JP2010201542A - ダイヤモンドワイヤーソー、ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法 - Google Patents

ダイヤモンドワイヤーソー、ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属製芯線の外表面に分散保持されるダイヤモンド砥粒の保持性が高いと共に、使用時に切れ味を損ねることのないダイヤモンドワイヤーソー及び該ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法の提供を課題とする。
【解決手段】金属製芯線10の外表面11がめっき層20で被覆されると共に、該めっき層20にダイヤモンド砥粒30が分散保持されてなるダイヤモンドワイヤーソーであって、前記めっき層20及び前記ダイヤモンド砥粒30とからなるダイヤモンドワイヤーソーの外表面全体を、金属薄膜40で被覆してあることを特徴とするダイヤモンドワイヤーソーである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイヤモンドワイヤーソー及び該ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法に関する。
各種の半導体デバイスを製造するに際しては、単結晶、多結晶、或いはアモルファスのシリコン、水晶等からなる、例えば柱状の素材インゴットが、スライシング加工により所定の厚さ寸法の薄板(ウェハ)に切断加工される。このような高脆性材料を高精度且つ低価格で切断するための加工方法として、ワイヤーの外周面に砥粒、例えばダイヤモンド等の超砥粒を固着した固定砥粒型ワイヤーソーを用いることが試みられている。
そのようなものとして、下記特許文献1〜3がある。
下記特許文献1は、ワイヤーソー及びその製造方法に関する発明で、超砥粒がワイヤーに強固に固着して脱落することがなく、太さが一定で高い切断精度が得られるワイヤーソーが開示されている。
また下記特許文献2は、ワイヤーソーの製造方法及び製造装置に関する発明で、低密度の砥粒分布にした電着ワイヤーソーが開示されている。
また下記特許文献3は、ワイヤーソーおよびその製造方法に関する発明で、加工能率が高く且つ断線し難く、しかも製造効率が高いワイヤーソーが開示されている。
特開平9−150314号公報 特許第4157724号公報 特開2004−50301号公報
しかしながら上記特許文献1に示すワイヤーソーでは、超砥粒がメッキ層によりワイヤー表面に固着された構成としていることから、超砥粒はメッキ層に物理的に埋め込まれているのみであり、保持性が低いという問題があった。
また上記特許文献2、3に示すワイヤーソーでは、砥粒表面に金属を被覆した被覆砥粒を用いることで、メッキ層で物理的に砥粒が保持されるだけでなく、化学的にも保持されるというメリットがある。しかし砥粒の保持性は向上するものの、何れも砥粒を被覆する金属層厚が厚く、使用時に切れ味が損なわれるという問題があった。
そこで本発明は上記従来における問題点を解決し、金属製芯線の外表面に分散保持されるダイヤモンド砥粒の保持性が高いと共に、使用時に切れ味を損ねることのないダイヤモンドワイヤーソー及び該ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法の提供を課題とする。
本発明のダイヤモンドワイヤーソーは、金属製芯線の外表面がめっき層で被覆されると共に、該めっき層にダイヤモンド砥粒が分散保持されてなるダイヤモンドワイヤーソーであって、前記めっき層及び前記ダイヤモンド砥粒とからなるダイヤモンドワイヤーソーの外表面全体を、金属薄膜で被覆してあることを第1の特徴としている。
上記本発明の第1の特徴によれば、金属製芯線の外表面がめっき層で被覆されると共に、該めっき層にダイヤモンド砥粒が分散保持されてなるダイヤモンドワイヤーソーであって、前記めっき層及び前記ダイヤモンド砥粒とからなるダイヤモンドワイヤーソーの外表面全体を、金属薄膜で被覆してある構成としてあることから、ダイヤモンド砥粒は、めっき層に加えて、金属薄膜でも保持されることで、タイヤモンド砥粒の保持性が高いダイヤモンドワイヤーソーとすることができる。
また本発明のダイヤモンドワイヤーソーは、上記本発明の第1の特徴に加えて、金属薄膜の厚みは、0.001μm〜1μmであることを第2の特徴としている。
上記本発明の第2の特徴によれば、上記本発明の第1の特徴による作用効果に加えて、金属薄膜の厚みは、0.001μm〜1μmである構成としてあることから、ダイヤモンド砥粒の保持性を有すると共に、使用時に切れ味を損ねることのないダイヤモンドワイヤーソーとすることができる。
また本発明のダイヤモンドワイヤーソーは、上記本発明の第1又は第2の特徴に加えて、金属薄膜は、Al、Mo、Nb、Si、Ti、V、W、Y、Zrから選ばれる1の元素からなる金属若しくは2以上の元素からなる合金であることを第3の特徴としている。
上記本発明の第3の特徴によれば、上記本発明の第1又は第2の特徴による作用効果に加えて、金属薄膜は、Al、Mo、Nb、Si、Ti、V、W、Y、Zrから選ばれる1の元素からなる金属若しくは2以上の元素からなる合金である構成としてあることから、高い硬度を有する金属薄膜とすることができ、使用時に切れ味を損ねることのないダイヤモンドワイヤーソーとすることができる。
また本発明のダイヤモンドワイヤーソーは、上記本発明の第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、ダイヤモンド砥粒の平均粒径は、1μm〜60μmであることを第4の特徴としている。
上記本発明の第4の特徴によれば、上記本発明の第1〜第3の何れか1つの特徴による作用効果に加えて、ダイヤモンド砥粒の平均粒径は、1μm〜60μmである構成としてあることから、砥粒径を十分に小さくすることができ、砥粒が脱落し難いダイヤモンドワイヤーソーとすることができる。
また本発明のダイヤモンドワイヤーソーは、上記本発明の第1〜第4の何れか1つの特徴に加えて、金属製芯線の外表面におけるダイヤモンド砥粒の被覆率は、金属製芯線の外表面全体の面積の1%〜35%であることを第5の特徴としている。
上記本発明の第5の特徴によれば、上記本発明の第1〜第4の何れか1つの特徴による作用効果に加えて、金属製芯線の外表面におけるダイヤモンド砥粒の被覆率は、金属製芯線の外表面全体の面積の1%〜35%である構成としてあることから、ダイヤモンド砥粒の被覆率を小さい範囲に留めることができ、特に使用中における捻じれに対して断線し難いダイヤモンドワイヤーソーとすることができる。
また本発明のダイヤモンドワイヤーソーの製造方法は、金属製芯線の外表面にダイヤモンド砥粒が分散保持されたダイヤモンドワイヤーソーの製造方法であって、前記金属製芯線を、ニッケルを溶かせた溶液にダイヤモンド砥粒を分散させてなるニッケル浴を用いて電解めっきを行うダイヤモンド砥粒電着工程と、前記ダイヤモンド砥粒電着工程によって、ダイヤモンド砥粒が分散された状態でめっきされた金属製芯線の外表面全体を更に金属薄膜で被覆する金属薄膜被覆工程と、前記金属薄膜被覆工程によって、ダイヤモンド砥粒が分散された状態でめっきされた金属製芯線の外表面全体が金属薄膜で被覆された状態で熱処理を行う熱処理工程とを有すること第6の特徴としている。
上記本発明の第6の特徴によれば、金属製芯線の外表面にダイヤモンド砥粒が分散保持されたダイヤモンドワイヤーソーの製造方法であって、前記金属製芯線を、ニッケルを溶かせた溶液にダイヤモンド砥粒を分散させてなるニッケル浴を用いて電解めっきを行うダイヤモンド砥粒電着工程と、前記ダイヤモンド砥粒電着工程によって、ダイヤモンド砥粒が分散された状態でめっきされた金属製芯線の外表面全体を更に金属薄膜で被覆する金属薄膜被覆工程と、前記金属薄膜被覆工程によって、ダイヤモンド砥粒が分散された状態でめっきされた金属製芯線の外表面全体が金属薄膜で被覆された状態で熱処理を行う熱処理工程とを有する構成としてあることから、ダイヤモンド砥粒電着工程により、ダイヤモンド砥粒を金属製芯線の外表面に確実に分散保持させることができる。また金属薄膜被覆工程により、ダイヤモンド砥粒が分散された状態でめっきされた金属製芯線の外表面全体に確実に金属薄膜を被覆させることができる。また熱処理工程により、金属薄膜とダイヤモンド砥粒とめっき層との間に化学的な結合を形成させることができる。よってダイヤモンド砥粒の保持性が高いダイヤモンドワイヤーソーとすることができる。
本発明のダイヤモンドワイヤーソー及び該ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法によれば、金属製芯線の外表面に分散保持されるダイヤモンド砥粒の保持性が高いと共に、使用時に切れ味を損ねることのないダイヤモンドワイヤーソー及び該ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法とすることができる。
本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソーの一部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソーの断面図で、(a)はダイヤモンドワイヤーソーの軸と直角方向の全体断面図、(b)はダイヤモンドワイヤーソーの軸と直角方向の部分拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソーの製造工程を簡略化して示す図である。
以下の図面を参照して、本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソー及び該ダイヤモンドワイヤーソーの製造方法を説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は本発明の実施形態であって、特許請求の範囲に記載の内容を限定するものではない。
まず図1、図2を参照して、本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソーを説明する。
本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソー1は、図1、図2に示すように、金属製芯線10の外表面11がめっき層20で被覆されると共に、該めっき層20にダイヤモンド砥粒30が分散保持されるダイヤモンドワイヤーソーであって、更にめっき層20及びダイヤモンド砥粒30とからなるダイヤモンドワイヤーソーの外表面全体を、金属薄膜40で被覆してあるダイヤモンドワイヤーソーである。
前記金属製芯線10は、外表面11を電気めっきすることができ、一定の強度を有する金属製線であれば如何なるものであってもよい。例えばピアノ線等の鋼線、タングステン線、モリブデン線等を用いることができる。
金属製芯線10の直径は、被削材の材質、形状等により適宜変更可能であるが、0.05mm〜0.30mmであることが望ましい。
前記めっき層20は、図2に示すように、金属製芯線10の外表面11を被覆すると共に、ダイヤモンド砥粒30を金属製芯線10に分散保持させるためのものである。
このめっき層20は、ニッケル(Ni)で構成されている。もちろんニッケル(Ni)に限定するものではなく、ダイヤモンドワイヤーソーのめっき層を構成する金属若しくは合金として通常用いるものであれば如何なるものであってもよいが、後述するように、金属薄膜40と熱処理工程を経て合金を構成すると共に、化学的結合を形成するものであることが望ましい。
めっき層20の厚さは、金属製芯線10の径方向におけるダイヤモンド砥粒30の差し渡し寸法に対して5%〜90%であることが望ましい。
なお一層好適には、25%〜80%であることが望ましく、更に好適には、30%〜70%であることが望ましい。
前記ダイヤモンド砥粒30は、図2に示すように、金属製芯線10の外表面11を被覆するめっき層20に埋め込まれることで、めっき層20に分散保持されている。
ダイヤモンド砥粒30の平均粒径は、1μm〜60μmであることが望ましい。このような構成とすることで、砥粒径が十分に小さくされていることから、ダイヤモンド砥粒30が金属製芯線10から脱落し難く、加工能率の良いダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
なお平均粒径が1μm未満では砥粒が小さ過ぎるので、加工能率が低下し、60μmを超えると砥粒が脱落し易くなる。
なお一層好適には、下限は2μm以上、更に好適には3μm以上であり、上限は50μm以下であることが望ましい。
また金属製芯線10の外表面11におけるダイヤモンド砥粒30による被覆率は、1%〜35%であることが望ましい。このような構成とすることで、被覆率を十分に小さい範囲に留めることができ、ダイヤモンド砥粒30が分散保持されることに起因してダイヤモンドワイヤーソー1の弾性率が高くなり、ひいては剛性が大きくなることが抑制される。
また切り粉の逃げる空間が十分な大きさで確保されるので、ガラスや水晶のような目詰まりの生じ易い材料の場合にも、目詰まりが抑制されて加工能率が一層高められる。
なお被覆率は、一層好適には、1%〜25%、更に好適には5%〜25%であることが望ましい。
前記金属薄膜40は、めっき層20及びダイヤモンド砥粒30とからなるダイヤモンドワイヤーソー1の外表面全体を被覆する金属薄膜である。より具体的には、図2に示すように、めっき層20の外表面21とダイヤモンド砥粒30の外表面31とからなるダイヤモンドワイヤーソー1の外表面全体を被覆するものである。
このような構成とすることで、金属製芯線10の外表面11にめっき層20で分散保持されたダイヤモンド砥粒30を一層強固に保持させることができる。よってダイヤモンド砥粒30の保持性が高いダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
金属薄膜40は、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)から選ばれる1の元素からなる金属若しくは2以上の元素からなる合金で構成されている。このような構成とすることで、ダイヤモンドワイヤーソーは、通常、最終工程として熱処理工程を経て製造されるところ、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)の何れの金属も熱処理工程を経ることで、めっき層20を構成するニッケル(Ni)と合金を形成しうるため、高い硬度を有するダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。よって使用時における断線を防止することができる。
またアルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)の何れの金属も熱処理工程を経ることで、炭素からなる単体であるダイヤモンド砥粒30と反応し、炭化金属となる。よって高い硬度を有するダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。従って、使用時に切れ味の良いダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
更にめっき層20及びダイヤモンド砥粒30とからなるダイヤモンドワイヤーソー1の外表面全体を金属薄膜40で被覆する構成とすることで、金属薄膜40を構成するアルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)の何れの金属も熱処理工程を経ることで、ニッケル(Ni)で構成されるめっき層20及びダイヤモンド砥粒30との間に化学的な結合を形成する。よってダイヤモンド砥粒30の保持性の高いダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
金属薄膜40の厚みは、0.001〜1μmとすることが望ましい。0.001μm未満では、ダイヤモンド砥粒30の保持性が不十分であり、1μmを超えるものでは、使用時に高い切れ味が得られないからである。このように、金属薄膜40の厚みを0.001〜1μmと薄いものとすることで、ダイヤモンド砥粒30の高い保持性と使用時における切れ味の良さとの両立を図ることができるダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
なお金属薄膜40の厚みは、より好適には、0.01μm〜0.1μmであることが望ましい。
次に図3を参照して、本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソーの製造方法を説明する。
本発明の実施形態に係るダイヤモンドワイヤーソー1は、図3に簡潔に示すように、金属製芯線10の供給源であるロール50から供給された金属製芯線10が、プーリ60を介して脱脂槽70、酸洗槽80、水洗槽90、めっき槽100、水洗槽200、金属薄膜形成装置400、熱処理装置500を通過し、ロール51に巻き取られて製造される。
前記プーリ60は、金属製芯線10の進行方向を変更させるためのもので、図3に示すように、脱脂槽70、酸洗槽80、水洗槽90、めっき槽100、水洗槽200、金属薄膜形成装置400、熱処理装置500の上方及び槽内、装置内に複数個設けられている。
前記脱脂槽70は、例えば水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液が蓄えられた槽であり、この脱脂槽70を備えた脱脂工程により、金属製芯線10の表面に付着している油分等の汚れが除去される。
なお脱脂槽70に蓄えられる水溶液は、脱脂槽に通常用いられるものであれば、如何なるものであってもよい。
前記酸洗槽80は、例えば塩酸(HCl)水溶液が蓄えられた槽であり、この酸洗槽80を備えた酸洗工程により、金属製芯線10の表面に付着している酸化物層(錆)が除去される。
なお酸洗槽80に蓄えられる水溶液は、酸洗槽に通常用いられるものであれば、如何なるものであってもよい。
前記水洗槽90は、水道水、井戸水、純水が蓄えられた槽であり、この水洗槽90を備えた水洗工程により、金属製芯線10の表面に付着している薬液が希釈され、次工程であるダイヤモンド砥粒電着工程におけるめっき層に薬液が混入することを防止することができる。
前記めっき槽100は、金属製芯線10に電解めっきを行うダイヤモンド砥粒電着工程を担う槽である。ダイヤモンド砥粒電着工程は、図3に簡潔に示すように、ニッケルを溶かせた溶液110にダイヤモンド砥粒30を分散させてなるニッケル浴を備えるめっき槽100を通過する金属製芯線10に、電極300のマイナス極を接続し、めっき槽100に浸漬させるニッケル陽極120に電極300のプラス極を接続して行う。
ここで、めっき槽100に分散されるダイヤモンド砥粒30は、予めカチオン系界面活性剤溶液中で処理したものを用いる。このような構成とすることで、ダイヤモンド砥粒30にプラスの電荷をおびさせることができる。よってマイナス極に接続された金属製芯線10に電気力(クーロン力)による吸着効果で、ダイヤモンド砥粒30を吸着させることができる。従って、めっきによる砥粒保持作用が得られる前においても金属製芯線10に付着したダイヤモンド砥粒30が剥がれ落ち難いので、めっき槽100における金属製芯線10の送り速度を高くして製造効率を高めることができる。
なお、めっき槽100における金属製芯線10の送り速度は1m/min〜100m/minであることが望ましい。
またカチオン系界面活性剤としては、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン等を用いることができる。
このダイヤモンド砥粒電着工程により、金属製芯線10の外表面11にめっき層20が形成されると共に、該めっき層20にダイヤモンド砥粒30が分散保持される。
前記水洗槽200は、水道水、井戸水、純水が蓄えられた槽であり、この水洗槽200を備えた水洗工程により、外表面11にダイヤモンド砥粒30が分散保持された金属製芯線10が水洗される。
前記金属薄膜形成装置400は、ダイヤモンド砥粒電着工程によって、ダイヤモンド砥粒30が分散された状態でめっきされた金属製芯線10の外表面全体を、更に金属薄膜40で被覆する金属薄膜被覆工程を担う装置である。
この金属薄膜形成装置400は、図3において詳しくは図示していないが、ダイヤモンド砥粒30が分散された状態でめっきされた金属製芯線10の外表面全体にスパッタリング法により金属薄膜40を形成する装置である。
このように金属薄膜被覆工程により、ダイヤモンド砥粒電着工程によってダイヤモンド砥粒30が分散された状態でめっきされた金属製芯線10の外表面全体を、更に金属薄膜40で被覆することで、金属製芯線10の外表面11にめっき層20で分散保持されたダイヤモンド砥粒30を一層強固に保持させることができる。よってダイヤモンド砥粒30の保持性が高いダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
金属薄膜40を構成する金属としては、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)から選ばれる1の元素からなる金属若しくは2以上の元素からなる合金を用いることができる。
金属薄膜40の厚みは、0.001〜1μmとすることが望ましい。0.001μm未満では、ダイヤモンド砥粒30の保持性が不十分であり、1μmを超えるものでは、使用時に高い切れ味が得られないからである。このように、金属薄膜40の厚みを0.001〜1μmと薄いものとすることで、ダイヤモンド砥粒30の高い保持性と使用時における切れ味の良さとの両立を図ることができるダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
なお金属薄膜40の厚みは、より好適には、0.01μm〜0.1μmであることが望ましい。
また本実施形態においては、真空めっきであるスパッタリング法により金属薄膜40を形成する構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、PVD(物理蒸着法)やCVD(化学蒸着法)等の他の真空めっきや、無電解めっきにより金属薄膜40を形成するものであってもよい。
前記熱処理装置500は、金属薄膜被覆工程によって、ダイヤモンド砥粒30が分散された状態でめっきされた金属製芯線10の外表面全体が金属薄膜40で被覆された状態で熱処理を行う熱処理工程を担う装置である。
この熱処理工程を行うことで、以下の効果を得ることができる。
まず金属薄膜40を構成するアルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)の何れの金属も熱処理工程を経ることで、めっき層20を構成するニッケル(Ni)と合金を形成する。
よって高い硬度を有するダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。従って使用時における断線を防止することができる。
また金属薄膜40を構成するアルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)の何れの金属も、熱処理工程を経ることで、炭素からなる単体であるダイヤモンド砥粒30と反応し、炭化金属となる。
よって高い硬度を有するダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。従って使用時に切れ味の良いダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
更に金属薄膜40を構成するアルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、ケイ素(Si)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、タングステン(W)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)の何れの金属も、熱処理工程を経ることで、ニッケル(Ni)で構成されるめっき層20及びダイヤモンド砥粒30との間に化学的な結合を形成する。よってダイヤモンド砥粒30の保持性の高いダイヤモンドワイヤーソー1とすることができる。
なお熱処理工程の温度、時間等の熱処理条件は、金属製芯線10の材質及び金属薄膜40を構成する金属若しくは合金の種類により適宜設定する。
以上の工程を経てダイヤモンドワイヤーソー1が製造される。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこの実施例により何ら限定されるものではない。
図3に示す工程により、ダイヤモンドワイヤーソー1を製造した。
直径0.14mmの長尺ピアノ線を、送り速度10m/minで連続的に脱脂槽70、酸洗槽80、水洗槽90に浸漬して脱脂処理を行った後、ニッケル浴を備えためっき槽100で電解めっき行うダイヤモンド砥粒電着工程を行った。
ここで、めっき槽100におけるニッケル浴の処方は、硫酸ニッケル6水和物240g/L、塩化ニッケル6水和物45g/L、ホウ酸30g/Lである。
このニッケル浴中にカチオン系界面活性剤溶液中で処理したダイヤモンド砥粒を1g/Lの濃度で投入した。ダイヤモンド砥粒30の平均粒径は、13.4μmであり、カチオン系界面活性剤としては、モノエタノールアミンとトリエタノールアミンの混合物を用いた。
まためっき条件は、浴温50℃、電流密度20A/dm、時間90秒である。
これにより6μmのめっき厚を有するダイヤモンドワイヤーソーを得た。
そしてこのダイヤモンドワイヤーソーの外表面全体に対し、スパッタリング法によりチタン(Ti)を0.05μm厚で被覆した。
その後500℃、30秒で熱処理を行い、ダイヤモンドワイヤーソー1を得た。
本発明はシリコンインゴット等の高脆性材料を切断するためのワイヤー工具として利用することができる。
1 ダイヤモンドワイヤーソー
10 金属製芯線
11 外表面
20 めっき層
21 外表面
30 ダイヤモンド砥粒
31 外表面
40 金属薄膜
50 ロール
51 ロール
60 プーリ
70 脱脂槽
80 酸洗槽
90 水洗槽
100 めっき槽
110 溶液
120 ニッケル陽極
200 水洗槽
300 電極
400 金属薄膜形成装置
500 熱処理装置

Claims (6)

  1. 金属製芯線の外表面がめっき層で被覆されると共に、該めっき層にダイヤモンド砥粒が分散保持されてなるダイヤモンドワイヤーソーであって、前記めっき層及び前記ダイヤモンド砥粒とからなるダイヤモンドワイヤーソーの外表面全体を、金属薄膜で被覆してあることを特徴とするダイヤモンドワイヤーソー。
  2. 金属薄膜の厚みは、0.001μm〜1μmであることを特徴とする請求項1に記載のダイヤモンドワイヤーソー。
  3. 金属薄膜は、Al、Mo、Nb、Si、Ti、V、W、Y、Zrから選ばれる1の元素からなる金属若しくは2以上の元素からなる合金であることを特徴とする請求項1又は2に記載のダイヤモンドワイヤーソー。
  4. ダイヤモンド砥粒の平均粒径は、1μm〜60μmであることを特徴とする請求1〜3の何れか1項に記載のダイヤモンドワイヤーソー。
  5. 金属製芯線の外表面におけるダイヤモンド砥粒の被覆率は、金属製芯線の外表面全体の面積の1%〜35%であることを特徴とする請求1〜4の何れか1項に記載のダイヤモンドワイヤーソー。
  6. 金属製芯線の外表面にダイヤモンド砥粒が分散保持されたダイヤモンドワイヤーソーの製造方法であって、前記金属製芯線を、ニッケルを溶かせた溶液にダイヤモンド砥粒を分散させてなるニッケル浴を用いて電解めっきを行うダイヤモンド砥粒電着工程と、前記ダイヤモンド砥粒電着工程によって、ダイヤモンド砥粒が分散された状態でめっきされた金属製芯線の外表面全体を更に金属薄膜で被覆する金属薄膜被覆工程と、前記金属薄膜被覆工程によって、ダイヤモンド砥粒が分散された状態でめっきされた金属製芯線の外表面全体が金属薄膜で被覆された状態で熱処理を行う熱処理工程とを有することを特徴とするダイヤモンドワイヤーソーの製造方法。
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