JP2010183470A - ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラム - Google Patents

ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010183470A
JP2010183470A JP2009026950A JP2009026950A JP2010183470A JP 2010183470 A JP2010183470 A JP 2010183470A JP 2009026950 A JP2009026950 A JP 2009026950A JP 2009026950 A JP2009026950 A JP 2009026950A JP 2010183470 A JP2010183470 A JP 2010183470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication speed
network connection
network
speed
network device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009026950A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Iwamoto
裕之 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009026950A priority Critical patent/JP2010183470A/ja
Publication of JP2010183470A publication Critical patent/JP2010183470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】通信速度を調整するための処理を簡略化することで、消費電力を十分に抑えること。
【解決手段】本発明にかかるネットワーク接続装置は、通信速度の調整を行う時間帯と通信速度とを関連付けて格納する記憶部と、現在時刻が属する時間帯に関連付けられた通信速度を記憶部から取得し、取得した通信速度を用いて自己の最大通信速度を再設定する制御部と、制御部により再設定された自己の最大通信速度を用いて、通信相手との間の通信速度を決定する通信速度決定部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラムに関し、特に、ネットワーク機器間において確立されたリンクの通信速度を調整するためのネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラムに関する。
イーサネット(登録商標)インタフェースには、ツイストペアケーブルを媒体とし電気信号でデータの送受信を行なうものと、光ケーブルを媒体とし光信号でデータの送受信を行なうものとがある。この内、ツイストペアケーブルを媒体とした電気信号でデータの送受信を行なう規格として、10Mbps(Mega Bit Per Second)のリンクスピードの10BASE−T、100Mbpsのリンクスピードの100BASE−TX及び1000Mbpsのリンクスピードの1000BASE−Tがある。これらは、低コストで実現可能であり、扱い易いことから主要な規格として普及している。
さらに、端末性能の向上や高速インタフェースの価格低下による普及に伴い、上述したイーサネット(登録商標)の規格の内、複数の速度でリンクアップ可能なネットワーク接続装置が実現されている。このようなネットワーク接続装置は、例えば、10BASE−T、100BASE−TX又は1000BASE−Tのいずれかのスピードでリンクアップ可能な10/100/1000BASE−Tのインタフェースを持ったもの、または、10BASE−T又は100BASE−TXのいずれかのスピードでリンクアップ可能な10/100BASE−TXのインタフェースを持ったものなどである。そして、このようなネットワーク接続装置と対向ネットワーク装置とのオートネゴシエーションにより実際のネットワーク使用帯域に関係無く最大リンク速度でリンク確立することができる。しかし、リンク速度が速いほどリンクでの電力消費量は大きくなるが、オフィス環境の深夜帯などネットワークの使用頻度が非常に低い時でも、最大リンク速度でリンク確立されている為、不要な電力が消費されているという課題がある。
尚、リンク速度を遅くするために、オートネゴシエーションを無効にして手動でリンク速度を遅い速度に設定することや、オートネゴシエーションで調停する最大リンク速度を固定的に遅い速度に設定することが考え得る。しかし、この方法では、ネットワーク利用度が高い場合であっても、遅い速度のままであり、ネットワーク機器が本来有している速度でのデータ通信が出来ない。
また、特許文献1には、オートネゴシエーション機能を備えたイーサネット(登録商標)接続装置と接続して、リンク速度を調整する仕組みとして、通信データ量に応じてリンク速度を調整するイーサネット(登録商標)接続装置に関する技術が開示されている。特許文献1では、通信データ量を監視し、時間帯毎に通信量の大小を判断する基準を異なるように設定することで、通信トラフィック量が大きな状態においては高速で大電力の通信能力による通信リンクを設定し、通信トラフィック量が小さい状態においては低速で小電力の通信能力による通信リンクを設定することができる。
尚、特許文献2には、電力削減のために、空運転モードの間は、イーサネット(登録商標)ポートを制御して最低の速度で動作させる動的電力管理方法が開示されている。また、特許文献3には、リンク速度を調整する技術として、ファイバ・チャネル調停ループのノード間において最高共通リンク速度を折衝するための方法及び装置が開示されている。
特開2005−260414号公報 特表2004−534314号公報 特開2001−211194号公報
しかしながら、上述した特許文献1乃至3にかかる技術では、ネットワーク接続装置における消費電力を十分に抑えることができないという課題がある。まず、特許文献1では、通信データ量を監視する機構が不可欠である。そして、データ量を監視する機構を実現するための電気回路による電力消費が必要となる。さらに、リンク速度の変更の際にはネットワークリンクの断が発生する為、頻繁なリンク速度の切り替えを行なう場合には、通信データのパケットロスが発生する可能性がある。
また、特許文献2は、イーサネット(登録商標)で接続している2つの装置間(ケーブル装置とPC間)でデータ不在を検出し、空運転モード(低速モード)に移ることを規定している。そのため、2つの装置間に同一のソフトウェアが動作している必要があり、汎用性が低い。尚、特許文献3は、自動折衝機能に関するものであり、電力消費の低減を対象としたものではない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、消費電力を十分に抑えることができるネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかるネットワーク接続装置は、通信速度の調整を行う時間帯と通信速度とを関連付けて格納する記憶部と、現在時刻が属する時間帯に関連付けられた通信速度を前記記憶部から取得し、取得した通信速度を用いて自己の最大通信速度を再設定する制御部と、前記制御部により再設定された自己の最大通信速度を用いて、通信相手との間の通信速度を決定する通信速度決定部と、を備える。
本発明の第2の態様にかかるネットワーク接続制御方法は、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間で通信速度を決定するものであって、少なくとも第1のネットワーク装置の最大通信速度を、現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度に基づいて再設定する再設定ステップと、前記再設定ステップにより再設定された最大通信速度を前記第1のネットワーク装置から前記第2のネットワーク装置に対して送信し、前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間で通信速度を決定する決定ステップと、を含む。
本発明の第3の態様にかかるネットワーク接続制御プログラムは、通信速度の調整を行う時間帯と通信速度とを関連付けて格納された記憶部から現在時刻が属する時間帯に関連付けられた通信速度を取得し、取得した通信速度を用いて第1のネットワーク接続制御プログラムの最大通信速度を再設定する再設定処理と、前記再設定処理により再設定された前記第1のネットワーク接続装置の最大通信速度を用いて、前記第1のネットワーク接続装置と第2のネットワーク接続装置との間の通信速度を決定する決定処理と、を含む。
本発明によれば、通信速度を調整するための処理を簡略化することで、消費電力を十分に抑えることができるネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかるネットワーク接続装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかるネットワーク接続処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続装置の接続形態の例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続処理の流れを示すフローチャート図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかるネットワーク接続装置100の構成を示すブロック図である。ネットワーク接続装置100は、通信インタフェースを有するネットワーク機器である。通信インタフェースは、例えば、イーサネット(登録商標)に対応したポート(不図示)である。ネットワーク接続装置100は、例えば、10BASE−T、100BASE−TX又は1000BASE−Tといった複数の通信速度でリンクアップ可能な少なくとも一つのポートを有する。
ネットワーク接続装置100の通信相手(不図示)は、ネットワーク接続装置100と同一の規格に対応する通信インタフェースを有するネットワーク機器である。ネットワーク接続装置100は、ポートと当該通信相手のポートとがLAN(Local Area Network)ケーブル等で接続された場合に、当該通信相手との間でオートネゴシエーションを行い、最大の通信速度によりリンクを確立し、データ等の通信を実現するものである。ネットワーク接続装置100は、記憶部110と、制御部120と、通信速度決定部130とを備える。
記憶部110は、ネットワーク接続装置100と通信相手との間の通信速度の調整を行う時間帯111と、時間帯111におけるネットワーク接続装置100側の最大の通信速度である通信速度112とを関連付けて格納する記憶装置である。時間帯111は、例えば、24時間以内で開始時刻と終了時刻に挟まれた期間であるか、数日を跨ぐものであってもよい。さらに、時間帯111は、複数設定されても構わない。通信速度112は、ネットワーク接続装置100が通信可能な通信速度の範囲内である。記憶部110は、例えば、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置でもよいし、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置であってもよい。
制御部120は、現在時刻が属する時間帯111に関連付けられた通信速度112を記憶部110から取得し、取得した通信速度112を用いて自己の最大通信速度を再設定する。また、制御部120は、時計機能を実現するタイマを備えるものである。通信速度決定部130は、制御部120により再設定された自己の最大通信速度を用いて、通信相手との間の通信速度を決定する。通信速度決定部130は、オートネゴシエーション機能により通信相手とのリンクを確立する。但し、通信速度決定部130を実現する技術は、オートネゴシエーション機能に限定されない。
また、上述した制御部120及び通信速度決定部130は、ネットワーク接続装置100を構成するプロセッサユニットとその上で動作するネットワーク接続制御プログラムとで実現することができる。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるネットワーク接続処理の流れを示すフローチャート図である。ここでは、ネットワーク接続装置100と通信相手とが接続済みであり、所定の通信速度でリンクが確立しているものとする。所定の通信速度は、例えば、ネットワーク接続装置100における最大の通信速度であるとする。まず、ネットワーク接続装置100の制御部120は、自己の最大通信速度を再設定する(S11)。より具体的には、制御部120は、記憶部110をタイマに応じて定期的に参照し、タイマから取得される現在時刻が、記憶部110に格納された時間帯111に属する場合に、時間帯111に関連付けられた通信速度112を記憶部110から取得し、通信速度112を用いて自己の最大通信速度を再設定する。
次に、ネットワーク接続装置100の通信速度決定部130は、再設定された最大通信速度を用いてオートネゴシエーションを行う(S12)。すなわち、通信速度決定部130は、通信相手との間の通信速度を決定する
言い換えると、本発明の実施の形態1は、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間で通信速度を決定するものであって、少なくとも第1のネットワーク装置の最大通信速度を、現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度に基づいて再設定し、再設定された最大通信速度を第1のネットワーク装置から第2のネットワーク装置に対して送信し、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間で通信速度を決定する。
これにより、予め設定された時間帯に現在時刻が属する場合に、当該時間帯に関連付けられた通信速度に基づいて、通信速度を決定することができ、オートネゴシエーション機能等を用いた簡易な処理により任意の通信速度に調整することができ、電力消費を十分に抑制することが出来る。
<発明の実施の形態2>
本発明の実施の形態2は、本発明の実施の形態1に加え、時間帯に関連付けられた通信速度を、第1のネットワーク接続装置において通信可能な最大の通信速度より遅いものとした。これにより、予め設定した時間帯において、通信インタフェースのリンク速度を落として、ネットワークでの電力消費量を削減することができる。
図3は、本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続装置20の接続形態の例を示すブロック図である。ネットワーク接続装置20は、複数の通信インタフェースを有するLANスイッチである。通信インタフェースの規格は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.3x等であることが望ましい。そして、ネットワーク接続装置20の通信インタフェースは、少なくとも2段階のリンク速度により通信可能である。ネットワーク接続装置20のリンク速度は、ネットワーク接続装置20により実現可能なリンク速度の範囲であり、例えば、10Mbps、100Mbps又は1000Mbpsである。対向ネットワーク装置21a、21b、・・・、21nは、ネットワーク接続装置20と同一の通信インタフェースの規格に対応した通信インタフェースを有するネットワーク装置である。ネットワーク接続装置20の各ポートと、対向ネットワーク装置21a、21b、・・・、21nとは、回線ケーブル22a、22b、・・・、22nにより接続される。そして、ネットワーク接続装置20と対向ネットワーク装置21a、21b、・・・、21nとの間は、オートネゴシエーション機能により互いに実現可能な最大の通信速度である最大リンク速度としてリンクが確立される。尚、ネットワーク接続装置20は、PoE(Power over Ethernet(登録商標))給電機能を有してもよく、その場合、通信インタフェースは、PoE給電を実現するIEEE802.3afであることが望ましい。
図4は、本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続装置20の構成を示すブロック図である。ネットワーク接続装置20は、プロセッサユニット30と、パケットスイッチ機能部40と、ポートPa、・・・、ポートPnとを備える。
プロセッサユニット30は、CPU(Central Processing Unit)31と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33と、時計34と、制御インタフェース部35とを備える。ROM32は、本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続制御プログラムを格納する。
RAM33は、リンク速度調整期間と調整時リンク速度とを関連付けて格納する。リンク速度調整期間は、ネットワーク接続装置20と対向ネットワーク装置21a、21b、・・・、21nのいずれかとの間のリンク速度を調整時リンク速度により調整を行う時間帯である。リンク速度調整期間は、開始時刻と終了時刻に挟まれた期間で表現される。また、調整時リンク速度は、リンク速度調整期間におけるリンク速度である。調整時リンク速度は、ネットワーク接続装置20において通信可能な最大の通信速度より遅いものである。
さらに、RAM33は、リンク速度調整期間外のリンク速度である定常時リンク速度を格納する。尚、定常時リンク速度は、ネットワーク接続装置20において通信可能な最大の通信速度以下であり、少なくとも調整時リンク速度より遅くないことが望ましい。
尚、リンク速度調整期間は、ポートPa、・・・、ポートPnのそれぞれについて、異なるリンク速度調整期間が設定されても構わない。また、リンク速度調整期間は、一つのポート当たり、複数のリンク速度調整期間が設定されても構わない。すなわち、一つのポート当たり、リンク速度調整期間毎に複数の調整時リンク速度が設定されても構わない。これにより、ポート毎に柔軟で、きめ細かな調整時間帯の制御が可能となる。また、調整時リンク速度及び定常時リンク速度は、ポートPa、・・・、ポートPnのそれぞれについて、異なるリンク速度が設定されても構わない。これにより、ポート毎に柔軟で、きめ細かなリンク速度の制御が可能となる。例えば、RAM33は、リンク速度調整期間、調整時リンク速度及び定常時リンク速度は、ポート単位にテーブルで管理してもよい。
時計34は、汎用的な時計機能で実現されたものであり、CPU31に現在時刻を提供する。制御インタフェース部35は、プロセッサユニット30とパケットスイッチ機能部40、ポートPa、・・・及びポートPnとの間のインタフェースである。例えば、制御インタフェース部35は、パケットスイッチ機能部40、ポートPa、・・・及びポートPnに対して各種処理の指示等の制御信号の送信を行う。
CPU31は、ネットワーク接続装置20における各種処理、すなわち、ROM32、RAM33、時計34、制御インタフェース部35、パケットスイッチ機能部40、並びに、ポートPa、・・・及びポートPnへのアクセス等を制御する。ネットワーク接続装置20は、CPU31がROM32に格納されたネットワーク接続制御プログラム、RAM33に格納されたリンク速度調整期間、調整時リンク速度及び定常時リンク速度、並びに、時計34から現在時刻を読み込み、実行する。これにより、ネットワーク接続装置20は、対向ネットワーク装置21a、21b、・・・、21nとの間のネットワーク接続処理を制御することができる。
パケットスイッチ機能部40は、制御インタフェース部41、ポートPa用スイッチ42a、・・・及びポートPn用スイッチ42nを備える。制御インタフェース部41は、パケットスイッチ機能部40とプロセッサユニット30、ポートPa、・・・及びポートPnとの間のインタフェースである。例えば、制御インタフェース部41は、プロセッサユニット30からの制御信号を受信し、ポートPa用スイッチ42a、・・・及びポートPn用スイッチ42nへ送る。
ポートPa用スイッチ42aは、ポートPaへパケットを送信及びポートPaからのパケットの受信を行うためのスイッチ回路である。ポートPa用スイッチ42aは、パケットバッファ421及び出力制御部422を備える。パケットバッファ421は、送受信対象のパケットデータを一時的に格納する記憶領域である。出力制御部422は、制御インタフェース部41からの制御信号に応じて、ポートPaのリンク制御部52に対するパケットバッファ421に格納されたパケットデータの出力を制御する。また、ポートPn用スイッチ42nの他図示しないスイッチについても、それぞれ一つのポート対応しており、基本的な構成は、ポートPa用スイッチ42aと同様であるため、図示及び説明を省略する。
ポートPaは、ネットワーク接続装置20における通信インタフェースの一つである。ポートPaは、PHY機能部50及びコネクタ53を備える。コネクタ53には、回線ケーブル60aが接続され、回線ケーブル60には、例えば、対向ネットワーク装置21aが接続される。これにより、ポートPaは、回線ケーブル60aを介して、対向ネットワーク装置21aとの通信を実現する。ポートPaは、プロセッサユニット30から指示された所定のリンク速度で、接続先の対向ネットワーク装置21aとオートネゴシエーションを行い、リンクを確立する。
PHY機能部50は、制御インタフェース部51及びリンク制御部52を備える。制御インタフェース部51は、ポートPaとプロセッサユニット30、パケットスイッチ機能部40、・・・及びポートPnとの間のインタフェースである。例えば、制御インタフェース部51は、プロセッサユニット30及びパケットスイッチ機能部40からの制御信号を受信し、コネクタ53からパケットデータを送信する。リンク制御部52は、コネクタ53から回線ケーブル60aを介して接続された対向ネットワーク装置21aとのリンクの確立を行う。また、リンク制御部52は、対向ネットワーク装置21aからのパケットデータを受信し、出力制御部422へ送信する。また、ポートPnの他図示しないポートについても、それぞれ一つのポート用スイッチに対応しており、基本的な構成は、ポートPaと同様であるため、図示及び説明を省略する。尚、ポートPnは、回線ケーブル60nを介して対向ネットワーク装置21nと接続されている。
図5及び図6は、本発明の実施の形態2にかかるネットワーク接続処理の流れを示すフローチャート図である。まず、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、リンク速度調整期間、調整時リンク速度及び定常時リンク速度の設定を行う(S21)。具体的には、ネットワーク接続装置20は、PC(Personal Computer)等の機器設定端末からコマンドラインインタフェース又はWebブラウザにより、ポート毎にリンク速度調整期間、調整時リンク速度及び定常時リンク速度の入力を受け付ける。そして、ネットワーク接続装置20は、受け付けたリンク速度調整期間、調整時リンク速度及び定常時リンク速度をポート毎に関連付けてRAM33に格納する。
次に、ネットワーク接続装置20は、現在時刻がリンク速度調整期間内であるか否かを判定する(S22)。具体的には、プロセッサユニット30は、時計34から現在時刻を取得し、現在時刻がRAM33に格納されたリンク速度調整期間の開始時刻と終了時刻の間に含まれるか否かを判定する。尚、以下の説明では、ポートPaにおけるリンクの確立を対象とする。ステップS22において、現在時刻がリンク速度調整期間内でないと判定された場合、後述する図6のステップS41以降の処理へ進む。
ステップS22において、現在時刻がリンク速度調整期間内であると判定された場合、ネットワーク接続装置20は、ポートPaにおけるリンクが確立しているか否かを判定する(S23)。ポートPaにおけるリンクが確立していると判定された場合、ネットワーク接続装置20は、ポートPa及び現在時刻が属するリンク速度調整期間に関連付けられた調整時リンク速度をRAM33から取得する(S24)。
続いて、ネットワーク接続装置20は、現在時刻におけるポートPaのリンク速度が調整時リンク速度より速いか否かを判定する(S25)。現在時刻におけるポートPaのリンク速度が調整時リンク速度より速いと判定された場合、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、出力制御部422に対してパケット出力を停止させる指示を発行する(S26)。また、このとき、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、リンク制御部52に対してフローコントロールを強制的にONにする指示を発行(S27)。これにより、対向ネットワーク装置21a側からのパケット出力を停止させることができる。また、ステップS26及びS27により、以後のオートネゴシエーション中におけるネットワーク接続装置20と対向ネットワーク装置21aとの間のデータ通信においてパケットロスを回避できる。
その後、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、リンク制御部52に対して、調整時リンク速度を最大速度として再オートネゴシエーションする指示を発行する(S28)。そして、ネットワーク接続装置20は、調整時リンク速度以下のリンク速度で対向ネットワーク装置21aとのリンクを確立する(S29)。その後、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、出力制御部422に対してパケット出力の停止を解除させる指示を発行する(S30)。尚、リンク制御部52に対するフローコントロールの強制的なON指示は、ステップS29の後に自動解除される。その後、当該ネットワーク接続制御処理を終了する。
言い換えると、ステップS28及びS29により、プロセッサユニット30は、RAM33から取得した調整時リンク速度に比べて、現在時刻における対向ネットワーク装置21aとの間のリンク速度が速い場合に、RAM33から取得した調整時リンク速度をポートPaの最大通信速度として再設定する。
また、ステップS26、S27及びS30により、プロセッサユニット30は、パケットの送受信を停止させた後に、ネットワーク接続装置20の最大通信速度を再設定し、オートネゴシエーションにより対向ネットワーク装置21aとの間の通信速度が決定された後に、パケットの送受信を再開させる。
また、ステップS25において、現在時刻におけるポートPaのリンク速度が調整時リンク速度より速くないと判定された場合、ネットワーク接続装置20は、オートネゴシエーションを行わずに、当該ネットワーク接続制御処理を終了する。すなわち、プロセッサユニット30は、RAM33から取得した調整時リンク速度に比べて、現在時刻におけるポートPaにおけるリンク速度が速くない場合には、設定済みのポートPaの最大通信速度を変更しない。これは、ネットワーク接続装置20と対向ネットワーク装置21aとの間のリンク速度が、既に、調整時リンク速度より遅い速度で確立しているためであり、調整時リンク速度でオートネゴシエーションを行う必要がないためである。これにより、必要以上にオートネゴシエーションを行わずに済み、電力消費を抑えることができる。
また、ステップS23において、ポートPaにおけるリンクが確立していないと判定された場合、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、リンク制御部52に対して、調整時リンク速度を最大速度としてオートネゴシエーションする指示を発行する(S31)。そして、ネットワーク接続装置20は、調整時リンク速度以下のリンク速度で対向ネットワーク装置21aとのリンクを確立する(S32)。その後、当該ネットワーク接続制御処理を終了する。
続いて、図6について説明する。図5のステップS22において、現在時刻がリンク速度調整期間内でないと判定された場合、ネットワーク接続装置20は、現在時刻におけるポートPaのリンク速度が定常時リンク速度より遅いか否かを判定する(S41)。具体的には、プロセッサユニット30は、ポートPa及び現在時刻が属するリンク速度調整期間に関連付けられた定常時リンク速度をRAM33から取得して、現在時刻におけるポートPaのリンク速度と比較を行う。
現在時刻におけるポートPaのリンク速度が定常時リンク速度より速いと判定された場合、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、ステップS26と同様に、出力制御部422に対してパケット出力を停止させる指示を発行する(S42)。また、このとき、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、ステップS27と同様に、リンク制御部52に対してフローコントロールを強制的にONにする指示を発行(S43)。
その後、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、リンク制御部52に対して、定常時リンク速度を最大速度として再オートネゴシエーションする指示を発行する(S44)。そして、ネットワーク接続装置20は、定常時リンク速度以下のリンク速度で対向ネットワーク装置21aとのリンクを確立する(S45)。その後、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、出力制御部422に対してパケット出力の停止を解除させる指示を発行する(S46)。尚、リンク制御部52に対するフローコントロールの強制的なON指示は、ステップS45の後に自動解除される。その後、当該ネットワーク接続制御処理を終了する。
すなわち、ステップS41乃至S46により、プロセッサユニット30は、現在時刻がRAM33に格納された時間帯に属さない場合に、ネットワーク接続装置20において通信可能な最大の通信速度を対象ポートの最大通信速度として再設定する。
また、ステップS41において、現在時刻におけるポートPaのリンク速度が定常時リンク速度より速くないと判定された場合、ネットワーク接続装置20は、オートネゴシエーションを行わずに、当該ネットワーク接続制御処理を終了する。これにより、必要以上にオートネゴシエーションを行わずに済み、電力消費を抑えることができる。
尚、ネットワーク接続装置20は、ステップS41の前にステップS23と同様に、ポートPaにおけるリンクが確立しているか否かを判定し、リンクが確立していると判定された場合にステップS41以降を実行することが望ましい。そして、このとき、ポートPaにおけるリンクが確立していないと判定された場合、ネットワーク接続装置20のプロセッサユニット30は、リンク制御部52に対して、定常時リンク速度を最大速度としてオートネゴシエーションする指示を発行する。そして、ネットワーク接続装置20は、定常時リンク速度以下のリンク速度で対向ネットワーク装置21aとのリンクを確立する。その後、当該ネットワーク接続制御処理を終了する。これにより、ポートPaにおけるリンクが確立していない場合に、漏れなくリンクを確立することができる。
このように、本発明の実施の形態2では、リンク速度調整期間に設定された時間帯に、オートネゴシエーションによる調停時に使用する最大リンク速度を、定常時リンク速度より遅いリンク速度にして再度オートネゴシエーションを行ない、リンク速度を遅くする事で通信インタフェースにおける電力消費を低減することができる。
また、リンク速度調整期間に設定された時間帯に、オートネゴシエーションによる調停時に使用する最大リンク速度を、調整時リンク速度より早いリンク速度にして、再度オートネゴシエーションを行ない、ネットワーク利用度が高い時間帯に、ネットワーク接続装置20が本来有しているリンク速度でのデータ通信を可能とする。
また、再オートネゴシエーションによりリンク速度を変更する際には、リンク断が発生するため、この間にデータパケットの送受信が行なわれるとデータパケットのロスが発生する。これを回避する為、再オートネゴシエーションによりリンク速度の変更設定を行う前に、出力制御部422に対してパケット出力を停止する指示を出すと共に、対向ネットワーク装置21aに対してはIEEE802.3xで規格化されているフローコントロールを使用してパケットの送信をストップさせることで、リンク断によるデータパケットのロスを抑制することを可能にする。
このようにして、本願発明では、通信インタフェースのリンク速度を落とす事により、ネットワークでの電力消費量を削減することができる。さらに、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
まず、設定した時間帯にリンク速度を遅くする制御をオートネゴシエーション機能により実現する事で、電力消費を抑制することができる。
また、設定した時間帯にリンク速度を遅くする制御には、オートネゴシエーション機能を使用し、設定変更を行なう時間の制御はプロセッサの時計機能とソフトウェアにより制御するので、電力消費を抑制する為に回路追加等は無いため、追加の電力消費を発生させないことができる。
さらに、設定した時間帯以外の定常状態のリンク速度も、対向ネットワーク機器のオートネゴシエーション機能で調停可能な最大速度によらず、ネットワーク使用状況に応じて適切なリンク速度にオートネゴシエーション機能を使用して実現することができる。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
100 ネットワーク接続装置
110 記憶部
111 時間帯
112 通信速度
120 制御部
130 通信速度決定部
20 ネットワーク接続装置
21a 対向ネットワーク装置
21b 対向ネットワーク装置
21n 対向ネットワーク装置
22a 回線ケーブル
22b 回線ケーブル
22n 回線ケーブル
30 プロセッサユニット
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 時計
35 制御インタフェース部
40 パケットスイッチ機能部
41 制御インタフェース部
42a ポートPa用スイッチ
421 パケットバッファ
422 出力制御部
42n ポートPn用スイッチ
Pa ポート
50 PHY機能部
51 制御インタフェース部
52 リンク制御部
53 コネクタ
Pn ポート
60a 回線ケーブル
60n 回線ケーブル

Claims (19)

  1. 通信速度の調整を行う時間帯と通信速度とを関連付けて格納する記憶部と、
    現在時刻が属する時間帯に関連付けられた通信速度を前記記憶部から取得し、取得した通信速度を用いて自己の最大通信速度を再設定する制御部と、
    前記制御部により再設定された自己の最大通信速度を用いて、通信相手との間の通信速度を決定する通信速度決定部と、
    を備えるネットワーク接続装置。
  2. 前記記憶部に格納される通信速度は、当該ネットワーク接続装置において通信可能な最大の通信速度より遅いことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続装置。
  3. 前記制御部は、前記記憶部から取得した通信速度に比べて、現在時刻における前記通信相手との間の通信速度が速い場合に、前記記憶部から取得した通信速度を前記自己の最大通信速度として再設定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク接続装置。
  4. 前記制御部は、前記記憶部から取得した通信速度に比べて、現在時刻における前記通信相手との間の通信速度が速くない場合には、設定済みの自己の最大通信速度を変更しない、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  5. 前記制御部は、現在時刻が前記記憶部に格納された時間帯に属さない場合に、前記自己の最大通信速度を当該ネットワーク接続装置において通信可能な最大の通信速度として再設定する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  6. 前記制御部は、パケットの送受信を停止させた後に、前記自己の最大通信速度を再設定し、前記通信速度決定部により前記通信相手との間の通信速度が決定された後に、前記パケットの送受信を再開させる、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  7. 前記記憶部は、複数の異なる通信速度を前記通信相手とのパケットの送受信を行うポート毎に関連付けて格納し、
    前記制御部は、前記ポート毎に関連付けられた通信速度を前記記憶部から取得し、取得した通信速度を用いて前記ポート毎の自己の最大通信速度を再設定し、
    前記通信速度決定部は、前記制御部により再設定された前記ポート毎の自己の最大通信速度を用いて、前記ポート毎に関連付けられた通信相手との間の通信速度を決定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  8. 前記記憶部は、複数の異なる時間帯を前記通信相手とのパケットの送受信を行うポート毎に関連付けて格納し、
    前記制御部は、前記複数の異なる時間帯の内、現在時刻が属する時間帯に関連付けられた通信速度を前記ポート毎に前記記憶部から取得し、取得した通信速度を用いて前記ポート毎の自己の最大通信速度を再設定し、
    前記通信速度決定部は、前記制御部により再設定された前記ポート毎の自己の最大通信速度を用いて、前記ポート毎に関連付けられた通信相手との間の通信速度を決定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
  9. 第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間で通信速度を決定するネットワーク接続制御方法であって、
    少なくとも第1のネットワーク装置の最大通信速度を、現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度に基づいて再設定する再設定ステップと、
    前記再設定ステップにより再設定された最大通信速度を前記第1のネットワーク装置から前記第2のネットワーク装置に対して送信し、前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間で通信速度を決定する決定ステップと、
    を含むネットワーク接続制御方法。
  10. 前記予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度は、当該第1のネットワーク装置において通信可能な最大の通信速度より遅いことを特徴とする請求項9に記載のネットワーク接続制御方法。
  11. 前記現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度に比べて、現在時刻における前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間の通信速度が速いか否かを判定する第1の判定ステップをさらに含み、
    前記再設定ステップは、前記第1の判定ステップにより速いと判定された場合に、前記現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度を前記第1のネットワーク装置の最大通信速度として再設定する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のネットワーク接続制御方法。
  12. 前記再設定ステップは、前記現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度に比べて、現在時刻における前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間の通信速度が速くない場合には、前記第1のネットワーク装置の設定済みの最大通信速度を変更しない、ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のネットワーク接続制御方法。
  13. 予め設定された時間帯に現在時刻が属するか否かを判定する第2の判定ステップをさらに含み、
    前記再設定ステップは、前記第2の判定ステップにより予め設定された時間帯に現在時刻が属さないと判定された場合に、前記第1のネットワーク装置の最大通信速度を当該第1のネットワーク装置において通信可能な最大の通信速度として再設定する、
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のネットワーク接続制御方法。
  14. 前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間のパケットの送受信を停止させる停止ステップと、
    前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間のパケットの送受信を再開させる再開ステップと、をさらに含み、
    前記再設定ステップは、前記停止ステップにより前記パケットの送受信を停止させた後に、前記第1のネットワーク装置の最大通信速度を再設定し、
    前記再開ステップは、前記決定ステップにより前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間で通信速度が決定された後に、前記パケットの送受信を再開させる、
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載のネットワーク接続制御方法。
  15. 通信速度の調整を行う時間帯と通信速度とを関連付けて格納された記憶部から現在時刻が属する時間帯に関連付けられた通信速度を取得し、取得した通信速度を用いて第1のネットワーク接続制御プログラムの最大通信速度を再設定する再設定処理と、
    前記再設定処理により再設定された前記第1のネットワーク接続装置の最大通信速度を用いて、前記第1のネットワーク接続装置と第2のネットワーク接続装置との間の通信速度を決定する決定処理と、
    を含むネットワーク接続処理をコンピュータに実行させるネットワーク接続制御プログラム。
  16. 前記現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度に比べて、現在時刻における前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間の通信速度が速いか否かを判定する第1の判定処理をさらに含み、
    前記再設定処理は、前記第1の判定処理により速いと判定された場合に、前記現在時刻が属する予め設定された時間帯に関連付けられた通信速度を前記第1のネットワーク装置の最大通信速度として再設定する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のネットワーク接続制御プログラム。
  17. 前記再設定処理は、前記第1の判定処理により速くないと判定された場合には、前記第1のネットワーク接続装置の設定済みの最大通信速度を変更しない、ことを特徴とする請求項15又は16に記載のネットワーク接続制御プログラム。
  18. 予め設定された時間帯に現在時刻が属するか否かを判定する第2の判定処理をさらに含み、
    前記再設定処理は、前記第2の判定処理により予め設定された時間帯に現在時刻が属さないと判定された場合に、前記第1のネットワーク装置の最大通信速度を当該第1のネットワーク装置において通信可能な最大の通信速度として再設定する、
    ことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載のネットワーク接続制御プログラム。
  19. 前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間のパケットの送受信を停止させる停止処理と、
    前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間のパケットの送受信を再開させる再開処理と、をさらに含み、
    前記再設定処理は、前記停止処理により前記パケットの送受信を停止させた後に、前記第1のネットワーク装置の最大通信速度を再設定し、
    前記再開処理は、前記決定処理により前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間で通信速度が決定された後に、前記パケットの送受信を再開させる、
    ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載のネットワーク接続制御プログラム。
JP2009026950A 2009-02-09 2009-02-09 ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラム Pending JP2010183470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009026950A JP2010183470A (ja) 2009-02-09 2009-02-09 ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009026950A JP2010183470A (ja) 2009-02-09 2009-02-09 ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010183470A true JP2010183470A (ja) 2010-08-19

Family

ID=42764623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009026950A Pending JP2010183470A (ja) 2009-02-09 2009-02-09 ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010183470A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095800A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP2016146598A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 トヨタ自動車株式会社 車載通信装置

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154763A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Nec Shizuoka Ltd ローカルエリアネットワークボードの省電力装置
JP2001251384A (ja) * 2000-03-08 2001-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置および通信方法
JP2003250178A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Nec Commun Syst Ltd 移動体通信システム
JP2003258937A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Ricoh Co Ltd ネットワークインタフェース装置及び通信装置
JP2004040454A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム
JP2004534314A (ja) * 2001-06-20 2004-11-11 ジェネラル・インスツルメント・コーポレーション イーサネットの動的電力管理
JP2005260414A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd イーサネット(登録商標)接続装置
JP2005323296A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 記録媒体、情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2006140755A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 同期式データ通信システムおよび通信方法
JP2006197062A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク接続装置およびネットワーク接続方法
JP2006293983A (ja) * 2005-03-18 2006-10-26 Ricoh Co Ltd ネットワーク通信装置、画像形成装置、ネットワーク通信方法、およびプログラム
JP2007228490A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Alaxala Networks Corp ネットワーク中継装置
JP2008098880A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Nec Corp 無線通信端末、無線通信ネットワークシステム、ハンドオーバータイミング決定方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154763A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Nec Shizuoka Ltd ローカルエリアネットワークボードの省電力装置
JP2001251384A (ja) * 2000-03-08 2001-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置および通信方法
JP2004534314A (ja) * 2001-06-20 2004-11-11 ジェネラル・インスツルメント・コーポレーション イーサネットの動的電力管理
JP2003250178A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Nec Commun Syst Ltd 移動体通信システム
JP2003258937A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Ricoh Co Ltd ネットワークインタフェース装置及び通信装置
JP2004040454A (ja) * 2002-07-03 2004-02-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム
JP2005260414A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd イーサネット(登録商標)接続装置
JP2005323296A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 記録媒体、情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2006140755A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 同期式データ通信システムおよび通信方法
JP2006197062A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク接続装置およびネットワーク接続方法
JP2006293983A (ja) * 2005-03-18 2006-10-26 Ricoh Co Ltd ネットワーク通信装置、画像形成装置、ネットワーク通信方法、およびプログラム
JP2007228490A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Alaxala Networks Corp ネットワーク中継装置
JP2008098880A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Nec Corp 無線通信端末、無線通信ネットワークシステム、ハンドオーバータイミング決定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095800A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP2016146598A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 トヨタ自動車株式会社 車載通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7729361B2 (en) Method and system for power-efficient adaptive link aggregation
JP5350534B2 (ja) エネルギー効率のよいイーサネット・ネットワーク・ノードおよびイーサネット・ネットワーク・ノードの使用方法
KR100557384B1 (ko) 동적 이더넷 전력 관리
JP5648670B2 (ja) 電力を節約するための無線装置および無線装置の電力を節約するための方法
US8667167B2 (en) Method and network device for controlling transmission rate of communication interface
US7558874B1 (en) Energy efficient ethernet via dynamic adapter driver link speed negotiation
US20120188885A1 (en) Method and system for self-adapting dynamic power reduction mechanism for physical layer devices in packet data networks
EP2224311B1 (en) System and method for energy savings through emulation of wake on lan in energy efficient ethernet
US8422365B2 (en) Energy efficient scaling of network appliance service performance
EP2282589B1 (en) Method and system for management based end-to-end sleep limitation in an energy efficient ethernet network
KR101355065B1 (ko) 통신 장치에서의 동적 전력 관리
US8732497B2 (en) Data processing apparatus, method for controlling data processing apparatus, and storage medium storing program
US8619603B2 (en) Method and system for end-to-end management of energy efficient networking protocols
JP2007097126A (ja) ネットワーク接続装置の消費電力低減方法及び装置
TWI513228B (zh) 網路設備及其方法
JP6192284B2 (ja) 通信装置及びその制御方法
JP2010213259A (ja) Ieee802標準のネットワークにおけるパワー・セービング
JP2013027991A (ja) 画像処理装置、同装置による通信方法及び通信プログラム
JP2010183470A (ja) ネットワーク接続装置並びにネットワーク接続制御方法及びプログラム
EP2471216B1 (en) Network apparatus and method
Imaizumi et al. Power saving mechanism based on simple moving average for 802.3 ad link aggregation
JP2010050890A (ja) ネットワーク監視制御装置,ネットワーク監視制御方法及びプログラム
US11832177B2 (en) Transmission system comprising first and second bridge devices
JP2011234304A (ja) ネットワークシステム
WO2011075948A1 (en) Ethernet port speed control method and device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121204