JP2010197197A - 被検光学素子の回転保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検光学素子を吸引保持する回転保持部材に吸引チューブが巻き付くことなく吸引通路を接続し、回転保持部材の滑らかな回転を確保するとともに測定精度を維持する。
【解決手段】回転機構7に搭載された円筒状の回転保持部材3の外周に遊嵌された管状のハウジング4の貫通孔41に吸引圧導入部材5を接続し、回転保持部材3は吸引孔34と素子保持部35を有し、内部空間による負圧室36から放射方向に貫通する複数の通気孔38を有し、回転保持部材3の外周面またはハウジング4の内周面に摺接面積を低減する凹溝部43および複数の通気孔38と貫通孔41とを連通する吸引通路溝42を備えてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ等の被検光学素子の偏芯量を測定する偏芯量測定装置などにおいて、被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に吸引保持する被検光学素子の回転保持装置に関する。
光学測定装置の一例としての偏芯量測定装置は、レンズ等の被検光学素子の表面の曲率中心と外径の中心軸とのずれ量を測定するものであって、このような偏芯量測定装置においては、測定用光学系に対して被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に保持するための回転保持機構が必要とされる。下記特許文献1には、被検光学素子を吸引保持した状態で回転可能な回転保持部材を備えた回転保持装置が記載されている。
特開2005−55202号公報
特許文献1の被検光学素子の回転保持装置は、レンズなどの被検光学素子を保持する筒状の保持部材のみが基台に対して回転自在に嵌装されたもので、その筒状保持部材の内部を減圧する吸引通路は、回転保持部材の端部に対応する固定基台に形成された吸引通路に連通接続されるように形成されている。
しかしながら、上記特許文献1の回転保持装置における回転保持部材は、単に固定基台の保持孔部に摺動回転するように嵌挿されているだけであり、回転中心の位置精度確保が困難である問題を有している。
一方、回転する部材の筒内部に被検光学素子を吸引保持するための吸引通路を接続する際、回転中心に接続すれば回転許容構造とシール構造とが簡易に構成できるものであるが、例えば、前述のような偏芯量測定装置の場合には、回転中心は測定光学系の中心であって、特に吸引保持した面が被検面となる場合には、測定のための必須領域を隠蔽することが許容されないことから、回転保持部材の中心位置に吸引通路(吸引チューブ)を接続することはできない。
上記の回転保持部材の中心位置以外の例えば側面部分に吸引チューブを接続した場合に、回転保持部材の回転に伴って吸引チューブが回転保持部材に巻き付くことになり、この吸引チューブの巻き付きに伴う負荷の作用は測定精度に影響を与えるとともに、次の測定においては吸引チューブを巻き戻す工程が必要となり、作業効率の低下を招く問題がある。
本発明は上記点に鑑みなされたもので、被検光学素子を吸引保持する回転保持部材に吸引チューブが巻き付くことなく吸引通路を接続し得る被検光学素子の回転保持装置を提供することを目的とする。
本発明に係る被検光学素子の回転保持装置は、測定装置の光学系に対し被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に保持する被検光学素子の回転保持装置であって、
回転機構に搭載された円筒状の回転保持部材と、前記回転保持部材の外周に遊嵌された管状のハウジングと、前記ハウジングの内周面に開口する貫通孔に外部より接続された吸引圧導入部材とを備え、
前記回転保持部材は、回転中心の一端部に開口する吸引孔と、該吸引孔の外周部に被検光学素子を保持する素子保持部と、内部空間による負圧室と、該負圧室の他端部を閉塞するとともに前記測定装置の光学系に対向する透明部材と、放射方向に貫通する複数の通気孔と、を有し、
前記回転保持部材の外周面または前記ハウジングの内周面には、両者の摺接面積を低減する凹溝部、および、前記回転保持部材の複数の通気孔の外周側開口部と前記ハウジングの貫通孔の内周側開口部とを連通する吸引通路溝を備えてなることを特徴とする。
本発明に係る被検光学素子の回転保持装置においては、前記回転保持部材の通気孔が円周上に2つ以上等間隔に形成され、前記ハウジングの内周面に、前記貫通孔の内周側開口部を含み、前記通気孔の外周側開口部に対向して該外周側開口部を相互に連通する円環状の吸引通路溝が形成されてなるように構成するのが好適である。
また、前記回転保持部材は、前記吸引孔および前記素子保持部を有するサンプル台が筒状本体部から分離可能に形成されていることが好ましい。
また、前記回転保持部材が金属製であり、前記ハウジングが樹脂製であることが好ましい。
また、前記回転保持部材は、調整ステージを介して前記回転機構に搭載されていることが好ましい。その際、前記調整ステージは、回転軸と直交する面における位置が調整可能なXYステージと、回転軸の傾きが調整可能なチルトステージを備えることが好ましい。
前記回転機構がエアベアリングで構成されてなることが好適である。
本発明に係る被検光学素子の回転保持装置によれば、回転機構に搭載された円筒状の回転保持部材の外周に遊嵌された管状のハウジングの貫通孔に吸引圧導入部材を接続し、回転保持部材は吸引孔と素子保持部を有し、内部空間による負圧室から放射方向に貫通する複数の通気孔を有し、回転保持部材の外周面またはハウジングの内周面に摺接面積を低減する凹溝部および複数の通気孔と貫通孔とを連通する吸引通路溝を備えてなることにより、被検光学素子吸引用の負圧がハウジングの貫通孔から吸引通路溝を経て、回転保持部材の複数の通気孔より内部の負圧室に導入され、吸引孔からの吸引によって回転保持部材の素子保持部に被検光学素子を保持するものであり、回転保持部材が回転移動している際には、回転保持部材の外周面とハウジングの内周面は、凹溝部によって両者の摺接面積が低減されて回転抵抗が少なく、かつ、ハウジングが回転することなく接続された吸引圧導入部材が巻き付くことによる弊害を未然に防止して、被検光学素子の精度のよい回転作動を行うことによって偏芯量測定装置等の測定装置の高い測定精度を確保することができるものである。
一実施形態に係る被検光学素子の回転保持装置の要部正面図である。 図1の要部を示す縦断面図である。 偏芯量測定装置の測定用光学系の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図3に基づいて、オートコリメーション機能を用いて被検光学素子2(被検レンズ)の偏芯量を測定する偏芯量測定装置の測定用光学系10の構成について概略的に説明する。
被検光学素子2は後述の回転保持装置1における回転保持部材3に保持され、回転機構7によりその中心軸を中心として回転可能である。測定用光学系10は、被検光学素子2の被検面に光を照射する光源15と、光源15からの光束を通過させる、十字形状のスリットを有するレチクル板16(指標板)と、レチクル板16からの光を略直角に反射するビームスプリッタ17と、入射された光を平行光束とするコリメータレンズ18と、平行光束を所定位置(光収束点)Pに収束する対物レンズ12とを備えている。
また、被検光学素子2の被検面からの反射光が、対物レンズ12、コリメータレンズ18およびビームスプリッタ17を介して入射され、レチクル板16のレチクルの像を撮像するCCDカメラ19を有している。上記測定用光学系10は、一体的に光軸の方向に移動して対物レンズ12が被検光学素子2に接離移動するように構成されている。さらに、CCDカメラ19で得られた像情報を解析し、演算する解析演算部(不図示)が設けられている。
偏芯量測定を行う際には、レチクル板16を通過した光源15からの光を被検光学素子2に照射する。このとき、対物レンズ12の光収束位置Pを移動することにより、被検面の曲率中心に光収束位置Pを一致させ、被検光学素子2の被検面に入射した光は、被検面の曲率中心から発せられた光と同等とみなせるから、被検面から入射経路を逆進するように反射される。この反射光が、ビームスプリッタ17を透過してCCDカメラ19に入射する。この後、回転保持部材3を回転させながら被検光学素子2からの反射像を観測すると、偏芯がある場合には、レチクルの像の軌跡が円を描き、この円の半径を計測することで被検光学素子2の偏芯量を求めるものである。
次に、図1、図2に基づいて、一実施形態の被検光学素子の回転保持装置1について説明する。
回転保持装置1は、鏡筒11の先端に対物レンズ12(図2参照)を備えた偏芯量測定装置の測定用光学系10に対し、被検光学素子2(被検レンズ)を所定軸Cの周りに回転可能に保持するために用いられるものであって、円筒状の回転保持部材3、管状のハウジング4、吸引圧導入部材5、調整ステージ6、および回転機構7を備えてなる。
前記回転保持部材3は、回転機構7に調整ステージ6を介して搭載され、上部のサンプル台31と下部の筒状本体部32とで構成されている。この回転保持部材3は、回転中心の一端部(上端部)に開口する吸引孔34と、該吸引孔34の外周部に被検光学素子2を保持する素子保持部35と、内部空間による負圧室36と、該負圧室36の他端部(下端部)を閉塞するとともに前記測定用光学系10の対物レンズ12と対向する透明部材37(ガラス板)と、放射方向に貫通する複数(図示の場合4個)の通気孔38とを有する。なお、透明部材37は、反射光が正反射光となって測定に影響を与えることのないように傾斜配置されている。
また、前記回転保持部材3における、前記吸引孔34および前記素子保持部35を有するサンプル台31と筒状本体部32との分離構造を説明する。サンプル台31に保持する被検光学素子2の形状等が変更された場合には、新たな被検光学素子2の形状に対応したサンプル台31に交換するものである。
上記サンプル台31はキャップ状に形成され、平板中心部に前記吸引孔34が貫通開口され、その外側に被検光学素子2の外周縁部を保持する段状に形成された素子保持部35を有し、底面に環状に突出する締結ネジ部31aを有する。また、筒状本体部32の上端部には内外周にねじ部を有する締結部32aが形成され、底部には調整ステージ6(後述のチルトステージ62)に対する取付用のフランジ33が形成され、上記締結部32aの内周部に上記サンプル台31の締結ネジ部31aが結合されている。そして、筒状本体部32の高さ方向の中央位置の円周上に、放射方向に貫通する4つの前記通気孔38が90度毎に形成されている。なお、上記筒状本体部32の締結部32aの外周には、前記ハウジング4の上方への抜け止め用に止めナット39が締結されている。
次に、前記ハウジング4は、前記回転保持部材3の筒状本体部32の外径に相当する内径を有し、その内周面が筒状本体部32の外周面に所定のクリアランスをもって遊嵌されて摺動可能であり、筒状本体部32の回転移動を許容する。このハウジング4の内周下端部が、上記筒状本体部32の外周下端部の段部32bに当接支持され、上方への移動が上記止めナット39によって規制される。
また、ハウジング4には上下方向の略中央で前記筒状本体部32の通気孔38と対応する位置に、外周面から半径方向に貫通して内周面に開口する貫通孔41を有する。また、この貫通孔41が開口するハウジング4の内周面の中央には、貫通孔41の内周側開口部を含んで円環状に吸引通路溝42が凹設されている。この吸引通路溝42は、上記筒状本体部32に形成されている複数の通気孔38の外周側開口部に対向して形成されており、4つの通気孔38とハウジング4の貫通孔41とを相互に連通している。
さらに、上記ハウジング4の内周面には、前記吸引通路溝42の上下にそれぞれ円環状に凹溝部43,43が凹設され、この凹溝部43,43の上下の4つの円環突条部分が筒状本体部32の外周面に対する摺接部分となり、その摺接面積の低減により摺動抵抗を軽減し、回転保持部材3の回転移動に対し、ハウジング4が静止状態を保持するようにしている。
上記実施形態においては、前記回転保持部材3が金属製(例えば、アルミニウム製)であり、前記ハウジング4がポリアセタール樹脂等の樹脂製(例えば、ポリオキシメチレン樹脂製)であり、前記吸引通路溝42および凹溝部43は成形によって構成される。
前記吸引圧導入部材5は、外部より前記ハウジング4の外周面に開口した貫通孔41に挿入接続された接続パイプ51と、該接続パイプ51に連結された吸引チューブ52とからなり、吸引チューブ52は不図示のエア吸引源(真空ポンプ等)に接続され、吸引用の負圧が導入される。この吸引圧導入部材5の接続により、貫通孔41、吸引通路溝42、通気孔38を経て、前記回転保持部材3の負圧室36のエアを吸引排出し、この負圧室36を外気圧(大気圧)より低い圧力として、吸引孔34に作用する吸引力によって素子保持部35に載置された被検光学素子2を保持するものである。
なお、上記吸引負圧の導入においては、吸引通路溝42から筒状本体部32の外周面とハウジング4の内周面との間の摺動隙間による漏れ通路があり、外気を吸引して負圧室36の吸引負圧が弱くなるが、この漏れ量はクリアランスの設定により規制されるとともに、この漏れ量を加味して吸引圧導入部材5による吸引エア量を設定するものである。また、図1に示すように、被検光学素子2は小さく、軽量であることにより、必要とされる吸引力も小さく、十分に対応可能である。
また、前記吸引通路溝42および凹溝部43,43は、前記回転保持部材3の筒状本体部32の外周面に形成するようにしてもよく、また、ハウジング4の内周面と筒状本体32の外周面との両側に形成してもよい。
前記通気孔38の設置数は、1つでも負圧室36に対して吸引負圧を導入することは可能であるが、筒状本体部32の外周においてハウジング4の内周面との間に均等に負圧が分布してハウジング4が偏らないように、回転保持部材3の安定した回転を許容するためには、通気孔38の設置数を複数とし、しかも等間隔に配置することが好ましい。その際、吸引通路溝42の通路断面積を大きくして、吸引抵抗を低減し、複数の通気孔38から均等にエアを吸引するように構成することが好ましい。
次に、前記調整ステージ6はXYステージ61とチルトステージ62を備える。XYステージ61はX方向調整つまみ63とY方向調整つまみ64とにより、取付台65が二軸方向に位置調整可能である。チルトステージ62は、チルト調整つまみ66により傾斜角度が調整可能であり、このチルトステージ62に取り付けられた前記回転保持部材3は、被検光学素子2の保持位置を測定用光学系10の光軸に対して調整可能となっている。
また、前記回転機構7は本実施形態においてはエアベアリングによって構成され、エアベアリング取付台72に固定されたエアベアリング本体71の上に、エアベアリング回転部73が回転自在に設置されてなり、このエアベアリング回転部73に前記調整ステージ6のXYステージ61が取り付けられて、回転操作されるように構成されている。
なお、前記測定用光学系10の鏡筒11は、回転保持装置1の中心軸Cに開口されている中心孔13に挿通され、必要に応じて昇降移動可能に設置されてなる。
以下、上記のように構成された本実施形態の回転保持装置1の作用および調整方法について説明する。
まず、上記被検光学素子2を、自動搬送機構等によって上記回転保持部材3の素子保持部35に載置し、これを吸引保持する。その際、吸引圧導入部材5によって前記回転保持部材3の負圧室36からエアが吸引排出され、その吸引孔34に作用する吸引負圧により素子保持部35に載置された被検光学素子2を保持するものであるが、上記負圧室36のエアは、4つの通気孔38から外周の吸引通路溝42に略均等に排出され、ハウジング4の貫通孔41より接続パイプ51、吸引チューブ52を経て排出されるものである。
初期設定として、上記測定用光学系10の光軸と上記回転保持部材3の中心軸との軸合わせ調整を行う。この軸合わせ調整は、上記調整ステージ6を用いてXY方向位置調整および傾き調整を行い、上記測定用光学系10の光軸の傾きと上記回転保持部材3の中心軸との傾きが互いに一致するように行われる。
次に、上記回転保持部材3に保持された被検光学素子2を、上記回転機構7(エアベアリング)を操作してそのエアベアリング回転部73を回転させることによって、回転保持部材3の中心軸Cを中心に回転させながら偏芯量の測定を行う。その際、回転保持部材3の筒状本体部32の回転に対して、外周に遊嵌されたハウジング4は一体に回転することなく、吸引通路溝42および凹溝部43の形成によって摺接面積が小さいことにより、および負圧室36からの均等なエア排出による筒状本体部32の外周における略均等な圧力分布に応じた均等なクリアランスを保持することにより、片当たりすることなく小さな回転抵抗で筒状本体部32の摺動を許容しつつ、吸引チューブ52がハウジング4に巻き付くことなくエアの吸引を維持して被検光学素子2の吸引保持を継続するものである。
そして、偏芯量測定後、回転保持部材3を介して行われる吸引が解除されて被検光学素子2が回転保持部材3より取り除かれる。
このように上記回転保持装置1においては、ハウジング4の静止状態を保持しつつ、回転保持部材3の回転作動を滑らかに行って、回転保持部材3の中心軸の傾きや位置が変化することはない。したがって、被検光学素子2の偏芯量の測定に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
1 回転保持装置
2 被検光学素子
3 回転保持部材
4 ハウジング
5 吸引圧導入部材
6 調整ステージ
7 回転機構
10 測定用光学系
11 鏡筒
12 対物レンズ
13 中心孔
15 光源
16 レチクル板
17 ビームスプリッタ
18 コリメータレンズ
19 CCDカメラ
31 サンプル台
31a 締結ネジ部
32 筒状本体部
32a 締結部
32b 段部
33 フランジ
34 吸引孔
35 素子保持部
36 負圧室
37 透明部材
38 通気孔
39 止めナット
41 貫通孔
42 吸引通路溝
43 凹溝部
51 接続パイプ
52 吸引チューブ
61 XYステージ
62 チルトステージ
63 X方向調整整つまみ
64 Y方向調整整つまみ
65 取付台
66 チルト調整つまみ
71 エアベアリング本体
72 エアベアリング取付台
73 エアベアリング回転部

Claims (7)

  1. 測定装置の光学系に対し被検光学素子を所定の軸周りに回転可能に保持する被検光学素子の回転保持装置であって、
    回転機構に搭載された円筒状の回転保持部材と、前記回転保持部材の外周に遊嵌された管状のハウジングと、前記ハウジングの内周面に開口する貫通孔に外部より接続された吸引圧導入部材とを備え、
    前記回転保持部材は、回転中心の一端部に開口する吸引孔と、該吸引孔の外周部に被検光学素子を保持する素子保持部と、内部空間による負圧室と、該負圧室の他端部を閉塞するとともに前記測定装置の光学系に対向する透明部材と、放射方向に貫通する複数の通気孔と、を有し、
    前記回転保持部材の外周面または前記ハウジングの内周面には、両者の摺接面積を低減する凹溝部、および、前記回転保持部材の複数の通気孔の外周側開口部と前記ハウジングの貫通孔の内周側開口部とを連通する吸引通路溝を備えてなることを特徴とする被検光学素子の回転保持装置。
  2. 前記回転保持部材の通気孔が円周上に2つ以上等間隔に形成され、前記ハウジングの内周面に、前記貫通孔の内周側開口部を含み、前記通気孔の外周側開口部に対向して該外周側開口部を相互に連通する円環状の吸引通路溝が形成されてなることを特徴とする請求項1記載の被検光学素子の回転保持装置。
  3. 前記回転保持部材は、前記吸引孔および前記素子保持部を有するサンプル台が筒状本体部から分離可能に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の被検光学素子の回転保持装置。
  4. 前記回転保持部材が金属製であり、前記ハウジングが樹脂製であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の被検光学素子の回転保持装置。
  5. 前記回転保持部材は、調整ステージを介して前記回転機構に搭載されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の被検光学素子の回転保持装置。
  6. 前記調整ステージは、回転軸と直交する面における位置が調整可能なXYステージと、回転軸の傾きが調整可能なチルトステージとを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の被検光学素子の回転保持装置。
  7. 前記回転機構がエアベアリングで構成されてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の被検光学素子の回転保持装置。
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