JP2010193186A - 画像編集装置、撮像装置、および画像編集プログラム - Google Patents

画像編集装置、撮像装置、および画像編集プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 動画像の編集時の煩わしさを軽減し、簡単な操作で好適な編集を実現すること。
【解決手段】 ユーザの指示にしたがって、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択する選択部と、任意のフレームに関して、編集対象の領域および編集内容に関するユーザの指定を受け付ける受付部と、動画像を構成するフレームごとに、編集対象の領域を抽出する抽出部とを備え、動画像を構成するフレームごとに、前または後ろに連続するフレームとの差分と、編集内容とに基づいて、各フレームの領域における編集に用いる制御値を算出する。または、動画像を構成するフレームごとに、任意のフレームに対して編集内容にしたがった編集を施した結果に基づいて、各フレームの領域における編集に用いる制御値を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画像の編集を行う画像編集装置、被写体像を撮像して動画像を生成する撮像装置、および動画像に対する編集をコンピュータで実現する画像編集プログラムに関する。
従来より、動画像の編集に関する様々な技術が考えられている。例えば、特許文献1の発明に開示されている特定被写体の抽出方法を動画像の編集に適用することにより、逐次的に変化する被写体を考慮した効率の良い編集を実現することができる。
ところで、動画像とは、複数のフレームから構成されるものである。そのため、ユーザは、複数のフレームのそれぞれについて、編集領域の指定や編集内容の指定を行わなければならず、手間がかかって煩わしいという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、動画像の編集時の煩わしさを軽減し、簡単な操作で好適な編集を実現することを目的とする。
本発明の画像編集装置は、ユーザの指示にしたがって、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択する選択部と、前記任意のフレームに関して、編集対象の領域および編集内容に関する前記ユーザの指定を受け付ける受付部と、前記動画像を構成するフレームごとに、前記編集対象の領域を抽出する抽出部と、前記動画像を構成するフレームごとに、前または後ろに連続するフレームとの差分と、前記編集内容とに基づいて、各フレームの前記領域における編集に用いる制御値を算出する算出部とを備える。または、前記算出部に代えて、前記動画像を構成するフレームごとに、前記任意のフレームに対して前記編集内容にしたがった編集を施した結果に基づいて、各フレームの前記領域における編集に用いる制御値を算出する算出部を備える。
なお、前記動画像が撮像された際の撮影条件を取得する取得部をさらに備え、前記算出部は、前記撮影条件を加味して前記制御値を算出しても良い。
また、前記動画像における主要被写体の傾きを検出する検出部をさらに備え、前記抽出部は、前記傾きを加味して前記領域を抽出しても良い。
また、前記動画像における主要被写体の傾きを検出する検出部をさらに備え、前記算出部は、前記傾きを加味して前記制御値を算出しても良い。
また、前記算出部により算出した前記制御値にしたがって、前記動画像を構成するフレームごとに編集を行う編集部をさらに備えても良い。
本発明の撮像装置は、上述したいずれかの画像編集装置と、前記被写体の像を撮像して動画像を生成する撮像部とを備え、前記選択部は、前記撮像部により生成した前記動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択し、記抽出部は、前記撮像部により生成した前記動画像を構成するフレームごとに、前記編集対象の領域を抽出し、前記算出部は、前記撮像部により生成した前記動画像を構成するフレームごとに、前記制御値を算出することを特徴とする。
なお、上記発明に関する構成を、処理対象の動画像に対する画像編集を実現するための画像編集プログラムに変換して表現したものも本発明の具体的態様として有効である。
本発明によれば、動画像の編集時の煩わしさを軽減し、簡単な操作で好適な編集を実現することができる。
本実施形態の画像編集装置1の構成を示すブロック図である。 制御部16の動作を示すフローチャートである。 制御値の算出について説明する模式図である。 本実施形態の電子カメラ100の構成を示すブロック図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像編集装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の画像編集装置は、コンピュータなどにより構成される。図1に示すように、画像編集装置1は、画像などのデータを記録する記録部11、モニタなどの表示素子を備え、画像や各種メニューなどを表示する表示部12、USBなどの接続端子を備え、電子カメラやプリンタなどの外部機器と相互に接続する接続部13、記録部11に記録された画像などに画像処理を施す画像処理部14、マウスやキーボードなどの操作部材を備え、ユーザからの各種指示を受け付ける操作部15の各部を備えるとともに、各部を統括的に制御する制御部16を備える。
記録部11、接続部13、画像処理部14の各部は、制御部16と相互に接続される。また、制御部16の出力は、表示部12に接続される。さらに、制御部16は、操作部15の操作状態を検知するとともに、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
以上説明した構成の画像編集装置1において、記録部11に記録された動画像を編集する際の制御部16の動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。なお、動画像編集時には、記録部11に記録された動画像のうち、編集対象となる動画像が、操作部15を介したユーザ操作により予め選択されているものとする。
ステップS1において、制御部16は、編集の指定対象フレームを選択するユーザ指示を受け付ける。編集の指定対象フレームとは、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、ユーザが編集に関する指定を行う対象となるフレームである。ユーザは、操作部15を操作して、指定対象フレームを選択する。
なお、指定対象フレームの選択は、動画像の再生中に行われても良い。例えば、動画像の再生中に、ユーザが画像の劣化や不具合を確認した場合には、その時点のフレームを指定対象フレームとして選択しても良い。
ステップS2において、制御部16は、ステップS1で選択された指定対象フレームの画像を読み出して表示部12に表示する。
ステップS3において、制御部16は、操作部15を介して、編集領域および編集内容を指定するユーザ指定を受け付ける。編集領域とは、編集を施す特定の領域である。例えば、図3に示すように、複数の人物が被写体に含まれる場合には、ユーザは、特定の人物やその人物の顔部分など、局所的な領域を編集の対象として指定することができる。なお、編集領域の指定は、どのような方法で行われても良い。例えば、通常の領域選択により行われても良いし、ポイント(いわゆるコントロールポイント)を選択して、所定の周辺領域を編集領域とする指定方法により行われても良い。また、領域指定時の領域の大きさや形状についても、どのようなものであっても良い。さらに、編集領域として、画像全体が指定されても良い。
次に、編集内容とは、上記した編集領域に対して施される画像処理などの内容である。画像処理には、露出補正、明るさ調整、階調圧縮、輪郭強調、ノイズ除去、色処理、ホワイトバランス調整などの画像処理が含まれる。また、画像の傾き調整も編集内容に含まれる。
さらに、編集内容には、時間的な編集範囲も含まれる。ユーザは、編集対象の動画像を構成する全てのフレームを編集の対象とするのか、一部のフレームのみを編集の対象とするのかを指定するとともに、一部のフレームのみを編集の対象とする場合には、最初と最後のフレームを指定するか、編集の対象とする任意のフレームを指定する。
ステップS4において、制御部16は、ステップS2で読み出した画像から、ステップS3で指定された編集領域を抽出する。制御部16は、被写体認識、顔認識、テンプレートマッチングなど既存の方法で、ステップS2で読み出した画像から、ステップS3で指定された編集領域を抽出する。
ステップS5において、制御部16は、制御値を算出する。制御部16は、ステップS3で指定された編集内容にしたがって、公知技術と同様に各制御値を算出する。なお、制御部16は、ステップS3で指定された編集内容に画像の傾き調整が含まれ、かつ、編集対象の動画像が、撮像時の傾き情報などを有する場合には、この情報を加味して制御値を算出する。
ステップS6において、制御部16は、ステップS3で指定された編集対象の全てのフレームについて、制御値を算出したか否かを判定する。そして、編集対象の全てのフレームについて制御値を算出したと判定すると、後述するステップS10に進む。一方、編集対象の全てのフレームについて、制御値を算出していないと判定すると、制御部16は、ステップS7に進む。
ステップS7において、制御部16は、次の編集対象フレームの画像を読み出す。このとき、制御部16は、ステップS2と同様に、読み出した画像を表示部12に表示しても良い。
ステップS8において、制御部16は、ステップS7で読み出した画像から、ステップS3で指定された編集領域を抽出する。制御部16は、ステップS4と同様に、被写体認識、顔認識、テンプレートマッチングなど既存の方法で、ステップS7で読み出した画像から、ステップS3で指定された編集領域を抽出する。このとき、制御部16は、前回の抽出結果(前回抽出を行ったフレームにおける抽出結果)を参照して編集領域の抽出を行っても良い。すなわち、追尾と同様の処理を行って編集領域の抽出を行っても良い。さらに、制御部16は、編集対象の動画像が、撮像時の撮影条件としてレンズの焦点距離、被写体距離などの情報を有する場合には、この情報を加味して編集領域の抽出を行っても良い。また、編集対象の動画像が撮像時の傾き情報などを有する場合には、この情報を加味して編集領域の抽出を行っても良い。
ステップS9において、制御部16は、制御値を算出する。
制御部16は、以下の(1)〜(3)のいずれかの方法で、ステップS7で読み出したフレームの編集に用いる制御値を算出する。そして、制御値を算出すると、制御部16は、ステップS6に戻る。
(1) 現フレームと連続するフレームとの差分に基づく算出方法
制御部16は、まず、現フレームと前回制御値を算出したフレームとの差分を求める。そして、この差分と、前回算出した制御値とに基づき、ステップS8で抽出した編集領域において編集を行う際の制御値であって、ステップS8で抽出した編集領域において、ステップS1で選択された指定対象フレームの画像にステップS3で指定された編集内容にしたがった編集を施した結果と同等の結果が得られる制御値を算出する。
さらに、制御部16は、編集対象の動画像が、撮像時の撮影条件としてレンズの焦点距離、被写体距離などの情報を有する場合には、この情報を加味して制御値の算出を行っても良い。また、編集対象の動画像が撮像時の傾き情報などを有する場合には、この情報を加味して制御値の算出を行っても良い。
例えば、ステップS3において、人物の顔部分が編集領域として指定され、その編集領域の露出補正が編集内容として指定された場合、制御部16は、求めた差分により、現フレームにおいて露出がオーバーになると推測される場合には、その度合いに応じて、現フレームにおける露出補正の制御値を弱めに決定する。逆に、求めた差分により、現フレームにおいて露出がアンダーになると推測される場合には、制御部16は、その度合いに応じて、現フレームにおける露出補正の制御値を強めに決定する。さらに、撮影条件から画角を求め、画角の変化に応じて露出補正の制御値を算出しても良い。明るさ調整についても同様である。
また、例えば、ステップS3において、花や昆虫などの輪郭強調やノイズ除去が効果的な部分が編集領域として指定され、その編集領域の輪郭強調やノイズ除去が編集内容として指定された場合、制御部16は、求めた差分により、現フレームにおいてエッジが強めになると推測される場合には、その度合いに応じて、現フレームにおける輪郭強調の制御値を弱めに決定する。逆に、求めた差分により、現フレームにおいてエッジが弱めになると推測される場合には、制御部16は、その度合いに応じて、現フレームにおける輪郭強調の制御値を強めに決定する。さらに、撮影条件からレンズのデフォーカス量を求め、画角の変化に応じて輪郭強調の制御値を算出しても良い。また、撮影条件に応じてMTFの変化を求め、この変化に応じて輪郭強調やノイズ除去の制御値を算出しても良い。また、撮影条件に撮像素子の感度が含まれる場合には、撮像素子の感度に応じて、ノイズ除去の制御値を算出しても良い。例えば、撮像素子の感度が高感度である場合には、ノイズを不要に強調しないように輪郭強調の制御値を弱めに決定しても良い。
また、例えば、ステップS3において、人物の顔部分が編集領域として指定され、その編集領域の色処理として、健康的な肌色になるように赤み帯びさせる色処理が編集内容として指定された場合、制御部16は、求めた差分により、ホワイトバランス調整に起因して現フレームの色表現が赤味がかると推測される場合には、その度合いに応じて、現フレームにおける色処理の制御値を弱めに決定する。逆に、求めた差分により、現フレームの色表現の赤味が弱くなると推測される場合には、制御部16は、その度合いに応じて、現フレームにおける色処理の制御値を強めに決定する。
また、例えば、ステップS3において、画像の傾き調整が編集内容として指定された場合、制御部16は、求めた差分により、現フレームの編集領域における画像の傾きを推測し、その度合いに応じて、現フレームにおける傾き調整の制御値を算出する。このとき、編集対象の動画像が撮像時の傾き情報などを有する場合には、この情報を加味して傾き調整の制御値の算出を行っても良い。
(2) ステップS2で読み出した画像に対して、ステップS3で受け付けた編集内容にしたがった編集を施した結果に基づく算出方法
制御部16は、まず、ステップS2で読み出した画像のうち、ステップS3で指定された編集領域に対して、ステップS3で受け付けた編集内容にしたがった編集を施した結果に基づき、ステップS3で指定された編集内容に該当する各制御値ごとに目標値を算出する。そして、この目標値と、ステップS7で読み出した画像のうち、ステップS8で抽出した編集領域の画像とに基づき、目標値を実現するための制御値を算出する。算出される制御値は、ステップS8で抽出した編集領域において編集を行う際の制御値であって、ステップS8で抽出した編集領域において、ステップS1で選択された指定対象フレームの画像にステップS3で指定された編集内容にしたがった編集を施した結果と同等の結果が得られる制御値である。
さらに、制御部16は、編集対象の動画像が、撮像時の撮影条件としてレンズの焦点距離、被写体距離などの情報を有する場合には、この情報を加味して制御値の算出を行っても良い。また、編集対象の動画像が撮像時の傾き情報などを有する場合には、この情報を加味して制御値の算出を行っても良い。
(3)上記した(1)および(2)を組み合わせた算出方法
制御部16は、上述した(1)および(2)により制御値を算出し、2つの制御値を適宜重み付け加算して、制御値を算出する。
ステップS6において、ステップS3で指定された編集対象の全てのフレームについて、制御値を算出したと判定すると、ステップS10において、制御部16は、動画像を構成するフレームごとに編集を行う。制御部16は、画像処理部14を制御し、ステップS3で指定された編集対象のフレームごとに、そのフレームに関してステップS5またはステップS9で算出した制御値を用いて編集を行う。
ステップS11において、制御部16は、ステップS10における編集後の動画像を記録部11に記録し、一連の処理を終了する。このとき、制御部16は、動画像全体を記録しても良いし、ステップS10において編集を行ったフレームのみを記録しても良い。
以上説明した各処理を行うことにより、各フレームの編集対象の領域における編集に用いる制御値を算出することができる。例えば、図3に示すように、Ia〜Inの複数フレームを編集の対象とし、ステップS1においてフレームIaを指定対象フレームとして選択し、ステップS3において領域Tを編集領域として指定した場合には、フレームIb〜フレームInにおいて、編集領域が移動、変形したり、明るさなどの環境が変化したりしても、各フレームごとに編集領域を抽出し、その編集領域において好適な制御値を算出することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザの指示にしたがって、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択し、選択した任意のフレームに関して、編集対象の領域および編集内容に関するユーザの指定を受け付ける。そして、動画像を構成するフレームごとに、編集対象の領域を抽出するとともに、動画像を構成するフレームごとに、前または後ろに連続するフレームとの差分と、編集内容とに基づいて、各フレームの編集対象の領域における編集に用いる制御値を算出する。したがって、ユーザは、動画像を構成する複数のフレームのそれぞれについて、編集に関わる指定を行う必要がなく、任意のフレームに対して編集に関する指定を行うだけで、複数のフレームのそれぞれについて好適な制御値を算出することができる。また、算出される制御値は、ユーザの指定を反映したものであるため、ユーザの好みや意図を汲むことができる。そのため、動画像の編集時の煩わしさを軽減し、簡単な操作で好適な編集を実現することができる。
また、本実施形態によれば、動画像を構成するフレームごとに、選択した任意のフレームに対して指定された編集内容にしたがった編集を施した結果に基づいて、各フレームの編集対象の領域における編集に用いる制御値を算出する。したがって、より簡単な処理で、上述した効果を得ることができる。
また、本実施形態によれば、動画像が撮像された際の撮影条件を取得し、取得した撮影条件を加味して制御値を算出する。したがって、複数のフレームのそれぞれについてより好適な制御値を算出することができる。
また、本実施形態によれば、動画像における主要被写体の傾きを検出し、検出した傾きを加味して編集対象の領域を抽出したり、制御値を算出したりする。したがって、複数のフレームのそれぞれの傾きに応じた領域の抽出および制御値の算出を実現することができる。
なお、本実施形態では、算出した制御値に基づいて、複数のフレームごとに編集を行う場合を例に挙げて説明したが、算出した制御値を、複数のフレームのそれぞれに対応付けて記録しておき、編集を別のタイミングで実行する構成としても良い。
また、本実施形態のステップS3において指定される編集領域は、1箇所あってもでも良いし、複数箇所であっても良い。編集領域として複数の箇所が指定された場合には、それぞれの編集領域において、上述した処理と同様の処理を行えば良い。なお、複数箇所の間で、バランスを取ることが困難な場合には、適宜優先順位を付け、その優先順位にしたがって処理を行えば良い。
また、本実施形態のステップS3では、時間的な編集範囲として、編集対象の動画像を構成する全てのフレームを編集の対象とするのか、一部のフレームのみを編集の対象とするのかを指定する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、ステップS1で選択された指定対象フレームを基準として、それ以降のフレームのみを編集の対象とする構成としても良いし、それ以前のフレームのみを編集の対象とする構成としても良い。
また、本実施形態のステップS5およびステップS7において制御値を算出する際には、制御値に上限又は下限を設ける構成としても良い。このような構成とすることにより、極端な制御値により不自然な編集が行われるのを防ぐことができる。このような上限又は下限を設けることは、露出補正、色補正、傾き調整などにおいて特に有用である。また、制御値が上限又は下限を超える際には、制御値を算出せずに所定の制御値を用いる構成としても良いし、別の算出方法で制御値を算出する構成としても良いし、ユーザに報知する構成としても良い。また、上限又は下限を設けるか否かをユーザが選択可能な構成としても良い。
また、本実施形態のステップS5およびステップS7において制御値を算出する際には、編集領域と、それ以外の領域との境界部分において、制御値が段階的に変化するように制御値を決定しても良い。このような構成とすることにより、編集後の画像において、編集領域とそれ以外の領域との境界部分に発生する違和感を抑えることができる。
また、本実施形態のステップS7において制御値を算出する際には、ステップS3で指定された時間的な編集範囲の最初及び最後において、制御値が段階的に変化するように制御値を決定しても良い。このような構成とすることにより、編集後の動画像において、時間的な編集範囲の最初及び最後に発生する違和感を抑えることができる。
また、本実施形態のステップS8において、編集領域を抽出できない場合には、ステップS9の処理をスキップしてステップS6に戻る構成としても良い。また、編集領域を抽出できないことを、表示部12などを利用してユーザに報知する構成としても良い。
また、本実施形態では、編集の対象となる動画像はどのようなものであっても良い。例えば、全フレームの情報から成る動画像であっても良いし、基準画像の情報と差分情報とから成る動画像であっても良い。
また、本実施形態では、コンピュータなどから成る画像編集装置1を例に挙げて説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、この画像編集装置を備えた電子カメラも本発明の具体的態様として有効である。例えば、図4に示すように、不図示の撮像素子を備え動画像を生成する撮像部101、図1の記録部11と同様の記録部111、図1の表示部12と同様の表示部112、図1の画像処理部14と同様の画像処理部114、不図示のレリーズ釦や選択釦を備え、ユーザからの各種指示を受け付ける操作部115、各部を統括的に制御する制御部116を備えた電子カメラ100においても、本発明を同様に適用することができる。制御部116は、撮像部101により生成した動画像を編集対象として、図2に示したフローチャートの処理の一部または全部を実行することにより、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図2に示したフローチャートの処理の一部または全部を実行するための画像編集プログラムも本発明の具体的態様として有効である。この画像編集プログラムは、媒体に記録されたものであっても良いし、インターネット上のサーバに記録され、インターネットを介してダウンロード可能なものであっても良い。
1…画像編集装置、11・111…記録部、12・112…表示部、14・114…画像処理部、15・115…操作部、16・116…制御部、100…電子カメラ、101…撮像部
特開平9−134418号公報

Claims (9)

  1. ユーザの指示にしたがって、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択する選択部と、
    前記任意のフレームに関して、編集対象の領域および編集内容に関する前記ユーザの指定を受け付ける受付部と、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前記編集対象の領域を抽出する抽出部と、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前または後ろに連続するフレームとの差分と、前記編集内容とに基づいて、各フレームの前記領域における編集に用いる制御値を算出する算出部と
    を備えたことを特徴とする画像編集装置。
  2. ユーザの指示にしたがって、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択する選択部と、
    前記任意のフレームに関して、編集対象の領域および編集内容に関する前記ユーザの指定を受け付ける受付部と、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前記編集対象の領域を抽出する抽出部と、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前記任意のフレームに対して前記編集内容にしたがった編集を施した結果に基づいて、各フレームの前記領域における編集に用いる制御値を算出する算出部と
    を備えたことを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像編集装置において、
    前記動画像が撮像された際の撮影条件を取得する取得部をさらに備え、
    前記算出部は、前記撮影条件を加味して前記制御値を算出する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の画像編集装置において、
    前記動画像における主要被写体の傾きを検出する検出部をさらに備え、
    前記抽出部は、前記傾きを加味して前記領域を抽出する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の画像編集装置において、
    前記動画像における主要被写体の傾きを検出する検出部をさらに備え、
    前記算出部は、前記傾きを加味して前記制御値を算出する
    ことを特徴とする画像編集装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記算出部により算出した前記制御値にしたがって、前記動画像を構成するフレームごとに編集を行う編集部をさらに備える
    ことを特徴とする画像編集装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像編集装置と、
    前記被写体の像を撮像して動画像を生成する撮像部とを備え、
    前記選択部は、前記撮像部により生成した前記動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択し、
    前記抽出部は、前記撮像部により生成した前記動画像を構成するフレームごとに、前記編集対象の領域を抽出し、
    前記算出部は、前記撮像部により生成した前記動画像を構成するフレームごとに、前記制御値を算出する
    ことを特徴とする撮像装置。
  8. ユーザの指示にしたがって、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択する選択ステップと、
    前記任意のフレームに関して、編集対象の領域および編集内容に関する前記ユーザの指定を受け付ける受付ステップと、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前記編集対象の領域を抽出する抽出ステップと、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前または後ろに連続するフレームとの差分と、前記編集内容とに基づいて、各フレームの前記領域における編集に用いる制御値を算出する算出ステップと
    をコンピュータで実現することを特徴とする画像編集プログラム。
  9. ユーザの指示にしたがって、編集対象の動画像を構成する複数のフレームのうち、任意のフレームを選択する選択ステップと、
    前記任意のフレームに関して、編集対象の領域および編集内容に関する前記ユーザの指定を受け付ける受付ステップと、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前記編集対象の領域を抽出する抽出ステップと、
    前記動画像を構成するフレームごとに、前記任意のフレームに対して前記編集内容にしたがった編集を施した結果に基づいて、各フレームの前記領域における編集に用いる制御値を算出する算出ステップと
    をコンピュータで実現することを特徴とする画像編集プログラム。
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