JP2010186210A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イニシャルプルダウン時といった商品や庫内の温度が高い状態において、蒸発温度の上昇を低減して圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止する。
【解決手段】自動販売機が高負荷状態かどうかを判定するための高負荷状態判定部100aと、蒸発温度の上昇を低減するための蒸発温度上昇低減手段100とを備え、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は自動販売機の冷却システムの制御装置に関するものである。
従来、この種の自動販売機は、電磁弁のオン/オフ制御を行うことで圧縮機にかかる負荷を低減している(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の自動販売機の冷却装置および制御装置を示すものである。図6に示すように、冷却装置50は、コンプレッサ51、凝縮器(コンデンサ)52、ディストリビュータ53、2本のキャピラリチューブ54A、54B及び2個の電磁弁55A、55Bを備えて構成されている。各電磁弁55A、55Bには、それぞれキャピラリチューブ54A、54Bを介して蒸発器(エバポレータ)56A、56Bが接続されている。各蒸発器56A、56Bは冷媒管及びアキュームレータ65を介してコンプレッサ51に接続されている。また、電磁弁55A、55Bのオン/オフ状態を制御するための制御プログラム及び制御データを記憶し、制御を実行するためのコントローラ58を備えた構成となっている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。まず、自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づく温度を検出して温度データとしてコントローラ58に出力する。コントローラ58は、温度データに基づいて周囲温度が所定温度以上になった場合に、少なくとも一の電磁弁(例えば電磁弁55A)を閉状態とするとともに少なくとも一の電磁弁(例えば電磁弁55B)を開状態とする。以上のように、閉状態にある電磁弁55Aに接続されている蒸発器56Aは休止状態となるのでコンプレッサ51の負荷を低減することができるとともに、開状態にある電磁弁55Bに接続されている蒸発器56Bは冷却動作を継続することとなる。
特開平8−212448号公報
しかしながら、上記従来の構成では、イニシャルプルダウン時といった商品や庫内の温度が高い状態において、一時的に冷却を停止するタイミングが発生する。冷却を停止すると庫内温度は上昇するので、再度冷却を開始した直後、蒸発温度も上昇する。蒸発温度が上昇すれば圧縮機(コンプレッサ11)の軸動力も増加するといった圧縮機の特性がある。圧縮機の軸動力が増えることで、圧縮機にかかる負荷が増加し、過負荷保護装置が働き、圧縮機が強制停止するという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、イニシャルプルダウン時といった商品や庫内の温度が高い状態において、蒸発温度の上昇を低減して圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の制御装置は、冷媒を圧縮するための圧縮機と、前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収容庫を冷却するための複数の蒸発器とを備えた自動販売機において、前記自動販売機が高負荷状態かどうかを判定するための高負荷状態判定部と、前記蒸発器に前記冷媒が循環するときの蒸発温度の上昇を低減するための蒸発温度上昇低減手段とを備え、前記高負荷状態判定部が高負荷状態と判定した時、前記蒸発温度上昇低減手段を動作させるものである。
これによって、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、各庫内の蒸発器へ一定時間、連続して冷媒を流すことで、庫内の温度上昇を防止し、蒸発温度の上昇を低減することとなる。
本発明の自動販売機の制御装置は、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。
請求項1に記載の発明は、冷媒を圧縮するための圧縮機と、前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収容庫を冷却するための複数の蒸発器とを備えた自動販売機において、前記自動販売機が高負荷状態かどうかを判定するための高負荷状態判定部と、前記蒸発器に前記冷媒が循環するときの蒸発温度の上昇を低減するための蒸発温度上昇低減手段とを備え、前記高負荷状態判定部が高負荷状態と判定した時、前記蒸発温度上昇低減手段を動作させるものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記蒸発温度上昇低減手段は、特定庫内または任意庫内を強制的に冷却するための強制運転制御部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記強制運転制御部は、強制冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部を備え、前記特定庫内を強制的に冷却するための特定庫内強制運転制御部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記強制運転制御部は、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内を強制的に冷却するための任意庫内強制運転制御部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。さらに、温度の高い庫内を優先的に冷却するため、イニシャルプルダウン時間を短縮することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記蒸発温度上昇低減制御手段は、特定庫内または任意庫内の制御温度を調整するための制御温度調整部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。また、制御温度を調整できるので、各自動販売機に適した制御を実施することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記制御温度調整部は、制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部を備え、前記特定庫内の制御温度を調整するための特定庫内制御温度調整部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。また、制御温度を調整できるので、各自動販売機に適した制御を実施することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記制御温度調整部は、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部としたものであり、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機にかかる負荷を減らし、圧縮機の強制停止を防止することができる。また、制御温度を調整できるので、各自動販売機に適した制御を実施することができる。さらに、温度の高い庫内の冷却時間を長くすることで、イニシャルプルダウン時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機内部の概要構成図である。図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機の冷却システムの概要構成図を示す。図3は、本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の構成図である。図4は、本発明の第1の実施の形態における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、自動販売機1は、断熱隔壁2により区画された庫内A、庫内Bを備え、それぞれに商品収納コラム3a、商品収納コラム3bを有する。さらに、各商品収納コラム3a、各商品収納コラム3b内には、温度を測定するコラム内温度測定センサ91a、コラム内温度測定センサ91bを有し、自動販売機1の周囲温度を測定する外気温度測定センサ91cを有する。そして、自動販売機全体を制御するためのコントローラ7、圧縮機等の冷却装置及び商品排出機構等が内蔵された機構部6とを備えて構成されている。
図2において、冷却システムは、圧縮機92b、凝縮器(コンデンサ)12、三方弁92a、キャピラリチューブ14a、14b、蒸発器16a、16bを備え、三方弁92aの一方は、キャピラリチューブ14bと蒸発器16bと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成し、三方弁92aの他方は、キャピラリチューブ14aと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成しており、それぞれ選択的に制御される。
図3において、制御装置の主制御部200は、蒸発温度上昇低減手段100として、特定庫内または任意庫内を強制的に冷却するための強制運転制御部110と、特定庫内または任意庫内の制御温度を調整するための制御温度調整部120とを備えている。また、圧縮機92bにかかる負荷の状態を判定するための高負荷状態判定部100aと、コラム内温度測定センサ91a、コラム内温度測定センサ91bそして外気温度測定センサ91cとを備えた温度検知部91と、三方弁92aと圧縮機92bとを制御するための負荷制御部92とを備えている。
本発明の実施の形態1の蒸発温度上昇低減手段100としての強制運転制御部110は、強制冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部111aを備え、特定庫内を強制冷却するための特定庫内強制運転制御部111としている。さらに、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部112aを備え、任意庫内を強制的に冷却するための任意庫内強制運転制御部112としている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図4において、まず、コラム内温度測定センサ91a、コラム内温度測定センサ91b、外気温度測定センサ91cが全て所定温度(例えば30℃)以上の場合、高負荷状態判定部100aが高負荷状態と判定し下記の動作を行う。
まず、特定庫内記憶部111aに記憶された庫内を確認し、庫内Aと庫内Bが該当する場合(ステップ11)、庫内Aと庫内Bの冷却を開始する(ステップ12)。このとき、庫内Aと庫内Bに冷媒が流れるように三方弁92aを開く。具体的には、三方弁92aからキャピラリチューブ14bと蒸発器16bと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成する。そして、庫内Aと庫内Bの冷却を開始したときから高負荷運転が開始するものとし経過時間を測定する(ステップ13)。
経過時間が所定の時間未満(例えば高負荷運転開始5時間未満)の場合、ステップ14で庫内Aのコラム内温度測定センサ91aが冷却停止温度に到達しても庫内Aの冷却を継続し(ステップ15)、ステップ16で庫内Bのコラム内温度測定センサ91bが冷却停止温度に到達しても庫内Bの冷却を継続する(ステップ17)。
庫内Aのコラム内温度測定センサ91aと庫内2のコラム内温度測定センサ91bが冷却停止温度に到達すれば圧縮機92bを止めて冷却を停止する(ステップ19)。ステップ20で、庫内Aのコラム内温度測定センサ91aまたは庫内Bのコラム内温度測定センサ91bが冷却動作温度に到達するまで冷却を停止し、冷却動作温度に到達すれば圧縮機92bを動かして冷却を開始する(ステップ21)。ステップ19で冷却を停止しているが、この場合、庫内の負荷が小さくなり、冷却する必要がない状態であるので、冷却を停止して問題ない。つまり、圧縮機92bが動作している高負荷状態で、庫内Aまたは庫内Bいずれかの冷却の停止と開始を繰返さないこととする。
ステップ22で経過時間が所定の時間以上(例えば5時間以上)になれば通常制御に戻し(ステップ23)、処理を終了する。通常制御とは、例えばコラム内温度測定センサ91aが冷却停止温度に到達すれば冷却を停止し、コラム内温度測定センサ91aが冷却動作温度に到達すれば冷却を開始するものである。
ここで、強制運転制御部110を、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部112aを備えた任意庫内を強制冷却するための任意庫内強制運転制御部112としてもよい。
その動作は、図4において、コラム内温度測定センサ91aの温度がコラム内温度測定センサ91bの温度よりも所定の温度(例えば5℃でこれに限定されるものではない)以上の場合、任意庫内選択部112aが庫内Aを選択し、庫内Aの冷却を開始する。庫内Aの冷却動作はステップ13以降と同じであり説明を省略する。庫内Bについて、所定の時間(5時間)未満の場合、動作温度に達しても冷却を開始しない。
尚、高負荷状態の判定条件としてコラム内温度測定センサ91a・コラム内温度測定センサ91b・外気温度測定センサ91aが全て30℃以上としたが、30℃に限定されるものでなく、また、判定手段もこれらの温度測定センサの組合せに限定されるものではない。
また、庫内数は2に限定されるものでなく、3以上においても該当する。また、ステップ22で所定時間経過後としたが、時間に限定されるものでなく、温度測定センサの検知温度から判定してもよい。さらに所定時間も5時間に限定されるものではない。
また、蒸発器16aまたは蒸発器16bへ冷媒を流す手段は、三方弁92aに限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態においては、強制運転制御部110(蒸発温度上昇低減手段100)を、強制冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部111aを備え、特定庫内を強制的に冷却するための特定庫内強制運転制御部111とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。
また、強制運転制御部110(蒸発温度上昇低減手段100)を、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部112aを備え、任意庫内を強制的に冷却するための任意庫内強制運転制御部112とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。さらに、温度の高い庫内を優先的に冷却するため、イニシャルプルダウン時間を短縮することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の構成図であり、本発明の第2の実施の形態に関する箇所のみ説明する。図5は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1と同一構成については、詳細な説明を省略する。
図3において、本発明の実施の形態2の制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)は、制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部121aを備え、特定庫内の制御温度を調整するための特定庫内制御温度調整部121としている。また、制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)を、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部122aを備え、任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部122としている。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図5において、まず、コラム内温度測定センサ91a・コラム内温度測定センサ91b・外気温度測定センサ91cが全て30℃以上の場合、高負荷状態判定部100aが高負荷状態と判定し下記の動作を行う。
まず、特定庫内記憶部121aに記憶された庫内を確認し、庫内Aと庫内Bが該当する場合(ステップ11)、庫内Aと庫内Bの冷却を開始する(ステップ12)。このとき、庫内Aと庫内Bに冷媒が流れるように三方弁92aを開く。具体的には、三方弁92aからキャピラリチューブ14bと蒸発器16bと蒸発器16aにつながる冷媒流路を形成する。そして、庫内Aと庫内Bの冷却を開始したときから高負荷運転が開始するものとし経過時間を測定する(ステップ13)。
経過時間が所定の時間未満(例えば高負荷運転開始5時間未満)の場合、庫内Aと庫内Bの冷却停止温度をシフトダウンする(ステップ21)。例えば、庫内Aと庫内Bの冷却停止温度がそれぞれ1℃と2℃のとき、5℃シフトダウンして、−4℃と−3℃とする。冷却停止温度とは、コラム内温度測定センサ91aまたはコラム内温度測定センサ91bがこの温度になったときに冷却を停止するものである。
ステップ18で経過時間が所定の時間(例えば5時間)以上になれば、庫内Aと庫内Bの冷却停止温度のシフトダウンを解除して、元に戻す(庫内A:−4℃→1℃、庫内B:−3℃→2℃)(ステップ22)。
ここで、制御温度調整部110を、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部122aを備えた任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部122としてもよい。
その動作は、コラム内温度測定センサ91aの温度がコラム内温度測定センサ91bの温度よりも所定の温度(例えば5℃でこれに限定されるものではない)以上の場合、任意庫内選択部122aが庫内Aを選択し、庫内Aの冷却停止温度を−5℃シフトダウンし、庫内Bの冷却停止温度を−3℃シフトダウンする。その他の動作は図5の内容と同じであるため説明を省略する。
尚、シフトダウンする温度は、−5℃や−3℃に限定されるものでなく、任意に設定することも可能である。また、蒸発器16aまたは蒸発器16bへ冷媒を流す手段は、三方弁92aに限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態においては、制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)を、制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部121aを備え、特定庫内の制御温度を調整するための特定庫内制御温度調整部121とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。また、制御温度を調整できるので、各自動販売機に適した制御を実施することができる。
また、制御温度調整部120(蒸発温度上昇低減手段100)を、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部122aを備え、任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部122とすることにより、高負荷状態でのイニシャルプルダウン時において、蒸発温度上昇の低減により圧縮機92bにかかる負荷を減らし、圧縮機92bの強制停止を防止することができる。また、制御温度を調整できるので、各自動販売機に適した制御を実施することができる。さらに、温度の高い庫内の冷却時間を長くすることで、イニシャルプルダウン時間を短縮することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の制御装置は、圧縮機にかかる負荷を低減して強制停止を防止することができるので、高負荷状態で使用するあらゆる自動販売機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自動販売機内部の概要構成図 本発明の実施の形態1における自動販売機の冷却システムの概要構成図 本発明の実施の形態1ないし2における自動販売機の制御装置の構成図 本発明の第1の実施の形態における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態における自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 従来の自動販売機の冷却システムの冷却装置を示す図
1 自動販売機
3a、3b 商品収容コラム
12 凝縮器
16a、16b 蒸発器
92b 圧縮機
100 蒸発温度上昇低減手段
100a 高負荷状態判定部
110 強制運転制御部
111 特定庫内強制運転制御部
111a 特定庫内記憶部
112 任意庫内強制運転制御部
112a 任意庫内選択部
120 制御温度調整部
121 特定庫内制御温度調整部
121a 特定庫内記憶部
122 任意庫内制御温度調整部
122a 任意庫内選択部

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮するための圧縮機と、前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収容庫を冷却するための複数の蒸発器とを備えた自動販売機において、前記自動販売機が高負荷状態かどうかを判定するための高負荷状態判定部と、前記蒸発器に前記冷媒が循環するときの蒸発温度の上昇を低減するための蒸発温度上昇低減手段とを備え、前記高負荷状態判定部が高負荷状態と判定した時、前記蒸発温度上昇低減手段を動作させることを特徴とする自動販売機の制御装置。
  2. 前記蒸発温度上昇低減手段は、特定庫内または任意庫内を強制的に冷却するための強制運転制御部としたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  3. 前記強制運転制御部は、強制冷却する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部を備え、前記特定庫内を強制的に冷却するための特定庫内強制運転制御部としたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の制御装置。
  4. 前記強制運転制御部は、強制冷却する任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内を強制的に冷却するための任意庫内強制運転制御部としたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の制御装置。
  5. 前記蒸発温度上昇低減制御手段は、特定庫内または任意庫内の制御温度を調整するための制御温度調整部としたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  6. 前記制御温度調整部は、制御温度を調整する特定庫内を記憶するための特定庫内記憶部を備え、前記特定庫内の制御温度を調整するための特定庫内制御温度調整部としたことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の制御装置。
  7. 前記制御温度調整部は、制御温度を調整する任意庫内を選択するための任意庫内選択部を備え、前記任意庫内の制御温度を調整するための任意庫内制御温度調整部としたことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の制御装置。
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