JP2010194124A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用前に、インジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止可能な使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成され、吸収体22、この吸収体22の表面を被覆するように配設されたトップシート18、及び、吸収体22の裏面を被覆するように配設されたバックシートを含む複数の構成部材を備え、複数の構成部材の一部には、股下部4に対応する部分の一部に、尿と接することによって暖色以外の色に変色する暖色のインジケーター15が塗工されており、複数の構成部材には、インジケーター15の一部と重なるように、暖色の接着剤25が塗工され、構成部材が接着剤25によって相互に接着されており、インジケーター15と接着剤25は、これらの溶融物を15:85〜85:15の体積比で混合して混合物を得た場合、得られる混合物の表面が全て暖色を呈するものである使い捨ておむつ100。
【選択図】図2

Description

本発明は、使い捨ておむつに関し、更に詳しくは、使用前にインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止することができる使い捨ておむつに関する。
従来、使い捨ておむつは、吸収体と、少なくとも一部が液透過性材料からなり、吸収体の表面を被覆するように配置されたトップシートと、液不透過性材料からなり、吸収体の裏面を被覆するように配置されたバックシートと、を備えているものが知られている。
このような使い捨ておむつは、トップシートが着用者の肌と接するように使用され、排泄物はトップシートの液透過性部分を透過して吸収体に吸収・保持される。そして、吸収体の裏面側に配置された液不透過性のバックシートによって、排泄物が外部に漏洩することが防止されている。
そして、上記使い捨ておむつには、着用者の排尿を外部から視認可能とするために、その構成部材の一部に、尿と接触すると変色するインジケーターを塗工したものがある(特許文献1,2参照)。
実公平1−11682号公報 特開2005−27884号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の使い捨ておむつは、トップシート、吸収体、バックシートなどの構成部材を相互に接合するための接着剤(組立用接着剤)とインジケーターとが、例えば、おむつの製造時に部分的に重なる場合があった。このような場合、組立用接着剤とインジケーターが部分的に重なることに起因して、その重なる部分においてインジケーターが部分的に変色してしまうことがあり、おむつの使用前にインジケーター機能が部分的に失われてしまっているという不具合が生じていた。そのため、使用前(例えば、おむつ製造時)にインジケーターが部分的に変色してしまう不具合を生じ難い使い捨ておむつの開発が切望されていた。
本発明は、このような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、使用前にインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止することができる使い捨ておむつを提供するものである。
本発明によれば、以下に示す使い捨ておむつが提供される。
[1]前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、吸収体、前記吸収体の表面を被覆するように配設されたトップシート、及び、前記吸収体の裏面を被覆するように配設されたバックシートを含む複数の構成部材を備え、複数の前記構成部材の少なくとも一部には、前記股下部に対応する部分の少なくとも一部に、尿と接することによって暖色以外の色に変色する暖色のインジケーターが塗工されており、複数の前記構成部材には、前記インジケーターの少なくとも一部と重なるように、暖色または無色透明の接着剤が塗工され、前記構成部材が前記接着剤によって相互に接着されており、前記インジケーターと前記接着剤は、これらの溶融物を15:85〜85:15の体積比で混合して混合物を得た場合、得られる前記混合物の表面が全て暖色を呈するものである使い捨ておむつ。
本発明の使い捨ておむつは、使用前にインジケーターが部分的に変色してしまう不具合を有効に防止することができるという効果を奏するものである。
本発明の使い捨ておむつの一の実施形態を示す斜視図である。 図1に示す使い捨ておむつを展開し、一部を透視した平面図である。 図2のA−A’断面を示す断面図である。 本発明の使い捨ておむつの別の実施形態を示す、図3に対応する断面図である。 本発明の使い捨ておむつの別の実施形態の使い捨ておむつを展開し、一部を透視した平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。即ち、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施の形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に属することが理解されるべきである。
本発明の使い捨ておむつは、具体的には、パンツ型使い捨ておむつであってもよいし、テープ型使い捨ておむつであってもよい。
ここで、パンツ型使い捨ておむつは、例えば、図1及び図2に示す使い捨ておむつ100のように、予めパンツ型に構成された使い捨ておむつのことであり、図1及び図2に示すパンツ型使い捨ておむつ100は、前身頃2と後身頃6の対応する側縁部2a,6a(2b,6b)同士を接着することによって、一つのウエスト周り開口部10及び一対の脚周り開口部12(12a,12b)が形成されている。
また、テープ型使い捨ておむつは、図5に示すテープ型使い捨ておむつ200のように、前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成されるとともに、吸収体22と、トップシート18と、バックシート20とを備え、後身頃6の左右の各側縁6a,6bから延出するように配置された、前身頃2と後身頃6とを固定するための止着テープ11を更に備えた使い捨ておむつのことである。図5は、構成部材の一部を透明にして、吸収体、インジケーター、及び、接着剤が見える状態にした図である。
なお、本明細書において「前身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の腹側(身体前方)を覆う部分、「股下部」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の股下を覆う部分、「後身頃」とは、着用者におむつを装着した際に、着用者の背側(身体後方)を覆う部分を意味する。図1〜図5において、共通の構成要素には同一の符号を付してある。
[1]使い捨ておむつ:
図1は、本発明の使い捨ておむつの一実施形態の使用状態を示す斜視図であり、図1に示す使い捨ておむつ100は、その股下部4に暖色のインジケーター15が配置されている。このインジケーター15は、尿と接すると、変色(具体的には、暖色から暖色以外の色に色が変わる)するため、インジケーター15が変色することによって排尿があったことを認識することができる。図2は、図1に示す使い捨ておむつを展開し、一部(インジケータ15及び接着剤25)を透視した平面図である。図2に示すように、使い捨ておむつ100には、股下部4に対応する位置にインジケーター15が、おむつの長手方向に沿って相互に並行に3箇所塗工されている。図3は、図2のA−A’断面を示す断面図であり、図3に示すように、吸収体22の裏面(バックシート20側の面)には、インジケーター15が塗工されるとともに、インジケーター15の一部と重なるように、バックシート20の表面(吸収体22側の面)には、おむつの長手方向に沿って相互に並行に4箇所の接着剤25が塗工され、この接着剤25によってバックシート20と吸収体22が接着されている。そして、インジケーター15と接着剤25は、これらの溶融物を15:85〜85:15の体積比で混合して混合物を得た場合、得られる混合物の表面が全て暖色を呈するものである。
このような使い捨ておむつは、使用前にインジケーターが部分的に変色してしまう不具合、即ち、使用前にインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止することができるものである。
なお、本明細書において、暖色とは、色相環における黄から紫までの色を意味する。即ち、色相環において、黄、黄みの橙、赤みの橙、赤、赤紫、紫、及び、それぞれの間に位置する色を含む概念である。
[1−1]インジケーター:
インジケーターは、複数の構成部材(吸収体、トップシート、及び、バックシートを含む)の少なくとも一部に塗工され、股下部に対応する部分の少なくとも一部に、尿と接することによって暖色以外の色に変色する暖色のものである。例えば、黄色や橙色のインジケーターが、尿と接することによって、青色や黄緑色に変色する。
インジケーターとしては、例えば、ホットメルト接着剤等を挙げることができる。このホットメルト接着剤は、pH感応成分、粘着付与樹脂、可塑剤、ポリエチレングリコール等の水溶性ポリマー等の組成物であり、尿と接触してpHが上昇すると、例えば、黄色から青色に、変色する。ホットメルト接着剤の市販品としては、例えば、商品名「H9325」(ボスティック・ニッタ社製)などを挙げることができる。
インジケーターは、おむつを構成する構成部材のうちのいずれの構成部材に塗工されてもよいが、インジケーターの変色を視認し易くなるという観点からは、バックシートの裏面(着用者の肌に近い側の面)、後述する吸収体を被包する親水性シートを使用する場合には、親水性シートの、着用者の肌から遠い側の面や着用者の肌に近い側の面、吸収体の裏面(着用者の肌から遠い側の面)に塗工することが好ましく、バックシートの裏面に塗工することが更に好ましい。
図3は、吸収体22を被包する親水性シート34の、着用者の肌から遠い側の面にインジケーター15を塗工した使い捨ておむつ100を示す例である。また、図4は、本発明の使い捨ておむつの別の実施形態を示す、図3に対応する断面図であり、吸収体22の裏面にインジケーター15を塗工した使い捨ておむつ101を示す例である。
インジケーターの塗工方法は、従来公知の方法を挙げることができるが、例えば、インジケーターの視認性や塗工性が良好であるという観点からは、接触式のコーターを用いることが好ましい。インジケーターの塗工態様は、特に限定されないが、例えば、帯状、筋状、面状などの形態を適宜選択することができる。例えば、図2に示す使い捨ておむつは、帯状のインジケーター15を、おむつの長手方向に沿って相互に並行に3箇所塗工した例である。
また、インジケーターの塗布量は、適宜選択することができるが、10〜100g/mであることが好ましく、20〜60g/mであることが特に好ましい。上記塗工量が10g/m未満であると、排尿があったことを確認し難くなるおそれがある。一方、100g/m超であると、インジケーターが変色したときに、その色成分が吸収体中に溶け出すことに起因して吸収体の外観が損われたり、場合によっては上記色成分が着用者の肌に付着するおそれがある。
[1−2]接着剤:
接着剤は、複数の構成部材に、インジケーターの少なくとも一部と重なるように塗工される、暖色または無色透明のものであり、各構成部材は、この接着剤によって相互に接着されている。
接着剤としては、通常、使い捨ておむつの分野では、ホットメルト接着剤が用いられることが多く、本発明においてもホットメルト接着剤を好適に用いることができる。ホットメルト接着剤としては、例えば、ゴム系、オレフィン系、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体)系、アクリル系等のものを挙げることができる。本発明の使い捨ておむつは、これらのホットメルト接着剤の中から、所望の特性に適合したホットメルト接着剤を適宜選択して用いることができる。
市販の接着剤としては、例えば、商品名「AFX155」(ボスティック・ニッタ社製)、商品名「JM5299」(日本フーラー社製)、商品名「ME702」(ヘンケル社製)などを挙げることができる。
接着剤は、使い捨ておむつの構成部材を接着するために様々な部位に塗工されるものである。そのため、インジケーターの一部と重なるように塗工されることがあり、このような場合、従来、使用前に、接着剤に含有される成分に起因して、インジケーターが接着剤と重なる部分で部分的に変色し、インジケーター機能が部分的に失われてしまうおそれがあった。特に、インジケーターが塗工されている面と同じ面(第一の面)、インジケーターが塗工されている面と反対の面(第二の面)、インジケーターが塗工されている面に接する面(第三の面)に、インジケーターを変色させてしまうような接着剤がインジケーターの一部と重なるように塗工されている場合、使用前にもかかわらず、インジケーターが接着剤と重なる部分にて部分的に変色してしまう場合があった。一方、本発明の使い捨ておむつは、インジケーターが接着剤と重なる部分で部分的に変色してしまう不具合を有効に防止することができる。
図3は、インジケーター15が塗工されている面(親水性シート34の、着用者の肌から遠い側の面)に接する面(バックシート20の表面)に接着剤25が塗工されている例である。また、図4は、インジケーター15が塗工されている面(吸収体22の裏面)に接する面(親水性シート34の、着用者の肌に近い側の面)に接着剤25が塗工されている例である。
接着剤の塗工方法は、従来公知の方法を挙げることができ、例えば、非接触式のビードガンやスパイラルガン等による方法を採用することができる。ここで、ビードガンやスパイラルガンを用いて接着剤を塗工した場合には、その塗工方式上、接着剤の塗工単位が太くなるので接着剤とインジケーターとが重なる部分における接着剤の変色が顕著に生じることがあったが、本発明の使い捨ておむつによれば、接着剤(及び/またはインジケーター)が部分的に変色してしまう不具合を有効に防止することができる。
接着剤の塗工態様は、インジケーターと同様に、例えば、帯状、筋状、面状などの形態を適宜選択することができる。例えば、図2に示す使い捨ておむつ100は、帯状の接着剤25を、おむつの長手方向に沿って相互に並行に4箇所塗工した例であり、これらの接着剤25は、インジケーター15の一部に重なるように配置されている。
また、接着剤の塗布量は、所望の接着強度等に応じて適宜設定することができ、好ましくは0.5〜40g/mである。
上述したように、インジケーターと接着剤は、これらの溶融物を15:85〜85:15の体積比で混合して混合物を得た場合、得られる混合物の表面が全て暖色を呈するものであることが必要である。このような条件を満たすインジケーター及び接着剤を用いることによって、使用前にインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止することができる。
なお、インジケーターの溶融物は、通常、インジケーターを90〜100℃に加熱することにより得ることができる。また、本明細書において、接着剤の溶融物とは、JIS K 6862に準じて測定した粘度が4000〜6000mPa・sのものをいう。
インジケーターの溶融物と接着剤の溶融物の混合は、例えば、20mlのインジケーターの溶融物と20mlの接着剤の溶融物とを容器に入れ、その後、常温にて攪拌棒を用いて素早く十分に混合することにより行うことができる。インジケーターの溶融物と接着剤の溶融物とが十分に混合される前に固化してしまった場合には、インジケーターと接着剤との混合物を加熱溶融した状態で十分に混合し、その後、常温にて固化させてもよい。
混合物の色の判定(以下、「色判定」と記す場合がある)は、インジケーターの溶融物と接着剤の溶融物とを混合して混合物を得、得られた混合物を固化させた後に行うことが好ましい。インジケーターの溶融物と混合することにより変色する接着剤は、インジケーターの溶融物との混合操作中に変色するが、インジケーターの溶融物と混合して混合物を得、得られた混合物を固化させた後の方が色判定し易いためである。
また、色判定は、インジケーターの溶融物と混合しても変色しない接着剤を用いて、インジケーターの溶融物と上記接着剤の溶融物とを混合して混合物を得、得られた混合物を固化させた後、得られる混合物の色と比較して行うことも好ましい。
[1−3]吸収体:
吸収体は、着用者の尿を吸収し、保持するための部材である。吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し保持するものであり、吸収性材料によって構成される。
吸収体を構成する吸収性材料としては、使い捨ておむつに通常使用される従来公知の吸収性材料、例えば、フラッフパルプ、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;以下、「SAP」と記す)、親水性シート等を挙げることができる。フラッフパルプとしては、木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものを用いることが好ましく、SAPとしては、ポリアクリル酸ナトリウムを用いることが好ましく、親水性シートとしては、ティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布を用いることが好ましい。
これらの吸収性材料は、通常、単層または複層のマット状として用いられる。この際、上記吸収性材料のうち1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、フラッフパルプ100質量部に対して、10〜500質量部程度のSAPを併用したものが好ましい。SAPはフラッフパルプの各マット中に均一に混合されていてもよいし、複層のフラッフパルプの層間に層状に配置されていてもよい。
吸収体は、トップシートとバックシートの間の少なくとも一部に介装されることが好ましい。より具体的には、吸収体は少なくとも股下部に介装され、この吸収体が前身頃や後身頃にまで及んでいてもよい。吸収体の周縁部には、トップシートとバックシートの間に吸収体が介装されていないフラップ部が形成される。
吸収体は、その全体が親水性シートによって包み込まれていることが好ましい。即ち、複数の構成部材として、親水性シートを更に備えることが好ましい。このような親水性シートを更に備えると、吸収体からSAPが漏洩することを防止し、吸収体に形状安定性を付与することができるという利点がある。
図3は、吸収体22が2枚の親水性シート34(上ティシュペーパー34a、下ティシュペーパー34b)によって包み込まれている使い捨ておむつ100を示す例である。また、図4は、吸収体22が1枚の親水性シート34(ティシュペーパー34c)によって包み込まれている使い捨ておむつ101を示す例である。
吸収体の形状については、特に制限はないが、従来の使い捨ておむつにおいて使用される形状、例えば、矩形状、砂時計型、ひょうたん型、T字型等を挙げることができる。
なお、吸収体には、その表面側に(例えば、吸収体とトップシートとの間に)、尿や体液等の液体を拡散させるためのシート(セカンドシート)を付帯的に配置してもよい。即ち、複数の構成部材として、セカンドシートを更に備えることができる。このセカンドシートを更に備えると、着用者の姿勢等に起因して、トップシート裏面側の空間が十分に形成されないような場合でも、尿や体液等の吸収速度が低下し難く、吸収速度の低下による尿や体液等の漏れを防止することが可能となる。
セカンドシートを構成する材料としては、親水性で液透過性の材料、例えば、織布、不織布、多孔性プラスチック、フラッフパルプ等を挙げることができる。これらの構成素材としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、レーヨン、パルプ、或いはこれらの複合繊維等を挙げることができる。パルプとしては、カーリーセルロースファイバー等のけん縮繊維を好適に用いることができる。
[1−4]トップシート:
トップシートは、吸収体の表面(おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。トップシートは、その少なくとも一部(全部ないし一部)が、着用者の尿や体液を透過させ得る液透過性材料により構成され、通常、吸収体の表面近傍は、液透過性材料によって構成されている。このようにトップシートは、少なくとも一部が液透過性材料により構成されていればよく、トップシート全体が液透過性材料で構成されている必要はない。
トップシートを構成する液透過性材料としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等を挙げることができる。これらの中でも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン(登録商標)等の熱可塑性樹脂からなる不織布に親水化処理を施したものを用いることが好ましい。不織布の種類は、特に制限はなく、例えば、エアースルー(カード熱風)、カードエンボス、スパンボンド等の各種製法によって製造された従来公知の不織布を好適に用いることができる。
トップシートは単一のシート材によって構成されていてもよいが、複数のシート材によって構成されていてもよい。また、おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面には、液透過性材料により構成されたトップシート(センターシート)が配置され、サイドフラップの部分には、更に別のシート(サイドシート)が配置されていてもよい。
[1−5]バックシート:
バックシートは、吸収体の裏面(おむつの装着時において着用者の着衣側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。バックシートは、着用者の尿がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止するため、液不透過性材料によって構成される。
バックシートの配置方法は、特に制限はないが、吸収体で吸収された尿の漏れを防止するという観点から、少なくとも吸収体の存在する部分に配置することができる。
バックシートを構成する液不透過性材料としては、例えば、ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルム等を挙げることができる。これらの中でも、微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。この微多孔性ポリエチレンフィルムは、0.1〜数μmの微細な孔が多数形成されており、液不透過性ではあるが透湿性を有するため、おむつ内部の蒸れを防止することができるという利点がある。
また、バックシートとしては、インジケーターの変色を視認し易くするため、透明度の高いものを用いることが好ましい。例えば、JIS K7361−1に準拠して測定される全光線透過率が40%以上のものを用いることが好ましい。
なお、バックシートには、図3に示すように、その外表面側にシート材(カバーシート)16を貼り合わせてもよい。このカバーシートは、バックシートを補強し、バックシートの手触り(触感)を良好なものとするという利点がある。
カバーシートを構成する材料としては、例えば、織布、不織布等を挙げることができる。これらの中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂からなる乾式不織布、湿式不織布を用いることが好ましい。
[1−6]立体ギャザー:
本発明のテープ型使い捨ておむつは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するため、立体ギャザーを備えていてもよい。立体ギャザーは、着用者の排泄した尿の横漏れを防止するための部材であり、立体的に起立可能なように構成された防漏壁である。このような立体ギャザーを形成することにより、立体ギャザーが防波堤となり、おむつの脚周り開口部等からの漏れ(いわゆる「横漏れ」)を有効に防止することができる。
立体ギャザーの構成は、従来の使い捨ておむつに使用される構成を採用することができる。例えば、図3に示す使い捨ておむつ100のように、撥水性シート32の折り返し部分に伸縮材(立体ギャザー伸縮材36)を挟み込んで固定し、その立体ギャザー伸縮材36の収縮力によってギャザー(襞)を形成したもの等を好適に用いることができる。
なお、立体ギャザーは、上述したように、立体ギャザー用の撥水性シートを別途付設してもよいし、トップシート(例えば、センターシート)やサイドシート等を折り返すことによりおむつを構成するシート材の一部によって形成してもよい。なお、撥水性シートは、カードエンボス、スパンボンド等の製法により製造された不織布であってもよいが、防水性の高いSMS、SMMS等の不織布シートが更に好ましい。
この立体ギャザーは、股下部からの漏れを防止するため、少なくとも股下部に形成されていればよいが、前身頃や後身頃に形成されていてもよい。また、立体ギャザーは、二対以上形成してもよい。
更に、立体ギャザーは、おむつの内側に向かって傾倒する内倒しギャザーであってもよいし、おむつの外側に向かって傾倒する外倒しギャザーであってもよい。また、高さ方向の一部に、曲げ部や折り返し部を形成した立体ギャザー(いわゆる、C折りギャザーやZ折りギャザー等)であってもよい。
[1−7]止着テープ:
テープ型使い捨ておむつの場合には、後身頃の左右の各側縁から延出するように配置された、前身頃と後身頃とを固定するための止着テープを更に備えている。
止着テープのファスニング部材としては、粘着剤により固定を行う粘着ファスナーであってもよいが、機械的な結合により固定を行うメカニカルファスナー(面状ファスナー)を用いることが好ましい。メカニカルファスナーは、止着力が高いことに加え、複数回の脱着を行っても止着力が低下し難いという利点がある。
例えば、図5に示す使い捨ておむつ200は、ファスニング部材として、メカニカルファスナー44を採用した止着テープ11を備えている例である。止着テープ11の先端近傍には、フック材44aが付設されている。そして、前身頃2には、フック材44aと係合可能なループ材44bからなるフロントパッチ13が付設されており、フロントパッチ13に対して、止着テープ11(フック材44a)を止め付けることができる。
止着テープの数は特に限定されないが、後身頃の左右の各側縁に、止着テープが2個ずつ配置されていることが好ましい。例えば、図5に示す使い捨ておむつ200は、後身頃6の左右の各側縁6a,6bに、止着テープ11が2個ずつ配置されたものである。このように、止着テープが2個ずつ配置された使い捨ておむつは、1個ずつ配置されたものと比較して、着用者の体型、具体的には、ウエスト周り、脚周りの寸法に合わせてテープ位置、締め付け具合を調節することができるという利点がある。
[1−8]各種伸縮材:
本発明の使い捨ておむつは、脚周り伸縮材、ウエスト周り伸縮材、及び、腹周り伸縮材を更に配置することができる。
脚周り伸縮材は、脚周り開口部に沿って配置される伸縮材である。この脚周り伸縮材を配置することによって、脚周り開口部に伸縮性に富むギャザー(レグギャザー)を形成することができる。レグギャザーを形成すると、脚周りに隙間が形成され難くなり、脚周り開口部からの尿漏れを効果的に防止することができる。また、脚周り伸縮材を配置する(レグギャザーを形成する)と、おむつを交換する際に吸収体の両側で脚周り伸縮材が収縮するため、股下部近傍が椀状に変形し、凹部が形成される。そして、おむつの交換に際して、尿や体液がその凹部に溜まるため、尿や体液がこぼれ難くなるという利点がある。
例えば、図1に示すパンツ型使い捨ておむつ100は、おむつの脚周り開口部12のカーブに沿って曲線的に脚周り伸縮材40を配置してレグギャザーを形成した例である。また、図5に示すテープ型使い捨ておむつ200は、おむつの長手方向に沿って、直線的に二本の脚周り伸縮材40を配置してレグギャザーを形成した例である。この脚周り伸縮材40は、糸ゴムや平ゴムによって構成することができる。
脚周り伸縮材は、立体ギャザーの起立線より外側の部分に配置することが好ましい。このように配置すると、立体ギャザーの十分な防漏効果を確保しつつ、股下部の装用感・装着感を向上させることができる。
なお、図5に示す使い捨ておむつ200は、脚周り伸縮材40の形状、配置位置、配置数等を左右対称とした例であるが、左右非対称であってもよい。また、図5に示す使い捨ておむつ200は、脚周り伸縮材40を、おむつの片側に三本配置した例を示しているが、一本または二本配置してもよいし、四本以上配置してもよい。また、複数本の脚周り伸縮材を用いる場合、太さや伸張率等は目的に応じて適宜設定することができ、同じものを用いてもよいし、異なるものを用いてもよい。
ウエスト周り伸縮材は、ウエスト周り開口部に沿って配置される伸縮材である。ウエスト周り伸縮材を配置することによって、ウエスト開口部に伸縮性に富むギャザー(ウエストギャザー)を形成することができる。このウエストギャザーによって、ウエスト周りに隙間が形成され難くなり、ウエスト周りからの尿漏れを防止することができる。また、おむつのフィット性が良好となり、おむつのずり下がりを防止することができる。
図1に示す使い捨ておむつ100は、おむつの前身頃2と後身頃6の端縁(ウエスト周り開口部10)に沿ってウエスト周り伸縮材42を配置した例である。このウエスト周り伸縮材42としては、糸ゴムを用いることができる。なお、ウエスト周り伸縮材42は、図1に示すように、後身頃6(背側)と前身頃2(腹側)の両方に配置してもよいし、後身頃のみ、または、前身頃のみに配置してもよい。
腹周り伸縮材は、ウエスト周り開口部と脚周り開口部との間の部分(即ち、着用者の腹周りに相当する部分)に配置される伸縮材である。腹周り伸縮材を配置することによって、着用者の腹周りに伸縮性に富むタミーギャザーを形成することができる。このタミーギャザーは、ウエストギャザーと相俟って、おむつのフィット性やずり下がり防止効果を一層優れたものとすることができる。
図1は、ウエスト周り開口部10と脚周り開口部12(12a,12b)との間の部分(即ち、着用者の腹周りに相当する部分)に、着用者の腹周りを取り囲むように複数本の腹周り伸縮材44を配置した例である。
これらの伸縮材は、ギャザーの収縮の程度等を勘案した上で、構成材料、その材料の伸長率、固定時の伸長状態等を適宜設定することができる。
伸縮材としては、従来の使い捨ておむつにおいて使用されてきた伸縮材を好適に用いることができる。具体的には、天然ゴムや合成ゴム(ウレタンゴム等)の弾性材からなる糸ゴム、平ゴムの他、伸縮性ネット、伸縮性フィルム、伸縮性フォーム(ウレタンフォーム等)等を挙げることができる。
伸縮材は、十分な伸縮力を作用させるため、伸長状態で固定することが好ましい。例えば、伸縮材が天然ゴムや合成ゴムである場合には、120〜400%の伸長状態で固定することが好ましく、200〜300%の伸長状態で固定することがより好ましい。このような範囲の伸長状態で固定することにより、着用者に対して過度の締め付け力を作用させることなく、十分な伸縮力を作用させることが可能となる。
上記伸縮材は、おむつの他の構成部材に対して、接着剤などによって固定することができる。固定方法としては、具体的には、ホットメルト接着剤、その他の流動性の高い接着剤を用いた方法や、ヒートシールなどの、熱や超音波等による方法を挙げることができる。
[2]使い捨ておむつの製造方法:
本発明の使い捨ておむつは、以下のような方法により製造することができる。
[2−1]パンツ型使い捨ておむつの製造方法:
パンツ型使い捨ておむつの製造方法について、図1に示すパンツ型使い捨ておむつ100を製造する場合を例示して説明する。
まず、バックシート20の表面に、図2に示すパターンで、接着剤25を塗工した後、バックシート20の表面の幅方向中央部に、親水性シート34によって包まれた吸収体22を載置する。このとき、親水性シート34には、あらかじめ図2に示すパターンでインジケーター15を塗工しておく。
その後、吸収体22を被覆するようにトップシート18を載置するとともに、トップシート18とバックシート20とを接着して、吸収体22の周縁部をトップシート18とバックシート20とで挟み込むように封着することによって吸収性本体を得る。
次に、一対の撥水性シート32(32a,32b)を用意し、この一対の撥水性シート32(32a,32b)を、それぞれ吸収性本体の両側縁に配置し、一方の端部を上記吸収性本体に接着させる。その後、他方の端部を折り返し、その折り返し部分に、各々2本の立体ギャザー伸縮材36a,36bを挟み込んだ状態で貼り合わせることによって、立体ギャザー26a,26bを得る。
次に、外装部材16となる2枚の不織布シート(アッパーシート16a,ライナーシート16b)を用意し、ライナーシート16bの上面に、ウエスト周り伸縮材42、腹周り伸縮材44、及び、脚周り伸縮材40を配置し、接着固定する。そして、この上面に、アッパーシート16aを積層し、固定することにより、2枚の不織布シートの間に、ウエスト周り伸縮材42、腹周り伸縮材44、及び、脚周り伸縮材40が介装された外装部材16を得る。
次に、外装部材16の股下部近傍に、既に得られた吸収性本体を配置し、固定する。その後、吸収性本体が内側になるとともに、前身頃2と後身頃6とを合わせるように二つ折りにし、前身頃2と後身頃6とをヒートシール等により接着して、接合部8を形成する。このようにして図1に示す使い捨ておむつ100(パンツ型使い捨ておむつ)を製造することができる。
上述した一連の工程は、機械的な手段によって連続的に行うことが可能である。例えば、長尺のシート材や伸縮材をローラーから連続的に送出する等の方法・装置を採用することにより、おむつの連続製造が可能となり、生産性が向上する。
[2−2]テープ型使い捨ておむつの製造方法:
次に、テープ型使い捨ておむつの製造方法について、図5に示すテープ型使い捨ておむつ200を製造する場合を例示して説明する。
まず、親水性シートの表面に、図5に示すパターンで、インジケーター15、接着剤25の順にこれらを塗工する。その後、親水性シートの、インジケーター15及び接着剤25を塗工した部分に吸収体を載置して、親水性シートと吸収体を接着する。その後、吸収体を両側から親水性シートで包み込むようにして、吸収体の上面で貼り合わせて吸収体マットを得る。
次に、バックシート20の材料となる長尺のシート材(バックシート材)の表面に、上記吸収体マット及び脚周り伸縮材40を載置し、更にその表面にトップシートの材料となる長尺のシート材(トップシート材)を載置する。このようにして、おむつの中間体となる積層体(おむつ連続体)を得る。
この際、トップシート材は、センターシートに相当するトップシート材と、サイドシートに相当するトップシート材の2種類が使用される。サイドシートに相当するシート材には折り返し部分を設けておき、立体ギャザーを形成し得るようにしておく。
立体ギャザーの形成は、サイドシートに相当するシート材、即ち、撥水性シートの一部を貼り合わせることにより行う。具体的には、上記撥水性シートをセンターシートに相当するトップシート材の表面に対して固定することにより、立体ギャザーを形成する。
次に、既に得られたおむつ連続体の、おむつの脚周り開口部に相当する部分を、円弧状に切り抜いて切除し(Rカット)、脚周り開口部を形成する。その後、おむつの後身頃6の側縁6a,6bに、止着テープ11を付設し、おむつ連続体を個々のおむつに切断する。このようにして、図5に示す使い捨ておむつ200(テープ型使い捨ておむつ)を製造することができる。
なお、上記のような方法の他、予めトップシート材に止着テープを付設しておき、バックシート材の表面に、吸収体マット(親水性シートに包まれた吸収体)及び脚周り伸縮材を載置した後、その表面に、止着テープが付設されたトップシート材を載置することにより、おむつ連続体を得てもよい。
以下、本発明の使い捨ておむつを実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1〜図3は、本実施例により得られた使い捨ておむつ100を示しており、この使い捨ておむつ100は、吸収体22を被包する親水性シート34の、着用者の肌から遠い側の面に、帯状のインジケーター15(幅3mm×長さ100mm)が、おむつの長手方向に沿って相互に並行に3箇所塗工されているとともに、インジケーター15が塗工されている面に接する面(バックシート20の表面)に、インジケーター15の一部に重なるように配置された帯状の接着剤25(幅25mm×長さ400mm)が、おむつの長手方向に沿って相互に並行に4箇所塗工されている。そして、使い捨ておむつ100は、接着剤25によって、バックシート20と、吸収体22を被包する親水性シート34(下ティシュペーパー34b)とが接着されている。
インジケーター15としては、尿に接することにより青色に変色するホットメルト接着剤(変色前:黄色、商品名:H9325(ボスティック・ニッタ社製))を用いた。一方、接着剤25としては、ホットメルト接着剤(商品名:AFX155(ボスティック・ニッタ社製))を用いた。
インジケーター15と接着剤25について、あらかじめ、以下の評価を行った。まず、インジケーター15を100℃に加熱して溶融状態とするとともに、接着剤25を130℃に加熱して、JIS K 6862に準じて測定した粘度が5000mPa・sの溶融状態とした。その後、これらの溶融物20mlをそれぞれ混合(体積比50:50で混合)して混合物を得た。このようにして得られた混合物は、その表面の全部が、色相環上における黄色から橙色の範囲の色(暖色)を呈していた。混合物の表面の色について、表1中、「混合物の色」と示し、例えば、混合物の表面が全て黄色から橙色の範囲の色を呈していた場合には、「黄色から橙色」と示す。また、混合物の表面が全て暖色を呈するか否かについて、目視にて判定した。判定基準は、混合物の表面が全て暖色を呈している場合には「○」とし、混合物の表面が、少なくとも一部に暖色以外の色を呈している場合には「×」とした。判定結果を表1に示す。
Figure 2010194124
本実施例の使い捨ておむつは、インジケーターが接着剤と重なる部分において部分的に変色してしまう不具合、即ち、使用前にインジケーターが部分的に変色してインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止することができるものであった。
(実施例2〜4、比較例1〜4)
接着剤として、表1に示すもの(表1中、「接着剤の種類(商品名)」と示す)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして使い捨ておむつを製造した。また、実施例1と同様にインジケーターと接着剤の判定を行った。判定結果を表1に示す。
実施例2〜4の使い捨ておむつは、実施例1と同様、使用前にインジケーターが部分的に変色してインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止することができるものであったが、比較例1〜4の使い捨ておむつは、インジケーターが接着剤と重なる部分で部分的において変色し、使用前にインジケーターが部分的に変色してインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を生じた。
実施例1〜4及び比較例1〜4の結果から、実施例1〜4の使い捨ておむつは、使用前にインジケーターが部分的に変色してインジケーター機能が部分的に失われるという不具合を有効に防止可能であることが確認できた。
本発明の使い捨ておむつは、乳幼児用または介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用の使い捨ておむつに利用することができる。特に、インジケーターを使用することが多い乳幼児用のおむつとして好適に用いることができる。
2:前身頃、2a,2b:側縁、4:股下部、6:後身頃、6a,6b:側縁、8:接合部、10:ウエスト周り開口部、11:止着テープ、12,12a,12b:脚周り開口部、13:フロントパッチ、15:インジケーター、16:カバーシート、16a:アッパーシート、16b:ライナーシート、18:トップシート、20:バックシート、22:吸収体、26,26a,26b:立体ギャザー、32,32a,32b:撥水性シート、34:親水性シート、34a:上ティシュペーパー、34b:下ティシュペーパー、34c:ティシュペーパー、36,36a,36b:立体ギャザー伸縮材、40:脚周り伸縮材、42:ウエスト周り伸縮材、44:メカニカルファスナー、44a:フック材、44b:ループ材、100,101,200:使い捨ておむつ。

Claims (1)

  1. 前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、
    吸収体、前記吸収体の表面を被覆するように配設されたトップシート、及び、前記吸収体の裏面を被覆するように配設されたバックシートを含む複数の構成部材を備え、
    複数の前記構成部材の少なくとも一部には、前記股下部に対応する部分の少なくとも一部に、尿と接することによって暖色以外の色に変色する暖色のインジケーターが塗工されており、
    複数の前記構成部材には、前記インジケーターの少なくとも一部と重なるように、暖色または無色透明の接着剤が塗工され、前記構成部材が前記接着剤によって相互に接着されており、
    前記インジケーターと前記接着剤は、これらの溶融物を15:85〜85:15の体積比で混合して混合物を得た場合、得られる前記混合物の表面が全て暖色を呈するものである使い捨ておむつ。
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