JP5499531B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、電子カメラに関する。
従来から、一例として特許文献1に示すように、動きのある被写体に追従してフォーカス調整や露光条件の演算などを行うために、テンプレートマッチングによる被写体追尾機能を備えた電子カメラが種々提案されている。
特開2001−60269号公報
しかし、従来の技術では、被写体追尾を行うときには、ユーザが追尾対象の被写体を指定してテンプレートを生成することが必要となる。そのため、追尾対象の指定時の操作がユーザにとってなお煩雑である点で改善の余地があった。
そこで、本発明は、追尾対象の指定時におけるユーザの煩雑さを軽減した被写体追尾機能を有する電子カメラを提供することを目的とする。
一の態様の電子カメラは、撮像部と、特定被写体検出部と、テンプレート生成部と、被写体追尾部とを備える。撮像部は、被写体の像を連続的に撮像して複数の撮像画像を取得する。特定被写体検出部は、撮像部で取得された撮像画像から特定被写体を検出する。テンプレート生成部は、撮像画像のうちで特定被写体に対応する部分画像を用いて、追尾対象の特徴を示すテンプレートを生成する。被写体追尾部は、テンプレートを用いたマッチング処理によって、テンプレート生成後に時系列に取得される複数の撮像画像から追尾対象を継続的に検出する。また、テンプレート生成部は、取得時期が前後する2枚の撮像画像間で特定被写体の位置が第3閾値より大きく移動しているときに、テンプレートの生成を許容しない判定を行う。
本発明では、特定被写体検出部が検出した特定被写体に対応する部分画像を用いて電子カメラがテンプレートを生成することで、追尾対象の指定時におけるユーザの煩雑さが軽減される。
一の実施形態における電子カメラの構成例を説明するブロック図 一の実施形態における被写体追尾処理の動作例を示す流れ図 ガイドマークの重畳されたビュー画像の表示例を示す図 顔検出時のビュー画像の表示例を示す図 被写体追尾時のビュー画像の表示例を示す図 他の実施形態における電子カメラの動作例の流れ図
<一の実施形態の説明>
図1は一の実施形態における電子カメラの構成例を説明するブロック図である。一の実施形態の電子カメラは、時系列に取得される複数の画像から追尾対象の被写体を継続的に検出する被写体追尾機能を有している。一の実施形態では、任意の撮影モード(例えば子供の撮影に適したキッズモードなど)の一機能として、被写体追尾機能が電子カメラに実装される。
電子カメラは、撮像光学系11と、レンズ駆動部12と、撮像素子13と、AFE14と、CPU15と、第1メモリ16および第2メモリ17と、記録I/F18と、モニタ19と、レリーズ釦20および操作部材21とを有している。ここで、上記の各構成部品はそれぞれ筐体22に格納されている。また、レンズ駆動部12、AFE14、第1メモリ16および第2メモリ17、記録I/F18、モニタ19、レリーズ釦20および操作部材21は、それぞれCPU15に接続されている。
撮像光学系11は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含む複数のレンズ群で構成されている。また、上記のフォーカスレンズのレンズ位置は、レンズ駆動部12によって光軸方向に調整される。なお、簡単のため、図1では撮像光学系11を1枚のレンズとして図示する。
撮像素子13は、撮像光学系11を通過した光束に基づく被写体の像を撮像し、撮像した画像の画像信号を生成するデバイスである。この撮像素子13の出力はAFE14に接続されている。
ここで、電子カメラの撮影モードにおいて、撮像素子13はレリーズ釦20の全押し操作に応答して記録用の静止画像(本画像)を撮像する。また、撮影モードでの撮像素子13は、撮影待機時にも所定間隔毎に観測用の画像(スルー画像)を連続的に撮像する。ここで、時系列に取得されたスルー画像のデータは、モニタ19での動画像表示やCPU15による各種の演算処理に使用される。
AFE14は、撮像素子13の出力に対してアナログ信号処理を施すアナログフロントエンド回路である。このAFE14は、相関二重サンプリングや、画像信号のゲインの調整や、画像信号のA/D変換を行う。そして、AFE14から出力される画像信号はCPU15に入力される。
CPU15は、電子カメラの動作を統括的に制御するとともに、各種の画像処理を行うプロセッサである。このCPU15は、第2メモリ17に格納されたプログラムの実行によって、画像処理部23、撮像条件調整部24、特定被写体検出部25、テンプレート生成部26、被写体追尾部27として動作する。
画像処理部23は、デジタルの画像信号に対して各種の画像処理(色補間処理、階調変換処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス調整など)を施す。また、画像処理部23は、画像の解像度変換(画素数変換)を実行する。一例として、撮影モードでの撮影待機時には、画像処理部23は、スルー画像に解像度変換を施してモニタ表示用のビュー画像を生成する。
撮像条件調整部24は、スルー画像のデータを用いて、公知のコントラスト検出によるオートフォーカス(AF)制御や、公知の自動露出(AE)演算をそれぞれ実行する。
特定被写体検出部25は、予め既知となっている特定被写体の形態的特徴に基づいて、スルー画像から特定被写体を検出する。一の実施形態での特定被写体検出部25は、スルー画像のデータに顔検出処理を施して画像から人物の顔を検出する。この顔検出処理は公知のアルゴリズムによって行われる。一例として、特定被写体検出部25は、公知の特徴点抽出処理によって、眉,目,鼻,唇の各端点などの特徴点を画像から抽出し、これらの特徴点に基づいて画像内の顔の位置を特定する。また、他の例として、特定被写体検出部25は、予め用意された顔のパーツの画像と判定対象の画像との相関の高さを求め、上記の相関の高さが閾値を超え、かつ顔のパーツの位置関係が所定の条件を満たすときに判定対象の画像を人物の顔であると判定してもよい。
テンプレート生成部26は、スルー画像に含まれる部分画像から追尾対象の物体を識別するためのテンプレートのデータを生成する。一の実施形態の電子カメラでは、人間、動物、建築物、乗物などを含むあらゆる物体を追尾対象としてテンプレートを生成できる。なお、上記のテンプレートのデータは、例えば、被写体の輝度情報(Y成分)または被写体の色差情報(CbCr成分)のいずれかから生成されたものでもよく、あるいは、被写体の輝度情報および色差情報を両方とも有するものであってもよい。
被写体追尾部27は、上記のテンプレートを用いたマッチング処理により、時系列に取得される複数のスルー画像から追尾対象の被写体の位置を継続的に検出する。これにより、撮像条件調整部24では、テンプレートに対応する被写体の動きに追従してAF制御を行うこともできる。また、CPU15は、テンプレートに対応する被写体の位置を示すマークをビュー画像上にオーバーレイ表示させることもできる。
第1メモリ16は、CPU15による画像処理の前工程や後工程で画像のデータを一時的に記憶するバッファメモリである。この第1メモリ16は揮発性の記憶媒体であるSDRAMにより構成される。
第2メモリ17は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体で構成される。この第2メモリ17には、上記のテンプレートのデータや、被写体追尾処理に必要となる各種データ(例えば、追尾対象の検出位置のデータなど)が記憶される。なお、第2メモリ17には、CPU15によって実行されるプログラムも記憶される。このプログラムによる被写体追尾処理の動作例については後述する。
記録I/F18は、不揮発性の記憶媒体18aを接続するためのコネクタを有している。そして、記録I/F18は、コネクタに接続された記憶媒体18aに対してデータの書き込み/読み込みを実行する。上記の記憶媒体18aは、ハードディスクや、半導体メモリを内蔵したメモリカードなどで構成される。なお、図1では記憶媒体18aの一例としてメモリカードを図示する。
モニタ19は、CPU15の指示に応じて各種画像を表示する。例えば、撮影モードでの撮影待機時において、CPU15の制御によりモニタ19には上記のビュー画像が動画表示される。このとき、CPU15は、撮影に必要となる各種情報をビュー画像上にオーバーレイ表示させることもできる。なお、一の実施形態の例でのモニタ19は、筐体22の背面に配置された液晶ディスプレイで構成される。
レリーズ釦20は、半押し操作による撮影前のAF動作開始の指示入力と、全押し操作による撮像動作開始の指示入力とをユーザから受け付ける。
操作部材21は、例えば、動作モードの切り替え操作を行うコマンドダイヤルや、カーソルキー21a、決定釦21bなどを含む。そして、操作部材21は、電子カメラの各種入力をユーザから受け付ける。また、操作部材21の決定釦21bは、電子カメラの、後述する被写体追尾指示の操作などに用いられる。なお、操作部材21のカーソルキー21aおよび決定釦21bは、筐体22の背面からみて右側に寄せて配置されている。
以下、図2の流れ図を参照しつつ、一の実施形態における被写体追尾処理の動作例を説明する。この被写体追尾処理での電子カメラの動作は、CPU15が実行するプログラムによって制御される。また、図2の流れ図の処理は、被写体追尾機能を有する撮影モードの起動操作(例えば電源オン操作やモード切替操作など)をCPU15がユーザから受け付けたときに開始される。
ステップS101:CPU15は、撮影モードの起動操作を受け付けると、撮像素子13を駆動させてスルー画像の撮像を開始する。その後、スルー画像は所定間隔ごとに逐次生成されることとなる。
そして、CPU15は、スルー画像から生成されたビュー画像をモニタ19に動画表示させる。このとき、CPU15は、マニュアルでテンプレートを生成する場合のテンプレート生成範囲を示すガイドマーク(矩形の枠表示)をビュー画像に重畳させる(図3参照)。上記の枠表示は、CPU15の制御によってビュー画像の中央部に白色で表示される。なお、ユーザが被写体追尾指示の操作(例えば、決定釦21bの押圧)を実行すると、電子カメラは枠表示内の被写体のテンプレートを生成する。
ステップS102:CPU15は、レンズ駆動部12を介して、撮像光学系11のフォーカスレンズを初期位置に移動させる。
ステップS103:特定被写体検出部25は、スルー画像に対して顔検出処理を施す。なお、スルー画像から顔が検出された場合には、CPU15はモニタ19のビュー画像上に顔の検出位置を示すマーク(黄色の枠表示)を重畳表示させる(図4参照)。
ステップS104:CPU15は、顔検出処理(S103)によってスルー画像から人物の顔を検出できたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS105に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS113に処理が移行する。
ステップS105:テンプレート生成部26は、顔検出処理(S103)で検出された顔が、テンプレート生成条件を満たすか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS106に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS113に処理が移行する。
一例として、S105でのテンプレート生成部26は、(a)検出した顔の大きさが所定の範囲内であって、かつ(b)取得時点がわずかに前後する2枚のスルー画像間で顔の検出位置が大きく移動していないときに、テンプレート生成条件を満たすと判定する。
一般に、テンプレートのサイズが非常に小さい場合には追尾対象の情報量が少なくなるので、被写体追尾処理によって被写体を追尾することが困難となる。一方、テンプレートのサイズが非常に大きな場合には追尾対象が撮影範囲から外れやすくなるので、被写体追尾処理によって被写体を追尾することがやはり困難である。よって、一の実施形態でのテンプレート生成部26は、上記の理由からテンプレート生成条件の一つとして顔のサイズを判定する。例えば、スルー画像の解像度(画像サイズ)がQVGA(320×240画素)であるときに、検出した顔のサイズが30画素平方から120画素平方までの範囲内にあれば、テンプレート生成部26は上記(a)の条件を満たすと判定する。
また、わずかな時間差で取得された2枚のスルー画像間で顔の検出位置が大きく移動している場合には被写体ブレが生じている可能性があり、テンプレートを生成しても精度の高い被写体追尾処理が困難となる。よって、一の実施形態でのテンプレート生成部26は、上記の理由からテンプレート生成条件の一つとして被写体の動きの大きさを判定する。例えば、スルー画像の解像度がQVGAであるときに、S103で検出した顔の座標と、その直後(所定間隔後)に取得したスルー画像で検出した顔の座標との差が5画素以内であれば、テンプレート生成部26は上記(b)の条件を満たすと判定する。
ここで、特定被写体検出部25が複数の顔を検出した場合、テンプレート生成部26は、スルー画像内で画像の中心から最も近い位置にある顔を選択し、選択した顔について上記のテンプレート生成条件を判定する。一般に、撮影範囲の中心近傍にある顔は主要被写体である可能性が高いからである。また、撮影範囲の外縁部では、シェーディングやレンズの収差の影響により、撮影範囲の中心と比べて追尾対象の特徴をよく反映したテンプレートの生成が困難となるためである。
ステップS106:撮像条件調整部24は、検出した顔の位置(複数ある場合には画像の中心から最も近い位置にある顔)を焦点検出エリアとしてAF制御を実行する。
ステップS107:CPU15は、S106のAF制御でフォーカスレンズの合焦位置が検出できたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS108に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15は、検出された顔に合焦できない旨の表示をモニタ19で行うとともに、S103に戻って上記動作を繰り返す。この場合には、スルー画像の顔の部分から電子カメラが適正なテンプレートを生成できないからである。
ステップS108:テンプレート生成部26は、AF後に撮像されたスルー画像の顔の部分を用いて、追尾対象の特徴を示すテンプレートを生成する。
一例として、テンプレート生成部26は、上記のスルー画像から顔の位置に対応する部分画像を切り出す。そして、テンプレート生成部26は、部分画像の輝度成分を参照して追尾対象の輝度情報(Y)のテンプレートを生成する。また、テンプレート生成部26は、部分画像の色差成分を参照して追尾対象の色差情報(Cb,Cr)のテンプレートを生成してもよい。なお、上記のテンプレートのデータは、CPU15によって第2メモリ17に記録される。
また、S108の処理が終了すると、CPU15の被写体追尾部27は上記のテンプレートを用いて被写体追尾処理を開始する。このとき、CPU15は、被写体追尾の実行状態を示す表示(被写体追尾マーク)をモニタ19に出力する。一例として、CPU15は、顔の検出位置に緑色の枠表示を重畳表示する。これにより、ユーザはテンプレートの生成完了と、被写体追尾が開始されたこととをモニタ19で確認できる(図5参照)。
ステップS109:CPU15は、スルー画像のうちで被写体追尾の判定を行う判定フレームが撮像されたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS110に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15は判定フレームの撮像を待機する。
ステップS110:被写体追尾部27は、判定フレーム(S109)に含まれる被写体とテンプレート(S108)との類似度を求めるマッチング処理を実行する。このS110のマッチング処理では、被写体追尾部27は、以下の(イ)から(ホ)の処理を実行する。なお、YCbCrのテンプレートがある場合には、各テンプレートで以下の各処理がそれぞれ行われるものとする。
(イ)被写体追尾部27は、判定フレームのうちの探索エリア(マッチング処理を行う範囲)から、テンプレートとのマッチングを行う対象領域を決定する。この対象領域のサイズは、テンプレートの生成範囲と同じサイズに設定される。
なお、上記の探索エリアの位置は、例えば、前回の判定時にスルー画像上で追尾対象を検出できた位置(初回の判定のときはテンプレートの生成位置)を中心として設定されるものとする(図5参照)。
(ロ)次に、被写体追尾部27は、上記(イ)で設定された対象領域の画像とテンプレートとでそれぞれ対応位置にある注目画素間の階調差を求める。そして、被写体追尾部27は、上記の対象領域での類似度を以下の式(1)によって求める。なお、類似度の値は、被写体追尾部27によって第2メモリ17に記録される。
Figure 0005499531
ここで、式(1)において、Iはテンプレートに対応し、Iは対象領域の画像に対応する。そして、IおよびIの注目画素は、テンプレートおよび対象領域の画像でそれぞれ対応位置にある画素を示す。また、式(1)では、テンプレートおよび判定フレームでの階調がともに8bit(0〜255の階調値)であることを前提とする。なお、上記の類似度の単位は%である。すなわち、上記の式(1)では、対応画素の階調差の絶対値を合計して類似度を求めている。そして、式(1)では、階調差の絶対値の総和が大きくなるほど類似度の値が小さくなる。
(ハ)被写体追尾部27は、対象領域をシフトさせて上記(ロ)の処理を繰り返す。これにより、被写体追尾部27は、探索エリア内の各位置でテンプレートとの類似度をそれぞれ求めることとなる。
(ニ)被写体追尾部27は、判定フレーム内での類似度の最大値(最大類似度)を抽出する。そして、被写体追尾部27は、判定フレーム内で最大類似度を示す対象領域の位置を追尾対象の位置として決定する。これにより、被写体追尾部27は、テンプレート生成後に取得されるスルー画像から追尾対象を継続的に検出できる。
また、上記の(ニ)において、最大類似度がロスト判定用の閾値未満である場合、被写体追尾部27は、撮影範囲から追尾対象をロストしたと判定する。この場合、被写体追尾部27は被写体追尾処理を終了し、ビュー画像の被写体追尾マークを消灯させる。その後、CPU15は、テンプレート生成範囲を示すガイドマークをビュー画像に重畳表示してS103に戻る(なお、図2ではロスト時の処理の図示を省略する)。
(ホ)被写体追尾部27は、追尾対象の検出位置に合わせて、ビュー画像に重畳する被写体追尾マークの表示位置を更新する。その結果、モニタ19での枠表示の位置は追尾対象の被写体の動きに追従してシフトする。これにより、ユーザは被写体の追尾状態をモニタ19で確認できる。
ステップS111:CPU15は、被写体追尾処理の停止操作を受け付けたか否かを判定する。一例として、CPU15は、被写体追尾処理の実行中に決定釦21bの押圧があったときに、被写体追尾処理の停止操作を受け付けたと判定する。
上記要件を満たす場合(YES側)には、被写体追尾部27は被写体追尾処理を終了し、ビュー画像の被写体追尾マークを消灯させる。その後、CPU15は、テンプレート生成範囲を示すガイドマークをビュー画像に重畳表示してS103に戻る。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS112に処理が移行する。
ステップS112:CPU15は、レリーズ釦20の半押し操作を受け付けたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS121に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15はS109に戻って被写体追尾処理を継続する。
ステップS113:CPU15は、決定釦21bが押圧されたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS114に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15はS103に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS114:撮像条件調整部24は、撮影範囲の中央部(テンプレート生成範囲の枠表示の位置)を焦点検出エリアとしてAF制御を実行する。
ステップS115:CPU15は、S114のAF制御でフォーカスレンズの合焦位置が検出できたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS116に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15は、テンプレート生成範囲の被写体に合焦できない旨の表示をモニタ19で行うとともに、S103に戻って上記動作を繰り返す。この場合には、スルー画像の中央の部分から電子カメラが適正なテンプレートを生成できないからである。
ステップS116:テンプレート生成部26は、AF後に撮像されたスルー画像のテンプレート生成範囲の部分を用いて、追尾対象の特徴を示すテンプレートを生成する。なお、S116の処理は、上記のS108の処理に対応するので重複説明は省略する。
ステップS117:CPU15は、スルー画像のうちで被写体追尾の判定を行う判定フレームが撮像されたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS118に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15は判定フレームの撮像を待機する。
ステップS118:被写体追尾部27は、判定フレーム(S117)に含まれる被写体とテンプレート(S116)との類似度を求めるマッチング処理を実行する。なお、S118の処理は、上記のS110の処理に対応するので重複説明は省略する。
ステップS119:CPU15は、被写体追尾処理の停止操作を受け付けたか否かを判定する。
上記要件を満たす場合(YES側)には、被写体追尾部27は被写体追尾処理を終了し、ビュー画像の被写体追尾マークを消灯させる。その後、CPU15は、テンプレート生成範囲を示すガイドマークをビュー画像に重畳表示してS103に戻る。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS120に処理が移行する。
ステップS120:CPU15は、レリーズ釦20の半押し操作を受け付けたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS121に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15はS117に戻って被写体追尾処理を継続する。
ステップS121:CPU15は、被写体追尾部27による被写体の追尾を一時停止させる。そして、撮像条件調整部24は、被写体追尾処理で最後に検出された追尾対象の位置を焦点検出エリアとしてAF制御を実行する。その後、撮像条件調整部24は、本画像の撮像が行われるまでAF制御を停止してフォーカスレンズの焦点位置を固定する(AFロック)。
また、S121での撮像条件調整部24は、追尾対象の位置を基準としてスポット測光によるAE演算を実行してもよい。
ステップS122:CPU15は、レリーズ釦20の半押しが解除されたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)には、図2の流れ図の処理が終了する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、S123に処理が移行する。
ステップS123:CPU15は、レリーズ釦20の全押し操作を受け付けたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS124に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15はS122に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS124:CPU15は、撮像素子13を駆動させて本画像の撮像処理を実行する。本画像のデータは、AFE14および画像処理部23で所定の処理が施された後に、記録I/F18を介して記憶媒体18aに記録される。以上で、図2の流れ図の説明を終了する。
以下、一の実施形態での作用効果を述べる。一の実施形態の電子カメラは、特定被写体検出部25が人物の顔を検出した場合に、スルー画像のうちの顔の部分画像を用いて電子カメラが自動的にテンプレートを生成する。すなわち、追尾対象に設定する顔の位置をテンプレート生成範囲の位置に合わせる作業をユーザが行わなくても、電子カメラは所望の人物を対象とした被写体追尾処理を行うことができる。これにより、追尾対象の指定時におけるユーザの煩雑さが軽減され、電子カメラの被写体追尾機能の使い勝手をより向上させることができる。
また、一の実施形態での電子カメラは、追尾対象の顔を実際に撮像して得た画像情報を用いてテンプレートを生成するので、被写体追尾処理において精度よく追尾対象を検出できる。
<他の実施形態の説明>
図6は、他の実施形態における電子カメラの動作例の流れ図である。他の実施形態は上記した一の実施形態の変形例であって、電子カメラが動画撮影時に顔検出処理と被写体追尾処理とを選択的に実行する。なお、他の実施形態の電子カメラの構成は図1と同じであるので、共通する構成要素には同一符号を付して重複説明を省略する。
ステップS201:CPU15は、撮像素子13を駆動させて動画像の撮像処理を開始する。順次取得される動画像の各フレームのデータは、AFE14および画像処理部23で所定の処理が施された後に、記録I/F18を介して記憶媒体18aに記録される。なお、図6の処理では、動画像の撮影終了があるまでCPU15は動画像の撮像を継続するものとする。
ステップS202:特定被写体検出部25は、動画撮影で取得した任意のフレームに顔検出処理を施す。
ステップS203:CPU15は、動画像のフレームから人物の顔領域を検出できたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS204に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15はS202に戻って上記動作を繰り返す。
ステップS204:撮像条件調整部24は、検出した顔の位置(複数ある場合には画像の中心から最も近い位置にある顔)を焦点検出エリアとしてAF制御を実行する。なお、S204での撮像条件調整部24は、顔の位置を基準としてスポット測光によるAE演算を実行してもよい。
ステップS205:特定被写体検出部25は、動画撮影でその後に取得したフレームに顔検出処理を施す。
ステップS206:CPU15は、動画像のフレームから人物の顔領域を検出できたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)には、CPU15はS204に戻って上記動作を繰り返す。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、S207に処理が移行する。
ステップS207:テンプレート生成部26は、動画像のフレームのうち、最後に顔を検出できた位置の部分画像を用いて、追尾対象の特徴を示すテンプレートを生成する。なお、S207の処理は、図2のS108の処理に対応するので重複説明は省略する。
ステップS208:被写体追尾部27は、テンプレート生成後に入力されたフレームに含まれる被写体とテンプレート(S108)との類似度を求めるマッチング処理を実行する。なお、S208の処理は、図2のS110の処理に対応するので重複説明は省略する。
ステップS209:CPU15は、マッチング処理で追尾対象の被写体を検出できたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS210に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU15はS202に戻って上記動作を繰り返す。なお、S209のNO側の場合、特定被写体検出部25は、追尾対象をロストした位置を基準として顔を検出するようにしてもよい。
ステップS210:撮像条件調整部24は、追尾対象の検出位置を焦点検出エリアとしてAF制御を実行する。S210での撮像条件調整部24は、追尾対象の位置を基準としてスポット測光によるAE演算を実行してもよい。その後、CPU15はS208に戻って被写体追尾処理を継続する。以上で、図6の流れ図の説明を終了する。
他の実施形態での電子カメラは、顔検出処理またはテンプレートマッチングによる被写体追尾処理を動画撮影時に実行する。そして電子カメラは、一方の処理で被写体を検出できない場合には、他方の処理に切り替えて被写体の検出を行う。これにより、顔検出処理およびテンプレートマッチング処理の欠点を補完しつつ、継続的に所望の被写体に対するAFを行うことが可能となる。
なお、他の実施形態の処理は、記憶媒体18aへの記録を伴う動画撮影の場合に限定されず、一の実施形態のように静止画撮影時においてスルー画像を取得する場合(ライブビュー撮影時)にも当然に応用できる。
<実施形態の補足事項>
上記した一の実施形態では、特定被写体検出部25が特定被写体として人物の顔を検出する例を説明したが、特定被写体は人物の顔以外の他の被写体であってもよい。
また、上記した一の実施形態では、画像処理部23、撮像条件調整部24、特定被写体検出部25、テンプレート生成部26、被写体追尾部27の各機能をプログラムによってソフトウエア的に実現する例を説明したが、これらの一部または全部の構成をハードウエア的に実現してもよい。
また、上記した一の実施形態では、追尾対象の輝度情報および色差情報のテンプレートを生成する例を説明した。しかし、上記実施形態はあくまで一例にすぎず、本発明の被写体追尾部27は、例えば、画像のRGBの階調値、画像の輪郭成分または画像のコントラスト比の情報などを用いて、スルー画像から追尾対象を検出してもよい。
また、図2の流れ図において、S105の判定でテンプレート生成条件を満たす場合(YES側)、電子カメラはS106およびS107の処理(顔に対するAF)を省略してテンプレートを生成してもよい。上記の場合には、顔検出からテンプレート生成までの遅延時間をより少なくすることができる。
また、図2の流れ図において、S110のマッチング処理で人物の顔をロストした場合には、電子カメラは再び顔検出処理を行って被写体を検出し、必要に応じて顔のテンプレートを再び生成してもよい。
なお、本発明は、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
11…撮像光学系、12…レンズ駆動部、13…撮像素子、14…AFE、15…CPU、16…第1メモリ、17…第2メモリ、18…記録I/F、18a…記憶媒体、19…モニタ、20…レリーズ釦、21…操作部材、21a…カーソルキー、21b…決定釦、22…筐体、23…画像処理部、24…撮像条件調整部、25…特定被写体検出部、26…テンプレート生成部、27…被写体追尾部

Claims (4)

  1. 被写体の像を連続的に撮像して複数の撮像画像を取得する撮像部と、
    前記撮像部で取得された前記撮像画像から特定被写体を検出する特定被写体検出部と、
    前記撮像画像のうちで前記特定被写体に対応する部分画像を用いて、追尾対象の特徴を示すテンプレートを生成するテンプレート生成部と、
    前記テンプレートを用いたマッチング処理によって、前記テンプレート生成後に時系列に取得される複数の前記撮像画像から前記追尾対象を継続的に検出する被写体追尾部と、
    を備え、
    前記テンプレート生成部は、取得時期が前後する2枚の前記撮像画像間で前記特定被写体の位置が第3閾値より大きく移動しているときに、前記テンプレートの生成を許容しない判定を行う電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記テンプレート生成部は、前記撮像画像での前記特定被写体のサイズが第1閾値より小さいとき、または前記撮像画像での前記特定被写体のサイズが前記第1閾値よりも大きな値の第2閾値よりも大きいときに、前記テンプレートの生成を許容しない判定を行う電子カメラ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記特定被写体検出部は、前記撮像画像から人物の顔を検出する電子カメラ。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
    前記テンプレート生成部は、前記特定被写体検出部が複数の前記特定被写体を検出したときに、前記撮像画像内で画像の中心から最も近い位置にある前記特定被写体を選択して前記テンプレートを生成する電子カメラ。
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