拡散することができる。故に、目盛意匠21aおよび文字意匠21bには、一様に拡散した光束が到達することとなる。この光束が穴部277によって板厚が低減された回路基板270を透過することによれば、目盛意匠21aおよび文字意匠21bが、斑なく発光表示されることとなる。故に、暗所であっても目盛意匠21aおよび文字意匠21bは運転者に視認されるのである。また、第二実施形態では、タコメータ22の目盛意匠22aおよび文字意匠22bも、スピードメータ21の目盛意匠21aおよび文字意匠21bと同様の構成によって、発光表示される(図示しない)。以上の構成よれば、照明装置57を省略して簡素化し得るので、さらなるコスト低減を実現し得るのである。
尚、第二実施形態では、LED282c,282dが請求項に記載の「第一光源部」に、LED282eが請求項に記載の「第二光源部」に、それぞれ相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
上記第一実施形態においては、回路基板70の表示方向前面に実装された電子部品80は、フロントケース53の遮蔽部53aによって遮蔽されて、運転者から視認されない構成とされていた。また上記第二実施形態では、電子部品280は全て回路基板270の表示方向後面に実装されて、運転者から視認されない構成とされていた。しかし、電子部品は、意匠領域外で意匠部の視認を妨げず、計器の見映えを損なわないのであれば、運転者から視認される位置に実装されていてもよい。
上記実施形態においては、複数の「光源部」としてのLEDから放射される光束が、意匠部を発光表示させていた。または、照明装置57からの光束が、意匠部を照明した。しかし、暗所での視認性が不要であれば、発光表示されない意匠部や、照明されない意匠部であってもよい。あるいは、蓄光塗料等によって形成されて、発光する意匠部であってもよい。
上記実施形態においては、LEDと意匠部との間に位置する回路基板に、当該回路基板の表示方向後面から穴部を設けることで、光束が透過容易となるよう板厚を低減していた。しかし、この穴部は、回路基板の表示方向前側に設けられていてもよく、又は表示方向に貫通していてもよい。あるいは、LEDと意匠部との間に穴部が設けられなくてもよい。
上記実施形態においては、反射部材および凹部材として、反射面および湾曲面を形成したリヤケースを用いた。しかし、反射部材および凹部材をリヤケースとは別体でそなえる計器であってもよい。また、上記実施形態においては、反射面には金属メッキが施されていた。しかし、「第二光源部」からの光束を反射可能であれば、金属メッキを施されない反射面であってもよく、白色の塗装を施された反射面や無塗装の反射面であってもよい。
上記実施形態においては、意匠部を表示する「表示パネル部」としてのセグメント型の液晶表示パネルを備えていた。しかし、「表示パネル部」は、複数の画素を等間隔に配置してなるドットマルチ型液晶表示パネルであってもよい。さらには、液晶表示パネルに限定するものではなく、例えば、Electro Luminescence(EL)パネル等の自発光表示パネルを用いてもよい。あるいは、「表示パネル部」を備えない計器であってもよい。加えて上記実施形態においては、この「表示パネル部」の表示状態を切り替えるスイッチ部材は、回路基板の表示方向後面に実装されたスイッチ素子の押圧部を押圧可能に設けられていた。しかし、フロントケースに係止されて、遮蔽部に遮蔽されるよう回路基板の表示方向前面に実装されるスイッチ素子の押圧部を押圧するスイッチ部材であってもよい。あるいは、スイッチ部材およびスイッチ素子が省略された計器であってもよい。
そして、本発明は、車両に設置されるコンビネーションメータ以外にも、各種の「計器」に適用することが可能である。
20 表示、21 スピードメータ、22 タコメータ、23 瞬間燃費計、24 トリップメータ、25 ターンシグナル、27 シフトポジションインジケータ、28 インジケータ、20a 意匠部、21a,22a 目盛意匠、21b,22b 文字意匠、25a 矢印意匠、27a シフトポジション意匠、28a インジケータ意匠、29,229 意匠領域、29a,229a 印刷部、30 スイッチ部材、31 操作部、33 摺動部、35 付勢部、40a,40b 指針、50 筐体、51 フロントパネル、51d 開口部、53 フロントケース(遮蔽部材)、53b,53c 開口部、53a 遮蔽部、53e バイザー部、55,255 リヤケース、55a,255a 反射面、55b 湾曲面、55c,255c 反射部材、55d 凹部材、57 照明装置、70,270 回路基板、71 開口部(第一開口部)、73 開口部(第二開口部)、75 開口部、77,277 穴部、79 液晶表示パネル(表示パネル部)、79a セグメント部、80,280 電子部品、81 ステッパーモータ、81a 指針軸、82a,282c LED(第一光源部)、82b,282e LED(第二光源部)、82c,82d LED、83 スイッチ素子、83a 押圧部、85 メータ制御部、91 CAN、92 電力供給制御回路、93 イグニッション・スイッチ、94 イグニッション・リレー、95 バッテリ、98 アース配線、100 コンビネーションメータ(計器)

Claims (10)

  1. 電子部品が実装される回路基板を備え、前記電子部品の作動によって計測値の表示を行う計器であって、
    前記回路基板は、表示方向前面に、前記計測値の表示となる意匠部、および前記意匠部の形成される意匠領域を有し、
    前記電子部品は、前記回路基板の前記意匠領域外に実装されることを特徴とする計器。
  2. 前記電子部品は、前記回路基板の表示方向前面の前記意匠領域外に実装され、
    前記電子部品を表示方向前側から遮蔽する遮蔽部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の計器。
  3. 前記電子部品は、前記回路基板の表示方向後面に全て実装されることを特徴とする請求項1に記載の計器。
  4. 前記回路基板は、前記意匠部と相対する表示方向後面に実装されて、前記電子部品として表示方向前側に光束を放射する第一光源部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の計器。
  5. 前記回路基板は、前記意匠部と前記第一光源部との間に、板厚が低減される穴部を有することを特徴とする請求項4に記載の計器。
  6. 前記回路基板の表示方向前側に配置され、前記意匠領域に向けて光束を放射する照明装置を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の計器。
  7. 前記回路基板は、表示方向後面に実装されて、表示方向後側に光束を放射する第二光源部を有し、
    前記回路基板の表示方向後側に配置され、前記第二光源部から放射される光束を前記意匠部に向けて反射する反射部材を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の計器。
  8. 前記回路基板は、表示方向に貫通する第一開口部、および表示方向後面に実装される表示パネル部であって、前記第一開口部を通して視認される画像を前記意匠部として表示する表示パネル部を有し、
    前記反射部材は、前記第二光源部から放射される光束を前記表示パネル部に向けて反射することを特徴とする請求項7に記載の計器。
  9. 前記回路基板は、表示方向に貫通する第二開口部、および表示方向後面に実装されて押圧部の押圧により前記計測値の表示状態を切り替えるスイッチ素子を有し、
    前記回路基板の表示方向後側に配置されて、表示方向後側に凹となる湾曲面を有する凹部材と、
    前記第二開口部へ挿入されて前記回路基板に表示方向に往復変位自在に係止されるスイッチ部材であって、表示方向後側への押圧力が印加される操作部、前記押圧部を表示方向前側に付勢する付勢部、および前記操作部の表示方向後側への変位により前記湾曲面に沿って摺動変位し、前記付勢部を表示方向前側に変位させる可撓性の摺動部を有するスイッチ部材を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の計器。
  10. 前記意匠部は、前記意匠領域に施されるスクリーン印刷、インクジェット印刷、吹き付け塗装のいずれかによって形成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の計器。
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