JP2010199501A - Led装置と、そのled装置を用いた映像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型画面等の映像装置に用いられるLED装置の設置環境温度に基因する順方向電圧変動分によるLED駆動回路の熱損失を低減したLED装置を提供する。
【解決手段】複数のLED素子1が縦列、横列にマトリックス状に設けられ、LED素子1を駆動する駆動回路3に印加される電圧を検出して、前記駆動回路3の両端電圧が一定値となるように電源6の出力電圧を所定値に制御する信号を出力する電圧検出回路5とを備えたLED装置100。
【選択図】図1
【解決手段】複数のLED素子1が縦列、横列にマトリックス状に設けられ、LED素子1を駆動する駆動回路3に印加される電圧を検出して、前記駆動回路3の両端電圧が一定値となるように電源6の出力電圧を所定値に制御する信号を出力する電圧検出回路5とを備えたLED装置100。
【選択図】図1
Description
この発明は、LED(Light Emitting Diode)装置およびこのLED装置を用いた映像装置に関するものであり、特にLEDを点灯するための電源制御に係るものである。
従来の発光装置として、LEDを点灯する為に必要な電力を電圧源として駆動回路とLEDに供給し、駆動回路内では定電流回路もしくは、抵抗を用いた順定電流回路によって、LED輝度に応じた電流を生成しLEDを点灯させている。
この時、駆動回路と駆動回路と直列に接続されるLEDとの両端に供給される電圧は、例えば、駆動回路内の定電流回路を安定動作させる為に必要な電圧1.5Vと、LEDの順方向電圧3.5Vとを加算した5Vを供給している技術が示されている(例えば、特許文献1)。
この時、駆動回路と駆動回路と直列に接続されるLEDとの両端に供給される電圧は、例えば、駆動回路内の定電流回路を安定動作させる為に必要な電圧1.5Vと、LEDの順方向電圧3.5Vとを加算した5Vを供給している技術が示されている(例えば、特許文献1)。
この様な発光装置において、LEDの順方向電圧はLED温度によって大きく変動する。具体的には、低温時0℃での順方向電圧は3.8V程度であり、高温時80℃では3.0V程度まで下がるなど、80℃の温度差で約0.8Vの電圧変動が発生する。これらLEDの順方向電圧の変動分は、LEDを駆動する駆動回路内で熱損失となり、LED温度が高温になるに連れて駆動回路の熱損失は増加する。従って、LED使用数量の多い、例えば野球場や競馬場等に設置される大型映像装置では、LEDの順方向電圧の変動分によるLED駆動回路内の熱損失が数kWになるという問題があった。さらに、前述の定電流駆動回路の電力損失は、LEDの周囲温度を上昇させる為、大型画面中央部に近いほど熱集中が起こり、LEDの輝度ムラが発生し、それに伴う、画質の劣化を招くという問題があった。このような問題に対して、特許文献1では、LEDの周囲温度上昇を検出してLED駆動回路への供給電圧を下げて、LEDの順方向電圧の変動分によるLED駆動回路内の熱損失を削減するという技術が示されているが、LEDの順方向電圧と、LEDの周辺温度を検出するサーミスタの検出温度との間には、基板にLEDを実装する場合のはんだの供給量やLEDチップの浮き具合などが異なるためには、バラツキが大きく、特に、大型画面等で冷却ファンを使用する環境下では、正確な電圧の把握が困難であると言う問題が有り、LED使用数量が多く、LED駆動回路内の熱損失が数kWにも及ぶ大型映像装置では、損失低減が課題となっていた。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、LED駆動回路の熱損失を低減し、省エネを実現したLED装置を提供するとともに、このLED装置を用いて表示画面上の色ムラを抑制した映像装置を提供することを目的としている。
この発明に係るLED装置は、マトリックス状に配置された複数個のLED素子に直列に接続され、前記LED素子をそれぞれに駆動する駆動回路が設けられたLEDユニットに電力を供給する電源を備え、駆動回路の両端電圧が検出され、その両端電圧が一定値となるように、電源が所定の電圧値を出力するよう制御されるものである。
また、この発明に係る映像装置は、前記の複数個のLED装置が、マトリックス状に配列され、前記LED装置に設けられている電源の出力電圧を検出するとともに、各出力電圧値の比較を行い、所定の範囲外の電圧値を出力する前記電源を、所定の範囲内に電圧値を出力するよう制御する電圧比較器が設けられているものである。
また、この発明に係る映像装置は、前記の複数個のLED装置が、マトリックス状に配列され、前記LED装置に設けられている電源の出力電圧を検出するとともに、各出力電圧値の比較を行い、所定の範囲外の電圧値を出力する前記電源を、所定の範囲内に電圧値を出力するよう制御する電圧比較器が設けられているものである。
この発明に係るLED装置は、上記のような構成を備えているので、LED素子周辺の温度上昇に伴って変化するLED駆動回路の印加電圧を検出し、電源の出力電圧を低く設定することでLED駆動回路の熱損失を低減した省エネを実現することが出来る。
また、この発明に係る映像装置は、表示部の部分的および全体の温度変化に対する色ムラを抑え安定した色彩を表現できる。
また、この発明に係る映像装置は、表示部の部分的および全体の温度変化に対する色ムラを抑え安定した色彩を表現できる。
実施の形態1.
図1に実施の形態1によるLED装置100の構成図を示す。LED装置100は、複数個のLED素子1を縦列、横列にマトリックス状にプリント基板等に実装されたものを1つのLEDユニット2として備えている。このLEDユニット2には複数個のLED素子1のそれぞれ画素単位で輝度に対応する定電流を供給する駆動回路3がLED素子1に直列に設けられ、この駆動回路3にLED素子1の駆動電流を設定する制御回路4と、さらに複数個の駆動回路3の中から予め代表的な1つの駆動回路を設定しておき、この駆動回路3の両端に印加される電圧を検出して、LED駆動回路3の両端電圧が所定の電圧値になるような指令信号を出力する電圧検出回路5が設けられており、この指令信号によって電源6の出力電圧が制御されるものである。
図1に実施の形態1によるLED装置100の構成図を示す。LED装置100は、複数個のLED素子1を縦列、横列にマトリックス状にプリント基板等に実装されたものを1つのLEDユニット2として備えている。このLEDユニット2には複数個のLED素子1のそれぞれ画素単位で輝度に対応する定電流を供給する駆動回路3がLED素子1に直列に設けられ、この駆動回路3にLED素子1の駆動電流を設定する制御回路4と、さらに複数個の駆動回路3の中から予め代表的な1つの駆動回路を設定しておき、この駆動回路3の両端に印加される電圧を検出して、LED駆動回路3の両端電圧が所定の電圧値になるような指令信号を出力する電圧検出回路5が設けられており、この指令信号によって電源6の出力電圧が制御されるものである。
この実施の形態1によるLED装置100におけるLEDユニット2の動作を図2で模式的に示す。なおこの図2は図1に示したLED素子1と駆動回路3との配置位置関係が逆であるが本質的に何ら問題はない。図1および図2に示した模式図に基づいて動作を説明する。この実施の形態1のLED装置100は、LED素子1の周辺温度によって変化するLED素子1の順方向電圧変化に応じて電圧検出回路5が電源6に指令値を与えて電源6の出力電圧値が調整されるので、駆動回路3が定電流を生成するために掛かる必要な電圧(1.5V)は一定であり、LED素子1の周辺温度上昇に伴ってLED素子1の順方向電圧(3.0〜3.8V)が小さくなった場合でも、電源6の出力電圧を前記順方向電圧の低下分だけ減少させることが可能となり、その結果、駆動回路3の熱損失を抑制することができ、エネルギー消費量の削減や、ひいては環境負荷低減、さらにはLED装置の耐久性の向上等の効果がある。以下に数値例で説明する。
例えば、LED素子1の順方向電圧が3.8V、駆動回路3に必要な電圧が1.5V、駆動電流が10A場合、電源6は、5.3V(3.8V+1.5V)を供給し、回路の消費電力Pは、
P=5.3V・10A=53W
となる。
電源6が5.3Vのまま温度上昇すると、LED素子1の順方向電圧は下がり(例えば3.0V)、その差分、駆動回路3の電圧が2.3V上昇(5.3V−3.0V)し、結果、不要な駆動回路3の熱損失が増加する事になる。よって、LED素子1の順方向電圧の変化に対し、その変化分を減算した4.5V(5.3V−0.8V)を電源6から供給する事で、回路の消費電力を削減する。
つまり、削減効果=(5.3V−4.5V)・10A=8Wとなるという無駄の少ないLED装置100が提供可能となる。なお、駆動回路の両端電圧の検出を代表的な1つの駆動回路に印加される電圧を検出しているが、これに限定されることなく複数の駆動回路に印加される電圧を検出し、駆動回路の両端電圧が一定値となるよう制御されてもよい。
例えば、LED素子1の順方向電圧が3.8V、駆動回路3に必要な電圧が1.5V、駆動電流が10A場合、電源6は、5.3V(3.8V+1.5V)を供給し、回路の消費電力Pは、
P=5.3V・10A=53W
となる。
電源6が5.3Vのまま温度上昇すると、LED素子1の順方向電圧は下がり(例えば3.0V)、その差分、駆動回路3の電圧が2.3V上昇(5.3V−3.0V)し、結果、不要な駆動回路3の熱損失が増加する事になる。よって、LED素子1の順方向電圧の変化に対し、その変化分を減算した4.5V(5.3V−0.8V)を電源6から供給する事で、回路の消費電力を削減する。
つまり、削減効果=(5.3V−4.5V)・10A=8Wとなるという無駄の少ないLED装置100が提供可能となる。なお、駆動回路の両端電圧の検出を代表的な1つの駆動回路に印加される電圧を検出しているが、これに限定されることなく複数の駆動回路に印加される電圧を検出し、駆動回路の両端電圧が一定値となるよう制御されてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2によるLED装置100を図3に示す。
この実施の形態2は、前述した実施の形態1の制御回路4が有する機能につけ加えて、駆動回路3の中から予め設定された代表的な1つの駆動回路3に印加される両端電圧を検出する電圧検出機能を備えた電圧検出・制御回路4aを、前記図1の制御回路4に代替して設けるとともに、同様に実施の形態1の電圧検出回路5に代替して電圧指令回路5aを設け、さらに前記電圧検出・制御回路4aの出力信号を受けるスイッチ7を設け、スイッチ7の切り替えにより電圧指令回路5aを介して電源6の出力電圧を所定値に制御するようにしたものである。
実施の形態2によるLED装置100を図3に示す。
この実施の形態2は、前述した実施の形態1の制御回路4が有する機能につけ加えて、駆動回路3の中から予め設定された代表的な1つの駆動回路3に印加される両端電圧を検出する電圧検出機能を備えた電圧検出・制御回路4aを、前記図1の制御回路4に代替して設けるとともに、同様に実施の形態1の電圧検出回路5に代替して電圧指令回路5aを設け、さらに前記電圧検出・制御回路4aの出力信号を受けるスイッチ7を設け、スイッチ7の切り替えにより電圧指令回路5aを介して電源6の出力電圧を所定値に制御するようにしたものである。
より具体的に説明する。
この実施の形態2は、駆動回路3に印加される電圧を段階的に切り替えるものであり、例えばLED素子1の順方向電圧が3.0〜3.4Vの場合は、電源6の電圧を4.9Vと設定し、このときスイッチ7をONとし、LED素子1の順方向電圧が3.5〜3.8Vの場合には、電源6の電圧を5.3Vに設定し、このときスイッチ7をOFFとする。上記の場合、駆動回路3の電圧は1.5V〜1.9Vまで変化する。なおスイッチ7の数を1個の場合で説明したが、スイッチ数を増やすことで細かいステップで電源6の電圧を設定することができる。
このような実施の形態2のLED装置100が、例えば屋外野球場や競馬場に設置される大型映像装置に適用されると、設置環境による太陽光遮蔽体により映像画面の特定部分に長時間にわたり影が投影されるような場合、その部分をそれ以外の太陽光が照射される部分のLED装置の切り替えスイッチを人為的に切り替えることにより鮮明な映像をタイムリーに提供できるという効果がある。
この実施の形態2は、駆動回路3に印加される電圧を段階的に切り替えるものであり、例えばLED素子1の順方向電圧が3.0〜3.4Vの場合は、電源6の電圧を4.9Vと設定し、このときスイッチ7をONとし、LED素子1の順方向電圧が3.5〜3.8Vの場合には、電源6の電圧を5.3Vに設定し、このときスイッチ7をOFFとする。上記の場合、駆動回路3の電圧は1.5V〜1.9Vまで変化する。なおスイッチ7の数を1個の場合で説明したが、スイッチ数を増やすことで細かいステップで電源6の電圧を設定することができる。
このような実施の形態2のLED装置100が、例えば屋外野球場や競馬場に設置される大型映像装置に適用されると、設置環境による太陽光遮蔽体により映像画面の特定部分に長時間にわたり影が投影されるような場合、その部分をそれ以外の太陽光が照射される部分のLED装置の切り替えスイッチを人為的に切り替えることにより鮮明な映像をタイムリーに提供できるという効果がある。
実施の形態3.
次に実施の形態3による映像装置200を図4に基づいて説明する。
図4は、前述した実施の形態1または実施の形態2のLED装置100のいずれかをLED装置100a〜100pとしてマトリックス状に配置し、例えば競馬場等の屋外に設置された大型の映像装置200を示す概念図である。
図4において電圧比較器8は、映像装置200を構成するLED装置100a〜100pに設けられている電源6の出力電圧を検出して、各出力電圧値の比較を行い、予め設定されている所定の電圧値の範囲外の電圧値を出力するLED装置の電源6を所定の範囲内の電圧出力値となるよう制御するものである。
図4において、LED装置100を複数個組み合わせた大型表示の映像装置200は、熱源が集中する中央部のLED装置100f,100g,100j,100kと、比較的温度の低いフレーム端のLED装置100a〜100d,100e,100h,100i,100m〜100pとの間に20℃〜40℃の温度差が発生する。
一般に、R(赤)、G(緑)、B(青)のLED光源は、温度によってそれぞれ輝度特性が異なる。従って、RGBの三原色を同時発光させて白色を表現しても、R(赤)LEDの輝度特性は温度が高くなると、G(緑)、B(青)より高輝度となるため、高温エリアであり画面中央部のみピンク系の色ムラが発生する。この実施の形態3は、上記のような現象を防ぐためになされたものであって、前述した実施の形態1あるいは実施の形態2のLED装置100を採用するとともに、電圧比較器8の制御により前記高温エリアのLED装置100f等の駆動回路の熱損失を低減させ、高温エリアのLED装置の温度を下げ、画面全体の色ムラを抑制させることができる。
次に実施の形態3による映像装置200を図4に基づいて説明する。
図4は、前述した実施の形態1または実施の形態2のLED装置100のいずれかをLED装置100a〜100pとしてマトリックス状に配置し、例えば競馬場等の屋外に設置された大型の映像装置200を示す概念図である。
図4において電圧比較器8は、映像装置200を構成するLED装置100a〜100pに設けられている電源6の出力電圧を検出して、各出力電圧値の比較を行い、予め設定されている所定の電圧値の範囲外の電圧値を出力するLED装置の電源6を所定の範囲内の電圧出力値となるよう制御するものである。
図4において、LED装置100を複数個組み合わせた大型表示の映像装置200は、熱源が集中する中央部のLED装置100f,100g,100j,100kと、比較的温度の低いフレーム端のLED装置100a〜100d,100e,100h,100i,100m〜100pとの間に20℃〜40℃の温度差が発生する。
一般に、R(赤)、G(緑)、B(青)のLED光源は、温度によってそれぞれ輝度特性が異なる。従って、RGBの三原色を同時発光させて白色を表現しても、R(赤)LEDの輝度特性は温度が高くなると、G(緑)、B(青)より高輝度となるため、高温エリアであり画面中央部のみピンク系の色ムラが発生する。この実施の形態3は、上記のような現象を防ぐためになされたものであって、前述した実施の形態1あるいは実施の形態2のLED装置100を採用するとともに、電圧比較器8の制御により前記高温エリアのLED装置100f等の駆動回路の熱損失を低減させ、高温エリアのLED装置の温度を下げ、画面全体の色ムラを抑制させることができる。
なお、前記は高温エリアのLED装置100の熱損失を低減させることを述べたが、低温エリアのLED装置100の熱損失を増加させてLED装置100の周囲温度を高くし、大型表示の映像装置200における表示部全体の色ムラを均一化することも可能である。
さらには、実施の形態2で前述したように設置環境によって長時間にわたり大型映像画面に太陽光が照射される部分と、建物等による日影が生じる部分が発生する場合には、前述の駆動回路の熱損失の低減化と共に、熱損失の増加等の制御の組み合わせを採用することにより、より輝度ムラの発生を抑制することも可能となる。
なお、電源6はLED装置100の1対1に対応した構成でなく、1台の電源から複数、例えば2〜4個のLED装置に供給する構成であってもよい。
さらには、実施の形態2で前述したように設置環境によって長時間にわたり大型映像画面に太陽光が照射される部分と、建物等による日影が生じる部分が発生する場合には、前述の駆動回路の熱損失の低減化と共に、熱損失の増加等の制御の組み合わせを採用することにより、より輝度ムラの発生を抑制することも可能となる。
なお、電源6はLED装置100の1対1に対応した構成でなく、1台の電源から複数、例えば2〜4個のLED装置に供給する構成であってもよい。
この発明は、大型画面を有する映像装置に使用されるLED装置に利用可能である。
1 LED素子、2 LEDユニット、3 駆動回路、4a 電圧検出・制御回路、
5 電圧検出回路、5a 電圧指令回路、6 電源、7 スイッチ、8 電圧比較器、
100 LED装置、200 映像装置。
5 電圧検出回路、5a 電圧指令回路、6 電源、7 スイッチ、8 電圧比較器、
100 LED装置、200 映像装置。
Claims (5)
- マトリックス状に配置された複数個のLED素子に直列に接続され、前記LED素子をそれぞれに駆動する駆動回路が設けられたLEDユニットに電力を供給する電源を備えたLED装置において、前記駆動回路の両端電圧が検出され、その両端電圧が一定値となるように、前記電源が所定の電圧値を出力するよう制御されることを特徴とするLED装置。
- 前記駆動回路の両端電圧を検出する電圧検出・制御回路の出力を受信するスイッチの切り替えによる電圧指令回路の出力によって、前記電源が所定の電圧値を出力するよう制御されることを特徴とする請求項1に記載のLED装置。
- 前記駆動回路の両端電圧の検出は、前記複数の駆動回路の中から代表的な1つの駆動回路の両端電圧が検出されることを特徴とする請求項1あるいは請求項2のいずれか1項に記載のLED装置。
- 前記請求項1あるいは請求項2のいずれか1項に記載の複数個のLED装置が、マトリックス状に配列された映像装置であって、前記LED装置に設けられている電源の出力電圧を検出するとともに、各出力電圧値の比較を行い、所定の範囲外の電圧値を出力する前記電源を、所定の範囲内の電圧値を出力するよう制御する電圧比較器が設けられていることを特徴とする映像装置。
- 前記請求項1に記載のLED装置と前記請求項2に記載のLED装置との双方のLED装置を適宜複数個組み合わせてマトリックス状に配列された映像装置であって、前記LED装置に設けられている電源の出力電圧を検出するとともに、各出力電圧値の比較を行い、所定の範囲外の電圧値を出力する前記電源を、所定の範囲内の電圧値を出力するよう制御する電圧比較器が設けられていることを特徴とする映像装置。
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