JP2005312160A - 電圧変換装置およびその制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

電圧変換装置およびその制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 電源の温度を迅速に上昇可能な電圧変換装置を提供する。
【解決手段】 温度センサー10Bは、直流電源Bの温度Tbを検出して制御装置30へ出力する。制御装置30は、温度センサー10Bからの温度Tbが基準値Tstdよりも低いとき、昇圧動作および降圧動作を繰り返し行なうように昇圧コンバータ12を制御する。そして、昇圧コンバータ12は、制御装置30からの制御に従って昇圧動作および降圧動作を繰り返し行なう。制御装置30は、直流電源Bの温度Tbが基準値Tstd以上に上昇すると、昇圧動作および/または降圧動作からなる通常動作を行なうように昇圧コンバータ12を制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電源の温度を上昇可能な電圧変換装置およびその制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関するものである。
最近、環境に配慮した自動車としてハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)および電気自動車(Electric Vehicle)が大きな注目を集めている。そして、ハイブリッド自動車は、一部、実用化されている。
このハイブリッド自動車は、従来のエンジンに加え、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。つまり、エンジンを駆動することにより動力源を得るとともに、直流電源からの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換した交流電圧によりモータを回転することによって動力源を得るものである。また、電気自動車は、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とする自動車である。
このようなハイブリッド自動車または電気自動車においては、直流電源からの直流電圧を昇圧コンバータによって昇圧し、その昇圧した直流電圧をモータを駆動するインバータに供給することも検討されている。
そして、電源電圧を昇圧コンバータによって昇圧してインバータに入力するシステムにおいて、電源の温度が低い場合、昇圧コンバータのキャリア周波数を下げてリプル電流を増大し、電源の温度を上昇させることが行なわれている(特許文献1)。
国際公開第02/065628号パンフレット 特開平10−20949号公報 特開平11−283678号公報
しかし、特許文献1に開示された方法では、三角波のキャリアを用いて昇圧コンバータを制御し、電源電圧を昇圧しているため、時間当たりに電源に入出力される電力が少なくなり、電源の温度を迅速に上昇させることが困難であるという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、電源の温度を迅速に上昇可能な電圧変換装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、電源の温度を迅速に上昇可能な電圧変換装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することである。
この発明によれば、電圧変換装置は、電源と、蓄電装置と、電圧変換器と、制御装置とを備える。電圧変換器は、電源と蓄電装置との間で電圧変換を行なう。制御装置は、電源の温度が基準値よりも低いとき、電源と蓄電装置との間で電力が授受されるように電圧変換器を制御する。
好ましくは、制御装置は、電源の電源電圧が電圧変換器によって昇圧されて蓄電装置の電圧が所定電圧に達した後に、蓄電装置の電圧を降圧するように電圧変換器を制御する。
好ましくは、制御装置は、蓄電装置の電圧が電圧変換器によって降圧されて蓄電装置の電圧が所定電圧に達した後に、電源の電源電圧を昇圧するように電圧変換器を制御する。
好ましくは、制御装置は、電源の温度が基準値以上に上昇すると、昇圧動作および/または降圧動作からなる通常動作を行なうように電圧変換器をさらに制御する。
好ましくは、蓄電装置は、モータを駆動するインバータの入力側にインバータに並列に接続されたコンデンサである。
また、この発明によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、電圧変換装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。電圧変換装置は、電源と、蓄電装置と、電源と蓄電装置との間で電圧変換を行なう電圧変換器とを備える。そして、プログラムは、電源の温度を検出する第1のステップと、電源の温度が基準値よりも低いか否かを判定する第2のステップと、電源の温度が基準値よりも低いとき、電源と蓄電装置との間で電力が授受されるように電圧変換器を制御する第3のステップとをコンピュータに実行させる。
好ましくは、第3のステップは、蓄電装置の電圧が第1の所定電圧まで降圧された後に、電源の電源電圧を昇圧するように電圧変換器を制御する第1のサブステップと、蓄電装置の電圧が第2の所定電圧まで昇圧された後に、蓄電装置の電圧を降圧するように電圧変換器を制御する第2のサブステップとを含む。
好ましくは、プログラムは、電源の温度が基準値以上に上昇すると、昇圧動作および/または降圧動作からなる通常動作を行なうように電圧変換器を制御する第4のステップをさらにコンピュータに実行させる。
好ましくは、蓄電装置は、モータを駆動するインバータの入力側にインバータに並列に接続されたコンデンサである。
この発明においては、電源の温度が基準値よりも低いとき、電圧変換器の電圧変換(昇圧動作および降圧動作)によって電源と蓄電装置との間で電力が授受される。そして、電源に入出力される電流が増加する。
したがって、この発明によれば、電源の温度を迅速に上昇できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による電圧変換装置を備えたモータ駆動装置の概略ブロック図である。図1を参照して、モータ駆動装置100は、直流電源Bと、電圧センサー10A,13と、温度センサー10Bと、システムメインリレーSMR1〜SMR3と、抵抗Rと、電流センサー11,24と、昇圧コンバータ12と、コンデンサC1と、インバータ14と、制御装置30とを備える。
なお、モータ駆動装置100は、ハイブリッド自動車または電気自動車に搭載される。そして、交流モータM1は、ハイブリッド自動車または電気自動車の駆動輪を駆動するためのモータである。また、交流モータM1は、ハイブリッド自動車のエンジンに連結され、エンジンの回転力によって発電する発電機の機能と、エンジン始動を行なう電動機の機能とを併せ持つモータジェネレータとしてハイブリッド自動車に搭載されてもよい。
システムメインリレーSMR1および抵抗Rは、直流電源Bの正極と昇圧コンバータ12との間に直列に接続される。システムメインリレーSMR2は、直流電源Bの正極と昇圧コンバータ12との間に抵抗RおよびシステムメインリレーSMR1に並列に接続される。システムメインリレーSMR3は、直流電源Bの負極と昇圧コンバータ12との間に接続される。
昇圧コンバータ12は、リアクトルL1と、NPNトランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。リアクトルL1は、一方端が抵抗RおよびシステムメインリレーSMR2に接続され、他方端がNPNトランジスタQ1とNPNトランジスタQ2との中間点に接続される。NPNトランジスタQ1およびQ2は、インバータ14の電源ラインとアースラインとの間に直列に接続される。そして、NPNトランジスタQ1は、コレクタがインバータ14の電源ラインに接続され、エミッタがNPNトランジスタQ2のコレクタに接続される。また、NPNトランジスタQ2のエミッタは、インバータ14のアースラインに接続される。そして、各NPNトランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD1,D2がそれぞれ接続されている。
コンデンサC1は、インバータ14の入力側に設けられる。インバータ14は、U相アーム15、V相アーム16およびW相アーム17を含む。U相アーム15、V相アーム16およびW相アーム17は、電源ラインとアースラインとの間に並列に設けられる。U相アーム15は、直列に接続されたNPNトランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム16は、直列に接続されたNPNトランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム17は、直列に接続されたNPNトランジスタQ7,Q8からなる。各NPNトランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
各相アームの中間点は、交流モータM1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、交流モータM1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がNPNトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がNPNトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がNPNトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
直流電源Bは、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池からなる。そして、直流電源Bは、直流電圧を出力する。電圧センサー10Aは、直流電源Bから出力される電源電圧Vbを検出し、その検出した電源電圧Vbを制御装置30へ出力する。温度センサー10Bは、直流電源Bの温度Tbを検出し、その検出した温度Tbを制御装置30へ出力する。
システムメインリレーSMR1〜SMR3は、それぞれ、制御装置30からの信号SE1〜SE3によってオン/オフされる。より具体的には、システムメインリレーSMR1〜SMR3は、それぞれ、H(論理ハイ)レベルの信号SE1〜SE3によってオンされ、L(論理ロー)レベルの信号SE1〜SE3によってオフされる。
電流センサー11は、昇圧コンバータ12のリアクトルL1に流れるリアクトル電流Iを検出し、その検出したリアクトル電流Iを制御装置30へ出力する。昇圧コンバータ12は、制御装置30からの信号PWCに応じて、直流電源BとコンデンサC1との間で電圧変換を行なう。
コンデンサC1は、昇圧コンバータ12からの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧をインバータ14に供給する。電圧センサー13は、コンデンサC1の両端の電圧Vmを検出し、その検出した電圧Vmを制御装置30へ出力する。
インバータ14は、制御装置30からの信号PWMに応じて、コンデンサC1からの直流電圧を交流電圧に変換して交流モータM1を駆動するとともに、交流モータM1が発電した交流電圧を直流電圧に変換し、その変換した直流電圧をコンデンサC1を介して昇圧コンバータ12に供給する。
電流センサー24は、交流モータM1に流れるモータ電流MCRTを検出し、その検出したモータ電流MCRTを制御装置30へ出力する。
制御装置30は、電圧センサー10Aから電源電圧Vbを受け、温度センサー10Bから温度Tbを受け、電流センサー11からリアクトル電流Iを受け、電圧センサー13から電圧Vmを受ける。また、制御装置30は、モータ駆動装置100の外部に設けられたECU(Electrical Control Unit)からトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNを受け、イグニッションキーから信号IGONを受ける。信号IGONは、イグニッションキーがオンされたことを示す信号である。
制御装置30は、信号IGONを受けると、温度Tbが基準値Tstdよりも低いか否かを判定し、温度Tbが基準値Tstdよりも低いとき、後述する方法によって直流電源Bの温度Tbを基準値Tstd以上に上昇させるように昇圧コンバータ12を制御する。そして、制御装置30は、温度Tbが基準値Tstd以上に上昇すると、交流モータM1を駆動するように昇圧コンバータ12およびインバータ14を制御する。つまり、制御装置30は、直流電源Bの温度Tbが基準値tstd以上に上昇すると、通常動作を行なうように昇圧コンバータ12およびインバータ14を制御する。
なお、基準値Tstdは、たとえば、氷点下に設定される。また、基準値Tstdは、直流電源Bを構成する各二次電池に応じて設定されるようにしてもよい。
一方、制御装置30は、イグニッションキーから信号IGONを受けたときの温度判定において温度Tbが基準値Tstd以上であると判定したとき、電圧Vmが電源電圧Vb以上であるか否かを判定する。そして、制御装置30は、電圧Vmが電源電圧Vb以上であるとき、コンデンサC1のプリチャージを行なわずに、交流モータM1を駆動するように昇圧コンバータ12およびインバータ14を制御する。また、制御装置30は、電圧Vmが電源電圧Vbよりも低いとき、コンデンサC1をプリチャージするようにシステムメインリレーSMR1,SMR3を制御し、プリチャージが完了すると、交流モータM1を駆動するように昇圧コンバータ12およびインバータ14を制御する。
交流モータM1の駆動時、制御装置30は、電源電圧Vb、電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、後述する方法によって信号PWCを生成して昇圧コンバータ12へ出力する。また、制御装置30は、電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ電流MCRTに基づいて、後述する方法によって信号PWMを生成してインバータ14へ出力する。
図2は、図1に示す制御装置30の機能ブロック図である。図2を参照して、制御装置30は、インバータ制御手段301と、コンバータ制御手段302と、リレー制御手段303とを含む。
インバータ制御手段301は、電圧センサー13から電圧Vmを受け、外部ECUからトルク指令値TRを受け、電流センサー24からモータ電流MCRTを受ける。そして、インバータ制御手段301は、トルク指令値TR、電圧Vmおよびモータ電流MCRTに基づいて、後述する方法によって信号PWMを生成し、その生成した信号PWMをインバータ14へ出力する。
コンバータ制御手段302は、イグニッションキーから信号IGONを受け、外部ECUからトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNを受ける。また、コンバータ制御手段302は、電圧センサー13から電圧Vmを受け、電圧センサー10Aから電源電圧Vbを受け、電流センサー11からリアクトル電流Iを受け、温度センサー10Bから温度Tbを受ける。
コンバータ制御手段302は、基準値Tstdを保持しており、信号IGONを受けると、温度Tbが基準値Tstdよりも低いか否かを判定し、温度Tbが基準値Tstdよりも低いとき、後述する方法によって信号PWCWを生成して昇圧コンバータ12へ出力し、直流電源Bの温度Tbを上昇させるように昇圧コンバータ12を制御する。この場合、コンバータ制御手段302は、リアクトル電流Iが所定の電流値になるように制御する。そして、コンバータ制御手段302は、信号PWCWによって直流電源Bの温度を上昇させるように昇圧コンバータ12を制御した後、温度Tbが基準値Tstd以上に上昇すると、電圧Vm、電源電圧Vb、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、後述する方法によって信号PWCNを生成して昇圧コンバータ12へ出力し、昇圧動作および/または降圧動作からなる通常動作を行なうように昇圧コンバータ12を制御する。
また、コンバータ制御手段302は、信号IGONを受けたときの判定において温度Tbが基準値Tstd以上であると判定したとき、電圧Vmが電源電圧Vb以上であるか否かをさらに判定し、電圧Vmが電源電圧Vb以上であるとき、電圧Vm、電源電圧Vb、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、後述する方法によって信号PWCNを生成して昇圧コンバータ12へ出力し、通常動作を行なうように昇圧コンバータ12を制御する。一方、電圧Vmが電源電圧Vbよりも低いとき、コンバータ制御手段302は、電圧Vmが電源電圧Vb以上に上昇するのを待って、電圧Vm、電源電圧Vb、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて信号PWCNを生成し、通常動作を行なうように昇圧コンバータ12を制御する。
このように、コンバータ制御手段302は、直流電源Bの温度Tbが基準値Tstdよりも低いとき、信号PWCWを生成して直流電源Bの温度Tbが上昇するように昇圧コンバータ12を制御し、直流電源Bの温度Tbが基準値Tstd以上であるとき、信号PWCNを生成して通常動作を行なうように昇圧コンバータ12を制御する。したがって、昇圧コンバータ12へ出力する信号PWCは、信号PWCWおよび信号PWCNからなる。
リレー制御手段303は、イグニッションキーから信号IGONを受け、電圧センサー13から電圧Vmを受け、電圧センサー10Aから電源電圧Vbを受ける。そして、リレー制御手段303は、信号IGONを受けると、Hレベルの信号SE1,SE3を生成し、その生成したHレベルの信号SE1,SE3をそれぞれシステムメインリレーSMR1,SMR3へ出力する。その後、リレー制御手段303は、電圧Vmが電源電圧Vb以上に上昇すると、Hレベルの信号SE2を生成してシステムメインリレーSMR2へ出力し、システムメインリレーSMR2をオンした後、Lレベルの信号SE1を生成してシステムメインリレーSMR1へ出力し、システムメインリレーSMR1をオフする。
図3は、図2に示すインバータ制御手段301の機能ブロック図である。図3を参照して、インバータ制御手段301は、モータ制御用相電圧演算部40と、インバータ用PWM信号変換部42とを含む。モータ制御用相電圧演算部40は、昇圧コンバータ12の出力電圧Vm、すなわち、インバータ14への入力電圧を電圧センサー13から受け、交流モータM1の各相に流れるモータ電流MCRTを電流センサー24から受け、トルク指令値TRを外部ECUから受ける。そして、モータ制御用相電圧演算部40は、モータ電流MCRT、電圧Vmおよびトルク指令値TRに基づいて、交流モータM1の各相のコイルに印加する電圧を計算し、その計算した結果をインバータ用PWM信号変換部42へ供給する。インバータ用PWM信号変換部42は、モータ制御用相電圧演算部40から受けた計算結果に基づいて、実際にインバータ14の各NPNトランジスタQ3〜Q8をオン/オフする信号PWMを生成し、その生成した信号PWMをインバータ14の各NPNトランジスタQ3〜Q8へ出力する。
これにより、各NPNトランジスタQ3〜Q8は、スイッチング制御され、交流モータM1が指令されたトルクを出力するように交流モータM1の各相に流す電流を制御する。このようにして、モータ駆動電流が制御され、トルク指令値TRに応じたモータトルクが出力される。
図4は、図2に示すコンバータ制御手段302の機能ブロック図である。図4を参照して、コンバータ制御手段302は、制御部50と、インバータ入力電圧指令演算部52と、フィードバック電圧指令演算部54と、デューティー比変換部56とを含む。
制御部50は、イグニッションキーから信号IGONを受け、電圧センサー10Aから電源電圧Vbを受け、温度センサー10Bから温度Tbを受け、電圧センサー13から電圧Vmを受ける。そして、制御部50は、イグニッションキーから信号IGONを受けると、温度Tbが基準値Tstdよりも低いか否かを判定し、温度Tbが基準値Tstdよりも低いとき、直流電源Bの温度Tbを上昇させるモードであることを示す信号WARMを生成してインバータ入力電圧指令演算部52およびデューティー比変換部56へ出力する。
制御部50は、信号WARMを生成して出力した後、引き続いて電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達するように電源電圧Vbを昇圧させることを指示する信号UPを生成してインバータ入力電圧指令演算部52へ出力する。そして、制御部50は、所定電圧Vstd1を保持しており、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達したか否かを判定し、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達すると、電圧Vmが所定電圧Vstd2(<Vstd1)に到達するように電圧Vmを降圧させることを指示する信号DWNを生成してインバータ入力電圧指令演算部52へ出力する。制御部50は、所定電圧Vstd2も保持しており、その後、電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達したか否かを判定し、電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達すると、再び、信号UPを生成してインバータ入力電圧指令演算部52へ出力する。さらに、制御部50は、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達したか否かを判定し、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達すると、再び、信号DWNを生成してインバータ入力電圧指令演算部52へ出力する。このように、制御部50は、信号WARMを出力した後、信号UPおよび信号DWNを繰り返し生成してインバータ入力電圧指令演算部52へ出力する。
そして、制御部50は、信号UPおよび信号DWNを繰り返し生成してインバータ入力電圧指令演算部52へ出力しているとき、温度センサー10Bから受けた温度Tbが基準値Tstd以上に上昇したか否かを判定し、温度Tbが基準値Tstd以上に上昇すると、昇圧コンバータ12を通常に動作させることを指示する信号NRMを生成してインバータ入力電圧指令演算部52およびデューティー比変換部56へ出力する。
一方、制御部50は、信号IGONを受けたときの判定において温度Tbが基準値Tstd以上であると判定したとき、電圧Vmが電源電圧Vb以上であるか否かをさらに判定し、電圧Vmが電源電圧Vb以上であるとき、信号NRMを生成してインバータ入力電圧指令演算部52へ出力する。一方、制御部50は、電圧Vmが電源電圧Vbよりも低いとき、電圧Vmが電源電圧Vb以上に上昇するのを待って信号NRMをインバータ入力電圧指令演算部52へ出力する。
インバータ入力電圧指令演算部52は、外部ECUからトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNを受け、制御部50から信号WARM,UP,DWN,NRMを受ける。また、インバータ入力電圧指令演算部52は、所定電圧Vstd1,Vstd2を保持している。
インバータ入力電圧指令演算部52は、制御部50から信号WARMを受け、引き続いて制御部50から信号UPを受けると、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに拘わらず、保持している所定電圧Vstd1を電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達するように電源電圧Vbを昇圧させるための電圧指令Vdc_com_upとしてフィードバック電圧指令演算部54へ出力する。また、インバータ入力電圧指令演算部52は、制御部50から信号DWNを受けると、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに拘わらず、保持している所定電圧Vstd2を電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達するように電圧Vmを降圧させるための電圧指令Vdc_com_dwnとしてフィードバック電圧指令演算部54へ出力する。
さらに、インバータ入力電圧指令演算部52は、制御部50から信号NRMを受けると、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、昇圧コンバータ12が通常動作を行なうときの電圧Vmの目標電圧である電圧指令Vdc_com_nrmを演算し、その演算した電圧指令Vdc_com_nrmをフィードバック電圧指令演算部54へ出力する。
フィードバック電圧指令演算部54は、電圧センサー13からの電圧Vmと、インバータ入力電圧指令演算部52からの電圧指令Vdc_com_up,Vdc_com_dwn,Vdc_com_nrmとに基づいて、それぞれ、フィードバック電圧指令Vdc_com_fb_up,Vdc_com_fb_dwn,Vdc_com_fb_nrmを演算し、その演算したフィードバック電圧指令Vdc_com_fb_up,Vdc_com_fb_dwn,Vdc_com_fb_nrmをデューティー比変換部56へ出力する。
デューティー比変換部56は、制御部50から信号WARMを受けると、電圧センサー10Aからの電源電圧Vbと、電流センサー11からのリアクトル電流Iと、フィードバック電圧指令演算部54からのフィードバック電圧指令Vdc_com_fb_up,Vdc_com_fb_dwnとに基づいて、リアクトル電流Iを所定の電流値に制御しながら電圧Vmをフィードバック電圧指令Vdc_com_fb_up,Vdc_com_fb_dwnに設定するためのデューティー比DR_up,DR_dwnを演算する。そして、デューティー比変換部56は、その演算したデューティー比DR_up,DR_dwnに基づいて昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2をオン/オフするための信号PWCW_up,PWCW_dwnを生成する。信号PWCW_upは、直流電源Bの昇温制御において、電圧Vmが所定電圧Vstd1になるように電源電圧Vbを昇圧するための信号であり、信号PWCW_dwnは、直流電源Bの昇温制御において、電圧Vmが所定電圧Vstd2になるように電圧Vmを降圧するための信号である。したがって、信号PWCWは、信号PWCW_upおよびPWCW_dwnからなる。
なお、信号PWCW_up,PWCW_dwnの周波数は、次の理由により低く設定される。図5は、直流電源Bの等価回路図である。図5を参照して、直流電源Bの等価回路は、抵抗R2とキャパシタンスC2との並列接続に、抵抗R1が直列に接続された回路からなる。そして、抵抗R1,R2に流れる直流電流が増加すれば、直流電源Bの温度Tbが迅速に上昇するので、キャパシタンスC2に流れる電流をできるだけ減少させ、抵抗R1,R2に流れる電流を増加させるために、信号PWCW_up,PWCW_dwnの周波数は、低く設定される。
再び、図4を参照して、デューティー比変換部56は、制御部50から信号NRMを受けると、電源電圧Vbと、フィードバック電圧指令Vdc_com_fb_nrmとに基づいて、電圧Vmをフィードバック電圧指令Vdc_com_fb_nrmに設定するためのデューティー比DR_nrmを演算し、その演算したデューティー比DR_nrmに基づいて昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2をオン/オフするための信号PWCNを生成する。
そして、デューティー比変換部56は、生成した信号PWCW_up,PWCW_dwn,PWCNを昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2へ出力する。
なお、昇圧コンバータ12の下側のNPNトランジスタQ2のオンデューティーを大きくすることによりリアクトルL1における電力蓄積が大きくなるため、より高電圧の出力を得ることができる。一方、上側のNPNトランジスタQ1のオンデューティーを大きくすることにより電源ラインの電圧が下がる。そこで、NPNトランジスタQ1,Q2のデューティー比を制御することで、電源ラインの電圧を直流電源Bの出力電圧以上の任意の電圧に制御可能である。
直流電源Bの昇温制御の詳細な動作について説明する。図6は、リアクトル電流Iおよび昇圧コンバータ12から出力される電圧Vmのタイミングチャートである。図6を参照して、直流電源Bの温度Tbが基準値Tstdよりも低い場合、昇圧コンバータ12は、制御装置30からの信号PWCW_upに応じて電源電圧Vbを昇圧し始める。そうすると、リアクトル電流Iは、電源電圧Vbの昇圧開始に伴って増加し始め、タイミングt1で所定の電流値Istdに達する。そして、リアクトル電流Iは、タイミングt1からタイミングt2までの間、所定の電流値Istdに制御されて直流電源BからコンデンサC1の方向へ流れ、コンデンサC1は、充電される。
そうすると、電圧Vmは、タイミングt1から上昇し始めタイミングt2で所定電圧Vstd1に到達する。そして、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達したタイミングt2で、昇圧コンバータ12の制御は、昇圧制御から降圧制御に切換えられる。
そうすると、リアクトル電流Iは、タイミングt2以降、減少し始め、タイミングt3で極性が切換わり、タイミングt3以降、コンデンサC1から直流電源Bの方向へ流れる。そして、リアクトル電流Iは、タイミングt4で所定の電流値−Istdに到達し、タイミングt4からタイミングt5までの間、所定の電流値−Istdに制御されてコンデンサC1から直流電源Bの方向へ流れ、直流電源Bは、充電される。
そうすると、電圧Vmは、タイミングt2以降、所定電圧Vstd1を超えて上昇し、タイミングt3で最大値に到達した後、低下し始める。そして、タイミングt5で電圧Vmが所定電圧Vstd2まで降圧されると、昇圧コンバータ12の制御は、降圧制御から昇圧制御に切換えられる。
そうすると、リアクトル電流Iは、タイミングt5以降、増加し始め、タイミングt6で極性が切換わり、タイミングt6以降、直流電源BからコンデンサC1の方向へ流れる。そして、リアクトル電流Iは、タイミングt7で所定の電流値Istdに到達する。一方、電圧Vmは、タイミングt5以降、さらに低下し、タイミングt6で最低値に達した後、上昇し始める。
このように、直流電源Bの昇温制御においては、昇圧コンバータ12の昇圧動作によるコンデンサC1の充電(タイミング1〜タイミングT2)と、昇圧コンバータ12の降圧動作による直流電源Bの充電(タイミングt4〜タイミングt5)とが交互に繰返えされる。これによって、より多くの電流が直流電源Bの抵抗R1,R2(図5参照)に流れ、直流電源Bの温度Tbが迅速に上昇する。
そして、所定電圧Vstd1は、コンデンサC1およびNPNトランジスタQ1,Q2の耐圧を超えない範囲において最も高く設定され、所定電圧Vstd2は、電源電圧Vbの近傍に設定される。したがって、昇圧コンバータ12は、昇圧動作により電源電圧Vbを所定電圧Vstd1に急峻に昇圧し、降圧動作により電圧Vmを所定電圧Vstd2に急峻に降圧するので、昇圧コンバータ12の昇圧動作および降圧動作の各動作において、より多くの電流が直流電源Bの抵抗R1,R2に流れる。その結果、直流電源Bの温度Tbが迅速に上昇する。
また、リアクトル電流Iは、所定の電流値Istd,−Istdを超えないように制御され、所定の電流値Istd,−Istdは、NPNトランジスタQ1,Q2の許容電流の最大値に設定される。したがって、NPNトランジスタQ1,Q2を保護しながら、より多くの電流を直流電源Bの抵抗R1,R2に流すことができ、直流電源Bの温度Tbを迅速に上昇できる。
図7は、モータ駆動装置100の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図7においては、モータ駆動装置100の動作が開始された直後の直流電源Bの温度と、昇圧コンバータ12の昇圧動作および降圧動作の繰り返しによる直流電源Bの昇温制御後における直流電源Bの温度とを区別するために、表記”Tb1”,”Tb2”が用いられている。
図7を参照して、一連の動作が開始されると、温度センサー10Bは、直流電源Bの温度Tb1を検出し(ステップS1)、その検出した温度Tb1を制御装置30へ出力する。制御装置30は、イグニッションキーからの信号IGONに応じて、Hレベルの信号SE1およびSE3を生成してそれぞれシステムメインリレーSMR1,SMR3へ出力する。これにより、システムメインリレーSMR1,SMR3はオンされる。
また、制御装置30は、温度Tb1が基準値Tstdよりも低いか否かを判定し(ステップS2)、温度Tb1が基準値Tstdよりも低い場合、上述した方法によって信号PWCW_upを生成して昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2へ出力する。
NPNトランジスタQ1,Q2は、信号PWCW_upによってスイッチング制御され、昇圧コンバータ12は、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達するように電源電圧Vbを昇圧し、コンデンサC1を充電する(ステップS3)。そして、電圧センサー13は、コンデンサC1の両端の電圧Vmを検出し(ステップS4)、その検出した電圧Vmを制御装置30へ出力する。
制御装置30は、電圧Vmが電源電圧Vb以上に上昇すると、Hレベルの信号SE2を生成してシステムメインリレーSMR2へ出力し、システムメインリレーSMR2をオンし、その後、Lレベルの信号SE1を生成してシステムメインリレーSMR1へ出力し、システムメインリレーSMR1をオフする。また、制御装置30は、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達したか否かを判定し(ステップS5)、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達していない場合、ステップS3〜S5が繰り返し実行される。
そして、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達すると、制御装置30は、上述した方法によって信号PWCW_dwnを生成して昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2へ出力する。NPNトランジスタQ1,Q2は、信号PWCW_dwnによってスイッチング制御され、昇圧コンバータ12は、電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達するように電圧Vmを降圧し、直流電源Bを充電する(ステップS6)。
そして、電圧センサー13は、電圧Vmを検出し(ステップS7)、その検出した電圧Vmを制御装置30へ出力する。制御装置30は、電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達したか否かを判定し(ステップS8)、電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達していない場合、ステップS6〜S8が繰り返し実行される。電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達すると、制御装置30は、温度センサー10Bによって直流電源Bの温度Tb2を検出し(ステップS9)、その検出した温度Tb2が基準値Tstd以上であるか否かを判定する(ステップS10)。すなわち、制御装置30は、ステップS3〜S8までの昇圧コンバータ12による昇圧動作および降圧動作の繰り返しにより、直流電源Bの温度Tbが基準値Tstd以上に上昇したか否かを判定する。
そして、温度Tb2が基準値Tstdよりも低いと判定されたとき、上述したステップS3〜S10が繰り返し実行され、温度Tb2が基準値Tstd以上に上昇したと判定されたとき、一連の動作は、ステップS14へ移行する。
一方、ステップS2において、直流電源Bの温度Tb1が基準値Tstd以上であると判定されたとき、電圧センサー13は、コンデンサC1の両端の電圧Vmを検出し(ステップS11)、その検出した電圧Vmを制御装置30へ出力する。そうすると、制御装置30は、電圧Vmが電源電圧Vb以上であるか否かを判定し(ステップS12)、電圧Vmが電源電圧Vbよりも低い場合、Hレベルの信号SE1およびSE3を生成してそれぞれシステムメインリレーSMR1およびSMR3へ出力し、システムメインリレーSMR1およびSMR3はオンされる。
そうすると、直流電源Bは、システムメインリレーSMR1,SMR3、抵抗Rおよび昇圧コンバータ12のダイオードD1を介して直流電流をコンデンサC1に供給し、コンデンサC1をプリチャージする(ステップS13)。そして、このプリチャージは、電圧Vmが電源電圧Vb以上に上昇するまで行なわれる。
ステップS12において、電圧Vmが電源電圧Vb以上であると判定されたとき、または直流電源Bの温度Tb2が基準値Tstd以上に上昇したとき、制御装置30は、上述した方法によって信号PWC(PWCN)および信号PWMを生成し、その生成した信号PWC(PWCN)および信号PWMをそれぞれ昇圧コンバータ12およびインバータ14へ出力する。
これにより、昇圧コンバータ12のNPNトランジスタQ1,Q2は、信号PWCNによってスイッチング制御され、昇圧コンバータ12は、電圧Vmが電圧指令Vdc_com_nrmに一致するように電源電圧Vbを昇圧してコンデンサC1に供給する。コンデンサC1は、昇圧コンバータ12からの電圧Vmを平滑化し、その平滑化した電圧Vmをインバータ14へ出力する。
インバータ14のNPNトランジスタQ3〜Q8は、信号PWMによってスイッチング制御され、インバータ14は、コンデンサC1からの電圧Vmを直流電圧から交流電圧に変換して交流モータM1を駆動する。すなわち、通常動作が行なわれる(ステップS14)。そして、一連の動作は終了する。
図7において、ステップS3〜S10は、昇圧コンバータ12の昇圧動作および降圧動作によって直流電源Bの温度Tbを基準値Tstd以上に上昇させる昇温制御を実行するステップである。そして、この昇温制御において、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達した後(ステップS5において”Yes”と判定された場合)に電圧Vmを所定電圧Vstd2まで降圧するステップS6が開始され、電圧Vmが所定電圧Vstd2に到達した後(ステップS8において”Yes”と判定された場合)に電源電圧Vbを昇圧して電圧Vmを所定電圧Vstd1まで上昇させるステップS3が開始される。
これにより、電圧Vmを所定電圧Vstd1と所定電圧Vstd2との間で確実に上下させることができ、昇圧コンバータ12による昇圧動作および降圧動作の各々において、より多くの電流を直流電源Bの抵抗R1,R2に流すことができる。その結果、直流電源Bの温度Tbが迅速に上昇する。
すなわち、電圧Vmが所定電圧Vstd1まで到達しないうちに電圧Vmを所定電圧Vstd2まで降圧させる降圧動作を開始したり、電圧Vmが所定電圧Vstd2まで到達しないうちに電圧Vmを所定電圧Vstd1まで上昇させる昇圧動作を開始したりすると、昇圧動作および降圧動作の各々において、動作の開始時点の電圧値と動作の終了時点の電圧値との差が小さくなり、直流電源Bの抵抗R1,R2に流れる電流が減少する。しかし、上述したように、電圧Vmが所定電圧Vstd1に到達した後に降圧動作を開始し、電圧Vmが所定電圧vstd2に到達した後に昇圧動作を開始することにより、動作の開始時点の電圧値と動作の終了時点の電圧値との差が大きくなり、直流電源Bの抵抗R1,R2に流れる電流が増加し、直流電源Bの温度Tbを迅速に上昇できる。
なお、電源電圧Vbを昇圧してコンデンサC1を充電すること(ステップS3)と、電圧Vmを降圧して直流電源Bを充電すること(ステップS6)とが繰返されると、電力が直流電源BとコンデンサC1との間で授受されるので、ステップS3およびステップS6を少なくとも1回実行することは、直流電源BとコンデンサC1との間で電力を授受することに相当する。
したがって、この発明は、直流電源BとコンデンサC1との間で電力を授受することによって直流電源Bの温度Tbを基準値Tstd以上に上昇させることを特徴とする。
上記においては、昇圧コンバータ12の昇圧動作および降圧動作によって直流電源BとコンデンサC1との間で電力を授受し、直流電源Bの温度Tbを基準値Tstd以上に上昇させると説明したが、この発明は、これに限らず、図1に示すノードN1,N2間にDC/DCコンバータを接続し、DC/DCコンバータにバッテリを接続し、直流電源Bの電源電圧VbをDC/DCコンバータによって降圧してバッテリを充電し、バッテリからの直流電圧をDC/DCコンバータによって昇圧して直流電源Bを充電することによって、直流電源Bの温度Tbを基準値Tstd以上に上昇させるようにしてもよい。
なお、コンデンサC1は、「蓄電装置」を構成し、DC/DCコンバータに接続されたバッテリも「蓄電装置」を構成する。また、昇圧コンバータ12は、「電圧変換器」を構成する。したがって、この発明は、電圧変換器の電圧変換(昇圧および降圧)によって電源と蓄電装置との間で電力を授受し、電源の温度を基準値以上に上昇させるものであればよい。
また、直流電源B、電圧センサー10A,13、温度センサー10B、システムメインリレーSMR1〜SMR3、電流センサー11,24、昇圧コンバータ12、コンデンサC1および制御装置30は、「電圧変換装置」を構成する。そして、図7に示すフローチャートは、電圧変換装置を制御するフローチャートである。
この電圧変換装置の制御は、実際には、CPU(Central Processing Unit)によって行なわれ、CPUは、図7に示すフローチャートの各ステップを備えるプログラムをROM(Read Only Memory)から読出して実行し、電圧変換装置を制御する。
したがって、ROMは、電圧変換装置を制御するプログラムを記録したコンピュータ(CPU)読取り可能な記録媒体に相当する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、電源の温度を迅速に上昇可能な電圧変換装置に適用される。また、この発明は、電源の温度を迅速に上昇可能な電圧変換装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に適用される。
この発明の実施の形態による電圧変換装置を備えたモータ駆動装置の概略ブロック図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 図2に示すインバータ制御手段の機能ブロック図である。 図2に示すコンバータ制御手段の機能ブロック図である。 直流電源Bの等価回路図である。 リアクトル電流および昇圧コンバータから出力される電圧のタイミングチャートである。 モータ駆動装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10A,13 電圧センサー、10B 温度センサー、11,24 電流センサー、12 昇圧コンバータ、14 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、30 制御装置、40 モータ制御用相電圧演算部、42 インバータ用PWM信号変換部、50 制御部、52 インバータ入力電圧指令演算部、54 フィードバック電圧指令演算部、56 デューティー比変換部、100 モータ駆動装置、301 インバータ制御手段、302 コンバータ制御手段、303 リレー制御手段、B 直流電源、SMR1〜SMR3 システムメインリレー、L1 リアクトル、Q1〜Q8 NPNトランジスタ、D1〜D8 ダイオード、C1 コンデンサ、R,R1,R2 抵抗、C2 キャパシタ、M1 交流モータ。

Claims (9)

  1. 電源と、
    蓄電装置と、
    前記電源と前記蓄電装置との間で電圧変換を行なう電圧変換器と、
    前記電源の温度が基準値よりも低いとき、前記電源と前記蓄電装置との間で電力が授受されるように前記電圧変換器を制御する制御装置とを備える電圧変換装置。
  2. 前記制御装置は、前記電源の電源電圧が前記電圧変換器によって昇圧されて前記蓄電装置の電圧が所定電圧に達した後に、前記蓄電装置の電圧を降圧するように前記電圧変換器を制御する、請求項1に記載の電圧変換装置。
  3. 前記制御装置は、前記蓄電装置の電圧が前記電圧変換器によって降圧されて前記蓄電装置の電圧が所定電圧に達した後に、前記電源の電源電圧を昇圧するように前記電圧変換器を制御する、請求項1に記載の電圧変換装置。
  4. 前記制御装置は、前記電源の温度が前記基準値以上に上昇すると、昇圧動作および/または降圧動作からなる通常動作を行なうように前記電圧変換器をさらに制御する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電圧変換装置。
  5. 前記蓄電装置は、モータを駆動するインバータの入力側に前記インバータに並列に接続されたコンデンサである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電圧変換装置。
  6. 電圧変換装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    前記電圧変換装置は、
    電源と、
    蓄電装置と、
    前記電源と前記蓄電装置との間で電圧変換を行なう電圧変換器とを備え、
    前記プログラムは、
    前記電源の温度を検出する第1のステップと、
    前記電源の温度が基準値よりも低いか否かを判定する第2のステップと、
    前記電源の温度が前記基準値よりも低いとき、前記電源と蓄電装置との間で電力が授受されるように前記電圧変換器を制御する第3のステップとをコンピュータに実行させる、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  7. 前記第3のステップは、
    前記蓄電装置の電圧が第1の所定電圧まで降圧された後に、前記電源の電源電圧を昇圧するように前記電圧変換器を制御する第1のサブステップと、
    前記蓄電装置の電圧が第2の所定電圧まで昇圧された後に、前記蓄電装置の電圧を降圧するように前記電圧変換器を制御する第2のサブステップとを含む、請求項6に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  8. 前記プログラムは、前記電源の温度が前記基準値以上に上昇すると、昇圧動作および/または降圧動作からなる通常動作を行なうように前記電圧変換器を制御する第4のステップをさらにコンピュータに実行させる、請求項6または請求項7に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  9. 前記蓄電装置は、モータを駆動するインバータの入力側に前記インバータに並列に接続されたコンデンサである、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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