JP2009067277A - 車両用給油口開口装置、車両用給油口開口プログラム、及び車両用給油口開口方法 - Google Patents

車両用給油口開口装置、車両用給油口開口プログラム、及び車両用給油口開口方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗員の意志に応じて給油口を容易に開くことができる車両用給油口カバー開口装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ガソリンスタンド等に車両を乗り入れて給油する際に、スマートキーから送信される識別情報によって車両の所有者を判断し(100)、乗員やガソリンスタンド店員等の給油者によって給油口に設けられたタッチセンサがオンされた場合に、給油口開閉アクチュエータを駆動して給油口カバー12を自動的に開く(102〜108)。そして、給油が終了して、乗員やガソリンスタンド店員が給油口から離れると距離センサがこれを検出して、給油口開閉アクチュエータを駆動して給油口カバーを自動的に閉じる(112〜116)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用給油口開口装置、車両用給油口開口プログラム、及び車両用給油口開口方法にかかり、特に、車両の給油口を自動的に開閉する車両用給油口開口装置、車両用給油口開口プログラム、及び車両用給油口開口方法に関する。
車両に給油を行う際には、車室内の乗員が給油口のカバーを開く操作を行うことによって、給油口を開いたり、給油口のカバーにキーを設けて、キー操作によって給油口のカバーを開くのが一般的である。
これに対して、乗員の利便性を向上するために、自動的に給油口カバーを開く自動給油口開口装置が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、給油装置からのFM変調波を受信する受信部と、受信した開口コードと予めROMに記憶した開口コードとを比較判別するコード照合回路と、コードが一致したときにリッドを開くリッドソレノイドを駆動するためのリッドソレノイド駆動回路と、を備え、給油装置の開口コードと制御部のROMに格納された自車の開口コードとが一致し、キーがオフ、車速0のときに、リッドを自動的に開くことが提案されている。
特開8−163654号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、給油装置の給油エリアに車両を止めると、給油口カバーが自動的に開いてしまい、給油を行わない場合でも乗員の意志に反して給油口カバーが開いてしまうため改善の余地がある。
また、近年では乗員が自ら給油を行うセルフサービスのガソリンスタンドが増えており、乗員が給油を行う際に車室内の給油口カバーの開くための操作を忘れた場合に、車室内に戻って給油口カバーを開くための操作を行う必要がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、乗員の意志に応じて給油口を容易に開くことができる車両用給油口開口装置、車両用給油口開口プログラム、及び車両用給油口開口方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の車両用給油口開口装置は、車両の所有者か否かを判別する判別手段と、給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する検出手段と、給油口を開くように駆動する駆動手段と、前記判別手段によって車両の所有者であると判別され、かつ前記検出手段によって前記タッチ操作が検出された場合に、給油口が開くように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、判別手段では、車両の所有者か否か判別される。判別手段は、例えば、スマートキーシステムを適用して車両の所有者か否かを判別することが可能である。
検出手段では、給油口または給油口付近へのタッチ操作が検出される。また、駆動手段の駆動によって給油口が開かれる。
そして、制御手段では、判別手段によって車両の所有者であると判別され、かつ検出手段によってタッチ操作が検出された場合に、給油口が開くように駆動手段が制御される。従って、車両の所有者であると判定されれば、タッチ操作だけで給油口が自動的に開くので、乗員の意志に応じて給油口を容易に開くことができる。
また、請求項2に記載の発明のように、給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出手段を更に備え、駆動手段が給油口を更に閉じるように駆動すると共に、制御手段が、給油口を開くように制御した後、距離検出手段によって給油者の所定距離以上の離間が検出された場合に、給油口を閉じるように駆動手段を更に制御するようにしてもよい。これによって、給油が終了して車両から離れるだけで、給油口を自動的に閉じることができ、利便性を向上することができる。
さらに、請求項3に記載の発明のように、給油口への給油ノズルの挿入を検出するノズル検出手段を更に備えて、制御手段が、ノズル検出手段によって給油ノズルを検出している場合には、給油口が閉じるように駆動することを禁止し、ノズル検出手段によって給油ノズルが検出されなくなったところで、給油口を閉じるように駆動手段を更に制御するようにしてもよい。これによって、給油ノズルが給油口に挿入された状態で給油者が車両から離れても給油口が閉じることが禁止されるので、給油ノズルが給油口に挿入された状態で給油口が閉じてしまうのを防止することができる。
一方、請求項4に記載の車両用給油口開口プログラムは、車両の所有者を判別する判別ステップと、給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する検出ステップと、前記判別ステップで車両の所有者であると判別し、かつ前記検出ステップでタッチ操作を検出した場合に、給油口を開くように制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、判別ステップでは、車両の所有者か否かを判別する。判別ステップは、例えば、スマートキーシステムを適用して車両の所有者か否かを判別することが可能である。
検出ステップでは、給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する。
そして、制御ステップでは、判別ステップで車両の所有者であると判別し、かつ検出ステップでタッチ操作を検出した場合に、給油口が開くように制御する。従って、車両の所有者であると判定されれば、タッチ操作だけで給油口が自動的に開くので、乗員の意志に応じて給油口を容易に開くことができる。
また、請求項5に記載の発明のように、給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出ステップを更に含むと共に、前記制御ステップが、給油口を開くように制御した後、前記距離検出ステップで給油者の所定距離以上の離間を検出した場合に、給油口を閉じるように更に制御するようにしてもよい。これによって、給油が終了して車両から離れるだけで、給油口を自動的に閉じることができ、更に利便性を向上することができる。
さらに、請求項6に記載の発明のように、給油口への給油ノズルの挿入を検出するノズル検出ステップを更に含んで、制御ステップが、ノズル検出ステップで給油ノズルを検出している場合には、給油口が閉じるこをを禁止し、ノズル検出ステップで給油ノズルが検出されなくなったところで、給油口を閉じるように制御するようにしてもよい。これによって、給油ノズルが給油口に挿入された状態で給油者が車両から離れても給油口が閉じることが禁止されるので、給油ノズルが給油口に挿入された状態で給油口が閉じてしまうのを防止することができる。
また、請求項7に記載の車両用給油口開口方法は、車両の所有者を識別する識別情報を受信して車両の所有者を判別する判別ステップと、給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する検出手段によって前記タッチ操作を検出する検出ステップと、前記判別ステップで車両の所有者であると判別し、かつ前記検出ステップでタッチ操作を検出した場合に、給油口を開くように給油口を駆動する駆動手段を制御する制御ステップと、を含むことを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、判別ステップでは、車両の所有者を識別する識別情報を受信して車両の所有者か否かを判別する。判別ステップは、例えば、スマートキーシステムを適用して車両の所有者か否かを判別することが可能である。
検出ステップでは、給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する検出手段によってタッチ操作を検出する。
そして、制御ステップでは、判別ステップで車両の所有者であると判別し、かつ検出ステップでタッチ操作を検出した場合に、給油口を開くように給油口を駆動する駆動手段を制御する。従って、車両の所有者であると判定されれば、タッチ操作だけで給油口が自動的に開くので、乗員の意志に応じて給油口を容易に開くことができる。
また、請求項8に記載の発明のように、給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出手段によって給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出ステップを更に含み、制御ステップが、給油口を開くように制御した後、距離検出ステップで給油者の所定距離以上の離間を検出した場合に、給油口を閉じるように駆動手段を更に制御するようにしてもよい。これによって、給油が終了して車両から離れるだけで、給油口を自動的に閉じることができ、更に利便性を向上することができる。
さらに、請求項9に記載の発明のように、給油口への給油ノズルの挿入を検出するノズル検出手段によって給油ノズルを検出するノズル検出ステップを更に含んで、制御ステップが、ノズル検出ステップで給油ノズルを検出している場合には、給油口が閉じるこをを禁止し、ノズル検出ステップで給油ノズルが検出されなくなったところで、給油口を閉じるように駆動手段を制御するようにしてもよい。これによって、給油ノズルが給油口に挿入された状態で給油者が車両から離れても給油口が閉じることが禁止されるので、給油ノズルが給油口に挿入された状態で給油口が閉じてしまうのを防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、車両の所有者を判別して、タッチ操作を検出した場合に給油口を開くようにすることによって、車両の所有者であると判定されれば、タッチ操作だけで給油口が自動的に開くので、乗員の意志に応じて給油口を容易に開くことができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の車両の搭載位置概略を説明するための図であり、図2は、本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置は、給油口11に設けられ車両の外板面となる給油口カバー12の開閉を制御する。給油口カバー12は、扉状に開閉するようにしてもよいし、スライドして開閉するようにしてもよい。
また、給油口カバー12が開いた状態では、給油口11には、給油ノズルの先端で容易に開閉可能なシャッタやバルブ等が設けられており、給油ノズルの先端でシャッタやバルブ等を開けて給油を行うことができるようになっている。なお、給油口11のシャッタやノズルの代りに従来より一般的に用いられてきた給油キャップを設けるようにしてもよいし、あるいは給油口カバー12の裏面側に給油キャップの機能を設けるようにしてもよい。
給油口カバー12の開閉は、給油口制御ECU14によって制御される。給油口制御ECU14は、図2に示すように、CPU14A、RAM14B、ROM14C、及びI/O(インプットアウトプットインターフェース)14Dを含むマイクロコンピュータで構成されている。
給油口制御ECU14のROM14Cには、給油口カバー12の開閉を制御するための給油口開閉処理(詳細は後述)等のプログラム等が記憶されており、CPU14Aによって当該プログラムを実行することによって、給油口カバー12の開閉が制御される。
I/O14Dには、タッチセンサ16、距離センサ18、アンテナ20、及び給油口開閉アクチュエータ22が接続されている。
タッチセンサ16は、図1に示すように、給油口カバー12に設けられ、乗員のタッチ操作を検出する。なお、タッチセンサ16は、感圧式、静電式、光学式等の各種センサを適用することができ、タッチされた場合に接触信号を出力するものであってもよいし、タッチされようとしている、すなわち、タッチ前に当該操作を検出して近接信号を出力するものでもよい。
距離センサ18は、図1に示すように、給油口カバー12に設けられ、乗員の給油口11または車両までの距離を検出する。
なお、タッチセンサ16及び距離センサ18は、本実施の形態では、給油口カバー12に設けるものとして説明するが、これに限るものではなく、給油口11付近に設けるようにしてもよい。
アンテナ20は、乗員が所有するスマートキー24からの信号を受信し、給油口制御ECU14は、アンテナ20で受信した信号に基づいて、車両の所有者か否かを判断する。すなわち、スマートキー24には、乗員を識別するための識別情報が記憶されており、当該識別情報を送信し、給油口制御ECU14が識別情報を確認することによって車両の所有者か否かを判断する。なお、スマートキー24からアンテナ20への識別情報の送信方法としては、各種既知の技術を適用することができる。また、本実施の形態では、給油口制御ECU14がスマートキー24からの送信された識別情報から車両の所有者か否かを判定する構成とするがこれに限るものではなく、スマートキー24を所持する人が車両に近づくまたは遠ざかるだけで車両のドアロックを自動的に施錠や解錠する、所謂スマートキーシステムを適用して、当該スマートキーシステムからの情報を給油口制御ECU14に入力するようにしてもよい。
また、給油口開閉アクチュエータ22は、給油口制御ECU14の指示に応じて駆動され、給油口カバー12を開閉する。詳細には、スマートキー24によって車両の所有者の認証を行ってからタッチセンサ16によって乗員やガソリンスタンド店員等の給油者のタッチ操作を検出したところで、給油口カバー12を開くように給油口開閉アクチュエータ22を駆動し、距離センサ18によって給油口11から乗員やガソリンスタンド店員等の給油者が所定距離以上離れたところで、給油口カバー12を閉じるように給油口開閉アクチュエータ22を制御するようになっている。これによって、給油口カバー12の開閉を自動で行うことができる。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置10の給油口制御ECU14で行われる処理の流れについて説明する。図3は、本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置10の給油口制御ECU14で行われる給油口開閉処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図3の処理は、車両の電源となるバッテリが接続された際に開始し、バッテリの接続が外された際に終了するものとする。
まず、ステップ100では、スマートキー24のIDを受信しているか否か判定される。該判定は、スマートキー24から送信される信号を受信して車両の所有者であるか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ102へ移行する。
ステップ102では、タッチセンサ16の電源がオンされてステップ104へ移行する。
ステップ104では、接触または近接信号を受信したか否か判定される。該判定は、乗員やガソリンスタンド店員等の給油者の給油口11へのタッチ操作が行われたか否か、或いはタッチ操作が行われようとしているか否かをタッチセンサ16の検出結果から判定し、該判定が否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ106へ移行する。
ステップ106では、給油口制御ECU14の電源がオンされてステップ108へ移行する。なお、このとき給油口制御ECU14は、電源オフの状態でもよいし、スリープ状態でもよい。スリープ状態の場合には、ステップ106では、給油口制御ECU14が復帰される。
ステップ108では、給油口カバー12が開かれてステップ110へ移行する。すなわち、給油口制御ECU14によって給油口開閉アクチュエータ22が駆動されて給油口カバー12が開かれる。これによって、給油ノズルの先端等によって、給油口11に設けられたシャッタやバルブ等を開けて給油を行うことができる。
ステップ110では、距離センサ18の電源がオンされてステップ112へ移行する。これによって、給油口11または車両からの乗員やガソリンスタンド店員等の給油者の距離が測定される。
ステップ112では、距離センサ18の検出結果が受信されてステップ114へ移行し、検出された距離Lが予め定めた所定距離L1以上になったか否か判定される。すなわち、乗員やガソリンスタンド等の店員等の給油者によって給油が終了して、車両から離れたか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ110に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定されたところでステップ116へ移行する。
ステップ116では、給油口カバー12が閉じられてステップ118へ移行する。すなわち、給油口制御ECU14によって給油口開閉アクチュエータ22が駆動されて給油口カバー12が閉じられる。
ステップ118では、給油口制御ECU14、タッチセンサ16、及び距離センサ18の電源がオフされてステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。
すなわち、本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置10は、図4(A)に示すように、ガソリンスタンド等に車両を乗り入れて給油する際に、スマートキー24から送信される識別情報によって車両の所有者を判断し、図4(B)に示すように、乗員やガソリンスタンド店員等の給油者によって給油口11に設けられたタッチセンサ16がオンされた場合に、図4(C)に示すように、給油口カバー12が自動的に開かれて、図4(D)に示すように、給油ノズル26を給油口に挿入して給油を行うことができる。そして、給油が終了して、図4(E)に示すように、乗員やガソリンスタンド店員等の給油者が給油口11から離れると距離センサ18がこれを検出して、給油口カバー12が自動的に閉じられる。従って、乗員の意志に応じて給油口11を容易に開閉することができ、給油時の利便性を向上することができる。また、車両の所有者でない場合には、スマートキー24によって認証されないので、タッチセンサ16によってタッチ操作を検出しても自動的に開口することがなく、燃料盗難等の保安上の問題もない。
続いて、本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の変形例について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の変形例の構成を示すブロック図である。なお、上記の実施の形態と同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
上記の実施の形態では、給油中に乗員またはガソリンスタンド店員等の給油者が車両を離れると給油口カバー12が閉じてしまう。そこで、変形例では、給油ノズルを検出するノズル検出センサ30を給油口11にさらに設けて、給油ノズルが給油口11に挿入されている場合に、給油カバー12が閉じられることを禁止して、給油ノズルが取り除かれてから給油カバー12を閉じるようにしたものである。
すなわち、I/O14Dには、ノズル検出センサ30がさらに接続され、ノズル検出センサ30の検出結果が給油口制御ECU14に入力されるようになっている。なお、ノズル検出センサ30としては、光学式やスイッチ式等の各種検出センサを適用することができる。
ここで、変形例の車両用給油口開口装置の給油口制御ECU14で行われる処理の流れについて説明する。図6は、本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の変形例の給油口制御ECU14で行われる給油口開閉処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図6の処理は、車両の電源となるバッテリが接続された際に開始し、バッテリの接続が外された際に終了するものとする。また、上記の実施の形態と同一処理については同一符号を付して説明する。
まず、ステップ100では、スマートキー24のIDを受信しているか否か判定される。該判定は、スマートキー24から送信される信号を受信して車両の所有者であるか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ102へ移行する。
ステップ102では、タッチセンサ16の電源がオンされてステップ104へ移行する。
ステップ104では、接触または近接信号を受信したか否か判定される。該判定は、乗員やガソリンスタンド店員等の給油者の給油口11へのタッチ操作が行われたか否か、或いはタッチ操作が行われようとしているか否かをタッチセンサ16の検出結果から判定し、該判定が否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定された場合にはステップ106へ移行する。
ステップ106では、給油口制御ECU14の電源がオンされてステップ108へ移行する。なお、このとき給油口制御ECU14は、電源オフの状態でもよいし、スリープ状態でもよい。スリープ状態の場合には、ステップ106では、給油口制御ECU14が復帰される。
ステップ108では、給油口カバー12が開かれてステップ110へ移行する。すなわち、給油口制御ECU14によって給油口開閉アクチュエータ22が駆動されて給油口カバー12が開かれる。これによって、給油ノズルの先端等によって、給油口11に設けられたシャッタやバルブ等を開けて給油を行うことができる。
ステップ110では、距離センサ18の電源がオンされてステップ112へ移行する。これによって、給油口11または車両からの乗員やガソリンスタンド店員等の給油者の距離が測定される。
ステップ112では、距離センサ18の検出結果が受信されてステップ114へ移行し、検出された距離Lが予め定めた所定距離L1以上になったか否か判定される。すなわち、乗員やガソリンスタンド等の店員等の給油者によって給油が終了して、車両から離れたか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ110に戻って上述の処理が繰り返され、判定が肯定されたところでステップ115へ移行する。
ステップ115では、給油ノズルを検出中か否か判定される。該判定は、ノズル検出センサ30の検出結果から給油ノズルが給油口11に挿入されている状態か否かを判定し、該判定が否定された場合には肯定されるまで待機してステップ116へ移行する。
ステップ116では、給油口カバー12が閉じられてステップ118へ移行する。すなわち、給油口制御ECU14によって給油口開閉アクチュエータ22が駆動されて給油口カバー12が閉じられる。
ステップ118では、給油口制御ECU14、タッチセンサ16、及び距離センサ18の電源がオフされてステップ100に戻って上述の処理が繰り返される。
このように、変形例では、ノズル検出センサ30によって給油ノズル26が給油口11に挿入されている状態の場合には、次の処理(給油口カバー12を閉じる動作)へ移行しないので、給油口カバー12が閉じられることが禁止される。これによって、上記の実施の形態に対して、給油ノズル26が給油口11に残った状態で給油口カバー12が閉じられてしまうことをさらに防止することができる。
なお、上記の実施の形態及び変形例では、スマートキー24による認証を利用して、タッチセンサ16でタッチ操作を検出した場合に、給油口カバー12を開いて、乗員やガソリンスタンド店員等の給油者が給油口11から離れた場合に、給油口カバー12を自動的に閉じるようにしたが、これに限るものではなく、給油口カバー12が開く処理のみ自動的に行うようにして、給油口カバー12が閉じる処理については、手動で行うようにしてもよい。この場合には、給油口開閉アクチュエータ22は、給油口カバー12を開くだけでよいので、従来から用いられる電磁ロック等を解除する構成を適用することが可能である。
また、上記の実施の形態及び変形例では、給油口制御ECU14はマイクロコンピュータで構成したものを適用するようにしたが、これに限るものではなく、アンド回路等を用いた構成とするようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の車両の搭載位置概略を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の給油口制御ECUで行われる給油口開閉処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置による給油口カバーの開閉制御を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の変形例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる車両用給油口開口装置の変形例の給油口制御ECUで行われる給油口開閉処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 車両用給油口開口装置
11 給油口
12 給油口カバー
14 給油口制御ECU
16 タッチセンサ
18 距離センサ
20 アンテナ
22 給油口開閉アクチュエータ
24 スマートキー

Claims (9)

  1. 車両の所有者か否かを判別する判別手段と、
    給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する検出手段と、
    給油口を開くように駆動する駆動手段と、
    前記判別手段によって車両の所有者であると判別され、かつ前記検出手段によって前記タッチ操作が検出された場合に、給油口が開くように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用給油口開口装置。
  2. 給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出手段を更に備え、
    前記駆動手段が、給油口を更に閉じるように駆動すると共に、前記制御手段が、給油口を開くように制御した後、前記距離検出手段によって給油者の所定距離以上の離間が検出された場合に、給油口を閉じるように前記駆動手段を更に制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用給油口開口装置。
  3. 給油口への給油ノズルの挿入を検出するノズル検出手段を更に備え、
    前記制御手段が、前記ノズル検出手段によって給油ノズルを検出している場合には、前記駆動手段が給油口を閉じるように駆動することを禁止し、前記ノズル検出手段によって給油ノズルが検出されなくなったところで、給油口を閉じるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の車両用給油開口装置。
  4. コンピュータに、
    車両の所有者を判別する判別ステップと、
    給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する検出ステップと、
    前記判別ステップで車両の所有者であると判別し、かつ前記検出ステップでタッチ操作を検出した場合に、給油口を開くように制御する制御ステップと、
    を実行させるための車両用給油口開口プログラム。
  5. 給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出ステップを更に含み、
    前記制御ステップが、給油口を開くように制御した後、前記距離検出ステップで給油者の所定距離以上の離間を検出した場合に、給油口を閉じるように更に制御することを特徴とする請求項4に記載の車両用給油口開口プログラム。
  6. 給油口への給油ノズルの挿入を検出するノズル検出ステップを更に含み、
    前記制御ステップが、前記ノズル検出ステップで給油ノズルを検出している場合には、給油口が閉じることを禁止し、前記ノズル検出ステップで給油ノズルが検出されなくなったところで、給油口を閉じるように制御することを特徴とする請求項5に記載の車両用給油開口プログラム。
  7. 車両の所有者を識別する識別情報を受信して車両の所有者を判別する判別ステップと、
    給油口または給油口付近へのタッチ操作を検出する検出手段によって前記タッチ操作を検出する検出ステップと、
    前記判別ステップで車両の所有者であると判別し、かつ前記検出ステップでタッチ操作を検出した場合に、給油口を開くように給油口を駆動する駆動手段を制御する制御ステップと、
    を含む車両用給油口開口方法。
  8. 給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出手段によって給油口または車両からの給油者の距離を検出する距離検出ステップを更に含み、
    前記制御ステップが、給油口を開くように制御した後、前記距離検出ステップで給油者の所定距離以上の離間を検出した場合に、給油口を閉じるように前記駆動手段を更に制御することを特徴とする請求項7に記載の車両用給油口開口方法。
  9. 給油口への給油ノズルの挿入を検出するノズル検出手段によって給油ノズルを検出するノズル検出ステップを更に含み、
    前記制御ステップが、前記ノズル検出ステップで給油ノズルを検出している場合には、給油口が閉じることを禁止し、前記ノズル検出ステップで給油ノズルが検出されなくなったところで、給油口を閉じるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項8に記載の車両用給油口開口方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018090243A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 自動車タンクに燃料を充填するための装置
WO2020166175A1 (ja) * 2019-02-15 2020-08-20 豊田合成株式会社 充電ガイダンス装置
JP2020137404A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 豊田合成株式会社 充電ガイダンス装置

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