JP2010188810A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用動力伝達装置の消費エネルギーを節減する。
【解決手段】 第1クラッチCRにより第3サンギヤ19に制動力を付与すると他方の回転軸9Lが一方の回転軸9Rに対して増速され、第2クラッチCLによりキャリヤ部材12に制動力を付与すると一方の回転軸9Rが他方の回転軸9Lに対して増速されるので、第1、第2クラッチCL,CRを選択的に作動させることで一対の回転軸9R,9Lに任意の比率で駆動力を配分することができる。第1、第2クラッチCR,CLはモータ・ジェネレータMGの回生制動によって制動力を発生させるので、制動力を熱として捨てることなく電気エネルギーとして回収することができる。しかも第1、第2クラッチCR,CLを油圧クラッチで構成する必要がないので油圧ポンプも不要になり、駆動力配分機構Aで常時油圧ポンプを駆動して油圧を発生させる場合に比べてエネルギーを節減することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、2つの回転軸間に相互にトルク伝達可能なトルク伝達手段を設けた車両用動力伝達装置に関する。
左右の車軸間に、ダブルピニオン式の遊星歯車機構よりなる差動機構と、特殊な3連ピニオン部材を用いた遊星歯車機構よりなるトルク配分機構とを備え、トルク配分機構の一つのサンギヤあるいはキャリヤ部材を一対の油圧クラッチで選択的に拘束して左右の車軸間の回転数比を強制的に規制することで、左右の車輪間でトルクを配分する車両用動力伝達装置が、下記特許文献1により公知である。
特開2008−256185号公報
ところで上記従来のものは、前記一対の油圧クラッチを作動させる油圧を車軸の回転により駆動される油圧ポンプで発生させているため、油圧ポンプを常時駆動することになってエンジンの燃料消費量が増加する問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車両用動力伝達装置の消費エネルギーを節減することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、2つの回転軸間に相互にトルク伝達可能なトルク伝達手段を設けた車両用動力伝達装置であって、一方の回転軸まわりに回転可能に支持されたキャリヤ部材と、相互に異なるピッチ円を有する第1ピニオン、第2ピニオンおよび第3ピニオンを相互に相対回転不能に備えて前記キャリヤ部材に回転可能に支持された複数の3連ピニオン部材と、前記第1ピニオンを他方の回転軸に連結する第1連結手段と、前記第2ピニオンを前記一方の回転軸に連結する第2連結手段と、前記第3ピニオンに制動力を付与して前記他方の回転軸を前記一方の回転軸に対して増速する第1制動手段と、前記キャリヤ部材に制動力を付与して前記一方の回転軸を前記他方の回転軸に対して増速する第2制動手段とを備えるものにおいて、回生制動力を発生する回生モータを備え、前記第1制動手段は前記第3ピニオンの回転を前記回生モータに伝達し、前記第2制動手段は前記キャリヤ部材の回転を前記回生モータに伝達することを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
尚、実施の形態のプラネタリキャリヤ8および第1サンギヤ17は本発明の第1連結手段に対応し、実施の形態の第2サンギヤ18は本発明の第2連結手段に対応し、実施の形態の右出力軸9Rおよび左出力軸9Lはそれぞれ本発明の一方および他方の回転軸に対応し、実施の形態のトルク配分機構Aは本発明のトルク伝達手段に対応し、実施の形態の右クラッチCRは本発明の第1制動手段に対応し、実施の形態の左クラッチCLは本発明の第2制動手段に対応し、実施の形態のモータ・ジェネレータMGは本発明の回生モータに対応する。
請求項1の構成によれば、第1制動手段により第3ピニオンに制動力を付与すると他方の回転軸が一方の回転軸に対して増速され、第2制動手段によりキャリヤ部材に制動力を付与すると一方の回転軸が他方の回転軸に対して増速されるので、第1、第2制動手段を選択的に作動させることで一対の回転軸に任意の比率で駆動力を配分することができる。このとき、第1、第2制動手段を作動させて第3ピニオンあるいはキャリヤ部材の回転を回生モータに伝達し、回生モータの回生制動によって第3ピニオンあるいはキャリヤ部材を制動するので、制動力を熱として捨てることなく電気エネルギーとして回収することができる。しかも第1、第2制動手段を油圧クラッチで構成する必要がないので油圧ポンプも不要になり、車両用動力伝達装置で常時油圧ポンプを駆動して油圧を発生させる場合に比べてエネルギーを節減することができる。
フロントエンジン・フロントドライブ車両の全体構成を示す図。 駆動力配分装置の構造を示すスケルトン図。 中低車速域での左旋回時における駆動力配分装置の作用を示す図。 中低車速域での右旋回時における駆動力配分装置の作用を示す図。 駆動力アシスト時および回生制動時の作用を示す図。
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、フロントエンジン・フロントドライブの車両は、駆動輪である左右の前輪WFL,WFRと、従動輪である左右の後輪WRL,WRRとを備える。車体前部に横置きに搭載したエンジンEの左端にトランスミッションMが接続されており、これらエンジンEおよびトランスミッションMの後部に差動機構Dおよびトルク配分機構Aが配置される。差動機構Dおよびトルク配分機構Aの左端および右端から左右に延びる左車軸AFLおよび右車軸AFRには、それぞれ左前輪WFLおよび右前輪WFRが接続される。
図2に示すように、トランスミッションMから延びる入力軸1に設けた入力ギヤ2に噛み合う外歯ギヤ3から駆動力が伝達される差動機構Dはダブルピニオン式の遊星歯車機構よりなり、前記外歯ギヤ3と一体に形成されたリングギヤ4と、このリングギヤ4の内部に同軸に配設されたサンギヤ5と、前記リングギヤ4に噛み合うアウターピニオン6および前記サンギヤ5に噛み合うインナーピニオン7を、それらが相互に噛み合う状態で支持するプラネタリキャリヤ8とから構成される。差動機構Dは、そのリングギヤ4が入力要素として機能するとともに、一方の出力要素として機能するサンギヤ5が右出力軸9R、ハーフシャフト10および右車軸AFRを介して右前輪WFRに接続され、また他方の出力要素として機能するプラネタリキャリヤ8が左出力軸9Lおよび左車軸AFLを介して左前輪WFLに接続される。
左右の前輪WFL,WFR間で駆動力を配分するトルク配分機構Aは遊星歯車機構よりなり、そのキャリヤ部材11が右出力軸9Rの外周に回転自在に支持されるとともに、円周方向に90°間隔で配置された4本のピニオン軸12の各々に、第1ピニオン13、第2ピニオン14および第3ピニオン15を一体に形成した3連ピニオン部材16が回転自在に支持される。
ハーフシャフト10の外周に回転自在に支持されて前記第1ピニオン13に噛み合う第1サンギヤ17は、差動機構Dのプラネタリキャリヤ8の右キャリヤ半体8Rに連結される。またハーフシャフト10の外周に固定された第2サンギヤ18は前記第2ピニオン14に噛み合う。更に、右出力軸9Rの外周に回転自在に支持された第3サンギヤ19は前記第3ピニオン15に噛み合う。
実施の形態における第1ピニオン13、第2ピニオン14、第3ピニオン15、第1サンギヤ17、第2サンギヤ18および第3サンギヤ19の歯数は以下のとおりである。
第1ピニオン13の歯数 Zb=16
第2ピニオン14の歯数 Zd=16
第3ピニオン15の歯数 Zf=32
第1サンギヤ17の歯数 Za=30
第2サンギヤ18の歯数 Zc=26
第3サンギヤ19の歯数 Ze=28
更に、トルク配分機構の右出力軸9Rおよびハーフシャフト10と平行に配置されたクラッチ軸21の両端部に第1ギヤ22および第2ギヤ23が固設され、第1ギヤ22はキャリヤ部材11と一体に設けた第1外歯ギヤ24に噛合するとともに、第2ギヤ23は第3サンギヤ19と一体に設けた第2外歯ギヤ25に噛合する。クラッチ軸21の中間部に固設した第3ギヤ26がモータ・ジェネレータMGのモータ軸27に設けた第4ギヤ28に噛合する。モータ・ジェネレータMGはバッテリBに接続される。クラッチ軸21の第1ギヤ22および第3ギヤ26間にで電磁クラッチよりなる左クラッチCLが配置され、クラッチ軸21の第2ギヤ23および第3ギヤ26間に電磁クラッチよりなる右クラッチCRが配置される。
従って、左クラッチCLを係合すると、キャリヤ部材11の回転が第1外歯ギヤ24、第1ギヤ22、左クラッチCL、第3ギヤ26および第4ギヤ28を介してモータ・ジェネレータMGに伝達され、モータ・ジェネレータMGの回生制動力によりキャリヤ部材11の回転数が減速される。また右クラッチCRを係合すると、第3サンギヤ19の回転が第2外歯ギヤ25、第2ギヤ23、右クラッチCR、第3ギヤ26および第4ギヤ28を介してモータ・ジェネレータMGに伝達され、モータ・ジェネレータMGの回生制動力により第3サンギヤ19の回転数が減速される。
差動機構Dの回転面内に配置される遊星歯車機構29は、サンギヤ30、リングギヤ31、プラネタリキャリヤ32、ピニオン33…、リングギヤキャリヤ34および外歯ギヤ35を備える。サンギヤ30はモータ・ジェネレータMGのモータ軸27に固定される。プラネタリキャリヤ32はモータ軸27と同軸に配置されたプラネタリキャリヤ支持軸36に固定され、プラネタリキャリヤ支持軸36は電磁クラッチよりなる駆動クラッチCDを介してハウジング20に結合可能である。リングギヤ31および外歯ギヤ35を一体に支持するリングギヤキャリヤ34は、プラネタリキャリヤ支持軸36に回転自在に支持される。プラネタリキャリヤ32に回転自在に支持されたピニオン33…はサンギヤ30およびリングギヤ31に同時に噛合し、外歯ギヤ35は差動機構Dの外歯ギヤ3に噛合する。
電子制御ユニットUは、エンジントルクTe、エンジン回転数Ne、車速Vおよび操舵角θを所定のプログラムに基づいて演算処理し、左クラッチCL、右クラッチCR、駆動クラッチCDおよびモータ・ジェネレータMGの作動を制御する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
上記構成のトルク配分機構Aにより、図3に示すように車両の中低車速域での左旋回時には、電子制御ユニットUからの指令で左クラッチCLを係合する。このとき、モータ・ジェネレータMGが回転不能に拘束されていると仮定すると、左クラッチCLを係合することでキャリヤ部材11が回転を停止する。右前輪WFRと一体の右出力軸9Rと、左前輪WFLと一体の左出力軸9L(即ち、差動機構Dのプラネタリキャリヤ8)とは、第2サンギヤ18、第2ピニオン14、第1ピニオン13および第1サンギヤ17を介して連結されているため、右前輪WFRの回転数NRは左前輪WFLの回転数NLに対して次式の関係で増速される。
NR/NL=(Zd/Zc)×(Za/Zb)
=1.154 …(1)
上述のようにして右前輪WFRの回転数NRが左前輪WFLの回転数NLに対して増速されると、図3に斜線を施した矢印で示したように、旋回内輪である左前輪WFLのトルクの一部を旋回外輪である右前輪WFRに伝達し、車両の左旋回をアシストして旋回性能を高めることができる。
実際には、モータ・ジェネレータMGは回転不能に拘束されることはなく、キャリヤ部材11から入力される駆動力で回生制動され、その制動力でキャリヤ部材11の回転を減速する。その結果、キャリヤ部材11の回転数の減速に応じて右前輪WFRの回転数NRを左前輪WFLの回転数NLに対して増速し、旋回内輪である左前輪WFLから旋回外輪である右前輪WFRに任意のトルクを伝達することができる。
一方、図4に示すように車両の中低車速域での右旋回時には、電子制御ユニットUからの指令で右クラッチCRを係合する。このとき、モータ・ジェネレータMGが回転不能に拘束されていると仮定すると、右クラッチCRを係合することで第3サンギヤ19が回転を停止する。その結果、第3サンギヤ19に噛合する第3ピニオン15が公転および自転し、右出力軸9Rの回転数に対してキャリヤ部材11の回転数が増速され、左前輪WFLの回転数NLは右前輪WFRの回転数NRに対して次式の関係で増速される。
NL/NR={1−(Ze/Zf)×(Zb/Za)}
÷{1−(Ze/Zf)×(Zd/Zc)}
=1.156 …(2)
上述のようにして左前輪WFLの回転数NLが右前輪WFRの回転数NRに対して増速されると、図4に斜線を施した矢印で示したように、旋回内輪である右前輪WFRのトルクの一部を旋回外輪である左前輪WFLに伝達することができる。
実際には、モータ・ジェネレータMGは回転不能に拘束されることはなく、第3サンギヤ19から入力される駆動力で回生制動され、その制動力で第3ピニオン15の回転を減速する。その結果、第3ピニオン15の回転数の減速に応じて左前輪WFLの回転数NLを右前輪WFRの回転数NRに対して増速し、旋回内輪である右前輪WFRから旋回外輪である左前輪WFLに任意のトルクを伝達することができる。
(1)式および(2)式を比較すると明らかなように、第1ピニオン13、第2ピニオン14、第3ピニオン15、第1サンギヤ17、第2サンギヤ18および第3サンギヤ19の歯数を前述の如く設定したことにより、左前輪WFLから右前輪WFRへの増速率(約1.154)と、右前輪WFRから左前輪WFLへの増速率(約1.156)とを略等しくすることができる。
トルク配分機構Aの作動に伴うモータ・ジェネレータMGの回生制動により発生した電力はバッテリBに充電される。
このように、キャリヤ部材11および第3サンギヤ19(つまり第3ピニオン15)を制動するエネルギーを熱として捨てることなく、モータ・ジェネレータMGの回生制動により電気エネルギーとして回収するので、エネルギーの利用効率が向上する。しかも左右のクラッチCL,CRとして電磁クラッチを使用して油圧クラッチを使用しないので、エンジンEの駆動力で常時油圧ポンプを駆動して油圧を発生させる場合に比べて、エンジンEの燃料消費量を節減することができる。更に、油圧ポンプや、油圧ポンプが発生した油圧を調圧する調圧弁や、調圧弁で調圧した油圧を左右のクラッチCL,CRに選択的に供給するためのシフト弁が不要になり、部品点数を削減してコストダウンに寄与することができる。
エンジンEが回転しているときに差動機構Dの外歯ギヤ3は常時回転状態にあるため、この外歯ギヤ3に遊星歯車機構29の外歯ギヤ35が噛合するため、エンジンEの駆動力が遊星歯車機構29に入力される。しかしながら、このとき駆動クラッチCDを係合解除してプラネタリキャリヤ32を自由に回転できる状態にしておくことで、エンジンEの駆動力がモータ・ジェネレータMGに入力されることはない。
図5に示すように、左右のクラッチCL,CRを係合解除した状態で駆動クラッチCDを係合し、バッテリBに蓄電された電力でモータ・ジェネレータMGを駆動すると、モータ・ジェネレータMGのモータ軸27の回転が遊星歯車機構29で減速されて差動機構Dの外歯ギヤ3に入力されるため、モータ・ジェネレータMGの駆動力で車両を走行させたりエンジンEの駆動力をアシストしたりできる。また車両の減速時に駆動クラッチCDを係合すれば、左右の車輪WFL,WFRの回転が遊星歯車機構29を介してモータ・ジェネレータMGに伝達されるので、モータ・ジェネレータMGを回生制動することで車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では左右のクラッチCL,CRおよび駆動クラッチCDを電磁クラッチで構成しているが、電磁アクチュエータで作動するドグクラッチ等の噛み合い係合装置で構成しても良い。
また実施の形態ではトルク配分機構Aが左右の前輪WFL,WFR間でトルクを配分しているが、左右の後輪WRL,WRR間でトルクを配分するものであっても良い。
また車両の駆動源はエンジンEに限定されず、電動モータであっても良い。
8 プラネタリキャリヤ(第1連結手段)
9R 右出力軸(一方の回転軸)
9L 左出力軸(他方の回転軸)
11 キャリヤ部材
13 第1ピニオン
14 第2ピニオン
15 第3ピニオン
16 3連ピニオン部材
17 第1サンギヤ(第1連結手段)
18 第2サンギヤ(第2連結手段)
A トルク配分機構(トルク伝達手段)
CR 右クラッチ(第1制動手段)
CL 左クラッチ(第2制動手段)
MG モータ・ジェネレータ(回生モータ)

Claims (1)

  1. 2つの回転軸(9L,9R)間に相互にトルク伝達可能なトルク伝達手段(A)を設けた車両用動力伝達装置であって、
    一方の回転軸(9R)まわりに回転可能に支持されたキャリヤ部材(11)と、
    相互に異なるピッチ円を有する第1ピニオン(13)、第2ピニオン(14)および第3ピニオン(15)を相互に相対回転不能に備えて前記キャリヤ部材(11)に回転可能に支持された複数の3連ピニオン部材(16)と、
    前記第1ピニオン(13)を他方の回転軸(9L)に連結する第1連結手段(17,8)と、
    前記第2ピニオン(14)を前記一方の回転軸(9R)に連結する第2連結手段(18)と、
    前記第3ピニオン(15)に制動力を付与して前記他方の回転軸(9L)を前記一方の回転軸(9R)に対して増速する第1制動手段(CR)と、
    前記キャリヤ部材(11)に制動力を付与して前記一方の回転軸(9R)を前記他方の回転軸(9L)に対して増速する第2制動手段(CL)とを備えるものにおいて、
    回生制動力を発生する回生モータ(MG)を備え、
    前記第1制動手段(CR)は前記第3ピニオン(15)の回転を前記回生モータ(MG)に伝達し、前記第2制動手段(CL)は前記キャリヤ部材(11)の回転を前記回生モータ(MG)に伝達することを特徴とする車両用動力伝達装置。
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