JP2010197880A - レンズ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】絞り板の強度が改善され、精度の高い組み立てを効率的に行うことができるレンズ組立体。
【解決手段】絞り壁2と、像側に位置するレンズ6との相互間に、物体側の開口1aにおいて固定されたレンズ3の光軸方向に沿う押圧により各レンズの縁部同士をそれぞれ弾性的に接触させて位置決めする弾性部材16を配置する。そして、前記像側に位置するレンズ6とこのレンズ6の物体側に隣接配置されるレンズ5との相互間に形成された空間領域7に、光軸Cに沿って貫通する開口10aを有し該開口10aの縁部の全域又は一部分について厚肉部12あるいは凹凸部を備えた金属製の絞り板10を配置し、該像側に位置するレンズ6と、このレンズ6の物体側に隣接配置されるレンズ5及びこれらレンズ5、6の相互間に位置する絞り板10を位置決め状態で一体化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載してその後方、左右等を確認するカメラや監視カメラ等の撮影機器の部品として適用されるレンズ組立体に関するものである。
物体側及び像側に向けてそれぞれ開放された開口を有する鏡枠に複数枚のレンズを光軸に沿って直列に配置したレンズ組立体は、レンズの相互間に光量を調整する絞り板が配置されているが、該絞り板は、その板厚が比較的薄いため構成部材の組み付けの際や外部からの衝撃が入力された際に捩れを伴いやすいうえ、絞り板の開口の内周面で反射した光の影響を受けてゴーストやフレアの発生が避けられない不具合があった。
この点に関する先行技術としては、カーボンを添加した厚みの異なる2枚の樹脂シートを用い、薄い方を第1シートとしてそれに絞り開口を設け、該絞り開口よりも大きい透過口を設けた厚い方を第2シートとして、第1シートの絞り開口と第2シートの透過口が一致するようにそれらを相互に貼り付けることによってゴーストやフレアの発生を防止するとともに強度の改善を図るようにした構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−196211号公報
ところで、上記従来のレンズ組立体にあっては、部品点数の増加や鏡枠内におけるレンズの配置位置の影響が避けられないばかりか、絞り板に関しては2枚のシートを正確に張り合わせる面倒な作業が必要であり、さらに、鏡枠への組み付けに際してはレンズの光軸と絞り板の開口軸心を正確に一致させることが求められるところ、その精度を高めるにも限界があり、未だ改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、上述したような従来の不具合を解消できる新規なレンズ組立体を提案するところにある。
本発明は、物体側及び像側に向けてそれぞれ開放された開口を有する鏡枠と、この鏡枠の内部で光軸方向に沿い順次に配列された少なくとも2枚のレンズ(例えば、第3のレンズ5と第4のレンズ6があればよい。)と、を備えたレンズ組立体であって、
前記鏡枠の像側における開口の端面に、該端面と一体連結するとともに像側に位置するレンズの光学機能面のみを露出させる絞り壁を設け、
この絞り壁と、像側に位置するレンズとの相互間に、物体側の開口において固定されたレンズの光軸方向に沿う押圧により各レンズの縁部同士をそれぞれ弾性的に接触させて位置決めする弾性部材を配置し、
前記像側に位置するレンズとこのレンズの物体側に隣接配置されるレンズとの相互間に形成された空間領域に、光軸に沿って貫通する開口を有し該開口の縁部の全域又は一部分について厚肉部あるいは凹凸部を形成した金属製の絞り板を配置し、
該像側に位置するレンズと、このレンズの物体側に隣接配置されるレンズ及びこれらレンズの相互間に位置する絞り板を位置決め状態で一体化したことを特徴とするレンズ組立体である。
像側に位置するレンズと、このレンズの物体側に隣接配置されるレンズ及びこれらレンズの相互間に位置する絞り板は、位置決め用のピンまたは絞り板の外径を鏡枠に嵌合、あるいは像側及び物体側のレンズにおけるフランジのテーパ部または突起部等を有する凹凸間において挟持する等の位置決め部材を用いることにより一体化するのが好ましい。
上記の凹凸部は、エッチング加工あるいはプレス加工によって形成されたものが望ましい。
また、上記の構成になるレンズ組立体は、絞り板に、レンズの相互間にて挟持される外縁端部と、レンズに設けられた少なくとも2本のピン又は開孔にそれぞれ適合して絞り板の開口の軸心とレンズの光軸を一致させる位置決め開孔又はピンを設けることができる。
絞り板は、ステンレス鋼、ベリリウム胴、燐青銅及びマグネシウム合金のうちから選択される何れか1種にて構成するのが望ましい。
絞り板を金属製とし、開口の縁部(表裏の少なくとも一方の面)につき、厚肉部を設けるか、あるいは凹凸部を設けることで該開口の縁部が補強され、絞り板の捩れが起こりにくくなる。また、絞り板を金属製とすることにより合成樹脂製の絞り板のような物体側からの光が絞り板を透過することがないのでゴーストやフレアの発生による性能劣化が回避される。
また、厚肉部、凹凸部は、絞り板を組み付ける際の目印として機能させることが可能となるので該絞り板の表裏を逆にして組み付けるような間違いがなくなる(正確な組み付けが可能とする。)。
絞り板の外縁端部に、レンズに設けられた少なくとも2本のピンあるいは開孔に適合する開孔あるいはピンを予め設けておくことにより、絞り板の開口の軸心とレンズの光軸を簡単に一致させることが可能となり、レンズ組立体の効率的な組み付けが行える。
本発明にしたがうレンズ組立体の実施の形態を断面で示した図である。 図1に示したレンズ組立体の分解状態を示した外観斜視図である。 絞り板の背面を示した外観斜視図である。 絞り板の要部断面図である。 弾性部材を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 弾性部材の変位状況を示した図である。 絞り板の他の例を示した図である。 絞り板の他の例を示した図である。 本発明にしたがうレンズ組立体の他の例を示した図である。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがうレンズ組立体の実施の形態を模式的に示した断面図であり、図2はその分解状況を示した外観斜視図であり、さらに図3は絞り板の後面側を示した図である。
図における符号1は鏡枠である。この鏡枠1の内部にはレンズを設置する領域Mが形成されている。この鏡枠1はプラスチックあるいは金属材料からなる環状周壁にて構成されており、物体側(紙面左側)及び像側(紙面右側)に向けてそれぞれ開放した開口1a、1bを有している。ここに開口1aを、以下に入側開口1aと表示し、開口1bを、出側開口1bと表示する。
物体側の光は入側開口1aを通して鏡枠1内に入射され、出側開口1bを経て出射され撮像素子(図示せず)へと至る。レンズを設置する領域Mを形成する鏡枠1の内周面には段差部t〜tが形成されており、この段差部により径D〜Dが出側開口1bへ向けて段階的に小さくなるレンズ設置用の内周壁面(座面)L〜Lが形成される。
また、2は鏡枠1の出側開口1bに設けられた絞り壁である。この絞り壁2は出側開口1bに一体連結されており、後述する像側に位置するレンズの光軸Cを含む中央部を露出させる貫通孔2aを有している。
3は鏡枠1の入側開口1aへの押し込みによって座面Lに設置され、鏡枠1のカシメKにより固定することができる第1のレンズ(ガラス製の平凹レンズ)である。この第1のレンズ3は、外周面3aが座面Lに嵌り込んでおり、その前側の外縁部にはカシメに際して鏡枠1の変形部位を乗り上げさせる面取り部3bが形成されている。
4は第1のレンズ3の隣で座面Lに配置された第2のレンズ(プラスチック製の平凹レンズ)である。この第2のレンズ4の前面には第1のレンズ3の後面に絞り板を介して面接触する当接部4aが設けられている。
また、5は第2のレンズ4の隣で座面Lに配置された第3のレンズ(プラスチック製の凸レンズ)である。この第3のレンズ5は、第2のレンズ4と同様にその前面には第2のレンズ4の後面に絞り板を介して面接触する当接部5aが設けられている。第3のレンズ5については、その外表面に像側へ向けて先細りになるテーパ部を設けておくことが可能であって、これにより、第3のレンズ5と鏡枠1との接触面積が小さくなる結果、第3のレンズ5を組み付けるとき、該第3のレンズ5が傾いた姿勢で挿入され、先に組み入れた絞り板10に片当たり状態で圧接するのを防ぐことができ(第4のレンズに対する傾きの影響を小さくできる)、また、第1のレンズ4を鏡枠1に挿入する際の、第3のレンズ5の座りを改善する。
6は第3のレンズ5の隣で座面Lに配置された第4のレンズ(プラスチック製の凸レンズであり、このレンズが像側に位置するレンズである)である。この第4のレンズ6の前面には第3のレンズ5の後面に絞り板を介して面接触する当接部6aが設けられている。この第4のレンズ6は像側面の中央凸部(光学機能面)が絞り壁2の貫通孔2aから突出するように配置されている。第2のレンズ4、第3のレンズ5及び第4のレンズ6の外周面には必要に応じて鏡枠1内でレンズ固定用の充填剤(接着剤)を注入する空間を形成するための1つ又は複数個のカット面を設けられる。
また、7は第3のレンズ5と第4のレンズ6との相互間に形成された空間領域である。
この空間領域7は、第3のレンズ5に設けられた凹部と、第4のレンズ6に設けられた凹部が突き合わさることによって形成されている。
8は第1のレンズ3と第2のレンズ4の間に配置されたシート状の絞り板(フレア絞り)、9は第2のレンズ4と第3のレンズ5との間に配されたシート状の絞り板(フレア絞り)、10は第3のレンズ5と第4のレンズ6の間に配されたシート状の絞り板であり、これらの絞り板8、9、10にはそれぞれ開口8a、9a、10aが形成されていて第1のレンズ3から入射された物体側の光の量を調整する機能を有している。
絞り板8、9、10のうちの少なくとも絞り板10についてはステンレス鋼、ベリリウム銅、燐青銅、マグネシウム合金等の金属部材から構成され、余計な光の入射あるいは反射を防止するため黒色塗料が塗布されるなどの艶消し処理が施されている(絞り板8、9はポリエステルシート等によって構成することもできる)。
11は第3のレンズ5の後面の上下において一体的に設けられたピンである。このピン11は先端に向けて先細りになるテーパ部が設けられており、第3のレンズ5と絞り板10と、第4のレンズ6とを位置決め状態、すなわち、光軸Cを一致させた状態で一体化するようになっている。ピン11は第4のレンズ6の前面側に一体的に設けるようにしてもよい。
12は絞り板10の開口の縁部10bの上下に設けられた開孔である。この開孔12には第3のレンズ5に設けられたピン11が適合するようになっており、これにより絞り板10の開口10aの軸心と第4のレンズ6の光軸Cを一致させる。
13は絞り板10の前面で開口10aの左右縁部の直近に一体的に設けられた厚肉部、14は絞り板10の後面で開口10aの上下縁部の直近に一体的に設けられた厚肉部である。厚肉部13、14は、絞り板10の補強と、絞り板10の組み付ける向きを確認する目印のために設けられたものであり、この例では、図3に示すように円形状のものとして示してあり、その厚さdは図4に示す如く絞り板10の厚さをdとした場合に、d<dに設定されている。
15はOリングを例として示したシール部材である。このシール部材15は第1のレンズ3の後面の外縁端部に設けられた凹所3cと鏡枠1の段差部(段差面)tとの間で挟持されていてその相互間を気密状態に維持するようになっている。
16は第4のレンズ6と絞り壁2の相互間に配置された弾性部材(板ばね)である。弾性部材16は第1のレンズ3を座面Lに設置する際の押し込みによって反発力を生じせしめて各レンズ3、4、5、6の端面同士を絞り板8、9、10を介して相互に弾性的に接触(弾性支持)させて鏡枠1の内部での位置決めを行うものであり、絞り壁2の貫通孔2aよりも大きく、かつ第4のレンズ6の中央凸部(光学機能面)を通過させ得る開口を備えた薄肉の環状ベース16aと、この環状ベース16aの外縁に片側支持状態にて一体連結する複数のアーム(板状のもの)16bからなっている。図5(a)(b)に正面および側面を示す。
アーム16bは付け根部に該アームそのものを厚さ方向へ僅かに屈曲させる屈曲部(屈曲ライン)16bが設けられていて、この屈曲部16bによって弾性部材16に反発力が生じた際に図6に示すように該アーム16bの先端が径方向外側へ向けて広がり鏡枠1内でアーム16bの先端が座面Lに接触するのを防止してその有する機能をより有効に発揮させることが可能となる。
さらに、17は絞り壁2の内側面に設けられたストッパーである。このストッパー17は第4のレンズ6に所期しない衝撃等、外部振動が入力された際に絞り壁2の貫通孔2aの縁部eが第4のレンズ6の外表面よりも先に該第4のレンズ6の径方向外側において当接するものであり、このストッパー17により貫通孔2aの縁部eが接触することによって懸念されるレンズの有効径内での傷の発生を抑制する。ストッパー17は環状の凸部あるいは間隔をあけて配置した複数の突起を適用することもできる。
本発明にしたがうレンズ組立体は、鏡枠1の内部にまず弾性部材16を入れ込み、次いで、第4のレンズ6、絞り板10、第3のレンズ5、絞り板9、第2のレンズ4、さらに絞り板8を順次に配置する。そして、第1のレンズ3をシール部材15とともに鏡枠1の入側開口1aへ押し込んだのち、鏡枠1のカシメにより該第1のレンズ3を座面Lに固定すればよく、このとき弾性部材11に反発力が生じ第1のレンズ3により第2のレンズ4、第3のレンズ5及び第4のレンズ6は端面同士が弾性的に接触することとなり、煩雑な作業を要することなしに鏡枠1の内部において各レンズが光軸C方向に沿って正確に位置決めされる。
上掲図1に示したレンズ組立体は、4枚のレンズを配置した場合を例として示したが、第2のレンズ4、第3のレンズ5のうちの1枚は省略することができる。また、設置枚数は適宜増やすことも可能であり、図示のものに限定はされない。
弾性部材16については、各レンズを光軸に沿って弾性支持できるものであればその形状は適宜変更可能であり、また、板状のばねに替えてゴム部材を適用してもよい。
絞り板10の後面あるいは前面には、図3に示すように、その組み付ける向きを確認するために別途に突起18を設けることもできる。
図7、8は絞り板10の他の例を示したものである。厚肉部13については図7に示すように開口10aの縁部を遺してその周りの全域に設けてもよく、また図8に示すように厚肉部の替りにエッチング加工あるいはプレス加工により凹凸部19を形成し、これにより絞り板10を補強することもできる。上掲図8においては波形形状の凹凸部19を設けた場合について示したが、本発明では、波形形状に限定されることはなく、種々の形状への変更を可能とする。
図9は本発明にしたがうレンズ組立体の他の実施の形態を要部の断面について示した図である。この例は、第3のレンズ5と第4のレンズ6及び絞り板10の光軸Cの中心を一致させるためのピン11を間隔Lにして第4のレンズ6に上下に一体的に設け、第3のレンズ5の後面側にピン11を入れ込むことができる内径をもった凹部20を形成したものであり、ピン11は絞り板10に形成された開孔12を通り抜け、第3のレンズ5の後面側に形成された凹部20に適合することにより第3のレンズ5、絞り板10及び第4のレンズ6は正確に位置決めされる。なお、ピン11は絞り板10に設けることも可能であり、この場合、ピン11に適合させる開孔12はレンズ側に設ければよい。
絞り板10に上記のような厚肉部や凹凸部を設けて該絞り板10自体の強度を高めることにより開口10aを例えば、像側から物体側に向けて小さいテーパ形状等の様々な形状にできる利点がある。
絞り板の強度が高められ、正確かつ簡便に組み付け可能なレンズ組立体が提供できる。
1 鏡枠
1a 開口(入側開口)
1b 開口(出側開口)
2 絞り壁
2a 貫通孔
3 第1のレンズ
3a 外周面
3b 面取り部
3c 凹所
4 第2のレンズ
4a 当接部
5 第3のレンズ
5a 当接部
6 第4のレンズ
6a 当接部
7 空間領域
8 絞り板
9 絞り板
10 絞り板
10a 開口
10b 開口縁部
11 ピン(位置決め部材)
12 開孔
13 厚肉部
14 厚肉部
15 シール部材
16 弾性部材
16a 環状ベース
16b アーム
17 ストッパー
18 突起
19 凹凸部
20 凹部

Claims (6)

  1. 物体側及び像側に向けてそれぞれ開放された開口を有する鏡枠と、この鏡枠の内部で光軸方向に沿い順次に配列された少なくとも3枚のレンズとを備えたレンズ組立体であって、
    前記鏡枠の像側における開口の端面に、該端面と一体連結するとともに像側に位置するレンズの光学機能面のみを露出させる絞り壁を設け、
    この絞り壁と、像側に位置するレンズとの相互間に、物体側の開口において固定されたレンズの光軸方向に沿う押圧により各レンズの縁部同士をそれぞれ弾性的に接触させて位置決めする弾性部材を配置し、
    前記像側に位置するレンズとこのレンズの物体側に隣接配置されるレンズとの相互間に空間領域を設け、
    前記空間領域に、光軸に沿って貫通する開口を有し該開口縁部の全域又は一部分について厚肉部又は凹凸部を形成した金属製の絞り板を配置し、
    該像側に位置するレンズと、このレンズの物体側に隣接配置されるレンズ及びこれらレンズの相互間に位置する絞り板を位置決め状態で一体化したことを特徴とするレンズ組立体。
  2. 前記像側に位置するレンズと、このレンズの物体側に隣接配置されるレンズ及びこれらレンズの相互間に位置する絞り板は、位置決め部材により一体化されたものである請求項1記載のレンズ組立体。
  3. 前記凹凸部が、エッチング加工によるものである請求項1又は2記載のレンズ組立体。
  4. 前記凹凸部が、プレス加工によるものである請求項1又は2記載のレンズ組立体。
  5. 前記絞り板は、レンズの相互間にて挟持される外縁端部に、レンズに設けられた少なくとも2本のピン又は開孔にそれぞれ適合して絞り板の開口の軸心とレンズの光軸を一致させる位置決め開孔又はピンを有する請求項1〜4の何れかに記載のレンズ組立体。
  6. 前記絞り板は、ステンレス鋼、ベリリウム胴、燐青銅及びマグネシウム合金のうちから選択される何れか1種からなる請求項1〜5の何れかに記載のレンズ組立体。
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