JP5707809B2 - 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
撮像装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5707809B2 JP5707809B2 JP2010212369A JP2010212369A JP5707809B2 JP 5707809 B2 JP5707809 B2 JP 5707809B2 JP 2010212369 A JP2010212369 A JP 2010212369A JP 2010212369 A JP2010212369 A JP 2010212369A JP 5707809 B2 JP5707809 B2 JP 5707809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthesis
- image data
- image
- imaging
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
また、請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記設定手段は、前記撮像条件に関する複数の項目のうち、特定の項目を選択する選択手段を更に含み、前記選択手段により選択された特定の項目に対応する前記合成用画像のデータを設定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、上記請求項1又は2に記載の発明において、前記撮像条件に応じた合成用画像のデータを設定する画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記設定手段は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示された画面に対するユーザの入力操作により合成用画像のデータを設定することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、上記請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、前記設定手段による設定された前記撮像条件に対する合成用画像のデータを記憶手段に記憶させる記憶制御手段を更に備えたことを特徴とする。
本実施例においては、加工とは画像の合成を指し、本実施形態の一例として、画像の合成処理を説明する。
RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
例えば、画像処理部14は、後述する撮像部18から出力される撮像画像のデータに対して、ノイズ低減、ホワイトバランス、手ぶれ補正等の画像処理を施す。
本実施形態では、画像処理部14は、さらに、画像合成部51を備えている。ただし、画像合成部51の詳細については、図2を参照して後述する。
この場合、画像処理部14は、通知された合成用画像のデータを、撮像画像のデータに対して合成することによって、合成画像のデータを生成する。
なお、合成判断部15のさらなる詳細については、図2を参照して後述する。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部18の出力信号として出力される。
なお、以下、撮像部18の出力信号が、「撮像画像のデータ」であるものとする。従って、撮像部18からは撮像画像のデータが出力されて、CPU11や画像処理部14等に適宜供給される。
表示部20は、液晶ディスプレイ等で構成され、各種画像を表示する。
記憶部21は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、画像処理部14等から出力された画像のデータを一時的に記憶する。また、記憶部21は、画像処理部14等の処理に必要な各種データも記憶する。
通信部22は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
このような撮像画像のデータを含むファイルを、以下、「撮像画像ファイル」と呼ぶ。
撮像画像ファイルには、撮像画像のデータの他、当該撮像画像に関する各種メタ情報を含めることが可能である。このようなメタ情報としては、明るさ、ホワイトバランス、ISO感度、フォーカス値等の種類が存在する。
合成条件入力処理とは、複数の合成用画像のデータの中から、撮像画像のデータに対して合成される対象を選択したり、合成対象の合成の仕方等の合成条件を、ユーザの入力操作に基づいて生成するまでの一連の処理をいう。
画像合成処理とは、合成条件入力処理で生成された合成条件に基づいて、所定の合成用画像のデータと、撮像画像のデータとを合成することによって、合成画像のデータを生成するまでの一連の処理をいう。
なお、合成条件設定検出部41及び表示制御部42は、本実施形態では、CPU11と、当該CPU11により実行されるプログラムとの組み合わせ、即ち、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより構成されている。しかしながら、これは例示であって、合成条件設定検出部41及び表示制御部42の機能の少なくとも一部を、CPU11以外の他の構成要素(画像処理部14等)に移譲させることも当然可能である。
ここで、「画面」とは、表示装置又は装置が有する表示部(本実施形態では表示部20)の表示領域全体に表示される画像をいう。また、ユーザが合成条件を設定するための画面を、以下、「合成条件設定画面」と呼ぶ。
合成条件設定画面81には、合成条件入力領域91乃至94、並びにソフトウェアボタン95及び96が設けられている。
即ち、ユーザが、操作部19を操作して、合成条件入力領域91乃至94の各々に対して所望の情報を入力することによって、「a)撮影した写真の○○」が「b)△△の時」、合成ファイルとして「c)画像ファイル□□」を「d)〜する」、という合成条件が設定される。
具体的には、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域91に表示されたメッセージのうち「○○」の部分として、パラメータ一覧から選択したパラメータを入力する。同様に、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域92に表示されたメッセージのうち「△△」の部分として、パラメータ一覧から選択したパラメータを入力する。
また、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域93に表示されたメッセージのうち「□□」の部分として、合成対象となる合成用画像のデータのファイル名を選択して入力する。
そして、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域94に対して、画像合成処理時の動作の複数の中から、所望の種類を選択して入力する。図3の例では、「合成表示し保存する」という種類が選択されて入力されている。
図4は、合成条件を構成する各要素の具体例を示している。
即ち、パラメータ一覧101には、撮像画像の画像データに付加されるメタ情報の各種類、具体的には本実施形態では、Exif形式で採用される「明るさ(輝度)」、「ホワイトバランス」、「ISO(ISO感度)」、「フォーカス」等の各種メタ情報がパラメータとして含まれている。
ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域91に表示されたメッセージのうち「○○」の部分として、パラメータ一覧101に含まれる各種パラメータ(メタ情報)のうち、所望の1つを選択して入力することができる。
ただし、本実施形態では、図3の合成条件入力領域91に表示されたメッセージのうち「○○」の部分と、図3の合成条件入力領域92に表示されたメッセージのうち「△△」の部分とは対応付けられている。
即ち、パラメータ一覧102aには、撮像画像のデータにメタ情報として付加された「明るさ」の取り得る範囲がパラメータとして含まれている。
ただし、ユーザにとっては、「明るさ」の取り得る範囲が数値で示されても、具体的なイメージが湧かないことが多いため、本実施形態では、「少し明るい」、「明るい」、「かなり明るい」といった直観的に理解し易いパラメータが採用されている。
即ち、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域92に表示されたメッセージのうち「△△」の部分として、「少し明るい」、「明るい」、「かなり明るい」といったパラメータのうち、所望の1つを選択して入力することができる。
ただし、合成条件設定検出部41は、「少し明るい」、「明るい」、「かなり明るい」といったパラメータを、数値化して取り扱うことになる。この場合の対応関係は、本実施形態では、図4に示すとおりである。例えば、ユーザにより「少し明るい」が選択された場合には、真っ白な画像の「明るさ」の数値を100%とすると、合成条件設定検出部41は、「40〜59%」という数値のパラメータが選択されて入力されたと検出することになる。
即ち、パラメータ一覧102bには、撮像画像のデータにメタ情報として付加された「ホワイトバランス」の取り得る範囲がパラメータとして含まれている。
ただし、ユーザにとっては、「ホワイトバランス」の取り得る範囲が数値で示されても、具体的なイメージが湧かないことが多いため、本実施形態では、「太陽」、「くもり」、「蛍光灯」といった直観的に理解し易いパラメータが採用されている。
即ち、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域92に表示されたメッセージのうち「△△」の部分として、「太陽」、「くもり」、「蛍光灯」といったパラメータのうち、所望の1つを選択して入力することができる。
ただし、合成条件設定検出部41は、「太陽」、「くもり」、「蛍光灯」といったパラメータを、数値化して取り扱うことになる。
即ち、パラメータ一覧102cには、撮像画像のデータにメタ情報として付加された「ISO」の取り得る範囲がパラメータとして含まれている。
ただし、ISO感度の表記の種類としては、算術表記と、対数表記とが存在する。これらの2種類の何れもが使用可能なように、パラメータ一覧102cには、算術表記と対数表記との各々による数値が対応付けられて含まれている(図4には算術表記のみが図示されている)。
従って、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域92に表示されたメッセージのうち「△△」の部分として、所望の1つのISO感度を、所望の表記の種類で選択して入力することができる。
即ち、パラメータ一覧102dには、撮像画像のデータにメタ情報として付加された「フォーカス」の取り得る範囲がパラメータとして含まれている。
ただし、ユーザにとっては、「フォーカス」の取り得る範囲が数値で示されても、具体的なイメージが湧かないことが多いため、本実施形態では、「マクロ」、「PF(パンフォーカス)」、「無限」、「MF」といった直観的に理解し易いパラメータが採用されている。
即ち、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域92に表示されたメッセージのうち「△△」の部分として、「マクロ」、「PF(パンフォーカス)」、「無限」、「MF」といったパラメータのうち、所望の1つを選択して入力することができる。
ただし、合成条件設定検出部41は、「マクロ」、「PF(パンフォーカス)」、「無限」、「MF」といったパラメータを、数値化して取り扱うことになる。
ただし、本実施形態では、図3の合成条件入力領域92に表示されたメッセージのうち「△△」の部分と、図3の合成条件入力領域93に表示されたメッセージのうち「□□」の部分とは対応付けられている。
この場合、パラメータ一覧103が、図3の合成条件入力領域93に表示されたメッセージのうち「□□」の部分の入力に用いられる。
即ち、パラメータ一覧103には、合成対象と成り得る合成用画像のデータのファイル名がパラメータとして含まれている。
図4の例では、「123.jpg」、「456.jpg」、及び「789.jpg」の各々という名称のファイルとして、3つの合成用画像のデータが、後述する合成用画像記憶部72に含まれている。パラメータ一覧102aとして「少し明るい(40〜59%)」が選択された場合には、これらの3つの合成用画像のデータが、合成対象として選択することが可能になっている。
即ち、ユーザは、操作部19を操作することで、合成条件入力領域93に表示されたメッセージのうち「□□」の部分として、「123.jpg」、「456.jpg」、及び「789.jpg」といったパラメータのうち、所望の1つを選択して入力することができる。
そして、ユーザが、操作部19を操作して、決定ボタン96を押下したとする。
この場合、「a)撮影した写真の明るさ」が「b)少し明るい」のときには、合成ファイルとして「c)画像ファイル123.jpg」を「d)合成表示し保存する」、という合成条件が設定されたことが、図2の合成条件設定検出部41により検出され、合成条件記憶部71にデータとして記憶される。
この場合、撮像画像のデータにメタ情報として付加された「明るさ(輝度)」が、「40〜59%(少し明るい)」のときには、後述する合成用画像記憶部72から、「123.jpg」という名称の合成用画像のデータが、合成対象として読み出される。そして、当該撮像画像のデータに対して、合成対象として読み出された合成用画像のデータ(123.jpg)が合成されることによって、合成画像のデータが生成される。
画像合成処理の実行時には、画像合成部51に含まれる、撮像画像取得部61、関連情報抽出部62、及び合成部63が動作する。また、合成判断部15、並びに、CPU11に含まれる記憶制御部43及び表示制御部42も動作する。
また、画像合成処理の実行時には、記憶部21においては、1以上の合成条件が合成条件記憶部71に含まれており、1以上の合成用画像のデータが合成用画像記憶部72に含まれているものとする。
ここで、撮像画像のデータをどこから取得するかについては、撮像装置からとは特に限定されず、リムーバブルメディア31の他、当該リムーバブルメディア31への記憶前の一時的な記憶場所である記憶部21や、通信部22により通信可能な他の装置等であってもよい。
関連情報は、合成条件と照合や比較をするために必要な情報であれば、特に限定されず、撮像画像のデータに付加されたメタ情報であってもよいし、撮像画像のデータを加工したり解析することにより抽出される情報(例えば所定の特徴量等)であってもよい。また、関連情報は、撮像画像取得部61により取得された時点で撮像画像のデータに付加されている必要は特になく、例えば通信部22により通信可能な他の装置から抽出される情報であってもよい。
より具体的には例えば、本実施形態では、関連情報として、Exif形式のメタ情報のうち、少なくとも図4のパラメータ一覧表101に含まれている種類、即ち、「明るさ(輝度)」、「ホワイトバランス」、「ISO(ISO感度)」、及び「フォーカス」が撮像画像ファイルから抽出され得る。さらに、本実施形態では、使用される合成条件によっては、画像全体の出来栄え等の評価点、被写体の顔を特定可能な情報(顔認識の結果等)、撮像画像のデータに付加された音声のデータ等、各種各様な情報が関連情報として抽出される。
合成判断部15は、取得した1以上の合成条件と、関連情報抽出部62により抽出された1以上の関連情報とに基づいて、合成用画像記憶部72に記憶されている1以上の合成用画像のデータの中から、合成対象を判断する。例えば、合成判断部15は、所定の合成条件と、当該合成条件を構成する各要素に対応する関連情報とを照合したり比較することによって、合成対象の合成用画像のデータを判断する。
具体的には例えば、図3のパラメータ一覧表101乃至103に基づいて入力された各要素から合成条件が構成されている場合、各要素に対応する関連情報とは、exif形式のメタ情報である。従って、この場合には、当該合成条件の各要素と、関連情報として抽出されたexif形式のメタ情報とが照合されたり比較されることによって、合成対象の合成用画像のデータが判断される。
そして、合成判断部15は、合成対象として判断した合成用画像のデータを合成用画像記憶部72から読み出して、合成部63に供給する。
なお、合成判断部15により合成対象として判断される合成用画像のデータは、特に1つに限定されず、複数であってもよい。
一方、照合の結果が不一致であったり、比較の結果が非類似であるような場合、合成判断部15は、合成対象は存在しないと判断してもよい。この場合、合成用画像のデータは合成部63に供給されないので、このまま画像合成処理が終了となってもよいし、表示部20における所定のエラー表示がなされてもよい。
ここで、合成判断部15により取得された合成条件において、合成位置や合成サイズ等の設定がなされている場合には、合成部63は、それらの設定に従って合成画像のデータを生成する。
さらに、合成判断部15により取得された合成条件において、合成画像の表示が設定されている場合、即ち、「d)合成表示し・・・」という要素が含まれている場合、合成部63は、合成画像のデータを表示制御部42に供給する。すると、表示制御部42は、当該合成画像を表示部20に表示させる。
図5の例では、撮像画像111のデータに対して、3つの合成用画像121乃至123の各データが合成された結果得られるデータにより表わされる合成画像が、表示部20に表示されている。
この場合、「a)撮影した写真の人物の顔」が「b)登録した○×を認識した時」、合成ファイルとして「c)画像ファイルa.jpg」を「d)合成表示し保存する」、という合成条件に基づいて、合成用画像121のデータが合成対象として合成判断部15によって判断されたものである。ここで、「○×」とは人物の氏名を指すものとする。
即ち、撮像画像111のデータに対して顔認識処理が施されたところ、「○×」という人物の顔が認識され、当該認識結果を示す情報が関連情報として関連情報抽出部62によって抽出された結果として、「a.jpg」という名称の合成用画像121のデータが合成対象として判断されたものである。なお、顔認識処理の手法は、特に限定されず、任意の手法を採用することができる。
このようにして合成対象として判断された合成用画像121のデータが、合成判断部15によって合成用画像記憶部72から読み出され、合成部63によって撮像画像111のデータに合成されたものである。
この場合、「a)撮影した写真と共に音声」が「b)記録されている時」、合成ファイルとして「c)画像ファイルb.jpg」を「d)合成表示し保存する」、という合成条件に基づいて、合成用画像122のデータが合成対象として合成判断部15によって判断されたものである。
そして、合成対象として判断された合成用画像122のデータが、合成判断部15によって合成用画像記憶部72から読み出され、合成部63によって撮像画像111のデータに合成されたものである。
この場合、「a)撮影した写真の評価」が「b)良い時」、合成ファイルとして「c)画像ファイルc.jpg」を「d)合成表示し保存する」、という合成条件に基づいて、合成用画像123のデータが合成対象として合成判断部15によって判断されたものである。
即ち、撮像画像111のデータに対する評価点が関連情報として関連情報抽出部62によって抽出された結果として、「c.jpg」という名称の合成用画像123のデータが合成対象として判断されたものである。
このようにして合成対象として判断された合成用画像123のデータが、合成判断部15によって合成用画像記憶部72から読み出され、合成部63によって撮像画像111のデータに合成されたものである。
次に、このような機能的構成を有する撮像装置1が実行する処理のうち、合成条件入力処理と画像合成処理との各々の流れについて、その順番に個別に説明する。
合成条件入力処理は、ユーザが操作部19を用いて所定の操作をすることを契機として開始され、次のようなステップS1乃至S4の処理が実行される。
例えばここでは、図4に示す合成条件設定画面81が表示部20に表示され、ユーザの操作部19の操作による合成条件(各要素)の入力の受け付けが開始されるものとする。
このとき、ステップS2において、合成条件設定検出部41は、ユーザによる合成条件(各要素)の入力を検出する。
ここでは、図3に示す合成条件設定画面81が表示部20に表示されているので、ユーザは、操作部19を操作して決定ボタン96を押下することで、入力の終了を指示する。
従って、決定ボタン96が押下されていない場合、ステップS3においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻される。即ち、前回までのステップS2の処理で検出された合成条件(各要素)がエコーバックされた合成条件設定画面81が表示部20に表示され、さらなるユーザの合成条件(各要素)の入力が待ち受けられる。
例えば、前回のステップS2の処理で、合成条件入力領域91のうちの「○○」の部分として「明るさ」が入力されたと検出された場合、合成条件入力領域91に「a)撮影した写真の明るさ」という文字列を含む合成条件設定画面81が、表示部20に表示される。そして、その他の合成条件入力領域92乃至94の各々に対する入力が待ち受けられる。
その後、合成条件入力領域91乃至94の全てに対する入力が検出され、決定ボタン96が押下されると、ステップS3においてYESであると判定されて、処理はステップS4に進む。
これにより、合成条件入力処理は終了となる。
そこで、以下、図7を参照して、このような画像合成処理の流れについて説明する。
図7は、画像合成処理の流れを説明するフローチャートである。
そして、合成判断部15は、合成対象として判断した1以上の合成用画像のデータを合成用画像記憶部72から読み出して、合成部63に供給する。これにより、処理はステップS25に進む。
なお、図示はしないが、関連情報が合成条件に合致しなかったり非類似であった場合、本実施形態では、合成対象は存在しないものとして、そのまま画像合成処理が強制終了する。なお、強制終了の前に、表示制御部42が所定のエラーメッセージ等を表示部20に表示させることで、合成できない旨をユーザに報知してもよい。
なお、ステップS22の処理で取得された1以上の合成条件の何れにも、合成画像の表示が設定されていない場合、即ち、「d)合成表示し・・・」という要素が含まれていない場合、ステップS26の処理は省略可能である。
ここで、ステップS27の判定手法は、特に限定されず、各種各様な手法を採用することができる。
例えば、この時点で、ユーザに合成画像のデータを記録するか否かを問いかけ(そのようなメッセージを表示部20に表示させ)、その回答、即ち、保存するか否かの指示(操作部19による操作)を受け付け、その指示に従って判定する、といった手法を採用することができる。
また例えば、ステップS22の処理で取得された1以上の合成条件の何れかに合成画像の保存が設定されている場合、即ち、「d)・・・保存する」という要素が含まれている場合、記録すると判定し、それ以外の場合には記録しないと判定する、といった手法を採用することもできる。
これにより、画像合成処理は終了となる。
これにより、画像合成処理は終了となる。
上述したように、特許文献1に記載の技術を採用した場合であっても、枠の画像を合成用画像として、合成画像のデータを生成すること自体はできる。しかしながら、この場合、合成画像のデータの生成毎に、その都度、ユーザは、合成用画像たる枠の画像を指定する手動操作をしなければならないので、手間と時間が掛かっていた。
本実施形態の撮像装置1を用いることで、そのような手間や時間を大幅に軽減して自動的に合成画像を得ることができる。
さらに、本実施形態の撮像装置1によって得られた合成画像に含まれる合成用画像は、ユーザにより予め設定された合成条件と、撮像画像のデータについての関連情報との比較や照合によって合成対象として判断されたものである。よって、このようにして判断された合成用画像は、ユーザの趣味や撮像画像の内容にとって好適な画像になっている。
このようにして、ユーザの趣味や撮像画像の内容にとって好適な合成用画像のデータを、当該撮像画像のデータに容易に合成することが可能になる。
例えば、本実施例では、撮像画像に対して好適な合成用画像のデータを合成する処理をするようにしたが、撮像画像の特徴領域に対してユーザが設定した条件に合わせたトリミング処理をしても良い。
例えば、通信部22(図1)により通信が可能な別の装置、具体的には例えばインターネット上のサーバが、合成条件を生成して保存し、図7のステップS22の処理の時点で、通信部22が当該合成条件を通信により取得するようにしてもよい。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
Claims (8)
- 画像を撮像し、当該画像のデータを出力する撮像手段と、
前記撮像手段により出力される画像のデータの撮像条件に対する合成用画像のデータ、及び前記画像のデータへの当該合成用画像の合成時の位置又はサイズを設定する設定手段と、
前記撮像手段により出力された画像のデータから、当該画像のデータの撮像条件に関する情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された情報に基づいて、前記撮像手段から出力された画像のデータに前記設定手段により設定された合成用画像のデータを前記合成時の位置又はサイズで合成する合成手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記設定手段は、前記撮像条件に関する複数の項目のうち、特定の項目を選択する選択手段を更に含み、
前記選択手段により選択された特定の項目に対応する前記合成用画像のデータを設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記撮像条件に応じた合成用画像のデータを設定する画面を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記設定手段は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示された画面に対するユーザの入力操作により合成用画像のデータを設定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 前記設定手段による設定された前記撮像条件に対する合成用画像のデータを記憶手段に記憶させる記憶制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
- 前記撮像条件に関する情報とは、画像の明るさ、ホワイトバランス、ISO感度、フォーカス値の何れかの情報である、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。 - 画像のデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得される画像のデータの撮像条件に対する合成用画像のデータ、及び前記画像のデータへの当該合成用画像の合成時の位置又はサイズを設定する設定手段と、
前記取得手段により取得された画像のデータから、当該画像のデータの撮像条件に関する情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された情報に基づいて、前記取得手段により取得された画像のデータに前記設定手段により設定された合成用画像のデータを前記合成時の位置又はサイズで合成する合成手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 撮像装置が実行する画像処理方法において、
撮像手段により出力される画像のデータの撮像条件に対する合成用画像のデータ、及び前記画像のデータへの当該合成用画像の合成時の位置又はサイズを設定する設定ステップと、
前記撮像手段から出力された画像のデータから、当該画像のデータの撮像条件に関する情報を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにて抽出された情報に基づいて、前記撮像手段から出力された画像のデータに前記設定ステップにより設定された合成用の画像のデータを前記合成時の位置又はサイズで合成する合成ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、
撮像手段により出力される画像のデータの撮像条件に対する合成用画像のデータ、及び前記画像のデータへの当該合成用画像の合成時の位置又はサイズを設定する設定手段、
前記撮像手段から出力された画像のデータから、当該画像のデータの撮像条件に関する情報を抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された情報に基づいて、前記撮像手段から出力された画像のデータを前記設定手段により設定された合成用画像のデータを前記合成時の位置又はサイズで合成する合成手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010212369A JP5707809B2 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010212369A JP5707809B2 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012070162A JP2012070162A (ja) | 2012-04-05 |
JP2012070162A5 JP2012070162A5 (ja) | 2013-10-17 |
JP5707809B2 true JP5707809B2 (ja) | 2015-04-30 |
Family
ID=46166904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010212369A Active JP5707809B2 (ja) | 2010-09-22 | 2010-09-22 | 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5707809B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101953614B1 (ko) * | 2012-10-12 | 2019-05-22 | 삼성전자주식회사 | 카메라장치의 이미지처리장치 및 방법 |
JP6190597B2 (ja) * | 2013-03-05 | 2017-08-30 | 株式会社エフコンサルタント | 被覆構造体 |
JP6564295B2 (ja) | 2015-10-20 | 2019-08-21 | オリンパス株式会社 | 合成画像作成装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10271427A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-09 | Olympus Optical Co Ltd | 電子カメラ |
JP2003259285A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-12 | Konica Corp | 画像処理システム |
JP3912213B2 (ja) * | 2002-07-19 | 2007-05-09 | セイコーエプソン株式会社 | 合成対象となるフレーム画像の選択 |
JP4564704B2 (ja) * | 2002-08-27 | 2010-10-20 | キヤノン株式会社 | 画像撮影装置、画像撮影装置の制御方法 |
JP2004220153A (ja) * | 2003-01-10 | 2004-08-05 | Fujitsu Ltd | 画像提供システム |
JP2005286747A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Hitachi Software Eng Co Ltd | テキスト情報提供装置及びテキスト情報提供方法 |
-
2010
- 2010-09-22 JP JP2010212369A patent/JP5707809B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012070162A (ja) | 2012-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4340806B2 (ja) | 画像処理装置、方法及びプログラム | |
JP2009071375A (ja) | 撮像装置および画像処理プログラム | |
JP2006203600A (ja) | 撮像装置、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム | |
US20100246968A1 (en) | Image capturing apparatus, image processing method and recording medium | |
JP4115177B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラム | |
JP4621992B2 (ja) | 撮影装置および撮影方法 | |
JP5707809B2 (ja) | 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP5282530B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JP2009044240A (ja) | 電子カメラ | |
US20080174680A1 (en) | Imaging Device | |
JP2010092094A (ja) | 画像処理装置、画像処理プログラム及びデジタルカメラ | |
JP4595832B2 (ja) | 撮像装置、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP2009157242A (ja) | 撮像装置 | |
JP2011119936A (ja) | 撮影装置及び再生方法 | |
JP2010021819A (ja) | 画像表示装置、画像表示方法、及び、プログラム | |
JP2008010970A (ja) | 画像表示装置,画像表示方法および画像表示プログラム | |
JP6332864B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP4842232B2 (ja) | 撮影装置及び画像再生装置 | |
JP2008182499A (ja) | 画像処理装置、および画像処理プログラム | |
JP5195317B2 (ja) | カメラ装置、及び撮影方法、撮影制御プログラム | |
JP6512208B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP5167964B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム | |
JP2010193186A (ja) | 画像編集装置、撮像装置、および画像編集プログラム | |
JP2011197995A (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP5206421B2 (ja) | デジタルカメラ、撮影記録方法、及び、撮影制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130903 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140422 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5707809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |