JP2010178305A - 導波管電力分配器 - Google Patents
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Abstract
【課題】同軸線路と導波管の線路変換部とを備えるとともに、小型化を実現した導波管電力分配器を得る。
【解決手段】RF信号を出力するための1対の分配端子5a、5bを有する導波管1と、RF信号を入力するために導波管1の幅広面の一端から挿入されたプローブ3とを備えている。プローブ3の挿入側の幅広面と対抗する導波管1の幅広面の他端の壁面に、プローブ3の挿入位置から1対の分配端子5a、5b側に位置するように、金属隔壁4a、4bが設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】RF信号を出力するための1対の分配端子5a、5bを有する導波管1と、RF信号を入力するために導波管1の幅広面の一端から挿入されたプローブ3とを備えている。プローブ3の挿入側の幅広面と対抗する導波管1の幅広面の他端の壁面に、プローブ3の挿入位置から1対の分配端子5a、5b側に位置するように、金属隔壁4a、4bが設けられている。
【選択図】図1
Description
この発明は、主としてマイクロ波帯およびミリ波帯で用いる導波管電力分配器に関するものである。
従来から、導波管電力分配器は、高周波信号を分配および合成するために広く用いられている。特に、低損失の導波管電力分配器としては、T分岐などの導波管電力分配器がよく用いられる(たとえば、特許文献1参照)。
ただし、この種の導波管電力分配器と他の機器との接続には、同軸線路などが用いられる場合が多いので、上記導波管電力分配器は、同軸導波管変換器(たとえば、特許文献2参照)とを組み合わせて使用されることが多い。
上記従来技術によれば、導波管電力分配器と同軸導波管変換器とを組み合わせて使用することから、装置が大型化するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、同軸線路と導波管の線路変換部とを備えつつ、小型の導波管電力分配器を得ることを目的とする。
この発明に係る導波管電力分配器は、RF信号を出力するための1対の分配端子を有する導波管と、RF信号を入力するために導波管の幅広面の一端から挿入されたプローブと、を備えた導波管電力分配器であって、プローブの挿入側の幅広面と対抗する導波管の幅広面の他端の壁面に、プローブの挿入位置から1対の分配端子側に位置するように、金属隔壁を設けたものである。
この発明によれば、導波管に金属隔壁を設けることにより、同軸線路と導波管の線路変換部とを備えつつ、小型化を実現することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の好適な実施の形態について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る導波管電力分配器を示す断面図である。また、図2は図1の導波管電力分配器のA−A断面であり、図3は図1の導波管電力分配器のB−B断面図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の好適な実施の形態について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る導波管電力分配器を示す断面図である。また、図2は図1の導波管電力分配器のA−A断面であり、図3は図1の導波管電力分配器のB−B断面図である。
図1〜図3において、導波管電力分配器は、導波管1と、同軸線路2と、プローブ3と、金属隔壁4a、4bと、導波管1に両側面に設けられた1対の分配端子5a、5bと、同軸線路2に設けられた同軸端子6とを備えている。
プローブ3は、導波管1の幅広上面の中央部から垂直に挿入され、かつ、同軸線路2の先端に設けられている。一方、金属隔壁4a、4bは、プローブ3が挿入される導波管1の上面と対向する導波管1の下面の壁面(導波管1の幅広下面)に設けられている。
なお、金属隔壁4a、4bの製作時において、導波管1に対する金属隔壁4a、4bの装荷位置La、Lbおよび突き出し量Da、Dbは、所望の周波数foにおいてインピーダンス整合するように、所要量に調整されている。
なお、金属隔壁4a、4bの製作時において、導波管1に対する金属隔壁4a、4bの装荷位置La、Lbおよび突き出し量Da、Dbは、所望の周波数foにおいてインピーダンス整合するように、所要量に調整されている。
次に、図1〜図3に示したこの発明の実施の形態1に係る導波管電力分配器の動作について説明する。
同軸端子6から入力されたマイクロ波帯(または、ミリ波帯)のRF信号は、同軸線路2を伝播し、プローブ3によって導波管1の中央部と結合され、導波管1の両端側に伝播して、分配端子5a、5bから出力される。
同軸端子6から入力されたマイクロ波帯(または、ミリ波帯)のRF信号は、同軸線路2を伝播し、プローブ3によって導波管1の中央部と結合され、導波管1の両端側に伝播して、分配端子5a、5bから出力される。
このとき、導波管1に設けられた金属隔壁4a、4bの装荷位置La、Lbと、金属隔壁4a、4bの導波管1への突き出し量Da、Dbと、を調整することにより、同軸端子6側からのインピーダンス値を整合させることができる。
図4は導波管電力分配器の同軸端子6側からみた反射特性の計算結果を示す説明図である。
図4から明らかなように、金属隔壁4a、4bの装荷調整により、所望の周波数foにおいてインピーダンス整合が実現されていることが分かる。
図4から明らかなように、金属隔壁4a、4bの装荷調整により、所望の周波数foにおいてインピーダンス整合が実現されていることが分かる。
以上のように、この発明の実施の形態1(図1)に係る導波管電力分配器は、RF信号を出力するための1対の分配端子5a、5bを有する導波管1と、RF信号を入力するために導波管1の幅広面の一端から挿入されたプローブ3とを備え、プローブ3の挿入側の幅広面と対抗する導波管1の幅広面の他端の壁面に、プローブ3の挿入位置から1対の分配端子5a、5b側に位置するように、金属隔壁4a、4bが設けられている。
これにより、従来の2つの構成品(導波管電力分配器および同軸導波管変換器)に代えて、導波管電力分配器に同軸導波管変換器としての機能を付加することができ、小型の導波管電力分配器を実現することができる。
また、金属隔壁4a、4bを導波管1に対する金属隔壁4a、4bの装荷位置La、Lbおよび突き出し量Da、Dbは、所望の周波数foにおいてインピーダンス整合するように、製作時に所要量に調整することができる。
また、金属隔壁4a、4bを導波管1に対する金属隔壁4a、4bの装荷位置La、Lbおよび突き出し量Da、Dbは、所望の周波数foにおいてインピーダンス整合するように、製作時に所要量に調整することができる。
なお、以上の説明では、導波管電力分配器の電力分配器としての動作について説明したが、同一構成の導波管電力分配器を電力合成器として使用可能であることは言うまでもない。
また、図1においては、導波管1に対する金属隔壁4a、4bを溝形状で形成したが、任意の金属を挿入した構成としてもよい。
また、図1においては、導波管1に対する金属隔壁4a、4bを溝形状で形成したが、任意の金属を挿入した構成としてもよい。
1 導波管、2 同軸線路、3 プローブ、4a、4b 金属隔壁、5a、5b 分配端子、6 同軸端子。
Claims (2)
- RF信号を出力するための1対の分配端子を有する導波管と、
前記RF信号を入力するために前記導波管の幅広面の一端から挿入されたプローブと、
を備えた導波管電力分配器であって、
前記プローブの挿入側の幅広面と対抗する前記導波管の幅広面の他端の壁面に、前記プローブの挿入位置から前記1対の分配端子側に位置するように、金属隔壁を設けたことを特徴とする導波管電力分配器。 - 前記導波管に対する前記金属隔壁の装荷位置および突き出し量は、所要量に調整されることを特徴とする請求項1に記載の導波管電力分配器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009021826A JP2010178305A (ja) | 2009-02-02 | 2009-02-02 | 導波管電力分配器 |
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Family
ID=42708765
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010178305A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102176528A (zh) * | 2011-01-27 | 2011-09-07 | 孙安 | 能够调节输出功率比例的大功率波导功分器 |
WO2019008963A1 (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-10 | 日本電気株式会社 | 給電回路、アンテナ及びアンテナの構成方法 |
JP2019140425A (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-22 | 株式会社雄島試作研究所 | 同軸切替器および導波管切替器 |
EP3565055B1 (en) * | 2018-05-04 | 2022-02-23 | Whirlpool Corporation | In line e-probe waveguide transition |
-
2009
- 2009-02-02 JP JP2009021826A patent/JP2010178305A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7053005B2 (ja) | 2018-02-06 | 2022-04-12 | 株式会社雄島試作研究所 | 同軸切替器および導波管切替器 |
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