JP2010081244A - 撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラム - Google Patents

撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010081244A
JP2010081244A JP2008246617A JP2008246617A JP2010081244A JP 2010081244 A JP2010081244 A JP 2010081244A JP 2008246617 A JP2008246617 A JP 2008246617A JP 2008246617 A JP2008246617 A JP 2008246617A JP 2010081244 A JP2010081244 A JP 2010081244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
exposure image
short
long
time exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008246617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5200820B2 (ja
Inventor
Kenji Ishita
研治 井下
Ryohei Yamamoto
量平 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2008246617A priority Critical patent/JP5200820B2/ja
Publication of JP2010081244A publication Critical patent/JP2010081244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5200820B2 publication Critical patent/JP5200820B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 夜間撮像時であっても鮮明に主要被写体及び背景を撮像した撮像画像を取得することができる撮像装置等を提供する。
【解決手段】 ストロボ発光時に所定の短時間露光によって撮像された短時間露光画像と、当該短時間露光画像と同時に所定の長時間露光によって撮像された長時間露光画像とを取得し、短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出する輪郭検出処理(S21)と、短時間露光画像と前記長時間露光画像との変倍比率を演算する比率演算処理(S22,S23,S24)と、当該比率演算処理により演算された変倍比率に従って前記短時間露光画像の拡大又は前記長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行う拡大縮小処理(S25)と、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体を抽出した主要被写体画像を前記長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成する合成処理(S26)とを行う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ストロボ発光を行って撮像画像を取得する撮像装置及び撮像方法、当該取得された撮像画像に対して画像処理を行う画像処理装置に関する。
従来より、撮像装置の撮像モードとして、ストロボ発光を行い所定の長時間露光を行って撮像画像を取得するスローシンクロ撮影モードが知られている。このスローシンクロ撮影は、一度の撮影動作中に、ストロボ発光と長時間露光とを行う。具体的には、先ずストロボ発光を行うことによって被写体を明るく照射した状態で撮像装置の露光を開始し、そのまま長時間露光を行って低照度の背景に対して露光を行う。このスローシンクロ撮影によれば、ストロボによって高照度とされた被写体と低照度の背景との双方を明るく撮像した撮像画像を取得することができるとしている。
また、従来より、下記の特許文献1に記載されているように、被写体及び背景を明るく撮像する技術として、ストロボ光を照射した画像とストロボ光を照射していない画像とを用いた画像処理を行うことによって、夜景撮影時においても、自然で美しい夜景撮影画像を取得する技術が知られている。
特開2003−87645号公報
上述したスローシンクロ撮影及び特許文献1に記載された技術では、夜間撮影時に、ストロボ光なしに表面照度が低い被写体(背景)を撮像するために長時間の露光を行う必要がある。しかしながら、長時間の露光を行っている最中に被写体が動いたり、撮像装置が手振れによって動いた場合には、入射光の入射位置が変動して撮像画像中の被写体にブレが発生してしまう。
具体的には、図10(a)に示すようなストロボ光を被写体である人物に照射して撮像した撮像画像100は、露光時間が短いために、人物画像101及び背景物体画像102の双方ともに画像ブレがないが、背景物体画像102の明度が低くなってしまう。そこで、露光時間を長くすることによって、図10(b)のように明度の高い背景物体102’を含む撮像画像110を得ることができる。しかし、この露光時間中に被写体である人物が動くと、人物画像101がぶれた結果としてのブレ成分111が発生してしまう。このようなブレ成分111は、上述した特許文献1に記載されているように、ストロボ光を照射した画像とストロボ光を照射していない画像とを重ね合わせる処理や人物部分を置換する処理では消すことができない。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、夜間撮像時であっても鮮明に主要被写体及び背景を撮像した撮像画像を取得することができる撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラムを提供することを目的とする。
第1の発明は、入射光を検出して撮像画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段の撮像範囲を含む領域に対してストロボ発光を行う発光手段と、前記撮像手段及び前記発光手段を制御する制御手段と、前記撮像手段により取得された撮像画像に対して画像処理を施す画像処理手段とを備え、上述の課題を解決するために、前記制御手段が、前記発光手段によってストロボ発光を行わせて前記撮像手段によって所定の短時間露光を行って短時間露光画像を取得させると共に、前記撮像手段によって所定の長時間露光を行って長時間露光画像を取得させ、前記画像処理手段が、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出する輪郭検出手段と、前記短時間露光画像と前記長時間露光画像との変倍比率を演算する比率演算手段と、当該比率演算手段により演算された変倍比率に従って前記短時間露光画像の拡大又は前記長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行う拡大縮小手段と、前記輪郭検出手段により検出された輪郭に基づいて前記短時間露光画像に含まれる主要被写体を抽出した主要被写体画像を、前記長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成する合成手段とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記拡大縮小手段が、前記比率演算手段により演算された変倍比率に基づいて、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体を拡大することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記拡大縮小手段が、前記比率演算手段により演算された変倍比率に基づいて、前記長時間露光画像に含まれる背景を縮小することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明乃至第3の発明の何れかにおいて、前記輪郭検出手段が、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭と共に当該主要被写体と同じ前記長時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出し、前記比率演算手段は、前記輪郭検出手段により検出された、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭の大きさと前記長時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭の大きさとの相違に応じて変倍比率を決定することを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、前記比率演算手段が、前記主要被写体の顔の輪郭の大きさの相違に応じて変倍比率を決定することを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明乃至第3の発明の何れかにおいて、前記比率演算手段が、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の撮像状態に基づいて、当該撮像状態に対して一意に設定された変倍比率を決定することを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明において、前記比率演算手段が、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の割合が高いほど変倍比率を高くすることを特徴とする。
第8の発明は、第4の発明乃至第7の発明において、前記比率演算手段が、前記変倍比率を、所定の範囲内となるように制限する。
第9の発明は、第4の発明又は第5の発明において、前記画像処理手段が、前記比率演算手段により演算した変倍比率が所定の範囲内を超えている場合には、前記拡大縮小手段による画像の拡大又は縮小処理を禁止することを特徴とする。
第10の発明は、第1の発明乃至第9の発明の何れかにおいて、前記比率演算手段が、前記主要被写体の前記長時間露光画像内でのブレ量を打ち消すように変倍比率を演算することを特徴とする。
第11の発明は、撮像指示に応じて、発光手段によってストロボ発光を行わせて所定の短時間露光を行って短時間露光画像を取得すると共に、ストロボ発光を行わせずに所定の長時間露光を行って長時間露光画像を取得し、前記短時間露光画像と前記長時間露光画像との変倍比率を演算し、当該演算された変倍比率に従って前記短時間露光画像の拡大又は前記長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行い、前記短時間露光画像から抽出した主要被写体画像を、前記長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成することを特徴とする。
第12の発明は、コンピュータが実行する画像処理プログラムであって、ストロボ発光時に所定の短時間露光によって撮像された短時間露光画像と、当該短時間露光画像と同時に所定の長時間露光によって撮像された長時間露光画像とを取得する画像取得処理と、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出する輪郭検出処理と、前記短時間露光画像と前記長時間露光画像との変倍比率を演算する比率演算処理と、当該比率演算処理により演算された変倍比率に従って前記短時間露光画像の拡大又は前記長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行う拡大縮小処理と、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体を抽出した主要被写体画像を前記長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成する合成処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本願発明によれば、ストロボ発光時に所定の短時間露光によって撮像された短時間露光画像と、当該短時間露光画像と同時に所定の長時間露光によって撮像された長時間露光画像とを取得し、短時間露光画像と長時間露光画像との変倍比率に従って短時間露光画像の拡大又は長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行って短時間露光画像に含まれる主要被写体画像を長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成するので、夜間撮像時であっても鮮明に主要被写体及び背景を撮像した撮像画像を取得することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[撮像装置の構成]
本発明は、例えば図1及び図2に示すように構成された撮像装置に適用される。図1は、本願発明に係る撮像装置に必要な最低限の機能を示したものであり、図2は、本願発明に係る撮像装置を構成するハードウェア的な一例を示す構成図である。
図1に示す撮像装置は、CCD(Charge Coupled Device)1、撮像処理部2、DRAM3、画像処理部4及び外部メモリ5を備えて構成されている。このような撮像装置は、CCD1によって受光した入射光に基づいて撮像信号を生成し、撮像処理部2によって所定の映像処理を施す。この撮像処理部2は、CDS回路(相関二重サンプル回路)によるノイズ除去やサンプル・ホールド処理、AGC(自動利得制御)アンプによる増幅、ADC(A/D変換器)処理などを行って、ディジタル方式の撮像画像データを生成する。そして、この撮像画像データは、一旦DRAM3に供給される。
DRAM3には、ストロボ撮影時に短露光時間で撮像された短時間露光(ストロボ撮影)画像、当該短時間露光画像から被写体を抽出した被写体抽出画像、ストロボ撮影時に上記の短時間露光よりも長い所定の長露光時間で撮像された長時間露光画像、画像処理結果としての合成画像が記録されている。
画像処理部4は、DRAM3に記録された画像を用いて所定の画像処理を行う。この画像処理部4による画像処理は、短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出する輪郭検出処理(1)、短時間露光画像と長時間露光画像との変倍比率を演算する比率演算処理、当該比率演算処理により演算された変倍比率に従って短時間露光画像の拡大と長時間露光画像の縮小の少なくとも一方の処理を施す拡大縮小処理、輪郭検出処理により検出された輪郭に基づいて短時間露光画像に含まれる主要被写体を抽出する処理(2)、抽出した主要被写体画像を長時間露光画像に対して合成して合成画像を作成する合成処理(3)を含む。このような画像処理によって得られた合成画像は、合成結果としてDRAM3に記録される(4)。そして、この合成結果としての合成画像は、例えばユーザに確認するために表示処理などがなされ、画像処理部4によって所定の圧縮及び符号化処理が施されて(5)、外部メモリ5に記録される(6)。
図2に示した撮像装置は、撮像光学系11と、上述のCCD1を含む撮像部12と、撮像処理部13と、メモリーカード14と、上述の画像処理部4が行う各種処理を行うコンピュータである制御部15と、キー入力部16と、制御部15が行う各種処理のための画像処理プログラム等を記憶するプログラムメモリ17と、上述のDRAM3に相当するデータメモリ18と、画像圧縮部19と、メイン表示処理部20と、メイン表示部21と、発光制御部22と、内蔵発光駆動部23と、内蔵発光部24とを備える。
撮像光学系11は、主として、モータ、レンズユニット等からなる。このレンズユニットは、外光を入射するための複数のレンズ群からなる。レンズユニットは、所定範囲の撮像領域の外光をCCD1に結像するための光学系である。レンズユニットは、図示しないシャッターユニット、絞りユニットを備えている。これらシャッターユニット、絞りユニットは、モータの駆動により合焦位置や絞り位置が移動される。特にシャッターユニットは、制御部15による制御に従って露光時間が調整される。また、このレンズユニットは、制御部15の制御に応じてズームアウト、ズームインを自在に実行し、撮影範囲を変化させることができるズームレンズも備えている。
撮像部12は、CCD1,制御部15による制御に従って動作するコントローラと、A/D変換処理回路等を含む。CCD1は、例えばRGBの原色系のカラーフィルタを形成している。CCD1は、図示しないタイミング発生器及び垂直ドライバによって走査駆動される。CCD1は、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
撮像部12におけるコントローラ、後述する制御部15の制御に従って、撮像光学系11におけるレンズユニット及びCCD1の動作を制御する。A/D変換処理回路は、サンプルホールド回路、A/D変換器を含む。A/D変換処理回路は、CCD1から出力された光電変換出力に所望の処理を施す。具体的には、CCD1からの光電変換出力に対して、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整する。その後、サンプルホールド回路によってサンプルホールドし、A/D変換器によってディジタル撮像画像データに変換し、撮像処理部13に出力する。このような撮像光学系11及び撮像部12は、撮像画像を取得する撮像手段として機能する。
撮像処理部13は、撮像部12から供給された撮像画像データに対して所定の画像処理を施す。この撮像処理部13は、例えば、RGBデータとして供給された撮像画像データを、輝度データ(Y)と色差データ(Cr,Cb)とに変換する。そして、この輝度データ(Y)、色差データ(Cr)、色差データ(Cb)は、撮像処理部13によってデータメモリ18に出力されて、当該データメモリ18に格納される。なお、撮像処理部13は、上記処理に加えて、必要に応じて画素補間処理、γ補正処理、及びマトリックス演算を行っても良い。
メモリーカード14は、撮像装置に備えられたメモリーカード記録再生機構を含む。このメモリーカード14は、制御部15の制御に従って、当該撮像装置によって撮像された撮像画像データ、後述する画像処理が施された撮像画像データをメモリーカードに記録する。また、メモリーカード14は、制御部15の制御に従って、メモリーカードに記録された撮像画像データを再生して出力する。
制御部15は、当該撮像装置を統括して制御する。制御部15は、プログラムメモリ17に記憶されたプログラムに従って動作することによって、当該撮像装置に必要な各種の制御を行う。
キー入力部16は、当該撮像装置のユーザによって操作される。このキー入力部16は、シャッター釦16a、メニュー釦16b、十字キーなどの移動釦16c、決定釦16dなどを含むキー群である。このキー入力部16は、制御部15に接続されており、各釦の操作内容を示す操作信号が制御部15によって読み込まれる。
画像圧縮部19は、制御部15の制御に応じて、データメモリ18に格納された撮像画像データに対してJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)規格に従ったADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)処理を行って、データ圧縮をする。
メイン表示処理部20は、撮像画像データに含まれる輝度データ(Y)、色差データ(Cr、Cb)を定期的に読み出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生してメイン表示部21に出力する。
メイン表示部21は、図示しないが、撮像装置の筐体の背面側に設けられている。メイン表示部21は、撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能する。この撮影モード時において、メイン表示部21は、メイン表示処理部20からのビデオ信号に基づいた表示を行う。これにより、撮像装置は、その時点でメイン表示処理部20から取り込んでいる画像をリアルタイムに表示する。
このように、メイン表示部21に、その時点での撮像画像がモニタ画像としてリアルタイムに表示されている、いわゆるスルー画像の表示状態で、撮像装置は、撮像可能な状態となる。そして、撮影を行いたいタイミングで、キー入力部16のうちの一つであるシャッター釦16aが操作されると、制御部15に対してトリガ信号が発生される。制御部15は、このトリガ信号に応じて、その時点で撮像光学系11から取り込んでいる1画面分のRGBデータを、輝度データ(Y)及び色差データ(Cb、Cr)によって変換(分離)させて、データメモリ18に格納させる。
発光制御部22は、制御部15の制御に従って、内蔵発光駆動部23によって内蔵発光部24のストロボ発光動作を行わせる。
内蔵発光駆動部23は、静止画撮影時に図示しないストロボ用の大容量コンデンサを充電した上で、発光制御部22を介した制御部15からの制御に応じて内蔵発光部24をストロボ発光させる。また、動画像の撮影時においては、1回目のシャッター釦16aが操作された時点で、上述した静止画の撮像画像データを画像圧縮部19でデータ圧縮してデータメモリ18に記録を開始する。以降、所定のフレームレート、例えば30(フレーム/秒)でこの処理を連続して実行し、2回目にシャッターキーが操作されるか、また所定の制限時間、例えば、30秒が経過した時点でそれら一連の静止画データファイルを一括してモーションJPEGのデータファイル(AVIファイル)として設定し直す。
上述した撮像装置は、制御部15がプログラムメモリ17に記憶されたプログラムに従った処理を行うことにより、夜間撮像時であっても鮮明な主要被写体及び背景を含む撮像画像データを得ることができる。特に、制御部15は、撮像光学系11,撮像部12及び撮像処理部13(撮像手段)により取得された撮像画像データに対して画像処理を施す(画像処理手段)。このとき、制御部15は、発光制御部22,内蔵発光駆動部23及び内蔵発光部24(発光手段)によってストロボ発光を行わせて撮像光学系11,撮像部12及び撮像処理部13(撮像手段)によって所定の短時間露光を行って短時間露光画像を取得させると共に、撮像光学系11,撮像部12及び撮像処理部13(撮像手段)によって所定の長時間露光を行って長時間露光画像を取得させる。そして、制御部15は、画像処理プログラムを実行することによって、短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出する輪郭検出処理と、短時間露光画像と長時間露光画像との変倍比率を演算する比率演算処理と、当該比率演算手段により演算された変倍比率に従って短時間露光画像の拡大と長時間露光画像の縮小との少なくとも一方の処理を施す拡大縮小処理と、輪郭検出処理により検出された輪郭に基づいて短時間露光画像に含まれる主要被写体を抽出した主要被写体画像を、長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成する合成処理とを行う。
具体的には、ストロボ発光を行って所定の短露光時間(例えば1/60秒)の撮像処理で得られる短時間露光画像100は、図3(a)に示すように、主要被写体である人物画像101の明度が高く、当該人物画像101の背景物体画像102の明度は低くなってしまう。これに対し、撮像装置は、所定の長時間露光を行って長時間露光画像を取得させる。この長時間露光画像は、図示しないが、短時間露光画像100に現れる背景物体画像102の明度よりも高い明度の背景物体画像が含まれる。
そして、制御部15は、図3(a)の短時間露光画像100に対し、当該短時間露光画像100に含まれる人物画像101の輪郭を検出して、人物画像101を抽出した短時間露光画像110を作成する。次に、制御部15は、短時間露光画像と長時間露光画像との変倍比率を演算し、演算された変倍比率に従って短時間露光画像110に対して画像の拡大処理を施して、図3(c)に示すように、拡大された人物画像101’を含む短時間露光画像110’を作成する。次に、制御部15は、図3(d)のように、長時間露光画像のうちの輪郭検出処理により検出された輪郭位置に、拡大されに人物画像101’を合成して、合成画像120を作成する合成処理とを行う。ここで、長時間露光画像は、明度が高い背景物体102’を含んでいるので、合成画像120は、明度が共に高い人物画像101’及び背景物体画像102’を含んだ映像となる。このように、制御部15は、夜間撮像時であっても鮮明に主要被写体及び背景を撮像した撮像画像を取得することができる。
また、合成画像120は、長時間露光画像を撮像した時に、人物が動いたり撮像装置を持つ手に手振れがあって長時間露光画像に含まれる人物にブレがあっても、人物画像101を拡大しているために、当該ブレが現れていない。すなわち、制御部15は、主要被写体(人物)の長時間露光画像内でのブレ量を打ち消すように変倍比率を演算して、人物画像を拡大することにより、長時間露光画像に有られていたブレに起因する画像成分を打ち消すことができる。
このように構成された撮像装置は、当該撮像装置がユーザに把持されて被写体を撮像する操作が行われる時に、図4乃至図6に示す処理を行うことによって、撮像画像データを取得する。
図4に示すように、撮像装置の電源が投入されると、撮像装置は、ステップS1において、イニシャライズ処理を行う。制御部15は、このイニシャライズ処理によって、撮像装置の撮像条件や撮像画像データの保存条件などを所定の初期値に設定する。
次のステップS2において、撮像装置は、イニシャライズ処理が完了したことに応じて通常撮影モードに設定される。この通常撮影モードは、初期状態の撮像条件に従って撮像処理を行って、メモリーカード14に撮像画像データを保存する撮影モードである。
次のステップS3において、撮像装置は、キー入力部16におけるメニュー釦16b、移動釦16c及び決定釦16dに対する操作に従った操作信号を制御部15が検出し、撮像装置の撮影モードを夜間被写体ブレ修正撮影モードに切り換えられる。この夜間被写体ブレ修正撮影モードは、夜間におけるストロボ撮影時に、短時間露光画像及び長時間露光画像を取得して合成画像を作成する処理である。なお、このステップS3の処理については、図5に示したサブルーチンを参照して後述するものとする。そして、撮像装置は、その他のキー処理によって通常撮影モードに切り換えられると、ステップS2に処理を戻す。
図5に示す夜間被写体ブレ修正撮影モードは、所定期間ごとに実行される。先ずステップS11において、制御部15は、当該夜間被写体ブレ修正撮影モードがオンであるか否かを判定する。夜間被写体ブレ修正撮影モードがオンである場合にはステップS12に処理を進め、夜間被写体ブレ修正撮影モードがオンではない場合にはこのサブルーチンを終了する。
ステップS12において、制御部15は、シャッター釦16aが押圧操作されたか否かを判定する。制御部15は、シャッター釦16aが操作されたことによって発生したトリガ信号を受信した場合にはステップS13に処理を進め、夜間被写体ブレ修正撮影モードを実行する所定期間に亘ってトリガ信号が受信できなかった場合には処理を終了する。
ステップS13において、制御部15は、撮像光学系11におけるフォーカスレンズを移動させるように駆動モータを制御して、主要被写体に焦点を合わせるAF処理を実行する。
次のステップS14において、制御部15は、撮像装置の撮影環境における暗さ測定(EV計測)を行う。このとき、制御部15は、図示しない明るさセンサの出力信号を検出して暗さ測定を行っても良く、スルー画像として表示させている撮像画像データに含まれる画素の輝度信号を解析して暗さ測定を行っても良い。
次のステップS15において、撮像装置は、内蔵発光部24からストロボ光を発光するフラッシュ発光を行う。このとき、制御部15は、発光制御部22に対して制御信号を供給することによって、内蔵発光駆動部23を駆動させて内蔵発光部24からストロボ光を発光させる。また、撮像装置は、フラッシュ発光と同時に、撮像光学系11におけるシャッター機構を開動作させることにより、撮像部12におけるCCD1を露光状態とする。そして、制御部15は、所定の短露光時間の露光によって撮像部12及び撮像処理部13によって生成された撮像画像データ(短時間露光画像)がデータメモリ18に記録されることによって、当該短時間露光画像を取得することができる。この所定の短露光時間は、例えば1/60[sec]である。
次のステップS16において、制御部15は、ステップS14にて計測した暗さに応じた長露光時間に亘って露光した結果としての撮像画像データ(長時間露光画像)を取得する。ここで、撮像環境が暗いほど、長露光時間を長くする。これは、主要被写体の背景に存在する背景物体を鮮明に撮像するためである。このようなステップS15及びステップS16により、撮像装置は、一度の露光動作によって短時間露光画像と長時間露光画像との2枚の画像をデータメモリ18に格納する。
次のステップS17において、制御部15は、ステップS15にて取得した短時間露光画像内に含まれる主要被写体の輪郭を認識する。このとき、制御部15は、短時間露光画像に対してエッジ抽出処理を施す。これにより、制御部15は、明度の高い主要被写体画像と明度の低い背景画像とを切り分けて、主要被写体画像の輪郭を表す座標情報を取得する。
次のステップS18において、制御部15は、短時間露光画像に含まれる主要被写体画像を長時間露光画像に対して合成して合成画像を作成する合成処理を行い、ステップS19においては、ステップS18にて主要被写体が合成された長時間露光画像を撮像画像としてメモリーカード14に保存して処理を終了する。
このステップS18における合成処理は、図6に示す合成処理と、図9に示す合成処理との何れかの処理が行われる。図6に示す合成処理は、長時間露光画像に含まれる主要被写体のブレを考慮して、短時間露光画像の拡大又は長時間露光画像の縮小の変倍比率を決定して合成を行う。一方、図9に示す合成処理は、長時間露光画像に含まれる主要被写体のブレに拘わらず短時間露光画像の拡大又は長時間露光画像の縮小の変倍比率を一意に決定して合成を行う。
図6に示す合成処理は、先ずステップS21において、ステップS17にて短時間露光画像上で認識された主要被写体の輪郭を用いて、長時間露光画像上での主要被写体の輪郭を認識する。ここで、短時間露光画像の画像サイズと長時間露光画像の画像サイズとが同一である。したがって、短時間露光画像から取得した主要被写体の輪郭を表す座標情報に対応した長時間露光画像上の座標付近が、当該長時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭となる。
次のステップS22において、制御部15は、ステップS21で認識した長時間露光画像内の主要被写体の輪郭における画像情報から、短時間露光画像内の主要被写体画像と長時間露光画像内の主要被写体画像とが同じ大きさとなる拡大又は縮小倍率である変倍比率を求める。ここで、短時間露光画像の主要被写体の輪郭における色情報と、長時間露光画像の主要被写体の輪郭における色情報とはほぼ同一となる。このことから、制御部15は、短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭と、長時間露光画像に含まれる主要被写体のブレ幅を含む輪郭との変倍比率を求める。
例えば、図8(a)に示す短時間露光画像100と、図8(b)に示す長時間露光画像110とが取得されたとする。ここで、短時間露光画像100の主要被写体画像101にはブレ成分がなく、長時間露光画像110の主要被写体画像には、101’−1乃至101’−2の範囲で示すブレ成分が含まれている。また、制御部15は、短時間露光画像100に含まれる主要被写体画像101の輪郭を示す画像情報101aを取得している。当該画像情報101aの座標に対応した長時間露光画像110内の座標に、長時間露光画像110における画像情報101a’が存在する。そして、制御部15は、当該長時間露光画像110内の画像101a’から当該主要被写体画像の外側に向けて走査した色情報が、背景画像のものであるか否かを判定する。このとき、制御部15は、主要被写体画像の外側に向けて色情報を走査し、初めて色情報が明度の低いものであると判定した座標位置を、長時間露光画像110における主要被写体画像の輪郭であると判定する。そして、制御部15は、短時間露光画像100に含まれる主要被写体の輪郭で決まる大きさと、長時間露光画像110に含まれる主要被写体の輪郭で決まる大きさとの比率を、合成処理のための変倍比率とする。したがって、長時間露光画像110に含まれる主要被写体画像のブレ成分が大きいほど、変倍比率は大きくなる。ここで、変倍比率は、短時間露光画像内の主要被写体画像を拡大させる場合には拡大倍率であり、長時間露光画像を縮小させる場合には縮小倍率である。
制御部15は、主要被写体画像全体の大きさから変倍比率を設定するのではなく、主要被写体画像の顔の輪郭同士の大きさの相違に応じて変倍比率を決定しても良い。例えば、主要被写体である人物の手足部分のみが長露光時間内に大きく動いた場合、主要被写体の顔部分にはブレが無いが、手足部分には大きなブレがある。このような主要被写体を撮像した短時間露光画像及び長時間露光画像を用いて、手足部分の大きなブレに合わせて変倍比率を演算すると、非常に大きな変倍比率となり、拡大又は縮小して合成した合成画像が不自然なものとなる。このようなことから、制御部15は、短時間露光画像と長時間露光画像との顔部分の輪郭から変倍比率を設定することによって、適切な範囲の変倍比率を設定することができる。
次のステップS23及びステップS24において、制御部15は、ステップS22にて決定した変倍比率が所定のしきい値の範囲以内であるか否かを判定する。このしきい値は、図7に示すように、第1しきい値Th1及び第2しきい値Th2が設定されている。取得した変倍比率と比較されるしきい値は、短時間露光画像に含まれる主要被写体画像を拡大する時における第1しきい値Th1及び第2しきい値Th2であっても良く、長時間露光画像を縮小する時における第1しきい値Th1及び第2しきい値Th2であっても良い。このように、短時間露光画像内の主要被写体画像の拡大又は長時間露光画像の縮小を行う変倍比率を、所定の範囲内となるように制限して、合成画像が不自然な絵柄となることを回避する。
短時間露光画像を拡大する時の第1しきい値Th1及び第2しきい値Th2を用いた場合、ステップS23においては、ステップS22にて取得した拡大比率と第1しきい値Th1とを比較し、ステップS24においては、ステップS22にて取得した拡大比率と第2しきい値Th2とを比較する。拡大比率が第1しきい値Th1よりも大きい場合、合成処理は終了される。拡大比率が第1しきい値Th1よりも大きくないが第2しきい値T2よりも小さい場合にも、合成処理は終了される。拡大比率が第1しきい値Th1よりも大きくなく第2しきい値Th2よりも小さくない場合、すなわち拡大比率が第1しきい値Th1と第2しきい値Th2との中間値である場合には、ステップS25に処理を進める。
長時間露光画像を縮小する時の第1しきい値Th1及び第2しきい値Th2を用いた場合、図6中かっこ内に示すように、ステップS23においては、ステップS22にて取得した縮小比率と第1しきい値Th1とを比較し、ステップS24においては、ステップS22にて取得した縮小比率と第2しきい値Th2とを比較する。縮小比率が第1しきい値Th1よりも小さい場合、合成処理は終了される。縮小比率が第1しきい値Th1よりも小さくないが第2しきい値T2よりも大きい場合にも、合成処理は終了される。縮小比率が第1しきい値Th1よりも小さくなく第2しきい値Th2よりも大きくない場合、すなわち縮小比率が第1しきい値Th1と第2しきい値Th2との中間値である場合には、ステップS25に処理を進める。
ステップS23の判定結果が肯定判定となった場合は、長時間露光画像内の主要被写体画像のブレ成分が大きすぎて、短時間露光画像内の主要被写体画像と長時間露光画像内の主要被写体画像との大きさの相違が大きい。したがって、制御部15は、演算した変倍比率が、所定のしきい値の範囲内を超えている場合には、画像の拡大又は縮小処理を禁止して、合成処理を終了させる。これにより、主要被写体が合成画像内で大きくなりすぎる合成画像を作成することを禁止できる。
同様に、ステップS24の判定結果が肯定判定となった場合は、長時間露光画像内の主要被写体画像のブレ成分がほとんどない。したがって、制御部15は、短時間露光画像内の主要被写体画像を長時間露光画像に合成する処理をする必要はないので、合成処理を終了することができる。
ステップS25において、制御部15は、ステップS22にて取得された変倍比率に応じて短時間露光画像内の主要被写体画像を拡大させる。次のステップS26において、制御部15は、ステップS25にて拡大させた短時間露光画像内の主要被写体画像を長時間露光画像内の主要被写体画像部分に上書きするように合成処理を行う。このとき、制御部15は、短時間露光画像内の主要被写体画像を抽出した後に拡大させても良く、短時間露光画像自体を拡大した後に主要被写体画像を抽出しても良い。
なお、主要被写体が人物であり、当該人物を拡大する場合には、当該人物の中心から左右上下に均等に拡大させることが望ましい。また、ステップS26にて合成する時に、短時間露光画像から主要被写体を抽出する又は長時間露光画像から背景画像を抽出する処理ではなく、短時間露光画像の背景画像部分を透明化する又は長時間露光画像の主要被写体部分を透明化する処理を行っても良い。
長時間露光画像を縮小させる場合、ステップS25において、制御部15は、ステップS22にて取得された変倍比率に応じて長時間露光画像を縮小させる。次のステップS26において、制御部15は、短時間露光画像内の背景画像部分をステップS25にて縮小させた長時間露光画像に上書きするように合成処理を行う。なお、制御部15は、長時間露光画像の主要被写体のブレ量に相当する縮小倍率で長時間露光画像の背景を縮小できる場合には、ステップS25にて縮小させた長時間露光画像を短時間露光画像内の背景画像部分に上書きする処理を行っても良い。
なお、このステップS25及びステップS26においては、短時間露光画像又は長時間露光画像の一方のみを拡大又は縮小させる処理について説明したが、短時間露光画像内の主要被写体画像を拡大させると同時に長時間露光画像の背景画像を縮小しても良い。例えば短時間露光画像内の主要被写体画像と長時間露光画像内の主要被写体画像との比率が1:1.2である場合には、短時間露光画像内の主要被写体画像を110%に拡大すると同時に長時間露光画像の背景画像を90%に縮小することとなる。
以上説明したように、図6に示した合成処理を行う撮像装置によれば、夜間撮像時であっても鮮明に主要被写体及び背景を撮像した撮像画像を取得することができる。
つぎに、図9を参照して、長時間露光画像に含まれる主要被写体のブレに拘わらず短時間露光画像及び/又は長時間露光画像の変倍比率を一意に決定して合成を行う合成処理について説明する。
この合成処理は、先ずステップS31において、制御部15によって、ステップS17にて短時間露光画像上で認識した主要被写体の輪郭を用いて、当該主要被写体の大きさを判定する。
次のステップS32乃至ステップS39において、制御部15は、短時間露光画像に含まれる主要被写体の撮像状態に基づいて、当該撮像状態に対して一意に設定された変倍比率を決定する。具体的には、短時間露光画像に含まれる主要被写体画像の割合が高いほど変倍比率を高くする。すなわち、短時間露光画像に含まれる主要被写体画像の割合が高いほど拡大倍率を高くし又は縮小比率を低くする。この場合であっても、変倍比率は、所定の範囲になるように設定される。例えば、制御部15は、短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、短時間露光画像内において小さなサイズで全身が撮像されたものであるか否か(ステップS32)、大きなサイズで全身が撮像されたものであるか否か(ステップS34)、上半身だけが撮像されたものであるか否か(ステップS36)、肩上のみが撮像されたものであるか否か(ステップS38)を判定する。
短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、短時間露光画像内において小さなサイズで全身が撮像されたものである場合には、ステップS33において短時間露光画像内の主要被写体画像の拡大倍率を105%とする。短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、大きなサイズで全身が撮像されたものである場合には、ステップS34において短時間露光画像内の主要被写体画像の拡大倍率を110%とする。短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、上半身だけが撮像されたものである場合には、ステップS36において短時間露光画像内の主要被写体画像の拡大倍率を120%とする。短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、肩上のみが撮像されたものである場合には、ステップS38において短時間露光画像内の主要被写体画像の拡大倍率を130%とする。
なお、長時間露光画像を縮小する時には、図中かっこ内に示すように、短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、短時間露光画像内において小さなサイズで全身が撮像されたものである場合には、ステップS33において長時間露光画像の縮小倍率を95%とする。短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、大きなサイズで全身が撮像されたものである場合には、ステップS34において長時間露光画像の背景画像の縮小倍率を90%とする。短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、上半身だけが撮像されたものである場合には、ステップS36において長時間露光画像の背景画像の縮小倍率を80%とする。短時間露光画像に含まれる主要被写体である人物が、肩上のみが撮像されたものである場合には、ステップS38において長時間露光画像の背景画像の縮小倍率を70%とする。
このように制御部15は、短時間露光画像内の主要被写体画像が大きいほど、長時間露光画像内の主要被写体画像のブレ量も大きくなるので、拡大倍率も大きくする。例えば、長露光時間内に主要被写体である人物が顔を5cmだけ動かした場合、全身が撮像されている時にはブレ量が小さいが、上半身や肩上のみが撮像されている時にはブレ量が大きくなることによる。なお、全身の大小、上半身のみ、肩上のみで撮像されている状況に応じて拡大倍率を変更したが、短時間露光画像内での人物が非常に小さい場合や、大きすぎる場合には、短時間露光画像内の主要被写体画像の拡大又は長時間露光画像の背景画像の縮小の処理をしないこととしている。
次のステップS40において、制御部15は、取得された変倍比率に応じて短時間露光画像内の主要被写体画像を拡大させる。次のステップS41において、制御部15は、ステップS40にて拡大させた短時間露光画像内の主要被写体画像を長時間露光画像内の主要被写体画像部分に上書きするように合成処理を行う。このとき、制御部15は、短時間露光画像内の主要被写体画像を抽出した後に拡大させても良く、短時間露光画像自体を拡大した後に主要被写体画像を抽出しても良い。
長時間露光画像を縮小させる場合、ステップS40において、制御部15は、取得された変倍比率に応じて長時間露光画像を縮小させる。次のステップS41において、制御部15は、短時間露光画像内の背景画像部分をステップS40にて縮小させた長時間露光画像に上書きするように合成処理を行う。なお、制御部15は、短時間露光画像に対して、縮小した長時間露光画像の背景を重ね合わせても良い。この場合、長時間露光画像の縮小量が短時間露光画像の主要被写体のブレ量よりも大きい時に、短時間露光画像に縮小後の長時間露光画像の背景を重ね合わせると、長時間露光画像の背景が短時間露光画像主要被写体に被ってしまう。したがって、短時間露光画像に縮小後の長時間露光画像の背景を重ね合わせる時にはこのような合成処理にならないように、長時間露光画像の縮小倍率を考慮する必要がある。
なお、このステップS40及びステップS41においては、短時間露光画像又は長時間露光画像の一方のみを拡大又は縮小させる処理について説明したが、短時間露光画像内の主要被写体画像を拡大させると同時に長時間露光画像の背景画像を縮小しても良い。例えば短時間露光画像内の主要被写体画像と長時間露光画像内の主要被写体画像との比率が1:1.2である場合には、短時間露光画像内の主要被写体画像を110%に拡大すると同時に長時間露光画像の背景画像を90%に縮小することとなる。
このような図9に示した合成処理を行う撮像装置によれば、夜間撮像時であっても鮮明に主要被写体及び背景を撮像した撮像画像を取得することができる。また、短時間露光画像内の主要被写体画像と長時間露光画像内の主要被写体画像とのサイズ同士を比較するなどの処理を行う必要がないので、処理負担を少なくできる。
なお、上述した図6,図9に示した合成処理において、短時間露光画像に複数の人物が存在する場合には、当該人物ごとに変倍比率を設定する事が望ましい。この時、人物ごとに長時間露光画像内のブレ量が大きく異なることがあるが、各人物間での変倍比率の相違を所定の範囲内に制限することによって、合成画像における違和感を低減できる。これにより、長露光時間内に動きがある主要被写体が複数存在する場合でも、鮮明な主要被写体及び背景を含む撮像画像を取得することができる。
以上説明したように、この撮像装置によれば、ストロボ発光時に所定の短時間露光によって撮像された短時間露光画像と、当該短時間露光画像と同時に所定の長時間露光によって撮像された長時間露光画像とを取得し、短時間露光画像と長時間露光画像との変倍比率に従って短時間露光画像の拡大又は長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行って短時間露光画像に含まれる主要被写体画像を長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成するので、夜間撮像時であっても鮮明に主要被写体及び背景を撮像した撮像画像を取得することができる。
また、この撮像装置によれば、演算された変倍比率に基づいて、短時間露光画像に含まれる主要被写体を拡大するので、当該主要被写体の拡大分によってブレ成分を打ち消すことができ、鮮明な主要被写体及び背景の撮像画像を取得することができる。
更に、この撮像画像によれば、演算された変倍比率に基づいて、長時間露光画像を縮小するので、背景の縮小分によって主要被写体のブレ成分を打ち消すことができる。
更に、この撮像装置によれば、短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭と共に当該主要被写体と同じ長時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出し、短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭の大きさと長時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭の大きさとの相違に応じて変倍比率を決定するので、当該相違と同じサイズのブレ成分を打ち消すことができる。
更にまた、この撮像装置によれば、主要被写体の顔の輪郭の大きさの相違に応じて変倍比率を決定するので、動きが多い手足のブレ成分に応じて短時間露光画像内の主要被写体の拡大又は長時間露光画像の縮小を行うことなく、合成画像が不自然な絵柄となることを回避できる。
更にまた、この撮像装置によれば、短時間露光画像に含まれる主要被写体の撮像状態に基づいて、当該撮像状態に対して一意に設定された変倍比率を決定するので、主要被写体の撮像状態によって異なるブレ量を打ち消すように合成画像を作成できる。また、変倍比率を演算する処理量を削減できる。
更にまた、この撮像装置によれば、短時間露光画像に含まれる主要被写体の割合が高いほど変倍比率を高くするので、主要被写体の割合が高いほど大きくなるブレ量を打ち消すように合成画像を作成することができる。
更にまた、この撮像装置によれば、変倍比率を、所定の範囲内となるように制限するので、主要被写体のブレ量が多く変倍比率を大きくしすぎることなく、合成画像が不自然な絵柄となることを回避できる。
更にまた、この撮像装置によれば、演算した変倍比率が所定の範囲内を超えている場合には、短時間露光画像の拡大又は長時間露光画像の縮小を禁止するので、主要被写体のブレ量が多く変倍比率を大きくしすぎることなく、合成画像が不自然な絵柄となることを回避できる。
更にまた、この撮像装置によれば、主要被写体の長時間露光画像内でのブレ量を打ち消すように変倍比率を演算するので、当該ブレ量を確実に打ち消した合成画像を作成することができ、確実に鮮明な主要被写体及び背景を含む合成画像を作成できる。
また、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した撮像装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した撮像装置のハードウェア的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した撮像装置による画像処理を説明する図であり、(a)は短時間露光画像、(b)は主要被写体の抽出画像、(c)は主要被写体の拡大画像、(d)は合成画像である。 本発明を適用した撮像装置における全体処理を示すフローチャートである。 本発明を適用した撮像装置による夜間被写体ブレ修正撮影モードの処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した撮像装置による合成処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した撮像装置において設定されているしきい値を示す図である。 本発明を適用した撮像装置によって撮像された(a)短時間露光画像、(b)長時間露光画像を示す図である。 本発明を適用した撮像装置における他の合成処理の処理手順を示すフローチャートである。 従来の画像処理について説明する図である。
符号の説明
1 CCD
2 撮像処理部
3 DRAM
4 画像処理部
5 外部メモリ
11 撮像光学系
12 撮像部
13 撮像処理部
14 メモリーカード
15 制御部
16 キー入力部
16a シャッター釦
16b メニュー釦
16c 移動釦
16d 決定釦
17 プログラムメモリ
18 データメモリ
19 画像圧縮部
20 メイン表示処理部
21 メイン表示部
22 発光制御部
23 内蔵発光駆動部
24 内蔵発光部

Claims (12)

  1. 入射光を検出して撮像画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像範囲を含む領域に対してストロボ発光を行う発光手段と、
    前記撮像手段及び前記発光手段を制御する制御手段と、
    前記撮像手段により取得された撮像画像に対して画像処理を施す画像処理手段とを備え、
    前記制御手段は、前記発光手段によってストロボ発光を行わせて前記撮像手段によって所定の短時間露光を行って短時間露光画像を取得させると共に、前記撮像手段によって所定の長時間露光を行って長時間露光画像を取得させ、
    前記画像処理手段は、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出する輪郭検出手段と、前記短時間露光画像と前記長時間露光画像との変倍比率を演算する比率演算手段と、当該比率演算手段により演算された変倍比率に従って前記短時間露光画像の拡大又は前記長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行う拡大縮小手段と、前記輪郭検出手段により検出された輪郭に基づいて前記短時間露光画像に含まれる主要被写体を抽出した主要被写体画像を、前記長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成する合成手段とを備えること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 前記拡大縮小手段は、前記比率演算手段により演算された変倍比率に基づいて、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体を拡大することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記拡大縮小手段は、前記比率演算手段により演算された変倍比率に基づいて、前記長時間露光画像に含まれる背景を縮小することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記輪郭検出手段は、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭と共に当該主要被写体と同じ前記長時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出し、
    前記比率演算手段は、前記輪郭検出手段により検出された、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭の大きさと前記長時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭の大きさとの相違に応じて変倍比率を決定すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記比率演算手段は、前記主要被写体の顔の輪郭の大きさの相違に応じて変倍比率を決定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記比率演算手段は、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の撮像状態に基づいて、当該撮像状態に対して一意に設定された変倍比率を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記比率演算手段は、前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の割合が高いほど変倍比率を高くすることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記比率演算手段は、前記変倍比率を、所定の範囲内となるように制限することを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記画像処理手段は、前記比率演算手段により演算した変倍比率が所定の範囲内を超えている場合には、前記拡大縮小手段による画像の拡大又は縮小処理を禁止することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の撮像装置。
  10. 前記比率演算手段は、前記主要被写体の前記長時間露光画像内でのブレ量を打ち消すように変倍比率を演算することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の撮像装置。
  11. 撮像指示に応じて、発光手段によってストロボ発光を行わせて所定の短時間露光を行って短時間露光画像を取得すると共に、ストロボ発光を行わせずに所定の長時間露光を行って長時間露光画像を取得し、
    前記短時間露光画像と前記長時間露光画像との変倍比率を演算し、
    当該演算された変倍比率に従って前記短時間露光画像の拡大又は前記長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行い、
    前記短時間露光画像から抽出した主要被写体画像を、前記長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成すること
    を特徴とする撮像方法。
  12. コンピュータが実行する画像処理プログラムであって、
    ストロボ発光時に所定の短時間露光によって撮像された短時間露光画像と、当該短時間露光画像と同時に所定の長時間露光によって撮像された長時間露光画像とを取得する画像取得処理と、
    前記短時間露光画像に含まれる主要被写体の輪郭を検出する輪郭検出処理と、
    前記短時間露光画像と前記長時間露光画像との変倍比率を演算する比率演算処理と、
    当該比率演算処理により演算された変倍比率に従って前記短時間露光画像の拡大又は前記長時間露光画像の縮小の少なくとも一方を行う拡大縮小処理と、
    前記短時間露光画像に含まれる主要被写体を抽出した主要被写体画像を前記長時間露光画像に対して合成して、合成画像を作成する合成処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
JP2008246617A 2008-09-25 2008-09-25 撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラム Expired - Fee Related JP5200820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246617A JP5200820B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246617A JP5200820B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010081244A true JP2010081244A (ja) 2010-04-08
JP5200820B2 JP5200820B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=42211199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008246617A Expired - Fee Related JP5200820B2 (ja) 2008-09-25 2008-09-25 撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5200820B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012124819A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
KR101161979B1 (ko) 2010-08-19 2012-07-03 삼성전기주식회사 나이트 비전용 영상 처리 장치 및 방법
JP2018195190A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
EP4375703A1 (en) * 2017-08-01 2024-05-29 Waymo Llc Use of extended detection periods for range aliasing detection and mitigation in a light detection and ranging (lidar) system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004023745A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Ricoh Co Ltd デジタルカメラ
JP2006197220A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Canon Inc カメラ、撮像方法及びプログラム
JP2006270238A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nikon Corp 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム
JP2007043637A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Canon Inc 撮像装置、撮像プログラムおよび画像処理プログラム
JP2007281547A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置,及び撮像方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004023745A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Ricoh Co Ltd デジタルカメラ
JP2006197220A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Canon Inc カメラ、撮像方法及びプログラム
JP2006270238A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nikon Corp 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム
JP2007043637A (ja) * 2005-06-28 2007-02-15 Canon Inc 撮像装置、撮像プログラムおよび画像処理プログラム
JP2007281547A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置,及び撮像方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101161979B1 (ko) 2010-08-19 2012-07-03 삼성전기주식회사 나이트 비전용 영상 처리 장치 및 방법
JP2012124819A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2018195190A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
JP7012457B2 (ja) 2017-05-19 2022-01-28 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
EP4375703A1 (en) * 2017-08-01 2024-05-29 Waymo Llc Use of extended detection periods for range aliasing detection and mitigation in a light detection and ranging (lidar) system

Also Published As

Publication number Publication date
JP5200820B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI425826B (zh) 影像選擇裝置、影像選擇方法
KR101342477B1 (ko) 동영상을 촬영하는 촬상 장치, 및 촬상 처리 방법
US8026932B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, image processing program, and image pickup apparatus
KR101303410B1 (ko) 촬상장치 및 촬상방법
US20110234838A1 (en) Image processor, electronic camera, and image processing program
JP2012119858A (ja) 撮影装置、撮影方法、およびプログラム
WO2013021767A1 (ja) 動体検出装置及び方法
US9253406B2 (en) Image capture apparatus that can display review image, image capture method, and storage medium
JP4807432B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法及びプログラム
KR101004914B1 (ko) 촬상장치 및 촬상방법
JP5156991B2 (ja) 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム
JP2015162779A (ja) 撮像装置、撮像方法、およびプログラム
JP2010093679A (ja) 撮像装置及び撮像制御方法
TWI477887B (zh) 影像處理裝置、影像處理方法及記錄媒體
JP6873679B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
JP5200820B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法、画像処理プログラム
JP5133921B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP5223663B2 (ja) 撮像装置
JP6108680B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2003189325A (ja) 画像処理装置及びカラー画像撮像装置
JP5048599B2 (ja) 撮像装置
JP2010154306A (ja) 撮像制御装置、撮像制御プログラム及び撮像制御方法
JP5569361B2 (ja) 撮像装置およびホワイトバランス制御方法
JP2007027969A (ja) 撮像装置及びプログラム
JP4844073B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5200820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees