JP2010183186A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画の表示に最適な画像形成装置の提供。
【解決手段】再生時間の異なる複数の動画を記憶する動画記憶手段と、出力処理に関する所定のエラーを検知するエラー検知手段と、出力処理開始から当該出力処理が終了するまでの処理時間及び、エラー検知手段がエラーを検知する場合には、当該エラーが解除されてから出力処理が終了するまでの処理時間を計算する処理時間計算手段を備える。そして動画記憶手段に記憶された動画の中から、処理時間計算手段が計算した処理時間内に再生可能な動画またはそれらの組合せを選択する動画選択手段と、動画選択手段で選択された動画を表示部に表示し、エラー検知手段がエラーを通知すると、当該エラーが解除されるまで表示部にエラーを表示して、動画とエラーの表示を切り替える動画表示手段と、動画表示手段による動画の表示と略同時に、出力処理を開始する出力手段を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に動画(広告画像)の表示に最適な画像形成装置である。
現在画像形成装置には様々な機能が付加されており、企業の製品アピールのためや、従業員への指示事項伝達のために、画像形成装置の表示部に広告のための画像や動画(広告動画)を表示する機能が知られている。上記動画を表示する画像形成装置としては、下記の特許文献が知られている。
特開2002―82581 特開2003−323083 特開2003―152937
上記従来技術は、画像形成装置の出力処理中のエラーについての考慮がなされていない。出力処理中にエラーがあったとしても、上記従来技術であれば、そのまま広告動画を再生するか、エラーの発生とともに広告動画を中止するか(エラーから回復後、広告動画は再生されないか、中断した広告動画が再度再生される)のいずれかである。
広告動画の表示回数に対する課金がされる場合、上記のようにエラーで一旦広告動画が中断したものに対しても課金される可能性がある。ここで、広告主は上記広告動画を最初から最後まで連続してユーザに鑑賞させたいと希望するであろう。これに対して、広告動画が、エラーで中断して、当該エラーから回復後に途中から再生されたりするとユーザは最初から最後まで連続して当該広告動画を鑑賞することはない。
エラーから回復後に最初から同じ広告動画を再生することも考えられるが、エラーから回復後では出力完了までに要する残り時間が少なくなっているであろうから、最初から同じ広告動画を再生しても広告動画の再生途中で出力処理が終わってしまい、最後までユーザに広告動画を鑑賞させることはできない。
一方、エラーとなっても、そのまま広告動画を表示させるのであれば、広告主の要請に沿ってユーザに最初から最後まで広告動画を鑑賞させることは可能である。しかし、ユーザにとっては、エラーが発生した場合そのエラーの対処法をまず知りたいであろうから、エラー発生時に広告動画が表示されるのは、ユーザにとっては不都合である。
上記のように、エラーが発生した際でも最初から最後まで連続して広告動画をユーザに鑑賞させたい広告主と、エラー中は広告動画よりも、エラーの対処方法を優先して表示してほしいというユーザの希望を同時に満たす画像形成装置が要請されていた。
上記課題を達成するための本発明は、動画を表示可能な表示部を備えた画像形成装置を前提とする。そして本発明の画像形成装置は、動画記憶手段とエラー検知手段と処理時間計算手段と動画選択手段と動画表示手段と出力手段を備える。動画記憶手段は再生時間の異なる複数の動画を記憶し、エラー検知手段は、出力処理に関する所定のエラーを検知する。処理時間計算手段は出力処理開始から当該出力処理が終了するまでの処理時間の計算及び、エラー検知手段がエラーを検知する場合には、エラーが解除されてから出力処理が終了するまでの処理時間を計算する。動画選択手段は動画記憶手段に記憶された動画の中から、処理時間計算手段が計算した処理時間内に再生可能な動画またはそれらの組合せを選択する。動画表示手段は、動画選択手段で選択された動画を表示部に表示し、エラー検知手段がエラーを通知すると、当該エラーが解除されるまで表示部にエラーを表示して、動画とエラーの表示を切り替える。さらに、出力手段は、動画表示手段による動画の表示と略同時に、出力処理を開始することを特徴とする。
上記の構成であると、エラー発生時にはエラー表示をし、エラーから回復後には処理時間計算手段が再計算した時間内に再生可能な動画を再生させることができるので、エラーをユーザに通知でき、かつ、エラーからの回復後の動画は、出力処理時間内に再生可能な動画を再生させることができる。
上記の構成において、動画選択手段が、処理時間内に再生可能な動画の組合せのうち、優先順位の高い動画を選択することが望ましい。広告主が選択した重要度を用いて動画を選択することで、広告主の希望に沿った動画を表示させることができる。
本発明の画像形成装置によると、出力時間に再生可能な動画を再生させることができ、エラー発生時には当該エラー発生をユーザに表示し、エラーから回復後には再計算された出力終了までの処理時間内に再生可能な動画を表示させることで、エラー発生時における広告主とユーザの両者の希望に沿った画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の読取部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動画表示処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動画表示処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る動画テーブルである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の操作部を示す図である。
〈画像形成装置〉
以下に、画像形成装置における基本的なコピーサービスの処理を説明する。本発明の実施形態に係る画像形成装置は、プリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機、デジタル複写機、プリンタ等が該当し、コピーサービス、スキャナサービス、ファクシミリサービス、プリンタサービス等を備えた画像形成装置として機能する。
図1は、複合機の概略模式図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。なお、一例として複合機を利用して原稿のコピーを行う際の画像形成装置の動作を簡単に説明する。
ユーザが複合機100を利用して例えば原稿の印刷を行う場合、原稿を図1に示す原稿台103、或いは載置台105に配置し、原稿台103近傍に供えられた操作部200に対して印刷の指示を行う。当該指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
即ち、図1に示すように、本実施の形態の複合機100は、本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102を備える。本体101の上面は原稿台103が設けられており、原稿台103は、プラテンカバー102によって開閉されるようになっている。プラテンカバー102は、自動原稿給紙装置104と載置台105と排紙台109が設けられている。
原稿台103の下方には、読取部110が設けられており、図2にその詳細が示されている。読取部110は、原稿台103を照射する主走査方向に長い光源111と、原稿台からの光を選択的に通過させるスリット116と、原稿台からの光を導くミラー112とを備える第一の移動キャリッジ117や、第一の移動キャリッジ117からの反射光を再度反射するミラー113A、113Bを備える第二の移動キャリッジ118、さらにミラーで導かれた光を光学的に補正するレンズ群119、当該レンズ群119より補正された光を受光する撮像素子115、撮像素子115にて受光した光を電気信号に変換し、必要に応じて補正・修正などを行う画像データ生成部114とで構成されている。
自動原稿給紙装置104上の原稿を読み取る場合には、光源111は、読取位置Pを照射できる位置に移動して発光する。光源111からの光は、原稿台103を透過して読取位置Pを通過する原稿にて反射し、スリット116、ミラー112、113A、113B、レンズ群119によって撮像素子115に導かれる。撮像素子115は、受光した光を電気信号に変換して画像データ生成部114に送信する。画像データ生成部114には、上記撮像素子115にて受光された光がR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号として入力され、ここでアナログ−デジタル変換され、即ちデジタル化される。さらに、画像データ生成部114では、順次変換されたデジタル信号を単位データとし、これら単位データを補正、修正等することで複数の単位データからなる画像データを生成する。
また、読取部110が原稿台103に載置された原稿を読み取る場合は、第一のキャリッジ117は、光源111を発光しながら副走査方向に移動し、光源111から撮像素子115までの光路長を一定にするために、第二の移動キャリッジ118は第一の移動キャリッジ117の1/2の速度で撮像素子115方向に移動する。
撮像素子115は、ミラー112、113A、113Bに導かれた光に基づいて原稿台103に載置された原稿からの光を電気信号に変換し、これに基づいて画像データ生成部114が原稿の画像データを生成する。
本体101の読取部110の下方には、原稿の画像データを印刷する印刷部120を備えている。印刷部120が印刷できる画像は、上記のように画像データ生成部114にて生成されたものや、複合機100に接続された通信ケーブル201を介して、ネットワーク202から画像形成の指示とともに送信される場合もある。
印刷部120が行う印刷方式の例として、電子写真方式を説明する。即ち、感光ドラム121を帯電器122で一様に帯電させ、その後レーザ123で感光ドラム121を照射して感光ドラム121に潜像を形成し、現像器124で潜像にトナーを付着させて可視像を形成し、転写ローラにて可視像を用紙に転写する方式である。
可視像が印刷される用紙は、手差しトレイ131、給紙カセット132、133、134などの給紙トレイに載置されたものである。
印刷部120が印刷を行う際には、何れか1つの給紙トレイから用紙1枚を、ピックアップローラ135を用いて引き出し、引き出した用紙を搬送ローラ137やレジストローラ138で中間転写ベルト125Aと転写ローラ125Bの間に送り込む。用紙を引き出す場合、手差しトレイ131に載置された用紙を、手差しトレイ用ピックアップローラ136を用いて引き出しても構わない。
印刷部120は、中間転写ベルト125Aと転写ローラ125Bの間に送り込んだ用紙に、上記中間転写ベルト125A上の可視像を転写すると、可視像を定着させるために、搬送ベルト126で定着装置127に用紙を送る。定着装置127は、ヒータが内蔵された加熱ローラ128と、所定の圧力で加熱ローラ128に押し当てられた加圧ローラ129とで構成されている。加熱ローラ128と加圧ローラ129の間を用紙が通過すると、熱と用紙への押圧力によって可視像が用紙に定着する。印刷部120は、定着装置127を通過した用紙を排紙トレイ130に排紙する。
以上が、複合機100における基本的なコピーサービスの処理である。なお、複合機100は、上述した各部(読取部110、印刷部120)を適宜協働的に動作することによって、他の機能、例えば、ファクシミリ送受信機能、プリント機能、スキャン機能、後処理機能、メモリ機能等をユーザに提供する。
図7(a)は、複合機100に備えられた操作部200の外観の一例を示す図である。ユーザは、上記操作部200を用いて、上述のような機能提供についての設定条件等を入力したり、書き込み情報を書き込んだり、所定の送信先へ書き込み情報を送信したりする。設定条件の入力、各サービスの実行開始等が行なわれる際に、上記操作部200に備えられた表示部(タッチパネル)701、タッチペン702、操作キー703が用いられる。なお、本発明の画像形成装置では、動画を上記タッチパネル701に表示させる。
次に、図3を用いて、複合機100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、当該複合機100における制御系ハードウェアの概略構成図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305を内部バス306によって接続している。上記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、上記ROM302、HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ305と操作部200からのデータ、指示を授受し、上記図1、2に示した各駆動部等の動作を制御する。
〈動画表示処理〉
次に本発明の画像形成装置の動画の表示処理について前記図1、2、3及び図4から図8を参照しながら、説明する。図4は本発明の複合機100の機能ブロック図、図5、図6は本発明の複合機100の動画表示処理を示すフローチャート、図7(a)は動画と再生時間の関係を示し、図7(b)は図7(a)の動画の組合せの再生時間と優先順位との関係を示す動画テーブルである。そして、図8は操作部200の表示部701を示す。なお、本発明で動画とは、製品紹介や企業紹介等の目的の広告動画の他、従業員へのお知らせ等の目的の動画も含む。また、動画記憶手段には再生時間の異なる動画と、当該動画に対応する動画テーブルが記憶されている。本実施例では、例えば、図7(a)に示す動画「A」611、「B」612、「C」613とともに、静止画像(図示しない)の画像も記憶されている。
ユーザが原稿を図1の載置台105に載置し、入力条件(例えば、用紙サイズ「A4」部数「5」)を操作部200の表示部(以下タッチパネル)701に入力すると、条件受付手段401が当該入力条件を受け付けて、当該入力条件を条件記憶手段411に記憶する(図5:S101)。
次に、ユーザが操作部200のスタートキー705を押下すると、処理時間計算手段405、動画選択手段406、動画表示手段407が起動する(図5:S102→S103)。
さらに、原稿読取手段402が原稿を読み取る旨の指示を受け付ける。上記指示を受け付けた原稿読取手段402は、上記原稿を読み取る。読み取った原稿の画像は、原稿画像記憶手段410に記憶される。後述の動画表示手段がタッチパネルに動画を表示するのと略同時に出力を開始させるために、出力手段403は出力を待機する(図5:S104)。
ここで、「タッチパネルに動画を表示するのと略同時に出力を開始させる」という要件における「略同時」に含まれる時間的ずれの範囲としては、後述の処理時間計算手段405が計算した原稿画像の出力に必要な時間が後述の動画の表示(再生)時間に影響を与えない程度の時間的ずれの範囲が該当する。このような時間的ずれの範囲としては、例えば、複数枚の用紙が連続的に搬送される際における一の用紙の後端とそれに続く用紙の先端との間隔によって生じる時間的ずれ等が含まれる。
処理時間計算手段405は上記原稿画像の出力に必要な時間(処理時間)を計算する。まず、処理時間計算手段405は、条件記憶手段411に記憶された入力条件から部数を取得する。次に、処理時間計算手段405は、原稿の画像1枚(1部数)当たり出力処理に必要な処理時間(単位処理時間)が記憶されている所定のメモリ(図示せず)から当該単位処理時間を取得して、上記部数と単位処理時間とを乗算した処理時間を演算する。なお、単位処理時間は、入力条件のうち、モノクロまたはカラーに対応する単位処理時間が記憶されるよう構成しても構わない(図5:S105)。
処理時間計算手段405は当該処理時間を動画選択手段406に通知する。動画選択手段406は処理時間計算手段405から受け取った処理時間と、動画記憶手段412に記憶されている図7(b)の組合せ動画テーブル630を参照して動画を選択する。
組合せ動画テーブル630には、広告主より提供された各動画を組み合わせた組合せ動画650と、当該組合せ動画650の再生時間である組合せ再生時間660及び、組合せ動画650の優先順位640(最適動画として選択されるための順番であり、例えば、優先順位として数字が採用されると、図7(b)に示すように、数字が小さい値であるほど、優先順位が高くなるように設計される)との3つが関連付けられて記憶されている。例えば、組合せ動画「A+B+C」661とは、動画「A」611、動画「B」612、動画「C」613をこの順で連続して再生することを意味する。さらに、優先順位640の決定方法は、例えば、広告主が組合せ動画を見て、最も優先的に表示させたいと考えた動画に、優先度の高い優先順位を割り当てて重複の無いように決定する方法が採用される。
図7(a)は各動画一件当たりの再生時間である。
例えば、各動画610の内、動画「A」611の再生時間620は「15秒」621であり、動画「B」612及び動画「C」613はそれぞれ、「10秒」622と「5秒」623なので、各動画610の各再生時間620を加えることで、組合せ動画650の組合せ再生時間660が計算できる。なお、組合せ動画650には、各動画単体(動画「A」611、動画「B」612、動画「C」613)も含める。
動画選択手段406は、処理時間計算手段405から受け取った処理時間と上記組合せ動画テーブル630の組合せ再生時間660を比較し、上記処理時間以下の組合せ再生時間660が存在するか検索する。次に、処理時間以下の組み合わせ再生時間のうち、優先順位の最も高い組み合わせ再生時間を選択する。そして、選択された組合せ再生時間630に関連付けられた組合せ動画650を最適な動画として選択する。上記構成により動画選択手段406は、最適な組合せ動画を選択することができる(図5:S106)。
例えば、上記処理時間計算手段405から受け取った処理時間が28秒である場合、最適動画選択手段406は、組合せ動画テーブル630の組合せ再生時間660を参照して28秒以下の秒数に対応する組合せ再生時間の中から、優先順位640の最も高い組合せ再生時間である優先順位「2」642の組合せ再生時間「25秒」661を選択する。次に当該組合せ再生時間に関連付けられた組合せ動画である「A+B」652を最適な動画として選択する。
その後、最適動画選択手段406は、上記選択した動画をタッチパネル701に再生させる旨を動画表示手段407に指示する。当該指示を受けた動画表示手段407は、例えば、図8(b)のような上記選択された動画「A+B」652をタッチパネルに表示する。その際、例えば、図8(b)に示すような、ユーザに出力処理中であることを通知するメッセージ720「コピー中です」を表示してもよい。また、動画の再生時間が上記処理時間より短い場合には、動画の後に、静止画像も表示させてもよい。例えば、出力終了までにかかる時間が30秒で選択された動画が28秒の場合には、2秒間は静止画像の広告を表示させる。
図6で示すように、画像出力の待機中の出力手段403は、出力が開始できる準備が整った後、出力を開始する。すなわち、出力手段403は、タッチパネル701を監視し、タッチパネル701に組み合わせ動画が再生されると、出力手段403は、原稿画像記憶手段410から原稿読取手段402が読み取った原稿画像を取得し、条件記憶手段411から条件受付手段401の入力条件を取得して、上記原稿画像を上記入力条件で出力する(図5:S107、図6:S201YES→S202)。
エラーが発生しない場合は、上記出力手段403が全ての画像を出力するまで、タッチパネル701に上記動画が再生される。(図6:S203NO→S210YES→エンド)。
出力処理に関する所定のエラーが発生する場合に(本発明でいう出力処理に関する所定のエラーとは例えば紙詰まりや、用紙が無くなった等のユーザが直ぐに修復可能なエラーをいう。)、エラー検知手段413が出力手段403のエラーを検知し、出力手段403にエラーが発生した旨を通知する。当該通知を受け付けた出力手段403は、当該エラーから回復後に出力すべき枚数が分かるようにして(例えばまだ出力していない部数を条件記憶手段411に記憶させて)、出力処理を停止する(図6:S203YES→S204YES)。
さらに、エラー検知手段413は、動画選択手段406を介して動画表示手段407にエラー表示をする旨を指示する。当該指示を受け付けた動画表示手段407は、タッチパネル701に表示中の動画表示をエラーが発生したことをユーザに通知する表示に切り替える。例えば、図7(c)に示すユーザにエラーを通知するメッセージ730「紙詰まりです」とともに、エラーの対処法を示すメッセージ721「カバーを開いて用紙を取り除いてください」を表示する(図6:S205)。
次に、処理時間計算手段405は、エラー検知手段413が後述のエラーを解除した時点から出力手段403が画像を出力するまでの処理時間を演算する。例えば、処理時間計算手段405は、条件記憶手段411からまだ出力していない部数を取得する。そして、処理時間計算手段405は上記のように、当該部数と単位処理時間とを乗算して処理時間を演算する(図6:S206)。
次に、処理時間計算手段405は上記処理時間を動画選択手段406に通知する。動画選択手段406は上記処理時間と組合せ動画テーブル630に基づいて、上記と同様の方法によりタッチパネル701に表示する動画を選択する。
例えば、上記処理時間計算手段405から受け取った処理時間が18秒である場合、動画選択手段406は、組合せ動画テーブル630の組合せ再生時間660を参照して処理時間18秒以下の組み合わせ再生時間のうち、優先順位の最も高い組み合わせ再生時間を選択する。そして、選択された組合せ再生時間630に関連付けられた組合せ動画「B+C」653を最適な動画として選択する。(図6:S207)。
次に、ユーザが所定の処置を採る事でエラーから回復したとエラー検知手段413が判断した場合、エラー検知手段413はエラーを解除する。そして、動画の表示と略同時に出力を開始させるために、動画表示手段406がタッチパネル701に動画を表示するまで出力を待機させる旨を出力手段403に指示する。
エラー検知手段413は、エラーを解除した旨を処理時間計算手段405を介して動画選択手段406に通知する。当該通知を受け付けた動画選択手段406は上記選択した動画をタッチパネル701に再生させる旨を動画表示手段407に指示する。当該指示を受け付けた動画表示手段407はタッチパネル701に上記で選択された動画を表示する。例えば、動画表示手段407は、タッチパネル701に動画「B」の次に動画「C」を再生することで選択された動画「B+C」653を表示する。
出力を待機中の出力手段403は、タッチパネル701を監視し、タッチパネル701に動画が表示されると、エラーによって出力されなかった原稿画像を出力する。(図6:S208→S209→エンド)。
このようにして、表示部の表示を適時切り替えることで、ユーザ及び広告主の要請に沿った画像形成装置が提供できる。すなわち、エラーで出力処理が中断した場合には当該エラーを優先して表示することで、ユーザの要請に沿った表示が可能であり、また、エラーから回復後には、広告主の希望する動画を最後まで再生できることで、広告主の希望に沿った表示が可能となる。
一方、エラーが発生したとしても当該エラーが出力に関するエラーで無い場合は(例えばハードの故障等のユーザが直ぐに修復可能なエラーの場合)、上記動画の選択処理はされずに、当該エラーをユーザに通知して終了する(図6:S204NO→S211→エンド、図5:S108YES→エンド)。
(その他)
原稿読取手段402が読み取る原稿が複数枚の場合には、処理時間計算手段405は原稿の枚数と部数と単位処理時間とを乗算して処理時間を演算する。上記原稿の枚数は原稿画像記憶手段410に記憶された画像の枚数から取得できる。この場合でも、エラーから回復後には、出力時間内に再生可能な動画を再生させることが出来る。
本発明の画像形成装置を使用すると、エラーで出力が中断したとしても当該エラーから回復後に適切な動画を再生させることができる。したがって、その産業上の利用可能性は大きい。
100 複合機
200 操作部
401 条件受付手段
402 原稿読取手段
403 出力手段
405 処理時間計算手段
406 動画選択手段
407 動画表示手段
410 原稿画像記憶手段
411 条件記憶手段
412 動画記憶手段
413 エラー検知手段
630 動画テーブル

Claims (2)

  1. 動画を表示可能な表示部を備えた画像形成装置において、
    再生時間の異なる複数の動画を記憶する動画記憶手段と、
    出力処理に関する所定のエラーを検知するエラー検知手段と、
    出力処理開始から当該出力処理が終了するまでの処理時間の計算及び、前記エラー検知手段がエラーを検知する場合には、当該エラーが解除されてから前記出力処理が終了するまでの処理時間を計算する処理時間計算手段と、
    前記動画記憶手段に記憶された動画の中から、前記処理時間計算手段が計算した処理時間内に再生可能な動画またはそれらの組合せを選択する動画選択手段と、
    前記動画選択手段で選択された動画を表示部に表示し、前記エラー検知手段がエラーを通知すると、当該エラーが解除されるまで表示部にエラーを表示して、動画とエラーの表示を切り替える動画表示手段と、
    前記動画表示手段による動画の表示と略同時に、出力処理を開始する出力手段を備えた画像形成装置。
  2. 前記動画選択手段が、前記処理時間内に再生可能な動画の組合せのうち、優先順位の高い動画を選択する、請求項1に記載の画像形成装置。
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