JP2011078211A - 動力伝達装置 - Google Patents

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GKN Driveline Japan Ltd
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Abstract

【課題】電力回生能力の向上や車両の走行性能の向上を可能とする。
【解決手段】左右前輪3,5を独立に駆動する左右の主電動モータ11,13と、左右前輪3,5間を連結して左右前輪3,5間の差動が可能な差動機構部15と、差動機構部15に連動連結され前輪3,5側から差動機構部15を介して回転入力を受ける回生電動モータ17とを備え、左右の主電動モータ11,13が左右前輪3,5を個々に駆動することができながら、慣性走向により左右前輪3,5から差動機構部15が回転入力を受けると、回生電動モータ17がジェネレータとして回転駆動され、電力回生を行わせることができることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に用いられる動力伝達装置に関する。
従来、この種の動力伝達装置として特許文献1に記載のものがある。
この動力伝達装置は、左右の車輪を個々に駆動する複数の駆動源と、前記左右の車輪間に、これらの車輪の差動を制限し、差動制限力を調整可能な差動制限装置とを設けたものである。
したがって、複数の駆動源が対応する左右の車輪を個々に駆動する間、左右車輪間の差動制限装置による差動制限力を高めることで、左右車輪の回転数を等しくして直進性を高めることができる。また、差動制限装置による差動制限力を低下させることで左右の車輪を個々に独立して駆動した走行状態を得ることができると共にの車両旋回性能を確保することができる。
しかし、かかる動力伝達装置では、電力回生能力の向上や回生した電力を左右輪の駆動に用いることが困難であり、エネルギの回収性能及び車輪の走行性能に限界があった。
特許2789809号公報
解決しょうとする問題点は、電力回生能力の向上が困難であり、エネルギの回収性能及び車両の走行性能に限界があった点である。
本発明は、電力回生能力の向上を可能とし、エネルギの回収性能及び加速性能を向上させるために、左右輪を独立に駆動する左右の主電動モータと、前記左右輪間を連結して左右輪間の差動又は差動及び差動制限が可能な差動機構部と、前記差動機構部に連動連結され車輪側から差動機構部を介して回転入力を受ける回生電動モータとを備えたことを主要な特徴とする。
本発明の動力伝達装置では、左右輪を独立に駆動する左右の主電動モータと、前記左右輪間を連結して左右輪間の差動又は差動及び差動制限が可能な差動機構部と、前記差動機構部に連動連結され車輪側から差動機構部を介して回転入力を受ける回生電動モータとを備えた。
このため、左右の主電動モータが左右輪を個々に駆動することができるので、左右輪に個別に駆動トルクを制御してトルクベクトリングを行い車両の運動性能や安全性能を向上させることができると共に、慣性走向により左右輪から差動機構部が回転入力を受けると、回生電動モータがジェネレータとして回転駆動され、左右の主電力モータに頼ることなく電力回生を行わせることができる。
(a)は、自動車のスケルトン図、(b)は、動力伝達装置のスケルトン拡大図ある。(実施例1) 自動車のスケルトン平面図である。(実施例2) (a)は、自動車のスケルトン図、(b)は、動力伝達装置のスケルトン拡大図ある。(実施例3) 自動車のスケルトン図である。(実施例4) 自動車のスケルトン図である。(実施例5) 自動車のスケルトン図である。(実施例6) 自動車のスケルトン図である。(実施例7) 自動車のスケルトン図である。(実施例8) 自動車のスケルトン図である。(実施例9) 自動車のスケルトン図である。(実施例10) 自動車のスケルトン図である。(実施例11) 自動車のスケルトン図である。(実施例12) 自動車のスケルトン図である。(実施例13) 自動車のスケルトン図である。(実施例14) 動力伝達装置のスケルトン拡大図である。(実施例15) 動力伝達装置のスケルトン拡大図である。(実施例16) 動力伝達装置のスケルトン拡大図である。(実施例17) 動力伝達装置のスケルトン拡大図である。(実施例18)
電力回生能力の向上することを可能とし、エネルギの回収性能及び加速性能を向上させるという目的を、左右の車輪を個別に駆動する左右の主駆動モータを備えると共に、差動機構部に連動連結され車輪側から差動機構部を介して回転入力を受ける回生電動モータを備えることにより実現した。
図1は、本発明実施例1に係り、(a)は、自動車のスケルトン図、(b)は、動力伝達装置のスケルトン拡大図ある。
図1(a),(b)のように、自動車1は、左右輪である前輪3,5が駆動輪、後輪7,9が従動輪の前輪駆動車であり、動力伝達装置10を構成する左右の主電動モータ11,13と差動機構部15と回生電動モータ17とを備えている。左右の主電動モータ11,13と前輪3,5及び差動機構部15との間に、車輪の使用速度域に適した変速比が設定された主減速部19,21が設けられ、差動機構部15と前記回生電動モータ17との間に、回生駆動モータによる回生効率に適した速度比が設定された補助減速部23が設けられている。
前記主電動モータ11,13は、前輪3,5を独立に駆動するものであり、ステータ11a,13a、ロータ11b,13bを備え、ロータ11b,13bは、内周側の中空軸25,27に連動結合されている。
前記差動機構部15は、左右前輪3,5間の差動を許容可能にして前輪3,5間を連結するものであり、本実施形態ではデファレンシャル装置により構成されている。
この差動機構部15は、デフ・ケース31内に、デファレンシャル・ギヤとしてピニオン・ギヤ33、サイド・ギヤ35,37が支持され、サイド・ギヤ35,37が入出力軸39,41を介して、左右の前輪車軸43,45に連動結合されている。入出力軸39,41は、前記中空軸25,27の軸心部を貫通している。
デフ・ケース31の外周には、リング・ギヤ47が取り付けられ、回生ピニオン・ギヤ49に噛み合っており、リング・ギヤ47とピニオン・ギヤ49とにより、回生動力経路における一段目の変速ギヤ組となりうる増速ギヤ組を構成している。回生ピニオン・ギヤ49は、回生入出力軸51に取り付けけられ、この回生入出力軸51が、補助減速部23を介して回生電動モータ17に連動結合されている。この補助減速部23は、二段目の変速ギヤ組となりうる第2の増速ギヤ組を構成するが、本実施形態においては後述するように回生駆動モータ17が左右の車輪3,5に対して補助駆動源となりうるので「補助減速部」として説明されている。
前記回生電動モータ17は、前記差動機構部15に連動連結され前輪3,5側から差動機構部15を介して回転入力を受け且つ差動機構部15を回転駆動可能となっている。この回生電動モータ17は、回転軸が前記主電動モータ11,13の回転軸に直交するように配置され、ステータ17a、ロータ17bを備えている。ロータ17bは、内周側の中空軸53に結合されている。
前記主減速部19,21は、前記左右の主電動モータ11,13と前記前輪3,5及び差動機構部15との間に設けられ、各々が左右車輪3.5へ個別に駆動トルクを付与することが可能な前記左右の主電動モータ11,13から前記前輪3,5及び差動機構部15への回転伝達を減速する。
この主減速部19,21は、遊星歯車機構により構成され、サン・ギヤ19a,21a、インターナル・ギヤ19b,21b、遊星ギヤ19c,21cを備えている。サン・ギヤ19a,21aは、前記中空軸25,27に結合されている。インターナル・ギヤ19b,21bは、車体側の支持部55,57に支持されている。遊星ギヤ19c,21cは、遊星キャリヤ19d,21dに支持され、遊星キャリヤ19d,21dは、前記入出力軸39,41に結合されている。
前記補助減速部23は、前記差動機構部15と前記回生電動モータ17との間に設けられ、前記回生電動モータ17が前記左右輪3,5を駆動する経路の駆動源として用いられる場合には、前記回生電動モータ17から前記差動機構部15への回転伝達を減速する。
この補助減速部23は、遊星歯車機構により構成され、サン・ギヤ23a、インターナル・ギヤ23b、遊星ギヤ23cを備えている。サン・ギヤ23aは、前記中空軸53に結合されている。インターナル・ギヤ23bは、車体側の支持部59に支持されている。遊星ギヤ23cは、遊星キャリヤ23dに支持され、遊星キャリヤ23dは、前記回生入出力軸51に結合されている。
前記主電動モータ11,13及び回生電動モータ17は、インバータ61,63,65を介してバッテリィ67に接続されている。インバータ61,63,65及びバッテリィ67は、制御部(ECU)69に接続されている。
この制御部(ECU)69は、車速センサ、操舵角センサ、アクセル開度センサなど、各種センサ71からの検出信号を入力し、主電動モータ11,13を駆動制御し、回生電動モータ17を回生及び駆動制御するためにインバータ61,63,65を制御する。また、制御部69は、バッテリィ67の残電力を監視する。
[通常走行]
制御部69の制御によりインバータ61,63を介して自動車1に要求される走行状況に対応するような左右のそれぞれの駆動トルクを与えるため主電動モータ11,13に給電すると、ステータ11a,13aに対してロータ11b,13bが回転する。
このロータ11b,13bの回転により中空軸25,27を介して主減速部19,21のサン・ギヤ19a,21aが回転駆動される。サン・ギヤ19a,21aの回転によりインターナル・ギヤ19b,21bに対し遊星ギヤ19c,21cが自転しつつ公転し、遊星キャリヤ19d,21dがサン・ギヤ19a,21aに対して減速回転する。
この遊星キャリヤ19d,21dの減速回転は左右の入出力軸39,41を介して左右前輪車軸43,45に伝達され、左右前輪3,5が回転駆動される。
この左右前輪3,5の回転駆動により自動車1は、左右輪へ直進するように駆動トルクが与えられ、又は旋回するように駆動トルクが与えられ、又は車輪の挙動や姿勢制御を行う(すなわちトルクベクトリングする)ように駆動トルクが与えられ前輪駆動により適切に走行することができる。
特に、トルクベクトリング制御においては主電動モータ11,13の出力制御により左右前輪3,5のトルク配分を調整し、悪路等での走破性、スプリットμ路の走行性、変動する路面走行中の不意の横すべりの防止、あるいは車両旋回時の姿勢安定性などを向上させることができる。
[回生]
アクセル開度が零になり、主電動モータ11,13の出力が無く、自動車1が慣性走向すると、前輪3,5の回転が前輪車軸43,45、入出力軸39,41、サイド・ギヤ35,37、オピニオン・ギヤ33,デフ・ケース31、リング・ギヤ47,回生ピニオン・ギヤ49、回生入出力軸51を順次介して補助減速部23に入力される。
この補助減速部23では、車輪3,5側から駆動される場合遊星キャリヤ23dが回転して遊星ギヤ23cがインターナル・ギヤ23bに対して公転し、サン・ギヤ23aが増速して回転伝達される。サン・ギヤ23aの増速した回転は、ロータ17bに伝達され、ステータ17aに対しロータ17bが回転することで回生電動モータ17がジェネレータとして機能し、インバータ65を介してバッテリィ67に回生電力が充電される。この回生電動モータ17は主として回生用の補助減速部23(加えるなら変速機能を有するリング・ギヤ47と回生ピニオン・ギヤ49)に回生に適した変速比(増速回転数)を設定できるので、エネルギーの回生効率が高い。
[負荷駆動]
本実施形態の動力伝達装置にはさらに負荷駆動機能を備えている。急発進時や上り坂走行時等、走向負荷が大きくなるときは、制御部69の制御によりインバータ65を介して回生電動モータ17に給電すると、ステータ17aに対しロータ17bが回転し、補助減速部23で高減速がなされて回生入出力軸51へ回転出力が行われる。
この回生入出力軸51への回転出力は、前記とは逆の経路で左右前輪3,5へ伝達され、左右前輪3,5が主電動モータ11,13に回生電動モータ17を加えて駆動され、迅速な加速走行等を行わせることができる。
[実施例1の効果]
本発明の実施例1では、左右前輪3,5を独立に駆動する左右の主電動モータ11,13と、前記左右前輪3,5間を連結して左右前輪3,5間の差動が可能な差動機構部15と、前記差動機構部15に連動連結され前輪3,5側から差動機構部15を介して回転入力を受け且つ差動機構部15を回転駆動して前記左右前輪3,5に回転出力可能な回生電動モータ17とを備えた。
このため、左右の主電動モータ11,13が左右前輪3,5を個々に駆動することができながら、慣性走向により左右前輪3,5から差動機構部15が回転入力を受けると、回生電動モータ17がジェネレータとして回転駆動され、電力回生を行わせることができる。
さらに、加速走行時などは、回生電力等を利用して回生電動モータ17を回転駆動し、差動機構部15を介して左右前輪3,5の駆動補助を行わせることができ、エネルギの無駄を省きながら迅速な加速走行等を行わせることができる。
前記左右の主電動モータ11,13と前記左右前輪3,5及び差動機構部15との間に、前記左右の主電動モータ11,13から前記左右前輪3,5及び差動機構部15への回転伝達を減速する主減速部19,21を設けた。
このため、装置を小型化することができる。
前記差動機構部15と前記回生電動モータ17との間に、前記回生電動モータ17から前記差動機構部15への回転伝達を減速する補助減速部23を設けた。
このため、装置を小型化することができる。
前記回生電動モータ17は、回転軸が前記主電動モータ11,13の回転軸に平行に配置された。
このため、主電動モータ11,13に対し回生電動モータ17を門型に配置し、コンパクト化を図ることができる。
前記回生電動モータ17と前記差動機構部15との間の連動結合を、リング・ギヤ47及び回生ピニオン・ギヤ49により行った。
このため、装置を小型化すると共に、確実なトルク伝達を行うことができる。
前記差動機構部15は、デファレンシャル・ギヤであるピニオン・ギヤ33及びサイド・ギヤ35,37を備えたデファレンシャル装置であり、前記左右前輪3,5は、前記デファレンシャル装置のサイド・ギヤ35,37にそれぞれ連動結合され、前記回生電動モータ17は、前記デファレンシャル装置のデフ・ケース31に連動結合された。
このため、装置を小型化すると共に、デファレンシャル・ギヤ33,35,37及びデフ・ケース31を介した確実なトルク伝達を行うことができる。
図2は、本発明実施例2に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例1と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図2のように、本実施例の自動車1Aは、総輪駆動車として構成されている。前後輪の他方の左右輪として本実施例の後輪7,9は、プロペラ・シャフト73側に連動連結されている。このプロペラ・シャフト73は、補助減速部23の遊星キャリヤ23dに結合されることで、差動機構部15への連動結合が行われている。このプロペラ・シャフト73から駆動入力を受ける差動機構部として本実施例のリヤ・デファレンシャル装置75が設けられている。このリヤ・デファレンシャル装置75が、左右後輪車軸77,79間に連動結合されている。
したがって、本実施例では、実施例1と同様な効果を奏する他、前後輪3,5,7,9での総輪駆動を行うことができる。
図3は、本発明実施例3に係り、(a)は、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図、(b)は、動力伝達装置のスケルトン拡大図である。なお、基本的な構成は実施例1と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図3のように、本実施例の自動車1Bは、動力伝達装置10Bの差動機構部15Bが、電磁摩擦カップリングで構成されている。
この差動機構部15Bは、カップリング・ケース内に配置されたインナー・プレート及びアウター・プレート間の締結制御により前輪車軸43,45間の差動及び差動制限を可能とするものである。
本実施例において、差動機構部15Bは、入出力断続クラッチ81及び左右間断続クラッチ83により構成され、カップリング・ケース85及びインナー・ケース87を備えている。
入出力断続クラッチ81は、カップリング・ケース85及びインナー・ケース87間に配置されたインナー・プレート及びアウター・プレートからなるアウター・クラッチ89と、このアウター・クラッチ89を締結制御する固定側の外周側電磁石91とを備えている。カップリング・ケース85の外周部には、リング・ギヤ47が取り付けられ、インナー・ケース87は、一方の入出力軸41を介して前輪車軸45に結合されている。
左右間断続クラッチ83は、インナー・ケース87及びハブ・シャフト93間に配置されたインナー・プレート及びアウター・プレートからなるインナー・クラッチ95と、このインナー・クラッチ95を締結制御する固定側の内周側電磁石97とを備えている。ハブ・シャフト93は、他方の入出力軸39を介して前輪車軸43に結合されている。
[通常走行]
アウター・クラッチ89及びインナー・クラッチ95共に締結解除状態とする。
制御部69の制御によりインバータ61,63を介して主電動モータ11,13に給電すると、ステータ11a,13aに対してロータ11b,13bが回転する。この回転は、主減速部19,21により減速されて入出力軸39,41、左右前輪車軸43,45へと伝達され、左右前輪3,5が回転駆動される。
この左右前輪3,5の回転駆動により自動車1は、前輪駆動により走行することができる。
主電動モータ11,13の出力制御により左右前輪3,5のトルク配分を調整し、悪路等での走破性、直進性等を向上させることができる。
内周側電磁石97によりインナー・クラッチ95を主電動モータ11,13の駆動状況に合わせて接続すると左右前輪車軸43,45間の差動制限を行わせることができる。
例えば、左右の主電動モータ11,13の一方が出力低下した場合や故障した場合等に、他方から一方へ駆動トルクを移動させ、或いは車両直進性や旋回時の安定性向上のために左右前輪3,5間で駆動トルクを移動させることができる。
また、本実施形態によれば差動機構部15Bが左右間断続クラッチ83により構成されるので、このクラッチ83を開放することで左右の主電動モータ11,13を用いて左右の駆動トルク制御、すなわちトルクベクトリング制御を的確に行うことができ、車両の旋回性能や車両の姿勢安定性が向上する。
[回生]
アウター・クラッチ89及びインナー・クラッチ95共に締結状態とする。
アクセル開度が零になり、主電動モータ11,13の出力が無く、自動車1が慣性走向すると、前輪3,5の回転が前輪車軸43,45、インナー・クラッチ95、アウター・クラッチ89、リング・ギヤ47,回生ピニオン・ギヤ49、回生入出力軸51を順次介して補助減速部23に入力される。
この補助減速部23からロータ17bへ増速して回転伝達され、ステータ17aに対しロータ17bが回転することで、インバータ65を介してバッテリィ67に回生電力が充電される。
[負荷駆動]
アウター・クラッチ89及びインナー・クラッチ95共に締結状態とする。
制御部69の制御によりインバータ65を介して回生電動モータ17へ給電すると、補助減速部23で高減速がなされて回生入出力軸51へ回転出力が行われる。この回生入出力軸51への回転出力は、前記とは逆の経路で左右前輪3,5へ伝達され、左右前輪3,5が主電動モータ11,13に回生電動モータ17を加えて駆動され、迅速な加速走行等を行わせることができる。
したがって、本実施例では、実施例1と同様な効果の他、左右前輪3,5間での駆動トルクの移動を行うことで、主電動モータ11,13の一方が出力低下した場合や故障した場合等の対処、車両直進性や旋回時の安定性向上等を図ることができる。
図4は、本発明実施例4に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例3と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図4のように、本実施例の自動車1Cは、動力伝達装置10Cの差動機構部15Cが実施例2と同様に電磁摩擦カップリングで構成され、この動力伝達装置10Cが、後輪車軸77,79間に配置された構成となっている。
したがって、本実施例では、後輪7,9側において実施例2と同様な作用効果を奏することができる。
図5は、本発明実施例5に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例2と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図5のように、本実施例の自動車1Dは、実施例2と同様に総輪駆動車として構成されている。動力伝達装置10Dの差動機構部15Dは、実施例3と同様に電磁摩擦カップリングで構成されている。
したがって、本実施例では、実施例2及び実施例3の作用効果を奏することができる。
図6は、本発明実施例6に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例4と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図6のように、本実施例の自動車1Eは、実施例4の基本構成に対し実施例5と同様に総輪駆動車として構成されている。すなわち、動力伝達装置10Eの差動機構部15Eは、実施例4と同様に電磁摩擦カップリングで構成され、後輪車軸77,79間に配置されている。前輪車軸43,45間には、差動機構部として本実施例のフロント・デファレンシャル装置75Eが配置されている。フロント・デファレンシャル装置75Eは、後輪側の差動機構部15Eに連動連結されたプロペラ・シャフト73が結合されている。プロペラ・シャフト73は、補助減速部23の遊星キャリヤ23dに結合されることで、差動機構部15Eへの連動結合が行われている。
したがって、本実施例では、実施例4と同様な効果の他、前後輪3,5,7,9での総輪駆動を行うことができる。
図7は、本発明実施例7に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例3,4と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図7のように、本実施例の自動車1Fは、総輪駆動車として構成され、前輪車軸43,45間の動力伝達装置10Fa及び後輪車軸77,79間の動力伝達装置10Fbを備えている。差動機構部15Fa,15Fbは、実施例3,4と同様に電磁摩擦カップリングで構成されている。バッテリィ67Fは、横置きであり、前後輪用のインバータ61Fa,61Fb、63Fa,63Fb、65Fa,65Fbがそれぞれ接続されている。
したがって、本実施例では、実施例3及び実施例4の作用効果及び総輪駆動車としての作用効果を奏することができる。
図8は、本発明実施例8に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例3と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図8のように、本実施例の自動車1Gは、発電用原動機99により駆動されるジェネレータ101を備えたものである。
したがって、本実施例では、実施例3と同様な作用効果を奏する他、発電用原動機99によりジェネレータ101を適時駆動することでバッテリィ67へ充電することができる。
図9は、本発明実施例9に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例4と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図9のように、本実施例の自動車1Hは、発電用原動機99により駆動されるジェネレータ101を備えたものである。
したがって、本実施例では、実施例4と同様な作用効果を奏する他、発電用原動機99によりジェネレータ101を適時駆動することでバッテリィ67へ充電することができる。
図10は、本発明実施例10に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例5と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図10のように、本実施例の自動車1Iは、発電用原動機99により駆動されるジェネレータ101を備えたものである。
したがって、本実施例では、実施例5と同様な作用効果を奏する他、発電用原動機99によりジェネレータ101を適時駆動することでバッテリィ67へ充電することができる。
図11は、本発明実施例11に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例6と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図11のように、本実施例の自動車1Jは、発電用原動機99により駆動されるジェネレータ101を備えたものである。
したがって、本実施例では、実施例6と同様な作用効果を奏する他、発電用原動機99によりジェネレータ101を適時駆動することでバッテリィ67へ充電することができる。
図12は、本発明実施例12に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例7と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図12のように、本実施例の自動車1Kは、発電用原動機99により駆動されるジェネレータ101を備えたものである。
したがって、本実施例では、実施例3と同様な作用効果を奏する他、発電用原動機99によりジェネレータ101を適時駆動することでバッテリィ67へ充電することができる。
図13は、本発明実施例13に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例5と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図13のように、本実施例の自動車1Lは、前後輪の他方の左右輪である後輪7,9が、走行用原動機103に第2の差動機構部であるリヤ・デファレンシャル装置75Lを介して連動結合されたものである。
したがって、本実施例では、実施例5と同様な作用効果を奏する他、走行用原動機103によりリヤ・デファレンシャル装置75Lを介し後輪7,9を駆動して総輪駆動にすることができる。
図14は、本発明実施例14に係り、動力伝達装置を備えた自動車のスケルトン図である。なお、基本的な構成は実施例6と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図14のように、本実施例の自動車1Mは、前後輪の他方の左右輪である前輪3,5が、走行用原動機103Mに第2の差動機構部であるフロント・デファレンシャル装置75Mを介して連動結合されたものである。
したがって、本実施例では、実施例6と同様な作用効果を奏する他、走行用原動機103によりフロント・デファレンシャル装置75Mを介し前輪3,5を駆動して総輪駆動にすることができる。
図15は、本発明実施例15に係り、動力伝達装置のスケルトン拡大図である。なお、基本的な構成は実施例1の動力伝達装置と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図15のように、本実施例の動力伝達装置10Nは、回生電動モータ17N及び補助減速部23Nの配置状態を変更したものである。回生電動モータ23N及び補助減速部23Nは、回転軸である回生入出力軸51Nが主電動モータ11,13の回転軸である入出力軸39,41に平行に配置されている。リング・ギヤ47N及びピニオン・ギヤ49Nは、平歯車で構成されている。
したがって、本実施例では、実施例1と同様な作用効果を奏する他、デフ・ケース31の回転をリング・ギヤ47N及びピニオン・ギヤ49Nを介し、平行な回転軸である回生入出力軸51Nに入力させて回生することができる。
図16は、本発明実施例16に係り、動力伝達装置のスケルトン拡大図である。なお、基本的な構成は実施例1の動力伝達装置と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図16のように、本実施例の動力伝達装置10Pは、回生電動モータ17P及び補助減速部23Pの配置状態を変更したものである。回生電動モータ17Pは、ロータ17Pbの回転軸が主電動モータ11,13の回転軸である入出力軸39,41に平行に配置されている。補助減速部23Pは、デフ・ケース31Pとスプロケット47Pとの間に配置され、スプロケット47Pがサン・ギヤ23Paに結合されている。回生電動モータ17Pのロータ17Pbにもスプロケット49Pが取り付けられ、スプロケット47P,49Pにチェーン105が巻き回され、回生電動モータ17Pと差動機構部15Pとの間の連動結合を行っている。
したがって、本実施例では、実施例1と同様な作用効果を奏する他、デフ・ケース31Pの回転を補助減速部23P、スプロケット47P、チェーン105、スプロケット49Pを介し、平行な回転軸のロータ17Pbに増速して入力させ回生することができる。
図17は、本発明実施例17に係り、動力伝達装置のスケルトン拡大図である。なお、基本的な構成は実施例16の動力伝達装置と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図17のように、本実施例の動力伝達装置10Qは、左右の主電動モータ11Q,13Q間に、差動制限部107を設けたものである。差動制限部107は、ケース107a及び軸107bにそれぞれ支持されたプレートが交互に配置され、ケース107a内にシリコン・オイル等が封入されたものである。ケース107a及び軸107bには、それぞれギヤ107c,107dが取り付けられ、このギヤ107c,107dがロータ11Qb,13Qbに噛み合っている。
左右の主電動モータ11Q,13Q間に差動回転が起こるとロータ11Qb,13Qbからギヤ107c,107dを介してケース107a及び軸107bにそれぞれ回転が伝達され、プレートによるシリコン・オイルの剪断抵抗により差動がオン・デマンドで制限される。
したがって、本実施例では、実施例16と同様な作用効果を奏する他、左右の主電動モータ11Q,13Q間の差動回転が差動制限部107により制限され、左右前輪3,5間での駆動トルクの移動を行うことで、主電動モータ11Q,13Qの一方が出力低下した場合や故障した場合等の対処、車両直進性や旋回時の安定性向上等を図ることができる。
図18は、本発明実施例18に係り、動力伝達装置のスケルトン拡大図である。なお、基本的な構成は実施例1の動力伝達装置と同一であり、対応する構成部分には同符号を付し、重複した構成及び機能説明は省略する。
図18のように、本実施例の動力伝達装置10Rは、差動機構部15Rが流体剪断抵抗を用いたトルク伝達カップリングで構成されたものである。
差動機構部15Rは、ケース109及び入出力軸39R,41Rにそれぞれ支持されたプレートが交互に配置され、ケース109内にシリコン・オイル等が封入されたものである。
アクセル開度が零になり、主電動モータ11,13の出力が無く、自動車1が慣性走向すると、前輪3,5の回転が前輪車軸43,45から入出力軸39R,41Rへ入力される。一方、ケース109は、回生電動モータ17側の回転反力を受けるためケース109及び入出力軸39R,41Rのプレートが相対回転する。このプレートの相対回転によりシリコン・オイルの剪断抵抗が発生し入出力軸39R,41Rからケース109へ回転が伝達される。ケース109の回転は、リング・ギヤ47,回生ピニオン・ギヤ49、回生入出力軸51を順次介して補助減速部23に入力される。この入力により回生電動モータ17による回生を行わせることができる。
左右の主電動モータ11,13間に差動回転が起こると入出力軸39R,41Rが差動回転する。この差動回転は、プレートによるシリコン・オイルの剪断抵抗によりオン・デマンドで制限される。
したがって、本実施例では、実施例1と同様な作用効果を奏する他、左右の主電動モータ11,13間の差動回転が差動機構部15Rにより制限され、左右前輪3,5間での駆動トルクの移動を行うことで、主電動モータ11,13の一方が出力低下した場合や故障した場合等の対処、車両直進性や旋回時の安定性向上等を図ることができる。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H,1I,1J,1K,1L,1M,1N,1P,1Q,1R 自動車
3,5 前輪(左右輪)
7,9 後輪(左右輪)
10,10B,10C,10D,10E,10Fa,10Fb,10N,10P,10Q,10R 動力伝達装置
11,11Q,13,13Q 主電動モータ
15,15A,15B,15C,15D,15E,15Fa,15Fb,15R 差動機構部
17,17N,17P 回生電動モータ
19,21 主減速部
23,23N,23P 補助減速部
31 デフ・ケース
35,37 サイド・ギヤ
47,47P リング・ギヤ(ギヤ)
49,49P ピニオン・ギヤ(ギヤ)
67 バッテリィ
99 発電用原動機
101 ジェネレータ
105 チェーン
107 差動制限部

Claims (15)

  1. 左右輪を独立に駆動する左右の主電動モータと、
    前記左右輪間を連結して左右輪間の差動又は差動及び差動制限が可能な差動機構部と、
    前記差動機構部に連動連結され車輪側から差動機構部を介して回転入力を受ける回生電動モータと、
    を備えたことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置であって、
    前記左右の主電動モータと前記左右輪及び差動機構部との間に、前記左右の主電動モータから前記左右輪及び差動機構部への回転伝達を減速する主減速部を設けた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記差動機構部と前記回生電動モータとの間に、前記回生電動モータから前記差動機構部への回転伝達を減速する補助減速部を設けた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記回生電動モータは、回転軸が前記主電動モータの回転軸に平行に又は直交するように配置された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項4記載の動力伝達装置であって、
    前記回生電動モータと前記差動機構部との間の連動結合を、ギヤ又はチェーンにより行った、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記差動機構部は、デファレンシャル・ギヤを備えたデファレンシャル装置であり、
    前記左右輪は、前記デファレンシャル装置のサイド・ギヤにそれぞれ連動結合され、
    前記回生電動モータは、前記デファレンシャル装置のデフ・ケースに連動結合された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  7. 請求項1〜5の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記左右の主電動モータ間に、差動制限部を設けた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  8. 請求項1〜5の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記差動機構部は、カップリング・ケース内に配置されたアウター・プレート及びインナー・プレート間の締結制御により前記差動及び差動制限を可能とする電磁摩擦カップリングであり、
    前記回生電動モータは、前記カップリング・ケースに連動結合された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  9. 請求項8記載の動力伝達装置であって、
    前記電磁摩擦カップリングは、前記左右輪の一方側に連動結合されたインナー・ケースとこのインナー・ケースの軸心部に配置され前記左右輪の他方側に連動結合されたハブ・シャフトと前記カップリング・ケース及びインナー・ケース間に介設され入出力制御電磁石により締結制御される入出力断続クラッチとインナー・ケース及びハブ・シャフト間に介設され左右間制御電磁石により締結制御される左右間断続クラッチとを備えた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  10. 請求項1〜5の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記差動機構部は、流体剪断抵抗を用いたトルク伝達カップリングである、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  11. 請求項1〜10の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記左右輪は、前後輪の一方であり、
    前後輪の他方の左右輪は、前記差動機構部に連動連結されたプロペラ・シャフトから駆動入力を受ける差動機構部に連動結合された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  12. 請求項1〜10の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記左右輪は、左右前輪及び左右後輪であり、
    前記左右の主電動モータと差動機構部と回生電動モータとを左右前輪及び左右後輪の左右輪間にそれぞれ設けた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  13. 請求項1〜12の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記主電動モータ及び回生電動モータを駆動するためのバッテリィと、
    このバッテリィに給電するために発電用原動機により適時駆動されるジェネレータと、
    を備えたことを特徴とする動力伝達装置。
  14. 請求項1〜5の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記左右輪は、前後輪の一方であり、
    前後輪の他方の左右輪は、走行用原動機に第2の差動機構部を介して連動結合され、
    前記第2の差動機構部は、前記差動機構部に連動結合された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  15. 請求項1〜14の何れかに記載の動力伝達装置であって、
    前記主電動モータを駆動制御し、前記回生電動モータを回生制御する制御部を備えた、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016533960A (ja) * 2013-08-29 2016-11-04 ケーピーアイティ テクノロジーズ リミテッド 車両をハイブリッド電気自動車および電気自動車(ev)の1つに改造するためのレトロフィットシステム
CN111572511A (zh) * 2020-04-09 2020-08-25 涡阳县康仕达机电有限公司 一种飞轮储能辅助刹车式挂车车桥

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