JP2010181560A - 光学用ポリ乳酸フィルムおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定の温度範囲に結晶融解ピークを有し、特定のステレオ化度を有し、面方向の位相差(Re)および厚み方向の位相差(Rth)が特定の数値範囲にあり、特定の熱収縮率を有するポリ乳酸フィルム。
【選択図】なし
Description
(1)ポリL−乳酸成分とポリD−乳酸成分とからなるポリ乳酸(A成分)を含有する樹脂組成物よりなり、示差走査熱量計(DSC)測定で190℃以上に結晶融解ピークを有し、
下記の(i)式で定義されるステレオ化度(S)が90%以上であるポリ乳酸フィルムであって、
下記式(ii)で定義される面方向の位相差(Re)が20nm以下であり、
下記式(iii)で定義される厚み方向の位相差(Rth)が25nm以上90nm以下であり、
90℃で5時間熱処理した時の縦方向および横方向の熱収縮率が4%以下である
ことを特徴とする光学用ポリ乳酸フィルムである。
S(%)=〔ΔHms/(ΔHmh+ΔHms)〕×100 (i)
(但し、ΔHmsはステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。ΔHmhはホモ相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。)
Re=(nx−ny)×d (ii)
Rth=((nx+ny)/2−nz)×d (iii)
(但し、nxはフィルムの長手方向の屈折率を表す。nyはフィルムの幅方向の屈折率を表す。nzはフィルムの厚み方向の屈折率を表す。dはフィルムの厚み(nm)を表す。)
(2)ステレオ化促進剤、および/または、ブロック形成剤を含有すること、
(3)ステレオ化促進剤が、リン酸金属塩であり、ブロック形成剤が、エポキシ基、オキサゾリン基、オキサジン基、イソシアネート基、ケテン基およびカルボジイミド基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基を分子中に少なくとも1個有する化合物であること、
(4)ヘーズが2%以下であり、90℃で5時間熱処理する前後のヘーズの変化が2%以下であること、
(5)偏光板保護フィルムとして用いられること、
のうち、いずれか1つの態様を具備することによって、さらに優れた光学用ポリ乳酸フィルムを提供することができる。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の光学用ポリ乳酸フィルムを用いた偏光板保護フィルム、
(7)上記(6)に記載の偏光板保護フィルムと偏光フィルムとが積層された偏光板、
(8)上記(6)に記載の偏光板保護フィルムを用いた液晶表示装置、
(9)樹脂組成物からなる未延伸フィルムを得て、次いで90℃以上210℃以下の温度で熱処理する、上記(1)に記載の光学用ポリ乳酸フィルムの製造方法、
を包含する。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、ポリL−乳酸とポリD−乳酸とからなるポリ乳酸(A成分)を必須成分として含有する樹脂組成物を用いて成形されて得られるものである。また、本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、示差走査熱量計(DSC)測定により190℃以上に結晶融解ピークを有する。かかる190℃以上に現れる結晶融解ピークは、ステレオコンプレックス相(以下、コンプレックス相と略称することがある)ポリ乳酸の結晶融解ピークである。
ポリ乳酸(A成分)は、ポリL−乳酸とポリD−乳酸から形成されるステレオコンプレックスポリ乳酸を含む。ポリL−乳酸、ポリD−乳酸は、下記式(1)で表されるL−乳酸単位またはD−乳酸単位から実質的になる。
かかる失活剤としてはイミノ基を有し且つ重合金属触媒に配位し得るキレート配位子の群からなる有機リガンドが挙げられる。
ポリ乳酸(A成分)の重量平均分子量(Mw)は、10万〜50万の範囲が樹脂組成物の成形性、物性を両立させる点より好適に選択される。より好ましくは10万〜30万、さらに好ましくは11万〜25万の範囲が好適に選択される。重量平均分子量(Mw)は、溶離液にクロロホルムを用いたゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)測定による標準ポリスチレン換算の重量平均分子量値である。
さらに本発明で用いるポリ乳酸(A成分)は、DSC測定において、結晶融解ピーク強度より下記式(i)で定義されるステレオ化度(S)が好ましくは90%以上である。即ち、ポリ乳酸(A成分)はステレオコンプレックス相が高度に形成されていることが好ましい。
S(%)=〔ΔHms/(ΔHmh+ΔHms)〕×100 (i)
式中、ΔHmsはステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。ΔHmhはホモ相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。DSC測定において190℃以上に現れる結晶融解ピークは、ステレオコンプレックス相ポリ乳酸の融解に帰属される結晶融解ピークであり、190℃未満に現れる結晶融解ピークは、ホモ相ポリ乳酸の融解に帰属される結晶融解ピークである。ステレオ化度(S)は熱処理過程において最終的に生成するステレオコンプレックスポリ乳酸結晶の割合を示すパラメーターである。
本発明におけるポリ乳酸(A成分)は、下記式(iv)で定義されるステレオ結晶化度(K)が、好ましくは10〜60%、より好ましくは25〜60%、さらに好ましくは30〜55%、特に好ましくは35〜55%である。
K=(ΔHms−△Hc)/142 (iv)
式中、ΔHmsはステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。ΔHcはポリ乳酸結晶化エンタルピー(J/g)を表す。142(J/g)はステレオコンプレックスポリ乳酸結晶の平衡融解エンタルピーを表す。
ポリ乳酸(A成分)は、好ましくは190〜250℃の範囲に結晶融解温度を有する。かかる結晶融解温度は、ステレオコンプレックス相ポリ乳酸の融解に帰属される結晶融解温度である。より好ましくは200〜220℃の範囲に結晶融解温度を有する態様である。結晶融解温度が上記数値範囲にあると、耐熱性に優れる。結晶融解エンタルピーは、好ましくは20J/g以上、より好ましくは30J/g以上である。
ポリ乳酸(A成分)のカルボキシル基濃度は、好ましくは10eq/ton以下、より好ましくは2eq/ton以下、さらに好ましくは1eq/ton以下の範囲である。カルボキシル基濃度がこの範囲内にある時には、ポリ乳酸(A成分)および樹脂組成物の溶融安定性、耐湿熱安定性等の物性も良好なものとすることができる。ポリ乳酸(A成分)のカルボキシル基濃度を10eq/ton以下にするには、ポリエステル組成物で公知のカルボキシル末端基濃度の低減方法を好適に適用することができる。具体的には、耐湿熱性改善剤等の末端封止剤を添加する方法または末端封止剤を添加せず、アルコール、アミンによってエステルまたはアミド化する方法を採用することができる。
ポリ乳酸(A成分)のラクチド含有量は、好ましくは0〜1000ppm、より好ましくは0〜500ppm、さらに好ましくは0〜200ppm、特に好ましくは0〜100ppmの範囲である。ラクチド含有量がこの範囲にあることにより、フィルム製膜工程の設備汚れ、フィルムの表面欠点などの原因物の発生を抑制することができる。
ポリ乳酸(A成分)は、ポリL−乳酸とポリD−乳酸とを所定の質量比で共存、接触させることにより製造することができる。
接触は、溶媒の存在下で行うことができる。溶媒は、ポリL−乳酸とポリD−乳酸が溶解するものであれば、特に限定されるものではないが、例えば、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン、テトラクロロエタン、フェノール、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ブチロラクトン、トリオキサン、ヘキサフルオロイソプロパノール等の単独あるいは2種以上混合したものが好ましい。
また、これらのうち工業的に入手可能なジシクロヘキシルカルボジイミド、ビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)カルボジイミドが好適に使用できる。
モノイソシアネート化合物としてはたとえばフェニルイソシアネート、トリルイソシアネート、ジメチルフェニルイソシアネート、シクロヘキシルイソシアネート、ブチルイソシアネート、ナフチルイソシアネート等が挙げられる。
これらのイソシアネート化合物のなかでは4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、フェニルイソシアネート等の芳香族イソシアネートが好ましい。
本発明における樹脂組成物は、ポリ乳酸(A成分)を含有する。かかる樹脂組成物は、実質的にポリ乳酸(A成分)のみよりなることが好ましい。なお、「実質的に」とは、当該成分が、全成分を基準として好ましくは75質量%以上、より好ましくは90質量%以上、さらに好ましくは95質量%以上を占めていることをいう。本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、かかる樹脂組成物よりなる。例えば、ポリ乳酸(A成分)以外にアクリル系樹脂等の非結晶性樹脂を含有すると、樹脂組成物は結晶化しにくい傾向にあり、得られるポリ乳酸フィルムの結晶化度が低くなる傾向にあり、ガラス転移点温度(Tg)以上の温度における機械強度が低くなる傾向にある。
(押出し)
得られた樹脂組成物を製膜するには、押出し成形、キャスト成形等の成形手法を用いることができる。例えば、Tダイ、円形ダイ等が装着された押出機等を用いて、製膜することができる。このうち、押出し成形が好ましい。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムとしては、所望の面方向の位相差(Re)、および厚み方向の位相差(Rth)を得るために、未延伸の状態のフィルム(未延伸フィルム)が好ましい。また、本発明の光学用ポリ乳酸フィルムとしては、所望の面方向の位相差(Re)、および厚み方向の位相差(Rth)を得るために、低倍率延伸を施したものがより好ましい。
上記の未延伸フィルム、一軸延伸フィルム、2軸延伸フィルムは、90℃以上210℃以下で熱処理することが好ましい。かかる熱処理は、所謂熱固定処理に相当する。この熱処理により、コンプレックス相ポリ乳酸の結晶化を進め、得られる光学用ポリ乳酸フィルムの熱収縮率を好適に低下させることができる。このような観点から、熱処理温度の下限は、より好ましくは120℃以上、さらに好ましくは140℃以上である。他方、熱処理温度が高くなりすぎ、樹脂組成物の溶融温度に近くなりすぎると、ポリ乳酸フィルムの破断強度等の機械特性が低くなる傾向にあり、また厚み斑が悪くなる傾向にある。このような観点から、熱処理温度の上限は、より好ましくは200℃以下、さらに好ましくは180℃以下である。
かくして得られたフィルムには、所望により従来公知の方法で、表面活性化処理、たとえばプラズマ処理、アミン処理、コロナ処理を施すことも可能である。
(厚み)
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムの厚みは、好ましくは1〜300μmである。かかる厚みは、取扱い時のシワになり易さ(シワ防止)の観点からは厚い方が好ましく、より好ましくは10μm以上、さらに好ましくは20μm以上であり、30μm以上が特に好ましい。他方、透明性の観点からは薄い方が有利であり、200μm以下であることがより好ましく、150μm以下がさらに好ましく、100μm以下が特に好ましい。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムの、面方向の位相差(Re)と厚み方向の位相差(Rth)は、複屈折率差Δnと厚みd(nm)の積であり、ReとRthはそれぞれ下記式(ii)および(iii)で定義される。
Re=(nx−ny)×d (ii)
Rth=((nx+ny)/2−nz)×d (iii)
nxは、長手方向の屈折率を表す。nyは幅方向の屈折率を表す。nzは厚み方向の屈折率を表す。dは厚み(nm)を表す。
かかる面方向の位相差(Re)および厚み方向の位相差(Rth)は、延伸倍率、延伸温度、熱処理温度等を適宜調整することによって、達成することができる。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、DSC測定の結晶融解ピーク強度より下記式(i)で定義されるステレオ化度(S)が90%以上である。ステレオ化度(S)は、さらに好ましくは97〜100%、特に好ましくは100%である。即ち本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、ステレオコンプレックス相が高度に形成されていることが好ましい。かかる態様により耐熱性に優れる。
S(%)=〔ΔHms/(ΔHmh+ΔHms)〕×100 (i)
ΔHmsはステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。ΔHmhはホモ相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。ステレオ化度(S)は熱処理過程において最終的に生成するステレオコンプレックスポリ乳酸結晶の割合を示すパラメーターである。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、下記式(iv)で定義されるステレオ結晶化度(K)が、好ましくは10〜60%、より好ましくは25〜60%、さらに好ましくは30〜55%、特に好ましくは35〜55%である。
K=(ΔHms−△Hc)/142 (iv)
但し、ΔHmsはステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。ΔHcはポリ乳酸結晶化エンタルピー(J/g)を表す。142(J/g)はステレオコンプレックスポリ乳酸結晶の平衡融解エンタルピーを表す。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、示差走査熱量計(DSC)測定で190℃以上に結晶融解ピークを有する。かかる結晶融解ピークは、ステレオコンプレックス相ポリ乳酸の融解に帰属される結晶融解ピークである。本発明においては、190〜250℃の範囲に結晶融解ピークを有する態様が好ましく、200〜220℃の範囲に結晶融解ピークを有する態様がさらに好ましい。結晶融解ピークが上記数値範囲にあると、耐熱性に優れる。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、ヘーズが2%以下であることが好ましく、光学用フィルムとしてより有用である。ヘーズは、さらに好ましくは1.6%以下、特に好ましくは1%以下である。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、温度90℃で5時間処理した時の縦方向(MD)および横方向(TD)の熱収縮率が、共に4%以下である。熱収縮率は、好ましくは共に3%以下さらに好ましくは共に2%以下、特に好ましくは共に1%以下である。
かかる熱収縮率は、延伸条件および熱処理条件を上述した本発明の好ましい態様とすることにより達成することができ、特に熱処理を施すことが重要である。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、動的粘弾性(DMA)測定による貯蔵弾性率(E’)が、常温(25℃)から150℃の温度範囲で極小値を発現することがなく且つ0.5×108Paより大きい値を有することが好ましい。
本発明のフィルムの光弾性係数の絶対値は、好ましくは10×10−12/Pa未満、より好ましくは8×10−12/Pa未満、さらに好ましくは5×10−12/Pa未満、特に好ましくは3×10−12/Pa未満である。
CR=Δn/σR
Δn=nx−ny
但し、CRは光弾性係数、σRは伸張応力、Δnは複屈折率差、nxは伸張方向の屈折率、nyは伸張方向と直角方向の屈折率を表す。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムは、面方向の位相差(Re)が20nm以下であり、厚み方向の位相差(Rth)が25nm以上90nm以下であるため、偏光板保護フィルムとして有用である。偏光板保護フィルムとは、偏光板の構成部材として用いられ、偏光フィルム(例えば、高重合度のPVAベースフィルムにポリヨウ素等の二色性色素または二色性染料を含浸・吸着させたもの)の両面もしくは片面に貼り合わせて、偏光フィルムの強度向上、熱・水分からの保護、品質劣化防止等の目的で使用されるフィルムである。
本発明の光学用ポリ乳酸フィルムには、さらに機能を向上させる目的において、ハードコート層、前方散乱層、アンチグレア(防眩)層、ガスバリア層、滑り層、帯電防止層、下塗り層、保護層、反射防止層、光学異方性層等を組み合わせて使用することもできる。かかるハードコート層、前方散乱層、アンチグレア(防眩)層としては、例えば特開2008−233655号公報に記載のものを使用することができる。
本発明および実施例で用いた評価法を説明する。
重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定、標準ポリスチレンに換算した。
GPC測定機器は、
検出器;(株)島津製作所示差屈折計RID−6A
カラム;東ソ−(株)TSKgelG3000HXL、TSKgelG4000HXL,TSKgelG5000HXLとTSKguardcokumnHXL−Lを直列に接続したもの、あるいは東ソ−(株)TSKgelG2000HXL、TSKgelG3000HXLとTSKguardcokumnHXL−Lを直列に接続したものを使用した。
クロロホルムを溶離液とし温度40℃、流速1.0ml/minにて、濃度1mg/ml(1%ヘキサフルオロイソプロパノールを含むクロロホルム)の試料を10μl注入し測定した。
試料をヘキサフルオロイソプロパノールに溶解し、13C−NMR法により定量した。
ニコレ(株)製MAGJA−750フーリエ変換赤外分光光度計により樹脂特性吸収とカルボジイミド特性吸収の比較により、含有量を測定した。
試料を精製o−クレゾールに溶解、窒素気流下溶解、ブロモクレゾールブルーを指示薬とし、0.05規定水酸化カリウムのエタノール溶液で滴定した。
ステレオ化度(S)、結晶融解温度、結晶融解ピークは、DSC(TAインストルメント社製TA−2920)を用いて結晶融解温度(フィルムにおいては結晶融解ピーク)(単位:℃)、結晶融解エンタルピー(単位:J/g)を測定し、ステレオ化度(S)は、その結晶融解エンタルピーから下記式(i)に従って求めた。なお、DSC測定におけるサンプル量は、フィルム状とする前の樹脂の場合は10mg、フィルムの場合は20mgとし、測定温度範囲25℃〜290℃、昇温速度20℃/分とした。
S(%)=[ΔHms/(ΔHmh+ΔHms)]×100 (i)
(但し、ΔHmsはコンプレックス相の結晶融解エンタルピー(単位:J/g)、ΔHmhはホモ相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(単位:J/g)をそれぞれ表わす。)
ASTM D1204に準じ、温度90℃で5時間処理した後、室温(25℃)に戻し、長さ変化より熱収縮率をもとめた。
更に、上記で得られた熱処理後のサンプルについて、下記(6)の手法にてヘーズを測定し、熱処理前後のヘーズの差(ヘーズの変化)を求めた。
ASTM D1003に準拠し測定を行った。
日本電色(株)製 Hazemeter MDH2000を使用し、40μmフィルムを使用し、JIS K7105−1981の6.4に準拠して測定した。
DSC(TAインストルメント社製TA−2920)を用いて、結晶化エンタルピー(単位:J/g)および結晶融解エンタルピー(単位:J/g)を測定し、下記式(iv)を用いてステレオ結晶化度(K)(単位:%)を求めた。なお、DSC測定におけるサンプル量は、フィルム状とする前の樹脂の場合は10mg、フィルムの場合は20mgとし、測定温度範囲25℃〜290℃、昇温速度20℃/分とした。
K=(ΔHms−△Hc)/142 (iv)
ΔHms:ステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)。
ΔHc:ポリ乳酸結晶化エンタルピー(J/g)。
142(J/g)はステレオコンプレックスポリ乳酸結晶の平衡融解エンタルピー。
DSC(TAインストルメント社製TA−2920)を用いて求めた。サンプル量は、フィルム状とする前の樹脂の場合は10mg、フィルムの場合は20mgとし、測定温度範囲25℃〜290℃、昇温速度20℃/分とした。
フィルムの長手方向の屈折率(nx)および幅方向の屈折率(ny)は分光エリプソメーター(日本分光(株)製M−150)で測定した。測定波長は550nmとした。
フィルムの面方向の位相差(Re)と、厚み方向の位相差(Rth)は、長手方向の屈折率(nx)、幅方向の屈折率(ny)、厚み(d、単位:nm)から下記式(ii)および(iii)より求めた。
Re=(nx−ny)×d (ii)
Rth=((nx+ny)/2−nz)×d (iii)
フィルムの厚みを、縦方向(MD、機械的流れ方向)に電子マイクロメーターで2m測定し、最高厚さ(単位:μm)と最低厚さ(単位:μm)との差と、平均厚み(単位:μm)との比(百分率)を求め、厚み変動(単位:%)とし、以下に準じて評価した。
◎:厚み変動が2%以下
○:厚み変動が2%を超え5%以下
△:厚み変動が5%を超え10%以下
×:厚み変動が10%を超える
厚み変動が大きくなると、ヘーズの変動が大きくなる傾向にあり好ましくない。また、成型時の加工性が悪くなる傾向にあり好ましくない。厚み変動が10%を超えると実用に耐えない。
試料を、温度80℃、相対湿度90%RHで11時間保持し、還元粘度(ηsp/c)の保持率(単位:%)を測定した。かかる保持率が80%以上であれば、湿熱条件下で安定的に使用できる耐久性を有する(湿熱安定性良好)と判断し、合格(○)と判定した。他方、保持率が80%未満のものを、湿熱安定性不良と判断し、不合格(×)と判定した。
ポリ乳酸(A成分)は、以下の製造例で調製した。
[製造例1−1]ポリL−乳酸(PLLA1)の製造
L−ラクチド((株)武蔵野化学研究所製、光学純度100%)100質量部に対し、オクチル酸スズを0.005質量部加え、窒素雰囲気下、攪拌翼のついた反応機にて180℃で2時間反応させ、オクチル酸スズに対し1.2倍当量のリン酸を添加し、その後、13.3Paで残存するラクチドを減圧除去し、チップ化し、ポリL−乳酸(PLLA1)を得た。
得られたポリL−乳酸(PLLA1)の重量平均分子量(Mw)は15.2万、ガラス転移点温度(Tg)は55℃、融点は175℃、カルボキシル基濃度は14eq/ton、ラクチド含有量は350ppmであった。
製造例1−1のL−ラクチドをD−ラクチド((株)武蔵野化学研究所製、光学純度100%)に変更し、他は同じ条件で重合を行い、ポリD−乳酸(PDLA1)を得た。
得られたポリD−乳酸(PDLA1)の重量平均分子量(Mw)は15.1万、ガラス転移点温度(Tg)は55℃、融点は175℃、カルボキシル基濃度は15eq/ton、ラクチド含有量は450ppmであった。結果をまとめて表1に示す。
上記製造例1−1で得られたポリL−乳酸(PLLA1)と、上記製造例1−2で得られたポリD−乳酸(PDLA1)とを各50質量部、およびリン酸金属塩((株)ADEKA製「アデカスタブ」NA−71)0.03質量部を、2軸混練装置の第一供給口より供給、シリンダー温度230℃で溶融混練した。さらに日清紡(株)製「カルボジライト」LA−1を、ポリL−乳酸とポリD−乳酸との合計量100質量部あたり0.3質量部、第二供給口より供給し、ベント圧13.3Paで真空排気しながら溶融混練した。次いで、押出し、冷却してペレット化しポリ乳酸A1を得た。
NA−71、およびLA−1を添加しない以外は上記製造例2−1と同様にしてポリ乳酸を得て、ポリ乳酸A2とした。
得られたポリ乳酸A1、およびA2の重量平均分子量(Mw)、カルボキシル基濃度、ラクチド含有量、ステレオ化度(S)、ステレオ結晶化度(K)、ガラス転移点温度(Tg)、結晶融解温度をまとめて表2に示す。
製造例2−1の操作で得られたポリ乳酸A1を、110℃で5時間乾燥した後、表3に記載の押出し樹脂温度で押出し機にて溶融混練し、表3に記載のリップ開度を有するダイを用い、ダイ温度230℃でフィルム状に溶融押出しし、冷却ドラム表面に密着、固化させ未延伸フィルムを得た。
次いで、得られた未延伸フィルムを、表3に記載の製膜条件で延伸、熱処理(100秒間)し、ポリ乳酸フィルムを得た。得られたポリ乳酸フィルムの物性を表3に示す。
ポリ乳酸A1の代わりに、製造例2−2の操作で得られたポリ乳酸A2を用い、押出し条件を表3に記載のとおりとする以外は、実施例1と同様にしてポリ乳酸フィルムを得た。得られたポリ乳酸フィルムの物性を表3に示す。
比較例1で得られたポリ乳酸フィルムは、ステレオ化度(S)が不充分なため、熱寸法安定性が低いものであった。また、湿熱安定性に劣るものであった。
押出し条件および製膜条件を表3に記載のとおりとする以外は、実施例1と同様にしてポリ乳酸フィルムを得た。得られたポリ乳酸フィルムの物性を表3に示す。
比較例2〜4で得られたポリ乳酸フィルムは、面方向の位相差(Re)および厚み方向の位相差(Rth)が不適なものであり、偏光板保護フィルムとして不適なものであった。
延伸したポリビニルアルコールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光膜を作製した。その後、実施例1〜3で得られたポリ乳酸フィルムを、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、前記偏光膜の一方の面に貼り付け、前記偏光膜の他方の面には、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、鹸化処理を行った市販のセルローストリアセテートフィルム(フジタックTD80UF、富士フィルム(株)製)を貼り付け、偏光板を作製した。
延伸したポリビニルアルコールフィルムにヨウ素を吸着させて偏光膜を作製した。その後、Z−TAC(富士フィルム(株)製)を、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、前記偏光膜の一方の面に貼り付け、前記偏光膜の他方の面には、ポリビニルアルコール系接着剤を用いて、鹸化処理を行った市販のセルローストリアセテートフィルム(フジタックTD80UF、富士フィルム(株)製)を貼り付け、偏光板を作製した。
液晶テレビTH-32LX500(松下電器産業(株)社製)から、液晶セルを取り出し、視認者側及びバックライト側に貼られてあった偏光板を剥した。この液晶セルは、電圧無印加状態及び黒表示時では液晶分子はガラス基板間で実質的に平行配向しており、その遅相軸方向は画面に対して水平方向であった。上記の平行配向セルのバックライト側のガラス基板に、上記で作製した偏光板Aを、粘着剤を用いて貼り合わせた。視認者側のガラス基板には、上記で作製した偏光板Bを貼り合わせた。また、液晶セルの上下に配置された偏光板の吸収軸とは直交するように配置した。
市販の37インチVAモード液晶テレビ(シャープ製)に設けられている一対の偏光板(上側偏光板、及び下側偏光板)を剥がし、代わりに上記で作製した偏光板Aを、ポリ乳酸フィルムが液晶セル側となるように粘着剤を介して、観察者側及びバックライト側に一枚ずつ貼り付けた。このとき、観察者側の偏光板(上側偏光板)の透過軸と、バックライト側の偏光板(下側偏光板)の透過軸とが直交するように各偏光板を配置した。
得られた液晶表示装置は、いずれも色再現性に優れるものであった。
Claims (9)
- ポリL−乳酸成分とポリD−乳酸成分とからなるポリ乳酸(A成分)を含有する樹脂組成物よりなり、示差走査熱量計(DSC)測定で190℃以上に結晶融解ピークを有し、
下記の(i)式で定義されるステレオ化度(S)が90%以上であるポリ乳酸フィルムであって、
下記式(ii)で定義される面方向の位相差(Re)が20nm以下であり、
下記式(iii)で定義される厚み方向の位相差(Rth)が25nm以上90nm以下であり、
90℃で5時間熱処理した時の縦方向および横方向の熱収縮率が4%以下である
ことを特徴とする光学用ポリ乳酸フィルム。
S(%)=〔ΔHms/(ΔHmh+ΔHms)〕×100 (i)
(但し、ΔHmsはステレオコンプレックス相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。ΔHmhはホモ相ポリ乳酸の結晶融解エンタルピー(J/g)を表す。)
Re=(nx−ny)×d (ii)
Rth=((nx+ny)/2−nz)×d (iii)
(但し、nxはフィルムの長手方向の屈折率を表す。nyはフィルムの幅方向の屈折率を表す。nzはフィルムの厚み方向の屈折率を表す。dはフィルムの厚み(nm)を表す。) - ステレオ化促進剤、および/または、ブロック形成剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の光学用ポリ乳酸フィルム。
- ステレオ化促進剤が、リン酸金属塩であり、ブロック形成剤が、エポキシ基、オキサゾリン基、オキサジン基、イソシアネート基、ケテン基およびカルボジイミド基からなる群より選ばれる少なくとも1種の基を分子中に少なくとも1個有する化合物であることを特徴とする請求項2に記載の光学用ポリ乳酸フィルム。
- ヘーズが2%以下であり、90℃で5時間熱処理する前後のヘーズの変化が2%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学用ポリ乳酸フィルム。
- 偏光板保護フィルムとして用いられる請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学用ポリ乳酸フィルム。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学用ポリ乳酸フィルムを用いた偏光板保護フィルム。
- 請求項6に記載の偏光板保護フィルムと偏光フィルムとが積層された偏光板。
- 請求項6に記載の偏光板保護フィルムを用いた液晶表示装置。
- 樹脂組成物からなる未延伸フィルムを得て、次いで90℃以上210℃以下の温度で熱処理する、請求項1に記載の光学用ポリ乳酸フィルムの製造方法。
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