JP2010195378A - ハイブリッド車両用トランスミッション - Google Patents

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    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/006Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion power being selectively transmitted by either one of the parallel flow paths

Abstract

【課題】 ハイブリッド車両の機能を漏れなく発揮させながらツインクラッチ型のトランスミッションの小型化を達成する。
【解決手段】 エンジンEの駆動力が主クラッチCmを介して伝達される第1副入力軸12の駆動力を、アイドル軸16に支持したアイドルギヤ20を介して第2副入力軸15に伝達し、第1、第2副入力軸12,15の駆動力をそれぞれ第1、第2クラッチC1,C2および同期装置を介して出力軸17に伝達する。主クラッチCmから第1、第2副クラッチC1,C2までの動力伝達経路上に配置したモータ・ジェネレータMGの駆動力は、第1、第2副入力軸12,15の全ギヤ段に伝達される。また車両のアイドルストップ状態でも、液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24が作動可能なため、電動液圧ポンプを別途追加する必要がなくなり、トランスミッションTの軸方向寸法を大型化することなくハイブリッド車両の機能を漏れなく発揮させることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、いわゆるツインクラッチ型のトランスミッションであって、エンジンおよびモータ・ジェネレータの駆動力を変速して駆動輪に伝達可能なハイブリッド車両用トランスミッションに関する。
エンジンに接続された主入力軸の回転を第1、第2クラッチを介して第1、第2副入力軸に選択的に伝達し、第1、第2副入力軸に係脱自在に支持した各変速段のドライブギヤを出力軸に固設した対応するドリブンギヤに噛合させたツインクラッチ型のトランスミッションにおいて、第1、第2副入力軸の何れか一方の軸端にクラッチを介してモータ・ジェネレータを接続することで、そのトランスミッションをハイブリッド車両に適用したものが、下記特許文献1により公知である。
特開2002−89594号公報
ところで、上記従来のものは、第1、第2副入力軸の何れか一方の軸端にクラッチを介してモータ・ジェネレータを接続しているので、モータ・ジェネレータの駆動および回生機能が変速段の半分にしか適用できない問題があり、しかもトランスミッションの軸方向寸法が大型化する問題がある。
トランスミッションの軸方向寸法を小型化するために、モータ・ジェネレータに設けたドライブギヤを第1、第2副入力軸の何れか一方に設けたドリブンギヤに噛合させることで、モータ・ジェネレータの駆動力をトランスミッションに伝達することが考えられるが、このようにすると前記ドライブギヤおよびドリブンギヤの分だけ部品点数が増加する問題がある。
そこで、モータ・ジェネレータに設けたドライブギヤを第1、第2副入力軸の何れか一方に設けた特定の変速段のギヤに噛合させることで、モータ・ジェネレータの駆動力をトランスミッションに伝達することが考えられるが、このようにするとモータ・ジェネレータの駆動力を特定の変速段でしか活用できないという問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ハイブリッド車両の機能を漏れなく発揮させながらツインクラッチ型のトランスミッションの小型化を達成することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンの駆動力が入力される主入力軸と、前記主入力軸と同軸上に配置される第1副入力軸と、前記主入力軸と平行に配置される第2副入力軸と、前記主入力軸と平行に配置され、駆動輪に駆動力を出力する出力軸と、前記主入力軸と平行に配置され、前記第1副入力軸の駆動力を前記第2副入力軸に伝達するアイドルギヤを支持するアイドル軸と、前記第1副入力軸上に配置され、同期装置を介して該第1副入力軸に選択的に結合される複数のギヤよりなる第1ギヤ群と、前記第2副入力軸上に配置され、同期装置を介して該第2副入力軸に選択的に結合される複数のギヤよりなる第2ギヤ群と、前記出力軸上に配置され、前記第1ギヤ群のギヤおよび前記第2ギヤ群のギヤに噛合する複数のギヤよりなる第3ギヤ群と、前記主入力軸と前記第1副入力軸との間に配置され、前記主入力軸を該第1副入力軸に結合可能な主クラッチと、前記第1副入力軸上に配置され、前記主入力軸から入力された駆動力を該第1副入力軸の同期装置に伝達する第1クラッチと、前記第2副入力軸上に配置され、前記主入力軸から入力された駆動力を該第2副入力軸の同期装置に伝達する第2クラッチとを備え、前記主クラッチから前記第1、第2副クラッチまでの動力伝達経路上にモータ・ジェネレータが接続されることを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記モータ・ジェネレータの内部に前記主クラッチを配置したことを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、エアコンコンプレッサを同軸上に備える補機駆動軸を、前記アイドル軸に支持されて前記第1副入力軸の駆動力を前記第2副入力軸に伝達する前記アイドルギヤにより駆動することを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記モータ・ジェネレータの回転軸に設けたギヤを、前記アイドル軸に支持されて前記第1副入力軸の駆動力を前記第2副入力軸に伝達する前記アイドルギヤに噛合させたことを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、前記モータ・ジェネレータの回転軸と同軸上にエアコンコンプレッサを配置したことを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項5の構成に加えて、前記モータ・ジェネレータの内部に前記エアコンコンプレッサを配置したことを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記補機駆動軸の同軸上に第2のモータ・ジェネレータを配置し、前記モータ・ジェネレータと前記第2のモータ・ジェネレータとの間にクラッチを配置したたことを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項8に記載された発明によれば、請求項7の構成に加えて、前記第2モータ・ジェネレータの内部に前記エアコンコンプレッサを配置したことを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項9に記載された発明によれば、請求項1〜請求項8の何れか1項の構成に加えて、前記アイドル軸にリバースアイドルギヤを支持したことを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項10に記載された発明によれば、請求項1〜請求項9の何れか1項の構成に加えて、前記主クラッチから前記第1、第2副クラッチまでの動力伝達経路上で相互に連動して回転する軸の何れかにより駆動される液圧ポンプを備えることを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
また請求項11に記載された発明によれば、請求項10の構成に加えて、前記液圧ポンプが発生する液圧を蓄圧するアキュムレータを備えることを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッションが提案される。
尚、実施の形態の第1副入力軸12、第2副入力軸15、アイドル軸16および補機駆動軸18は本発明の軸に対応し、実施の形態の補機駆動ギヤ22は本発明のモータ・ジェネレータの回転軸に設けたギヤに対応し、実施の形態の第2主クラッチCm2は本発明のクラッチに対応する。
請求項1の構成によれば、エンジンの駆動力が主クラッチを介して伝達される第1副入力軸の駆動力を、アイドル軸に支持したアイドルギヤを介して第2副入力軸に伝達し、第1、第2副入力軸の駆動力をそれぞれ第1、第2クラッチおよび同期装置を介して出力軸に伝達するとともに、主クラッチから第1、第2副クラッチまでの動力伝達経路上に配置したモータ・ジェネレータの駆動力を第1、第2副入力軸に選択的に伝達するので、エンジンの駆動力による走行、モータ・ジェネレータの駆動力による走行、エンジンおよびモータ・ジェネレータの両方の駆動力による走行、エンジンの駆動力による走行中におけるモータ・ジェネレータによる発電、モータ・ジェネレータの回生制動による発電が可能になり、トランスミッションの軸方向寸法を大型化することなく、その全変速段に対してハイブリッド車両の機能を漏れなく発揮させることができる。
また請求項2の構成によれば、モータ・ジェネレータの内部に主クラッチを配置したので、モータ・ジェネレータの内部空間を有効利用してトランスミッションの軸方向寸法を小型化することができる。
また請求項3の構成によれば、エアコンコンプレッサを同軸上に備える補機駆動軸を、アイドル軸に支持されて第1副入力軸の駆動力を第2副入力軸に伝達するアイドルギヤにより駆動するので、車両が停止してアイドルストップが行われている状態でも、モータ・ジェネレータの駆動力でエアコンコンプレッサを駆動することができる。
また請求項4の構成によれば、モータ・ジェネレータの回転軸に設けたギヤを、アイドル軸に支持されて第1副入力軸の駆動力を第2副入力軸に伝達するアイドルギヤに噛合させたので、モータ・ジェネレータの駆動力を第1副入力軸および第2副入力軸の両方に伝達することができる。
また請求項5の構成によれば、モータ・ジェネレータの回転軸と同軸上にエアコンコンプレッサを配置したので、エンジンの停止中にモータ・ジェネレータでエアコンコンプレッサを駆動することができる。
また請求項6の構成によれば、モータ・ジェネレータの内部にエアコンコンプレッサを配置したので、モータ・ジェネレータの内部空間を有効利用してトランスミッションの軸方向寸法を小型化することができる。
また請求項7の構成によれば、補機駆動軸の同軸上に第2のモータ・ジェネレータを配置したので、モータ・ジェネレータおよび第2のモータ・ジェネレータの一方または両方をモータまたはジェネレータとして機能させることで、あるいは一方をモータとして機能させて他方をジェネレータとして機能させることで、ハイブリッド車両の機能を一層多様に発揮させることができる。
また請求項8の構成によれば、第2モータ・ジェネレータの内部にエアコンコンプレッサを配置したので、第2モータ・ジェネレータの内部空間を有効利用してトランスミッションの軸方向寸法を小型化することができる。
また請求項9の構成によれば、アイドル軸にリバースアイドルギヤを支持したので、アイドル軸をアイドルギヤおよびリバースアイドルギヤの支持に兼用して部品点数の削減およびトランスミッションの小型化を図ることができる。
また請求項10の構成によれば、主クラッチから第1、第2副クラッチまでの動力伝達経路上で相互に連動して回転する軸の何れかにより駆動される液圧ポンプを設けたので、車両が停止してアイドルストップが行われている状態でも、モータ・ジェネレータの駆動力で液圧ポンプを駆動することが可能となり、別途電動液圧ポンプを追加することなく、モータ・ジェネレータによる発進時にトランスミッションに変速用の液圧を供給することができる。
また請求項11の構成によれば、液圧ポンプが発生する液圧を蓄圧するアキュムレータを設けたので、モータ・ジェネレータを停止させた状態でも、アキュムレータに蓄圧された液圧でトランスミッションの変速を行うことが可能となる。よって、モータ・ジェネレータによる発進時に、それまで液圧ポンプを駆動していたモータ・ジェネレータを一旦停止させてから、アキュムレータの液圧でトランスミッションに所定の変速段を確立した後、モータ・ジェネレータを駆動して車両を発進させれば、第1、第2ッチクラッチの望ましくない発熱を抑制して耐久性の向上を図ることができる。
第1の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 モータ・ジェネレータによる補機駆動時の駆動力伝達経路の説明図。 1速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図。 2速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図。 3速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図。 4速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図。 5速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図。 6速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図。 リバース変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図。 6速変速段での回生制動時の駆動力伝達経路の説明図。 エンジンによる発電時の駆動力伝達経路の説明図。 第2の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第3の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第4の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第5の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第6の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第7の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第8の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第9の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第2のモータ・ジェネレータによる補機駆動時の駆動力伝達経路の説明図。 エンジンによる発電時の駆動力伝達経路の説明図。 エンジンの駆動力でモータ・ジェネレータが発電した電力で第2のモータ・ジェネレータを駆動して走行する場合の説明図。 第2のモータ・ジェネレータによる走行中にモータ・ジェネレータでエンジンを始動する場合の説明図。 モータ・ジェネレータおよび第2のモータ・ジェネレータによる走行時の駆動力伝達経路の説明図。 第10の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第11の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。 第12の実施の形態に係るハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図11は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1はハイブリッド車両用トランスミッションのスケルトン図、図2はモータ・ジェネレータによる補機駆動時の駆動力伝達経路の説明図、図3は1速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図、図4は2速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図、図5は3速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図、図6は4速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図、図7は5速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図、図8は6速変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図、図9はリバース変速段確立時の駆動力伝達経路の説明図、図10は6速変速段での回生制動時の駆動力伝達経路の説明図、図11はエンジンによる発電時の説明図駆動力伝達経路の説明図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両に適用されるツインクラッチ型のトランスミッションTは、エンジンEの駆動力が入力される主入力軸11と同軸上に第1副入力軸12が配置されており、主入力軸11および第1副入力軸12間に主クラッチCmおよびモータ・ジェネレータMGが配置される。主クラッチCmの外周を囲むように同軸に配置されたモータ・ジェネレータMGはステータ13およびロータ14を備え、ロータ13が第1副入力軸12に接続される。
主入力軸11および第1副入力軸12と平行に第2副入力軸15、アイドル軸16、出力軸17および補機駆動軸18が配置されており、第2副入力軸12に固設したアイドルドライブギヤ19がアイドル軸16に固設したアイドルギヤ20に噛合し、このアイドルギヤ20が第2副入力軸15に固設したアイドルドリブンギヤ21に噛合する。従って、第1副入力軸12および第2副入力軸15は、アイドルドライブギヤ19、アイドルギヤ20およびアイドルドリブンギヤ21を介して常時接続され、アイドルドライブギヤ19、アイドルギヤ20およびアイドルドリブンギヤ21の歯数によって決まる一定の回転数比で同方向に回転する。
アイドル軸16に固設したアイドルギヤ20に噛合する補機駆動ギヤ22により補機駆動軸18が回転すると、補機駆動軸18に設けられた液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24が駆動される。液圧ポンプ23には、それが発生した液圧を蓄圧するアキュムレータ25が接続される。
第1副入力軸12とその外周に相対回転自在に嵌合する第1スリーブ26とを結合および結合解除すべく、第1副入力軸12の軸端に第1クラッチC1が配置される。第1スリーブ26にはリバースドライブギヤ27、2速ドライブギヤ28、4速ドライブギヤ29および6速ドライブギヤ30が相対回転自在に支持されており、リバースドライブギヤ27および2速ドライブギヤ28はリバース−2速同期装置31で第1スリーブ26に選択的に結合可能であり、かつ4速ドライブギヤ29および6速ドライブギヤ30は4速−6速同期装置32で第1スリーブ26に選択的に結合可能である。
第2副入力軸15とその外周に相対回転自在に嵌合する第2スリーブ33とを結合および結合解除すべく、第2副入力軸15の軸端に第2クラッチC2が配置される。第2スリーブ33には1速ドライブギヤ34、3速ドライブギヤ35および5速ドライブギヤ36が相対回転自在に支持されており、1速ドライブギヤ34は1速同期装置37で第2スリーブ33に結合可能であり、かつ3速ドライブギヤ35および5速ドライブギヤ36は3速−5速同期装置38で第2スリーブ33に選択的に結合可能である。
出力軸17には、1速−リバースドリブンギヤ39と、2速ドリブンギヤ40と、3速−4速ドリブンギヤ41と、5速−6速ドリブンギヤ42とが固設され、またアイドル軸16にはリバースアイドルギヤ43が相対回転自在に支持される。1速−リバースドリブンギヤ39には、第1スリーブ26のリバースドライブギヤ27がアイドル軸16のリバースアイドルギヤ43を介して噛合するとともに、第2スリーブ33の1速ドライブギヤ34が噛合する。2速ドリブンギヤ40には、第1スリーブ26の2速ドライブギヤ28が噛合する。3速−4速ドリブンギヤ41は、第1スリーブ26の4速ドライブギヤ29と第2スリーブ33の3速ドライブギヤ35とが噛合する。5速−6速ドリブンギヤ42には、第1スリーブ26の6速ドライブギヤ30と第2スリーブ33の5速ドライブギヤ36とが噛合する。
出力軸17に固設したファイナルドライブギヤ44が、ディファレンシャルギヤ45に設けたファイナルドリブンギヤ46に噛合し、ディファレンシャルギヤ45から左右に延びる車軸47,47に駆動輪W,Wが接続される。
次に、上記構成を備えた第1の実施の形態の作用を説明する。
図2に示すように、トランスミッションTをニュートラル状態にしてモータ・ジェネレータMGを駆動すると、モータ・ジェネレータMGの駆動力が第1副入力軸12→アイドルドライブギヤ19→アイドルギヤ20→補機駆動ギヤ22→補機駆動軸18の経路で伝達され、液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24が駆動される。液圧ポンプ23が作動することでアキュムレータ25が蓄圧され、車両の1速変速段での発進に必要な第2クラッチC2の締結が可能になる。車両が一旦発進すると、走行中には必ず第1副入力軸12および第2副入力軸15が回転するため、それに連動して液圧ポンプ23が作動することで変速に必要な液圧が確保される。
図3に示すように、1速変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第2クラッチC2が締結して第2副入力軸15を第2スリーブ33に結合し、1速同期装置37が作動して1速ドライブギヤ34を第2スリーブ33に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→アイドルドライブギヤ19→アイドルギヤ20→アイドルドリブンギヤ21→第2副入力軸15→第2クラッチC2→第2スリーブ33→1速同期装置37→1速ドライブギヤ34→1速−リバースドリブンギヤ39→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で駆動輪W,Wに伝達される。
図4に示すように、2速変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第1クラッチC1が締結して第1副入力軸12を第1スリーブ26に結合し、リバース−2速同期装置31が作動して2速ドライブギヤ28を第1スリーブ26に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→第1クラッチC1→第1スリーブ26→リバース−2速同期装置31→2速ドライブギヤ28→2速ドリブンギヤ40→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で駆動輪W,Wに伝達される。
図5に示すように、3速変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第2クラッチC2が締結して第2副入力軸15を第2スリーブ33に結合し、3速−5速同期装置38が作動して3速ドライブギヤ35を第2スリーブ33に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→アイドルドライブギヤ19→アイドルギヤ20→アイドルドリブンギヤ21→第2副入力軸15→第2クラッチC2→第2スリーブ33→3速−5速同期装置38→3速ドライブギヤ35→3速−4速ドリブンギヤ41→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で駆動輪W,Wに伝達される。
図6に示すように、4速変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第1クラッチC1が締結して第1副入力軸12を第1スリーブ26に結合し、4速−6速同期装置32が作動して4速ドライブギヤ29を第1スリーブ26に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→第1クラッチC1→第1スリーブ26→4速−6速同期装置32→4速ドライブギヤ29→3速−4速ドリブンギヤ41→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で駆動輪W,Wに伝達される。
図7に示すように、5速変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第2クラッチC2が締結して第2副入力軸15を第2スリーブ33に結合し、3速−5速同期装置38が作動して5速ドライブギヤ36を第2スリーブ33に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→アイドルドライブギヤ19→アイドルギヤ20→アイドルドリブンギヤ21→第2副入力軸15→第2クラッチC2→第2スリーブ33→3速−5速同期装置38→5速ドライブギヤ36→5速−6速ドリブンギヤ42→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で駆動輪W,Wに伝達される。
図8に示すように、6速変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第1クラッチC1が締結して第1副入力軸12を第1スリーブ26に結合し、4速−6速同期装置32が作動して6速ドライブギヤ30を第1スリーブ26に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→第1クラッチC1→第1スリーブ26→4速−6速同期装置32→6速ドライブギヤ30→5速−6速ドリブンギヤ42→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で駆動輪W,Wに伝達される。
図9に示すように、リバース変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第1クラッチC1が締結して第1副入力軸12を第1スリーブ26に結合し、リバース−2速同期装置31が作動してリバースドライブギヤ27を第1スリーブ26に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→第1クラッチC1→第1スリーブ26→リバース−2速同期装置31→リバースドライブギヤ27→リバースアイドルギヤ43→1速−リバースドリブンギヤ39→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で、逆回転となって駆動輪W,Wに伝達される。
上述した1速変速段〜6速変速段およびリバース変速段の確立時に、主クラッチCmを締結解除してモータ・ジェネレータMGをモータとして駆動すれば、エンジンEの駆動力に代えてモータ・ジェネレータMGの駆動力で車両を走行させることができる。また主クラッチCmを締結した状態でエンジンEおよびモータ・ジェネレータMGの両方を駆動すれば、エンジンEの駆動力をモータ・ジェネレータMGの駆動力でアシストして車両を走行させることができる。また全ての変速段において、エンジンEの駆動力による走行あるいはモータ・ジェネレータMGの駆動力により走行に関わらず、液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24は常時駆動される。
図10に示すように、例えば6速変速段での走行中に車両を減速する場合、主クラッチCmを締結解除して第1副入力軸12を主入力軸11およびエンジンEから切り離すことで、駆動輪W,Wから逆伝達される駆動力でモータ・ジェネレータMGをジェネレータとして機能させ、回生制動により車両の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収することができる。この回生制動は、6速変速段以外の全ての変速段においても可能である。
図11に示すように、車両の停止中に図示せぬバッテリの残容量が所定値以下になったとき、主クラッチCmを締結するとエンジンEの駆動力が主入力軸11→主クラッチCmの経路でモータ・ジェネレータMGに伝達され、モータ・ジェネレータMGをジェネレータとして駆動してバッテリを充電することができる。このとき、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→アイドルドライブギヤ19→アイドルギヤ20→補機駆動ギヤ22→補機駆動軸18の経路で伝達されるため、液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24も駆動される。
以上のように、モータ・ジェネレータMGを主クラッチCmから第1、第2副クラッチC1,C2までの動力伝達経路上に接続したので、第1、第2クラッチC1,C2の何れか一方を締結することでモータ・ジェネレータMGの駆動力を第1副入力軸12および第2副入力軸15の全てのドライブギヤに選択的に伝達することが可能となり、上述したハイブリッド車両の機能を漏れなく発揮させることができる。また主入力軸11および第1副入力軸12間に配置した主クラッチCmをモータ・ジェネレータMGのロータ14の内部に収納したので、モータ・ジェネレータMGの軸方向幅内に、モータ・ジェネレータMGおよび主クラッチCmの両方を配置することが可能となり、本来軸方向寸法を小型化できるツインクラッチ式のトランスミッションTの特性を活かしながらハイブリッド車両に適用することが可能となる。
またハイブリッド車両では、エンジンEをアイドルストップすることで燃料消費率の低減を図っているが、エンジンEの停止により液圧ポンプ23が停止すると、モータ・ジェネレータMGにより発進する場合にトランスミッションTに変速用の液圧を供給することができないという問題があるが、本実施の形態ではモータ・ジェネレータMGの駆動力で液圧ポンプ23を駆動することができるので(図2参照)、別途電動液圧ポンプを追加する必要がなくなり、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
特に、本実施の形態では液圧ポンプ23にアキュムレータ25を接続したので、モータ・ジェネレータMGを停止させた状態でも、アキュムレータ25に蓄圧された液圧でトランスミッションTの変速を行うことが可能となる。よって、モータ・ジェネレータMGによる発進時に、それまで液圧ポンプ23を駆動していたモータ・ジェネレータMGを一旦停止させてから、第2クラッチC2を締結して1速変速段を確立し、その後にモータ・ジェネレータMGを駆動して車両を発進させれば、第2クラッチC2の望ましくない発熱を抑制して耐久性の向上を図ることができる。
更に、エンジンEの停止状態でもモータ・ジェネレータMGの駆動力でエアコンコンプレッサ24を駆動することができるので(図2参照)、エアコンコンプレッサ24を常に作動可能にして室内環境の悪化を防止することができる。
次に、図12に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態は、第1スリーブ26にリバース−2速同期装置31を配置し、出力軸17に1速−リバースドリブンギヤ39および2速ドリブンギヤ40を固設しているが、第2の実施の形態は、第1スリーブ26に2速同期装置51を配置し、出力軸17に1速−2速ーリバースドリブンギヤ52を固設し、更にリバースアイドルギヤ43をリバース同期装置53でアイドル軸16に結合可能とている。
従って、2速変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第1クラッチC1が締結して第1副入力軸12を第1スリーブ26に結合し、2速同期装置51が作動して2速ドライブギヤ28を第1スリーブ26に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→第1クラッチC1→第1スリーブ26→2速同期装置51→2速ドライブギヤ28→1速−2速ーリバースドリブンギヤ52→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で駆動輪W,Wに伝達される。
リバース変速段の確立時には、主クラッチCmが締結して主入力軸11を第1副入力軸12に結合し、第1クラッチC1が締結して第1副入力軸12を第1スリーブ26に結合し、リバース同期装置53が作動してリバースアイドルギヤ43をアイドル軸16に結合する。その結果、エンジンEの駆動力は主入力軸11→主クラッチCm→第1副入力軸12→アイドルドライブギヤ19→アイドルギヤ20→アイドル軸16→リバース同期装置53→リバースアイドルギヤ43→1速−2速−リバースドリブンギヤ52→出力軸17→ファイナルドライブギヤ44→ファイナルドリブンギヤ46→ディファレンシャルギヤ45→車軸47,47の経路で、逆回転となって駆動輪W,Wに伝達される。
この第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
次に、図13に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態の前進変速段数を6速から7速に増加させたもので、第1の実施の形態とは逆に、奇数段のギヤおよび同期装置、つまり1速ーリバースドライブギヤ54、3速ドライブギヤ35、5速ドライブギヤ36、7速ドライブギヤ55、1速−3速同期装置56および5速−7速同期装置57が第1スリーブ26に支持され、リバース段のギヤ、偶数段のギヤおよび同期装置、つまりリバースドライブギヤ27、2速ドライブギヤ28、4速ドライブギヤ29および6速ドライブギヤ30、リバース−2速同期装置31および4速−6速同期装置32が第2スリーブ33に支持される。出力軸17には、1速−リバースドリブンギヤ39、2速−3速ドリブンギヤ58、4速−5速ドリブンギヤ59および6速−7速ドリブンギヤ60が固設される。
次に、図14に基づいて本発明の第4の実施の形態を説明する。
第4の実施の形態は、第2の実施の形態の前進変速段数を6速から8速に増加させたもので、2速ドライブギヤ28、4速ドライブギヤ29、6速ドライブギヤ30、8速ドライブギヤ61、2速−4速同期装置62および6速−8速同期装置63が第1スリーブ26に支持され、1速ドライブギヤ34、3速ドライブギヤ35、5速ドライブギヤ36、7速ドライブギヤ55、1速−3速同期装置56および5速−7速同期装置57が第2スリーブ33に支持される。出力軸17には、1速−2速ドリブンギヤ64、2速−3速ドリブンギヤ41、5速−6速ドリブンギヤ42および7速−8速ドリブンギヤ65が固設される。
これらの第3、第4の実施の形態によれば、変速段数を増加させながら、第1、第2の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
次に、図15および図16に基づいて、それぞれ本発明の第5の実施の形態および第6の実施の形態を説明する。
第5、第6の実施の形態は、それぞれ上述した第1、第2の実施の形態の変形であり、第1、第2の実施の形態で主入力軸11および第1副入力軸12を結合する主クラッチCmを囲むように設けられていたモータ・ジェネレータMGが、補機駆動軸18の軸線上に設けられる。エンジンEとメインクラッチCmとの間にはトルクコンバータTCが配置される。このトルクコンバータTCは省略することも可能である。
この実施の形態によれば、モータ・ジェネレータMGをモータとして駆動すればエンジンEの停止中であっても液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24を駆動することができるだけでなく、モータ・ジェネレータMGの駆動力を補機駆動軸18から第1副入力軸12および第2副入力軸15に伝達することができ、車両の減速時にはモータ・ジェネレータMGをジェネレータとして機能させて回生制動を行うことができる。
しかして、第5、第6の実施の形態によれば、第1、第2の実施の形態と同様の作用効果を達成しながら、モータ・ジェネレータMGをトランスミッションTの端部から中央部に移動させ、トランスミッションTの軸方向寸法の小型化に寄与することができる。
次に、図17および図18に基づいて、それぞれ本発明の第7の実施の形態および第8の実施の形態を説明する。
第7、第8の実施の形態は、それぞれ上述した第5、第6の実施の形態の変形であって、第5、第6の実施の形態でモータ・ジェネレータMGの外部に配置されていたエアコンコンプレッサ24をモータ・ジェネレータMGのロータ14の内部に収納したものである。この構成により、モータ・ジェネレータMGの軸方向の幅内にエアコンコンプレッサ24を収め、トランスミッションTの軸方向寸法を小型化することができる。
次に、図19〜図24に基づいて本発明の第9の実施の形態を説明する。
第9の実施の形態は、第1の実施の形態(図1参照)および第5の実施の形態(図15参照)を組み合わせたもので、第1の実施の形態の主入力軸11および第1副入力軸12間に配置されたモータ・ジェネレータMGに加えて、補機駆動軸18の同軸上の配置された第2のモータ・ジェネレータMG′を備えている。モータ・ジェネレータMGおよび第2のモータ・ジェネレータMG′は同時にあるいは相互に独立して作動可能であり、一方がモータとして機能する間に他方がジェネレータとして機能することも可能である。
また第1の実施の形態の主クラッチCmは、主入力軸11を、モータ・ジェネレータMGのロータ14および第1副入力軸12に結合するものであるが、第9の実施の形態以降の実施の形態の主クラッチCmは第1主クラッチCm1および第2主クラッチCm2からなり、第1主クラッチCm1はモータ・ジェネレータMGのロータ14を主入力軸11に結合し、第2主クラッチCm2はモータ・ジェネレータMGのロータ14を第1副入力軸12に結合する。
この第9の実施の形態によれば、図2〜図11に示す第1の実施の形態のトランスミッションTの作動態様に比べて、更に多様な作動態様が可能になる。
第1の実施の形態のモータ・ジェネレータMGによる補機駆動時(図2参照)には、エンジンEの始動前にモータ・ジェネレータMGの駆動力で液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24を駆動し、液圧ポンプ23でアキュムレータ25を蓄圧することで、車両の1速変速段での発進に必要な第2クラッチC2の締結を可能にしているが、第9の実施の形態によれば、図20に示すように、第2のモータ・ジェネレータMG′で液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24を駆動することができるので、モータ・ジェネレータMGから液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24までの駆動力伝達系のフリクションロスを低減することができる。
また第1の実施の形態の1速〜6速変速段およびリバース変速段確立時(図3〜図9参照)には、エンジンEの駆動力およびモータ・ジェネレータMGの一方あるいは両方の駆動力で発進あるいは走行可能であるが、第9の実施の形態によれば、モータ・ジェネレータMG、第2のモータ・ジェネレータMG′およびエンジンEの三つの駆動源の任意の組合せ(単独を含む)で発進あるいは走行することができる。
また第1の実施の形態の6速変速段回生制動時(図10参照)には、モータ・ジェネレータMGを回生制動して車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収しているが、第9の実施の形態によれば、モータ・ジェネレータMGおよび第2のモータ・ジェネレータMG′の一方あるいは両方を回生制動してエネルギーの回収を更に効率的に行うことができる。
また第1の実施の形態のエンジンEの駆動力による充電時(図11参照)には、エンジンEの駆動力でモータ・ジェネレータMGをジェネレータとして機能させ、発電した電力でバッテリを充電しているが、第9の実施の形態によれば、図21に示すように、エンジンEの駆動力でモータ・ジェネレータMGおよび第2のモータ・ジェネレータMG′の一方あるいは両方に発電を行わせてバッテリを充電することができる。
また図22に示すように、第1主クラッチCm1で主駆動軸11をモータ・ジェネレータMGのロータ14に結合した状態で、エンジンEの駆動力でモータ・ジェネレータMGをジェネレータとして機能させて発電を行い、その発電した電力で第2のモータ・ジェネレータMG′をモータとして駆動することで車両を走行させることができる。
また図23に示すように、エンジンEを停止して第2のモータ・ジェネレータMG′での走行中に、第1主クラッチCm1で主駆動軸11をモータ・ジェネレータMGのロータ14に結合することで、モータ・ジェネレータMGをスタータモータとして機能させてエンジンEを始動することができる。
また図24に示すように、第2主クラッチCm2で第1副入力軸12にモータ・ジェネレータMGのロータ14に結合することで、エンジンEを引きずることなく、モータ・ジェネレータMGおよび第2のモータ・ジェネレータMGの両方で車両を発進あるいは走行させることができる。
このように、モータ・ジェネレータMGに加えて第2のモータ・ジェネレータMG′を設けたことで、モータ・ジェネレータMGおよび第2のモータ・ジェネレータMG′の一方または両方をモータまたはジェネレータとして機能させることで、あるいは一方をモータとして機能させて他方をジェネレータとして機能させることで、ハイブリッド車両の機能を一層多様に発揮させて商品性を高めることができる。
図25〜図27は本発明の第10〜第12の実施の形態を示すもので、図25の第10の実施の形態は、図12の第2の実施の形態の補機駆動軸18に第2のモータ・ジェネレータMG′を付加したものであり、図26の第11の実施の形態は、図13の第3の実施の形態の補機駆動軸18に第2のモータ・ジェネレータMG′を付加したものであり、図27の第12の実施の形態は、図14の第4の実施の形態の補機駆動軸18に第2のモータ・ジェネレータMG′を付加したものである。
これらの第10〜第12の実施の形態によっても、上述した第9の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではモータ・ジェネレータMGを第1副入力軸12あるいは補機駆動軸18に設けているが、主クラッチCmから第1、第2副クラッチC1,C2までの動力伝達経路上の任意の位置にモータ・ジェネレータMGを設けることができる。
また実施の形態では液圧ポンプ23を補機駆動軸18に設けているが、第1副入力軸12、第2副入力軸15、アイドル軸16の何れかに設けても良い。
また第1、第2の実施の形態では、アイドルギヤ20で駆動される補機駆動軸18で液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24を駆動しているが、それらの液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24をトランスミッションTから切り離し、別途設けた専用の電動モータで駆動することができる。
また第3〜第6の実施の形態では、補機駆動軸18に設けた液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24を、補機駆動軸18に直結したモータ・ジェネレータMGで駆動しているが、それらの液圧ポンプ23およびエアコンコンプレッサ24をトランスミッションTから切り離し、別途設けた専用の電動モータで駆動することができる。
また第2のモータ・ジェネレータMG′の内部にエアコンコンプレッサ24を配置しても良い。
Cm 主クラッチ
Cm1 第1主クラッチ(クラッチ)
Cm2 第2主クラッチ(クラッチ)
C1 第1クラッチ
C2 第2クラッチ
E エンジン
MG モータ・ジェネレータ
MG′ 第2のモータ・ジェネレータ
W 駆動輪
11 主入力軸
12 第1副入力軸(軸)
15 第2副入力軸(軸)
16 アイドル軸(軸)
17 出力軸
18 補機駆動軸(軸)
20 アイドルギヤ
22 補機駆動ギヤ(モータ・ジェネレータの回転軸に設けたギヤ)
23 液圧ポンプ
24 エアコンコンプレッサ
25 アキュムレータ
43 リバースアイドルギヤ

Claims (11)

  1. エンジン(E)の駆動力が入力される主入力軸(11)と、
    前記主入力軸(11)と同軸上に配置される第1副入力軸(12)と、
    前記主入力軸(11)と平行に配置される第2副入力軸(15)と、
    前記主入力軸(11)と平行に配置され、駆動輪(W)に駆動力を出力する出力軸(17)と、
    前記主入力軸(11)と平行に配置され、前記第1副入力軸(12)の駆動力を前記第2副入力軸(15)に伝達するアイドルギヤ(20)を支持するアイドル軸(16)と、 前記第1副入力軸(12)上に配置され、同期装置を介して該第1副入力軸(12)に選択的に結合される複数のギヤよりなる第1ギヤ群と、
    前記第2副入力軸(15)上に配置され、同期装置を介して該第2副入力軸(15)に選択的に結合される複数のギヤよりなる第2ギヤ群と、
    前記出力軸(17)上に配置され、前記第1ギヤ群のギヤおよび前記第2ギヤ群のギヤに噛合する複数のギヤよりなる第3ギヤ群と、
    前記主入力軸(11)と前記第1副入力軸(12)との間に配置され、前記主入力軸(11)を該第1副入力軸(12)に結合可能な主クラッチ(Cm)と、
    前記第1副入力軸(12)上に配置され、前記主入力軸(11)から入力された駆動力を該第1副入力軸(12)の同期装置に伝達する第1クラッチ(C1)と、
    前記第2副入力軸(15)上に配置され、前記主入力軸(11)から入力された駆動力を該第2副入力軸(15)の同期装置に伝達する第2クラッチ(C2)とを備え、
    前記主クラッチ(Cm)から前記第1、第2副クラッチ(C1,C2)までの動力伝達経路上にモータ・ジェネレータ(MG)が接続されることを特徴とするハイブリッド車両用トランスミッション。
  2. 前記モータ・ジェネレータ(MG)の内部に前記主クラッチ(Cm)を配置したことを特徴とする、請求項1に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  3. エアコンコンプレッサ(24)を同軸上に備える補機駆動軸(18)を、前記アイドル軸(16)に支持されて前記第1副入力軸(12)の駆動力を前記第2副入力軸(15)に伝達する前記アイドルギヤ(20)により駆動することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  4. 前記モータ・ジェネレータ(MG)の回転軸に設けたギヤ(22)を、前記アイドル軸(16)に支持されて前記第1副入力軸(12)の駆動力を前記第2副入力軸(15)に伝達する前記アイドルギヤ(20)に噛合させたことを特徴とする、請求項1に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  5. 前記モータ・ジェネレータ(MG)の回転軸と同軸上にエアコンコンプレッサ(24)を配置したことを特徴とする、請求項4に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  6. 前記モータ・ジェネレータ(MG)の内部に前記エアコンコンプレッサ(24)を配置したことを特徴とする、請求項5に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  7. 前記補機駆動軸(18)の同軸上に第2のモータ・ジェネレータ(MG′)を配置し、前記モータ・ジェネレータ(MG)と前記第2のモータ・ジェネレータ(MG′)との間にクラッチ(Cm2)を配置したことを特徴とする、請求項3に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  8. 前記第2モータ・ジェネレータ(MG′)の内部に前記エアコンコンプレッサ(24)を配置したことを特徴とする、請求項7に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  9. 前記アイドル軸(16)にリバースアイドルギヤ(43)を支持したことを特徴とする、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  10. 前記主クラッチ(Cm)から前記第1、第2副クラッチ(C1,C2)までの動力伝達経路上で相互に連動して回転する軸(12,15,16,18)の何れかにより駆動される液圧ポンプ(23)を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
  11. 前記液圧ポンプ(23)が発生する液圧を蓄圧するアキュムレータ(25)を備えることを特徴とする、請求項10に記載のハイブリッド車両用トランスミッション。
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