JP2010189855A - 溶接金網用スペーサ、及びこれを用いた溶接金網構造、及び溶接金網配置施工方法 - Google Patents

溶接金網用スペーサ、及びこれを用いた溶接金網構造、及び溶接金網配置施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デッキプレートに敷設した溶接金網から容易に外れない溶接金網用スペーサを提供する。
【解決手段】1本の金属線材を屈曲形成してなり、2本の立ち上がり部13と、両立ち上がり部13間に形成された鉄線支持部14と、2本の立ち上がり部13の各下端から水平に伸びる載置部15とを備える。鉄線支持部14は上面から見て間隔をおいて概ね平行に伸びる2本の下側横向き部17と、各下側横向き部の端部から立ち上がる弧状部18と、両弧状部18の上端間を繋ぐ上側横向き部19とを有して、扁平な螺旋状をなしかつ下側横向き部と概ね直交する水平方向からみて環状を呈する。上側横向き部19の概ね長手方向中央部の下面に鉄線12aの長手方向と同方向に伸びる溝21を形成する。溶接金網が上下に振動して鉄線12aが浮き上がっても鉄線が溝21に嵌合して、スペーサ11が水平面内で回転して鉄線12aから外れるのを防止できる。
【選択図】図5

Description

この発明は、デッキプレートを敷設し格子状の溶接金網を配置しコンクリートを打設してコンクリート床を構築する際に、敷設したデッキプレート上に配置する溶接金網を支持する溶接金網用スペーサ、及びこれを用いた溶接金網構造、及び溶接金網配置施工方法に関する。
デッキプレート上に構造部材としての鉄筋を配置しコンクリートを打設してコンクリート床を構築する場合、鉄筋のデッキプレート上面からの高さ位置を確保するために、一般に、デッキプレート上にスペーサを配置しこのスペーサ上に鉄筋を載せる。
デッキプレート上に、主としてコンクリートのひび割れ防止を目的とする溶接金網を配置してコンクリートを打設する場合も、同様に、デッキプレート上にスペーサを配置しこのスペーサ上に溶接金網を載せる。
この溶接金網は、合成床版を構築する場合は構造部材としての鉄筋なしに配置し、鉄筋コンクリート床の場合は鉄筋とは別に配置する。
溶接金網あるいは鉄筋を支持するスペーサとして、1本の金属線材を加工したものが種々提案されている(特許文献1〜4)。
図11に示すように、特許文献1のスペーサ1は、略逆U字状に折曲した鞍座部2と、その両側からそれぞれ立ち下がる脚杆部3と、各脚杆部3の下端から水平にかつ互いに反対方向に捻ってなる台座部4とを備えた構造である。
このスペーサ1は、台座部4をデッキプレート上に置き、略逆U字状の鞍座部2に鉄筋を圧入嵌合してチャック状態に保持する(実用新案登録請求の範囲、第1図、第2図、第2頁16行〜19行、第5頁第1行〜2行など)。
また、図12(イ)、(ロ)に示すように、特許文献2のスペーサ5は、鉄筋6に巻き付くような形の螺旋環状部7とその両側の脚部(両側杆)8とその下端の足部9とを持つ構造であり、前記螺旋環状部7の内径は“鉄筋の外径と略々等しいかあるいはこれにより小さく設定”されている。したがって、このスペーサ5では、図12(ロ)に示すように、鉄筋6は螺旋環状部7に緊密に貫通する態様で支持される(請求項1、[0015]、図2〜図4など)。
特許文献3のスペーサは、弾力性のある金属線材を、上部ほど径が小さくなる螺旋状、すなわち円錐状輪郭をなす渦巻き螺旋状に屈曲したバネ構造とするとともに、渦巻き螺旋の上端部における螺旋の隙間に鉄筋を横から挟み込んで鉄筋を支持する構造である。
特許文献4も特許文献3と概ね同様である。
実開昭52−86924 特許2649141号 特開平10−2061 特開平9−328867
図11に示した特許文献1のスペーサ1は、鉄筋を保持する鞍座部2が単なる略逆U字状をなすものであるから、鉄筋の保持が確実でなく、鉄筋が鞍座部2から上に外れる恐れがある。特に、鉄筋を格子状に縦横に敷設した後、作業者がその上を歩いて作業をする場合に、鉄筋の上下振動により鉄筋が外れやすい。
鉄筋を鞍座部2に“圧入嵌合させてチャック状態に保持”するとしても、かなり緊密な圧入嵌合状態でないとやはり外れる恐れはあるし、また、あまり緊密に圧入嵌合するのでは、着脱が簡単でなくなり、作業性に欠ける。
図2に示した特許文献2のスペーサ5は、鉄筋6がこれに巻き付くような形の螺旋環状部7に緊密に貫通する態様で保持されるので、鉄筋6がスペーサ5から上に抜ける恐れはないが、スペーサ5が緊密な嵌合力以上の外力を受けてデッキプレート上で回転すると、外れてしまう。
また、鉄筋6を緊密に嵌合する構造では、着脱の作業性に欠ける。
特許文献3、4のスペーサは、渦巻き螺旋状に屈曲したバネ構造をなすが、鉄筋を螺旋の隙間に横から挟み込むだけなので、鉄筋の保持力は弱い。
また、バネ材を用いる必要がある上、渦巻き螺旋状とする加工は簡単でなく、コストも高くなる。
上記特許文献1〜4のスペーサはいずれも構造部材としての鉄筋を支持するスペーサである。これらのスペーサを鉄筋支持用としてでなく、溶接金網を支持するスペーサとして使用するとしても、事情は概ねは同じであるが、溶接金網の場合は、鉄線径が例えば6mmφ程度と細く、1枚のサイズが例えば約2m×1m程度等なので、作業者が溶接金網の上を歩いた時の上下振動は、格子状に敷設した鉄筋の場合より大きい。したがって、スペーサが振動で外れる恐れは強くなる。
このため、スペーサが振動で外れる恐れを一層少なくする必要がある。その場合、スペーサを溶接金網に係合させる作業の作業性が低下しないことが必要である。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、スペーサを溶接金網と係合させる作業が容易であり、敷設した溶接金網の上を作業者が歩いて溶接金網が上下に振動しても、スペーサが溶接金網の鉄線から外れる恐れが少なく、また、安価に製造できる溶接金網用スペーサを提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明は、デッキプレートを敷設し格子状の溶接金網を配置しコンクリートを打設してコンクリート床を構築する際に、敷設したデッキプレート上に配置する溶接金網の鉄線を支持する溶接金網用スペーサであって、
1本の金属線材を屈曲形成してなり、
間隔をおいて上方に伸びる2本の立ち上がり部と、
前記2本の立ち上がり部の上端から互いに近づく方向であって上面から見て間隔をおいて概ね平行に伸びる2本の下側横向き部と、前記2本の下側横向き部の端部から彎曲して立ち上がる弧状部と、前記2つの弧状部の上端間を繋ぐ上側横向き部とを有して、溶接金網の鉄線径Dより大なる高さ方向の内法寸法Hを有する扁平な螺旋状をなしかつ前記下側横向き部と概ね直交する水平方向からみて環状を呈する鉄線支持部と、
前記2本の立ち上がり部の各下端からそれぞれデッキプレート上面に載って互いに離れる方向に伸びる水平な載置部とを備えるとともに、
前記上側横向き部の概ね長手方向中央部の下面に、前記鉄線支持部で支持しようとする鉄線の長手方向と同方向に伸びる溝を形成したことを特徴とする。
ここで、溝が伸びる方向である「鉄線支持部で支持しようとする鉄線の長手方向」とは、溶接金網の鉄線は2つの下側横向き部上のそれぞれ弧状部寄りの位置を通る態様で支持するのが適切なので、概ねそのような鉄線の長手方向であるが、ある程度の幅があり厳格に決定されるものではない。
請求項2は、請求項1の溶接金網用スペーサにおいて、2つの載置部が、それぞれの側の下側横向き部に対して少なくとも鈍角をなす向きで互いに離れる方向に伸びていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1の溶接金網用スペーサにおいて、2つの下側横向き部がそれぞれ、立ち上がり部側が高く弧状部側が低くなるように傾斜していることを特徴とする。
請求項4は、請求項1又は2の溶接金網用スペーサにおいて、2つの下側横向き部におけるそれぞれ立ち上がり部側端部の上面と上側横向き部の下面との高さの差hが溶接金網の鉄線径Dより僅かに小さく、上側横向き部が水平であることを特徴とする。
請求項5は、請求項1〜4のいずれかの溶接金網用スペーサにおいて、2つの立ち上がり部は、互いの上端部間の間隔より下端部間の間隔が狭くなるようにそれぞれ内側に傾斜していることを特徴とする。
請求項6の発明は、デッキプレートを敷設し格子状の溶接金網を配置しコンクリートを打設してコンクリート床を構築する際に用いられる溶接金網構造であって、
デッキプレート上に配置される溶接金網とこれを支持する溶接金網用スペーサとからなり、前記溶接金網用スペーサは、
1本の金属線材を屈曲形成してなり、間隔をおいて上方に伸びる2本の立ち上がり部と、前記2本の立ち上がり部の上端から互いに近づく方向であって上面から見て間隔をおいて概ね平行に伸びる2本の下側横向き部と、前記2本の下側横向き部の端部から彎曲して立ち上がる弧状部と、前記2つの弧状部の上端間を繋ぐ上側横向き部とを有して、溶接金網の鉄線径Dより大なる高さ方向の内法寸法Hを有する扁平な螺旋状をなしかつ前記下側横向き部と概ね直交する水平方向からみて環状を呈する鉄線支持部と、前記2本の立ち上がり部の各下端からそれぞれデッキプレート上面に載って互いに離れる方向に伸びる水平な載置部とを備えるとともに、前記上側横向き部の概ね長手方向中央部の下面に、前記鉄線支持部で支持しようとする鉄線の長手方向と同方向に伸びる溝を形成した構成であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜5のいずれかの溶接金網用スペーサを用いてデッキプレート上に溶接金網を配置する溶接金網配置施工方法であって、
予めデッキプレート上に溶接金網を直接置き、
溶接金網用スペーサを、その鉄線支持部の2つの下側横向き部が溶接金網のデッキプレート長手方向又はデッキプレート幅方向の鉄線を平行に挟むような姿勢にし溶接金網を持ち上げて、鉄線支持部の上側横向き部を前記鉄線に載せ、次いで、溶接金網用スペーサを、その鉄線支持部が鉄線を鉄線長手方向から見て環状に囲む状態となるように回転させ、次いで下部両側の載置部をデッキプレート上に置いて溶接金網の鉄線を下側横向き部にて受けることを特徴とする。
請求項8は、請求項7の溶接金網配置施工方法において、敷設するデッキプレートが長手方向の縦溝を有する断面形状である場合に、溶接金網用スペーサを、その鉄線支持部の2つの下側横向き部が溶接金網のデッキプレート幅方向の鉄線を平行に挟むような姿勢にし前記鉄線を持ち上げて、鉄線支持部の上側横向き部を前記鉄線に載せるとともに、
溶接金網用スペーサの下部両側の載置部を、デッキプレートの前記縦溝内に置くことを特徴とする。
請求項1の発明の溶接金網用スペーサ(以下、場合により単にスペーサと略す)を使用して溶接金網をデッキプレート上で支持する場合、請求項7のような施工方法を採用すると、溶接金網の鉄線がスペーサの環状を呈している鉄線支持部を通過する態様で支持された状態となる。
したがって、鉄線が上側に抜ける可能性については、従来のスペーサの逆略U字状の支持部と異なり、全くない。
ところで、スペーサで支持された溶接金網の上を作業者が歩くと、溶接金網が上下に振動する。その振動で、スペーサの下側横向き部上に載っていた鉄線が下側横向き部から浮き上がったり戻ったりし、その振動でスペーサがデッキプレート上で(すなわち水平面内で)回転する場合が多々ある。そのスペーサの回転が、スペーサの弧状部が鉄線から離れる向きの回転であると、2つの下側横向き部が鉄線と平行になるまで回転する恐れがあり、その時はスペーサが鉄線から外れてしまう。
しかし、本発明のスペーサでは、上側横向き部の下面に溝があるので、溶接金網の振動で鉄線が浮いた時に、鉄線がその溝に嵌って、スペーサが回転するのを極力拘束する。これにより、スペーサが回転して鉄線から外れる恐れを極力少なくすることができる。
また、このスペーサを溶接金網に係合させる場合、溶接金網の鉄線に沿わせ回転させるという簡単な操作で行なえるので、スペーサを溶接金網に係合させる作業の作業性が良好である。
また、スペーサの鉄線支持部を鉄線長さ方向から見た時に呈する環状は、溶接金網の鉄線径Dより大なる高さ方向の内法寸法Hを有する扁平な螺旋状であって、上方にも水平方向にも余裕があり、鉄線を緊密に圧入嵌合させるものでない。この点でも、スペーサを溶接金網と係合させる作業が容易であり、作業性が良好である。
また、渦巻き螺旋状に屈曲したバネ構造のスペーサのような構造と異なり、普通鋼の鉄線を比較的簡単な形状に折曲して製造できるので、安価に製造できる。
請求項2のスペーサによれば、デッキプレート上に載る2つの載置部が、それぞれの側の下側横向き部に対して少なくとも鈍角をなす向きで互いに離れる方向に伸びているので、安定性がよく倒れる恐れが少ない。
請求項3のスペーサによれば、鉄線支持部の2つの下側横向き部が、弧状部側が低くなる傾斜をしているので、スペーサは、鉄線支持部の弧状部が溶接金網の鉄線に接近した位置で安定し、したがって、外れにくい。
請求項4のスペーサによれば、2つの下側横向き部におけるそれぞれ立ち上がり部側端部の上面と上側横向き部の下面との高さの差hが溶接金網の鉄線径Dより僅かに小さく、上側横向き部は水平なので、スペーサの鉄線支持部を溶接金網の鉄線に係合させる際には若干の回転力を加えて係合させる必要があるが、一旦係合した後は、鉄線支持部は鉄線から容易に外れず、スペーサが溶接金網から外れる恐れは少ない。
スペーサの2本の立ち上がり部は、上から荷重が加わった時、それぞれ外側に拡がるように変形し易いが、請求項5のスペーサによれば、2つの立ち上がり部がそれぞれ内側に傾斜しているので、上からの荷重に対する強度が大である。
請求項7の溶接金網配置施工方法は、請求項1〜5のスペーサを用いて溶接金網をデッキプレート上に配置する施工方法として、最も適切である。
敷設するデッキプレートが長手方向の縦溝を有する断面形状である場合に、請求項8の溶接金網配置施工方法のように、スペーサの下部両側の載置部を前記縦溝内に置くと、スペーサの回転は拘束され、スペーサが溶接金網から外れることを有効に防止できる。
本発明の一実施例の溶接金網用スペーサの正面図である。 図1の溶接金網用スペーサの平面図である。 図1の溶接金網用スペーサの左側面図である。 上記溶接金網用スペーサを用いて溶接金網をデッキプレート上に配置した状態を示す斜視図である。 図4の要部拡大図である。 図5の要部平面図である。 図6の右側面図である。 溶接金網が振動しても溶接金網用スペーサが容易に外れないことを説明するもので、図7の要部拡大図である。 溶接金網用スペーサを図6のように溶接金網の鉄線に係合させる要領を説明する図である。 溶接金網用スペーサの載置部をデッキプレートの山部中央の縦溝に配置する場合の実施例を示す平面図である。 従来のスペーサの一例を示す斜視図である。 従来の他のスペーサを示すもので、(イ)は斜視図、(ロ)はスペーサで鉄筋を支持した状態を示す図である。
以下、本発明の溶接金網用スペーサ、及びこれを用いた溶接金網構造、及び溶接金網配置施工方法の実施例を、図1〜図10を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例の溶接金網用スペーサ11の正面図、図2は同平面図、図3は同左側面図、図4は上記溶接金網用スペーサ11を用いて溶接金網をデッキプレート10上に配置した状態を示す斜視図、図5は図4の要部拡大図、図6は図5の要部の平面図、図7は図6の右側面図である。
この溶接金網用スペーサ11は、例えば図4のように山部10aと谷部10bとが交互に配置された断面形状のデッキプレート10を図示略の梁間に掛け渡して敷設し、格子状の溶接金網12を配置し、次いでコンクリートを打設してコンクリート床を構築する際に、敷設したデッキプレート10上に配置する溶接金網12の鉄線12aを支持するためのものである。
図示例のデッキプレート10は山部10aの両側の斜面部にカギ部10cを有し、山部10aの中央に縦溝10dを有する断面形状である。
通常用いる溶接金網12は、例えば鉄線径Dが6mm、メッシュが100×100mmあるいは150×150mm等である。
この溶接金網用スペーサ(以下、場合により単にスペーサと略す)11は、例えば線径5〜6mmφ程度の1本の金属線材を屈曲形成してなり、間隔をおいて上方に伸びる2本の立ち上がり部13と、両立ち上がり部13間に形成された鉄線支持部14と、前記2本の立ち上がり部13の各下端からそれぞれ水平に折曲されてデッキプレート10の上面に載る水平な載置部15とを備えている。
前記鉄線支持部14は、図1にも示すように前記2本の立ち上がり部13の上端から互いに近づく方向であって、かつ、図2にも示すように上面から見て間隔をおいて概ね平行に伸びる2本の下側横向き部17と、前記2本の下側横向き部17の端部からそれぞれ彎曲して立ち上がった弧状部18と、前記弧状部18の上端部間を繋ぐ水平な上側横向き部19とを有している。
この鉄線支持部14は、前記下側横向き部17と前記弧状部18と前記上側横向き部19とで、溶接金網12の鉄線12aの径D(図8参照)より大なる高さ方向の内法寸法H(図1参照)を有する扁平な螺旋状をなしており、下側横向き部17と直交する水平方向からみて、図1に示すように環状を呈する(環状に見える)形状である。
前記両側の載置部15は、それぞれの側の下側横向き部17に対して鈍角(図1で角度θ)をなす向きで互いに離れる方向に伸びている。図示例の載置部15の下側横向き部17に対する角度θは180°に近い角度(概ねθ=165°程度)である。
本発明ではさらに、上側横向き部19の概ね長手方向中央部の下面に、鉄線支持部14で支持しようとする溶接金網12の鉄線12aの長手方向と同方向に伸びる溝21を形成している。ここで、溝21が伸びる方向である「鉄線支持部14で支持しようとする鉄線12aの長手方向」とは、図6に示された溝21の方向である。
すなわち、溶接金網12の鉄線12aは2つの下側横向き部14上のそれぞれ弧状部18寄りの位置を通る態様で支持するのが適切なので、そのような鉄線12aの長手方向である。なお、図6では溶接金網12のデッキプレート長手方向の鉄線12aは省略している(後述の図9、図10も同様)。
実施例の溝21の形状は、鉄線12aの半径(D/2)より若干大なる半径の円弧断面溝で、深さは鉄線12aの半径(D/2)より若干浅くしている。
実施例の鉄線支持部14における2つの下側横向き部17はそれぞれ、図1にも示すように、立ち上がり部13側が高く弧状部18側が低くなるように傾斜している。一方、上側横向き部19は水平である。
そして、2つの下側横向き部17におけるそれぞれ立ち上がり部13側の端部の上面と上側横向き部19の下面との高さの差h(図1参照)が溶接金網12の鉄線12aの径Dより僅かに小さくなっている。
また、2つの立ち上がり部13は、図1又は図7に示すように、互いの上端部間の間隔(M又はM)より下端部間の間隔(L又はL)が狭くなるようにそれぞれ内側に傾斜している。図1の間隔L、Mは正面図での間隔であり、下側横向き部17と直交する方向から見た間隔である。図7の間隔L、Mは溝21の長手方向(鉄線12aの長手方向)から見た間隔である。
上記のスペーサ11を使用して溶接金網12をデッキプレート10上に配置する要領について説明する。
予めデッキプレート10上に溶接金網12を直接置く。
次いで、スペーサ11を、図9に示すように、その鉄線支持部14の2つの下側横向き部17が溶接金網12の図示例ではデッキプレート幅方向(図9で左右方向)に伸びる鉄線12aを平行に挟むような姿勢にし、溶接金網12を持ち上げて、鉄線支持部14の上側横向き部19を鉄線12aに載せる。
次いで、図9の矢印のように水平面内で回転させて、図6のように、鉄線12aが2つの下側横向き部17上のそれぞれ弧状部18寄りの位置を通るようにして、鉄線12aを下側横向き部17にて受け、載置部15をデッキプレート12の上面に置くと、鉄線12aがスペース1で支持される。
この状態を鉄線長手方向から見ると、図7のように、鉄線支持部14が鉄線12aを鉄線長手方向から見て環状に囲む態様となっている。
このように、溶接金網12の鉄線12aがスペーサ11の環状を呈している鉄線支持部14を通過する態様で支持された状態となるので、鉄線12aが上側に抜ける可能性については、図11で説明した従来のスペーサ1の逆略U字状の支持部2と異なり、全くない。
1枚の溶接金網12について適宜の複数箇所を、上記の要領でスペーサ11で支持すると、溶接金網12が図4のような状態でデッキプレート10上に配置される。
このようにスペーサ11で支持された溶接金網12の上を作業者が歩くと、溶接金網12が上下に振動する。その振動で、スペーサ11の下側横向き部17上に載っていた鉄線12aが下側横向き部17から浮き上がったり戻ったり(下側横向き部17上に載ったり)し、その振動でスペーサ11がデッキプレート10上で(すなわち水平面内で)回転する場合が多々ある。そのスペーサ11の回転が、スペーサ11の弧状部18が鉄線12aから離れる向きの回転(図6で反時計回り方向の回転)であると、2つの下側横向き部17が鉄線12aと平行になるまで回転する恐れがあり、その時はスペーサ11が鉄線12aから外れてしまう。
しかし、本発明のスペーサ11では、上側横向き部19の下面に溝21があるので、溶接金網12の振動で鉄線12aが浮き上がった時に、例えば図8に2点鎖線で示す鉄線12a’のように鉄線12a’が溝21に嵌って、スペーサ11の回転を拘束する。また、必ずしも直接には溝21に嵌らなくても、2点鎖線で示す鉄線12a”のように鉄線12a”が溝21の肩に当たってから溝21に嵌る場合もあり、やはりスペーサ11の回転を拘束する。
なお、振動時のスペーサ11は、一度浮き上がっただけで鉄線12aから外れるほどに回転することは少ないので、必ず時も鉄線12aが浮き上がると必ず溝21に嵌るという必要はない(鉄線12aが浮き上がっても溝21に嵌らないという場合が時にあっても、あまり問題はない)。
これにより、溶接金網12に作業者が乗った時等の溶接金網12の振動で、スペーサ21が回転して鉄線12aから外れる恐れを極力防止できる。
また、鉄線支持部14の2つの下側横向き部17が、弧状部18側が低くなる傾斜をしているので、スペーサ11は、鉄線支持部14の弧状部18が溶接金網12の鉄線12aに接近した位置(図6のような位置)で安定する。すなわち、スペーサ11が図6で反時計回り方向に回転するときは、相対的に鉄線12aが下側横向き部17の高くなる側(図7、図8では左側)に移動することになるので、鉄線12aを持ち上げなければならず、したがって、外れにくい。
さらに、この実施例では、傾斜した2つの下側横向き部17におけるそれぞれ立ち上がり部側端部13の上面(高い側の上面)と水平な上側横向き部19の下面との高さの差h(図1参照)が溶接金網12の鉄線12aの径Dより僅かに小さいので、スペーサ11の鉄線支持部14を溶接金網12の鉄線12aに係合させる際には若干の回転力を加えて係合させる必要があるが、一旦係合した後は、鉄線支持部14は鉄線12aから容易に外れない。したがって、この点でも、スペーサ11が溶接金網12から外れる恐れは少ない。
なお、仮に上側横向き部19が水平でなく上に凸に大きく湾曲した形状であるとすると、相対的に鉄線12aが鉄線支持部14に対して水平に回転して下側横向き部17の立ち上がり部13側の高い部分に当たった時に、鉄線12aが上に逃げることが可能となり、外れ防止作用が損なわれる。したがって、上側横向き部19は厳格に水平でなくても、概ね水平にするのが適切である。
また、スペーサ11の2本の立ち上がり部13は、上から荷重が加わった時、それぞれ外側に拡がるように変形し易いが、この実施例のスペーサ11では、2つの立ち上がり部13がそれぞれ内側に傾斜しているので、上からの荷重に対する強度が大である。
また、このスペーサ11を溶接金網12に係合させる場合、図9について説明したように、溶接金網12の鉄線12aに沿わせ回転させるという簡単な操作で行なえるので、スペーサ11を溶接金網12に係合させる作業の作業性が良好である。
また、スペーサ11の鉄線支持部14を鉄線長さ方向から見た時に呈する環状は、溶接金網12の鉄線径Dより大なる高さ方向の内法寸法Hを有する扁平な螺旋状であって、上方にも水平方向にも余裕があり、従来の図12のスペーサ5と異なり、鉄線12aを緊密に圧入嵌合させるものでない。この点でも、スペーサ11を溶接金網12と係合させる作業が容易であり、作業性が良好である。
また、渦巻き螺旋状に屈曲したバネ構造のスペーサのような構造と異なり、普通鋼の鉄線を比較的簡単な形状に折曲して製造できるので、安価に製造できる。
上記実施例の説明では、スペーサ11を図4〜6のように、両側の載置部15をデッキプレート10の山部10aの平坦な部分に載せて用いたが、図10に示すように、スペーサ11の両側の載置部15をデッキプレート10の山部10aの中央の縦溝12dに置くこともできる。
この場合、載置部15が縦溝12d内にあるので、スペーサ11の回転は防止され、スペーサ11が溶接金網12から外れることを有効に防止できる。
鉄線支持部14の上側横向き部19は実施例のように水平であるのが適切であるが、厳格に水平である必要はなく、若干であれば上に凸の湾曲形状でもよい。
載置部15の下側横向き部17に対する角度θ(図1参照)は少なくとも鈍角であるが、その角度θは実施例のように180°に近い角度、例えば180°±35°の範囲内にするのが適切である。
また、実施例では載置部15が下側横向き部17に対して外側(上側横向き部19と反対側)に折れ曲がっているが、これとは逆に下側横向き部17に対して内側(上側横向き部19の側)に折れ曲がったものとすることもできる。
また、実施例の載置部15は単なる直線状であるが、直線状部の先端から同じ水平面内で屈曲して延びる屈曲延長部を持つものでもよい。また、例えば図11に示した従来のスペーサ1の台座部4のように円弧状をなすものでもよい。要するに、下側横向き部17に対して少なくとも鈍角をなす向きに伸びて、デッキプレート10の上面に安定して載る形状であればよい。
なお、溝21が伸びる方向である「鉄線支持部で支持しようとする鉄線の長手方向」とは、概ね実施例のように、鉄線12aが2つの下側横向き部17上のそれぞれ弧状部18寄りの位置を通る場合の鉄線12aの長手方向であるが、ある程度の幅があり厳格に決定されるものではない。
また、実施例の溝21は、鉄線12aの半径(D/2)より若干大なる半径の円弧断面溝で、深さは鉄線12aの半径(D/2)より若干浅くしているが、溝21の形状はこれに限定されるものでなく、例えば矩形溝、その他の断面形状とすることも考えられ、深さも適宜設定できる。要するに、溶接金網12の振動で鉄線12aが浮き上がって上側横向き部19に当たる時に、鉄線12aを嵌合させてあるいは嵌合しない場合でも、相対的に鉄線12aが横方向にずれるのを防ぐ作用をする断面形状であればよい。
実施例では、溶接金網12の縦横の鉄線12aのうちデッキプレート幅方向に延びる鉄線をスペーサ11で支持するものとして説明したが、デッキプレート長手方向に延びる鉄線を支持することも当然可能である。
図示例のデッキプレート10は山部10aの両側の斜辺部にカギ部10cを持つ構造でいわゆる合成床版用のデッキプレートであるが、カギ部等のない通常のデッキプレートに適用できることは勿論である。さらに、対象とするデッキプレートは必ずしも波形をなすものでなくてもよい。
10 デッキプレート
10a 山部
10b 谷部
10d 縦溝
11 スペーサ(溶接金網用スペーサ)
12 溶接金網
12a 鉄線
13 立ち上がり部
14 鉄線支持部
15 載置部
17 下側横向き部
18 弧状部
19 上側横向き部
21 溝
D (溶接金網の)鉄線の径
H (鉄線支持部の)高さ方向の内法寸法
h 下側横向き部の立ち上がり部側の端部上面と上側横向き部の下面との高さの差
(L) 2つの立ち上がり部の下端部間の間隔
(M) 2つの立ち上がり部の上端部間の間隔

Claims (8)

  1. デッキプレートを敷設し格子状の溶接金網を配置しコンクリートを打設してコンクリート床を構築する際に、敷設したデッキプレート上に配置する溶接金網の鉄線を支持する溶接金網用スペーサであって、
    1本の金属線材を屈曲形成してなり、
    間隔をおいて上方に伸びる2本の立ち上がり部と、
    前記2本の立ち上がり部の上端から互いに近づく方向であって上面から見て間隔をおいて概ね平行に伸びる2本の下側横向き部と、前記2本の下側横向き部の端部から彎曲して立ち上がる弧状部と、前記2つの弧状部の上端間を繋ぐ上側横向き部とを有して、溶接金網の鉄線径Dより大なる高さ方向の内法寸法Hを有する扁平な螺旋状をなしかつ前記下側横向き部と概ね直交する水平方向からみて環状を呈する鉄線支持部と、
    前記2本の立ち上がり部の各下端からそれぞれデッキプレート上面に載って互いに離れる方向に伸びる水平な載置部とを備えるとともに、
    前記上側横向き部の概ね長手方向中央部の下面に、前記鉄線支持部で支持しようとする鉄線の長手方向と同方向に伸びる溝を形成したことを特徴とする溶接金網用スペーサ。
  2. 前記2つの載置部が、それぞれの側の下側横向き部に対して少なくとも鈍角をなす向きで互いに離れる方向に伸びていることを特徴とする請求項1記載の溶接金網用スペーサ。
  3. 2つの下側横向き部がそれぞれ、立ち上がり部側が高く弧状部側が低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1記載の溶接金網用スペーサ。
  4. 2つの下側横向き部におけるそれぞれ立ち上がり部側端部の上面と上側横向き部の下面との高さの差hが溶接金網の鉄線径Dより僅かに小さく、上側横向き部が水平であることを特徴とする請求項1又は2記載の溶接金網用スペーサ。
  5. 2つの立ち上がり部は、互いの上端部間の間隔より下端部間の間隔が狭くなるようにそれぞれ内側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の溶接金網用スペーサ。
  6. デッキプレートを敷設し格子状の溶接金網を配置しコンクリートを打設してコンクリート床を構築する際に用いられる溶接金網構造であって、
    デッキプレート上に配置される溶接金網とこれを支持する溶接金網用スペーサとからなり、前記溶接金網用スペーサは、
    1本の金属線材を屈曲形成してなり、間隔をおいて上方に伸びる2本の立ち上がり部と、前記2本の立ち上がり部の上端から互いに近づく方向であって上面から見て間隔をおいて概ね平行に伸びる2本の下側横向き部と、前記2本の下側横向き部の端部から彎曲して立ち上がる弧状部と、前記2つの弧状部の上端間を繋ぐ上側横向き部とを有して、溶接金網の鉄線径Dより大なる高さ方向の内法寸法Hを有する扁平な螺旋状をなしかつ前記下側横向き部と概ね直交する水平方向からみて環状を呈する鉄線支持部と、前記2本の立ち上がり部の各下端からそれぞれデッキプレート上面に載って互いに離れる方向に伸びる水平な載置部とを備えるとともに、前記上側横向き部の概ね長手方向中央部の下面に、前記鉄線支持部で支持しようとする鉄線の長手方向と同方向に伸びる溝を形成した構成であることを特徴とする溶接金網構造。
  7. 請求項1〜5のいずれかの溶接金網用スペーサを用いてデッキプレート上に溶接金網を配置する溶接金網配置施工方法であって、
    予めデッキプレート上に溶接金網を直接置き、
    溶接金網用スペーサを、その鉄線支持部の2つの下側横向き部が溶接金網のデッキプレート長手方向又はデッキプレート幅方向の鉄線を平行に挟むような姿勢にし溶接金網を持ち上げて、鉄線支持部の上側横向き部を前記鉄線に載せ、次いで、溶接金網用スペーサを、その鉄線支持部が鉄線を鉄線長手方向から見て環状に囲む状態となるように回転させ、次いで下部両側の載置部をデッキプレート上に置いて溶接金網の鉄線を下側横向き部にて受けることを特徴とする溶接金網配置施工方法。
  8. 敷設するデッキプレートが長手方向の縦溝を有する断面形状である場合に、溶接金網用スペーサを、その鉄線支持部の2つの下側横向き部が溶接金網のデッキプレート幅方向の鉄線を平行に挟むような姿勢にし前記鉄線を持ち上げて、鉄線支持部の上側横向き部を前記鉄線に載せるとともに、
    溶接金網用スペーサの下部両側の載置部を、デッキプレートの前記縦溝内に置くことを特徴とする請求項7記載の溶接金網配置施工方法。
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