JP2010182990A - 蓄電デバイスおよび蓄電モジュール - Google Patents

蓄電デバイスおよび蓄電モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電部を収容するラミネートケースを備える蓄電デバイスおよびこれを単位セルとして複数の単位セルから構成される蓄電モジュールにおいて、体積効率を良好に確保しつつ、ラミネートケースの耐久性を十分に確保しえる蓄電デバイスおよび蓄電モジュールを提供する。
【解決手段】蓄電部として正極体と負極体とセパレータとから構成される積層体と、この積層体をラミネートフィルムで覆うと共にその周縁部を熱溶着して積層体を収容する蓄電室を画成するラミネートケース11を備える蓄電デバイス10にあって、ラミネートケース11は、蓄電室を囲って熱溶着部15の両面および端面を覆い包む外殻体14を備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、蓄電デバイスおよび蓄電モジュールに関する。
電気二重層キャパシタやリチウム電池など充放電可能な蓄電デバイスにおいて、電荷を蓄える蓄電部の外装材としてラミネートフィルムを用いるものがある(特許文献1〜特許文献6)。
特許文献2には、フィルム材からなる容器と、該容器内に保持された電解液及び電極積層体と、該電極積層体から容器外へ引き出された少なくとも2つの引出電極と、該引出電極の引出口に備えられた、樹脂製支持体と該樹脂製支持体に支持された引出電極を有する引出電極複合体とを有するもの(蓄電デバイス)が開示される。
特許文献3には、蓄電体セルの収容部を構成する扁平な枠体であって、該枠体の両面に設定した当接部と、一方の上記当接部に配設した第1の嵌合構造部と、当該第1の嵌合構造部に対応して他方の上記当接部に配設した第2の嵌合構造部とを備えた同一形状の枠体を複数有し、上記収容部に上記蓄電体セル(蓄電デバイス)を収容した上記各枠体を上記当接部を介して互いに積層し、これらを上記第1の嵌合構造部と上記第2の嵌合構造部との嵌合によって互いに連結するもの(蓄電モジュール)が開示される。
特許文献4には、ラミネートフィルムと被覆壁とにより電池セルを覆い個別電池(蓄電デバイス)を形成し、被覆壁は、ラミネートフィルムの位置がユニットケース内で所定範囲内に維持できるように支持する支持部材の一部を構成され、ユニットケース内で所定位置に固定される個別電池を複数配列して電池列を形成するもの(蓄電モジュール)が開示される。
特許文献5には、正極タブ及び負極タブを有する電極体と、電解質と、ラミネートフィルムによるラミネート外装を備えたラミネート素電池(蓄電デバイス)において、ラミネート外装の封止部の折り曲げ部にその正極板と負極板とをセパレータを介して積層一体化してなる積層電極を、絶縁性樹脂フィルム間に通気遮断性を有する金属フィルムを配置して全体を積層一体化してなる一対のラミネートシートでとり囲んで、前記積層電極の周囲をシールすることにより密閉化した電池において、前記ラミネートシートのシール部位の端部断面部からシール部位上を覆ってラミネートシートを接合した部分を補強する樹脂を施すものが開示される。
特許文献6には、正極板と負極板とをセパレータを介して積層一体化してなる積層電極を、絶縁性樹脂フィルム間に通気遮断性を有する金属フィルムを配置して全体を積層一体化してなる一対のラミネートシートでとり囲んで、前記積層電極の周囲をシールすることにより密閉化した電池(蓄電デバイス)において、前記ラミネートシートのシール部位の端部断面部からシール部位上を覆ってラミネートシートを接合するものが開示される。
図15は、特許文献1に開示される電気二重層キャパシタセル100(蓄電デバイス)および電気二重層キャパシタ105(蓄電モジュール)を示すものであり、蓄電デバイス100は、複数の正極体および負極体をこれらの間にセパレータを介装しながら交互に積層して構成される積層体(図示せず)と、この積層体をその積層方向の前後からラミネートフィルムで覆うと共にその周縁部を熱溶着することにより積層体を電解液と共に収容する蓄電室を画成するラミネートケース101と、を備える。102は1対の電極端子であり、積層体の正極体および負極体の集電リードとしてラミネートケース101の外部へ突き出される。
蓄電モジュール105は、複数の互いに並ぶ蓄電デバイス100と、これらを所定の配列状態に収装するモジュールケース(図示せず)と、各蓄電デバイス100の積層体をその積層方向へ圧縮して保持する加圧保持具(図示せず)と、を備える。
各蓄電デバイス100のラミネートケース101の周縁部(電極端子102の突き出る一辺を除く三辺)に伝熱枠(図示せず)が嵌め付けられ、充放電に伴う蓄電部の発熱は、ラミネートケース101から伝熱枠を介してモジュールケースに伝わり、モジュールケースから外部へ逃がされる。
特許第3848189号 特許第3986545号 特開2005−268004号 特開2003−068257号 特開2005−028556号 特開平11−297280号
このような蓄電デバイスのラミネートケースについては、材料(ラミネートフィルム)の厚みが薄く、体積効率も良好に確保される、と言われるが、外部からの衝撃や振動に対して十分に耐える強度や剛性を確保するのが難しく、とくに蓄電室を封止する熱溶着部(蓄電室を囲う周縁部)に破損や剥離が生じやすい。また、蓄電室とこれを囲う周縁部との間に段差が生じるため、とくに蓄電モジュールにおいて、デッドボリュームが大きくなり、ラミネートケースの利点(体積効率が良好に確保される)を十分に生かせない、という課題が考えられる。
この発明は、このような課題に着目してなされたものであり、体積効率を良好に確保しつつ、ラミネートケースの耐久性を十分に確保しえる蓄電デバイスおよび蓄電モジュールの提供を目的とする。
第1の発明は、電荷を蓄える蓄電部として正極体と負極体とセパレータとから構成される積層体と、この積層体をラミネートフィルムで覆うと共にその周縁部を熱溶着して積層体を収容する蓄電室を画成するラミネートケースと、を備える蓄電デバイスにあって、前記ラミネートケースは、蓄電室を囲って熱溶着部の両面および端面を覆い包む外殻体を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に記載の蓄電デバイスにおいて、前記外殻体は、インサート成形機の型に蓄電デバイスを装填し、溶融した材料を型に注入することにより、インサート成形されることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明に記載の蓄電デバイスにおいて、前記外殻体は、ラミネートケースの周縁部を前面側から覆い包む半割部材と、同じく周縁部を後面側から覆い包む半割部材と、を組み合わせて構成されることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明〜第3の発明の何れか1つに記載の蓄電デバイスを備え、この蓄電デバイスを単位セルとして複数の単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に構成される蓄電モジュールにあって、各単位セルの積層体をその積層方向へ圧縮する組み具を備え、この組み具によって隣り合う単位セルの外殻体が互いに積層体の積層方向へ圧接されることを特徴とする。
第5の発明は、蓄電デバイスを単位セルとして複数の単位セルが互いに並ぶ蓄電モジュールにおいて、各単位セルは、電荷を蓄える蓄電部として正極体と負極体とセパレータとから構成される積層体と、この積層体をラミネートフィルムで覆うと共にその周縁部を熱溶着して積層体を収容する蓄電室を画成するラミネートケースと、を備えるものが用いられ、これらの単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に構成される蓄電モジュールにあって、前記集合体を被覆すると共に各単位セルのラミネートケースの蓄電室を囲って熱溶着部の両面および端面を覆い包む外装体を備えることを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明に記載の蓄電モジュールにおいて、前記外装体は、インサート成形機の型に複数の単位セルを積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に装填し、溶融した材料を型に注入することにより形成されることを特徴とする。
第7の発明は、第5の発明に記載の蓄電モジュールにおいて、前記外装体は、槽状のモジュールケースの内部に複数の単位セルを積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に装填し、溶融した材料を槽状のモジュールケース内に流し込むことにより形成されることを特徴とする。
第8の発明は、第5の発明に記載の蓄電モジュールにおいて、前記外装体は、複数の単位セルを積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の両端に組み付けられる蓋状部材と、複数の単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の隣接する各単位セル間に組み付けられる枠状部材と、から構成されることを特徴とする。
第1の発明〜第3の発明においては、蓄電デバイスは、蓄電室を囲む外殻体により、ラミネートケースの強度・剛性が十分に得られ、蓄電室を露出させながら、ラミネートケースの耐衝撃性および耐振動性が良好に確保される。蓄電室は、外殻体から露出するため、蓄電室の露出面が薄肉のラミネートフィルム(積層フィルム)のため、放熱性も良好に確保される。
蓄電デバイスは、外殻体により、ラミネートケースの周縁部の両面が抑えられ、蓄電室内の圧力に対し、熱溶着部が剥離するのを防止することができる。また、外殻体により、熱溶着部の端面が封止されるので、蓄電室の電解液が熱溶着部の接合樹脂を透過して外部に滲み出るのを防止することができる。また、外殻体は、蓄電室を囲むデッドボリューム(蓄電室とその周縁部との段差に基づく空間)を利用して形成されるので、体積効率を良好に確保することができる。
第4の発明においては、蓄電モジュールは、蓄電デバイスを単位セルとして複数の単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に構成される。単位セルは、蓄電室を囲む外殻体によって外形が保持されるため、取り扱いやすく、所定の積層状態に整然と集合させることができる。各単位セルは、組み具により、積層体の積層方向へ圧縮して保持されるので、積層体の積層間の密着性が高まり、蓄電性能を良好に維持することができる。また、組み具により、隣り合う外殻体が互いに圧接して保持されるので、単位セル間に外部の水や埃や有害物が侵入するのを防止することができる。各単位セルの電極端子は、溶接によって接続されるが、隣り合う外殻体が隙間なく圧接するので、溶接時のスパッタが単位セルのラミネートケースに付着したりすることもない。
第5の発明〜第8の発明においては、蓄電モジュールは、蓄電デバイスを単位セルとして複数の単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に構成される。外装体により、集合体の単位セルの積層方向に沿う側面が被覆されるので、単位セル間に外部の水や埃や有害物が侵入するのを防止することができる。各単位セルの電極端子は、溶接によって接続されるが、外装体により、集合体が被覆されるので、溶接時のスパッタが単位セルのラミネートケースに付着したりすることもない。外装体は、蓄電室を囲むデッドボリューム(蓄電室とその周縁部との段差に基づく空間)を利用して形成されるので、体積効率を良好に確保することができる。
各単位セルについては、外装体が蓄電室を囲ってラミネートケースの熱溶着部の両面および端面を覆い包むので、第1の発明〜第3の発明と同様の効果が得られる。
この発明の実施形態に係る蓄電デバイスの概略正面図である。 同じく蓄電デバイスの側面図である。 同じく図1のX−X断面図である。 同じく蓄電デバイスに外殻体を形成する工程説明図である。 同じく外殻体を形成する別の工程説明図である。 この発明に係る蓄電モジュールの分解した概略側面図である。 同じく組立状態の概略側面図である。 同じく外殻体の作用説明図である。 同じく外殻体の作用説明図である。 別の実施形態に係る蓄電モジュールの概略正面図である。 同じく図10のX−X断面図である。 同じく蓄電モジュールの外装体を形成する工程説明図である。 同じく外装体を形成する別の工程説明図である。 同じく外装体を形成する別の工程説明図である。 従来の蓄電デバイスおよび蓄電モジュールを例示する概略正面図である。
図1〜図3に基づいて、この発明に係る蓄電デバイスとして電気二重層キャパシタへの適用例を説明する。
蓄電デバイス10’(電気二重層キャパシタ)は、電荷を蓄える蓄電部(図示せず)と、この蓄電部を電解液と共に収容するラミネートケース11と、を備える。
蓄電部は、正極体および負極体をこれらの間にセパレータを介装しつつ交互に積層して構成される。正極体および負極体は、集電極とこれに接合する分極性電極とから形成される。集電極は、矩形状の金属箔(例えば、アルミニウム箔)からなり、同極同士が結束され、各結束部にそれぞれ電極端子12が接合される。分極性電極は、活性炭を主材料として作られ、集電極に重なり合う層状に形成される。正極体の分極性電極と負極体の分極性電極との間に介装されるセパレータは、紙製や樹脂製の多孔質膜から形成される。1対の電極端子12は、金属板(例えば、アルミニウム板)から短尺状に形成される。
ラミネートケース11は、例えば、複数の樹脂層に金属の中間層を含むラミネートフィルムからプレス加工によって成形される1対のケース部材からなり、これらを組み合わせると、互いに向き合う凹部により、積層体を収容する蓄電室が形成される。
積層体(蓄電部)は、一方のケース部材の内側において、積層体の積層方向の一方の端面が凹部の底に接するように収められ、その上に他方のケース部材が積層体の積層方向の他方の端面に凹部の底が接するように被せられる。ケース部材の周縁部(凹部を囲む合わせ面を形成する)において、1対の電極端子12が突き出る一辺を除く三辺がヒートシーラにより熱溶着される。ケース部材は、1対の電極端子12が突き出る一辺が開口可能となり、その内部に電解液が注入され、残りの開口可能な一辺がヒートシーラにより熱溶着される。
13は蓄電室の圧力を外部へ逃がすガス抜きバルブであり、一端が蓄電室に開口すると共に他端が1対の電極端子11が突き出る一辺の熱溶着部15を貫通して外部へ突き出るガス抜き通路と、蓄電室の圧力を所定値以下に保つようにガス抜き通路を開閉する弁機構と、を備える。
このような蓄電デバイス10’において、ラミネートケース11の蓄電室とこれを囲む周縁部15(熱溶着部)との段差に基づくデッドスペースを利用してラミネートケース11の周縁部15の両面および端面を覆い包む外殻体14が設けられる。
外殻体14は、蓄圧室を囲む枠に形成される。枠の断面は、前面と後面と外側面と内側面とからなり、前面および後面は、後述の隣り合う外殻体14同士が積層体の積層方向へ均一な面圧で接しえるよう、積層体の積層面と平行な平坦面に形成される。
図4は、蓄電デバイス10の外殻体14を形成する工程を説明するものであり、外殻体14は、インサート成形機の型に蓄電デバイス10’を装填し、型20を閉じて溶融した樹脂を注入することにより成形される。型20は、1対の型20a,20bからなり、互いの合わせ面に電極端子11およびガス抜きバルブ13の先端部を挟み込むための凹部21が設定される。22は樹脂の注入口であり、型は空気抜き穴(図示せず)が備えられる。
(a)工程においては、型20を開き、一方の型の内側に蓄電デバイス10’を収め、合わせ面の凹部21に電極端子11およびガス抜きバルブ13の先端部をセットする。(b)工程においては、型20が閉じられ、蓄電デバイス10’は、型20a,20bの合わせ面の凹部21に挟み込まれる電極端子11およびガス抜きバルブ13の先端部を介して型20の内部に支持される。型20の内部において、蓄電デバイス10’の蓄電室を構成する凹部の底の外面が型20a,20bの内面に密着し、その周囲に枠状の空間が形成される。(c)工程においては、溶融した樹脂が型20の内部に注入され、枠状の空間に充填される。(d)工程においては、樹脂の固化後、型が開かれ、(e)工程において、外殻体14を持つ蓄電デバイス10が取り出される。
このような工程により、蓄電デバイス10のラミネートケース11の蓄電室を囲って周縁部15(熱溶着部)の両面および端面を覆い包む外殻体14が設けられる。蓄電デバイス10は、蓄電室を囲う外殻体14により、ラミネートケース11の外形を保持する強度・剛性が十分に得られ、蓄電室の前後面を露出させながら、ラミネートケース11の耐衝撃性および耐振動性が良好に確保される。蓄電室の前後面は、外殻体14から露出するため、後述の組み具によって積層体への加圧も可能となる。また、蓄電室の露出面が厚みの薄いラミネートフィルム(積層フィルム)のため、放熱性も良好に確保される。
蓄電デバイス10は、外殻体14により、ラミネートケース11の周縁部15の両面が抑えられ、蓄電室内の圧力に対し、熱溶着部が剥離するのを防止することができる。また、ラミネートケース11の周縁部15は、外殻体14により、熱溶着部15の端面が封止されるので、蓄電室の電解液が熱溶着部15の接合樹脂を透過して外部に滲み出るのを防止することができる。外殻体14は、インサート成形に拠るので、熱溶着部15の外面(両面および端面)と隙間なく溶着するので、熱溶着部15の端面を適確に封止することができる。
図5は、蓄電デバイス10の外殻体14を形成する別の工程を説明するものであり、外殻体14は、ラミネートケースの周縁部15を前面側から覆い包む半割部材14aと、同じく周縁部15を後面側から覆い包む半割部材14bと、から構成される。
半割部材14a,14bは、図3の外殻体14を前後に2分割する形に成形され、半割部材14a,14bの間(互いの合わせ面)および各半割部材14a,14bとラミネートケース11との間(互いの接触面)が接合される。接合方法については、超音波加振機による熱溶着またはヒートシーラによる熱溶着または接着剤による接着または複数のネジを用いる締結または爪などの係合手段を用いるパッチン式の締結が用いられる。
このような工程により、蓄電デバイス10のラミネートケース11の蓄電室を囲って周縁部15(熱溶着部)の両面および端面を覆い包む外殻体14が設けられ、図4の外殻体14と同様の効果が得られる。
図6,図7に基づいて、この発明に係る蓄電モジュールを説明する。蓄電モジュール50は、蓄電デバイス10を単位セルとして複数の単位セル10から構成される。単位セル10については、図4の工程による外殻体14を備える蓄電デバイス10または図5の工程による外殻体14を備える蓄電デバイス10が用いられる。
複数の単位セル10は、積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に並べられ、各単位セル10を積層方向へ加圧する組み具51が備えられる。
組み具51として、複数の単位セル10が積層状態に並ぶ集合体の前後を挟む加圧プレート51aと、前後の加圧プレート51aを締結する複数のボルト51bと、が用いられる。前後の加圧プレート51aが複数のボルト51bを介して締結され、これらの間に介在する蓄電モジュール50(複数の単位セル10が積層状態に並ぶ集合体)が加圧状態に保持される。
この組み具51により、各単位セル10の積層体が積層方向へ圧縮され、積層状態の隣り合う単位セル10の外殻体14が積層体の積層方向へ圧接するようになっている。図6,図7において、53は緩衝材であり、加圧プレート51aの端部に嵌め付けられ、衝撃や振動が蓄電モジュール50へ伝わるのを防止する。
このような蓄電モジュール50においては、外殻体14および加圧プレート51aが単位セル10の積層方向へ隙間なく圧接するので、これらの間に外部の水や埃や有害物が侵入するのを防止することができる。蓄電モジュール50は、各単位セル10の電極端子が溶接によって接続されるが、外殻体14および加圧プレート51aが隙間なく圧接するので、溶接時のスパッタが単位セル10のラミネートケース11に付着したりすることもない。
各単位セル10の外殻体14は、蓄電室の回りのデッドボリューム(蓄電室とその周縁部との段差に基づく空間)を利用して形成されるので、体積効率を良好に確保される。また、組み部51により、各単位セル10の積層体が積層方向へ圧縮され、積層状態の隣り合う単位セル10の外殻体14が積層体の積層方向へ圧接するので、外殻体14の厚みD(図3、参照)を小さく設定することにより、蓄電モジュール50の長さ(単位セル10の積層方向の寸法)を短縮することができる。
各単位セル10は、組み具51により、積層体が積層方向へ圧縮され、静電容量の増加および内部抵抗の低減が得られる。また、組み具51により、隣り合う外殻体14が加圧され、ラミネートケース11の周縁部が押圧されるため、蓄電室内の圧力に対し、熱溶着部15が剥離するのを防止することができる。また、蓄電室の圧力は、積層体の積層方向へ作用するが、隣り合う単位セル10の間において、蓄電室を構成する凹部の底同士が積層体の積層方向へ圧接するため、両者の凹部の底に作用する圧力が相殺されることになり、熱溶着部15の剥離を有効に防止することができる。
ラミネートケース11の周縁部15は、外殻体14により、熱溶着部15の端面が封止されるので、蓄電室の電解液が熱溶着部15の接合樹脂を透過して外部に滲み出るのを防止することができる。また、各単位セル10の電極端子12およびガス抜きバルブ13が突き出る一辺においても、組み具51により、外殻体14が加圧されるので、電極端子12の回りおよびガス抜きバルブ13の回りを隙間なく封止することができる(図8,図9、参照)。
外殻体14を形成する材料については、樹脂のほか、ラバーや金属(例えば、軽量なアルミニウム)またはこれらの複合材を用いることも考えられる。
図10,図11に基づいて、この発明に係る別の蓄電モジュール60を説明する。蓄電モジュール60を構成する単位セル(蓄電デバイス)として、外殻体を持たない蓄電デバイス10’(電気二重層キャパシタ)が用いられる。
蓄電デバイス10’は、電荷を蓄える蓄電部と、この蓄電部を電解液と共に収容するラミネートケース11と、を備える。
蓄電部(図示せず)は、正極体および負極体をこれらの間にセパレータを介装しつつ交互に積層して構成される。正極体および負極体は、集電極とこれに接合する分極性電極とから形成される。集電極は、矩形状の金属箔(例えば、アルミニウム箔)からなり、同極同士が結束され、各結束部にそれぞれ電極端子12が接合される。分極性電極は、活性炭を主材料として作られ、集電極に重なり合う層状に形成される。正極体の分極性電極と負極体の分極性電極との間に介装されるセパレータは、紙製や樹脂製の多孔質膜から形成される。1対の電極端子12は、金属板(例えば、アルミニウム板)から短尺状に形成される。
ラミネートケース11は、例えば、複数の樹脂層に金属の中間層を含むラミネートフィルムからプレス加工によって成形される1対のケース部材からなり、これらを組み合わせると、互いに向き合う凹部により、積層体を収容する蓄電室が形成される。
積層体(蓄電部)は、一方のケース部材の内側において、積層体の積層方向の一方の端面が凹部の底に接するように収められ、その上に他方のケース部材が積層体の積層方向の他方の端面に凹部の底が接するように被せられる。ケース部材の周縁部(凹部を囲む合わせ面を形成する)において、1対の電極端子12が突き出る一辺を除く三辺が熱溶着される。ケース部材は、1対の電極端子12が突き出る一辺が開口可能となり、その内部に電解液が注入され、残りの開口可能な一辺を熱溶着される。
13は蓄電室の圧力を外部へ逃がすガス抜きバルブであり、一端が蓄電室に開口すると共に他端が1対の電極端子12が突き出る一辺の熱溶着部15を貫通して外部へ突き出るガス抜き通路と、蓄電室の圧力を所定値以下に保つようにガス抜き通路を開閉する弁機構と、を備える。
蓄電モジュール60は、このような蓄電デバイス10’を単位セルとして複数の単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に構成され、この集合体を被覆して各単位セル10’の周縁部15(熱溶着部)の両面および端面を覆い包む外装体61が備えられる。
図12は、蓄電モジュール60の外装体61を形成する工程を説明するものであり、外装体61は、インサート成形機の型65に複数の単位セル10’が積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体を装填し、型65を閉じて溶融した樹脂を注入することにより成形される。型65は、両端の型65aと、中間の型65bとからなり、互いの合わせ面に電極端子12およびガス抜きバルブ13の先端部を挟み込むための凹部21が設定される。
(a)工程においては、片端の型65aの内側に単位セル10’を収め、これに中間の型65bを重ね合わせて互いの合わせ面の凹部21によって電極端子12およびガス抜きバルブ13の先端部を挟む。中間の型65bの内側に次の単位セル10’を収め、これに中間の型65bを重ね合わせて互いの合わせ面の凹部21によって電極端子12およびガス抜きバルブ13の先端部を挟む。これを繰り返すことにより、複数の単位セル10’が積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に装填されるようになる。
(b)工程においては、最後の単位セル10’を中間の型65bに収め、これに片端の型65aを重ね合わせて互いの合わせ面の凹部21によって電極端子12およびガス抜きバルブ13の先端部を挟む。これにより、型65全体が閉じられ、各単位セル10’が各型65a,65bの合わせ面の凹部21に挟み込まれる電極端子12およびガス抜きバルブ13の先端部を介して型65全体の内部に支持される。型65全体の内部において、集合体の両端に位置する単位セル10’の蓄電室を構成する凹部の底の外面がそれぞれ両端の型65aの内面に密着し、集合体の中間に位置する隣り合う単位セル10’の蓄電室を構成する凹部の底の外面が互いに密着し、これらの周囲に単位セル10’の積層方向へ連続する空間が形成される。
(c),(d)工程においては、溶融した樹脂が型65全体の内部に注入され、単位セル10’の積層方向へ連続する空間に充填される。(e)〜(g)工程においては、樹脂の固化後、型が順次に開かれ、外装体61を持つ蓄電モジュール60が取り出される。なお、中間の型65bは、型65の閉じ時と異なる方向(積層体の積層方向と直交する方向)へ同時に開かれる。
このような工程により、蓄電モジュール60を被覆して各単位セル10’のラミネートケース11の周縁部15(熱溶着部)の両面および端面を覆い包む外装体61が成形される。
蓄電モジュール60は、外装体61によって被覆されるので、単位セル10’間に外部の水や埃や有害物が侵入するのを防止することができる。また、外装体61により、蓄電モジュール60の外形(各単位セルの外形)を保持する強度・剛性が十分に得られ、ラミネートケース11の耐衝撃性および耐振動性が良好に確保される。蓄電モジュール60においては、各単位セル10’の電極端子12が溶接によって接続されるが、各単位セル10’の周囲を被覆する外装体61により、溶接時のスパッタが単位セル10’のラミネートケース11に付着したりすることもない。
外装体61は、各単位セル10’の蓄電室の回りのデッドボリューム(蓄電室とその周縁部との段差に基づく空間)を利用して形成されるので、体積効率を良好に確保される。
各単位セル10’は、外装体61により、ラミネートケース11の周縁部15の両面が抑えられ、蓄電室内の圧力に対し、熱溶着部が剥離するのを防止することができる。また、蓄電室の圧力は、積層体の積層方向へ作用するが、隣り合う単位セル10の間において、蓄電室を構成する凹部の底同士が積層体の積層方向へ圧接するため、両者の凹部の底に作用する圧力が相殺されることになり、熱溶着部15の剥離を有効に防止することができる。また、各ラミネートケース11の周縁部15は、外装体61により、熱溶着部15の端面が封止されるので、蓄電室の電解液が熱溶着部15の接合樹脂を透過して外部に滲み出るのを防止することができる。外装体61は、インサート成形に拠るので、各単位セル10’の熱溶着部15と隙間なく溶着するので、熱溶着部15の端面を適確に封止することができる。
図13は、蓄電モジュール60の外装体61を形成する別の工程を説明するものであり、外装体61は、複数の単位セル10’が積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の両端に組み付けられる蓋状部材61aと、同じく積層状態の隣接する各単位セル間に組み付けられる枠状部材61bと、から構成される。蓋状部材61aは、図5の半割部材14aの開口部を塞ぐ形に成形され、枠状部材61bは、図5の半割部材14bを背中合わせに接合する形に成形される。
(a)工程においては、蓋状部材61aの凹面が単位セル10’の前面側に嵌め付けられ、枠状部材61bの前面が単位セル10’の後面側に嵌め付けられ、蓋状部材61aと単位セル10’との間(互いの接触面),枠状部材61bと単位セル10’との間(互いの接触面),蓋状部材61aと枠状部材61bとの間(互いの合わせ面)が接合される。(b)工程においては、枠状部材61aの後面に次の単位セル10’の前面側が嵌め付けられ、枠状部材61bと単位セル10’との間(互いの接触面)が接合される。(c)工程においては、単位セル10’の後面側に次の枠状部材61bの前面が嵌め付けられ、枠状部材61bと単位セル10’との間(互いの接触面),枠状部材61bと枠状部材61bとの間(互いの合わせ面)が接合される。(d)工程においては、枠状部材61bの後面に次の単位セル10’が嵌め付けられ、枠状部材61bと単位セル10’との間(互いの接触面)が接合させる。
このような繰り返しにより、複数の単位セル10’を積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に集合させつつ、蓋状部材61aと枠状部材61bとから蓄電モジュール60を被覆して各単位セル10’のラミネートケース11の周縁部15(熱溶着部)の両面および端面を覆い包む外装体61が組み立てられるようになる。
(d)工程においては、最後の単位セル10’が最後の枠状部材61bの後面に嵌め付けられ、単位セル10’と枠状部材61bとの間(互いの接触面),枠状部材61bと枠状部材61bとの間(互いの合わせ面)が接合される。そして、最後の単位セル10’の後面側に蓋状部材61aの凹面が嵌め付けられ、単位セル10’と蓋状部材61aとの間(互いの接触面),枠状部材61bと蓋状部材61aとの間(互いの合わせ面)が接合される。
このような工程により、蓄電モジュール60を被覆して各単位セル10’のラミネートケース11の周縁部15(熱溶着部)の両面および端面を覆い包む外装体61が設けられ、図12の外装体61と同様の効果が得られる。
蓋状部材61aと単位セル10’との間(互いの接触面),枠状部材61bと単位セル10’との間(互いの接触面),蓋状部材61aと枠状部材61bとの間(互いの合わせ面),枠状部材61bと枠状部材61bとの間(互いの合わせ面)を接合する方法については、超音波加振機による熱溶着またはヒートシーラによる熱溶着または接着剤による接着または複数のネジを用いる締結または爪などの係合手段を用いるパッチン式の締結が用いられる。
図14は、蓄電モジュール60の外装体61を形成する別の工程を説明するものであり、外装体61は、槽状のモジュールケース70の内部に複数の単位セル10’を積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に装填し、溶融した材料を槽状のモジュールケース70内に流し込むことにより形成される。71は装填用の吊持具であり、単位セル10’の電極端子12を挟持する複数のクランプ71aと、クランプ71aをスライド可能に支持するバー71bと、を備える。
複数の単位セル10’は、積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に組まれ、電極端子12を挟持する複数のクランプ71aにより、槽状のモジュールケース70の内部に支持される。この状態において、溶融した材料が槽状のモジュールケース70内に流し込まれ、その材料が固化したら、吊持具71のクランプ71aから電極端子12が外される。
このような工程により、蓄電モジュール60を被覆して各単位セル10’のラミネートケース11の周縁部15(熱溶着部)の両面および端面を覆い包む外装体61が設けられ、図12の外装体61および図13の外装体61と同様の効果が得られる。また、モジュールケース70と一体化されかつ外装体61で被覆される蓄電モジュール60を簡単かつ容易に製造することができる。
図12〜図14において、外装体61を形成する材料については、樹脂のほか、ラバーまたは金属(例えば、軽量なアルミニウム)またはこれらの複合材を用いることも考えられる。
この発明は、電気二重層キャパシタへの適用に限らず、リチウム電池など充電可能な各種の蓄電デバイスおよびそれを単位セルとして複数の蓄電デバイスから構成される蓄電モジュールに対して広く適用することができる。
10,10’ 蓄電デバイス
11 ラミネートケース
14 外殻体
15 ラミネートケースの周縁部(熱溶着部)
20 外殻体の成形型
14a,14b 半割部材
50 組み具
50a 加圧プレート
50b ボルト
60 蓄電モジュール
61 外装体
61a 外装体を構成する蓋状部材
61b 外装体を構成する枠状部材
65 外装体の成形型
70 モジュールケース
71 装填用の吊持具

Claims (8)

  1. 電荷を蓄える蓄電部として正極体と負極体とセパレータとから構成される積層体と、この積層体をラミネートフィルムで覆うと共にその周縁部を熱溶着して積層体を収容する蓄電室を画成するラミネートケースと、を備える蓄電デバイスにあって、前記ラミネートケースは、蓄電室を囲って熱溶着部の両面および端面を覆い包む外殻体を備えることを特徴とする蓄電デバイス。
  2. 前記外殻体は、インサート成形機の型に蓄電デバイスを装填し、溶融した材料を型に注入することにより、インサート成形されることを特徴とする請求項1に記載の蓄電デバイス。
  3. 前記外殻体は、ラミネートケースの周縁部を前面側から覆い包む半割部材と、同じく周縁部を後面側から覆い包む半割部材と、を組み合わせて構成されることを特徴とする請求項1に記載の蓄電デバイス。
  4. 請求項1〜請求項2の何れか1つに記載の蓄電デバイスを備え、この蓄電デバイスを単位セルとして複数の単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に構成される蓄電モジュールにあって、各単位セルの積層体をその積層方向へ圧縮する組み具を備え、この組み具によって隣り合う単位セルの外殻体が互いに積層体の積層方向へ圧接されることを特徴とする蓄電モジュール。
  5. 蓄電デバイスを単位セルとして複数の単位セルが互いに並ぶ蓄電モジュールにおいて、各単位セルは、電荷を蓄える蓄電部として正極体と負極体とセパレータとから構成される積層体と、この積層体をラミネートフィルムで覆うと共にその周縁部を熱溶着して積層体を収容する蓄電室を画成するラミネートケースと、を備えるものが用いられ、これらの単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の集合体に構成される蓄電モジュールにあって、前記集合体を被覆すると共に各単位セルのラミネートケースの蓄電室を囲って熱溶着部の両面および端面を覆い包む外装体を備えることを特徴とする蓄電モジュール。
  6. 前記外装体は、インサート成形機の型に複数の単位セルを積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に装填し、溶融した材料を型に注入することにより形成されることを特徴とする請求項5に記載の蓄電モジュール。
  7. 前記外装体は、槽状のモジュールケースの内部に複数の単位セルを積層体の積層方向へ重なり合う積層状態に装填し、溶融した材料を槽状のモジュールケース内に流し込むことにより形成されることを特徴とする請求項5に記載の蓄電モジュール。
  8. 前記外装体は、複数の単位セルを積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の両端に組み付けられる蓋状部材と、複数の単位セルが積層体の積層方向へ重なり合う積層状態の隣接する各単位セル間に組み付けられる枠状部材と、から構成されることを特徴とする請求項5に記載の蓄電モジュール。
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