JP2004040454A - 通信システム - Google Patents

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Osamu Nakada
中田 治
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Abstract

【課題】基地局装置と複数の通信局装置とが通信する通信システムで、効率的な通信を実現する。
【解決手段】基地局装置B1の通信相手となる各通信局装置C1〜C5について時間帯と通信可能量とを対応付けて設定する。それぞれの時間帯において、基地局装置B1と各通信局装置C1〜C5とが当該各通信局装置C1〜C5について時間帯と対応付けて設定された通信可能量に基づいて通信する。図には、通信スケジュールを構成する加入者リストの一例が示されている。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基地局装置と複数の通信局装置とが通信する通信システムなどに関し、特に、効率的な通信を実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、加入者無線アクセス(FWA:Fixed Wireless Access)の方式は、無線による加入者系データ通信サービス方式の一つであり、無線通信に関する標準化団体であるITU−Rにより勧告された方式である。
FWAでは、一般に、例えば各無線通信局装置が移動可能な移動通信とは異なっていて、各無線通信局装置のアンテナ位置が固定であり、これにより品質の高い通信が可能である。
【0003】
具体的には、FWAでは、ユーザは加入者局装置(CPE:Customer Premises Equipment)やその固定アンテナをオフィスや家庭に設置する。また、電気通信事業者は基地局装置(BSE:Base Station Equipment)やその固定アンテナを設置し、半径数kmのエリアに位置する加入者局装置に対して通信サービスを行う。ここで、加入者局装置や基地局装置は、それぞれ固定的に設置されて、固定アンテナを用いて無線により通信する。
【0004】
FWAの仕様では、基地局装置と加入者局装置とを1対1で接続するP−P(Point to Point)サービスと、1つの基地局装置と複数の加入者局装置とを接続するP−MP(Point to Multi Point)サービスとの2種類がある。
FWAの利点としては、例えば専用線などの有線回線を用いた場合と比べて、敷設にかかるコストが安価に済み、またランニングコストも安価であるという点がある。近年、通信回線のブロードバンド化が進んでいることもあり、FWAはラストワンマイルの通信インフラとして注目される無線接続技術である。
【0005】
なお、参考として、“http://www.kibankyo.ab.psiweb.com/telecomtown/text2/report2001spring.html”にある情報基盤協議会のホームページに、FWAについて記載されている。
また、“http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/sogo_tsusin/010508_1.html”にある総務省のホームページ(文献Aと言う)に、「準ミリ波帯・ミリ波帯周波数を利用した新たな加入者系無線アクセスシステムの概要」が記載されている。
【0006】
図5には、加入者無線アクセス装置を用いた無線通信システムの一例を示してある。この例は、上記文献Aを参考にしたものである。
同図に示した無線通信システムでは、光ファイバ等から構成された基幹回線21に2つの交換局22、23が接続されており、一方の交換局22側ではP−MPシステムが構成されており、他方の交換局23側ではP−Pシステムが構成されている。
【0007】
P−MPシステム側では、交換局22に光ファイバ等の回線26、27を用いて複数の無線アンテナ24、25が直列的に接続されている。また、加入者の家31、32には家庭用やSOHO(Small Office Home Office)用に加入者局装置及び無線アンテナ41、42が設置されており、集合住宅ビル33には複数の加入者の加入者局装置及びこれら複数の加入者により共用される無線アンテナ43が設置されており、オフィスビル34には加入者である会社のビジネス用に加入者局装置及び無線アンテナ44が設置されている。そして、通信事業者側の無線アンテナ24、25により、それぞれの無線アンテナ24、25の通信領域に存する複数の加入者の無線アンテナ41〜44とP−MP方式により無線通信する。
【0008】
また、P−Pシステム側では、交換局23に無線アンテナ28が接続されている。また、複数のビル51〜53のそれぞれに加入者の加入者局装置及び無線アンテナ61〜63が設置されている。そして、通信事業者側の無線アンテナ28により、当該無線アンテナ28の通信領域に存する加入者の無線アンテナ61、62とP−P方式により無線通信する。また、加入者の無線アンテナ62、63同士においてもP−P方式により無線通信することが可能である。
【0009】
次に、図6には、加入者無線アクセスシステムの構成例を示してある。
同図に示した加入者無線アクセスシステムでは、通信事業者が固定的に設置する基地局装置B11及び当該基地局装置B11のアンテナA11と、加入者であるユーザが固定的に設置する加入者局装置C11が備えられている。加入者局装置C11は、無線通信するためのアンテナを有している。
【0010】
また、通常、基地局装置B11は光ファイバ等の高速回線と接続される。同図の例では、基地局装置B11は例えばLAN(Local Area Network)等の回線K11を介して交換局71と接続されており、当該交換局71は基幹回線72と接続されている。
また、加入者局装置C11は例えばLAN等の回線K12を介してパーソナルコンピュータ(PC)等である複数の加入者端末装置D51〜D53と接続されている。
【0011】
そして、基地局装置B11と当該基地局装置B11の通信領域に存する加入者局装置C11とが無線により通信することにより、基地局装置B11に接続された基幹回線72と加入者局装置C11に接続された加入者端末装置D51〜D53との間や、加入者局装置C11に接続された加入者端末装置D51〜D53同士の間などで通信を行うことができる。
【0012】
なお、図7には、基地局装置B11により保持される加入者リストの一例を示してある。
同図に示した加入者リストでは、通信相手として登録された識別番号“0001”、“0002”、“0003”が設定された3つの加入者局装置については通信することが可能であることが設定されており、一方、他の識別番号“0004”が設定された加入者局装置については通信することが不可能であることが設定されている。
【0013】
ところで、加入者無線アクセス装置を用いた通信サービスの使用目的としては、例えば、会社のオフィスなどで使用されるビジネスユース(ビジネス用途)や、一般の家庭などで使用されるホームユース(ホーム用途)などが考えられる。ビジネスユースの場合には、例えば、加入者局装置をオフィスのLAN等に接続して、当該加入者局装置を遠隔地のオフィスとの通信に利用することなどが行われる。ホームユースの場合には、例えば、家に加入者局装置及びそのアンテナを設置することや、或いは、集合住宅の屋上に加入者局装置のアンテナを設置して当該アンテナによる受信信号を複数の家庭の加入者局装置に分配して利用することなどが行われる。
【0014】
ここで、ビジネスユースとホームユースについて、通信負荷と時間帯との関係を考える。すると、一般的に、ビジネスユースの通信では、日中に通信負荷がピークとなり、夜間には殆ど通信が行われない。一方、ホームユースの通信では、主に夕刻から深夜にかけて通信負荷がピークとなる。
【0015】
これらに対して、加入者無線アクセスシステムは24時間通して運用することが可能である。例えば、加入者無線アクセスシステムの通信帯域を仮に10Mbpsとして、快適なサービスを提供するために例えば1端末当たりについて平均100kbps程度で通信サービスを行う場合には、100端末程度の数の加入者が当該加入者無線アクセスシステムにおける最大加入者数の限界となる。
【0016】
しかしながら、例えばビジネスユースを中心としてサービスを提供する場合や、或いは、ホームユースを中心としてサービスを運用するような場合には、1日の通信トラフィックが特定の時間帯に集中してしまう。現状では、このような通信トラフィックがピークとなる時間帯に合わせて許容可能な最大の加入者数を決定することが行われる。このため、当該ピーク時間帯以外の時間に無線通信帯域を有効に利用することがなされていない。
【0017】
なお、従来技術の例として、特開平8−331275号公報(文献Bと言う)に記載された「情報通信システム」では、各従属通信装置毎に時間帯別の稼働状況を把握して各従属通信装置の通信スケジュールを決定することにより、情報通信の運用効率を高めることが図られている。この従来技術では、各従属通信装置の時間帯別の稼働状況として、時間帯別に当該各従属通信装置の電源が投入されているか或いは遮断されているかを検出する。また、この従来技術では、各従属通信装置の通信スケジュールとして、当該各従属通信装置により通信を行う時間帯(及び、これにより、通信を行わない時間帯)が設定される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例で示したように、例えば加入者無線アクセス装置を用いた無線通信システムにおいて、単に基地局装置が当該基地局装置の通信領域に存する複数の加入者局装置と無線により通信するという構成だけでは、例えば各ユーザに固有な通信に使用する時間帯により発生する時間帯毎の通信トラフィックの偏りによって、無線通信帯域を有効に利用することができないことが生じてしまうといった不具合があった。
【0019】
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたもので、基地局装置と複数の通信局装置とが通信するに際して、例えば各通信局装置により通信する時間帯が異なり得るような場合において、効率的な通信を実現する通信システムなどを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る通信システムでは、次のようにして、基地局装置と複数の通信局装置とが通信する。
すなわち、基地局装置の通信相手となる各通信局装置について、時間帯と通信可能量とを対応付けて設定する。そして、それぞれの時間帯において、基地局装置と各通信局装置とが、当該各通信局装置について時間帯と対応付けて設定された通信可能量に基づいて、通信する。
【0021】
従って、基地局装置と各通信局装置とがそれぞれの時間帯において当該各通信局装置について設定された通信可能量に基づいて通信するため、例えば各通信局装置により通信する時間帯が異なるような場合においても、それぞれの時間帯における各通信局装置の通信可能量を調整して設定することにより、効率的な通信を実現することができる。
【0022】
ここで、通信システムとしては、種々なものに適用されてもよく、例えば無線通信システムばかりでなく、有線通信システムに適用することも可能である。また、一例として、通信システムとして、例えば加入者無線アクセス装置を用いた無線通信システムに適用することが可能である。
【0023】
また、基地局装置としては、種々なものが用いられてもよく、例えば固定的に設置されて無線により通信する装置などが用いられる。
また、通信局装置としては、種々なものが用いられてもよく、例えば固定的に設置されて無線により通信する装置などが用いられる。
【0024】
また、基地局装置の通信相手となる通信局装置としては、例えば当該基地局装置の通信領域に存して当該基地局装置により管理されるような通信局装置が用いられる。
また、基地局装置の通信相手となる通信局装置の数としては、1又は複数の種々な数が用いられてもよい。なお、本発明は、1つの基地局装置が複数の通信局装置と通信するP−MP方式の通信に適用されるのに適している。
【0025】
また、各通信局装置について時間帯と通信可能量とを対応付けて設定する態様としては、例えば各通信局装置毎に当該設定を行う態様を用いることができる。
また、時間帯としては、種々な時間帯が用いられてもよく、例えば何時何分から何時何分までといった時間帯が用いられる。
また、1つの通信局装置について設定する時間帯の数としては、例えば1又は複数の任意の数が用いられてもよい。
【0026】
また、通信可能量としては、例えば通信局装置により基地局装置と通信することが可能な量が設定され、種々なものが用いられてもよい。具体的には、通信可能量として、例えば、通信に使用することが可能な帯域の大きさや、通信に使用することが可能な時間の長さや、通信に使用することが可能な通信速度の大きさや、通信することが可能なデータの量など、の1又は複数を用いることが可能である。
【0027】
なお、時間帯と通信可能量との対応付けが設定された通信局装置と、このような対応付けが特には設定されていない通信局装置とが存在するような場合に、例えば、当該このような対応付けが特には設定されていない通信局装置についても、実質的には、全ての時間帯において通信可能量を制限しないという対応付けが設定されているとみなすことが可能である。同様に、1つの通信局装置について通信可能量が設定された時間帯と特には設定されていない時間帯とがある場合に、当該特には設定されていない時間帯についても、実質的には、当該時間帯において通信可能量を制限しないという対応付けが設定されているとみなすことが可能である。
【0028】
また、基地局装置と各通信局装置とが当該各通信局装置について時間帯と対応付けて設定された通信可能量に基づいて通信することは、例えば基地局装置が当該対応付けに基づいて時間帯に応じて各通信局装置との通信を制御することにより、行われる。
【0029】
また、本発明に係る基地局装置では、次のようにして、複数の通信局装置と通信する。
すなわち、通信スケジュール記憶手段が、通信相手となる各通信局装置について、時間帯と通信可能量とを対応付けて記憶する。また、時計手段が時刻を計時する。そして、通信制御手段が、時計手段により計時される時刻及び通信スケジュール記憶手段の記憶内容に基づいて、通信相手となる通信局装置と通信する。
【0030】
従って、通信スケジュール記憶手段の記憶内容に基づいて、それぞれの時間帯において各通信局装置について設定された通信可能量を用いて通信相手となる通信局装置と通信することが行われるため、例えば各通信局装置により通信する時間帯が異なるような場合においても、それぞれの時間帯における各通信局装置の通信可能量を調整して設定することにより、効率的な通信を実現することができる。
【0031】
ここで、通信スケジュール記憶手段としては、例えば情報を記憶するメモリを用いて構成することができる。
また、時計手段としては、時刻を計時する種々なものが用いられてもよい。
【0032】
また、本発明に係る基地局装置では、一構成例として、通信相手となる各通信局装置について複数の使用目的の中のいずれかの使用目的が設定される。そして、通信相手となる各通信局装置についての時間帯と通信可能量との対応付けは、当該各通信局装置について設定された使用目的に応じて設定される。
【0033】
従って、例えば各使用目的毎に時間帯と通信可能量との対応付けを定めておいて、各通信局装置について設定された使用目的に応じて当該各通信局装置について時間帯と通信可能量との対応付けを設定することにより、例えば各通信局装置のそれぞれについて個別に時間帯と通信可能量との対応付けを検討して設定するような場合と比べて、当該対応付けの設定処理を簡易化することができ、また、当該対応付けの設定内容の管理を簡易化することが可能である。
【0034】
ここで、複数の使用目的としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、主に昼間の時間帯に通信するビジネス目的や、主に夕方以降の時間帯に通信するホーム目的や、全ての時間帯に通信するSOHO目的などを用いることができる。
また、複数の使用目的の数としては、種々な数が用いられてもよい。
【0035】
以下で、更に、本発明に係る通信システムや基地局装置の具体的な構成例を示す。
本発明では、一構成例として、各通信局装置について設定する通信可能量として、当該各通信局装置により使用することが可能な最大の通信帯域を用いる。
【0036】
また、本発明では、一構成例として、基地局装置の通信相手となる各通信局装置には識別情報が設定されている。また、基地局装置の通信スケジュール記憶手段は、通信相手となる各通信局装置について、時間帯と通信可能量と当該各通信局装置の識別情報とを対応付けて記憶する。そして、基地局装置の通信制御手段は、通信相手となる各通信局装置の識別情報を用いて、当該各通信局装置との通信を制御する。
【0037】
ここで、各通信局装置の識別情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば各通信局装置を固有に識別する情報などを用いることができる。
また、基地局装置が通信相手となる各通信局装置の識別情報を用いて当該各通信局装置との通信を制御する態様としては、例えば通信相手となる各通信局装置の識別情報を用いて当該各通信局装置に対して通信に関する指示を通知することにより当該各通信局装置との通信を制御するような態様などを用いることができる。
また、例えば、各通信局装置は当該各通信局装置に設定された識別情報を内部のメモリなどに記憶する。
【0038】
また、本発明では、一構成例として、基地局装置は、外部からの指示に従って通信スケジュール記憶手段の記憶内容を変更する通信スケジュール変更手段を備える。
従って、各通信局装置についての時間帯と通信可能量との対応付けを基地局装置の外部から例えば種々に変更することができる。
【0039】
ここで、外部としては、例えばユーザや外部装置を用いることができる。一例として、基地局装置に備えられたキーやボタンなどの入力手段をユーザが操作することにより通信スケジュール記憶手段の記憶内容を変更するような構成を用いることができ、他の例として、外部装置(基地局装置から見て外部の装置)から基地局装置に対して指示を送ることにより通信スケジュール記憶手段の記憶内容を変更するような遠隔操作の構成を用いることができる。
【0040】
また、本発明では、一構成例として、通信システムは、加入者無線アクセスシステムを用いて構成される。加入者無線アクセスシステムでは、例えば、基地局装置は通信事業者により固定的に設置される基地局装置であり、通信局装置は加入者により固定的に設置される加入者局装置である。
従って、基地局装置や通信局装置が固定的に設置されるために基地局装置の通信相手となる通信局装置が変動しない或いはそれほど変動しないような通信システムにおいて、各通信局装置について設定された時間帯と通信可能量との対応付けに基づいて、効率的な通信を実現することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明に係る通信システムの一例として、加入者無線アクセス装置を用いた無線通信システムの構成例を示してある。
同図に示した無線通信システムには、基地局装置側の構成として、基地局装置B1及び当該基地局装置B1のアンテナA1と、例えばLAN等の回線K1と、例えばコンピュータなどから構成された保守端末装置1と、交換局2と、基幹回線3とが備えられている。そして、基地局装置B1は回線K1を介して保守端末装置1及び交換局2と接続されており、当該交換局2は基幹回線3と接続されている。
【0042】
また、同図に示した無線通信システムには、加入者局装置側の構成として、複数の加入者局装置C1〜C5が備えられており、また、各加入者局装置C1〜C5毎に、例えばLAN等の回線K2〜K6と、例えばパーソナルコンピュータなどから構成された複数の加入者端末装置D1〜D7、D11〜D13、D21〜D23、D31〜D33、D41〜D43とが備えられている。そして、各加入者局装置C1〜C5は、それぞれに対応した回線K2〜K6を介してそれぞれに対応した複数の加入者端末装置D1〜D7、D11〜D13、D21〜D23、D31〜D33、D41〜D43と接続されている。
【0043】
基地局装置B1は、アンテナA1を用いて通信相手となる加入者局装置C1〜C5と無線により通信する機能や、回線K1を介して保守端末装置1や交換局2と通信する機能を有している。
アンテナA1は、複数の加入者局装置C1〜C5との間で無線信号を送信や受信する機能を有している。
【0044】
保守端末装置1は、基地局装置B1と通信することや、基地局装置B1を介して加入者局装置C1〜C5と通信することにより、基地局装置B1や加入者局装置C1〜C5の装置状態を監視する機能や、これらの装置B1、C1〜C5の動作パラメータを書き換える機能を有している。
基幹回線3は、例えばバックボーン回線であって、光ファイバ等の高速な回線であり、他のネットワークと接続される。
【0045】
各加入者局装置C1〜C5は、アンテナを有しており、通信相手となる基地局装置B1との間で無線により通信する機能を有している。
各加入者端末装置D1〜D7、D11〜D13、D21〜D23、D31〜D33、D41〜D43は、当該各加入者端末装置D1〜D7、D11〜D13、D21〜D23、D31〜D33、D41〜D43が接続された加入者局装置C1〜C5を介して基地局装置B1と通信することにより、基幹回線3を介して他の通信装置と通信することや、或いは、他の加入者局装置C1〜C5により収容された他の加入者端末装置D1〜D7、D11〜D13、D21〜D23、D31〜D33、D41〜D43と通信することを行う機能を有している。
【0046】
本例の無線通信システムでは、通信事業者により固定的に設置された基地局装置B1と、当該基地局装置B1の通信領域の中において複数のユーザ(加入者)により固定的に設置された複数の加入者局装置C1〜C5との間で無線により通信することにより、通信サービスが提供される。
【0047】
次に、本例の無線通信システムを更に詳しく説明する。
図2には、本例の基地局装置B1の構成例を示してある。
本例の基地局装置B1には、時計装置11と、記憶装置12と、制御装置13とが備えられている。
【0048】
時計装置11は、例えば時計から構成されており、現在の時刻を計時する機能を有している。
記憶装置12は、例えば情報を書き換えることが可能なメモリから構成されており、本例では、加入者リストを記憶する。
制御装置13は、基地局装置B1において行われる種々な処理を制御する機能を有している。なお、通常の構成例として、制御装置13は例えばマイクロコンピュータを用いて構成される。
【0049】
図3には、記憶装置12に記憶される加入者リストの一例を示してある。
同図に示した加入者リストに基づいて基地局装置B1と加入者局装置C1〜C5とが無線により通信する態様例を示す。
本例では、各加入者局装置C1〜C5には、それぞれ異なる識別番号“0001”〜“0005”が付与され、各加入者局装置C1〜C5は自局装置(当該各加入者局装置C1〜C5)に設定された識別番号を例えば内部のメモリに記憶する。
基地局装置B1は、例えば加入者リストにより、通信相手となる各加入者局装置C1〜C5の識別番号を記憶する。
【0050】
同図に示した加入者リストでは、それぞれの“識別番号”を有する加入者局装置C1〜C5について、基地局装置B1と通信することが可能な時間帯(“サービス時間帯”)と、通信に使用することが可能な最大の帯域(“通信帯域”)とが対応付けられて設定されている。
【0051】
具体的には、識別番号が“0001”である加入者局装置C1及び識別番号が“0002”である加入者局装置C2については、ビジネスユースの加入者により使用されるものであり、朝の9時(“09:00”)から夕方の17時(“17:00”)までの時間帯には最大で1Mbpsに相当する通信帯域を使用することが可能であることが設定されているとともに、夕方の17時(“17:00”)から翌朝の9時(“09:00”)までの時間帯には最大で0.5Mbpsに相当する通信帯域を使用することが可能であることが設定されている。
【0052】
また、識別番号が“0003”である加入者局装置C3については、SOHOユースの加入者により使用されるものであり、朝の9時(“09:00”)から夕方の17時(“17:00”)まで及び夕方の17時(“17:00”)から翌朝の9時(“09:00”)までの全ての時間帯に最大で0.6Mbpsに相当する通信帯域を使用することが可能であることが設定されている。
【0053】
また、識別番号が“0004”である加入者局装置C4及び識別番号が“0005”である加入者局装置C5については、ホームユースの加入者により使用されるものであり、朝の9時(“09:00”)から夕方の17時(“17:00”)までの時間帯には最大で0.2Mbpsに相当する通信帯域を使用することが可能であることが設定されているとともに、夕方の17時(“17:00”)から翌朝の9時(“09:00”)までの時間帯には最大で0.7Mbpsに相当する通信帯域を使用することが可能であることが設定されている。
【0054】
このように、本例では、基地局装置B1の加入者リストに時間帯毎に各加入者局装置C1〜C5により使用することが可能な通信帯域が登録されており、当該登録内容に基づいて基地局装置B1が時間帯毎に各加入者局装置C1〜C5により使用することが可能な通信帯域を制御する。つまり、本例の基地局装置B1では、加入者リストにより、各加入者局装置C1〜C5により使用することが可能な通信帯域を切り替えるための時刻を記憶しており、当該時刻毎に各加入者局装置C1〜C5により使用することが可能な通信帯域を切り替える。
【0055】
また、本例では、例えば保守端末装置1などから遠隔操作により、基地局装置B1に記憶された加入者リストの設定内容を変更することが可能であり、これにより、各加入者局装置C1〜C5により使用することが可能な通信帯域を切り替える時刻などの内容を変更することが可能である。
【0056】
本例の無線通信システムの具体的な動作の一例を示す。
基地局装置B1と加入者局装置C1〜C5とは、各加入者局装置C1〜C5に設定された識別番号に基づいて、互いに通信可能であるか或いは通信不可能であるかの認証を行う。これにより、基地局装置B1の加入者リストに登録されている識別番号を有する加入者局装置C1〜C5は、当該基地局装置B1との無線通信が可能となる。一方、基地局装置B1の加入者リストに登録されていない識別番号を有する加入者局装置は、当該基地局装置B1との無線通信をすることができない。
【0057】
基地局装置B1では、内部の時計装置11が時刻を計時しており、制御装置13が、例えば定期的な時刻毎に、時計装置11により計時される時刻と記憶装置12の加入者リストに設定された各加入者局装置C1〜C5についてのサービス時間帯とを比較して、現在の時刻において当該各加入者局装置C1〜C5が通信可能に設定されているか否かを判断する。この判断の結果、基地局装置B1では、例えば時刻の変化により使用することが可能な通信帯域の大きさが変化した加入者局装置が発生した場合には、制御装置13が、当該加入者局装置との無線通信に使用することが可能な通信帯域を切り替えるように制御する。
【0058】
一例として、基地局装置B1の時計装置11により計時される現在の時刻が午前11時である場合には、識別番号が“0001”、“0002”である加入者局装置C1、C2については最大で1Mbpsに相当する通信帯域を使用する通信が基地局装置B1により許可されており、識別番号が“0003”である加入者局装置C3については最大で0.6Mbpsに相当する通信帯域を使用する通信が基地局装置B1により許可されており、識別番号が“0004”、“0005”である加入者局装置C4、C5については最大で0.2Mbpsに相当する通信帯域を使用する通信が基地局装置B1により許可されている。
【0059】
ここで、例えば上記図7に示したような従来の加入者リストを用いた態様において、各加入者局装置によりそれぞれ最大で1Mbpsに相当する通信帯域を使用することが可能であるとすると、基地局装置B1に登録することが可能な最大の加入者局装置の数は3となる。これに対して、本例のような加入者リストを用いた態様では、全体として同じ3Mbpsの通信帯域を使用することが可能な構成において、基地局装置B1に5つの加入者局装置C1〜C5を登録することが実現されている。また、本例では、例えば各加入者局装置についてのサービス時間帯と使用可能な通信帯域の設定内容を調整することにより、更に多くの加入者局装置を加入者リストに登録することも可能である。
【0060】
以上のように、本例の無線通信システムでは、加入者無線アクセス装置を用いて構成されて、例えば基地局装置B1と加入者局装置C1〜C5とが無線により通信することにより加入者局装置C1〜C5とネットワークとが接続されるような構成において、各加入者局装置C1〜C5の時間帯毎のデータ通信量を考慮して決定される通信スケジュールが加入者リストとして基地局装置B1に設定されており、そして、基地局装置B1が、各加入者局装置C1〜C5毎に、指定された時間帯において通信することが可能なデータ通信量を制限することが行われる。
【0061】
従って、本例の無線通信システムでは、例えばユーザ(加入者)毎に通信を行う固有な時間帯がある場合などに発生する通信トラフィックの偏りが生じるような場合においても、例えば通信トラフィックがピークとなる時間帯に合わせた従来の通信サービスが用いられる場合と比べて、基地局装置B1による無線通信に使用することが可能な通信帯域を有効に利用することを可能とすることができ、具体的には、1つの基地局装置B1の通信相手とする加入者局装置C1〜C5の数を増加することを可能とすることができる。
【0062】
ここで、本例では、加入者局装置C1〜C5により通信局装置が構成されている。
また、本例では、各加入者局装置C1〜C5の通信可能量として、各加入者局装置C1〜C5により使用することが可能な最大の通信帯域が用いられている。
【0063】
また、本例の基地局装置B1では、時計装置11の機能により時計手段が構成されており、加入者リストの内容により通信スケジュールが構成されており、加入者リストを記憶する記憶装置12の機能により通信スケジュール記憶手段が構成されており、制御装置13の機能により通信制御手段が構成されている。
また、本例の基地局装置B1では、外部からの指示に従って加入者リストの内容を変更する機能により通信スケジュール変更手段が構成されている。
【0064】
また、本例では、各加入者局装置C1〜C5について設定される使用目的として、主に昼間の時間帯に通信するビジネス目的や、主に夕方以降の時間帯に通信するホーム目的や、全ての時間帯に通信するSOHO目的が用いられている。そして、本例では、各加入者局装置C1〜C5について設定される使用目的に応じて、当該各加入者局装置C1〜C5についての時間帯と使用可能な最大の通信帯域との対応付けが設定されている。
【0065】
なお、本例の基地局装置B1では、例えば上記図3に示したような加入者リストと共に或いは独立して、他の加入者リストを用いるような態様も可能である。
具体例として、図4には、記憶装置12に記憶される加入者リストの他の一例を示してある。
ここでは、参考として、同図に示した加入者リストに基づいて基地局装置B1と加入者局装置C1〜C5とが無線により通信する態様例を示す。
【0066】
本例では、各加入者局装置C1〜C5には、それぞれ異なる識別番号“0001”〜“0005”が付与され、各加入者局装置C1〜C5は自局装置(当該各加入者局装置C1〜C5)に設定された識別番号を例えば内部のメモリに記憶する。
基地局装置B1は、例えば加入者リストにより、通信相手となる各加入者局装置C1〜C5の識別番号を記憶する。
【0067】
同図に示した加入者リストでは、それぞれの“識別番号”を有する加入者局装置C1〜C5が所定の“サービス開始時刻”から“サービス終了時刻”までの時間帯に基地局装置B1と通信することが可能であるか否かが設定されている。
具体的には、識別番号が“0001”である加入者局装置C1及び識別番号が“0002”である加入者局装置C2は、ビジネスユースの加入者により使用されるものであり、朝の9時(“09:00”)から夕方の17時(“17:00”)までの時間帯に通信サービスを受けることが可能(“可”)である。
【0068】
また、識別番号が“0003”である加入者局装置C3は、SOHOユースのユーザにより使用されるものであり、24時間の全ての時間帯に通信サービスを受けることが可能(“可”)である。また、識別番号が“0004”である加入者局装置C4及び識別番号が“0005”である加入者局装置C5は、ホームユースの加入者により使用されるものであり、夕方の17時(“17:00”)から翌朝の9時(“09:00”)までの時間帯に通信サービスを受けることが可能(“可”)である。
【0069】
このように、本例の基地局装置B1では、同図に示した加入者リストにより、時間帯毎に通信相手とする加入者局装置C1〜C5を切り替えるための時刻を記憶しており、当該加入者リストの設定内容に基づいて、時間帯毎に通信相手とする加入者局装置C1〜C5を切り替える。つまり、本例では、基地局装置B1の加入者リストに各加入者局装置C1〜C5により通信することが可能な時間帯が登録されており、当該登録内容に基づいて基地局装置B1が各加入者局装置C1〜C5により通信することが可能な時間帯を制御する。
【0070】
また、本例では、例えば保守端末装置1などから遠隔操作により、基地局装置B1の加入者リストの内容を変更することが可能であり、これにより、時間帯毎に通信相手とする加入者局装置C1〜C5を切り替えるための時刻などの内容を変更することが可能である。
【0071】
本例の無線通信システムの具体的な動作の一例を示す。
基地局装置B1と加入者局装置C1〜C5とは、各加入者局装置C1〜C5に設定された識別番号に基づいて、互いに通信可能であるか或いは通信不可能であるかの認証を行う。これにより、基地局装置B1の加入者リストに登録されている識別番号を有する加入者局装置C1〜C5は、当該基地局装置B1との無線通信が可能となる。一方、基地局装置B1の加入者リストに登録されていない識別番号を有する加入者局装置は、当該基地局装置B1との無線通信をすることができない。
【0072】
基地局装置B1では、内部の時計装置11が時刻を計時しており、制御装置13が、例えば定期的な時刻毎に、時計装置11により計時される時刻と記憶装置12の加入者リストに設定された各加入者局装置C1〜C5の通信可能時間帯(“サービス開始時刻”から“サービス終了時刻”まで)とを比較して、現在の時刻において当該各加入者局装置C1〜C5が通信可能であるか否かを判断する。この判断の結果、基地局装置B1では、例えば時刻の変化により通信することが可能な状態から通信することが不可能な状態となった加入者局装置が発生した場合には、制御装置13が、当該加入者局装置との無線通信を停止し、また、例えば時刻の変化により通信することが不可能な状態から通信することが可能な状態となった加入者局装置が発生した場合には、制御装置13が、当該加入者局装置との無線通信を開始する。
【0073】
一例として、基地局装置B1の時計装置11により計時される現在の時刻が午前11時である場合には、識別番号が“0001”、“0002”、“0003”である加入者局装置C1〜C3については通信が可能な時間帯中であるため基地局装置B1により通信が許可されており、一方、識別番号が“0004”、“0005”である加入者局装置C4、C5については通信が不可能な時間帯中であるため基地局装置B1により通信が許可されない。
【0074】
ここで、例えば上記図7に示したような従来の加入者リストを用いた態様では、基地局装置B1に登録することが可能な最大の加入者局装置の数は3となる。これに対して、本例のような加入者リストを用いた態様では、基地局装置B1に5つの加入者局装置C1〜C5を登録することが実現されている。また、本例において、例えば識別番号が“0003”である加入者局装置C3についても通信可能時間帯を“9時から17時まで”或いは“17時から9時まで”とすると、最大で6つの加入者局装置に対して通信サービスを提供することが可能となる。
【0075】
このような加入者リストを用いることにより、基地局装置B1では、指定された時間帯において各加入者局装置C1〜C5毎に通信することが可能であるか或いは不可能であるかの設定内容に基づいて、それぞれの時間帯毎に通信相手とする加入者局装置を切り替えることができる。これにより、本例の加入者リストを用いる無線通信システムでは、例えばユーザ(加入者)毎に通信を行う固有な時間帯がある場合などに発生する通信トラフィックの偏りが生じるような場合においても、例えば通信トラフィックがピークとなる時間帯に合わせた従来の通信サービスが用いられる場合と比べて、基地局装置B1による無線通信に使用することが可能な通信帯域を有効に利用することを可能とすることができ、具体的には、1つの基地局装置B1の通信相手とする加入者局装置C1〜C5の数を増加することを可能とすることができる。
【0076】
ここで、本発明に係る基地局装置や通信局装置や通信システムなどの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。なお、本発明は、例えば本発明に係る処理を実行する方法や、このような方法を実現するためのプログラムなどとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
【0077】
また、本発明に係る基地局装置や通信局装置や通信システムなどにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る通信システムや基地局装置によると、基地局装置と複数の通信局装置とが通信するに際して、基地局装置の通信相手となる各通信局装置について時間帯と通信可能量とを対応付けて設定し、それぞれの時間帯において基地局装置と各通信局装置とが当該各通信局装置について時間帯と対応付けて設定された通信可能量に基づいて通信するようにしたため、例えば各通信局装置により通信する時間帯が異なるような場合においても、それぞれの時間帯において各通信局装置の通信可能量を制御することにより、効率的な通信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加入者無線アクセス装置を用いた無線通信システムの一例を示す図である。
【図2】基地局装置の構成例を示す図である。
【図3】加入者リストの一例を示す図である。
【図4】加入者リストの一例を示す図である。
【図5】加入者無線アクセス装置を用いた無線通信システムの一例を示す図である。
【図6】加入者無線アクセスシステムの構成例を示す図である。
【図7】従来例に係る加入者リストの一例を示す図である。
【符号の説明】
B1・・基地局装置、 A1・・アンテナ、 C1〜C5・・加入者局装置、D1〜D7、D11〜D13、D21〜D23、D31〜D33、D41〜D43・・加入者端末装置、
K1〜K6・・回線、 1・・保守端末装置、 2・・交換局、
3・・基幹回線、 11・・時計装置、 12・・記憶装置、
13・・制御装置、

Claims (3)

  1. 基地局装置と複数の通信局装置とが通信する通信システムにおいて、
    基地局装置の通信相手となる各通信局装置について時間帯と通信可能量とを対応付けて設定し、
    それぞれの時間帯において、基地局装置と各通信局装置とが当該各通信局装置について時間帯と対応付けて設定された通信可能量に基づいて通信する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 複数の通信局装置と通信する基地局装置において、
    通信相手となる各通信局装置について時間帯と通信可能量とを対応付けて記憶する通信スケジュール記憶手段と、
    時刻を計時する時計手段と、
    時計手段により計時される時刻及び通信スケジュール記憶手段の記憶内容に基づいて通信相手となる通信局装置と通信する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする基地局装置。
  3. 請求項2に記載の基地局装置において、
    通信相手となる各通信局装置について複数の使用目的の中のいずれかの使用目的が設定され、
    通信相手となる各通信局装置についての時間帯と通信可能量との対応付けは、当該各通信局装置について設定された使用目的に応じて設定される、
    ことを特徴とする基地局装置。
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