JP2010200562A - 車両用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチを閉じる際、スイッチの破損を防止することができる車両用電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】発電機2と、副電源3および主電源4と、DC/DCコンバータ6と、スイッチ7と、副電源3の出力電圧を検出する第1の電圧検出センサ9と、制御装置8とを備える。制御装置8は、DC/DCコンバータ6の出力電圧が入力電圧と略同一になるように制御した後、第1の電圧検出センサ9が検出した電圧に基づいてスイッチ7を閉じる制御を行うことで、スイッチ7を閉じる際にショートが発生しないようにするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、主電源と副電源とからなる2つの電源を備え、車両の減速時に発電機で発生した回生エネルギを副電源に充電して利用する車両用電源装置に関するものである。
従来の車両用電源装置としては、車両の減速時に発電機で発生した回生エネルギを副電源に充電し、副電源の電圧を変圧するDC/DCコンバータを経由して主電源に充電するものがある。
また、副電源と主電源との間にスイッチを設け、DC/DCコンバータを経由せずに副電源から主電源へ直接充電するために副電源と主電源との電圧差が所定の値より小さいときにスイッチを閉じる。
このとき、DC/DCコンバータが変圧動作を行っているため、DC/DCコンバータの入力端と出力端との間でショートが生じる。このショートによりスイッチに高い突入電流が流れるものであった。
なお、先行技術文献としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−266888号公報
従来の車両用電源装置では、スイッチを閉じる際に高い突入電流が流れるため、スイッチの内部部品同士が融着、または内部部品の破壊により、スイッチが破損する可能性があるという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたものであり、スイッチを閉じる際、スイッチの破損を防止することができる車両用電源装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用電源装置は、DC/DCコンバータの出力電圧を入力電圧と略同一になるように制御した後、電圧検出センサが検出した電圧に基づいてスイッチを閉じる制御を行うものである。
本発明は、DC/DCコンバータの出力電圧が入力電圧と略同一になるように制御した後にスイッチを閉じるためショートが発生しない。このため、スイッチを閉じる際に高い突入電流が流れず、スイッチの破損を防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態における車両用電源装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態における車両用電源装置のブロック図である。
図1に示すように、車両用電源装置1は、エンジンから駆動したモータにより発電する発電機2と、副電源3と主電源4とからなる2つの電源とを備えるものである。例えば、副電源3の定格電圧は18V程度、主電源4の定格電圧は14V程度である。
副電源3または発電機2と、車両音響機器などの電気的負荷5を接続する主電源4とは、DC/DCコンバータ6を介して電気的に接続される。このDC/DCコンバータ6は副電源3の電圧を降圧して出力する。
さらに、副電源3または発電機2と、主電源4との間には機械式リレーからなるスイッチ7を設ける。このスイッチ7は、制御装置8から出力されるスイッチ制御信号により開閉する。
また、上述した副電源3の出力端に第1の電圧検出センサ9を設けるとともに、主電源4の出力端に第2の電圧検出センサ10を設ける。各々、接続した電源の出力電圧を検出して、電圧値信号を制御装置8へ通知する。
制御装置8は、第1の電圧検出センサ9および第2の電圧検出センサ10が検出した電圧に基づいてスイッチ7の開閉を制御する。車両が走行している間は、制御装置8はスイッチ7を開く制御を行う。
制御装置8がスイッチ7を閉じる制御を行う場合としては、例えば、主電源4から、副電源3または発電機2へ直接電気エネルギの供給を行う場合がある。これは、副電源3の蓄電量が十分でなく、電気エネルギを十分に供給できない場合である。
この副電源3が電気エネルギを十分に供給できない場合として、発電機2のモータをエンジンを始動するときのスタータとして用いる場合がある。エンジンを始動するときとしては、運転の開始時、または、車両が停止によりアイドリングストップがなされた後にエンジンを再始動するときがある。
発電機2のモータをスタータとして使用するとき、瞬間的に大きな電気エネルギを必要とする。副電源3の出力電圧が所定の電圧値(例えば、15V程度)より小さいとき、副電源3は発電機2のモータをスタータとして使用するのに十分な電気エネルギの供給ができない。このため、制御装置8は、スイッチ7を閉じて、副電源3だけでなく鉛バッテリを用いた主電源4も併せて、電気エネルギを発電機2へ供給する。
次に、DC/DCコンバータ6の内部構成を詳細に説明する。
図1に示すように、DC/DCコンバータ6は、このDC/DCコンバータ6の入力端にその一端を接続した第1のMOSスイッチ61と、この第1のMOSスイッチ61の他端とDC/DCコンバータ6の出力端との間に設けたチョークコイル62を備えるものである。
さらに、第1のMOSスイッチ61とチョークコイル62との接続点とグランドとの間に第2のMOSスイッチ63を設ける。
DC/DCコンバータ6の出力端に第3の電圧検出センサ64を設ける。第3の電圧検出センサ64は、DC/DCコンバータ6の出力電圧を検出して電圧値信号を制御装置8へ通知する。
パルス発生器65は、第1のMOSスイッチ61および第2のMOSスイッチ63をONまたはOFFするための制御信号(第1の制御信号および第2の制御信号)を出力する。このパルス発生器65は、第2の制御信号ONの期間およびOFFの期間が、第1の制御信号ONの期間およびOFFの期間と逆になるように制御信号の出力を行う。パルス発生器65は、制御装置8により制御される。
制御装置8は、第3の電圧検出センサ64が検出したDC/DCコンバータ6の出力電圧が所望の電圧値でないとき、パルス発生器65が出力する第1および第2の制御信号のONする期間およびOFFする期間の比率を制御して所望の電圧値となるようにする。
以上のように構成された車両用電源装置1について、その動作を説明する。
制御装置8は、車両が走行しているときスイッチ7を開く制御をしている。このとき、発電機2で発電された電気エネルギは副電源3に蓄電されるとともに、DC/DCコンバータ6を経由して主電源4にも蓄電される。第1の電圧検出センサ9は副電源3の出力電圧を検出しており、第2の電圧検出センサ10は主電源4の出力電圧を検出している。
制御装置8は、エンジンの停止後、再度エンジンを始動する場合、第1の電圧検出センサ9が検出した電圧が所定の電圧より小さいとき、DC/DCコンバータ6の出力電圧が入力電圧と略同一になるように制御し、その後、スイッチ7を閉じるように制御を行う。
以上の動作について、図面を参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の一実施の形態における車両用電源装置の要部であるスイッチ7を閉じる際の制御装置8の動作を説明する図である。図3から図5は同各部の電圧および信号と時間との関係を説明する図である。
最初に、車両がエンジンを停止した直後(図2のエンジン停止直後)の車両用電源装置1の各部の電圧を図3および図4を用いて説明する。
図3のT0からT1の期間、車両は走行しており、T1において車両が停止(図2のエンジン停止直後)したものとする。
制御装置8は、図3のT0からT1の期間、スイッチ7が開くように制御(スイッチ制御信号をLOW)する。DC/DCコンバータ6の出力電圧(Vout)は、主電源4の出力電圧(Vmain)と一致し、副電源3の出力電圧(Vsub)よりDC/DCコンバータ6により降圧された電圧(Vdrop)だけ低い電圧となる。例えば、Vsubは18V程度の電圧であり、Vdropは4V程度であり、Vmainは14V程度となる。
次に、図3のT0からT1の期間における、DC/DCコンバータ6の内部動作について図4を用いて詳しく説明する。
図4のT10からT14の期間、第1の制御信号は一定の周期でONとOFFを繰り返している。第2の制御信号は、第1の制御信号とONとOFFが逆相になっている。
第1の制御信号および第2の制御信号の1周期は、図4のT10sからT12の期間である。この1周期は、ONの期間(図4のT10からT11)をTa、OFFの期間(図4のT11からT12)をTbとするものである。
このTaの期間では、第1の制御信号がONとなり、第2の制御信号がOFFされる。このとき、チョークコイル62には、DC/DCコンバータ6の入力端から第1のMOSスイッチ61を経由して電流が流れる。この電流によりチョークコイル62に逆起電力が発生し、電気エネルギが蓄積される。
Tbの期間では、第1の制御信号がOFFされ、第2の制御信号がONされる。このとき、チョークコイル62にはグランドから第2のMOSスイッチ63を経由して電流が流
れ、Taの期間に蓄積された電気エネルギを放出する。
DC/DCコンバータ6の出力電圧は、TaとTbの比率により決定される。DC/DCコンバータ6の出力電圧は以下の式で表される。
Vout=(Ta/(Ta+Tb))*Vsub
図3のT0からT1では、DC/DCコンバータ6の入力電圧であるVsubが18V、DC/DCコンバータ6の出力電圧(Vout)が14Vとなっている。このため、TaとTbの期間は以下となるように制御される。
(Ta/(Ta+Tb))=(14/18)
次に、エンジン始動(ステップS01)から停止(ステップS08)までの車両用電源装置における各部の電圧(図3のT2からT6)について説明する。
ステップS01において、制御装置9は、エンジンが始動されるか否かを判断する。エンジンが始動される場合とは、運転手がエンジンを始動する場合のほか、アイドリングストップをしたあとにエンジンが再度始動される場合である。エンジンが始動されないとき(ステップS01でNO)、制御装置9は再度ステップS01を実行する。
エンジンが始動されるとき(ステップS01でYES)、制御装置9は、第1の電圧検出センサ10により検出された副電源3の出力電圧(Vsub)が所定の電圧値(Vst)より小さいか否かを判断する(ステップS02)。このVstは、副電源3が発電機2にスタータ動作をさせるに足りる電圧か否かを判断するための値であり、例えば、15V程度の電圧である。
ステップS02を行う理由を説明する。発電機2のモータをエンジン始動のためのスタータに利用する場合、発電機2を大電流で駆動する必要がある。エンジンが停止後、副電源3が放電することにより電圧が低下するなど蓄電量が減少すると、スタータの駆動ができなくなる。この場合、制御装置8がスイッチ7を閉じることで、鉛バッテリを用いた主電源4から発電機2へ電気エネルギを供給する。
制御装置8は、VsubがVstより小さい(ステップS02でYES)とき、DC/DCコンバータ6の等圧化処理を行う(ステップS03)。このDC/DCコンバータ6の等圧化処理とは、DC/DCコンバータ6の出力端の電圧を入力端の電圧と略同一にする処理である。制御装置8は、ステップS03の終了後、スイッチ7を閉じ(ステップS04)、スタータを始動する(ステップS05)。
VsubがVst以上(ステップS02でNO)の場合、副電源3が発電機2のスタータを駆動することができる。このため、制御装置9は、スイッチ7を閉じることなくスタータを始動する(ステップS05)。このとき、副電源3が発電機2へ電気エネルギを供給する。
スタータを始動(ステップS05)後、制御装置8は、エンジンが始動したか否かを判断する(ステップS06)。スタータを始動してもエンジンが始動しない場合(ステップS06でNO)、制御装置8は、スイッチ7を開いた後、再度スタータを始動すべくステップS02を再実行する。
制御装置8は、エンジンが始動したあと(ステップS06でYES)、スイッチ7を開く制御を行う(ステップS07)。その後、車両は走行状態となる。
制御装置8は、ステップS07を実行した後、エンジン停止の指示があるか否かを判断する(ステップS08)。エンジンの停止とは、運転手がエンジンを停止する場合のほか、車両が交差点などで一時的に停止したときにアイドリングストップを行うためにエンジンが停止する場合がある。
エンジンが停止されないとき(ステップS08でNO)、制御装置9は再度ステップS08を実行する。エンジンが停止指示があるとき(ステップS08でYES)、制御装置9は、エンジンを停止させる(図2のエンジン停止)。
エンジン始動指示後(ステップS01でYES)、スイッチを開く(ステップS07)までの車両用電源装置1の各部の電圧を図3を用いて説明する。
図3のT1は、車両が停止直後(図2のエンジン停止直後)の時間である。エンジン停止後、副電源3の出力電圧(Vsub)は放電等により徐々に電圧が低下する(図3のT1からT2)。
制御装置8は、図3のT2においてエンジンを始動(ステップS01でYES)する場合、ステップS02の処理を行う。図3のT2では、VsubがVst(15V)より小さくなっている(ステップS02でYES)。このため、制御装置8は、図3のT2からT3にかけてDC/DCコンバータ6の等圧化処理(ステップS03)を行う。
この等圧化処理により、図3のT3では、DC/DCコンバータ6の出力端の電圧(Vout)が入力端(Vmain)の電圧と略同一になっている。この図3のT3において、制御装置8はスイッチ7が閉じる制御を行う(ステップS04)。このとき、制御装置8はスイッチ制御信号をLOWからHIGHに変化させる。
図3のT3に続いて、制御装置8は、図3のT4においてスタータを始動(ステップS05)する。その後、制御装置8は、エンジンが始動を判断(ステップS06でYES)した後、図3のT5においてスイッチ7を閉じる(ステップS07)。
図3のT5からT6の期間はエンジンが始動しているため、副電源3の出力電圧(Vsub)は発電機2により充電されて所定電圧(18V)に収束していくとともに、主電源4の出力電圧(Vmain)も所定電圧(14V)に収束していく。
次に、DC/DCコンバータ6の等圧化処理時における、DC/DCコンバータ6内部の電圧および信号について図5を用いて説明する。
図5のT20は、図3のT2に相当する時間である。図3のT2ではVsubが15V、Voutが14Vである。したがって、図5のT20において出力端を基準としたDC/DCコンバータ6の入力端と出力端の電位差(Vd)は1Vとなる。
図5のT20からT27が、制御装置8のよるDC/DCコンバータ6の等圧化処理(図2のステップS03)を行った際の各部の電圧と信号である。
制御装置8は、図5において3段階(T20からT22、T22からT24、T24からT26の3段階)で、第1および第2の制御信号の各周期におけるON期間およびOFF期間の比率を変化させる。
制御装置8は、第1のMOSスイッチ61をオンする期間を徐々に長くするとともに、
第2のMOSスイッチ63をオンする期間を徐々に短くする。
第1段階(図5のT20からT22)における、第1のMOSスイッチ61のオン期間をTa1、オフ期間をTb1とする。また、第2段階(図5のT22からT24)における、第1のMOSスイッチ61のオン期間をTa2、オフ期間をTb2とする。また、第3段階(図5のT24からT26)における、第1のMOSスイッチ61のオン期間をTa3、オフ期間をTb3とする。
制御装置8は、Ta1〜Ta3およびTb1〜Tb3が、(Ta1/(Ta1+Tb1))<(Ta2/(Ta2+Tb2))、かつ、(Ta2/(Ta2+Tb2))<(Ta3/(Ta3+Tb3))となるようににパルス発生器65を制御する。このようにすることにより、Vdは徐々に0Vへ近づく。
最後に、制御装置8は、図5のT26にて第1のMOSスイッチ61をONし、第2のMOSスイッチ63をOFFするように制御する。第1のMOSスイッチ61がONされることで、DC/DCコンバータ6の入力端と出力端とは第1のMOSスイッチ61およびチョークコイル62で同通された状態となり、図5のT26からT27にかけてVdは0Vに近づく。
制御装置8は、第1のMOSスイッチ61をON(図5のT26)した後、Vdが0V近傍となったとき(図5のT27)、スイッチ7を閉じる。
このように制御装置8は、第1のMOSスイッチ61がオンする期間を徐々に長くするとともに、第2のMOSスイッチ63がオンする期間を徐々に短くすることで、DC/DCコンバータ6の出力電圧が入力電圧と略同一となるようにする。
第1のMOSスイッチ61をいきなりONするのではなく、オンの期間を徐々に長くすることで、電圧変化に伴う電流変化を抑えることができ、DC/DCコンバータ6、副電源3、および主電源4への負荷を軽減することができる。
以上のように、本発明の一実施の形態における車両用電源装置では、DC/DCコンバータ6の出力電圧を入力電圧と略同一になるように制御した後にスイッチ7を閉じるためショートが発生しない。このため、スイッチを閉じる際に高い突入電流が流れず、スイッチの破損を防止できるという効果を有する。
なお、制御装置8は、(図5のT27)スイッチ7を閉じると記載したが、スイッチ7を閉じた後、所定時間(Twait)経過した後(図5のT28)に第1のMOSスイッチ61をOFFすることができる。このようにすることにより、DC/DCコンバータ6に電流が流れ込まないため、DC/DCコンバータ6の消費電力をゼロにするこができる。
なお、本実施の形態における発電機2は、車両が減速する際の運動エネルギを用いて発電することができる。具体的には、発電時の回転抵抗を制動力として利用するものであり、回生ブレーキとも呼ばれる。通常は駆動力として用いている電動機を発電機2として作動させることで運動エネルギを電気エネルギに変換して回収する。
なお、本実施の形態におけるDC/DCコンバータ6は副電源3の出力電圧を降圧して主電源4に供給するものであるため、主電源4の定格電圧は副電源3の定格電圧より低いものが用いられる。
なお、本実施の形態におけるスイッチ7は機械式リレーだけでなく半導体を用いた半導体リレーでもよい。半導体リレーを用いることで、機械式リレーと比べノイズを低減することができる。また、スイッチ7を開閉時の突入電流を減らすことができるため、スイッチ7の破損を防止することができる。
なお、本発明の一実施の形態における車両用電源装置では、DC/DCコンバータ6は降圧型の非絶縁式DC/DCコンバータであると説明したが、昇圧型の非絶縁式DC/DCコンバータを用いることもできる。
以上のように本発明は、スイッチを閉じる際に高い突入電流が流れず、スイッチの破損を防止でき、車両の減速時に発電機で発生した回生エネルギを充電して利用する車両用電源装置等として有用である。
本発明の一実施の形態における車両用電源装置のブロック図 同動作を説明する図 同各部の電圧および信号と時間との関係を説明する図 同各部の電圧および信号と時間との関係を説明する図 同各部の電圧および信号と時間との関係を説明する図
1 車両用電源装置
2 発電機
3 副電源
4 主電源
5 電気的負荷
6 DC/DCコンバータ
7 スイッチ
8 制御装置
9 第1の電圧検出センサ
10 第2の電圧検出センサ
61 第1のMOSスイッチ
62 チョークコイル
63 第2のMOSスイッチ
64 第3の電圧検出センサ
65 パルス発生器

Claims (3)

  1. 発電機と、
    この発電機と各々に接続した副電源および主電源とからなる2つの電源と、
    この副電源の電圧を変圧して出力する非絶縁型のDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの出力端および前記主電源に接続する電気的負荷と、
    前記主電源と副電源との間に設けたスイッチと、
    前記副電源の出力電圧を検出する電圧検出センサと、
    前記DC/DCコンバータの変圧動作および前記スイッチの開閉を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記DC/DCコンバータの出力電圧を入力電圧と略同一になるように制御した後、前記電圧検出センサが検出した電圧に基づいて前記スイッチを閉じる制御を行うことを特徴とする車両用電源装置。
  2. 前記DC/DCコンバータは、
    このDC/DCコンバータの入力端にその一端を接続した第1のMOSスイッチと、
    この第1のMOSスイッチの他端と前記DC/DCコンバータの出力端との間に設けたチョークコイルと、
    前記第1のMOSスイッチとチョークコイルとの接続点とグランドとの間に設けた第2のMOSスイッチとを備える降圧型のDC/DCコンバータであって、
    前記制御装置は、前記第1のMOSスイッチをオンする期間を徐々に長くするとともに、前記第2のMOSスイッチをオンする期間を徐々に短くすることにより、前記DC/DCコンバータの出力電圧が入力電圧と略同一になるように制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記電圧検出センサが検出した電圧が所定の電圧より小さいときに、前記DC/DCコンバータの出力電圧が入力電圧と略同一になるように制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012182894A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Omron Automotive Electronics Co Ltd 電力変換装置および電力制御方法
JP2012240593A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Mazda Motor Corp 車両の電源制御装置

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