JP2010182907A - 手作業はんだ付け工程の時間管理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリント配線板2の共通部位aに接続する信号端子12及びはんだごて3のこて先3tに接続するアース端子13を備えた信号源11と、こて先3tのはんだ付け対象部位cへの接触・離脱を検出する信号電流検出部14と、こて先3tの接触を検出している時間を計測して接触時間信号を出力する第1の時間測定部15と、こて先3tの最後のはんだ付け対象部位からの離脱の検出時点から所定時間の経過後に凝固完了信号を出力する第2の時間測定部16と、接触時間がはんだ付け基準時間と比較して許容範囲内である場合にGO信号を、許容範囲外である場合にNG信号を出力する時間判定部19と、NG信号又は凝固完了信号を受けると、各々その旨を報知する報知部20とで構成する。
【選択図】 図1
Description
交流及び/又は直流の信号の発生源である信号源であって、被はんだ付け対象であるプリント配線板の単一ないし複数箇所に接続される第1の端子及びはんだごての先端部に接続される第2の端子を備えた信号源と、
該信号源の第2の端子に接続されたはんだごてのこて先がはんだ付け対象部位に接触する間に電流が流れ又は流れている電流が増大するのを検出し、こて先の接触及び離脱を検出するこて先接触検出手段と、
該こて先接触検出手段がこて先の接触を検出している時間を計測して接触時間信号を出力する時間測定手段と、
前記時間測定手段の出力した接触時間信号による接触時間と予め設定したはんだ付け基準時間とを比較してその差が許容範囲内である場合にGO信号を、許容範囲外である場合にNG信号をそれぞれ出力する時間判定手段と、
該時間判定手段のNG信号を受けた場合にはんだ付け基準時間に対する許容範囲外となった旨を報知する出力手段と、
を備えた手作業はんだ付け工程の時間管理装置である。
前記出力手段に、前記時間判定手段の出力するGO信号及びNG信号を外部出力する機能を付加したものである。
前記時間測定手段に、予め設定した、被はんだ付け対象であるプリント配線板の最終はんだ付け部位のはんだ付け作業の終了を確認し得る測定開始条件を検出した時点から時間計測を開始し、該検出した時点から予め設定した時間の経過時にはんだの凝固完了を伝える凝固完了信号を出力する第2の時間測定手段を付加し、
前記出力手段に、該第2の時間測定手段の出力する凝固完了信号を受けて当該はんだ付け対象部位のはんだの凝固に要する時間が経過した旨を報知する機能を付加したものである。
前記測定開始条件を、前記こて先接触検出手段が被はんだ付け対象の最後のはんだ付け対象部位からのこて先の離脱を検出した時点であること又ははんだ付け作業を終了してはんだごてを所定のこて台に戻したことを検出した時点であることとしたものである。
前記出力手段を、前記時間判定手段のNG信号を受けて出力する報知出力及び前記第2の時間測定手段の凝固完了信号を受けて出力する報知出力の発生手段として、それぞれ音色の異なる可聴出力手段、光色の異なる可視表示手段、文字ないし記号によるディスプレイ表示手段、合成音声ないし録音音声を音源とする音声報知手段のいずれか又はこれらの任意組合せによる手段を備えたものに構成したものである。
前記時間測定手段に、被はんだ付け対象のはんだ付け対象部位へのこて先の接触回数を計数する接触回数計数手段、該接触回数計数手段の計数結果出力を該被はんだ付け対象のはんだ付け対象部位の数である設定数と比較して一致しているか否かを判定し、一致している場合はGO信号を、一致していない場合はNG信号を出力する作業数判定手段、及びはんだ付け作業の終了を検出し、そのときのみ、該作業数判定手段に接触回数計数手段からの接触回数計数結果を入力可能にするか、又はそのときのみ、該作業数判定手段の出力を出力可能にするように機能する作業終了検出手段を付加し、
前記出力手段に、NG信号、GO信号を区別して報知できるように構成したものである。
作業数判定手段は、作業終了検出手段が作業終了を検出した場合には、そのときのみ、接触回数計数手段からの接触回数計数結果を入力可能としているか、又はそのときのみ、出力を可能にするようになっているため、いずれにしても、作業者がはんだ付け作業を終了させた時点で、当該の被はんだ付け対象のはんだ付け対象部位の数のはんだ付け作業数が行われたか否かの信号が出力されることになる。
それ故、作業者は、はんだ付け作業を終了した時点で、出力手段からの報知出力により当該の被はんだ付け対象のはんだ付け対象部位の全てのはんだ付け作業を間違いなく終了させたか否かが認識できるようになっている。
図1は、実施例1の時間管理装置1と、プリント配線板2及びはんだごて3とからなる各構成要素、並びにはんだ付け対象間の相互関連を図示したブロック図である。この時間管理装置1は、交流及び直流信号を発生する信号源11を備えており、該信号源11は、信号端子(第1の端子)12を介して処理対象であるプリント配線板2の共通部位aと接続させ得、かつ他の端子であるアース端子(第2の端子)13及びこれに接続した導線Lを介してはんだごて3のこて先3tと、それぞれ接続可能に構成されている。
アース端子13に接続された導線Lの他端は、前記のように、はんだごて3のこて先3tと電気的に接続される。従って、はんだごて3のこて先3tの先端部がプリント配線板2のはんだ付け対象部位cに接触している間はこの間が導通状態となり、はんだ付け作業が終了してこて先3tがはんだ付け対象部位cから離脱する際に前記信号源11から供給される信号電流iがこの間では遮断されることになる(信号電流iは完全には遮断されないこともある。その場合は、常時少量の信号電流iが流れることになり、こて先3tのはんだ付け対象部位cへの接触・離脱は、信号電流iの増減をもたらす)。
なお前記第1の時間測定部15は、前記時間判定部19からGO信号又はNG信号が出力されるとリセットされる。また該時間判定部19もこれに引き続いてリセットされる。
実施例2の手作業はんだ付け工程における時間管理装置は、図2に示すように、実施例1のそれと殆ど同様であり、報知部20にデータ送出部17を並設した点が異なるのみである。従ってその点に関してのみ説明する。
2 プリント配線板
3 はんだごて
3t こて先
11 信号源
11A 交流信号源
11D 直流信号源
12 信号端子(第1の端子)
13 アース端子(第2の端子)
14 信号電流検出部(こて先接触検出手段)
14p 電流ピックアップ部
15 第1の時間測定部(時間測定手段)
16 第2の時間測定部(第2の時間測定手段)
17 データ送出部
18 コネクタ
19 時間判定部
20 報知部(出力手段)
20a LED表示器
20b ブザー
21 第2の時間測定部の出力を制御するAND回路
22 こて載置検出器
23 接触回数計数部(接触回数計数手段)
24 作業数判定部(作業数判定手段)
25 作業数判定部の出力を制御するAND回路
a 共通部位
b 回路要素
c はんだ付け対象部位
L 導線
Claims (6)
- 交流及び/又は直流の信号の発生源である信号源であって、被はんだ付け対象であるプリント配線板の単一ないし複数箇所に接続される第1の端子及びはんだごての先端部に接続される第2の端子を備えた信号源と、
該信号源の第2の端子に接続されたはんだごてのこて先がはんだ付け対象部位に接触する間に電流が流れ又は流れている電流が増大するのを検出し、こて先の接触及び離脱を検出するこて先接触検出手段と、
該こて先接触検出手段がこて先の接触を検出している時間を計測して接触時間信号を出力する時間測定手段と、
前記時間測定手段の出力した接触時間信号による接触時間と予め設定したはんだ付け基準時間とを比較してその差が許容範囲内である場合にGO信号を、許容範囲外である場合にNG信号をそれぞれ出力する時間判定手段と、
該時間判定手段のNG信号を受けた場合にはんだ付け基準時間に対する許容範囲外となった旨を報知する出力手段と、
を備えた手作業はんだ付け工程の時間管理装置。 - 前記出力手段に、前記時間判定手段の出力するGO信号及びNG信号を外部出力する機能を付加した、請求項1に記載の手作業はんだ付け工程の時間管理装置。
- 前記時間測定手段に、予め設定した、被はんだ付け対象であるプリント配線板の最終はんだ付け部位のはんだ付け作業の終了を確認し得る測定開始条件を検出した時点から時間計測を開始し、該検出した時点から予め設定した時間の経過時にはんだの凝固完了を伝える凝固完了信号を出力する第2の時間測定手段を付加し、
前記出力手段に、該第2の時間測定手段の出力する凝固完了信号を受けて当該はんだ付け対象部位のはんだの凝固に要する時間が経過した旨を報知する機能を付加した、請求項1に記載の手作業はんだ付け工程の時間管理装置。 - 前記測定開始条件を、前記こて先接触検出手段が被はんだ付け対象の最後のはんだ付け対象部位からのこて先の離脱を検出した時点であること又ははんだ付け作業を終了してはんだごてを所定のこて台に戻したことを検出した時点であることとした請求項3に記載の手作業はんだ付け工程の時間管理装置。
- 前記出力手段を、前記時間判定手段のNG信号を受けて出力する報知出力及び前記第2の時間測定手段の凝固完了信号を受けて出力する報知出力の発生手段として、それぞれ音色の異なる可聴出力手段、光色の異なる可視表示手段、文字ないし記号によるディスプレイ表示手段、合成音声ないし録音音声を音源とする音声報知手段のいずれか又はこれらの任意組合せによる手段を備えたものに構成した、請求項3又は4に記載の手作業はんだ付け工程の時間管理装置。
- 前記時間測定手段に、被はんだ付け対象のはんだ付け対象部位へのこて先の接触回数を計数する接触回数計数手段、該接触回数計数手段の計数結果出力を該被はんだ付け対象のはんだ付け対象部位の数である設定数と比較して一致しているか否かを判定し、一致している場合はGO信号を、一致していない場合はNG信号を出力する作業数判定手段、及びはんだ付け作業の終了を検出し、そのときのみ、該作業数判定手段に接触回数計数手段からの接触回数計数結果を入力可能にするか、又はそのときのみ、該作業数判定手段の出力を出力可能にするように機能する作業終了検出手段を付加し、
前記出力手段に、NG信号、GO信号を区別して報知できるように構成した請求項1、2、3又は4に記載の手作業はんだ付け工程の時間管理装置。
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