JP2010205823A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010205823A
JP2010205823A JP2009047982A JP2009047982A JP2010205823A JP 2010205823 A JP2010205823 A JP 2010205823A JP 2009047982 A JP2009047982 A JP 2009047982A JP 2009047982 A JP2009047982 A JP 2009047982A JP 2010205823 A JP2010205823 A JP 2010205823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency power
plasma
voltage
electrode
negative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009047982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5674280B2 (ja
Inventor
Koichi Hatta
浩一 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2009047982A priority Critical patent/JP5674280B2/ja
Priority to US12/714,691 priority patent/US20100220081A1/en
Publication of JP2010205823A publication Critical patent/JP2010205823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5674280B2 publication Critical patent/JP5674280B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32018Glow discharge
    • H01J37/32027DC powered
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/32091Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being capacitively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/32Processing objects by plasma generation
    • H01J2237/33Processing objects by plasma generation characterised by the type of processing
    • H01J2237/334Etching

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】第1電極への直流電圧を印加する方式を採用しながら、対向電極を実質的に必要としないプラズマ処理装置を提供すること。
【解決手段】プラズマエッチング装置は、半導体ウエハWが収容され、内部が真空排気可能なチャンバ10と、チャンバ10内に互いに対向して配置される、上部電極34および半導体ウエハWを載置する下部電極16と、チャンバ10内に処理ガスを供給する処理ガス供給ユニット66と、下部電極16にプラズマ生成用の高周波電力を印加する第1の高周波電源48およびバイアス用の高周波電力を印加する第2の高周波電源90と、上部電極34に正負交互に変化する直流電圧を印加する直流電圧印加ユニット50とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体基板等の被処理基板にプラズマエッチングのようなプラズマ処理を施すプラズマ処理装置に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおいては、被処理基板である半導体ウエハに形成された所定の層に所定のパターンを形成するために、レジストをマスクとしてプラズマによりエッチングするプラズマエッチング処理が多用されている。
このようなプラズマエッチングを行うためのプラズマエッチング装置としては、種々のものが用いられているが、その中でも容量結合型平行平板プラズマエッチング装置が主流である。
容量結合型平行平板プラズマエッチング装置は、チャンバ内に一対の平行平板電極(上部および下部電極)を配置し、処理ガスをチャンバ内に導入するとともに、電極の少なくとも一方に高周波電力を印加して電極間に高周波電界を形成し、この高周波電界により処理ガスのプラズマを生成して半導体ウエハの所定の層に対してプラズマエッチングを施す。
具体的には、プラズマ形成用の相対的に高い周波数の高周波電力と、イオン引き込み用の相対的に低い周波数の高周波電力を印加することにより、適切なプラズマ状態を形成するプラズマエッチング装置が知られており、これにより、高選択比で再現性の高いエッチング処理が可能である(例えば特許文献1)。
ところで、近年の微細加工の要求に対応して、マスクとして用いられるフォトレジストの膜厚が薄くなり、使用されるフォトレジストもKrFガスを発光源としたレーザー光で露光するKrFフォトレジストから、より微細なパターン開口を形成することができる、より短波長のArFガスを発光源としたレーザー光で露光するArFフォトレジストに移行されつつある。しかしながら、ArFフォトレジストは耐プラズマ性が低いため、フォトレジストの膜厚が薄いことと相俟って、良好なエッチング選択比でエッチングホールを形成することができないという不都合が生じる。
一方、この種のエッチング装置では、上部電極に供給したプラズマ生成用の高周波電力のパワーが小さい場合には、エッチング終了後に上部電極に堆積物(デポ)が付着し、プロセス特性の変化やパーティクルの懸念がある。また、パワーが大きい場合には、電極の削れが生じ、パワーが小さい場合とはプロセス特性が変化する。高周波電源からのパワーはプロセスによって適正な範囲が決まるため、どのようなパワーでもプロセスが変動しないことが望まれる。
さらに、このような容量結合型平行平板プラズマエッチング装置では、チャンバ内の圧力が高くかつ使用するエッチングガスが負性ガス(例えば、C、Oなど)の場合に、チャンバ中心部のプラズマ密度が低くなるが、このような場合にプラズマ密度をコントロールすることは困難である。
さらにまた、半導体デバイスの微細化・複雑化に対応して、エッチング処理に時間がかかるようになっており、エッチングレートの向上も求められている。
これらの要求に応え得る技術として、上述した容量結合型平行平板プラズマエッチング装置の上部電極(第1電極)に直流電圧を印加する技術が提案されている(特許文献2)。この技術は、(1)上部電極(第1電極)の自己バイアス電圧の絶対値を大きくすることによる上部電極(第1電極)表面へのスパッタ効果、(2)上部電極(第1電極)におけるプラズマシースを拡大させ、形成されるプラズマを縮小化する効果、(3)上部電極(第1電極)近傍に生じた電子を被処理基板である半導体ウエハ上に照射させる効果、(4)プラズマポテンシャルを制御する効果、(5)電子(プラズマ)密度を上昇させる効果、(6)中心部のプラズマ密度を上昇させる効果の少なくとも一つを奏することにより上記問題点を解決するものである。
特開2000−173993号公報 特開2006−270017号公報
しかしながら、上記特許文献2の技術では、上部電極に直流電圧を印加した際に、プラズマが不安定になったり、異常放電が生じたりしないように、導電体からなる直流的な対向電極を設ける必要があるが、このような対向電極は消耗品であり、比較的高価なものであるため、ランニングコストがかかるという課題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、第1電極への直流電圧を印加する方式を採用しながら、対向電極を実質的に必要としないプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、被処理基板が収容され、内部が真空排気可能な処理容器と、前記処理容器内に互いに対向して配置される、第1電極および被処理基板を載置する第2電極と、前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給ユニットと、前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に高周波電力を印加する高周波電力印加ユニットと、前記第1電極に正負交互に変化する直流電圧を印加する直流電圧印加ユニットとを具備することを特徴とするプラズマ処理装置を提供する。
本発明において、前記直流電圧はパルス状であることが好ましい。この場合に、 前記正負交互印加の周波数は1〜100kHzであることが好ましく、前記正負交互印加のデューティー比は、負電圧側が50〜90%であることが好ましい。
また、前記正負交互印加の電圧値は−6000V〜+6000Vであることが好ましい。さらに、前記正負交互印加の電圧値は、正電圧≧負電圧の関係にあることが好ましい。
また、前記高周波電力印加ユニットは、いずれも前記第2電極に接続された、プラズマ生成用高周波電源と、高周波バイアス印加用高周波電源とを有する構成とすることができる。また、前記高周波電力印加ユニットは、前記第1電極に接続されたプラズマ生成用高周波電源と、前記第2電極に接続された高周波バイアス印加用高周波電源とを有する構成とすることもできる。
本発明によれば、容量結合型平行平板プラズマ処理装置において、被処理体の対向電極である第1電極に、直流電圧印加ユニットにより正負交互に変化する直流電圧を印加するので、処理容器内にチャージがたまり難く、対向電極を設けなくてもプラズマが不安定になったり異常放電を生じたりし難いプラズマ処理装置を得ることができる。
本発明のプラズマエッチング方法を実施することが可能なプラズマエッチング装置を示す概略断面図。 直流電圧印加ユニットの電圧印加形態を説明するための図。 図1のプラズマエッチング装置において第1の高周波電源に接続された第1の整合器の構造を示す図。 直流電圧印加ユニットにより負の電圧を印加した状態と正の電圧を印加した状態を示す模式図。 本発明のプラズマエッチング方法を実施することが可能な他のプラズマエッチング装置を示す概略断面図。 図5のプラズマエッチング装置において第1の高周波電源に接続された第1の整合器の構造を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について具体的に説明する。
ここでは本発明のプラズマ処理装置をプラズマエッチング装置に適用した例について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプラズマ処理装置であるプラズマエッチング装置を示す概略断面図である。
このプラズマエッチング装置は、容量結合型平行平板プラズマエッチング装置として構成されており、例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムからなる略円筒状のチャンバ(処理容器)10を有している。このチャンバ10は保安接地されている。
チャンバ10の底部には、セラミックス等からなる絶縁板12を介して円柱状のサセプタ支持台14が配置され、このサセプタ支持台14の上に例えばアルミニウムからなるサセプタ16が設けられている。サセプタ16は下部電極を構成し、その上に被処理基板である半導体ウエハWが載置される。
サセプタ16の上面には、半導体ウエハWを静電力で吸着保持する静電チャック18が設けられている。この静電チャック18は、導電膜からなる電極20を一対の絶縁層または絶縁シートで挟んだ構造を有するものであり、電極20には直流電源22が電気的に接続されている。そして、直流電源22からの直流電圧により生じたクーロン力等の静電力により半導体ウエハWが静電チャック18に吸着保持される。
静電チャック18(半導体ウエハW)の周囲でサセプタ16の上面には、エッチングの均一性を向上させるための、例えばシリコンからなる導電性のフォーカスリング(補正リング)24が配置されている。サセプタ16およびサセプタ支持台14の側面には、例えば石英からなる円筒状の内壁部材26が設けられている。
サセプタ支持台14の内部には、例えば円周上に冷媒室28が設けられている。この冷媒室には、外部に設けられた図示しないチラーユニットより配管30a,30bを介して所定温度の冷媒、例えば冷却水が循環供給され、冷媒の温度によってサセプタ上の半導体ウエハWの処理温度を制御することができる。
さらに、図示しない伝熱ガス供給機構からの伝熱ガス、例えばHeガスがガス供給ライン32を介して静電チャック18の上面と半導体ウエハWの裏面との間に供給される。
下部電極であるサセプタ16の上方には、サセプタ16と対向するように平行に上部電極34が設けられている。そして、上部および下部電極34,16間の空間がプラズマ生成空間となる。上部電極34は、下部電極であるサセプタ16上の半導体ウエハWと対向してプラズマ生成空間と接する面、つまり対向面を形成する。
この上部電極34は、絶縁性遮蔽部材42を介して、チャンバ10の上部に支持されており、サセプタ16との対向面を構成しかつ多数の吐出孔37を有する電極板36と、この電極板36を着脱自在に支持し、導電性材料、例えばアルミニウムからなる水冷構造の電極支持体38とによって構成されている。電極板36は、ジュール熱の少ない低抵抗の導電体または半導体が好ましく、また、後述するようにレジストを強化する観点からはシリコン含有物質が好ましい。このような観点から、電極板36はシリコンやSiCで構成されるのが好ましい。電極支持体38の内部には、ガス拡散室40が設けられ、このガス拡散室40からはガス吐出孔37に連通する多数のガス通流孔41が下方に延びている。
電極支持体38にはガス拡散室40へ処理ガスを導くガス導入口62が形成されており、このガス導入口62にはガス供給管64が接続され、ガス供給管64には処理ガス供給源66が接続されている。ガス供給管64には、上流側から順にマスフローコントローラ(MFC)68および開閉バルブ70が設けられている(MFCの代わりにFCSでもよい)。そして、処理ガス供給源66から、エッチングのための処理ガスとして、例えばCガスのようなフロロカーボンガス(C)がガス供給管64からガス拡散室40に至り、ガス通流孔41およびガス吐出孔37を介してシャワー状にプラズマ生成空間に吐出される。すなわち、上部電極34は処理ガスを供給するためのシャワーヘッドとして機能する。
上部電極34には、ローパスフィルタ(LPF)46aを介して直流電圧印加ユニット50が電気的に接続されている。直流電圧印加ユニット50は、図2に示すように正負交互に変化する直流電圧を典型的にはパルス状に印加するようになっている。そして、負の電圧が印加されたときに、(1)上部電極34の自己バイアス電圧の絶対値を大きくすることによる上部電極34表面へのスパッタ効果、(2)上部電極34におけるプラズマシースを拡大させ、形成されるプラズマを縮小化する効果、(3)プラズマ中の正イオンが上部電極34に衝突することによって上部電極34近傍に生じた二次電子を被処理基板である半導体ウエハ上に照射させる効果、(4)プラズマポテンシャルを制御する効果、(5)電子(プラズマ)密度を上昇させる効果、(6)中心部のプラズマ密度を上昇させる効果の少なくとも1つを発揮するようになっている。直流電圧印加ユニット50からの給電はオン・オフスイッチ52によりオン・オフが可能となっている。
直流電圧印加ユニット50からの正負交互印加の周波数は1〜100kHzであることが好ましく、正負交互印加のデューティー比は、負電圧側が50〜90%であることが好ましい。また、正負交互印加の電圧値は−6000V〜+6000Vであることが好ましい。さらに、正負交互印加の電圧値は、正電圧≧負電圧の関係にあることが好ましい。これらの詳細は後述する。
ローパスフィルタ(LPF)46aは後述する第1および第2の高周波電源からの高周波をトラップするものであり、好適にはLRフィルタまたはLCフィルタで構成される。
チャンバ10の側壁から上部電極34の高さ位置よりも上方に延びるように円筒状の接地導体10aが設けられている。
下部電極であるサセプタ16には、第1の整合器46を介して、第1の高周波電源48が電気的に接続されている。第1の高周波電源48は、27〜100MHzの周波数、例えば40MHzの高周波電力を出力する。第1の整合器46は、第1の高周波電源48の内部(または出力)インピーダンスに負荷インピーダンスを整合させるもので、チャンバ10内にプラズマが生成されている時に第1の高周波電源48の出力インピーダンスと負荷インピーダンスが見かけ上一致するように機能する。
また、下部電極であるサセプタ16には、第2の整合器88を介して第2の高周波電源90も電気的に接続されている。この第2の高周波電源90から下部電極であるサセプタ16に高周波電力が供給されることにより、半導体ウエハWに高周波バイアスが印加され半導体ウエハWにイオンが引き込まれる。第2の高周波電源90は、400kHz〜13.56MHzの範囲内の周波数、例えば3MHzの高周波電力を出力する。第2の整合器88は第2の高周波電源90の内部(または出力)インピーダンスに負荷インピーダンスを整合させるためのもので、チャンバ10内にプラズマが生成されている時に第2の高周波電源90の内部インピーダンスとチャンバ10内のプラズマを含めた負荷インピーダンスが見かけ上一致するように機能する。
この第1の整合器46は、図3に示すように、第1の高周波電源48の給電ライン96から分岐して設けられた第1の可変コンデンサ97と、給電ライン96のその分岐点の第1の高周波電源48側に設けられた第2の可変コンデンサ98と、分岐点の反対側に設けられたコイル99とを有している。第2の整合器88についても、基本的に第1の整合器46と同様に構成されている。
チャンバ10の底部には排気口80が設けられ、この排気口80に排気管82を介して排気装置84が接続されている。排気装置84は、ターボ分子ポンプなどの真空ポンプを有しており、チャンバ10内を所望の真空度まで減圧可能となっている。また、チャンバ10の側壁には半導体ウエハWの搬入出口85が設けられており、この搬入出口85はゲートバルブ86により開閉可能となっている。また、チャンバ10の内壁に沿ってチャンバ10にエッチング副生物(デポ)が付着することを防止するためのデポシールド11が着脱自在に設けられている。すなわち、デポシールド11がチャンバ壁を構成している。また、デポシールド11は、内壁部材26の外周にも設けられている。チャンバ10の底部のチャンバ壁側のデポシールド11と内壁部材26側のデポシールド11との間には排気プレート83が設けられている。デポシールド11および排気プレート83としては、アルミニウム材にY等のセラミックスを被覆したものを好適に用いることができる。
プラズマエッチング装置の各構成部、例えば電源系やガス供給系、駆動系、さらには直流電圧印加ユニット50、第1の高周波電源48、第2の高周波電源90、整合器46,88等は、マイクロプロセッサ(コンピュータ)を含む制御部(全体制御装置)100に接続されて制御される構成となっている。また、制御部100には、オペレータがプラズマエッチング装置を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、プラズマエッチング装置の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース101が接続されている。
さらに、制御部100には、プラズマエッチング装置で実行される各種処理を制御部100の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じてプラズマエッチング装置の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわち処理レシピが格納された記憶部102が接続されている。処理レシピは記憶部102の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、ハードディスクや半導体メモリであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース101からの指示等にて任意の処理レシピを記憶部102から呼び出して制御部100に実行させることで、制御部100の制御下で、プラズマエッチング装置での所望の処理が行われる。なお、本発明の実施の形態で述べるプラズマエッチング装置は、この制御部100を含むものとする。
次に、このように構成されるプラズマエッチング装置の動作について説明する。
まず、ゲートバルブ86を開状態とし、搬入出口85を介して半導体ウエハWをチャンバ10内に搬入し、サセプタ16上に載置する。そして、排気装置84によりチャンバ10内を排気しながら、処理ガス供給源66から処理ガスを所定の流量でガス拡散室40へ供給し、ガス通流孔41およびガス吐出孔37を介してチャンバ10内へ供給しつつ、その中の圧力を例えば0.1〜150Paの範囲内の設定値とする。この状態で、下部電極であるサセプタ16に第1の高周波電源48から27〜100MHzの周波数、例えば40MHzの比較的高い周波数のプラズマ生成用の高周波電力を印加し、かつ第2の高周波電源90から400kHz〜13.56MHzの周波数、例えば3MHzのプラズマ生成用の高周波電力よりも低い周波数のイオン引き込み用の高周波電力を印加し、さらに上部電極34に直流電圧印加ユニット50から正負交互に変化する直流電圧を印加して、半導体ウエハWに対してプラズマエッチングを行う。このとき、半導体ウエハWは、直流電源22から静電チャック18の電極20に直流電圧を印加することにより静電チャック18に固定されている。
ここで、処理ガスとしては、従来用いられている種々のものを採用することができ、例えばCガスのようなフロロカーボンガス(C)に代表されるハロゲン元素を含有するガスを好適に用いることができる。さらに、ArガスやOガス等の他のガスが含まれていてもよい。
上部電極34の電極板36に形成されたガス吐出孔37から吐出された処理ガスは、高周波電力により生じた上部電極34と下部電極であるサセプタ16間のグロー放電中でプラズマ化し、このプラズマで生成される正イオンやラジカルによって半導体ウエハWの所定の膜に対してプラズマエッチングを行う。
このとき、下部電極にプラズマ形成用の高周波電力を印加することで、ウエハにより近いところでプラズマを生成することができ、またプラズマが広い領域に拡散せず処理ガスの解離を抑えることができるので、チャンバ10内の圧力が高くプラズマ密度が低いような条件であっても、エッチングレートを上昇させることができる。また、プラズマ形成用の高周波電力の周波数が高い場合でも、比較的大きなイオンエネルギーを確保することができるので高効率である。また、本実施形態のように下部電極にプラズマ形成用の高周波電力とイオン引き込み用の高周波電力を別々に印加することで、プラズマエッチングに必要なプラズマ形成の機能とイオン引き込みの機能とを独立に制御することが可能となる。したがって、高い微細加工性が要求されるエッチングの条件を満たすことが可能となる。さらに、プラズマ生成用に27MHz以上の高い周波数領域の高周波電力を供給しているので、プラズマを好ましい状態で高密度化することができ、より低圧の条件下でも高密度プラズマを生成することができる。
このようにプラズマが形成される際に、直流電圧印加ユニット50から上部電極34に正負交互に変化する直流電圧を印加するが、負の電圧が印加された際に、(1)上部電極34の自己バイアス電圧の絶対値を大きくすることによる上部電極34表面へのスパッタ効果、(2)上部電極34におけるプラズマシースを拡大させ、形成されるプラズマを縮小化する効果、(3)プラズマ中の正イオンが上部電極34に衝突することによって上部電極34近傍に生じた電子を被処理基板である半導体ウエハ上に照射させる効果、(4)プラズマポテンシャルを制御する効果、(5)電子(プラズマ)密度を上昇させる効果、(6)中心部のプラズマ密度を上昇させる効果の少なくとも1つを発揮するようになっている。
そして、上記(1)の効果により、上部電極34の表面にプロセスガスに起因するポリマーとフォトレジストからのポリマーが付着した場合でも、ポリマーをスパッタして電極表面を清浄化することができ、それとともに、半導体ウエハW上に最適なポリマーを供給してフォトレジスト膜の荒れを解消することができる。
また、上記(2)の効果により、半導体ウエハW上の実効レジデンスタイムが減少し、かつプラズマが半導体ウエハW上に集中して拡散が抑えられ排気空間が減少するので、フロロカーボン系の処理ガスの解離が抑えられ、フォトレジスト膜等の有機マスクがエッチングされ難くなる。
さらに、上記(3)の効果により、半導体ウエハW上のマスク組成が改質され、フォトレジスト膜の荒れを解消することができる。また、高速の電子が半導体ウエハWに照射されることから、シェーディング効果が抑制され、半導体ウエハWの被エッチング膜に対する微細加工性が向上する。
さらにまた、上記(4)の効果により、プラズマポテンシャルを適切に制御して、電極や、チャンバ壁(デポシールド等)、チャンバ10内の絶縁材等の部材へのエッチング副生物の付着を抑制することができる。
さらにまた、上記(5)の効果により、被処理基板に対するエッチングレート(エッチング速度)を上昇させることができる。さらにまた、上記(6)の効果により、チャンバ10内の圧力が高くかつ使用するエッチングガスが負性ガスであっても、処理容器内の中心部のプラズマ密度が周辺に比べて低くなることを抑制でき(負イオンの生成を抑制でき)、プラズマ密度が均一化するようにプラズマ密度をコントロールすることができる。
ところが、上部電極34に負の電圧を印加し続けると、チャンバ10内に導体からなる直流的な対向電極がない場合には、チャンバ10内の部材に電荷がたまり、プラズマが不安定になったり、異常放電が生じたりする。このため、先行技術文献である上記特許文献2では、このようなことを防止するため、直流的に接地された導体からなる対向電極(GNDブロック)を設け、チャンバ10内に電荷がたまらないようにしている。
しかし、このような対向電極は消耗品であり、比較的高価なものであるため、ランニングコストがかかる。
そこで、本実施形態では、上部電極34に正負交互に変化する直流電圧を印加する直流電圧印加ユニット50を接続して、このような不都合を解消している。すなわち、このように正負交互に変化する直流電圧を印加することにより、図4に示すように、負の電圧を印加している間に、上部電極34に負の直流電流を流して上記効果を発揮させ、それによってチャンバ10内に生じた負の電荷を、正の電圧を印加して上部電極34に正の直流電流を流すことでキャンセルする。これにより、チャンバ10内に負の電荷がたまることを抑制することができ、直流的な対向電極がチャンバ10内に存在しなくても、プラズマが不安定になったり、異常放電が生じたりすることを防止することができる。
このときの直流電圧印加ユニット50からの正負交互印加の周波数は1〜100kHzであることが好ましい。この範囲であれば、電荷がたまることを効果的に防止しつつ、上述した負の直流電圧を印加する効果を有効に発揮することができる。また、正負交互印加のデューティー比は、負電圧側が50〜90%であることが好ましい。これが50%未満では負の直流電圧を印加する期間のほうが短くなり、上記効果を十分に発揮できないおそれがあり、90%を超えると、チャンバ10内にたまった負の電荷をキャンセルすることが困難となる。また、正負交互印加の電圧値は−6000V〜+6000Vであることが好ましい。これは、プラズマポテンシャルVppの最大値が絶対値で6000V程度であり、電圧値が−6000Vあれば、二次電子をほぼ100%半導体ウエハWに作用させることができるからである。さらに、正負交互印加の電圧値は、正電圧≧負電圧の関係にあることが好ましい。これは、正負交互印加のデューティー比の好ましい範囲が、負電圧側で50〜90%であるから、この範囲で負の電荷をキャンセルするためには、正電圧≧負電圧の関係が必要だからである。なお、直流電圧印加ユニット50から印加される電圧は大きいほど好ましいが、直流電圧印加ユニット50は常時一方向に電流を流すのではなく、チャンバ10にある程度電荷が供給された状態で極性を反転させるので、電源として効果なものが不要であり、コストダウンを図ることができる。
次に、本発明の方法を実施可能な他のプラズマエッチング装置について説明する。図5は、本発明のプラズマエッチング方法を実施可能な他のプラズマエッチング装置を示す概略断面図である。
このプラズマエッチング装置は、プラズマ生成用の高周波電力が上部電極に印加されるようになっている点が図1の装置とは異なっているが、他の構成については基本的に第1の実施形態に係るプラズマエッチング装置と同様であるから、図5において、図1と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、プラズマを生成するための第1の高周波電源48′が第1の整合器46′および給電棒44を介して上部電極34に接続されている。第1の高周波電源48′は、第1の実施形態の第1の高周波電源48と同様の機能を有しており、その周波数は27〜100MHzの範囲が好ましい。第1の整合器46′は、第1の高周波電源48′の内部(または出力)インピーダンスに負荷インピーダンスを整合させるもので、チャンバ10内にプラズマが生成されている時に第1の高周波電源48′の出力インピーダンスと負荷インピーダンスが見かけ上一致するように機能する。第1の整合器46′の出力端子は給電棒44の上端に接続されている。また、直流電圧印加ユニット50も上記第1の整合器46′および給電棒44を介して上部電極34に接続されている。
第1の整合器46′は、図6に示すように、第1の高周波電源48′の給電ライン49から分岐して設けられた第1の可変コンデンサ54と、給電ライン49のその分岐点の下流側に設けられた第2の可変コンデンサ56を有しており、これらにより上記機能を発揮する。また、第1の整合器46′には、直流電圧電流(以下、単に直流電圧という)が上部電極34に有効に供給可能なように、第1の高周波電源48′からの高周波電力(例えば40MHz)および第2の高周波電源90からの高周波電力(例えば3MHz)をトラップするフィルタ58が設けられている。すなわち、直流電圧印加ユニット50からの直流電流がフィルタ58を介して給電ライン49に流れる。このフィルタ58はコイル59とコンデンサ60とで構成されており、これらにより第1の高周波電源48′からの高周波電力および第2の高周波電源90からの高周波電力がトラップされる。また、円筒状接地導体10aの天壁部分と給電棒44との間には筒状の絶縁部材44aが設けられており、これにより給電棒44と接地導体10aとが電気的に絶縁されている。
上部電極34には、第1の高周波電源48′からの高周波電力(例えば40MHz)は通さずに第2の高周波電源90からの高周波電力(例えば3MHz)をグランドへ通すためのローパスフィルタ(LPF)92が電気的に接続されている。このローパスフィルタ(LPF)92は、好適にはLRフィルタまたはLCフィルタで構成されるが、1本の導線だけでも第1の高周波電源48′からの高周波電力(60MHz)に対しては十分大きなリアクタンスを与えることができるので、それで済ますこともできる。一方、下部電極であるサセプタ16には、第1の高周波電源48′からの高周波電力(例えば40MHz)をグランドに通すためのハイパスフィルタ(HPF)94が電気的に接続されている。
図5のプラズマエッチング装置においても、上部電極34に、プラズマ生成用の第1の高周波電源48′を印加してプラズマを生成するとともに、直流電圧印加ユニット50から正負交互に変化する直流電圧を印加することにより、(1)上部電極34の自己バイアス電圧の絶対値を大きくすることによる上部電極34表面へのスパッタ効果、(2)上部電極34におけるプラズマシースを拡大させ、形成されるプラズマを縮小化する効果、(3)プラズマ中の正イオンが上部電極34に衝突することによって上部電極34近傍に生じた電子を被処理基板である半導体ウエハ上に照射させる効果、(4)プラズマポテンシャルを制御する効果、(5)電子(プラズマ)密度を上昇させる効果、(6)中心部のプラズマ密度を上昇させる効果の少なくとも1つを発揮しつつ、チャンバ10内に負の電荷がたまることを抑制することができ、直流的な対向電極がチャンバ10内に存在しなくても、プラズマが不安定になったり、異常放電が生じたりすることを防止することができる。
この図5の装置では、上部電極34にプラズマ形成用の第1の高周波電力を供給し、下部電極であるサセプタ16にイオン引き込み用の第2の高周波電力を供給するので、プラズマの制御マージンを広くすることができ、また、上部電極34に27MHz以上の高い周波数領域の高周波電力を供給しているので、プラズマを好ましい状態で高密度化することができ、より低圧の条件下でも高密度プラズマを生成することができる。
ただし、このように上部電極にプラズマ形成用の高周波電力を印加する場合には、上部電極近傍にプラズマが生成されるので、チャンバ10内の圧力が高くプラズマ密度が低いような条件では、ウエハに対するエッチングレートを上昇させることが比較的困難である。
なお、上記いずれの実施形態においても、上記第1の高周波電力および第2の高周波電力の採り得る周波数を例示すると、第1の高周波電力としては、27MHz、40MHz、60MHz、80MHz、100MHzを挙げることができ、第2の高周波電力としては、400kHz、800kHz、1MHz、2MHz、3MHz、13MHz、13.6MHzを挙げることができ、プロセスに応じて適宜の組み合わせで用いることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態は一例に過ぎず、上部電極および下部電極の少なくとも一方に高周波電力を印加し、上部電極に正負交互に変化する直流電圧を印加する形態であれば装置構成は問わない。また、上記実施形態ではプラズマエッチングに本発明を適用した場合について説明したが、他のプラズマ処理に適用してもよい。さらに、被処理基板の構造は特に限定されるものではなく、また、被処理基板は半導体ウエハに限らず、FPD(フラットパネルディスプレイ)等の他の基板にも適用可能である。
10…チャンバ(処理容器)
16…サセプタ(下部電極)
34…上部電極
46、46′…第1の整合器
48、48′…第1の高周波電源
50…直流電圧印加ユニット
66…処理ガス供給源
84…排気装置
88…第2の整合器
90…第2の高周波電源
100…制御部
102…記憶部
W…半導体ウエハ(被処理基板)

Claims (8)

  1. 被処理基板が収容され、内部が真空排気可能な処理容器と、
    前記処理容器内に互いに対向して配置される、第1電極および被処理基板を載置する第2電極と、
    前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給ユニットと、
    前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に高周波電力を印加する高周波電力印加ユニットと、
    前記第1電極に正負交互に変化する直流電圧を印加する直流電圧印加ユニットと
    を具備することを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記直流電圧はパルス状であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記正負交互印加の周波数は1〜100kHzであることを特徴とする請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記正負交互印加のデューティー比は、負電圧側が50〜90%であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記正負交互印加の電圧値は−6000V〜+6000Vであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記正負交互印加の電圧値は、正電圧≧負電圧の関係にあることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記高周波電力印加ユニットは、いずれも前記第2電極に接続された、プラズマ生成用高周波電源と、高周波バイアス印加用高周波電源とを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記高周波電力印加ユニットは、前記第1電極に接続されたプラズマ生成用高周波電源と、前記第2電極に接続された高周波バイアス印加用高周波電源とを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
JP2009047982A 2009-03-02 2009-03-02 プラズマ処理装置 Expired - Fee Related JP5674280B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009047982A JP5674280B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 プラズマ処理装置
US12/714,691 US20100220081A1 (en) 2009-03-02 2010-03-01 Plasma processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009047982A JP5674280B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 プラズマ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010205823A true JP2010205823A (ja) 2010-09-16
JP5674280B2 JP5674280B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=42666852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009047982A Expired - Fee Related JP5674280B2 (ja) 2009-03-02 2009-03-02 プラズマ処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100220081A1 (ja)
JP (1) JP5674280B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019192872A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置、及び電源制御方法
WO2022158305A1 (ja) * 2021-01-19 2022-07-28 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013046640A1 (ja) 2011-09-26 2013-04-04 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
US20140127394A1 (en) * 2012-11-07 2014-05-08 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Reducing Glitching In An Ion Implanter
JP6965205B2 (ja) * 2018-04-27 2021-11-10 東京エレクトロン株式会社 エッチング装置、及びエッチング方法
JP7068140B2 (ja) * 2018-11-05 2022-05-16 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP7113733B2 (ja) * 2018-12-18 2022-08-05 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置用構造物及び基板処理装置
JP7504686B2 (ja) * 2020-07-15 2024-06-24 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0841636A (ja) * 1994-06-17 1996-02-13 Eni A Division Of Astec America Inc 反応性スパッタ方法および装置
JPH08255782A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Toshiba Corp プラズマ表面処理装置
JP2006270019A (ja) * 2004-06-21 2006-10-05 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法、ならびにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324792B1 (ko) * 1993-03-31 2002-06-20 히가시 데쓰로 플라즈마처리장치
US6642149B2 (en) * 1998-09-16 2003-11-04 Tokyo Electron Limited Plasma processing method
JP4334723B2 (ja) * 2000-03-21 2009-09-30 新明和工業株式会社 イオンプレーティング成膜装置、及びイオンプレーティング成膜方法。
US7740737B2 (en) * 2004-06-21 2010-06-22 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus and method

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0841636A (ja) * 1994-06-17 1996-02-13 Eni A Division Of Astec America Inc 反応性スパッタ方法および装置
JPH08255782A (ja) * 1995-03-16 1996-10-01 Toshiba Corp プラズマ表面処理装置
JP2006270019A (ja) * 2004-06-21 2006-10-05 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法、ならびにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019192872A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置、及び電源制御方法
JP7134695B2 (ja) 2018-04-27 2022-09-12 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置、及び電源制御方法
WO2022158305A1 (ja) * 2021-01-19 2022-07-28 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理方法及びプラズマ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5674280B2 (ja) 2015-02-25
US20100220081A1 (en) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5491359B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法、ならびにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5221403B2 (ja) プラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置および記憶媒体
JP5466480B2 (ja) プラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置および記憶媒体
JP5036143B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法、ならびにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5674280B2 (ja) プラズマ処理装置
JP5922218B2 (ja) 電源システム及びプラズマ処理装置
JP5231038B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法、ならびに記憶媒体
JP4704087B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP4827081B2 (ja) プラズマエッチング方法およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4642528B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP5281309B2 (ja) プラズマエッチング装置及びプラズマエッチング方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR101895437B1 (ko) 플라즈마 에칭 방법
JP4672455B2 (ja) プラズマエッチング装置およびプラズマエッチング方法、ならびにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
US20110214815A1 (en) Plasma processing apparatus and method
JP2010238881A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
US7692916B2 (en) Capacitive coupling plasma processing apparatus and method
JP2008244103A (ja) プラズマ処理装置
JP5405504B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP5312369B2 (ja) プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JP2022052589A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ生成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5674280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees