JP2010200494A - 永久磁石電動機、密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置 - Google Patents

永久磁石電動機、密閉型圧縮機、および冷凍サイクル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 回転子の磁束量を適正な状態に確実に設定することができ、これにより安定した動作特性が得られる信頼性にすぐれた永久磁石電動機を提供することである。また、この永久磁石電動機を有する信頼性にすぐれた密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】 第1コア12aおよび第2コア12bを回転軸13の軸方向に沿って配列してなる回転子12を備える。この回転子12の第1コア12aに、励磁電流により着磁または減磁されて磁力が変化する複数の第1永久磁石43を収容する。回転子12の第2コア12bには、励磁電流の供給にかかわらず磁力変化がない複数の第2永久磁石44を収容する。そして、各第1永久磁石43の幅を各第2永久磁石44の幅よりも小さくした。
【選択図】図4

Description

この発明は、巻線を有する固定子および永久磁石を有する回転子からなる永久磁石電動機、この永久磁石電動機を収納した密閉型圧縮機、およびこの密閉型圧縮機を有する冷凍サイクル装置に関する。
永久磁石電動機は、巻線を有する固定子および永久磁石を有する回転子からなる。回転子は、円形の多数枚の鋼板を積層してなるコアの中心部に回転軸の挿通孔を有し、この挿通孔を囲む位置に複数の直線状の磁石収容孔を有する。これら磁石収容孔は、回転軸の軸方向に沿ってコアを貫通する深さ形状を持ち、それぞれ永久磁石を収容している。これら永久磁石の磁界と固定子の巻線が発する磁界との相互作用により、回転子に回転力が生じる。
このような永久磁石電動機の例として、回転軸の軸方向に沿って配列された複数のコアからなる回転子を用い、この回転子の一方のコアに低保磁力の永久磁石を収容し、他方のコアに高保磁力の永久磁石を収容し、固定子の各相巻線に着磁用または減磁用の励磁電流を流すことで、低保磁力の永久磁石の磁力を変化させるものがある(例えば特許文献1)。
特開2005−304204号公報
上記特許文献1に記載の永久磁石電動機では、着磁用または減磁用の励磁電流を各相巻線に供給することで低保磁力の永久磁石の磁力を変化させることができるが、その磁化力が不安定で、回転子の磁束量を適正な状態に設定することが難しく、永久磁石電動機としての安定した動作特性が得られない。
この発明は、上記の事情を考慮したもので、その目的は、回転子の磁束量を適正な状態に確実に設定することができ、これにより安定した動作特性が得られる信頼性にすぐれた永久磁石電動機を提供することである。また、この永久磁石電動機を有する信頼性にすぐれた密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置を提供することである。
請求項1に係る発明の永久磁石電動機は、複数の相巻線が装着された固定子と、第1コアおよび第2コアを回転軸の軸方向に沿って配列してなる回転子と、前記第1コアに収容され、駆動装置から前記各相巻線に供給される励磁電流により着磁または減磁されて磁力が変化する複数の第1永久磁石と、前記第2コアに収容され、前記励磁電流の供給にかかわらず磁力変化がない複数の第2永久磁石とを備え、前記各第1永久磁石の幅を前記各第2永久磁石の幅よりも小さくした。
請求項6に係る発明の密閉型圧縮機は、請求項1乃至5に係る発明の何れかの永久磁石電動機と、この永久磁石電動機により駆動される圧縮機構部とを、密閉容器に収納している。
請求項7に係る発明の冷凍サイクル装置は。請求項6に係る発明の密閉型圧縮機と、凝縮器と、膨張装置と、蒸発器とからなる。
この発明の永久磁石電動機によれば、永久磁石電動機の回転子の磁束量を適正な状態に設定することができ、永久磁石電動機の安定した動作特性が得られる。また、この永久磁石電動機を有する信頼性にすぐれた密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置が得られる。
各実施形態における冷凍サイクル装置の構成及びこの冷凍サイクル装置に搭載された密閉型圧縮機の内部の構成を示す図。 第1の実施形態における密閉型圧縮機の回転子および各永久磁石の構成を概略的に示す図。 第1の実施形態における密閉型圧縮機の回転子の第1コアとその第1コアに収容された各永久磁石の構成を上方から見た図。 第1の実施形態における密閉型圧縮機の回転子の第2コアとその第2コアに収容された各永久磁石の構成を上方から見た図。 第1の実施形態における密閉型圧縮機の固定子、各相巻線、回転子、各永久磁石の構成を上方から見た図。 各実施形態における駆動装置および相巻線の構成を示すブロック図。 図6における非通電状態の相巻線に誘起する電圧の波形図。 各実施形態における各永久磁石の着磁用または減磁用の3相励磁を説明するための図。 第1の実施形態における各永久磁石の幅方向の位置と磁化力の関係を示す図。 各実施形態における各永久磁石の磁束密度と磁化力の関係を示す図。 第2の実施形態における回転子の第1コアを上方から見た図。 第2の実施形態における回転子の第2コアを上方から見た図。 第2の実施形態における各永久磁石の幅方向の磁化力分布を示す図。 第3の実施形態における回転子の第1コアとその第1コアに収容された各永久磁石の構成を上方から見た図。 第3の実施形態における回転子の第2コアとその第2コアに収容された各永久磁石の構成を上方から見た図。 各実施形態における各永久磁石の着磁用または減磁用の2相励磁を説明するための図。 第3の実施形態における各永久磁石の幅が適切でない場合の構成を上方から見た図。 図17における各永久磁石の幅方向の磁化力分布を示す図。 第6の実施形態における固定子および回転子の磁束分布を示す図。 第6の実施形態における永久磁石の幅方向の磁化力分布を示す図。
[1]以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
空気調和機や冷蔵庫等の冷凍サイクル装置の構成、およびこの冷凍サイクル装置に搭載された密閉型圧縮機の内部の構成を、図1に示す。密閉型圧縮機1は、金属製の密閉容器1aで被われている。この密閉容器1aの下部に2つの吸込口2a,2bが取付けられ、上部に1本の吐出管3が取付けられている。この吐出管3に高圧側配管を介して凝縮器31の一端が接続され、その凝縮器31の他端に膨張装置たとえば膨張弁32を介して蒸発器33の一端が接続される。そして、蒸発器33の他端がアキュームレータ34および2本の吸込管35を介して上記吸込口2a,2bに接続される。
密閉容器1aの内部には、永久磁石電動機10および圧縮機構部20が上下に分かれて収容されている。永久磁石電動機10は、密閉容器1aの内周面に接するように設けられた筒状の固定子11、この固定子11の内側に回転可能に設けられた回転子12を有する。この回転子12の中心部に回転軸(シャフトともいう)13が挿通され、その回転軸13が下方の圧縮機構部20に結合されている。
圧縮機構部20は、上記吸込口2a,2bにそれぞれ連通する2つの圧縮室21a,21b、およびこの圧縮室21a,21b内で上記回転軸13の回動を受けて偏心回転するローラ22a,22bを有し、ローラ22a,22bの偏心回転により圧縮室21a,21b内のガス冷媒を圧縮して密閉容器1a内に吐出する。吐出されたガス冷媒は、吐出管3を通って凝縮器31に流れる。
永久磁石電動機10の回転子12は、図2に示すように、円形の多数枚の鋼板を積層してなる第1コア12a、および同じく円形の多数枚の鋼板を積層してなる第2コア12bを、回転軸13の軸方向に沿って配列してなる。
第1コア12aおよび第2コア12bは、図3に示すように、中心部に回転軸挿通孔41aを有し、その回転軸挿通孔41aを囲む略正方形の四辺の位置にそれぞれ直線状の磁石収容孔42を有する。これら磁石収容孔42は、回転軸挿通孔41aに沿ってコア12a,12bを貫通する深さ形状を持つ。そして、第1コア12aの4つの磁石収容孔42に、板状で低保磁力の4極(=4個)の第1永久磁石43がそれぞれ収容される。これら第1永久磁石43は、磁石収容孔42の細長方向の幅よりも小さい幅W1を有し、幅W1の中央位置が磁石収容孔42の幅方向中央部と対応する状態に収容および固定される。また、図4に示すように、第2コア12bの4つの磁石収容孔42に、板状で高保磁力の4極の第2永久磁石44がそれぞれ収容される。これら第2永久磁石44は、磁石収容孔42の細長方向の幅とほぼ同じ幅Wを有している。したがって、第1永久磁石43の幅W1は、第2永久磁石44の幅Wより小さく形成されている。
また、図5に示すように、固定子11の内周面に複数の磁極歯が形成され、これら磁極歯に3つの相巻線Lu,Lv,Lwが集中巻き装着される。この相巻線Lu,Lv,Lwが発する磁界と上記各永久磁石43,44が発する磁界との相互作用により、回転子12が回転する。
さらに、図6に示すように、相巻線Lu,Lv,Lwは中性点Cで星形結線されており、その相巻線Lu,Lv,Lwの非結線端に駆動装置が接続される。この駆動装置は、商用交流電源50の交流電圧を直流電圧に変換する順変換部51、この順変換部51の出力端に接続されたスイッチング回路52、このスイッチング回路52のスイッチングを制御する制御部53、スイッチング回路52と相巻線Lu,Lv,Lwとの間の各通電線に接続された2相通電位置検出部54、スイッチング回路52と相巻線Lu,Lv,Lwとの間の2つの通電線に設けられた電流センサ55,56、この電流センサ55,56に接続されたセンサレスベクトル制御部57などで構成される。
上記スイッチング回路52は、一対のスイッチング素子の直列回路を3相分設けたもので、U相用としてスイッチング素子U+,U−の直列回路、V相用としてスイッチング素子V+,V−の直列回路、W相用としてスイッチング素子W+,W−の直列回路を有し、順変換部51の出力電圧(直流電圧)を三相交流電圧に変換する。このスイッチング回路52のスイッチング素子U+,U−の相互接続点に相巻線Luの非結線端が接続され、スイッチング素子V+,V−の相互接続点に相巻線Lvの非結線端が接続され、スイッチング素子W+,W−の相互接続点に相巻線Lwの非結線端が接続されるとともに、各スイッチング素子のベースに制御部53が接続される。
上記2相通電位置検出部54は、3つの相巻線Lu,Lv,Lwのうち2つの相巻線に順に電流が流れる2相通電時、非通電状態の1つの相巻線に誘起する電圧から回転子12の回転位置を検出する。非通電状態の1つの相巻線に誘起する電圧の波形を図7に示す。すなわち、誘起電圧のレベルと基準電位(直流電圧の1/2または抵抗器で作られた仮想中性点電位)とが比較され、誘起電圧のレベルが基準電位を横切るときのタイミングから、回転子12の回転位置を検出することができる。
上記センサレスベクトル制御部57は、電流センサ55,56の検知電流に基づくベクトル制御により回転子12の回転位置を推定する。
上記制御部53は、2相通電駆動の場合にはスイッチング回路52における1つの相の一方のスイッチング素子をオンして他方のスイッチング素子をオフし、同時に別の1つの相の一方のスイッチング素子をオフして他方のスイッチング素子をオンする2相通電を順次に切換えることにより、相巻線Lu,Lv,Lwの2つの相巻線に順次に電流が流れる2相通電の駆動を制御するもので、2相通電位置検出部54で検出される回転位置、またはセンサレスベクトル制御部57で推定される回転位置に応じて、スイッチング回路52の各スイッチング素子に対するオン,オフタイミングを制御する。
また、上記制御部53はセンサレスベクトル制御の場合には、センサレスベクトル制御部57で推定される回転位置に応じて、スイッチング回路52の各スイッチング素子に対するオン,オフタイミングを制御し、正弦波PWMの3相波形を出力する。
なお、回転位置検出用に2相通電位置検出部54とセンサレスベクトル制御部57の2つを用いているが、少なくも一方があればよく、それぞれの駆動方式に応じて制御部53はスイッチング回路52の各スイッチング素子のオン,オフタイミングを制御する。ただ、2相通電位置検出回路54を用いると、センサレスベクトル制御部57を用いる場合のように弱め界磁で回転数を高めるようなことができないこと、また運転電流が矩形波となるため電動機騒音が大きくなる等の問題があることから、通常運転はセンサレスベクトル制御部57を用いる方が望ましい。
このような構成の永久磁石電動機10において、回転子12の第1コア12aに収容されている低保磁力の各第1永久磁石43は、固定子11と回転子12が図5に示すような位置関係の時に、図8に示すように、相巻線Lu,Lv,Lwに励磁電圧Edを印加して相巻線Lu,Lv,Lwに励磁電流を供給することにより、着磁または減磁して磁力を変化させることができる。このとき、回転子12の第2コア12bに収容されている高保磁力の各第2永久磁石44は、保磁力が高いことから、相巻線Lu,Lv,Lwに励磁電流が供給されても、磁力が変化することはない。つまり、第1コア12aが磁束量可変となり、第2コア12bが磁束量非可変となる。
なお、第1コア12aの各第1永久磁石43に対する着磁に際しては、図5に示す相巻線Luに対向している2つの相対向する第1永久磁石43(A),43(A)と、相巻線Luに対向していない残りの2つの相対向する第1永久磁石43(B),43(B)との間で、図9に示すように磁化力が異なる。すなわち、回転子12の回転停止位置が図示の状態では第1永久磁石43(A),43(A)の磁力が大きくなり、第1永久磁石43(B),43(B)の磁力は小さくなる。そこで、1回目の着磁が終わった後、回転子12を90°回転し、相巻線Lu,Lv,Lwに極性が逆の励磁電流を再度供給する2回目の着磁を行うことにより、各第1永久磁石43の磁化力をほぼ同じ状態に設定することができる。
ただし、第1永久磁石43(A),43(A)においても磁化力は磁極中央部から端部に行くに従って小さくなり、磁極端部では電流・温度・永久磁石特性などに起因する着磁のバラツキが大きくなる。このため、磁束量の確実な可変が行えず、永久磁石電動機10の特性に悪影響を及ぼしてしまう。
そこで、第1コア12aの各第1永久磁石43の幅を、第2コア12bの各第2永久磁石44の幅よりも小さいW1としている。さらに、各第1永久磁石43の幅方向中央部を、各磁石収容孔42の幅方向中央部と対応させている。
このように、各第1永久磁石43の幅を大きな磁化力が得られるW1に制限することで、各第1永久磁石43の磁化力が安定化する。これにより、回転子12の磁束量を適正な状態に確実に設定することができ、永久磁石電動機10の安定した動作特性が得られる。また、各第1永久磁石43の幅がW1と小さくなるので、各第1永久磁石43の量を削減することができ、コストの低減が図れる。
なお、着磁または減磁のための励磁は、回転子が停止中で固定子と回転子の位置関係が図5に示す状態でも、あるいは回転中に固定子と回転子の位置関係が図5に示す状態になったときに行ってもよい。
高保磁力の各第2永久磁石44については、予め大電流で着磁するので、幅が大きくても、端部まで十分な磁化力を与えることができる。
ここで、図10に示すB−H曲線を用いて、永久磁石の動作について説明しておく。
磁気回路中の永久磁石の動作は、永久磁石のB−H曲線と、磁気回路および永久磁石によって定まるパーミアンス係数Pcによって決まり、B−H曲線とパーミアンス線(Pc線)との交点pで動作する。永久磁石はこの動作点pにおける磁束密度B0で磁化される。このとき、固定子から発生する回転磁束のd軸成分を負方向に増加させると、永久磁石に負方向の磁化力がかかり、パーミアンス線が負方向(図示左方向)に平行移動して動作点がp1に移り、磁束密度はB1に低下する。一方、固定子から発生する回転磁束のd軸成分を正方向に増加させると、永久磁石に正方向の磁化力がかかり、パーミアンス線が正方向(図示右方向)に平行移動して動作点がp2に移り、磁束密度はB2に上昇する。
このように、固定子から発生する回転磁束のd軸成分の増減によって永久磁石の磁束密度を変化させ、磁束量を増減できることに間違いはないが、この現象は低保磁力の永久磁石のみに起こるのではなく、高保磁力の永久磁石にも同様に起こる。
また、永久磁石の動作点はB−H曲線上を移動するが、B−H曲線の傾きはリコイル比透磁率μrecで表わされる。このリコイル比透磁率μrecは、希土類磁石では1に近く、真空中の透磁率4π×10−7にほぼ等しい。このため、磁束密度を大きく変えるためには、かなり大きな磁化力を加えなければならず、このためのd軸成分の磁束を発生するためには大きな励磁電流が必要となる。励磁電流を大きくするためには、駆動装置の電流容量を大きくしなければならず、駆動装置および電動機の効率が低下するという問題がある。
なお、特許文献1に記載のものでは、高保磁力・低透磁率と低保磁力・高透磁率の二つの磁石を組み合わせているが、高透磁率の永久磁石ではB−H曲線の傾きが大きく、磁化力による動作点の磁束密度の変化が大きく、より少ない電流で磁束量を可変できることになる。しかし、この作用と保磁力は無関係であり、低保磁力と高保磁力を組み合わせることには意味がない。
以上の通り、特許文献1に記載のものは、基本的に永久磁石のB−H曲線の直線部(リコイル線)における動作を利用したもので、動作は可逆的である。(可逆的な減磁および増磁)。
これに対して、永久磁石の磁化を非可逆的に変化させれば、大きな磁束量の変化が得られる。これは、永久磁石の非可逆減磁および再着磁を利用するものである。
図10から分かるように、永久磁石に大きな負の磁化力を加えると、動作点はB−H曲線の屈曲点を越えて移動する。このようにすると、負の磁化力を取り去っても永久磁石は元のB−H曲線上を戻ることはできず(非可逆減磁が発生して)、動作点はp´点になり、磁束密度が大きく減少する。このとき、高保磁力の永久磁石では磁化力を加えても動作点が屈曲点を越えないので非可逆減磁は発生せず、元の磁束密度に戻る。
このような非可逆減磁を発生するためには、短時間だけ負の磁化力を加える励磁電流を流せばよい。この後、永久磁石の磁束密度を増大させたいときは短時間の正の磁化力を加えて再着磁を行えばよい。このとき、永久磁右の保磁力の違いを利用し、低保磁力永久磁石のみに非可逆減磁を発生させることで、一定の磁束量を確保した上で大きな磁束量の変化を得ることができる。
[2]第2の実施形態について説明する。
図11および図12に示すように、回転子12のコア12a,12bにおける各磁石収容孔42より外周側に、複数のスリット45が形成される。これらスリット45は、コア12a,12bの径方向に沿う細長形状を有するとともに、回転軸挿通孔41aに沿ってコア12a,12bを貫通する深さ形状を有する。
また、各スリット45は、コア12a,12bの径方向における内周側端部と各磁石収容孔42との間隔が小さく設定されるとともに、コア12a,12bの径方向における外周側端部と回転子12の外周縁との間隔が小さく設定されている。これらの設定により、各スリット42の相互間部分が磁路として確保され、そこを各第1永久磁石43,44の磁束が効率よく通るようになる。
とくに、各スリット45の存在は、回転子12の周方向における磁束の流れを規制するものであって、図13に示すように、各第1永久磁石43での磁化力分布を各第1永久磁石43の中央部でより大きくする作用を生じる。この結果、各第1永久磁石43の磁化力がさらに安定化する。
他の構成および作用は第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[3]第3の実施形態について説明する。
図14に示すように、第1コア12aの各磁石収容孔42がV字形状を有し、これら磁石収容孔42に2分割状態の第1永久磁石43a,43bがそれぞれ収容される。同様に、図15に示すように、第2コア12bの各磁石収容孔42がV字形状を有し、これら磁石収容孔42に2分割状態の第2永久磁石44a,44bがそれぞれ収容される。
第1永久磁石43a,43bの2つを合わせた幅が第2永久磁石44a,44bの2つを合わせた幅より小さい幅を有する点は、第1の実施形態と同じである。すなわち、第1永久磁石43a,43bの2つを合わせた幅は第1の実施形態における第1永久磁石43の幅W1と同等であり、第2永久磁石44a,44bの2つを合わせた幅は第1の実施形態における第2永久磁石44の幅Wと同等である。第1永久磁石43a,43bは端部同士が略密接するように設けられている。
このようなものにおいても、第1の実施形態と同様に、図8に示すように、相巻線Lu,Lv,Lwに励磁電圧Edを印加して相巻線Lu,Lv,Lwに励磁電流を供給することにより、着磁または減磁して磁力を変化させることができる。
他の構成および作用は第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
また、固定子11と回転子12が図17に示すような位置関係のときに、図16に示すように、相巻線Lu,Lv,Lwのうち2つの相巻線に励磁電圧Edを印加して励磁電流を流す着磁または減磁を第1の実施形態と同様に回転子の位置と励磁電流の極性を変えて少なくとも2回行うことにより、各磁石収容孔42の第1永久磁石43a,43bをそれぞれ最適な状態に着磁または減磁することもできる。
ただし、この場合には、図18に示すように、第1永久磁石43a,43bの境界部(各極の中央付近)の磁力化が小さくなってしまう。
そこで、この場合には、図14に示す第1永久磁石43a,43bの端部同士が離間するように、すなわち、第1永久磁石43a,43bの端部間に空間ができるように配置することで上記と同様の効果が得られる。
なお、図16に示すように、相巻線Lu,Lv,Lwのうち2つの相巻線に励磁電圧Edを印加して励磁電流を流す着磁または減磁を、図3に示すような各極に1枚の永久磁石が配置された回転子に適用すると、各極の中央付近の磁化力が弱くなることになる。
そこで、この場合は図3に示す低保磁力の第1永久磁石43を幅方向に分割し、それぞれの幅を小さくして中央部に空間ができるように配置することで上記と同様の効果が得られる。
励磁電流を流すときの回転子は第1の実施形態と同様に停止中でも回転中でもよい。
[4]第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態では、2相通電の駆動により回転子12を回転させながら、2相通電位置検出部54の検出位置に応じて各第1永久磁石43の着磁または減磁を行う。
すなわち、相巻線Lu,Lv,Lwの2つずつの相巻線に電流が順に流れる2相通電を実行しながら、非通電状態の相巻線に誘起する電圧に基づいて2相通電位置検出部54が回転子12の回転位置を検出し、検出した回転位置に応じたタイミングで相巻線Lu,Lv,Lwに着磁用または減磁用の励磁電流を供給する。このときの励磁電流の供給は第1の実施形態または第3の実施形態に示されるように行うものである。
通常、センサレスベクトル制御部57による位置推定は誤差が大きく、上記のように2相通電位置検出部54の検出位置に応じて各第1永久磁石43の着磁または減磁を行うことにより、固定子と回転子のより正確な位置関係で着磁または減磁のための通電を行うことができ、磁束可変の確実性が高くなる。
なお、2相通電位置検出部54の検出位置に応じた2相通電の駆動では、センサレスベクトル制御のように弱め界磁で回転数を高めるような制御ができず、また運転電流が矩形波となるため、永久磁石電動機10の騒音が大きくなる等の問題があるため、通常運転時はセンサレスベクトル制御部57の推定位置に応じたベクトル制御による3相正弦波PWMの駆動を行うのが望ましい。
他の構成および作用は第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[5]第5の実施形態について説明する。
永久磁石電動機10の運転中、着磁または減磁のための励磁電流の供給に際し、2相通電位置検出部54の検出位置に従って適切なタイミングでセンサレスベクトル制御部57による運転に切り替え、相巻線Lu,Lv,Lwにd軸電流を供給する。
この場合のd軸電流は、運転トルクを発生させるためのq軸電流に重畳するように流す。
なお、d軸およびq軸電流を供給するときは2相通電位置検出部54による位置検出はできないのでセンサレスベクトル制御部57による運転に切り替えるものである。
第4の実施形態と同様に2相通電位置検出部54の検出位置に応じて着磁または減磁の通電を開始するので、固定子と回転子のより正確な位置関係で着磁または減磁のための通電を行うことができ、磁束可変の確実性が高くなる。
この第5の実施形態のように、相巻線Lu,Lv,Lwにd軸電流を流すことは、センサレスベクトル制御のプ口グラムにおいて実行が可能であり、特別な制御ソフトウェアが不要であるという利点がある。
他の構成および作用は第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[6]第6の実施形態について説明する。
永久磁石電動機10の運転中、着磁または減磁のための励磁電流を供給する。具体的には、2相通電位置検出部54の検出位置に従って適切なタイミングでセンサレスベクトル制御部57による運転に切り替え、相巻線Lu,Lv,Lwに対し、励磁電流としてd軸電流を電気角で80°以上にわたり供給する。
集中巻きの固定子11では、着磁用または減磁用のd軸電流を流した際に、各第1永久磁石43に加わる磁化力が各第1永久磁石43の位置によって大きなバラツキを持って分布し、固定子11と回転子12の位置関係により、分布が変化していく。これは、固定子11の相巻線Lu,Lv,Lwにd軸電流を流した場合に、固定子11および回転子12に生じる磁束が図19に示すように非対称となるためで、各第1永久磁石43に加わる磁化力の分布は図20のように回転子12の回転位置に応じて変化していく。
図20の角度は電気角を表し、0°〜120°の間で回転子12が60°回転し(4極なので)、その間に、各第1永久磁石43の磁化力分布が連続的に変化していく。
従って、短い期間(例えば電気角で30°程度)の通電では、各第1永久磁石43の一部に着磁または減磁のための十分な磁化力が加わらない部分が生じる。
固定子11と回転子12の位置関係による磁化力分布の変化は、電気角120°を一周期とするので、電気角で120°の期間だけ電流を流し続けることにより、ほぼ均一な着磁用磁界または減磁用磁界が与えられ、各第1永久磁石43の全体を確実に着磁・減磁することができる。
なお、電気角の適切な期間を選ぶことにより、実用的には電気角80°期間でも、ほぼ均一な着磁用磁界または減磁用磁界を得ることができる。
[7]第7の実施形態について説明する。
第4の実施形態と同じく、2相通電の駆動により回転子12を回転させながら、2相通電位置検出部54の検出位置に応じて相巻線Lu,Lv,Lwに着磁用または減磁用の励磁電流を供給し、各第1永久磁石43を着磁または減磁する。
そして、この励磁電流の供給後、2相通電の駆動により回転子12を回転させながら、2相通電位置検出部54で検出される誘起電圧から回転子12の第1コア12aに生じる磁束量を求め、求めた磁束量が目標値に達していない場合に、再度、2相通電の駆動により回転子12を回転させながら、2相通電位置検出部54の検出位置に応じて相巻線Lu,Lv,Lwに着磁用または減磁用の励磁電流を供給し、各第1永久磁石43を着磁または減磁する。
こうして、再度の着磁または減磁を行うことで、所望の磁束を確実に得ることができる。
磁束量については、誘起電圧、極数(回転子12の1つのコアにおける永久磁石の個数に相当)、相巻線Lu,Lv,Lwの巻数、回転子12の回転数などを予め定められた所定の数式に代入することにより、算出することができる。
2相通電位置検出部54の検出位置に応じた2相通電の駆動では、センサレスベクトル制御のように弱め界磁で回転数を高めるような制御ができず、また運転電流が矩形波となるため、永久磁石電動機10の騒音が大きくなる等の問題があるため、通常運転時はセンサレスベクトル制御部57の推定位置に応じた2相通電の駆動を行うのが望ましい。
このセンサレスベクトル制御部57の推定位置に応じた2相通電駆動の通常運転への移行に際しては、上記算出した磁束量をセンサレスベクトル制御用のモータ定数として利用することができる。これにより、良好なセンサレスベクトル制御の2相通電駆動が可能となる。
[8]変形例
なお、上記各実施形態では、回転子12の1つのコアに設ける永久磁石の個数が4個であるいわゆる4極構成の永久磁石電動機10を例に説明したが、1つのコアに6個の永久磁石を設ける6極構成の永久磁石電動機10を用いる場合についても、同様に実施可能である。また、相巻線Lu,Lv,Lwが固定子11のスロットに集中巻き装着される場合を例に説明したが、分布巻き装着される場合についても、同様に実施可能である。
その他、この発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除することも可能である。
1…密閉型圧縮機、10…永久磁石電動機、11…固定子、12…回転子、12a…第1コア、12b…第2コア、31…凝縮器、32…膨張装置、33…蒸発器、41a…回転軸挿通孔、42…磁石収容孔、43…第1永久磁石、44…第2永久磁石、45…スリット、Lu,Lv,Lw…相巻線、50…商用交流電源、51…順変換部、52…スイッチング回路、53…制御部、54…2相通電位置検出部、57…センサベクトル制御部

Claims (7)

  1. 複数の相巻線が装着された固定子と、
    第1コアおよび第2コアを回転軸の軸方向に沿って配列してなる回転子と、
    前記第1コアに収容され、駆動装置から前記各相巻線に供給される励磁電流により着磁または減磁されて磁力が変化する複数の第1永久磁石と、
    前記第2コアに収容され、前記励磁電流の供給にかかわらず磁力変化がない複数の第2永久磁石と、
    を備え、前記各第1永久磁石の幅を前記各第2永久磁石の幅よりも小さくしたことを特徴とする永久磁石電動機。
  2. 前記回転子における各永久磁石の収容部より外周側に形成された複数のスリット、をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の永久磁石電動機。
  3. 前記駆動装置は、
    前記各相巻線の2つずつの相巻線に電流が順に流れる2相通電を実行しながら、非通電状態の相巻線に誘起する電圧に基づいて前記回転子の回転位置を検出し、検出した回転位置に応じたタイミングで前記各相巻線に着磁用または減磁用の励磁電流を供給する制御手段、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の永久磁石電動機。
  4. 前記励磁電流は、センサレスベクトル制御のd軸電流であることを特徴とする請求項3記載の駆動装置。
  5. 前記駆動装置は、
    前記各相巻線の2つずつの相巻線に順に電流が流れる2相通電を実行しながら、非通電状態の相巻線に誘起する電圧に基づいて前記回転子の回転位置を検出し、検出した回転位置に応じたタイミングで前記各相巻線に着磁用または減磁用の励磁電流を供給する第1制御手段と、
    この第1制御手段による励磁電流の供給後、前記各相巻線の2つずつの相巻線に順に電流が流れる2相通電を実行しながら、非通電状態の相巻線に誘起する電圧から前記回転子の第1コアに生じる磁束量を求め、求めた磁束量が目標値に達していない場合に、前記第1制御手段による励磁電流の供給を再び実行する第2制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の永久磁石電動機。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の永久磁石電動機と、この永久磁石電動機により駆動される圧縮機構部とを、密閉容器に収納したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  7. 請求項6に記載の密閉型圧縮機と、凝縮器と、膨張装置と、蒸発器とからなることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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