JP2010178861A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】より効果的に内視鏡の内蔵物の移動を規制する。
【解決手段】上部消化管用内視鏡2は、上下左右方向に湾曲可能な湾曲部14を有する。湾曲部14は、複数個の湾曲駒20を連結ピン30、31で連結した構成である。連結ピン30、31は、湾曲部14を湾曲させる際に押し引きされる上下および左右操作ワイヤ43、44が挿通されるワイヤガイド部35、39とそれぞれ一体化されている。湾曲部14の湾曲角度が最大となる上方向、および湾曲角度が二番目に大きい左右方向に配された連結ピン31には、径方向に突出する突出部40が設けられており、下方向に配された連結ピン30には突出部40は設けられていない。上方向の連結ピン31の突出部40の突出量は、左右方向よりも大きい。突出部40は、鉗子チャンネル17等の内蔵物の上方向または左右方向に略沿った移動を規制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、湾曲部を備えた内視鏡に関する。
従来、医療分野において、内視鏡を利用した検査が広く普及している。内視鏡は、患者の体(被検体)内に挿入される挿入部と、医師(術者)が操作する操作部とを備える。挿入部は、CCDイメージセンサ等の固体撮像素子を内蔵した先端硬性部と、複数個の湾曲駒を直列に連結して構成された湾曲部と、可撓性を有する軟性部とからなる。
挿入部内には、固体撮像素子に接続される信号ケーブルや照明用のライトガイド、処置具が挿通される鉗子チャンネル、あるいは送気・送水チャンネルといった内蔵物が配設されている。また、操作部のアングルノブの操作と連動して押し引きされる操作ワイヤが設けられている。アングルノブを操作することで、湾曲部が上下または左右方向に湾曲し、先端硬性部が所望の方向に向けられる。
内蔵物は、その先端が先端硬性部に固定されている。このため、湾曲部が湾曲されると、内蔵物は挿入部の長手方向に移動する。湾曲部内に隙間がある場合、内蔵物は、長手方向だけでなく径方向(長手方向に直交する方向)にも移動する。径方向に移動すると、内蔵物は、互いに捻れたり絡まったりして湾曲動作に支障を来し、場合によっては損傷を受けることもある。こうした問題を解決するために、特許文献1、2に記載の発明は、内蔵物の移動範囲を制限する規制部材を設けている。
特開2001−137178号公報 特開2002−320587号公報
湾曲部は、上下左右方向に異なる角度で湾曲する。例えば上部消化管用内視鏡では、胃の噴門を観察可能とするため、上方向の湾曲角度を210°とし、下方向を90°、左右方向を100°としている。また、大腸用内視鏡では、上下方向の湾曲角度を180°、左右方向を160°としている。
湾曲部を湾曲させたとき、内蔵物は湾曲させた方向に略沿って移動する。またその移動量は湾曲角度に略比例する。このため、湾曲角度が比較的大きい方向に対する内蔵物の移動制限を積極的にする必要がある。逆に、湾曲角度が比較的小さい方向に対しては、最低限の内蔵物の移動制限をしつつ、湾曲動作が円滑に行われるよう配慮する必要がある。
特許文献1、2に記載の発明は、規制部材を設けているだけで、湾曲角度に応じた内蔵物の移動規制をしておらず、このことに関する記述も一切ない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、より効果的に内視鏡の内蔵物の移動を規制することにある。
上記目的を達成するために、本発明の内視鏡は、少なくとも二方向に湾曲可能な湾曲部を有する挿入部と、前記挿入部内に挿通された複数本の内蔵物と、前記湾曲部の湾曲方向に略沿った前記内蔵物の移動を規制する複数個の規制部材とを備え、前記複数個の規制部材は、規制する前記内蔵物の移動量が大きい程、その規制量が大きいことを特徴とする。
規制量が大きい前記規制部材の外形を、規制量が小さい前記規制部材よりも大きくすることで、前者の規制量を大きくする。具体的には、前記挿入部の径方向または周方向のうちの少なくともいずれかの外形を大きくする。
前記複数個の規制部材のうちの少なくとも一個は、前記湾曲部を湾曲させる際に押し引きされるワイヤが挿通されるワイヤガイドである。前記ワイヤガイドが複数個ある場合、その全てが前記規制部材を兼ねる。また、前記ワイヤガイドは、前記湾曲部を構成する複数の湾曲駒を相互に連結する連結ピンと一体に設けられていることが好ましい。
前記規制部材は、外形が連続で滑らかな形状であることが好ましい。
上部消化管用であることが好ましい。
本発明によれば、湾曲部の湾曲方向に略沿った内蔵物の移動を規制する複数個の規制部材の規制量を、規制する内蔵物の移動量が大きくなるに連れて大きくするので、より効果的に内視鏡の内蔵物の移動を規制することができる。
図1において、上部消化管用内視鏡(以下、単に内視鏡という)2は、体内に挿入される挿入部10と、挿入部10の基端部分に連設された操作部11と、操作部11に繋げられたユニバーサルコード12とを備える。挿入部10は、先端硬性部13と、先端硬性部13の基端に連設された湾曲自在な湾曲部14と、湾曲部14の基端に連設された可撓性を有する軟性部15とを有する。軟性部15は、先端硬性部13を体内の目的の位置に到達させるために数mの長さをもつ。
先端硬性部13には、対物レンズや固体撮像素子が内蔵されている。対物レンズから取り込まれた体内の被観察部位の像光は、固体撮像素子によって撮像される。固体撮像素子で得られた画像信号は、挿入部10および操作部11内に挿通された信号ケーブル52(図3参照)を介して、ユニバーサルコード12とコネクタ接続されたプロセッサ装置(図示せず)に送信される。プロセッサ装置は、画像信号に対して各種画像処理を施し、モニタ(図示せず)に内視鏡画像として表示する。
また、先端硬性部13には、照明窓が設けられている。ユニバーサルコード12にコネクタ接続された光源装置(図示せず)からの照明光が、挿入部10および操作部11内に挿通されたライトガイド50a、50b(図3参照)を介して照明窓に導かれ、照明窓から被観察部位に照射される。
操作部11には、鉗子口16が設けられている。鉗子口16には、患部の治療に用いられる鉗子や注射針といった処置具が挿通される。鉗子口16は、挿入部10内に配設された鉗子チャンネル17(点線で示す、図3参照)に接続され、鉗子チャンネル17は、先端硬性部13に設けられた鉗子出口(図示せず)に接続される。鉗子チャンネル17は、挿入部10に配設される内蔵物の中で最大の外形を有する。
操作部11には、送気・送水ボタン18、および吸引ボタン19が設けられている。送気・送水ボタン18は、挿入部10内に設けられた送気・送水チャンネル51(図3参照)に、エアー、または水等の液体を流す際に操作される。送気・送水チャンネル51に流れたエアーまたは液体は、先端硬性部13に設けられたノズル(図示せず)から噴射される。吸引ボタン19は、体内の液体や組織等の被吸引物を、鉗子チャンネル17を通じて吸引する際に操作される。
湾曲部14は、複数個(例えば、16個)の湾曲駒20を直列に連結し、湾曲駒20の外周を柔軟性のあるアングルゴム21で被覆した構成である。先頭の湾曲駒20は先端硬性部13に固定されている。湾曲部14は、操作部11に設けられた上下アングルノブ22の操作に連動して上下方向(図3参照)に湾曲動作し、左右アングルノブ23の操作に連動して左右方向(図3参照)に湾曲動作する。これにより、先端硬性部13を体内の所望の方向に向けることができる。湾曲部14の湾曲角度は、例えば、上方向210°、下方向90°、左右方向100°である。
図2において、湾曲部14を構成する湾曲駒20は、円筒部25、一対の内ベロ26および外ベロ27からなる。内ベロ26は円筒部25の先端側、外ベロ27は基端側の端部の、互いに対向する位置からそれぞれ突出している。
内ベロ26は、略円板形状に形成され、その中心に連結孔28が穿たれている。外ベロ27は、内ベロ26よりもひと回り小さな略円板形状に形成され、内ベロ26の連結孔28よりもひと回り小さな連結孔29が穿たれている。内ベロ26と外ベロ27とは、円筒部25の周方向に90°間隔で交互に配されている。内ベロ26は、外ベロ27に対して、円筒部25の径方向の内側に一段ずれて位置している。そのずれ量は、円筒部25の板厚分程度である。
湾曲駒20同士は、連結ピン30、31を介して連結される。連結ピン30は、それぞれが円柱形状に形成された細径部32、太径部33、および当て部34、並びに先端が丸まった円錐台形状に形成されたワイヤガイド部35からなる。連結ピン31は、連結ピン30と同様の細径部36、太径部37、当て部38と、円錐台形状に形成されたワイヤガイド部39、並びに先端が丸まった円柱形状に形成された突出部40からなる。
連結ピン30は、先端側の湾曲駒20の外ベロ27と基端側の湾曲駒20の内ベロ26とが重なるようにした上で、細径部32を連結孔29に、太径部33を連結孔28にそれぞれ挿通させるとともに、太径部33の端面を外ベロ27の内面に当てることで、湾曲駒20同士を回転自在に連結する。湾曲駒20同士を連結後、細径部32の後端がカシメ加工され、連結ピン30が湾曲駒20から脱落することが防止される。また、太径部33の軸方向での厚さは内ベロ26の板厚よりも大きくなっており、内ベロ26と外ベロ27との間、および内ベロ26と当て部34との間に隙間を生じさせ、基端側の湾曲駒20の円滑な回転を可能にする。連結ピン31も、連結ピン30と同様にして連結駒20同士を連結する。
ワイヤガイド部35、39には、その径方向に貫通するガイド孔41、42がそれぞれ形成されている。ガイド孔41、42には、上下または左右操作ワイヤ43、44が挿通される(図3参照)。各操作ワイヤ43、44は、一端が先端硬性部13に固定され、湾曲部14、軟性部15を経て、操作部11内で、上下または左右アングルノブ22、23とともに回転するプーリ(図示せず)に掛けられて折り返し、他端も先端硬性部13に固定されている。上下アングルノブ22が操作されると上下操作ワイヤ43が、左右アングルノブ23が操作されると左右操作ワイヤ44がそれぞれ押し引きされる。
湾曲部14の径方向に沿った断面を先端側からみた図3において、連結ピン30、31は、湾曲部14を構成する湾曲駒20の内周沿いに、それぞれ90°間隔で配置されている。周方向に配置された四個の連結ピンの内訳は、連結ピン30が下方向に一つ、連結ピン31が上方向および左右方向に計三つである。
湾曲部14内には、中心から左下方向に偏った位置に鉗子チャンネル17が配置されている。そして、鉗子チャンネル17を取り巻くように、ライトガイド50a、送気・送水チャンネル51、信号ケーブル52、ライトガイド50bが配置されている。
鉗子チャンネル17は、左方向の連結ピン31と下方向の連結ピン30に挟まれた位置にある。同様に、ライトガイド50aは左方向と上方向の連結ピン31、ライトガイド50bは下方向の連結ピン30と右方向の連結ピン31、信号ケーブル52は上方向と右方向の連結ピン31に挟まれた位置にある。送気・送水チャンネル51は、これらの内蔵物の隙間の中央やや上寄りに位置する。
湾曲部14を湾曲させると、内蔵物は湾曲方向に略沿って径方向に移動する。またその移動量は湾曲角度に略比例する。このため、湾曲角度が最大の上方向に湾曲部14を湾曲させると、他方向と比較して内蔵物の移動量が大きくなる。また、湾曲角度が二番目に大きい左右方向に湾曲部14を湾曲させると、湾曲角度が最小の下方向と比較して内蔵物の移動量が大きくなる。特に内蔵物の中で最大の外形を有する鉗子チャンネル17が略上方向に移動すると、連れて送気・送水チャンネル51が上方へ移動し、圧迫を受けて信号ケーブル52が下方に移動する等して、内蔵物の整列状態が大きく乱れるおそれがある。
そこで、本実施形態では、突出部40を有する連結ピン31を上方向と左右方向に配置している。そして、湾曲角度が最大である上方向の突出部40の突出量を大きくし、湾曲角度が二番目に大きい左右方向の突出部40の突出量を小さくしている。すなわち、湾曲角度(内蔵物の移動量)が大きくなるに連れ、内蔵物の移動規制量を段階的に大きくする。こうすることで、鉗子チャンネル17の上方への移動が規制され、従って送気・送水チャンネル51が上方へ移動したり、信号ケーブル52が下方へ移動することも防止される。つまり、湾曲角度が最大の上方向に湾曲部14を湾曲させても、内蔵物の整列状態が乱れることはない。さらに、湾曲部14を上方向に湾曲させたときだけでなく、左右方向に湾曲させたときも、効果的に内蔵物の移動規制を行うことができる。また、各内蔵物は、連結ピン30、31のうちの90°間隔の二つで挟まれた位置にあるため、これらで移動が規制される。
以上説明したように、連結ピン31の突出部40の突出量(内蔵物の移動規制量)を、内蔵物の移動量が大きくなるに連れて大きくするので、内蔵物の移動規制を最適化することができ、各内蔵物の配置を工夫することなく、内蔵物の整列状態が乱れることをより効果的に防止することができる。
連結ピン31は、湾曲駒20を相互に連結し、上下および左右操作ワイヤ43、44の位置決めをするワイヤガイドとしての機能を兼ね備えているから、ワイヤガイドと連結ピンを別途設ける必要がない。さらに、ワイヤガイドが内蔵物の移動を規制する規制部材を兼ねるので、部品コストを削減することが可能である。
上記各実施形態では、湾曲部14の湾曲方向に一致した位置に、突出部40を有する連結ピン31を配している。これは連結ピンが湾曲駒の回転軸となるためであるが、連結ピンが規制部材を兼ねない場合はこの限りではない。内蔵物は湾曲方向に略沿って移動するが、完全に一致する方向に移動する訳ではない。内蔵物の配置や大きさ、形状が違えば、その移動方向も異なる。このため、内蔵物の移動方向に厳密に倣う位置に、規制部材を配することが好ましく、必ずしも湾曲部14の湾曲方向に一致した位置に、規制部材を配さなくても可である。
また、鉗子チャンネルを配置するために左下の間隔を空けるといった部品配置レイアウトの関係で、湾曲部14の湾曲方向に一致した位置、または内蔵物の移動方向に厳密に倣う位置に規制部材を配せない場合は、その近傍に配してもよい。要するに、湾曲方向に略沿った内蔵物の移動を規制可能であればよく、規制部材を配する位置に、ある程度の許容範囲を設けてよい。
上記各実施形態では、挿入部10の長手方向に直交する径方向に突出部40を突出させ、連結ピン30と比較して径方向の外形を大きくしているが、挿入部10の長手方向に直交する周方向の外形を大きくしてもよい。湾曲駒20内に生じるスペースに応じて、ライトガイド50a、50b、送気・送水チャンネル51、および信号ケーブル52、その他の内蔵物の相対的な位置関係がずれることを防止するように、連結ピンの大きさ・形状は適宜選択して最適化すればよい。
また、連結ピン31は、円錐台形状に形成されたワイヤガイド部39に、円柱形状に形成された突出部40が連設する構成であり、その外形が不連続である。このため、連結ピン31と内蔵物との接触により内蔵物が損傷するおそれがある。そこで、連結ピンの外形を連続で滑らかなものとし、連結ピンと内蔵物との接触による内蔵物の損傷を防止することが好ましい。
図4(A)〜(C)には、連結ピンの好ましい形状の例を示している。(A)に示す連結ピン60は、連結ピン31と同様の細径部61および太径部62と、先端が丸まった円柱形状に形成されたワイヤガイド部63とからなる。ワイヤガイド部63にはその径方向に貫通するガイド孔64が形成されている。
(B)に示す連結ピン70のワイヤガイド部73は、ワイヤガイド部63よりも周方向の外形がひと回り大きい、先端が丸まった円柱形状に形成されている。(C)に示す連結ピン80は、先端が丸まった円錐台形状に形成されたワイヤガイド部83を有する。ワイヤガイド部63、73は、上記各実施形態における当て部38およびワイヤガイド部39に相当する。このように、連結ピンの形状は、種々の変形が可能である。なお、図4では比較のため、連結ピン30を二点鎖線で示している。また、符号71、81は細径部、符号72、82は太径部、符号74、84はガイド孔、符号85は当て部を示す。
湾曲部14の湾曲動作を円滑に行うためには、湾曲駒20内にある程度のスペースが生じている必要がある。上記各実施形態では、当然ながら、湾曲部14の湾曲動作を円滑に行うための、ある程度のスペースが湾曲駒20内に確保されたうえで、内蔵物の移動規制をしている。
上部消化管用内視鏡は、上方向の湾曲角度が他の方向に比して極端に大きい。このため、上方向に略沿った内蔵物の移動を規制することは特に有用である。また、上記実施形態のように、上方向に略沿った内蔵物の移動規制を比較的厳しくし、他の方向に略沿った内蔵物の移動をある程度許容すれば、湾曲部14の湾曲動作を円滑に行うことができる。
上記各実施形態で示した態様は一例にすぎず、本発明の趣旨を逸脱しなければ、如何なる態様にも適宜変更することができる。例えば、内蔵物の移動を規制する部材は、上記各実施形態で例示した連結ピン(ワイヤガイド)に限らず、別途専用の規制部材を設けてもよい。あるいは、上部消化管用ではなく、大腸用内視鏡に適用してもよい。大腸用内視鏡の場合は、上下方向の湾曲角度が例えば180°、左右方向が160°であるため、上下方向の規制部材の規制量を、他の規制部材よりも大きくすればよい。さらに、湾曲方向は少なくとも二方向であればよい。
内視鏡の外観図である。 湾曲駒の連結構造を示す分解斜視図である。 湾曲部を輪切りにした断面図である。 連結ピンの形状の例を示す平面図である。
2 上部消化管用内視鏡(内視鏡)
10 挿入部
14 湾曲部
17 鉗子チャンネル
20 湾曲駒
30、31、60、70、80 連結ピン
35、39、63、73、83 ワイヤガイド部
40 突出部
43、44 上下および左右操作ワイヤ
50a、50b ライトガイド
51 送気・送水チャンネル
52 信号線

Claims (8)

  1. 少なくとも二方向に湾曲可能な湾曲部を有する挿入部と、
    前記挿入部内に挿通された複数本の内蔵物と、
    前記湾曲部の湾曲方向に略沿った前記内蔵物の移動を規制する複数個の規制部材とを備え、
    前記複数個の規制部材は、規制する前記内蔵物の移動量が大きい程、その規制量が大きいことを特徴とする内視鏡。
  2. 規制量が大きい前記規制部材は、規制量が小さい前記規制部材よりも外形が大きいことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 規制量が大きい前記規制部材は、規制量が小さい前記規制部材よりも、前記挿入部の径方向または周方向のうちの少なくともいずれかの外形が大きいことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記複数個の規制部材のうちの少なくとも一個は、前記湾曲部を湾曲させる際に押し引きされるワイヤが挿通されるワイヤガイドであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡。
  5. 前記ワイヤガイドは複数個あり、その全てが前記規制部材を兼ねることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記ワイヤガイドは、前記湾曲部を構成する複数の湾曲駒を相互に連結する連結ピンと一体に設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の内視鏡。
  7. 前記規制部材は、外形が連続で滑らかな形状であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の内視鏡。
  8. 上部消化管用であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の内視鏡。
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