JP2010187990A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】突然確変当たりであることが遊技者に気付かれ難くいパチンコ機を提供する。
【解決手段】突然確変当たりを有するパチンコ機において、電子抽選手段による抽選結果が突然確変当たりである場合に、特別図柄表示制御手段が特別図柄表示装置17に特別図柄を変動させると共に、演出表示制御手段が演出態様選択手段によって選択された共通演出態様のうち前半共通演出態様を演出表示装置34に表示させる。第1時間が経過したとき(T2)に、特別図柄表示制御手段が、特別図柄表示装置に変動している特別図柄を特別図柄決定手段が決定した特別図柄にて停止させると共に、遊技制御手段が突然確変当たり遊技に移行させ、演出表示制御手段が演出表示装置に後半共通演出態様を表示させる。突然確変当たり遊技に移行中の遊技処理は、処理パターン選択手段が選択した処理パターンによって実行される。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に関する。
一般に、パチンコ機には、遊技盤内の遊技領域に特別図柄を表示する特別図柄表示装置、所定の演出を表示する演出表示装置、電子抽選の契機となる特定入賞口(始動口)などが設けられており、遊技領域に向けて発射された遊技球が、この特定入賞口に入賞すると電子抽選が行われると共に、特別図柄表示装置において特別図柄を変動させた後に停止させるといった態様の表示を行って電子抽選の結果を報知している。同時に、電子抽選の結果に応じた演出を演出表示装置に表示して遊技者を楽しませるようにしている。そして、電子抽選の結果当たりであった場合には、特別図柄表示装置に当たりであることを示す特別図柄が表示されると共に、演出表示装置に当たりである旨の表示がなされた後に、遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行する。この大当たり遊技状態では、アタッカー装置が所定回数だけ開閉して露呈された大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
このようなパチンコ機には、通常当たりと、この通常当たりよりも遊技者にとって有利な確変当たりの二種類の当たりを備えているのが一般的である。通常当たりは、大当たり遊技状態が終了した後は通常状態に戻るものであり、確変当たりは、大当たり遊技状態が終了しても電子抽選で当たりとなる確率の高い遊技状態(確率変動遊技状態)となるものである。そのため、遊技者は通常当たりよりも確変当たりとなることを期待しながら遊技を行うのである。
ところで、近年になって、通常当たりと確変当たり以外に、突然確変当たりと称する当たりを設けたパチンコ機が登場している。この突然確変当たりは、大当たり遊技状態が終了した後には電子抽選で当たりとなる確率の高い遊技状態(確率変動遊技状態)に移行する点では確変当たりと同じだが、大当たり遊技状態の内容が確変当たりと異なっている。具体的に言うと、確変当たりにおける大当たり遊技状態では、アタッカー装置の開閉回数が例えば15回(ラウンド)であるのに対して、突然確変当たりでは例えば2回である。また、アタッカー装置が1回開放する時間も確変当たりでは例えば最大30秒であるのに対して、突然確変当たりでは例えば1秒未満となっている。
このように、突然確変当たりは、確変当たりに比べて、大当たり遊技状態が極めて短時間で終了するように設定されている。そのため、突然確変当たりに当たっても、遊技者が演出表示装置に表示されている演出に見入っていると、いつの間にかアタッカー装置が開閉して大当たり遊技状態が終了し、突然、演出表示装置に確率変動状態である旨が表示されるといった状況が生じることになる。この突然確変当たりを用いたゲーム性は、通常当たりと確変当たりの二種類の当たりしか備えていないパチンコ機でしか遊技をしていない遊技者にとっては、気付かないうちに確率変動状態となっていることから意外性や面白みがあるとして、最近では遊技者に広く受け入れられることとなっている。
しかし、この突然確変当たりは、遊技者が大当たり遊技状態(アタッカー装置の開閉)に気付かない間に確率変動状態となっていることにゲームの意外性や面白みがあるのであって、アタッカー装置が開閉していることに遊技者が気付いてしまうと面白みがなくなってしまう。つまり、遊技者に如何にアタッカー装置が開閉していることを気付かせないようにするかが突然確変当たりの生命線であると言える。そのため、突然確変当たりになったときにアタッカー装置の開閉を遊技者に気付かせない技術として、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。
すなわち、特許文献1に記載されたパチンコ機では、遊技者をスーパーリーチの演出に惹き付けているうちに突然確変当たりに基づく大当たり遊技状態に移行して、遊技者がアタッカー装置の作動に気付かないような工夫をしている。つまり、突然確変当たりの場合には、スーパーリーチ演出の最中に、特別図柄を所定時間変動させた後に停止させ、アタッカー装置を2回開閉するような制御を行っている。
特開2005−160740号公報(段落0069〜0079、図1等)
しかしながら、上記従来の技術では、熟練した遊技者は、スーパーリーチの演出の最中に、所定時間経過した時点でアタッカー装置の開閉動作を確認すれば、容易に突然確変当たりか否か把握することができてしまう。したがって、もはやこのような工夫では、遊技者に突然確変当たりとなったことを気付かせないようにするのは困難であり、意外性のあるゲームとは言えないのが実情である。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、突然確変当たりであることが遊技者に気付かれ難くいパチンコ機を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に電子抽選を行う電子抽選手段と、この電子抽選手段による抽選結果を表示する特別図柄表示装置と、この特別図柄表示装置に表示する特別図柄を複数種類の中から決定する特別図柄決定手段と、前記電子抽選手段による抽選結果に基づいた所定の演出態様を表示する演出表示装置と、この演出表示装置に表示する演出態様を複数種類の中から選択する演出態様選択手段と、特別図柄を変動させた後に前記特別図柄決定手段が決定した特別図柄が停止するように前記特別図柄表示装置の表示を制御する特別図柄表示制御手段と、前記演出態様選択手段が選択した演出態様を前記演出表示装置へ表示するように制御する演出表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が当たりである場合に、通常遊技に比べて遊技者に有利な特別遊技に移行する遊技制御手段と、前記特別遊技に移行した場合に作動して遊技球の入賞を可能とするアタッカー装置とを備えたパチンコ機において、前記当たりとして、突然確変当たりと、この突然確変当たりより遊技者に有利な大当たりの少なくとも二種類の当たりを有し、前記複数種類の演出態様には、突然確変当たり、大当たり、及びハズレの何れの抽選結果であっても前記演出態様選択手段によって選択される共通演出態様が含まれ、この共通演出態様は、前記演出表示装置への表示が開始され第1時間が経過するまでの間に表示される前半共通演出態様と、前記第1時間が経過したときから表示が開始され第2時間が経過するまでの間に表示される後半共通演出態様とで構成され、前記特別遊技として、突然確変当たりの場合に移行する突然確変当たり遊技と、この突然確変当たり遊技が終了したときに移行し、通常遊技に比べて前記電子抽選手段による抽選結果が当たりとなる確率が高い確率変動遊技と、大当たりの場合に移行し、前記突然確変当たり遊技よりも遊技者に有利な大当たり遊技とを有し、前記突然確変当たり遊技は、前記大当たり遊技に比べて前記アタッカー装置の作動処理の時間が短くなるように設定されており、前記突然確変当たり遊技に移行中に行われる遊技処理として、前記突然確変当たり遊技に移行してから前記アタッカー装置が作動するまでの待ち時間の調整を行う前処理と、この前処理に続いて行う前記アタッカー装置の作動処理と、このアタッカー装置の作動処理に続いて行う処理であって、前記アタッカー装置の作動が終了してから突然確変当たり遊技が終了するまでの待ち時間の調整を行う後処理とを有し、前記遊技処理には、その処理に要する時間が前記第2時間と同一時間が設定された複数の処理パターンが含まれ、これら複数の処理パターンは、前記アタッカー装置の作動処理の時間が互いに同一であるが、前記前処理の時間と前記後処理の時間とが互いに異なる構成を成し、さらに、前記複数の処理パターンのぞれぞれと、前記複数種類の特別図柄のそれぞれとは予め対応付けられており、前記複数の処理パターンの中から前記特別図柄決定手段が決定した特別図柄の種類に基づいて何れかの処理パターンを選択する処理パターン選択手段をさらに備え、前記電子抽選手段による抽選結果が突然確変当たりである場合に、まず、前記特別図柄表示制御手段が前記特別図柄表示装置に特別図柄を変動させると共に、前記演出表示制御手段が前記演出態様選択手段によって選択された前記共通演出態様のうち前記前半共通演出態様を前記演出表示装置に表示させ、前記第1時間が経過したときに、前記特別図柄表示制御手段が、前記特別図柄表示装置に変動している特別図柄を前記特別図柄決定手段が決定した特別図柄にて停止させると共に、前記遊技制御手段が前記突然確変当たり遊技に移行させ、さらに、前記演出表示制御手段が前記演出表示装置に前記後半共通演出態様を表示させ、前記突然確変当たり遊技に移行中の遊技処理は、前記処理パターン選択手段が選択した処理パターンによって実行される構成とした。
本発明に係るパチンコ機は、当たりとして、突然確変当たりと大当たりを備えており、電子抽選の結果、突然確変当たりに当選した場合には、演出表示装置に所定の演出が表示されている最中に突然確変当たり遊技に移行するものである。より具体的には、始動口に遊技球が入賞すると電子抽選が行われ、抽選結果が突然確変当たりである場合には、特別図柄表示装置にて特別図柄が変動を開始し、第1時間が経過したときに特別図柄は停止する。そして、突然確変当たり遊技に移行し、第2時間が経過するまでの間にアタッカー装置が作動する。この特別図柄が変動して停止するまでの期間に合わせて演出表示装置には、前半共通演出態様が表示されており、第1時間が経過したときに後半共通演出態様が表示され、第2時間が経過するとこの後半共通演出態様が終了する。つまり、演出表示装置にて、前半共通演出態様が表示されている間に特別図柄の変動と停止が行われ、後半共通演出態様が表示されている間に突然確変当たり遊技が行われるようになっている。そのため、遊技者は演出表示装置に見入っていると、アタッカー装置が作動したことに気付き難いこととなる。
さらに、本発明では、突然確変当たり遊技中に行われる遊技処理のパターン、すなわち、アタッカー装置を作動させるための処理のパターンが複数設けられている。これら複数の処理パターンは、全て第2時間と同一時間が設定されており、アタッカー装置の作動処理の時間も互いに同一であるが、アタッカー装置が作動するまでの待ち時間の調整を行う前処理の時間と、アタッカー装置の作動が終了してから突然確変当たり遊技が終了するまでの待ち時間の調整を行う後処理の時間とが互いに異なっている。そして、これら複数の処理パターンは、複数種類の特別図柄のそれぞれと予め対応付けがなされている。
したがって、突然確変当たりになったときに決定された特別図柄に応じて、突然確変当たり遊技中の処理パターンが異なることとなる。より具体的には、特別図柄に応じて、第1時間が経過してからアタッカー装置が実際に作動する(開閉する)までの時間が異なるのである。つまり、アタッカー装置が作動するタイミングにバリエーションがあるということである。そのため、遊技者が突然確変当たり遊技に移行しているかどうかを確認したい場合には、後半共通演出態様が表示されている第2時間の間、頻繁にアタッカー装置を注視していなければならない。しかし、これは現実には殆ど無理である。何故なら、演出表示装置を見て楽しみながら遊技を行うのが一般的な遊技方法だからである。
すなわち、上記した従来技術のように所定時間経過したときにアタッカー装置が作動するのであれば、遊技者は、所定時間経過時にのみアタッカー装置が作動したか否かを目視すれば良いので、突然確変当たり遊技に移行したことに直ぐに気付いてしまうが、本発明のように処理パターンを複数備えることで、遊技者は常時アタッカー装置の作動を監視しない限りいつアタッカー装置が作動するか気付くのは困難となる。
また、本発明では、突然確変当たり遊技中に行われる遊技処理の時間を後半共通演出態様が表示されている第2時間と同じに設定しているため、後半共通演出態様が終了するタイミングと突然確変当たり遊技が終了するタイミングとの同期が取れる。そのため、後半共通演出の途中で次遊技が開始するといった遊技制御上の不具合も防止できるといった利点もある。つまり、突然確変当たり遊技中の状態では、その後に移行する確率変動遊技を実行することはできないところ、本発明のように突然確変当たり遊技中に行われる遊技処理の時間を第2時間と同じにすることで、演出表示装置上で行われる演出の終了前に確率変動遊技に移行して当該演出表示装置上に確率変動遊技中である旨の表示がなされるといった不都合はなくなる。
なお、本発明において、特別図柄表示装置と演出表示装置とは、一体で構成される場合と別体で構成される場合の両方を含む。具体的には、一つの液晶装置の表示領域を区画し、一方に特別図柄を表示し、他方に演出態様を表示するように構成すれば、本発明の特別図柄表示装置と演出表示装置とを備えることとなる。
また、別体で構成する場合、互いの装置は、遊技者の視界に同時に入らないように遊技盤内でなるべく離して取り付けるのが好ましい。本発明では、前述したように、突然確変当たりになった場合には、第1時間が経過して特別図柄の変動が停止(確定)するとアタッカー装置が選択された処理パターンに応じて作動する。そのため、突然確変当たり遊技に移行する時期は、特別図柄が停止して以降となる。ところが、特別図柄表示装置と演出表示装置を物理的に離しておき、同時に視界に入らないようにすれば、通常は演出表示装置に遊技者は注視して遊技を行っているので、特別図柄の変動が停止したタイミングに気付き難い。そうすると、当然、突然確変当たり遊技に移行するタイミングの予測も困難となるため、特別図柄表示装置と演出表示装置とは物理的に離れた位置に設けるのが好ましいのである。
なお、本発明における突然確変当たり遊技は、大当たり遊技に比べてアタッカー装置の作動処理の時間が短くなる遊技であれば全て含まれる。例えば、アタッカー装置の開閉する動作の回数を大当たり遊技に比べて少なくし、その結果、作動処理の時間が短くなる場合が本発明における突然確変当たり遊技に該当する。それ以外にも、アタッカー装置の開閉時間を大当たり遊技に比べて短くしても突然確変当たり遊技に含まれることは言うまでもない。
また、本発明において前半共通演出態様と後半共通演出態様とは演出態様に何らかの関連性があって、前半と後半で一つの連続する演出として形成された共通演出態様となっていれば、いかなる演出態様でも含まれるが、前半共通演出態様が終了する第1時間経過時点でそれ以降に大当たりであることを期待させる演出となるのが、好ましい。遊技者の視線を演出表示装置に釘付けにして、突然確変当たり遊技への移行を気付きに難くすることができるからである。かかる構成として、例えば、次のものが挙げられる。
すなわち、上記の構成において、前記前半共通演出態様には、複数のダミー図柄が変動を開始し、前記第1時間が経過したときに、一つのダミー図柄が変動中であって、かつ、残りのダミー図柄が同一種類で変動が停止しているリーチ演出態様と、前記複数のダミー図柄が変動を開始し、前記第1時間が経過したときに全てのダミー図柄が特定の態様で一時的に停止しているチャンス目演出態様との少なくとも何れかが含まれ、前記第1時間が経過したときに生成されるコマンドを受けて作動し、前記演出表示装置に表示する後半共通演出態様を複数種類の中から選択する後半共通演出態様選択手段をさらに備えるようにしても良い。
かかる構成によれば、一般に大当たりの可能性の高い演出態様であるリーチ演出態様やチャンス目演出態様といった演出態様が演出表示装置に表示されることで、より一層演出表示装置に遊技者を注目させることができる。つまり、突然確変当たりとなっても、演出表示装置にリーチ演出態様やチャンス目演出態様が表示されると、遊技者は大当たりかもしれないと期待しながら演出表示装置に注視するため、これらの演出に引き続いて行われる演出に目を奪われている間にアタッカー装置を作動させることができるので、遊技者を突然確変当たり遊技に移行したことに気付かせないようにできるのである。
さらに、上記した構成によれば、後半共通演出態様選択手段が第1時間経過時に生成されるコマンドを受けて後半共通演出態様を選択するので、後半共通演出態様の表示の開始を確実に第1時間経過の時点にタイミングを合わせることができる。
なお、上記の構成において「ダミー図柄」とは、「特別図柄」と別の図柄であることを明確にするために用いた用語であり、遊技の制御において特別図柄と別の図柄として処理される限り、特別図柄と同じ数字や絵柄であってもダミー図柄となり得る。
本発明のパチンコ機によれば、突然確変当たりになっても、後半共通演出態様を表示している時間に、特別図柄に対応した処理パターンで突然確変当たり遊技の処理が実行されるため、遊技者がアタッカー装置の作動を気付き難くすることができる。
本発明の実施形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機のガラス扉を開けた状態の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1に示すパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すパチンコ機が突然確変当たり遊技に移行する状態を示したタイミングチャートである。
以下、発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1と図2に示すように、本発明の実施形態例に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2の内側に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きく開口部8が形成されたガラス扉4と、このガラス扉4の開口部8に取り付けられた透明なガラス板10と、前面枠2の下側に開閉自在に配設され、遊技球を収容する受皿5を有する前面ボード6と、前面枠2の下部に設けられた発射装置9と、前面ボード6に取り付けられたハンドル7等を具備している。また、図3に示すように、このパチンコ機Pは、背面側に、主制御処理部11と、演出表示制御部(演出表示制御手段)12aと、特別図柄表示制御部(特別図柄表示制御手段)12bと、ランプ制御処理部12cと、音声制御処理部12dと、払出制御処理部12eと、発射制御処理部13と、賞球払出装置14等を備えている。続いて、図1〜図4を参照して、このパチンコ機Pの構成を詳しく説明していくことにする。
遊技盤3は、その盤面に遊技領域31を有しており、前面枠2に装着した後、ガラス板10から遊技領域31を観察することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されており、発射装置9によって打ち出された遊技球はこの遊技領域31内を流下する。また、遊技領域31内には、特別図柄表示装置17と、演出表示装置34と、ステージ36と、始動入賞口(始動口)37と、一般入賞口38と、アウト口39と、遊技釘(図示せず)と、風車(図示せず)と、アタッカー装置41等が設けられている。
演出表示装置34は、遊技盤3の略中央部に設けられ、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた電子抽選の結果に基づいて所定の演出態様を表示するものであって、本実施形態例では液晶表示装置が用いられている。また、特別図柄表示装置17は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた電子抽選の結果を表示するためのものであって、より具体的には、抽選結果を特別図柄(数字や絵柄)を変動させた後に停止させるといった態様で表示するものである。この特別図柄表示装置17は、本実施形態例では7セグメント表示器が用いられており、演出表示装置34を見ている遊技者の視界に同時に入らないように遊技盤3の右下部分に離れて設けられている。
なお、本実施形態例では後述するように特別図柄は1〜9までの数字を用いて説明しているが、特別図柄表示装置17への実際の表示は、1〜9までの数字に対応する記号が用いられている。これは、遊技者が特別図柄の種類を容易に見分けることのないようにするためである。
ステージ36は、演出表示装置34の下方に配置されており、遊技球が転動しながら一時的に滞在する構造物である。このステージ36の中央には溝が形成されており、この溝の真下の位置には始動入賞口37が配されている。そのため、溝から落下した遊技球は、高い確率で始動入賞口37へと導かれる。アタッカー装置41は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われる電子抽選の結果、当たりとなって大当たり遊技あるいは突然確変当たり遊技に移行した場合に所定回数開放される装置である。このアタッカー装置41が開放すると、大入賞口42が露呈し、そこに遊技球が入賞することで多くの賞球が獲得できるようになっている。また、一般入賞口38に遊技球が入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として遊技者に払い出される。そして、始動入賞口37や一般入賞口38に入らなかった遊技球は、アウト口39から回収される。なお、始動入賞口37、一般入賞口38、大入賞口42の内部にはそれぞれ遊技球の通過を検知するためのセンサ43〜45(図4参照)が設けられている。
前面ボード6には遊技球を収容するとともに、外部に排出可能な受皿5が取り付けられている。この受皿5は、遊技者が投入した遊技球を収容するだけでなく、賞球払出装置14から賞球として払い出された遊技球も収容可能となっている。また、遊技球を遊技領域31に向けて発射するための発射装置9が前面枠2の下部に取り付けられており、受皿5に収容されている遊技球がこの発射装置9に1個ずつ供給される。そして、前面ボード6の右下に取り付けられたハンドル7を回動させると、その回動量に応じた発射強度で発射装置9が遊技球を遊技領域31へと発射することができるようになっている。
主制御処理部11は、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられている。この主制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)11bと、生成された処理情報の一時記憶及び記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)11c等とにより構成され、遊技に関する主要な処理を行っている。
具体的には、図4に示すように、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に電子抽選を行う電子抽選部(電子抽選手段)111と、この電子抽選部111の抽選結果が当たり/外れのどちらであるかを判定する抽選結果判定部112と、この抽選結果判定部112が判定した抽選結果に応じるように図柄抽選判定をして特別図柄を決定する特別図柄決定部(特別図柄決定手段)113と、特別図柄を変動させた後に特別図柄決定部113が決定した特別図柄を特別図柄表示装置17に停止させるための表示のパターン(図柄変動パターン)を決定する図柄変動パターン決定部114と、抽選結果判定部112による抽選結果の判定が当たりとなった場合にアタッカー装置41(のソレノイド)を作動させて大当たり遊技や突然確変当たり遊技に移行する特別遊技移行制御部(遊技制御手段)115と、抽選結果判定部112による抽選結果が突然確変当たりとなった場合に、突然確変当たり遊技に移行中に行われる遊技処理の処理パターン(前処理、アタッカー装置41の作動処理、後処理からなり詳しくは後述する)を選択する処理パターン選択部(処理パターン選択手段)116と、を備えて主制御処理部11は構成されている。
ここで、電子抽選部111は、図示していないが乱数発生部と乱数取得部とを有しており、始動入賞口検知センサ43が遊技球の入賞を検知すると、乱数取得部が乱数発生部で発生した乱数を一つ取得する。そして、この取得した乱数が当たりかハズレかのどちらに該当するかを抽選結果判定部112が判定し、当たりである場合には、さらに抽選結果判定部112がこの当たりが「大当たり」か「突然確変当たり」の何れであるかを判定する(抽選により決定する)。
次に、処理パターン選択部116が選択する処理パターンについて図5を参照しながら説明する。まず、処理パターンは、前処理と、アタッカー装置の作動処理と、後処理の3つの処理から構成されており、図柄抽選判定により決定される特別図柄の種類に対応して複数の処理パターンが主制御処理部11のROM11bに格納されている。これら複数の処理パターンを詳細に説明すると、まず、特別図柄が「2、4、6、8」の場合には、アタッカー装置41が開くまでの待ち時間(前処理)が10秒、引き続き行われるアタッカー装置41の開閉動作の処理が7秒、アタッカー装置41が閉じて次の遊技に移行するまでの待ち時間(後処理)が40秒の合計57秒の処理パターンAが選択されるようになっている。同様にして、特別図柄が「1、5、9」の場合は、前処理が20秒、アタッカー装置の作動処理が7秒、後処理が30秒の合計57秒の処理パターンBが選択され、特別図柄が「3、7」の場合は、前処理が30秒、アタッカー装置の作動処理が7秒、後処理が20秒の合計57秒の処理パターンCが選択されるようになっている。なお、特別図柄決定部は、後半共通演出態様の実行時(合計57秒)の中におけるアタッカー装置の作動開始タイミングを抽選決定する手段ということができる。
これらの処理パターンは、図5から明らかなように、アタッカー装置41が開閉動作する作動処理の時間は7秒と同一であり、しかも、各処理時間の合計も57秒と同一であるが、前処理と後処理の時間がそれぞれ異なっている。つまり、アタッカー装置41が開き始めるタイミング(T3、T4、T5)が特別図柄に応じて異なるようになっているのである。
次に、主制御処理部11からの指令を受けて各種装置を制御する制御部について説明する。演出表示制御部12aは、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられ、主制御処理部11が生成した処理情報に従って、演出表示装置34やその他の演出装置(LED装置など)の制御を行う装置である。具体的には、演出表示制御部12aは、主制御処理部11から抽選結果判定部112で判定した抽選結果(大当たり、突然確変当たり、ハズレ)のコマンドと、図柄変動パターン決定部114が決定した特別図柄の変動パターンのコマンドとを受けて、これらのコマンドに基づいて演出態様選択部(演出態様選択手段)121が、ROMに格納されている複数種類の演出態様の中から所定の演出態様を選択する。そして、選択された演出態様を演出表示制御部12aが演出表示装置34に表示するように制御している。ここで、格納されている複数種類の演出態様の中には、後述する共通演出態様(図5参照)も含まれている。
特別図柄表示制御部12bは、主制御処理部11の特別図柄決定部113が決定した特別図柄113のコマンドと、図柄変動パターン決定部114が決定した特別図柄の変動パターンのコマンドを受けて、特別図柄表示装置17に特別図柄を変動させた後に停止させる態様で特別図柄決定部113が決定した特別図柄を表示する。
ランプ制御処理部12cは、主制御処理部11からコマンドを受けて各種ランプや電飾の点灯制御を行うものである。また、音声制御処理部12dは、主制御処理部11からコマンドを受けて、スピーカ等の作動を制御する。
また、払出制御処理部12eは、CRユニットからの信号を受けて遊技球を遊技者に貸し出すように賞球払出装置14を制御する他、主制御処理部11からの払出指令を受けて、所定個数の賞球を遊技者に対して払い出すように賞球払出装置14を制御する。この賞球払出装置14は、遊技球を1個ずつ保持する切欠きが形成されたスプロケット(図示せず)と、このスプロケットを回転させるモータ(図示せず)とを備えて構成されている。そして、モータの回転を制御することにより、必要な数だけ賞球を払い出すことができるようになっている。具体的には、始動入賞口検知センサ43、一般入賞口検知センサ44、大入賞口検知センサ45等が遊技球の通過を検知したら、賞球払出装置14は主制御処理部11を経由して受けたコマンドに基づき遊技球を払い出す。
また、発射制御処理部13は、ハンドル7の回動量に応じて、発射装置9に対する作動の制御を行う装置である。より具体的に言うと、発射装置9に対して通電させたり、通電を停止したり、あるいは、通電電流を変化させるといった制御処理を行う。なお、この発射制御処理部13は、払出制御処理部12dと接続されており、CRユニットが接続されていない場合に発射停止信号が受信されるようになっている。
次に、このように構成されたパチンコ機Pを遊技した結果、突然確変当たりに当たった場合の遊技状態の遷移について、図5に示すタイミングチャートを用いて説明する。
「T1〜T2までの間で行われる制御」
始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に電子抽選部111が電子抽選を行う。そして、抽選結果判定部112が電子抽選部111が抽出した乱数を当たり/ハズレの抽選テーブル(図示せず)を参照して判定を行う。ここでは突然確変当たりである場合について説明するため、抽選結果判定部112は突然当たりであるとの判定を行うことになる。さらに、特別図柄決定部113が複数の特別図柄の中から特別図柄表示装置17に停止表示させるべく特別図柄(本実施形態例では「2」)を決定する。加えて、図柄変動パターン決定部114が特別図柄が変動してから停止するまでの時間(本実施形態例では3秒のパターン)を決定する。また、処理パターン選択部116は、特別図柄決定手段113が決定した特別図柄(本実施形態例では「2」)に対応するアタッカー装置41の作動処理パターンであるパターンAを選択する。
また、図柄変動パターン決定部114からの決定のコマンド(本実施形態例では3秒パターンである旨のコマンド)を受けて、特別図柄表示制御部12bは、特別図柄表示装置17に特別図柄を変動表示させる。そして、演出表示制御部12aの演出態様選択部121は、突然確変当たりであっても、大当たりであっても、あるいはハズレであっても選択される共通演出態様を選択する。この共通演出態様は、前半共通演出態様と後半共通演出態様とから構成されており、前半共通演出態様の演出時間が特別図柄の変動時間と同一の3秒のものが選択されるように予め設定されている。ここまでの処理が、T1のタイミングで行われる処理である。そして、T1〜T2までの時間(第1時間:3秒)が経過するまで、特別図柄表示制御部12bは特別図柄表示装置17に特別図柄を変動表示させる。
T2のタイミングでは、特別図柄表示装置17に変動表示中の特別図柄が停止して特別図柄(本実施形態例では「2」)が確定する。この確定した特別図柄は突然確変当たりに基づいて決定した特別図柄であるから、引き続き、特別遊技移行制御部114が突然確変当たり遊技に移行する。なお、前述したように、特別図柄表示装置17には特別図柄「2」に対応する記号が表示されており、遊技者は特別図柄が「2」であることは容易には分からない。
また、このT2のタイミングで演出表示制御部12aは、前半共通演出態様による3秒の演出を終了させて、次の演出を実行する契機となるコマンド(ファンファーレコマンド)を生成する。つまり、前半共通演出態様が演出表示装置34に表示が開始されて第1時間が経過したT2のタイミングで、ファンファーレコマンドが生成される。このファンファーレコマンドを受けて、後半共通演出態様選択部(後半共通演出態様選択手段)122は、共通演出態様のうち後半共通演出態様を選択して、演出表示装置34に表示する。なお、前半共通演出態様としては、T2のタイミングでいわゆるリーチ状態やチャンス目表示となる内容となっている。
具体的には、T2のタイミングで、一つのダミー図柄が変動中であって、かつ、残りのダミー図柄が同一種類で変動が停止しているリーチ状態(演出表示装置の左と中にそれぞれ7図柄が停止し、右の図柄が変動中の状態)となっているか、あるいは、T2のタイミングで全てのダミー図柄が特定の態様で一時的に停止しているチャンス目(左、中、右の順に3、5、7の図柄が停止した状態)が表示されているかのどちらかとなっている。ここまでの処理がT2のタイミングでなされることとなる。
「T2〜T9までの間で行われる処理」
このT2〜T9までの間の時間は、演出表示装置34では後半共通演出態様による演出が第2の時間である57秒間行われている。この間にアタッカー装置41が開閉することになるが、本実施形態例では特別図柄として「2」が決定され、この決定に基づいて処理パターンAが選択されるため、後半共通演出態様が表示されてから10秒経過するT3のタイミングまではアタッカー装置41は開閉しない。つまり、10秒の前処理時間となる。そして、T3のタイミングでアタッカー装置41が7秒間の間に2回開閉(1回の開放時間は0.4秒)する。そして、T6のタイミングでアタッカー装置41は閉状態を維持し、そこから更に40秒経過したT9のタイミングで後処理は終了する。このT9のタイミングで丁度、後半共通演出態様による演出が57秒行われて終了する。つまり、突然確変当たり遊技の終了のタイミングと後半共通演出態様の終了タイミングは同期が取られている。
なお、付言しておくと、特別図柄が「1、5、9」の場合は、処理パターンBが選択されるので、前処理がT2〜T4の間の20秒、アタッカー装置の作動処理がT4〜T7の間の7秒、後処理がT7〜T9の30秒行われる。また、別図柄が「3、7」の場合は、処理パターンCが選択されるので、前処理がT2〜T4の間の30秒、アタッカー装置の作動処理がT4〜T7の間の7秒、後処理がT7〜T9の20秒行われることとなる。
そして、突然確変当たり遊技中の処理が終了したら、確率変動遊技に移行する。つまり、T9のタイミング以降に始動入賞口37に遊技球が入賞した場合には、電子抽選で当たりとなる確率が高い遊技状態にて遊技が行われることとなる。
以上説明したように、本実施形態例に係るパチンコ機Pによれば、始動入賞口37に遊技球が入賞して突然確変当たりになったとしても、演出表示装置34に表示される共通演出態様に注目している間に、気付かないうちにアタッカー装置41を開閉できることになるうえ、アタッカー装置41の開閉タイミング(作動時間)が特別図柄によって異なるため、いつアタッカー装置41が開閉するかの予測が困難である。しかも、アタッカー装置41ばかり気にしながら遊技することは稀である。よって、突然確変当たりであってもアタッカー装置の開閉に気付く可能性はかなり低い。加えて、第1時間経過時(T2の時点)にリーチ状態やチャンス目が表示されるため、遊技者の目を一層、演出表示装置に釘付けにさせ、突然確変当たり遊技に移行していることに気付く可能性は殆どない。
また、ファンファーレコマンドに基づいて後半演出態様が制御されるため、演出の表示制御のタイミングの同期が取りやすいというメリットもある。さらに、突然確変当たり遊技が終了すると確率変動遊技に移行するが、演出表示装置34に表示される演出の終了と突然確変当たり遊技に移行してからの処理時間が共に同じ第2時間となっているため、演出の終了と確率変動遊技への移行のタイミングも一致する。そのため、演出の途中で確率変動遊技が始まるといった違和感のある状態になることはない。
また、突然確変当たり遊技の後の確率変動遊技において、演出表示装置に表示する演出を確率変動遊技特有のものにすれば、遊技者にとって興味溢れるものになる。例えば、確率変動遊技に移行してからの遊技では、1遊技毎に、「あと何ゲーム以内に確率変動遊技に移行する可能性??%」といった演出を演出表示装置に表示させ、遊技回数を重ねるごとに??%が100%に近くなっていくような演出を行うと、遊技者にとってもう少しで確率変動遊技に移行するかもといった期待感を抱かせることができる。ここで言うところの「1遊技」とは、始動入賞口に遊技球が入賞して電子抽選を行うと共に、その抽選結果に基づいて特別図柄を変動表示させ、所定時間経過後に特別図柄表示装置にて特別図柄の停止表示を確定させるまでの処理動作をいう。
なお、本実施形態例において、突然確変当たりではなく、大当たりになった場合であって、共通演出態様が選択された場合は、共通演出態様の演出が終了するT9のタイミングで特別図柄の変動が停止し、その後、大当たり遊技に移行してアタッカー装置41が開閉するようになっているが、このこと自体は公知であるので説明は省略する。
3 遊技盤
12a 演出表示制御部(演出表示制御手段)
12b 特別図柄表示制御部(特別図柄表示制御手段)
17 特別図柄表示装置
31 遊技領域
34 演出表示装置
37 始動入賞口(始動口)
41 アタッカー装置
111 電子抽選部(電子抽選手段)
113 特別図柄決定部(特別図柄決定手段)
115 特別遊技移行制御部(遊技制御手段)
116 処理パターン選択部(処理パターン選択手段)
121 演出態様選択部(演出態様選択手段)
122 後半共通演出態様選択部(後半演出態様選択手段)

Claims (2)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、この始動口に遊技球が入賞したことを契機に電子抽選を行う電子抽選手段と、この電子抽選手段による抽選結果を表示する特別図柄表示装置と、この特別図柄表示装置に表示する特別図柄を複数種類の中から決定する特別図柄決定手段と、前記電子抽選手段による抽選結果に基づいた所定の演出態様を表示する演出表示装置と、この演出表示装置に表示する演出態様を複数種類の中から選択する演出態様選択手段と、特別図柄を変動させた後に前記特別図柄決定手段が決定した特別図柄を停止させるように前記特別図柄表示装置の表示を制御する特別図柄表示制御手段と、前記演出態様選択手段が選択した演出態様を前記演出表示装置へ表示するように制御する演出表示制御手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が当たりである場合に、通常遊技に比べて遊技者に有利な特別遊技に移行する遊技制御手段と、前記特別遊技に移行した場合に作動して遊技球の入賞を可能とするアタッカー装置とを備えたパチンコ機において、
    前記当たりとして、突然確変当たりと、この突然確変当たりより遊技者に有利な大当たりの少なくとも二種類の当たりを有し、
    前記複数種類の演出態様には、突然確変当たり、大当たり、及びハズレの何れの抽選結果であっても前記演出態様選択手段によって選択される共通演出態様が含まれ、この共通演出態様は、前記演出表示装置への表示が開始され第1時間が経過するまでの間に表示される前半共通演出態様と、前記第1時間が経過したときから表示が開始され第2時間が経過するまでの間に表示される後半共通演出態様とで構成され、
    前記特別遊技として、突然確変当たりの場合に移行する突然確変当たり遊技と、この突然確変当たり遊技が終了したときに移行し、通常遊技に比べて前記電子抽選手段による抽選結果が当たりとなる確率が高い確率変動遊技と、大当たりの場合に移行し、前記突然確変当たり遊技よりも遊技者に有利な大当たり遊技とを有し、
    前記突然確変当たり遊技は、前記大当たり遊技に比べて前記アタッカー装置の作動処理の時間が短くなるように設定されており、
    前記突然確変当たり遊技に移行中に行われる遊技処理として、前記突然確変当たり遊技に移行してから前記アタッカー装置が作動するまでの待ち時間の調整を行う前処理と、この前処理に続いて行う前記アタッカー装置の作動処理と、このアタッカー装置の作動処理に続いて行う処理であって、前記アタッカー装置の作動が終了してから突然確変当たり遊技が終了するまでの待ち時間の調整を行う後処理とを有し、
    前記遊技処理には、その処理に要する時間が前記第2時間と同一時間が設定された複数の処理パターンが含まれ、これら複数の処理パターンは、前記アタッカー装置の作動処理の時間が互いに同一であるが、前記前処理の時間と前記後処理の時間とが互いに異なる構成を成し、さらに、前記複数の処理パターンのぞれぞれと、前記複数種類の特別図柄のそれぞれとは予め対応付けられており、
    前記複数の処理パターンの中から前記特別図柄決定手段が決定した特別図柄の種類に基づいて何れかの処理パターンを選択する処理パターン選択手段をさらに備え、
    前記電子抽選手段による抽選結果が突然確変当たりである場合に、まず、前記特別図柄表示制御手段が前記特別図柄表示装置に特別図柄を変動させると共に、前記演出表示制御手段が前記演出態様選択手段によって選択された前記共通演出態様のうち前記前半共通演出態様を前記演出表示装置に表示させ、
    前記第1時間が経過したときに、前記特別図柄表示制御手段が、前記特別図柄表示装置に変動している特別図柄を前記特別図柄決定手段が決定した特別図柄にて停止させると共に、前記遊技制御手段が前記突然確変当たり遊技に移行させ、さらに、前記演出表示手段が前記演出表示装置に前記後半共通演出態様を表示させ、
    前記突然確変当たり遊技に移行中の遊技処理は、前記処理パターン選択手段が選択した処理パターンによって実行されることを特徴とするパチンコ機。
  2. 請求項1の記載において、前記前半演出態様には、複数のダミー図柄が変動を開始し、前記第1時間が経過したときに、一つのダミー図柄が変動中であって、かつ、残りのダミー図柄が同一種類で変動が停止しているリーチ演出態様と、前記複数のダミー図柄が変動を開始し、前記第1時間が経過したときに全てのダミー図柄が特定の態様で一時的に停止しているチャンス目演出態様との少なくとも何れかが含まれ、前記第1時間が経過したときに生成されるコマンドを受けて作動し、前記演出表示装置に表示する後半演出態様を複数種類の中から選択する後半演出態様選択手段をさらに備えたことを特徴とするパチンコ機。
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