JP2010203183A - 外壁修繕工事方法および外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造 - Google Patents

外壁修繕工事方法および外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の外壁修繕工事方法では、建物の側面周囲に仮設足場を周設するため、修繕作業期間中、建物の側面周囲は、仮設足場の周囲に設けられたシートで覆われる。
【解決手段】 建物1のベランダや大きな窓を有する1の側面1a周囲にのみ、複数の単管を用いて作業者が乗る足場2aを組み上げる。この組み上げた足場2aの周囲をシートで囲んで、外壁塗料などの飛散を防止しながら、1の側面1aのみに対して外壁修繕作業を集中して行う。1の側面1aの外壁修繕作業を終えた後、1の側面1a周囲のシートを取り外して、組み上げた足場2aを解体する。その後、建物1の残りの3つの側面1b〜1d周囲に足場2b〜2dを組み上げる。この組み上げた足場2b〜2dの周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行う。残りの側面1b〜1dの外壁修繕作業を終えた後は、これら側面1b〜1d周囲のシートを取り外して組み上げた足場2b〜2dを解体する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の側面周囲に足場を組み上げ、この組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行う外壁修繕工事方法、および、外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造に関するものである。
従来、この種の外壁修繕工事方法としては、例えば、特許文献1に開示された従来から一般的に行われている外壁修繕工事方法がある。この従来からの外壁修繕工事方法では、建物の周囲に工事用の仮設足場を周設してから、外壁修繕工事を実施する。外壁修繕工事を終了させた後には、建物の周囲に周設した仮設足場を解体する。また、このような外壁修繕工事で用いられる仮設足場の周囲には、一般的にシートが設けられ、外壁修繕工事に用いられる外壁塗料などの飛散が防止される。
特開2009−24340号公報(段落[0002]参照)
しかしながら、上記従来の外壁修繕工事方法では、建物の側面周囲に仮設足場を周設するため、修繕作業期間中、建物の側面周囲は、仮設足場の周囲に設けられたシートで覆われる。このため、シートによって建物の室内に入射する日光が遮られると共に、室内の風通しも悪くなる。また、外壁塗料などの臭いが室内に篭りやすくなる。また、覆われたシートにより、居住者は圧迫感を受けながらの生活を強いられる。さらに、シートの内側は外側から視認し難いため、不審者が仮設足場を伝ってベランダなどから建物内に侵入し易く、防犯面からも好ましくなかった。従って、外壁修繕工事を行っている期間中、建物内で生活をする居住者は、安全で快適な生活を送ることが出来なかった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
建物の側面周囲に作業者が乗る足場を組み上げ、組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行う外壁修繕工事方法において、
建物の1の側面周囲にのみ足場を組み上げ、この組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行い、1の側面の外壁修繕作業を終えた後に1の側面周囲のシートを取り外して組み上げた足場を解体する工程と、建物の残りの側面周囲に足場を組み上げ、この組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行う工程とを分けて行うことを特徴とする。
この方法によれば、建物の1の側面についてのみ外壁修繕作業を集中して行うことにより、1の側面の外壁修繕作業を短期間で終了させることができる。このため、例えば、ベランダや大きな窓を有する1の側面のみに対して外壁修繕作業を集中的に行うことにより、室内に入射する日光が遮られる期間や室内の風通しが悪くなる期間を短くすることができると共に、不審者が足場を伝ってベランダなどから建物内に侵入し易くなる期間も短くすることができる。また、覆われたシートにより居住者が圧迫感を受けながら生活をする期間も、最小限にすることが可能になる。この結果、居住者が安全で快適な生活を送ることが可能な外壁修繕工事方法が提供される。
また、本発明は、建物の側面周囲に組み上げられた作業者が乗る足場の周囲を囲むシートの上辺部を地面に水平な方向に案内するガイド部材と、このガイド部材に沿って移動自在に取り付けられてシートの上辺部をガイド部材に吊る吊り下げ部材とを備えて、外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造を構成した。
この構成によれば、作業者が乗る足場の周囲を囲むシートは、吊り下げ部材に吊り下げた状態でその上辺部がガイド部材に沿って移動させられる。従って、外壁修繕作業が行われない夜間や週末にシートの上辺部を移動させてシートをたたむことにより、ベランダや大きな窓を有する建物の側面が開放され、建物の側面周囲が常時シートで覆われた状態でなくなる。このため、外壁修繕作業期間中であっても、室内に入射する日光が遮られず、また、室内の風通しが悪くならない時間が確保される。さらに、足場が設けられていても、シートをたたむことによってシートの内側に隠れた状態で不審者が足場を移動することができなくなるので、不審者は足場を伝ってベランダなどから建物内に侵入し難くなる。また、建物の側面周囲が常時シートによって覆われることがなくなるため、居住者が圧迫感を受けながら生活をする時間を最小限にすることが可能になる。この結果、居住者が安全で快適な生活を送ることが可能なシート敷設構造が提供される。
本発明による外壁修繕工事方法およびシート敷設構造によれば、上記のように、外壁修繕作業を行っている建物内で生活をしていても、安全で快適な生活を送ることが可能になる。
本発明の一実施形態の外壁修繕工事方法を用いた外壁修繕工事における建物の平面図である。 本発明の第1の実施形態のシート敷設構造によって足場の周囲をシートで囲んだ状態を示す正面図である。 図2に示すシート敷設構造の右側面図である。 第1の実施形態のシート敷設構造を示す一部拡大図である。 第1の実施形態のシート敷設構造においてシートをたたんだ状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態のシート敷設構造を示す一部拡大図である。 本発明の第3の実施形態のシート敷設構造を示す一部拡大図である。 本発明のシート敷設構造の変形例を示す一部拡大図である。
次に、本発明の外壁修繕工事方法を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態の外壁修繕工事方法を用いた外壁修繕工事における建物の平面図である。
斜線で示す外壁修繕工事を行う建物1は、RC(Reinforced Concrete),ALC(Autoclaved Light-weight Concrete),鉄骨造り等の集合住宅やビルのような建物である。本実施形態の外壁修繕工事方法を用いた外壁修繕工事では、まず最初に、建物1のベランダや大きな窓を有する1の側面1a周囲にのみ、複数の単管を用いて作業者が乗る足場2aを組み上げる。この足場2aは、1の側面1aの壁面に打ち込まれたアンカに、足場2aとつながる複数の固定部材3が連結させられることにより、建物1の1の側面1aに固定される。そして、この組み上げた足場2aの周囲を図示しないシートで囲んで、外壁塗料などの飛散を防止しながら、1の側面1aのみに対して外壁修繕作業を集中して行う。1の側面1aの外壁修繕作業を終えた後、1の側面1a周囲のシートを取り外して、組み上げた足場2aを解体する。
その後、建物1の残りの3つの側面1b,1c,1d周囲に足場2b,2c,2dを組み上げる。これら足場2b,2c,2dも足場2aと同様に、側面1b,1c,1dの壁面に打ち込まれたアンカに、足場2b,2c,2dとつながる複数の固定部材3が連結されることにより、建物1の残りの3つの側面1b,1c,1dに固定される。そして、この組み上げた足場2b,2c,2dの周囲を図示しないシートで囲んで外壁修繕作業を行う。残りの側面1b,1c,1dの外壁修繕作業を終えた後、これら側面1b,1c,1d周囲のシートを取り外して組み上げた足場2b,2c,2dを解体し、外壁修繕工事を終了する。
本実施形態の外壁修繕工事方法により、上記のように、建物1の1の側面1aについてのみ外壁修繕作業を集中して行うことにより、1の側面1aの外壁修繕作業を短期間で終了させることができる。このため、ベランダや大きな窓を有する1の側面1aのみに対して外壁修繕作業を集中的に行うことにより、室内に入射する日光が遮られる期間や室内の風通しが悪くなる期間を短くすることができると共に、不審者が足場2aを伝ってベランダなどから建物1内に侵入し易くなる期間も短くすることができる。また、覆われたシートにより居住者が圧迫感を受けながら生活をする期間も、最小限にすることが可能になる。この結果、居住者は、外壁修繕作業を行っている建物1内で生活をしていても、安全で快適な生活を送ることが可能になる。
なお、上記実施形態では、建物1の1の側面1aについてのみ外壁修繕作業を行った後に、残りの3つの側面1b,1c,1dについて外壁修繕作業を行う場合について説明したが、本発明はこれに限られることはない。例えば、建物1の3つの側面1b,1c,1dについて外壁修繕作業を行った後に、残りの1の側面1aについてのみ外壁修繕作業を行うようにしてもよい。この場合においても、上記実施形態と同様の作用・効果が奏される。
次に、本発明の外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造を実施するための第1の実施形態について説明する。
図2は、この第1の実施形態のシート敷設構造によって足場の周囲をシートで囲んだ状態を示す正面図であり、図3は、図2に示すシート敷設構造の右側面図である。
斜線で示すメッシュ状のシート13,14は、RC,ALC,鉄骨造り等の集合住宅やビルのような建物11の側面周囲に組み上げられた作業者が乗る足場12の周囲を囲み、外壁修繕工事における外壁塗料などの飛散を防止する。シート13の下部とシート14の上部の境目から外壁塗料などが周囲に飛散しないように、シート13の下部とシート14の上部とは重ね合わされている。
足場12は、建物11から所定距離離れた位置に複数の単管を用いて組み上げられ、建物11の側面に打ち込まれたアンカに、足場12とつながる複数の固定部材15が連結されることにより、建物11の側面に固定される。足場12の外側には、各シート13,14の幅に応じた長さのワイヤー16,17が地面に水平に張られている。これらワイヤー16,17は、各シート13,14の上辺部を地面に水平な方向に案内するガイド部材を構成している。
図4は、第1の実施形態のシート敷設構造を示した一部拡大図である。
ワイヤー16は、その両端が足場12を構成する単管12aにその両端が結び付けられている。このワイヤー16には、引掛け部21aとピン21bで構成されるシャックル21が複数個ワイヤー16に沿って移動自在に取り付けられている。これらシャックル21は、シート13の上辺部13aに複数設けられた各孔13b毎にピン21bが挿入されて、シート13の上辺部13aをワイヤー16に吊る吊り下げ部材を構成している。なお、同図ではシート13しか図示していないが、シート14もシート13と同様の構成でワイヤー17に移動自在に取り付けられた複数個のシャックル21により、ワイヤー17に吊り下げられている。
このような構成において、各シート13,14は、作業者が各シート13,14を掴みながら足場12上を水平な方向に移動すると、各シート13,14を吊り下げている複数個のシャックル21が各ワイヤー16,17に沿って水平な方向に移動する。作業者は、移動させた各シート13,14をたたみ、図5に示すように、紐22などで単管12aに縛り付ける。なお、同図において、図2と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
この構成によれば、作業者が乗る足場12の周囲を囲む各シート13,14は、上記のように、シャックル21に吊り下げられた状態でその上辺部13aが各ワイヤー16,17に沿って移動させられる。従って、外壁修繕作業が行われない夜間や週末に各シート13,14の上辺部13aを移動させて各シート13,14をたたむことにより、ベランダや大きな窓を有する建物11の側面が開放され、建物11の側面周囲が常時各シート13,14で覆われた状態でなくなる。このため、外壁修繕作業期間中であっても、室内に入射する日光が遮られず、また、室内の風通しが悪くならない時間が確保される。さらに、足場12が設けられていても、各シート13,14をたたむことによって各シート13,14の内側に隠れた状態で不審者が足場12を移動することができなくなるので、不審者は足場12を伝ってベランダなどから建物11内に侵入し難くなる。また、建物11の側面周囲が常時各シート13,14によって覆われることがなくなるため、居住者が圧迫感を受けながら生活をする時間を最小限にすることが可能になる。この結果、居住者が安全で快適な生活を送ることが可能なシート敷設構造が提供される。
次に、本発明の外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造を実施するための第2の実施形態について説明する。
本実施形態による外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造は、図6に示され、上記第1の実施形態の図4に示されるシート敷設構造とほぼ同様の構成を有する。なお、同図において図4と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は省略する。
本実施形態のシート敷設構造は、ワイヤー16に滑車31を取り付け、滑車31の下部に備えられたリング部31aにシャックル21の引掛け部21aを引掛けることにより、シート13をワイヤー16に吊り下げている。シャックル21、および滑車31は、シート13の上辺部13aに設けられた孔13bにピン21bを挿入して、シート13の上辺部13aをワイヤー16に吊る吊り下げ部材を構成している。
なお、同図では、シャックル21、および滑車31が1個しか示されていないが、吊り下げ部材は、上記第1の実施形態と同様に複数個設けられている。また、本実施形態でも、シート14もシート13と同様の構成でワイヤー17に移動自在に取り付けられた複数個のシャックル21、および滑車31により、ワイヤー17に吊り下げられている。
このような第2の実施形態によるシート敷設構造では、上記第1の実施形態のシート敷設構造と同様の作用・効果が奏されると共に、滑車31がワイヤー16上を移動することにより、作業者は、第1の実施形態と比べて、シート13,14を滑らかに移動させることができる。このため、作業者は、足場12上を水平な方向に移動することなく、シート13を手繰り寄せてたたみ、紐22で単管12aに縛り付けることができる。この結果、シート13,14を開閉する際の作業性を向上することができる。
次に、本発明の外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造を実施するための第3の実施形態について説明する。
本実施形態による外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造は、図7に示され、上記第1実施形態の図4に示されるシート敷設構造とほぼ同様の構成を有する。なお、同図において図4と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は省略する。
本実施形態のシート敷設構造は、低部に一定幅のスリットを設けた金属製または樹脂製のレール41を、取り付け具42を用いて単管12aに取り付ける。レール41は、低部に内側に折り曲げられた折り曲げ部41a,41aを有している。レール41の内部には移動部材43が挿入されており、この移動部材43が有する車輪43a,43aは、車輪43a,43aの内側が折り曲げ部41a,41aによってガイドされながら、レール41の低部に設けられたスリットに沿って移動する。
また、移動部材43の車輪43aと車輪43aとを繋ぐシャフト43bの中間部には、レール41のスリットからレール41の外部に露出するリング部44が設けられている。本実施形態では、このリング部44にシャックル21の引掛け部21aを引掛けることにより、シート13をレール41に吊り下げている。レール41は、シート13の上辺部13aを地面に水平な方向に案内するガイド部材を構成し、シャックル21、移動部材43、およびリング部44は、シート13の上辺部13aに設けられた孔13bにピン21bを挿入して、シート13の上辺部13aをワイヤー16に吊る吊り下げ部材を構成している。なお、同図において、レール41の形状は矩形状をしているが、レール41の形状は円形状などであってもよい。また、シート14もシート13と同様の構成で、レール41に吊り下げられている。
このような第3の実施形態によるシート敷設構造では、上記第1の実施形態のシート敷設構造と同様の作用・効果が奏されると共に、ガイド部材が金属製または樹脂製のレール41で構成されているため、風によってシート13,14が揺れたとしても、第1および第2の実施形態のワイヤー16,17からなるガイド部材のように、ガイド部材が振れることがなくなる。この結果、作業者は、強風が吹きつけられる集合住宅やビルなどの高層部でもシート13,14の移動が容易に行える。
なお、上記第1および第2の実施形態ではワイヤー16,17を、第3の実施形態ではレール41をそれぞれガイド部材として用いる構成について説明したが、本発明はこれに限られることはない。例えば、図8に示すように、足場12を構成する単管12a自体を、シート13の上辺部13aを地面に水平な方向に案内するガイド部材として用いる構成にしてもよい。なお、同図において図4と同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は省略する。この構成では、複数個の吊り輪52を単管12aに通し、各吊り輪52の下部に設けられた孔52aとシート13の上辺部13aに設けられた孔13bとを連結リング53で連結し、シート13を吊り下げる。ここでは、吊り輪52および連結リング53が、シート13の上辺部13aを単管12aに吊る吊り下げ部材を構成している。
この構成においても、上記第1の実施形態のシート敷設構造と同様の作用・効果が奏される。また、足場12を構成する単管12aでガイド部材が構成されているため、上記の各実施形態のようにワイヤー16,17やレール41を別途用意する必要がない。このため、安価にシート敷設構造を構成することが可能になる。
上記の各実施形態においては、本発明による外壁修繕工事方法および外壁修繕工事における足場12へのシート敷設構造を集合住宅やビルなどの建物1,11に適用した場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、一戸建てといった建物に本発明を適用することも可能である。
1,11…建物
2a,2b,2c,2d,12…足場
12a…単管
13,14…シート
13a…シートの上辺部
16,17…ワイヤー
21…シャックル
21a…引掛け部
21b…ピン
31…滑車
31a…リング部
41…レール
43…移動部材
44…リング部
52…吊り輪
53…連結リング

Claims (2)

  1. 建物の側面周囲に作業者が乗る足場を組み上げ、組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行う外壁修繕工事方法において、
    建物の1の側面周囲にのみ足場を組み上げ、この組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行い、前記1の側面の外壁修繕作業を終えた後に前記1の側面周囲のシートを取り外して組み上げた足場を解体する工程と、建物の残りの側面周囲に足場を組み上げ、この組み上げた足場の周囲をシートで囲んで外壁修繕作業を行う工程とを分けて行うことを特徴とする外壁修繕工事方法。
  2. 建物の側面周囲に組み上げられた作業者が乗る足場の周囲を囲むシートの上辺部を地面に水平な方向に案内するガイド部材と、このガイド部材に沿って移動自在に取り付けられて前記シートの上辺部を前記ガイド部材に吊る吊り下げ部材とを備えて構成される外壁修繕工事における足場へのシート敷設構造。
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