JP2010188954A - 動力源始動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転する権限のない人が正当な運転者になりすますことを防止して、車両等の移動体のセキュリティを強化する。
【解決手段】運転者が蓋ロック機構付きBOX11の蓋を開けた状態でICカード30を記憶媒体装着部16に装着し、蓋を閉じる(同時に、蓋はロックされる)と、カード有無/蓋開閉状態検知センサ15は、ICカード30が記憶媒体装着部16に装着されたことと蓋が閉じられたことを検知し、その旨を検知情報として制御PC12に伝える。制御PC12は、検知情報を受け取って初めて、ICカードリーダ14を介して、ICカード30の情報を取得する。制御PC12は、取得した情報に基づき、運転者に運転権限があると判断したときは、スイッチ13をONして車両駆動制御回路21に車両のエンジンを始動させる。蓋ロック機構付きBOX11の蓋は、エンジンが停止されて初めてロックが解除されるようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、動力源始動制御装置に関するものである。本発明は、特に、IC(集積回路)カードロック機構付きのエンジン始動制御装置に関するものである。
車両(自動車、フォークリフト等)を運転できる人を制限する方法として、車両の運転キー(鍵)を管理し、運転許可のある人のみに運転キーを使用できるようにして、運転権限を制限するのが一般的である。このように運転キーを管理して運転者を制限する方式以外に、ICカードに運転権限の有無を記録しておき、ICカード情報をICカードリーダ等にて読み込ませ、読み込んだ情報(運転権限の有無)を認証装置で確認し、運転権限がある場合のみ、認証装置から車両の駆動制御許可を出す(エンジンを始動する)仕組みがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−346388号公報
上記のようにICカードをICカードリーダにかざす等によりICカード情報を読み込んで運転者を制限する方式の場合、例えば運転許可のある人がICカードをICカードリーダにかざして、一旦車両の駆動制御許可が出されてしまうと、それ以降は運転許可のない人でも車両の運転ができてしまうという、いわゆる“運転手のなりすまし”ができ、セキュリティ的な欠点があることが課題であった。
本発明は、例えば、車両等の移動体のセキュリティを強化することを目的とする。
本発明の一の態様に係る動力源始動制御装置は、
動力源と前記動力源を駆動制御する駆動制御装置とを搭載した移動体に設置され、前記駆動制御装置に対して前記動力源の始動の許否を示す信号を送信する動力源始動制御装置であって、
前記移動体の運転者の権限を判定するための権限データが格納された記憶媒体を着脱自在に装着する記憶媒体装着部と、
前記記憶媒体装着部に装着された記憶媒体から前記権限データを読み取る記憶媒体読み取り部と、
前記記憶媒体読み取り部により読み取られた権限データに基づいて前記運転者に前記移動体を運転する権限があるか否かを判定する権限判定部と、
前記権限判定部により前記運転者に前記移動体を運転する権限があると判定された場合、前記駆動制御装置に対して前記動力源の始動を許可する信号を送信する動力源始動制御部と、
前記動力源始動制御部により送信された信号に従って前記駆動制御装置が前記動力源を始動した後、前記動力源が停止するまで、前記記憶媒体を前記記憶媒体装着部から取り外せない状態を保持するロック機構とを備えることを特徴とする。
本発明の一の態様によれば、動力源と前記動力源を駆動制御する駆動制御装置とを搭載した移動体に設置され、前記駆動制御装置に対して前記動力源の始動の許否を示す信号を送信する動力源始動制御装置に、前記移動体の運転者の権限を判定するための権限データが格納された記憶媒体を着脱自在に装着する記憶媒体装着部と、前記動力源の始動を許可する信号に従って前記駆動制御装置が前記動力源を始動した後、前記動力源が停止するまで、前記記憶媒体を前記記憶媒体装着部から取り外せない状態を保持するロック機構とを設けたことにより、運転する権限のない人が正当な運転者になりすますことを防止して、車両等の移動体のセキュリティを強化することができる。
実施の形態1に係る動力源始動制御装置が搭載された車両を示す図である。 実施の形態1に係る動力源始動制御装置の構成を示すブロック図である。 ICカードをICカードリーダにかざす方式の課題を示す図である。 実施の形態1に係る動力源始動制御装置の一部である蓋ロック機構付きBOXの外観例を示す斜視図及び側面図である。 実施の形態1に係る蓋ロック機構付きBOXの本体側の内部構成例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る蓋ロック機構付きBOXの本体側の内部構成例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る蓋ロック機構付きBOXの蓋側の構成例を示す斜視図及び側面図である。 実施の形態1に係る蓋ロック機構付きBOXの蓋ロック機構の仕組みを示す図である。 実施の形態1に係る蓋ロック機構付きBOXの内部構成例を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
以下では、例えばIC(集積回路)カードを用いた車両の駆動制御に関連して、ICカードをICカードリーダへ読み込ませる機構を工夫する(後述するICカードロック機構を設ける)ことで、車両の運転者(車両の駆動許可者)を限定し、運転者のなりすましを防止し、セキュリティを強化できる方法について説明する。
まず、全体構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る動力源始動制御装置10が搭載された車両20を示す図である。
図1において、動力源始動制御装置10は、車両20内(例えば、運転手の手元付近)に設置されている。車両20には、車両駆動制御回路21、エンジン22等が搭載されている。車両駆動制御回路21は、例えばキースイッチ操作回路等であり、エンジン22を駆動制御する駆動制御装置の一例である。エンジン22は、動力源の一例であり、車両20を駆動可能なものであれば、モータ(例えば、車両20が電気自動車の場合)等であってもよい。動力源始動制御装置10は、車両駆動制御回路21に接続されており、車両駆動制御回路21に対してエンジン22の始動の許否を示す信号を送信する。なお、図中、車両20の例として乗用車を示しているが、車両20はフォークリフト、その他の自動車、あるいは、列車等であってもよい。また、車両20は移動体の一例であり、本実施の形態は車両20以外にも、例えば船舶、航空機等に適用可能である。
図2は、動力源始動制御装置10の構成を示すブロック図である。
動力源始動制御装置10は、蓋ロック機構付きBOX11、制御PC12(パーソナルコンピュータ又はマイクロコンピュータ)、及び、スイッチ13等で構成される。蓋ロック機構付きBOX11には、ICカードリーダ14とカード有無/蓋開閉状態検知センサ15が収納されている。蓋ロック機構付きBOX11には、ICカード30(社員証等)を着脱自在に装着する記憶媒体装着部16が備わっている。また、蓋ロック機構付きBOX11には、その名のとおり、蓋ロック機構が備わっている。
運転者が蓋ロック機構付きBOX11の蓋を開けた状態でICカード30を記憶媒体装着部16に装着し、蓋を閉じる(同時に、蓋はロックされる)と、カード有無/蓋開閉状態検知センサ15は、ICカード30が記憶媒体装着部16に装着されたこと(ICカード30があること)と、蓋が閉じられたことを検知し、その旨を検知情報として制御PC12に伝える。制御PC12は、検知情報を受け取って初めて、ICカードリーダ14を介して、ICカード30の情報を取得する。制御PC12は、取得したICカード30の情報から、運転者の車両20についての運転権限を判別し、運転権限があると判断したときは、スイッチ13をONする制御を行う。スイッチ13は、車両駆動制御回路21と接続されており、スイッチ13がONになることで、車両20を駆動することが可能となる。また、蓋ロック機構付きBOX11の蓋は、車両20の駆動が開始された後、駆動が停止されて初めてロックが解除されるようになっている。
ICカード30は、上記の情報として、車両20の運転者の権限を判定するための権限データが格納された記憶媒体の一例である。また、本実施の形態では、ICカード30は、権限データとともに、特定の場所への入場時に運転者を認証するための認証データを格納しており、社員証等を兼ねているものとする。なお、ICカード30が認証データを格納することは必須ではなく、権限データのみを格納していてもよい。
ICカードリーダ14は、記憶媒体読み取り部17を備える。記憶媒体読み取り部17は、記憶媒体装着部16に装着されたICカード30から権限データを無線通信により読み取って制御PC12に送信する。
なお、本実施の形態では、記憶媒体装着部16をICカードリーダ14とは分離して蓋ロック機構付きBOX11の中に設けているが、記憶媒体装着部16をICカードリーダ14自体に実装してもよい。いずれの形態においても、記憶媒体装着部16は、蓋ロック機構付きBOX11の本体に収納される。
制御PC12は、権限判定部18、動力源始動制御部19を備える。権限判定部18は、ICカード30が記憶媒体装着部16に装着されており(カード有の状態)、かつ、蓋ロック機構付きBOX11の蓋が閉じられている(蓋閉の状態)ことがカード有無/蓋開閉状態検知センサ15にて検知されているか確認する。権限判定部18は、カード有かつ蓋閉の状態が確認できた場合、ICカードリーダ14の記憶媒体読み取り部17にICカード30から権限データを読み取らせ、読み取らせた権限データを記憶媒体読み取り部17から受信する。そして、権限判定部18は、受信した権限データに基づいて運転者(ICカード30の所有者)に車両20を運転する権限があるか否かを判定する。動力源始動制御部19は、権限判定部18により当該運転者に車両20を運転する権限があると判定された場合、車両駆動制御回路21に対してエンジン22の始動を許可する信号を送信する。本実施の形態では、この場合、動力源始動制御部19は、スイッチ13を閉じて(ONにして)車両駆動制御回路21へエンジン22の始動を指令する信号を送信する。
なお、本実施の形態では、権限判定部18は、カード有かつ蓋閉の状態が確認できた場合にのみ、ICカードリーダ14の記憶媒体読み取り部17から権限データを受信するが、カード有の状態さえ確認できれば、権限データを受信するようにしてもよい。この場合、動力源始動制御部19は、蓋ロック機構付きBOX11の蓋が閉じられている(蓋閉の状態)ことがカード有無/蓋開閉状態検知センサ15にて検知されているか確認する。動力源始動制御部19は、権限判定部18により運転者に車両20を運転する権限があると判定され、かつ、蓋閉の状態が確認できた場合にのみ、車両駆動制御回路21に対してエンジン22の始動を許可する信号を送信する。いずれの形態においても、動力源始動制御部19は、権限判定部18により運転者に車両20を運転する権限があると判定され、かつ、蓋ロック機構付きBOX11の蓋が閉じられている場合にのみ、車両駆動制御回路21に対してエンジン22の始動を許可する信号を送信する。
蓋ロック機構付きBOX11に備えられた蓋ロック機構は、制御PC12の動力源始動制御部19により送信された信号に従って車両駆動制御回路21がエンジン22を始動した後、エンジン22が停止するまで、蓋を閉状態でロックする。これにより、ICカード30を記憶媒体装着部16から取り外せない状態を保持する。
なお、本実施の形態では、蓋ロック機構によってICカードロック機構を実現しているが、他のロック機構によってICカードロック機構を実現しても構わない。例えば、ICカードリーダ14自体に、エンジン22の始動後、エンジン22が停止するまでICカード30を記憶媒体装着部16から取り外せない状態を保持するロック機構が備わっていてもよい。
上記のように、本実施の形態では、車両20に設置された動力源始動制御装置10が、車両20を運転できる人を判別するのに、ICカード30に書き込まれた運転権限情報(権限データとして保存される情報)をICカードリーダ14で参照することで、車両20の駆動許可/不許可の判断を行う。動力源始動制御装置10は、車両20の駆動許可を判断すると、車両駆動制御回路21に車両20のエンジン22を始動させる。仮に、動力源始動制御装置10が蓋ロック機構付きBOX11を備えておらず、図3に示すように、ICカード30を単にICカードリーダ14にかざすだけの方式を採用している場合、一旦車両20のエンジン22が始動されてしまうと、それ以降は運転許可のない人でも車両20の運転ができてしまう(いわゆる“運転手のなりすまし”が可能となる)ことになる。また、車両20のエンジン22を始動させた後、そのICカード30を使って、同様のICカードリーダ14を搭載した他の車両のエンジンも始動させることが可能であり、運転権限のある1人の運転手が複数車両のエンジンを始動させ、他の運転権限のない人にそれぞれの車両を運転させること(いわゆる“運転手のなりすまし”)も可能となってしまう。これに対し、本実施の形態では、蓋ロック機構付きBOX11内にICカードリーダ14を搭載し、ICカード30を蓋ロック機構付きBOX11内に収納し、蓋を閉じた時点で初めてICカード30をICカードリーダ14に読み込ませる方式を採用している。そして、一旦蓋をすると、車両20のエンジン22を停止するまでは、蓋がロックされたままとなり、ICカード30を取り出せないようにしている。
このような方式をとることで、本実施の形態では、エンジン22の始動後すぐにICカード30を他の運転手に貸したり返したり、他の車両のICカードリーダ14に読み込ませたりすることができないようにしている。また、社員証等で構内の入出管理等を行っている場合、社員証等をICカード30とする(前述したように、ICカード30に権限データとともに認証データを格納する)ことで、ICカード30は肌身離さず携帯しておく必要があるものにし、ICカード30を置き去りにしたまま、他の運転手に交代することができないようにしている。よって、本実施の形態によれば、運転手のなりすましを防止し、セキュリティを強化することができる。
次に、動作について説明する。
図4(a)は、蓋ロック機構付きBOX11の外観例を示す斜視図である。図4(b)は、図4(a)の蓋ロック機構付きBOX11をAから見た側面図である。
図4(a)において、蓋ロック機構付きBOX11は、一部が開口された本体側41(本体)と、本体側41の開口された部分を、図4(b)に示したように開閉自在に覆う蓋側42(蓋)とで構成されている。
図5及び図6は、蓋ロック機構付きBOX11の本体側41の内部構成例を示す斜視図である。
図5には、ICカードリーダ14と、カード有無/蓋開閉状態検知センサ15の一部であるカード有無検知センサ15aの設置例を示している。カード有無検知センサ15aは、例えばフォトセンサ等である。図5の例では、カード有無検知センサ15aの中央に設けられた凹溝が記憶媒体装着部16を形成している。ICカード30が記憶媒体装着部16に装着されると、ICカード30によって光の照射経路が遮られるため、カード有無検知センサ15aは、ICカード30があることを検知できる。図6には、カード有無/蓋開閉状態検知センサ15の一部である蓋開閉状態検知センサ15bと、蓋ロック用ストッパ43の設置例を示している。蓋開閉状態検知センサ15bは、例えばフォトセンサ等である。蓋が閉じられると、後述するように光の照射経路が遮られるため、蓋開閉状態検知センサ15bは、蓋が閉まったことを検知できる。蓋ロック用ストッパ43の機能については後述する。なお、蓋ロック機構付きBOX11の本体側41は、実際には、図5及び図6の両方の構成品が全て設置された状態となる(便宜上、図5及び図6で分けて示している)。
図7(a)は、蓋ロック機構付きBOX11の蓋側42の構成例を示す斜視図である。図7(b)は、図7(a)の蓋側42をBから見た側面図である。
蓋開閉状態検知センサ15bが、蓋が閉まった状態を検知できるように、蓋側42には、蓋開閉検知用板金44が設置されている。蓋が閉じられると、この蓋開閉検知用板金44によって光の照射経路が遮られるため、蓋開閉状態検知センサ15bは、蓋が閉まったことを検知できる。蓋側42には、蓋をロックできるように、ストッパ金具45及び電磁ソレノイド46も設置されている。ストッパ金具45は、電磁ソレノイド46から出ている棒47の先端に取り付けられている。電磁ソレノイド46は、導通(通電)の有無により、棒47の状態を制御する。具体的には、電磁ソレノイド46は、導通有で棒47を吸引し、導通無で棒47を復帰させる。つまり、電磁ソレノイド46が通電されると棒47が引っ込んでストッパ金具45が変位し、電磁ソレノイド46が通電されなくなるとバネの力により棒47が伸びて、ストッパ金具45が元の位置に戻る)。
図8は、蓋ロック機構付きBOX11の蓋ロック機構の仕組みを示す図である。
図8に、蓋を閉じたときに、蓋がロックされる仕組みの例を示す。蓋を閉じようとすると、ストッパ金具45が蓋ロック用ストッパ43に干渉するが、そのまま蓋を閉じると、ストッパ金具45がテーパー状(傾斜)になっているため、棒47が引っ込み、ストッパ金具45が蓋ロック用ストッパ43の下に潜り込むことになる。その結果、今度は蓋を開けようとしても、ストッパ金具45が蓋ロック用ストッパ43に干渉し、蓋が開かないようになる(ロック状態)。
図9は、蓋ロック機構付きBOX11の内部構成例を示す側面図である。
図9に、ICカード30を記憶媒体装着部16に装着し(前述したように、ICカードリーダ14自体に記憶媒体装着部16を設けている場合には、ICカード30をICカードリーダ14に挿入等することになる)、蓋ロック機構付きBOX11の蓋を閉めたときの状態を示す。ICカード30を記憶媒体装着部16に装着し、蓋を閉じることで、蓋開閉検知用板金44が蓋開閉状態検知センサ15bで検知され、ICカード30がカード有無検知センサ15aで検知される。また、ストッパ金具45が蓋ロック用ストッパ43の下側になるため、蓋がロックされる。この状態で、制御PC12がICカード30のデータ内の運転権限を判別し、運転権限がある場合はスイッチ13をONとし、車両20のエンジン22の駆動が可能となる。一旦エンジン22が駆動すると、エンジン22を停止するまでは、電磁ソレノイド46は非導通の状態としておき、棒47は復帰(伸びる)状態を維持することで、蓋ロック状態を保つ。エンジン22が停止されると、電磁ソレノイド46を導通の状態として、棒47を吸引(引っ込む)させ、蓋ロック状態を解除することで、蓋を開けてICカード30を取り出すことができる。本実施の形態では、このような仕組みを採用することで、ICカード30を記憶媒体装着部16に装着し(あるいは、ICカードリーダ14に挿入等し)、車両20のエンジン22を始動した後に、同じICカード30を使って他の車両のエンジンを始動したりする運転手のなりすましを防止し、セキュリティを強化することができる。また、本実施の形態では、ICカード30を置き去りにしたまま、他の運転手に交代することができない(ICカード30で構内の出入り管理等を行っている場合、ICカード30は肌身離さず携帯しておく必要がある)ことを利用し、運転手のなりすましを防止し、セキュリティを強化することができる。
10 動力源始動制御装置、11 蓋ロック機構付きBOX、12 制御PC、13 スイッチ、14 ICカードリーダ、15 カード有無/蓋開閉状態検知センサ、15a カード有無検知センサ、15b 蓋開閉状態検知センサ、16 記憶媒体装着部、17 記憶媒体読み取り部、18 権限判定部、19 動力源始動制御部、20 車両、21 車両駆動制御回路、22 エンジン、30 ICカード、41 本体側、42 蓋側、43 蓋ロック用ストッパ、44 蓋開閉検知用板金、45 ストッパ金具、46 電磁ソレノイド、47 棒。

Claims (3)

  1. 動力源と前記動力源を駆動制御する駆動制御装置とを搭載した移動体に設置され、前記駆動制御装置に対して前記動力源の始動の許否を示す信号を送信する動力源始動制御装置であって、
    前記移動体の運転者の権限を判定するための権限データが格納された記憶媒体を着脱自在に装着する記憶媒体装着部と、
    前記記憶媒体装着部に装着された記憶媒体から前記権限データを読み取る記憶媒体読み取り部と、
    前記記憶媒体読み取り部により読み取られた権限データに基づいて前記運転者に前記移動体を運転する権限があるか否かを判定する権限判定部と、
    前記権限判定部により前記運転者に前記移動体を運転する権限があると判定された場合、前記駆動制御装置に対して前記動力源の始動を許可する信号を送信する動力源始動制御部と、
    前記動力源始動制御部により送信された信号に従って前記駆動制御装置が前記動力源を始動した後、前記動力源が停止するまで、前記記憶媒体を前記記憶媒体装着部から取り外せない状態を保持するロック機構とを備えることを特徴とする動力源始動制御装置。
  2. 前記動力源始動制御装置は、さらに、
    一部が開口された本体と、
    前記本体の開口された部分を開閉自在に覆う蓋とを備え、
    前記記憶媒体装着部は、前記本体に収納され、
    前記動力源始動制御部は、前記権限判定部により前記運転者に前記移動体を運転する権限があると判定され、かつ、前記蓋が閉じられている場合、前記駆動制御装置に対して前記動力源の始動を許可する信号を送信し、
    前記ロック機構は、前記蓋を閉状態でロックすることで、前記記憶媒体を前記記憶媒体装着部から取り外せない状態を保持することを特徴とする請求項1に記載の動力源始動制御装置。
  3. 前記記憶媒体は、前記権限データとともに、特定の場所への入場時に前記運転者を認証するための認証データが格納されたIC(集積回路)カードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の動力源始動制御装置。
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