JP2010191519A - 文書管理装置、方法、及び、プログラム - Google Patents

文書管理装置、方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】過去に文書を編集したユーザが、自身が編集した箇所と関連がある箇所に変更があったときに更新通知を受け取ることができる文書管理装置を提供する。
【解決手段】文書記憶部24は、構造化された文書を記憶する。更新箇所抽出手段27は、文書記憶部24を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出する。更新箇所抽出手段27は、抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部28に記憶する。通知対象判定手段29は、更新情報を参照して、更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定し、その版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザと判定する。更新通知手段23は、通知対象ユーザに、文書の更新があった旨を通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、文書管理装置、方法、及び、プログラムに関し、更に詳しくは、構造化された文書の管理を行う文書管理装置、方法、及び、プログラムに関する。
環境対策やe文書法の施行に伴って、オフィスの電子文書化が進んでいる。また、先進的な企業では、WikiなどのWebを利用したコンテンツ管理ツールによる電子文書の作成・共有が行われている。Wikiは、ウェブブラウザを利用してWebサーバ上のハイパーテキスト文書を書き換えるシステムの一種である。Wikiでは、通常、誰でも、ネットワーク上のどこからでも、文書の書き換えができるようになっている。従って、Wikiは、共同作業で文書を作成するのに向いている。
文書を複数ユーザで共有するシステムについて、特許文献1には、文書が改版されたときに、文書の更新箇所を容易に把握可能なシステムが記載されている。特許文献1では、文書共有サーバは、利用者端末から、内容が書き換えられた文書ソースを受け取ると、受け取った文書ソースと、記憶済みの文書ソースとの差分を抽出する。文書共有サーバは、差分を抽出すると、改版番号を付記した改版タグを、文書ソース中の差分が抽出された箇所に埋め込む。文書共有サーバは、利用者端末に最新版の文書ソースを送信する際に、最新版の文書ソース中の改版タグが埋め込まれた箇所の表示属性を、改版タグに付記された改版番号に応じて設定する。
特許文献1では、文書が改版されるたびにカウントされるカウント値を改版番号として管理し、文書が改版されると、文書ソース中の改版により更新された箇所に、改版番号を付記した改版タグを埋め込んでいく。文書共有サーバは、利用者端末からのアクセスを受け、改版により更新された箇所の表示属性(表示フォント、表示色)を、改版番号に応じて段階的に異ならせた文書データを、利用者端末上に表示させる。このようにすることで、利用者は、文書の更新箇所を容易に把握することができると共に、更新箇所がどの版において更新されたかについても、把握することができる。
文書の更新内容を容易に把握可能な別の技術として、特許文献2に記載の技術がある。特許文献2に記載の文書更新通知装置は、ウェブサーバ上のページに対して、以前のページデータと現在のページデータとを定期的に比較することでページの更新を検知する。文書更新通知装置は、ページの更新を検出すると、文書の変更箇所の概要を表すデータを含む通知データを、あらかじめ登録された利用者に、電子メールで送信する。
特開2007−257000号公報 特開2005−25620号公報
特許文献1では、文書の更新箇所を時系列に把握可能である。しかし、更新情報を知るためには、Webページにブラウザからアクセスする必要があるため、手間が掛かるという問題が生じる。これに対し、特許文献2では、Webページ上の文書の更新箇所を電子メールで自動配信するので、利用者は、自身からWebページにアクセスする手間を省くことはできる。しかし、特許文献2には、電子メールの配信先を自動選択する機能はないので、不要なメールの削除にはつながらない。
Wikiでも、文書の改版時に、電子メールなどでユーザに更新を通知する仕組みがある。しかし、改版が頻繁になると、大量に更新通知メールが送信されることになるので、重要な更新情報が埋もれる危険がある。Wikiには、ユーザがあらかじめ更新通知の頻度を指定する機能は存在するもの、ページ単位の設定しかできない。このため、更新の重要度に関係なく、同じ頻度で通知を受け取ることになり、不要なメールの削除にはならない。
本発明は、過去に文書を編集したユーザが、自身が編集した箇所と関連がある箇所に変更があったときに更新通知を受け取ることができる文書管理装置、方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の文書管理装置は、構造化された文書を記憶する文書記憶部を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出し、該抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部に記憶する更新箇所抽出手段と、前記更新情報を参照して、前記更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定し、該特定した版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザと判定する通知対象判定手段と、
前記通知対象判定手段が通知対象ユーザと判定したユーザに、文書の更新があった旨を通知する更新通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明の文書管理方法は、コンピュータを用い、文書管理を行う方法であって、前記コンピュータが、構造化された文書を記憶する文書記憶部を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出し、該抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部に記憶するステップと、前記コンピュータが、前記更新情報を参照して、前記更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定するステップと、前記コンピュータが、前記特定した版の文書を編集したユーザに、文書の更新があった旨を通知するステップとを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータに、構造化された文書を記憶する文書記憶部を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出し、該抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部に記憶する処理と、前記更新情報を参照して、前記更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定する処理と、前記特定した版の文書を編集したユーザに、文書の更新があった旨を通知する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明の文書管理装置、方法、及び、プログラムは、過去に文書を編集したユーザが、自身が編集した箇所に関連がある箇所に変更があったときに、更新通知を受け取ることができる。
本発明の文書管理装置を示すブロック図。 本発明の一実施形態の文書管理装置を示すブロック図。 文書記憶部が記憶する情報のデータ例を示す図。 構造化された文書の文構造の例を示す図。 ユーザ情報記憶部が記憶する情報のデータ例を示す図。 編集履歴記憶部が記憶する情報のデータ例を示す図。 更新情報記憶部が記憶する情報のデータ例を示す図。 版更新時の動作手順を示すフローチャート。 通知対象ユーザ判定の詳細な手順を示すフローチャート。 (a)は、第3版の文書データのデータ例を示す図、(b)は、第5版の文書データのデータ例を示す図、(c)は、第7版の文書データのデータ例を示す図。
本発明の実施の形態の説明に先立って、本発明の概要について説明する。図1は、本発明の文書管理装置を示している。文書管理装置100は、最小構成として、更新箇所抽出手段101と、通知対象判定手段102と、更新通知手段103とを備える。文書記憶部104には、構造化された文書が記憶されている。更新箇所抽出手段101は、文書記憶部104を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出する。更新箇所抽出手段101は、抽出した、変更があった文構造要素を含む更新情報を、更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部105に記憶する。
通知対象判定手段102は、更新情報を参照して、更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定する。通知対象判定手段102は、特定した版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザと判定する。更新通知手段103は、通知対象判定手段102が通知対象ユーザと判定したユーザに、文書の更新があった旨を通知する。本発明では、通知対象判定手段102は、関連がある文構造内が編集された版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザと判定するため、過去に文書を編集したユーザが、自身が編集した箇所に関連がある箇所に変更があったときに、更新通知を受け取ることができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を詳細に説明する。図2は、本発明の一実施形態の文書管理装置を示している。文書管理装置(文書共有装置)20は、文書出力手段21、文書編集手段22、更新通知手段23、文書記憶部24、編集履歴記憶部25、ユーザ情報記憶部26、更新箇所抽出手段27、更新情報記憶部28、及び、通知対象判定手段29を有する。文書共有装置20は、ネットワーク30を介してユーザ端末10に接続される。文書共有装置20は、サーバコンピュータなどのプログラム制御により動作するコンピュータである。
文書共有装置20は、複数のユーザで共有可能な文書を保有する。ユーザ端末10は、パーソナルコンピュータや携帯電話機などのネットワーク接続可能な情報処理装置である。ユーザ端末10は、文書情報の入出力を行う機能を有する入出力部11を有する。ユーザは、入出力部11を用いて、文書共有装置20から文書を取得し、文書を閲覧する。また、ユーザは、入出力部11を用いて文書を編集し、編集後の文書を文書共有装置20に登録する。
文書出力手段21は、Wikiコンテンツなどの文書情報を、入出力部11に出力する。文書編集手段22は、入出力部11を用いて入力された情報に従って、文書情報を編集する。更新通知手段23は、ユーザ端末10に、更新通知を送信する。文書記憶部24は、文書情報を記憶する。編集履歴記憶部25は、文書の編集履歴情報を記憶する。ユーザ情報記憶部26は、文書を編集する利用者情報を記憶する。更新箇所抽出手段27は、異なる版の文書を比較し、差分データを抽出する。ここまでに記した各部は、Wikiシステムの標準的な構成と同様である。
更新箇所抽出手段27は、上記した差分データの抽出に加えて、文書の版更新に際して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出する。更新情報記憶部28は、更新箇所抽出手段27が抽出した差分データと文構造要素とを含む更新情報を、文書の版と関連付けて記憶する。通知対象判定手段29は、更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内を編集したユーザを特定する。更新通知手段23は、通知対象判定手段29が特定したユーザのユーザ端末10に対し、文書の更新があった旨を通知する更新通知を送信する。
図3に、文書記憶部24が記憶する文書情報のデータ例を示す。文書情報は、文書識別ID、文書データ、URLを有する。文書識別IDは、システム内で文書を識別するためのIDである。文書編集手段22は、文書データに文書識別IDを与え、文書記憶部24に登録する。文書編集手段22は、版更新の際は、文書データに新たなIDを付与する。文書データは、構造化された文書のソースデータである。文構造とは、部・章・節・項・目のような文の構造を定義するものである。文書データは、タグなどの文構造要素を本文中に含んでいる。図3の例では、‘^’が文構造要素を示すタグに該当する。文書のソースデータの記述言語には、WikiマークアップやHTML(Hyper Text Markup Language)などの言語を用いることができる。
図4に、文構造例を示す。文構造は、ツリー構造で表現される。図4の例では、ルート(全体)の下には、「1」、「2」、「3」の文構造要素が存在する。また、「2」の下には、「2.1」、「2.2」の文構造要素が存在する。「2.1」の下には、「2.1.1」、「2.1.2」、「2.1.3」、「2.1.4」が存在する。更に、「2.1.4」の下には、「2.1.4.1」などが存在する。
図5に、ユーザ情報記憶部26が記憶する利用者情報のデータ例を示す。利用者情報は、編集者の情報であり、ユーザID、氏名、所属、メールアドレス、パスワードを有する。ユーザIDは、システム内でユーザを識別するためのIDである。メールアドレスは、更新通知を送信する際の送信先となるメールアドレスである。パスワードは、ユーザ認証の際に用いるパスワードである。
図6に、編集履歴記憶部25が記憶する編集履歴情報のデータ例を示す。編集履歴情報は、文書識別ID、ユーザID、更新日時、版番号を有する。文書識別IDは、図3における文書識別IDに対応する。ユーザIDは、図5のユーザIDに対応する。更新日時は、文書の更新があった日時である。版番号は、文書に対して付与された版番号である。版番号は、初版が「1」で、版更新のたびに1つずつ増加していく。図6に示す編集情報を参照することで、どの文書データを、どのユーザがいつ編集(作成)したかがわかる。また、どの文書データが、第何版に該当するかがわかる。
図7に、更新情報記憶部28が記憶する更新情報のデータ例を示す。更新情報は、2つの版を比較した差分の情報であり、文書識別ID、差分データ、文構造要素、比較文書識別IDを有する。文書識別IDは、図3の文書識別IDに対応する。比較文書識別IDは、比較元文書の文書識別IDである。差分データは、2つの版の間で変更があった箇所の変更内容である。文構造要素は、変更箇所が位置する文構造要素である。
通知対象判定手段29は、更新情報に、版更新後の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版を検索する。通知対象判定手段29は、一致する文構造要素を含む文書の版が存在するときは、その文書の版を、更新後の版の文書で変更があった文構造要素に関連がある文構造要素内を編集した文書の版とする。通知対象判定手段29は、更新情報に一致する文構造要素を含む文書の版が存在しないときは、検索対象の文構造要素を、版更新後の文書にて変更があった文構造要素から1つずつ上位の文構造要素に変更して検索を行う。通知対象判定手段29は、更新情報に、検索対象の文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版が見つかった時点で検索を終了し、検索された文書の版を、関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする。
図8に、動作手順を示す。ユーザは、編集したい文書のURL、ユーザID、及び、パスワードを、文書編集手段22に送信する(ステップA1)。文書編集手段22は、ユーザ情報記憶部26を参照し、ユーザが送信したユーザIDに対応するパスワードと、ユーザが送信したパスワードとが一致することを確認する(ステップA2)。文書編集手段22は、文書記憶部24を参照して、ユーザが送信したURLに対応する文書識別IDを調べる。文書編集手段22は、ユーザが送信したURLに対応する文書識別IDのうちで最も番号が大きい文書識別ID、つまりは、最新の文書識別IDの文書データを、ユーザ端末10に送信する(ステップA3)。
ユーザは、入出力部11を用いて文書データを編集し、ユーザID、文書識別ID、URL、及び、編集後の文書データを文書編集手段22に送信する(ステップA4)。文書編集手段22は、ユーザが送信した文書データに対して新たな文書識別IDを付与し、文書データ及びURLを、文書記憶部24に登録する(ステップA5)。また、文書編集手段22は、編集履歴記憶部25を参照してユーザが送信した文書識別IDに対応する版番号を調べる。文書編集手段22は、その版番号に1を加えた版番号を、ユーザID及び新たに付与した文書識別IDと共に、編集履歴記憶部25に記憶する(ステップA6)。
文書編集手段22は、編集された文書の文書識別ID、つまり、最新版の文書の文書識別IDを通知対象判定手段29に渡す。通知対象判定手段29は、文書編集手段22から受け取った文書識別番号を、更新箇所抽出手段27に渡す。更新箇所抽出手段27は、文書記憶部24を参照し、最新版の文書の文書データと、その1つ前の版の文書の文書データとを比較して、変更箇所の差分データと、変更箇所が位置する文構造要素とを特定する。更新箇所抽出手段27は、差分データと変更箇所が位置する文構造要素とを、最新版の文書の文書識別IDと対応付けて更新情報記憶部28に登録する(ステップA7)。
更新箇所抽出手段27は、ステップA7では、まず、編集履歴記憶部25(図6)を参照し、最新版の文書よりも1つ前の版の文書の文書識別IDを割り出す。次いで、更新箇所抽出手段27は、文書記憶部24(図3)を参照し、最新版に対応する文書識別IDの文書データと、1つ前の版に対応する文書識別IDの文書データとを比較して、変更がある部分を差分データとして抽出する。このとき、更新箇所抽出手段27は、変更箇所が位置する文構造要素を特定する。更新箇所抽出手段27は、最新版の文書識別ID、変更部分の内容(差分データ)、変更部分が位置する文構造要素、及び、1つ前の版の文書識別ID(比較文書識別ID)を、更新情報記憶部28に記憶する(図7)。
更新箇所抽出手段27は、最新版の文書の変更箇所が位置する文構造要素を通知対象判定手段29に渡す。通知対象判定手段29は、更新情報記憶部28を参照し、最新版で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定し、特定した版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザと判定する(ステップA8)。通知対象判定手段29は、ユーザ情報記憶部26を参照し、更新情報と、ステップA8で通知対象ユーザと判定したユーザの利用者情報とを、更新通知手段23に渡す。更新通知手段23は、所定フォーマットに従って更新通知文を作成し、通知対象ユーザに、差分データと変更箇所が位置する文構造要素とを通知する(ステップA9)。
図9に、ステップA8の詳細な手順を示す。通知対象判定手段29は、更新情報記憶部28を参照し、初版から最新版の1つ前の版までの文書について、更新情報に、最新版の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版を検索する(ステップB1)。通知対象判定手段29は、検索により、更新情報に一致する文構造要素を含む文書の版が得られたか否かを判断する(ステップB2)。言い換えれば、通知対象判定手段29は、過去の版に、最新版の文書にて変更があった文構造要素と同じ文構造要素を、変更箇所が位置する文構造要素として持つ版が存在するか否かを判断する。
通知対象判定手段29は、更新情報に、最新版の変更箇所が位置する文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版が存在するときは、編集履歴記憶部25を参照し、その版を編集したユーザのユーザIDを取得する。より詳細には、通知対象判定手段29は、編集履歴情報(図6)を参照し、該当する版の文書識別IDに対応付けて記憶されているユーザIDを取得する。通知対象判定手段29は、取得したユーザIDのユーザを、通知対象ユーザと判定する(ステップB3)。つまり、通知対象判定手段29は、版更新後の文書で変更があった文構造要素と同じ文構造要素内を編集したユーザを、通知対象ユーザと判定する。
通知対象判定手段29は、ユーザ情報記憶部26を参照し、ユーザ情報(図5)から、通知対象ユーザと判定したユーザのメールアドレスを取得する。通知対象判定手段29は、取得したメールアドレスを更新通知手段23に渡す。更新通知手段23は、図8のステップA9で、通知対象判定手段29から受け取ったメールアドレスを宛先とする更新通知を作成し、更新通知を電子メールで送信する。
通知対象判定手段29は、ステップB2で、同じ文構造要素内を編集した文書の版が存在しないと判断すると、当該文構造要素の1つ上の文構造要素が存在するか否かを判断する(ステップB4)。通知対象判定手段29は、1つ上の文構造要素が存在すると判断すると、検索対象の文構造要素を、版更新後の文書で変更があった文構造要素の1つ上の文構造要素に変更して、ステップB1と同様な検索を行う(ステップB5)。つまり、通知対象判定手段29は、版更新後の文書で変更があった文構造要素の1つ上の文構造要素内を編集した文書の版を検索する。
通知対象判定手段29は、ステップB5の検索により、更新情報に検索対象の文構造要素と一致する文構造要素を含む文書の版が得られたか否かを判断する(ステップB6)。通知対象判定手段29は、検索対象の文構造要素と一致する文構造要素を含む文書の版が得られると、その文書の版を編集したユーザを、通知対象ユーザと判定する(ステップB7)。その後、通知対象判定手段29は、ユーザ情報記憶部26を参照し、通知対象ユーザのメールアドレスを取得して、更新通知手段23に渡す。更新通知手段23は、図8のステップA9で、通知対象判定手段29から受け取ったメールアドレスを宛先とする更新通知を作成し、更新通知を電子メールで送信する。
通知対象判定手段29は、ステップB6で、検索対象の文構造要素と一致する文構造要素を含む文書の版が存在しないと判断すると、ステップB4へ戻り、更に1つ上に文構造要素が存在するか否かを判断する。1つ上の文構造要素が存在するときは、通知対象判定手段29は、ステップB5で、検索対象の文構造要素を更に1つ上の文構造要素を変更して、検索を行う。通知対象判定手段29は、ステップB4からステップB6を、更新情報に、検索対象の文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版が見つかるまで、又は、検索対象の文構造要素が最上位の文構造要素になるまで、繰り返し行う。
通知対象判定手段29は、ステップB4で1つ上の文構造要素がないと判断すると、版更新があった文書を編集した全てのユーザを、通知対象ユーザと判定する(ステップB8)。その後、通知対象判定手段29は、ユーザ情報記憶部26を参照して、各ユーザのメールアドレスを取得し、更新通知手段23に渡す。更新通知手段23は、図8のステップA9で、通知対象判定手段29から受け取ったメールアドレスを宛先とする更新通知を作成し、更新通知を電子メールで送信する。
図10(a)〜(c)に、文書更新の様子を示す。図10(a)は、第3版の文書データの一部を示している。第3版の文書の編集者は、ユーザCであるとする。ユーザCは、「2.1.4アベイラビリティ/冗長性」の文構造要素の下に、初版及び第2版の文書には存在しなかった「2.1.4.1アベイラビリティ」の文構造要素を追加する。また、ユーザCは、追加した文構造要素「2.1.4.1アベイラビリティ」の内容の記述を、文書データに加える。
図10(b)は、第5版の文書データの一部を示している。第3版の文書データの登録後、第4版で文構造要素「2.1.4.1アベイラビリティ」以外の文構造要素が編集され、その後、ユーザBが「2.1.4.1アベイラビリティ」を編集したとする。ユーザBは、既存の「2.1.4.1アベイラビリティ」の内容に、「許容できる最大停止期間:15分(要検討)」を追加する。第5版と第3版(第4版)との差分データは、“許容できる最大停止期間:15分(要検討)”となる。また、変更箇所が位置する文構造要素は、「2.1.4.1アベイラビリティ」となる。
図10(c)は、第7版の文書データの一部を示している。第5版の文書データの登録後、第6版で「2.1.4.1アベイラビリティ」以外の文構造要素が編集され、その後、ユーザAが「2.1.4.1アベイラビリティ」を編集したとする。ユーザAは、「許容できる最大停止期間:15分(要検討)」を、「許容できる最大停止期間:10分」に変更する。第7版と第5版(第6版)との差分データは、“10分”となる。また、変更箇所が位置する文構造要素は、「2.1.4.1アベイラビリティ」となる。
上記第7版への更新時の通知対象ユーザの判定について説明する。第7版の更新情報における変更箇所が位置する文構造要素は、「2.1.4.1アベイラビリティ」である。通知対象判定手段29は、図9のステップB1で、更新情報の「文構造要素」が「2.1.4.1アベイラビリティ」となっている文書識別IDを検索する。上記の例では、第3版及び第5版の更新情報における「文構造要素」が「2.1.4.1アベイラビリティ」であるので、通知対象判定手段29は、ステップB2で、同一の文構造要素内を編集した文書の版が存在すると判断する。
通知対象判定手段29は、ステップB3で、第3版を編集したユーザがユーザCであり、第5版を編集したユーザがユーザBであることを割り出し、ユーザB及びユーザCを通知対象ユーザと判定する。通知対象判定手段29は、ユーザ情報記憶部26を参照して、ユーザBのメールアドレスと、ユーザCのメールアドレスとを取得する。更新通知手段23は、図8のステップA9で、ユーザBとユーザCとに、更新通知を送信する。
仮に、過去に、第7版で変更があった文構造要素内を編集した文書の版が存在しなかったとすれば、通知対象判定手段29は、ステップB4で、「2.1.4.1アベイラビリティ」の1つ上位に文構造要素が存在するか否かを判断する。通知対象判定手段29は、1つ上位の文構造要素が存在するので、ステップB5に移行して、「2.1.4.1アベイラビリティ」の1つ上位の文構造要素である「2.1.4アベイラビリティ/冗長性」を検索対象の文構造要素に変更して更新情報の検索を行う。
通知対象判定手段29は、更新情報の「文構造要素」が「2.1.4アベイラビリティ/冗長性」となっている文書の版が存在するときは、ステップB7に移行して、その文書の版を編集したユーザを通知対象ユーザと判定する。通知対象判定手段29は、更新情報に、1つ上位の文構造要素が存在しないときは、更に1つ上位の文構造要素(2.1)を検索対象の文構造要素として、検索を続行する。最終的に、通知対象判定手段29は、上位の文構造要素がなくなるまで検索を終了すると、ステップB8で、文書を編集した全てのユーザ、つまり、初版から第7版までを編集したユーザを通知対象ユーザと判定する。
本実施形態では、更新箇所抽出手段27は、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出し、抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部28に記憶する。通知対象判定手段29は、更新情報を参照して更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定し、その版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザと判定する。更新通知手段23は、通知対象判定手段29が通知対象ユーザと判定したユーザに、更新通知を送信する。
本実施形態の文書共有装置20は、上記動作で、版更新で変更があった箇所が位置する文構造要素に関連がある文構造要素内を編集したユーザを通知対象ユーザと判定している。このようにすることで、過去に文書を編集したユーザは、自身が編集した箇所に関連がある箇所が編集されたときに更新通知を受け取ることができる。一方、過去に文書を編集したユーザは、自身が編集した箇所に関連しない箇所が編集された場合は、更新通知を受け取らない。
複数のユーザが共同で1つの文書を作成する場合を考える。ユーザAが、「第2章第1節」の文書を編集したとする。その後、別のユーザが「第2章第1節」内の文書に変更を加えると、共有文書管理装置20は、「第2章第1節」を編集したユーザAに、更新通知を送る。しかし、「第1章第1節」を編集したユーザがいたとしても、共有文書管理装置20は、ユーザAに、更新通知を送信しない。
ユーザAは、「第2章第1節」の編集者であるので、「第2章第1節」の内容が変更されたときは、その変更内容を確認したい。一方で、ユーザAは、「第1章」など、自身が編集にかかわっていない文構造要素については、内容の変更があったこと、及び、その内容について、特に関心がないと考えられる。従って、ユーザAにとっては、「第2章第1節」に関連する箇所が変更されたときの更新通知は重要な更新通知であるが、関連しない箇所が変更されたときの更新通知は重要度が低い更新通知であると言える。
本実施形態では、文書共有装置20は、過去に文書を編集したユーザのうち、変更箇所が位置する文構造要素に関連する文構造要素内を編集したユーザに更新通知を送信する。このため、ユーザは、自身にとって重要な更新通知を受け取ることができる。更新通知に差分データを含める場合、ユーザは、更新通知を参照することで、自身が編集した箇所がどのように変更されたかを知ることができる。また、ユーザは、変更箇所に誤りが含まれるような場合は、再度の編集を行い、誤り箇所を修正することができる。
比較例として、文書共有装置20が、過去に文書を編集した全てのユーザに更新通知を送信することを考える。その場合、頻繁に文書の版更新が行われると、ユーザが受け取る更新通知の数が多くなり、ユーザにとって重要な更新通知が、重要度が低いその他の更新通知に埋もれることになる。本実施形態では、ユーザは、自身が編集した文構造要素に関連する箇所に変更があったときに更新通知を受け取ることになるので、受け取る更新通知の総数を削減することができる。ユーザが受け取る更新通知の総数が少なくなることで、ユーザにとって重要な更新通知の見落としなどを防ぐことができる。例えば、文書がシステム仕様書のような文書である場合、ユーザは、関わりがある仕様に変更があったときに更新通知を受け取ることで、重要な仕様変更の見落としを防ぐことができ、仕様設計作業の効率化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、通知対象判定手段29は、更新情報に、版更新後の文書で変更があった文構造要素と一致する文構造要素を含む文書の版を検索し、その版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザとしている(図9のステップB1〜B3)。通知対象判定手段29は、通知対象ユーザの判定では、変更があった文構造要素に加えて、その文構造要素内の文書データの内容を用いてもよい。
更新箇所抽出手段27は、更新情報の差分データ(図7)に、版更新後の文書で変更があった文構造要素の文書データを記憶しておく。通知対象判定手段29は、版更新後の文書で変更があった文構造要素の内容と、ステップB1で検索された文書の版の当該文構造要素内の内容とを比較する。通知対象判定手段29は、検索された文書の版のうちで、当該文構造要素内で、版更新後の文書の変更内容に関連する箇所が変更された文書の版を、関連がある文構造要素内が編集された文書の版とし、その版を編集したユーザを、通知対象ユーザと判定する。
例えば、図10(a)〜(c)の例では、第7版で変更があった文構造要素「2.1.4.1アベイラビリティ」内を編集した文書の版は、第3版及び第5版である。第5版の「2.1.4.1アベイラビリティ」の文書データの内容と、第7版の「2.1.4.1アベイラビリティ」の文書データの内容とを比較すると、「許容できる最大停止期間」の項目のデータが、「15分(要検討)」から「10分」に変更されている。一方、第3版の「2.1.4.1アベイラビリティ」の文書データの内容と、第7版の「2.1.4.1アベイラビリティ」の文書データの内容とを比較すると、第3版は、第7版で変更された「10分」の部分の項目である「許容できる最大停止期間」を有していない。
上記の例では、通知対象判定手段29は、第7版の文書データの変更内容に関連する箇所を変更した第5版を編集したユーザを、更新通知の通知対象ユーザと判定する。第3版を編集したユーザについては、第3版の文書には、第7版の文書データの変更内容に関連する箇所がないので、通知対象ユーザとしない。変更があった文構造要素内の文書データを比較し、変更内容に関連する箇所が変更された文書の版を編集したユーザを通知対象ユーザとすることで、更新通知を送信するユーザを、更に絞り込むことができる。
上記実施形態では、関連する文構造要素内を編集したユーザに更新通知を送信する例について説明したが、関連する文構造要素内を編集したユーザに加えて、そのユーザに関連する別のユーザにも更新通知を送信してもよい。具体的には、上司部下の関係や、グループのメンバーを定義する組織情報を用意する。通知対象判定手段29は、関連する文構造要素内を編集したユーザを特定すると、組織情報を参照して、そのユーザの上司など、ユーザと関係があるユーザを特定する。通知対象判定手段29は、関連する文構造要素内を編集したユーザと、そのユーザに関係があるユーザとを、通知対象ユーザと判定する。このようにする場合、例えば重要な仕様変更があったときに、その旨を、過去の該当する仕様を編集したユーザとその上司とに通知することができる。
上記実施形態では、過去に、編集後の版の文書で変更があった文構造要素と一致する文構造要素が変更された版がないときは、その上位の文構造要素を編集した版を検索したが、検索対象の文構造要素は、上位の文構造要素には限定されない。例えば、関連する文構造要素を定義するテーブルなどを用意しておく。通知対象判定手段29は、そのテーブルを参照して、版更新後の文書で変更があった文構造要素に関連がある文構造要素を調べる。その後、通知対象判定手段29は、版更新後の文書で変更があった文構造要素に関連がある文構造要素を編集した版を検索し、その版を編集したユーザを通知対象ユーザと判定してもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の文書管理装置、方法、及び、プログラムは、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
10:ユーザ端末
11:入出力部
20:文書共有装置(文書管理装置)
21:文書出力手段
22:文書編集手段
23:更新通知手段
24:文書記憶部
25:編集履歴記憶部
26:ユーザ情報記憶部
27:更新箇所抽出手段
28:更新情報記憶部
29:通知対象判定手段
30:ネットワーク
100:文書管理装置
101:更新箇所抽出手段
102:通知対象判定手段
103:更新通知手段
104:文書記憶部
105:更新情報記憶部

Claims (12)

  1. 構造化された文書を記憶する文書記憶部を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出し、該抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部に記憶する更新箇所抽出手段と、
    前記更新情報を参照して、前記更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定し、該特定した版の文書を編集したユーザを通知対象ユーザと判定する通知対象判定手段と、
    前記通知対象判定手段が通知対象ユーザと判定したユーザに、文書の更新があった旨を通知する更新通知手段とを備える文書管理装置。
  2. 前記通知対象判定手段は、前記更新情報に、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版を検索し、検索された文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項1に記載の文書管理装置。
  3. 前記通知対象判定手段は、前記更新後の文書の版における前記変更があった文構造要素内の内容と、前記検索された文書の版における前記変更があった文構造要素内の内容とを比較し、前記検索された文書の版のうちで、前記文構造要素内で、前記更新後の版の文書の変更内容に関連する箇所が変更された文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項2に記載の文書管理装置。
  4. 前記通知対象判定手段は、前記更新情報に、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版が存在しないときは、検索対象の文構造要素を、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素から、前記更新情報に一致する文構造要素を含む文書の版が検索されるまで1つずつ上位の文構造要素に変更して検索を行い、前記更新情報に前記検索対象の文構造要素を有する文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項2又は3に記載の文書管理装置。
  5. コンピュータを用い、文書管理を行う方法であって、
    前記コンピュータが、構造化された文書を記憶する文書記憶部を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出し、該抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部に記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記更新情報を参照して、前記更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定するステップと、
    前記コンピュータが、前記特定した版の文書を編集したユーザに、文書の更新があった旨を通知するステップとを有する文書管理方法。
  6. 前記コンピュータは、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定するステップでは、前記更新情報に、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版を検索し、検索された文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項5に記載の文書管理方法。
  7. 前記コンピュータは、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定するステップでは、前記更新後の文書の版における前記変更があった文構造要素内の内容と、前記検索された文書の版における前記変更があった文構造要素内の内容とを比較し、前記検索された文書の版のうちで、前記文構造要素内で、前記更新後の版の文書の変更内容に関連する箇所が変更された文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項6に記載の文書管理方法。
  8. 前記コンピュータは、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定するステップで、前記更新情報に、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版が存在しないときは、検索対象の文構造要素を、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素から、前記更新情報に一致する文構造要素を含む文書の版が検索されるまで1つずつ上位の文構造要素に変更して検索を行い、前記更新情報に前記検索対象の文構造要素を有する文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項6又は7に記載の文書管理方法。
  9. コンピュータに、
    構造化された文書を記憶する文書記憶部を参照して、版更新の前後の文書間で変更があった文構造要素を抽出し、該抽出した変更があった文構造要素を含む更新情報を更新後の版の文書と対応付けて更新情報記憶部に記憶する処理と、
    前記更新情報を参照して、前記更新後の版の文書で変更があった文構造要素と関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定する処理と、
    前記特定した版の文書を編集したユーザに、文書の更新があった旨を通知する処理とを実行させるプログラム。
  10. 前記コンピュータは、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定するステップでは、前記更新情報に、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版を検索し、検索された文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定する処理では、前記更新後の文書の版における前記変更があった文構造要素内の内容と、前記検索された文書の版における前記変更があった文構造要素内の内容とを比較し、前記検索された文書の版のうちで、前記文構造要素内で、前記更新後の版の文書の変更内容に関連する箇所が変更された文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版を特定する処理で、前記更新情報に、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素に一致する文構造要素を含む文書の版が存在しないときは、検索対象の文構造要素を、前記版更新後の文書にて変更があった文構造要素から、前記更新情報に一致する文構造要素を含む文書の版が検索されるまで1つずつ上位の文構造要素に変更して検索を行い、前記更新情報に前記検索対象の文構造要素を有する文書の版を、前記関連がある文構造要素内が編集された文書の版とする、請求項10又は11に記載のプログラム。
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