JP2010205058A - 履歴記憶装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置のCPU102は、実行した処理について複数の要素で構成される履歴を生成し、複数の要素を複数の種別に区分して記憶部105に記憶する。また、CPU102は、記憶した履歴を表示する際には、画像形成装置を操作している者の種別を特定し、履歴の要素のうちいずれの種別の要素を表示するかを特定した操作者の種別に応じて選択し、記憶した履歴の要素のうち、選択した種別の要素のみを表示する。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成を例示した図である。
画像形成装置10は、文書の複写機能、文書を読み取り、読み取った文書の画像データを生成する機能、通信回線40を介して画像データを受け取る機能、画像データが示す画像を紙などの記録媒体上に形成する機能などを備えた装置であり、通信回線40に接続されたコンピュータ装置30から利用可能となっている。
また、コンピュータ装置30は、記憶しているプログラムを実行することにより様々な機能が実現する装置であり、通信回線40に接続されている画像形成装置10を利用可能となっている。
各装置は装置間を通信可能に接続する通信回線40に接続されており、通信回線40を介して互いに通信を行うことができる。なお、図1においては、一つの画像形成装置10及びコンピュータ装置30が図示されているが、通信回線40には二つ以上の画像形成装置10およびコンピュータ装置30が接続されていてもよい。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置10のハードウェア構成を例示したブロック図である。図に示したように、画像形成装置10の各部はバス101に接続されており、このバス101を介して各種データの授受を行う。
表示部107は、画像を表示する表示装置を有しており、CPU102の制御の下、画像形成装置10を操作するための操作画面、画像形成装置10において行われた操作の履歴や画像形成装置10が行った処理の履歴などを表示する。
また、表示部107は、操作者からの指示を受け付けるタッチパネルを備えており、画像形成装置10の利用者がタッチパネルを操作すると、操作者の操作位置がCPU102により検出され、操作された位置に応じてCPU102が各部を制御する。
通信部110は、通信回線40に接続されており、通信回線40に接続されている他の装置と通信を行う通信インターフェースとして機能する。
画像処理部111は、入力される画像データが表す画像に色補正や階調補正等の画像処理を施すものであり、画像処理が施された画像からYellow(Y),Magenta(M),Cyan(C),Black(K)の各色の画像の画像データを生成して画像形成部109へ出力する。
各画像形成機構は、画像読取部108が生成した画像データまたは通信部110が受信した画像データに従って感光体上に静電潜像を形成した後、感光体表面にトナーを付着させてY・M・C・Kの各色のトナー像を形成し、このトナー像を記録媒体に転写する。そして、記録媒体に転写されたトナー像に熱と圧力を加えて定着させた後、トナー像が形成された記録媒体を画像形成装置10の外へ排出する。
なお、本実施形態においてはトナーを用いて記録媒体に画像を形成するが、インクを用いて記録媒体に画像を形成する構成としてもよい。
また、制御プログラムが実行されると、画像形成装置10の操作内容や処理内容に関する履歴を記憶する機能や、記憶した履歴を操作者の操作に応じて表示する機能が実現する。つまり、画像形成装置10は、履歴を記憶する履歴記憶装置として機能する。
また、記憶部105は、図3に例示したように、画像形成装置10の利用を許可された操作者を一意に識別する操作者識別子と、操作者名を示す操作者名と、操作者を確認するためのパスワードとを対応付けた操作者テーブルを記憶している。
ここで判断テーブルにおいては操作者の種別毎に行が設けられており、「管理者」、「主体者」、「対象所有者」、「その他」という行が設けられている。なお、本実施形態において「管理者」は、画像形成装置10の管理者であり、「主体者」は、画像形成装置10に対して処理の実行を指示した者である。また、本実施形態において「対象所有者」は、画像形成装置10において処理の実行が中止された時に、中止された処理の実行を指示した者であり、「その他」は、上記いずれの種別にも区分されない者である。
また、判断テーブルにおいては、履歴情報の種別毎に列が設けられており、「public」、「sensitive」、「privacy」、「system」という列が設けられている。なお、本実施形態において、「public」に区分される履歴情報は、秘密性を有せず画像形成装置10を操作する全ての操作者に表示できる履歴情報であり、「sensitive」に区分される履歴情報は秘密性を有する履歴情報である。また、「privacy」に区分される履歴情報は「sensitive」より低い秘密性を有する履歴情報であり、「system」に区分される履歴情報は「管理者」にのみ表示される履歴情報である。
また、「privacy」に区分された履歴情報は、「管理者」、「主体者」及び「対象所有者」に表示される履歴情報であるため、「管理者」、「主体者」及び「対象所有者」の行に履歴情報を表示することを示す「表示」が対応付けられており、「その他」の行には履歴情報を表示しないことを示す「非表示」が対応付けられている。
また、「system」に区分された履歴情報は、「管理者」にのみ表示される履歴情報であるため、「管理者」の行には履歴情報を表示することを示す「表示」が対応付けられており、「主体者」、「対象所有者」及び「その他」の行には履歴情報を表示しないことを示す「非表示」が対応付けられている。
図6はコンピュータ装置30のハードウェア構成を例示したブロック図である。同図に示したように、コンピュータ装置30の各部はバス301に接続されており、このバス301を介して各種データの授受を行う。
表示部307は、表示装置を有しており、CPU302の制御の下、コンピュータ装置30を操作するためのメニュー画面やコンピュータ装置30が有するデータなどを表示する。
通信部310は、通信回線40に接続されており、通信回線40に接続されている他の装置と通信を行う通信インターフェースとして機能する。
記憶部305は、記憶装置を具備しており、コンピュータ装置30においてオペレーティングシステムの機能を実現するプログラムや、ワードプロセッサの機能を実現するアプリケーションプログラムを記憶している。
また、CPU302によりアプリケーションプログラムが実行されると、コンピュータ装置30においては、ワードプロセッサの機能が実現し、文書を作成し、作成した文書を表す画像データであってページ記述言語に従って記述されたPDL(Page Description Language)データを生成することや、画像形成装置10に対してPDLデータを送信し、PDLデータが表す画像の形成を画像形成装置10に対して指示することが可能となる。
以下、実施形態の動作例について説明する。なお、以下では、まず履歴情報を記憶する時の動作について説明した後、各種別の操作者が履歴を表示する時の動作について説明する。
まずコンピュータ装置30を使用する操作者Aが、コンピュータ装置30においてアプリケーションプログラムの実行を指示する操作を行うと、文字・画像を入力する入力領域A1やツールバーT1を備えた画面が図7に示したように表示される。次に、操作者Aがキーボードやマウスを操作して文章を入力領域A1に入力した後、図7の画面中のツールバーT1の「ファイル」の項目をクリックする操作を行うと、図8に示したプルダウンメニューP1が表示される。そして、操作者AがプルダウンメニューP1中の「印刷」の項目をクリックする操作を行うと、図9に示した印刷に関する設定を行うためのメニュー画面が表示される。
なお、ここで生成されるPDLデータは、入力領域A1にある文字列の描画位置、文字色、文字サイズ、文字のフォント、入力領域にある文字列などを含んでいる。コンピュータ装置30は、PDLデータを生成すると、PDLデータが示す画像の形成を指示するメッセージと、生成したPDLデータと、テキストボックスBX1に入力された操作者名「userA」およびテキストボックスBX2に入力されたパスワード「AAA」を通信回線40を介して画像形成装置10へ送信する。
具体的には、まず、操作者Bが待機状態となっている画像形成装置10の操作部106を操作すると、図11に例示した、操作者名とパスワードの入力画面が表示される。操作者Bが図11の画面中の操作者名を入力するテキストボックスBX1に操作者名「userB」を入力し、パスワードを入力するテキストボックスBX2にパスワード「BBB」を入力した後、画面中のOKボタンを押下する操作を行うと、画像形成装置10は、入力された操作者名を操作者テーブルにおいて検索し、入力された操作者名を操作者テーブルにおいて見つけると、検索した操作者名に対応付けられているパスワードと入力されたパスワードとを比較する。ここでパスワードが一致すると、操作者Bは画像形成装置10を使用することが可能となる。
また、発生日時は画像形成処理の中止の指示を受け付けた日時「2008/01/02 12:40:30」となり、履歴情報の種別として「public」が付される。
また、主体者識別子は、入力された操作者名「userB」と対応付けて操作者テーブルに記憶されている操作者識別子「0003」となり、履歴情報の種別として「system」が付され、主体者名は、受信した操作者名「userB」となり、履歴情報の種別として「sensitive」が付される。
また、対象所有者識別子は、中止された画像形成の処理を画像形成装置10に対して指示した操作者Aの識別子「0002」となり、履歴情報の種別として「system」が付され、対象所有者名は、中止された画像形成の処理を画像形成装置10に対して指示した操作者Aの名称(userA)となり、履歴情報の種別として「privacy」が付される。
また、中止された事象名は、「画像形成」となり、履歴情報の種別として「public」が付され、画像データ名は、中止された画像形成処理において使用される予定であった画像データのファイル名「顧客名簿」となり、履歴情報の種別として「privacy」が付される。
次に、画像形成装置10が履歴情報を表示する時の動作について説明する。
まず、操作者名が「administrator」で画像形成装置10の管理者である者が、待機状態となっている画像形成装置10の操作部106を操作すると、図11に例示した、操作者名とパスワードの入力画面が表示される。
管理者が図11の画面中の操作者名を入力するテキストボックスBX1に操作者名「administrator」を入力し、パスワードを入力するテキストボックスBX2にパスワード「admin」を入力した後、画面中のOKボタンを押下する操作を行うと、画像形成装置10は、入力された操作者名を操作者テーブルにおいて検索し、入力された操作者名を操作者テーブルにおいて見つけると、検索した操作者名に対応付けられているパスワードと入力されたパスワードとを比較する。ここでパスワードが一致すると、操作者名が「administrator」であるため、画像形成装置10を操作した者は画像形成装置10において管理者と認識され、画像形成装置10を使用することが可能となる。
次に、主体者が画像形成装置10を操作して履歴情報を表示する時の動作について説明する。
まず、操作者名が「userB」である操作者Bが、待機状態となっている画像形成装置10の操作部106を操作すると、図11に例示した、操作者名とパスワードの入力画面が表示される。操作者Bが図11の画面中の操作者名を入力するテキストボックスBX1に操作者名「userB」を入力し、パスワードを入力するテキストボックスBX2にパスワード「BBB」を入力した後、画面中のOKボタンを押下する操作を行うと、操作者Bは画像形成装置10を使用することが可能となる。なお、ここで操作者名が「administrator」ではないため、画像形成装置10は画像形成装置10を操作している者は管理者ではないと判断する。
ここでは、まず、操作者が管理者ではないため(ステップS1;NO)、操作者B(userB)の操作者識別子「0003」と特定された履歴情報中の主体者識別子とが比較され、両者が一致するか否か判断される。ここで操作者Bの操作者識別子「0003」と図4の履歴情報における主体者識別子が一致するため、画像形成装置10は、画像形成装置10を操作している者の種別が「主体者」であると判断する(ステップS3;YES)。画像形成装置10は、操作者が「主体者」であるため、判断テーブルの「主体者」の行を参照する。すると、「public」の列と「privacy」の列には「表示」が対応付けられており、「sensitive」の列と「system」の列には「非表示」が対応付けられている。このため、画像形成装置10は、図4に示した履歴情報のうち、「public」が付されている履歴情報と「privacy」が付されている履歴情報とを選択し、選択した履歴情報を図16に示したように表示する(ステップS4)。
次に、対象所有者が画像形成装置10を操作して履歴情報を表示する時の動作について説明する。
まず、操作者名が「userA」である操作者Aが、待機状態となっている画像形成装置10の操作部106を操作すると、図11に例示した、操作者名とパスワードの入力画面が表示される。操作者Aが図11の画面中の操作者名を入力するテキストボックスBX1に操作者名「userA」を入力し、パスワードを入力するテキストボックスBX2にパスワード「AAA」を入力した後、画面中のOKボタンを押下する操作を行うと、操作者Aは画像形成装置10を使用することが可能となる。なお、ここで操作者名が「administrator」ではないため、画像形成装置10は画像形成装置10を操作している者は管理者ではないと判断する。
ここでは、まず、操作者が管理者ではないため(ステップS1;NO)、操作者Aの操作者識別子「0002」と特定された履歴情報中の主体者識別子とが比較され、両者が一致するか否か判断される。ここで操作者Aの操作者識別子「0002」と図4の履歴情報における主体者識別子が一致しないため(ステップS3;NO)、次に画像形成装置10においては、操作者Aの操作者識別子「0002」と特定された履歴情報中の対象所有者識別子とが比較され、両者が一致するか否か判断される。
ここで操作者Aの操作者識別子「0002」と図4の履歴情報における対象所有者識別子が一致するため、画像形成装置10は、画像形成装置10を操作している者の種別が「対象所有者」であると判断する(ステップS5;YES)。画像形成装置10は、操作者が「対象所有者」であるため、判断テーブルの「対象所有者」の行を参照する。すると、「public」の列と「sensitive」の列および「privacy」の列には「表示」が対応付けられており、「system」の列には「非表示」が対応付けられている。このため、画像形成装置10は、図4に示した履歴情報のうち、「public」が付されている履歴情報と、「sensitive」が付されている履歴情報及び「privacy」が付されている履歴情報とを選択し、選択した履歴情報を図17に示したように表示する(ステップS6)。
次に、管理者、主体者および対象所有者のいずれにも該当しない者が画像形成装置10を操作して履歴情報を表示する時の動作について説明する。
まず、操作者名が「userC」である操作者Cが、待機状態となっている画像形成装置10の操作部106を操作すると、図11に例示した、操作者名とパスワードの入力画面が表示される。操作者Aが図11の画面中の操作者名を入力するテキストボックスBX1に操作者名「userC」を入力し、パスワードを入力するテキストボックスBX2にパスワード「CCC」を入力した後、画面中のOKボタンを押下する操作を行うと、操作者Cは画像形成装置10を使用することが可能となる。なお、ここで操作者名が「administrator」ではないため、画像形成装置10は画像形成装置10を操作している者は管理者ではないと判断する。
ここでは、まず、操作者が管理者ではないため、操作者Cの操作者識別子「0004」と特定された履歴情報中の主体者識別子とが比較され、両者が一致するか否か判断される。ここで操作者Cの操作者識別子「0004」と図4の履歴情報における主体者識別子が一致しないため(ステップS3;NO)、次に画像形成装置10においては、操作者Cの操作者識別子「0004」と特定された履歴情報中の対象所有者識別子とが比較され、両者が一致するか否か判断される。
ここで操作者Cの操作者識別子「0004」と図4の履歴情報における対象所有者識別子が一致しないため(ステップS5;NO)、画像形成装置10は、画像形成装置10を操作している者の種別が「その他」であると判断する。
画像形成装置10は、操作者の種別が「その他」であるため、判断テーブルの「その他」の行を参照する。すると、「public」の列には「表示」が対応付けられており、「sensitive」の列と「privacy」の列および「system」の列には「非表示」が対応付けられている。このため、画像形成装置10は、図4に示した履歴情報のうち、「public」が付されている履歴情報を選択し、選択した履歴情報を図18に示したように表示する(ステップS7)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
次に、操作者Aが操作部106を操作し、画像形成装置10に記憶された履歴情報の一覧の表示を指示する操作を行うと、履歴情報の主体者識別子の要素において、操作者名「userA」の操作者識別子「0002」を含む履歴情報のみを画像形成装置10は表示する。つまり、図13の画面において、「画像形成指示の受け付け」という事象名のみを表示し、他の「画像形成の指示」という事象名や「複写」という事象名を表示しない。
次に、操作者Bが操作部106を操作し、画像形成装置10に記憶された履歴情報の一覧の表示を指示する操作を行うと、履歴情報の主体者識別子の要素において、操作者名「userB」の操作者識別子「0003」を含む履歴情報のみを画像形成装置10は表示する。つまり、図13の画面において、「画像形成の中止」という事象名のみを表示し、他の「画像形成の指示の受け付け」という事象名や「複写」という事象名を表示しない。
具体的には、図11に示した画面において、管理者が図11の画面中の操作者名を入力するテキストボックスBX1に操作者名「administrator」を入力し、パスワードを入力するテキストボックスBX2にパスワード「admin」を入力した後、画面中のOKボタンを押下する操作を行うと、上述したように、画像形成装置10を操作した者は画像形成装置10において管理者と認識され、画像形成装置10を使用することが可能となる。
次に、管理者が操作部106を操作し、画像形成装置10に記憶された履歴情報の一覧の表示を指示する操作を行うと、図13に例示したように、履歴情報として記憶された全ての事象名の一覧が表示される。そして、管理者が、表示された「複写」を選択し、画面中の「表示」ボタンを押下する操作を行うと、事象名が「複写」で発生日時が「2008/01/02 12:41:10」である履歴情報と、この複写の処理の時に読み取った画像が表示部107に表示される。
また、機密性を示す画像を有する文書の画像データを履歴情報として記憶した場合、操作者の種別に応じて、この画像データの画像の表示と非表示を切り替えるようにしてもよい。
例えば、操作者名が「userB」である操作者Bが、機密性を示す画像を有する文書を画像形成装置10において複写した場合、この文書の画像データを履歴情報として記憶する。なお、この場合、この複写の処理の履歴情報においては、主体者識別子の要素に「userB」の操作者識別子である「0003」が含まれる。
そして、この複写処理の履歴の表示を指示した操作者が、機密性を示す画像を有する文書の複写を指示した者(操作者名が「userB」である者)である場合には、操作者の操作者識別子「0003」と履歴情報の主体者識別子の要素に含まれる操作者識別子「0003」が一致する。つまり、複写の処理の実行を指示した者と、履歴情報を表示させようとしている者が一致するため、画像形成装置10は、複写の際に記憶した画像データの画像を表示部107に表示する。
なお、本変形例においては、管理者についても、この機密性を示す画像を有する文書の画像データの画像を表示しないようにしてもよい。
また、本変形例は、複写の処理の実行を指示した操作者のみが機密性を示す画像を有する文書の画像データを表示可能としているが、機密性を示す画像を有する文書の画像データの表示についても、上述した変形例で説明したように管理者のみが表示でき、操作者Aと操作者Bは表示できないようにしてもよい。つまり、複写の処理の実行を指示した者が履歴の表示を指示しても、機密性を示す画像を有する文書の画像データの表示をしない構成としてもよい。
Claims (4)
- 操作者を識別する識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、
前記操作者からの指示を受け付ける指示受付手段と、
前記指示受付手段で受け付けた指示に応じた処理を実行する実行手段と、
前記実行手段で実行された処理について複数の要素で構成される履歴を生成し、該複数の要素を複数の種別に区分して記憶する履歴記憶手段と、
前記指示受付手段にて前記履歴の表示指示が受け付けられると、前記表示指示を行った操作者の種別を前記識別情報受付手段で受け付けた識別情報で特定し、特定した操作者の種別に応じて前記履歴の要素の種別を選択し、前記履歴記憶手段に記憶された前記履歴の要素のうち、選択した種別の要素を表示手段に表示する制御を行う制御手段と
を有する履歴記憶装置。 - 前記制御手段は、特定した操作者の種別毎に、選択する要素の種別を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の履歴記憶装置。
- 前記履歴記憶手段は、機密性を有する要素を記憶し、
前記制御手段は、機密性を有する要素については、前記表示指示を行った操作者の種別が予め定められた種別の場合に表示すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の履歴記憶装置。 - コンピュータを、
操作者を識別する識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、
前記操作者からの指示を受け付ける指示受付手段と、
前記指示受付手段で受け付けた指示に応じた処理を実行する実行手段と、
前記実行手段で実行された処理について複数の要素で構成される履歴を生成し、該複数の要素を複数の種別に区分して記憶する履歴記憶手段と、
前記指示受付手段にて前記履歴の表示指示が受け付けられると、前記表示指示を行った操作者の種別を前記識別情報受付手段で受け付けた識別情報で特定し、特定した操作者の種別に応じて前記履歴の要素の種別を選択し、前記履歴記憶手段に記憶された前記履歴の要素のうち、選択した種別の要素を表示手段に表示する制御を行う制御手段と
として機能させるためのプログラム。
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