JP2010177696A - 積層コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部電極の面方向が実装面と直交するように配向した状態で実装される積層コンデンサにおいて、S21通過特性が悪化することを防止する。
【解決手段】 複数組の第1および第2の内部電極23,24が、少なくとも1組の第1および第2の内部電極23,24によってそれぞれ与えられる2個のコンデンサユニット34,35を構成するようにし、2個のコンデンサユニット34,35が、互いの間に、各コンデンサユニットを構成している第1および第2の内部電極23,24間の間隔より広い間隔36を隔てて位置され、それによって、コンデンサ本体25の積層方向での第1および第2の内部電極23,24の全体としての分布領域Dが広げられるようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、積層コンデンサに関するもので、特に、内部電極の面方向が実装面と直交するように配向した状態で実装される積層コンデンサに関するものである。
この発明にとって興味ある積層コンデンサとして、内部電極の面方向が実装面と直交するように配向した状態で実装される積層コンデンサがある(たとえば、特許文献1参照)。図6には、このような積層コンデンサ1が示されている。図6において、(a)は、積層コンデンサ1の外観を示す正面図であり、(b)は、積層コンデンサ1の内部構造を示すため、特定の内部電極が通る断面をもって示した正面図であり、(c)は、(b)の線C−Cに沿う断面図である。
積層コンデンサ1は、積層された複数の誘電体層2と、特定の誘電体層2を介して互いに対向することによって静電容量を形成するように誘電体層2間の特定の界面に沿ってそれぞれ形成される複数組の第1および第2の内部電極3および4とをもって構成される、直方体状のコンデンサ本体5を備えている。
なお、図6(b)において、実線で示した第1の内部電極3と破線で示した第2の内部電極4とがわずかに互いにずれた状態で図示されているが、これは、第1および第2の内部電極3および4の双方の図示を可能にするための便宜的な手段にすぎず、実際には、第1の内部電極3と第2の内部電極4とが完全に重なっているのが理想的である。
積層コンデンサ1は、また、コンデンサ本体5の外表面上に形成される、第1および第2の端子電極6および7を備えている。第1および第2の内部電極3および4は、それぞれ、静電容量形成に寄与する第1および第2の容量形成部8および9と、第1および第2の容量形成部8および9の各々から引き出されかつ第1および第2の端子電極6および7にそれぞれ電気的に接続される第1および第2の引出し部10および11とを備えている。
図6(a)および(b)に、実装面12が想像線で示されている。実装面12は、積層コンデンサ1を実装すべき配線基板上に形成されるものであって、端子電極6および7は、コンデンサ本体5の、実装面12に対向する対向面13上にその少なくとも一部が位置されている。積層コンデンサ1が実装面12上に実装されたとき、第1および第2の内部電極3および4の面方向が実装面12と直交するようにコンデンサ本体5が向けられた姿勢とされる。
以下の説明において、図6に示すように、コンデンサ本体5の長さ方向寸法をL、厚さ方向寸法をT、幅方向(すなわち、積層方向)寸法をWとしながら、長さ方向寸法Lと厚さ方向寸法Tとによって規定される面をLT面とし、長さ方向寸法Lと幅方向寸法Wとによって規定される面をLW面とする。
特許文献1に記載の技術によれば、LT面方向に生じる電流ループをできるだけ短くすることによって、等価直列インダクタンス(ESL)の低減を図ろうとしている。しかしながら、特許文献1では、LW面での電流の挙動については何ら記載されていない。
図7は、積層コンデンサ1の実装状態の一例を示す平面図である。図7において、図6に示した要素に相当する要素には同様の参照符号をし、重複する説明は省略する。
図7を参照して、実装面12を与える配線基板14が図示されている。配線基板14の実装面12上には、第1および第2の信号ライン15および16が形成されている。前述したように、第1および第2の内部電極3および4の面方向が実装面12と直交するようにコンデンサ本体5が向けられた姿勢とされながら、第1および第2の端子電極6および7が第1および第2の信号ライン15および16にそれぞれ電気的に接続された状態で、積層コンデンサ1が面実装される。なお、図7では、特に信号ライン15および16と内部電極3および4との位置関係を明瞭に図示するため、積層コンデンサ1に備える要素については、これらを透視した状態で信号ライン15および16を図示している。
従来、電子部品の端子電極は、配線基板側の導電ランドより小さいのが一般的であったが、高密度実装等の理由により、近年、両者の大きさは同程度となっており、また、信号ラインの幅と導電ランドの幅とについても同程度になっている。したがって、図7に示した構成においても、第1および第2の信号ライン15および16にそれぞれ形成される第1および第2の導電ランド17および18の各幅、ならびに第1および第2の端子電極6および7の各幅は、第1および第2の信号ライン15および16の各幅とほぼ同じとされている。
このような構成において、積層コンデンサ1に備える内部電極3および4の数が比較的少ない場合、コンデンサ本体5の積層方向での内部電極3および4の分布領域Dは、端子電極6および7の各幅、信号ライン15および16の各幅ならびに導電ランド17および18の各幅のいずれに比べても、かなり狭くなってしまう。
その結果、複数の内部電極3および4からなる内部電極群を1本の信号ラインと見た場合、この信号ラインの幅、すなわち、上述の分布領域Dは、配線基板14側の信号ライン15および16の各幅に比べて、極端に細くなるため、積層コンデンサ1の端子電極6および7と内部電極3および4との接続部分で電流の集中が生じる。そのため、インピーダンスの整合が取れず、信号の反射が生じ、これが損失となって、たとえばS21通過特性を悪化させる。
特開2004−140183号公報
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得る、積層コンデンサを提供しようとすることである。
この発明に係る積層コンデンサは、積層された複数の誘電体層と、特定の誘電体層を介して互いに対向することによって静電容量を形成するように誘電体層間の特定の界面に沿ってそれぞれ形成される複数組の第1および第2の内部電極とをもって構成される、直方体状のコンデンサ本体と、コンデンサ本体の外表面上に形成され、かつ第1および第2の内部電極にそれぞれ電気的に接続される、第1および第2の端子電極とを備えている。
この発明に係る積層コンデンサは、第1および第2の内部電極の面方向が実装面と直交するようにコンデンサ本体が向けられた姿勢であって、第1および第2の端子電極が実装面上に形成された第1および第2の信号ラインにそれぞれ電気的に接続された状態で面実装される用途に向けられる。
このような構成を備える積層コンデンサにおいて、前述した技術的課題を解決するため、この発明では、次のような構成を備えることを特徴としている。
すなわち、複数組の第1および第2の内部電極は、少なくとも1組の第1および第2の内部電極によってそれぞれ与えられる複数個のコンデンサユニットを構成していて、複数個のコンデンサユニットは、互いの間に、各コンデンサユニットを構成している第1および第2の内部電極間の間隔より広い間隔を隔てて位置され、それによって、コンデンサ本体の積層方向での第1および第2の内部電極の全体としての分布領域が広げられていることを特徴としている。
この発明に係る積層コンデンサにおいて、複数組の第1および第2の内部電極は、2個のコンデンサユニットを構成していて、各コンデンサユニットは、コンデンサ本体の積層方向での各端部にそれぞれ配置されていることが好ましい。
この発明によれば、少なくとも1組の第1および第2の内部電極によってそれぞれ与えられる複数個のコンデンサユニットが、互いの間に、各コンデンサユニットを構成している第1および第2の内部電極間の間隔より広い間隔を隔てて位置され、それによって、コンデンサ本体の積層方向での第1および第2の内部電極の全体としての分布領域が広げられている。そのため、複数の内部電極からなる内部電極群を1本の信号ラインと見た場合、この信号ラインの幅を広くすることができる。したがって、端子電極と内部電極との接続部分での電流の集中が緩和され、その結果、インピーダンスの良好な整合が得られ、信号の反射が減じられ、この反射による損失を低減することができる。また、この発明に係る積層コンデンサをDCカットコンデンサとして使用した場合、10GHz以下の周波数域でのS21通過特性の悪化を抑制することができる。
なお、この発明において、比較的広い間隔を隔てて位置される複数個のコンデンサユニットは、それらの間に位置する誘電体層も含めて、1本の信号ラインを構成する。通常、信号ラインにおける電流はライン端縁に集中する傾向にある。そのため、複数個のコンデンサユニット間の比較的広い間隔部分に誘電体層が存在していても、電流の流れとしては影響が少なく、むしろ、ライン幅が広がることによって、インピーダンス整合が取れ、反射による損失が減るという効果が得られる。
この発明の一実施形態による積層コンデンサ21を示すもので、(a)は、積層コンデンサ21の外観を示す正面図であり、(b)は、積層コンデンサ21の内部構造を示すため、特定の内部電極23が通る断面をもって示した正面図であり、(c)は、(b)の線C−Cに沿う断面図である。 図1に示した積層コンデンサ21の実装状態の一例を示す平面図である。 この発明による効果を確認するために実施した実験例において作製した実施例および比較例に係る試料を説明するためのもので、(a)は、実施例および比較例に共通するコンデンサ本体51のLT断面を示す図であり、(b1)は、実施例に係るコンデンサ本体51のLW断面を示す図であり、(b2)は、比較例に係るコンデンサ本体51のLW断面を示す図である。 実験例において作製した実施例および比較例の各々に係る積層コンデンサについてのS21通過特性を示す図である。 この発明の他の実施形態による積層コンデンサ61を示す、図1(c)に対応する図である。 この発明にとって興味ある従来の積層コンデンサ1を示すもので、(a)は、積層コンデンサ1の外観を示す表面図であり、(b)は、積層コンデンサ1の内部構造を示すため、特定の内部電極3が通る断面をもって示した正面図であり、(c)は、(b)の線C−Cに沿う断面図である。 図6に示した積層コンデンサ1の実装状態の一例を示す平面図である。
図1は、前述した図6に対応する図であって、この発明の一実施形態による積層コンデンサ21を示している。より詳細には、図1において、(a)は、積層コンデンサ21の外観を示す正面図であり、(b)は、積層コンデンサ1の内部構造を示すため、特定の内部電極が通る断面をもって示した正面図であり、(c)は、(b)の線C―Cに沿う断面図である。
積層コンデンサ21は、図6に示した積層コンデンサ1の場合と同様、積層された複数の誘電体層22と、特定の誘電体層22を介して互いに対向することによって静電容量を形成するように誘電体層22間の特定の界面に沿ってそれぞれ形成される複数組の第1および第2の内部電極23および24とをもって構成される、直方体状のコンデンサ本体25を備えている。この積層コンデンサ21が積層セラミックコンデンサである場合、上述した誘電体層22は誘電体セラミックから構成される。
図1(b)において、図6(b)の場合と同様、実線で示した第1の内部電極23と破線で示した第2の内部電極24とがわずかに互いにずれた状態で図示されているが、これは、第1および第2の内部電極23および24の双方の図示を可能にするための便宜的な手段にすぎず、実際には、第1の内部電極23と第2の内部電極24とが完全に重なっているのが理想的である。
積層コンデンサ21は、また、コンデンサ本体25の外表面上に形成される、第1および第2の端子電極26および27を備えている。第1および第2の内部電極23および24は、それぞれ、静電容量形成に寄与する第1および第2の容量形成部28および29と、第1および第2の容量形成部28および29の各々から引き出されかつ第1および第2の端子電極26および27にそれぞれ接続される第1および第2の引出し部30および31とを備えている。
図1(a)および(b)に、実装面32が想像線で示されている。第1および第2の端子電極26および27は、各々の少なくとも一部が、コンデンサ本体25の、実装面32に対向する対向面33上に形成されている。この実施形態では、第1および第2の端子電極26および27の各々は、対向面33上において、コンデンサ本体21の積層方向での一方端から他方端にまで延びるように形成されている。
図1(c)によく示されているように、複数組の第1および第2の内部電極23および24は、少なくとも1組の第1および第2の内部電極23および24によってそれぞれ与えられる2個のコンデンサユニット34および35を構成している。2個のコンデンサユニット34および35は、互いの間に、各コンデンサユニット34および35を構成している第1および第2の内部電極23および2間の間隔より広い間隔36を隔てて位置され、それによって、コンデンサ本体25の積層方向での第1および第2の内部電極23および24の全体としての分布領域Dが広げられている。この実施形態では、コンデンサユニット34および35は、コンデンサ本体25の積層方向での各端部にそれぞれ配置されている。
図2は、前述した図7に対応する図であって、積層コンデンサ21の実装状態の一例を示す平面図である。図2において、積層コンデンサ21は、図7における積層コンデンサ1と同様の表現方法をもって図示されている。
前述した実装面32は、配線基板37によって与えられ、この実装面32上には、第1および第2の信号ライン38および39が形成されている。
積層コンデンサ21は、第1および第2の内部電極23および24の面方向が実装面32と直交するようにコンデンサ本体25が向けられた姿勢とされ、第1および第2の端子電極26および27が第1および第2の信号ライン38および39の各端部に形成された第1および第2の導電ランド40および41にそれぞれ電気的に接続された状態で面実装される。特に図2に示した構成では、コンデンサ本体25の積層方向に測定した寸法に関して、第1および第2の導電ランド40および41の各寸法は、第1および第2の端子電極26および27の各寸法とほぼ同等とされている。
前述したように、内部電極23および24の全体としての分布領域Dが広げられているので、複数の内部電極23および24からなる内部電極群を1本の信号ラインと見た場合、この信号ラインの幅が広くなる。そのため、端子電極26および27の各々と内部電極23および24との接続部分での電流の集中が緩和され、その結果、良好なインピーダンス整合状態が得られ、ここでの信号の反射が抑制され、反射による損失を低減することができる。
次に、この発明に係る積層コンデンサの効果を確認するために実施した実験例について説明する。この実験例では、図1に示した積層コンデンサ21と基本的に同様の構成が採用された実施例に係る試料と図6に示した積層コンデンサ1と基本的に同様の構成が採用された比較例に係る試料とを作製した。
図3において、積層コンデンサに備えるコンデンサ本体51、容量形成部52および引出し部53を有する内部電極54、ならびに端子電極55が図示されている。図3(a)は、実施例および比較例に共通するコンデンサ本体51のLT断面を示し、図3(b1)は、実施例に係るコンデンサ本体51のLW断面を示し、図3(b2)は、比較例に係るコンデンサ本体51のLW断面を示している。これら図3(a)、(b1)および(b2)には、各部分の寸法を示す数値(単位はmm)が記入されている。
この実験例では、実施例および比較例に共通して、誘電体層を構成する誘電体の比誘電率を2500とし、内部電極54の導電成分としてニッケルを用い、端子電極55の導電成分として銅を用いた。
また、実施例および比較例に共通して、内部電極の数を12としながら、実施例では、各コンデンサユニットを構成する内部電極の数を6とした。
以上のような実施例および比較例の各々に係る積層コンデンサを、図2または図7に示すような状態で、幅0.45mmの信号ラインに接続されるように実装し、DCカットコンデンサとしての特性を測定した。ここで、信号ラインは、50Ωの特性インピーダンスとなるように、比誘電率が2.6の材質で厚さ0.2mmの配線基板上に形成した。また、DCカットコンデンサの特性は、ネットワークアナライザの高周波測定器を用い、50GHzまでのS21通過特性を測定した。
その結果が、図4に示されている。図4において、実施例の特性が実線で示され、比較例の特性が破線で示されている。
図4からわかるように、比較例では、5GHzにおいて―1.25dBの谷ピークが発生している。これに対して、実施例では、5GHzでの谷ピークは認められず、周波数に対し右下がりの特性となっている。また、10GHz以上では、実施例と比較例との間で実質的な差は認められない。
以上のような実験例から明らかなように、実施例によれば、内部電極と端子電極との接続部分、さらには信号ラインにある導電ランドとの接続部分での電流の集中が緩和され、良好なインピーダンス整合が得られ、信号の反射が減じられるため、S21通過特性において、10GHz以下での極端な谷ピークの発生を抑えることができる。
図5は、この発明の他の実施形態による積層コンデンサ61を示す、図1(c)に対応する図である。図5において、図1(c)に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示した積層コンデンサ61は、3個のコンデンサユニット62、63および64を構成するように、複数組の第1および第2の内部電極23および24が分割されていることを特徴としている。
図5に示した実施形態からわかるように、4個以上のコンデンサユニットを構成するように内部電極が分割されてもよい。
21,61 積層コンデンサ
22 誘電体層
23,24,54 内部電極
25,51 コンデンサ本体
26,27,55 端子電極
32 実装面
33 対向面
34,35,62,63,64, コンデンサユニット
36 間隔
38,39 信号ライン
40,41 導電ランド
D 積層方向での内部電極の分布領域

Claims (2)

  1. 積層された複数の誘電体層と、特定の前記誘電体層を介して互いに対向することによって静電容量を形成するように前記誘電体層間の特定の界面に沿ってそれぞれ形成される複数組の第1および第2の内部電極とをもって構成される、直方体状のコンデンサ本体と、
    前記コンデンサ本体の外表面上に形成され、かつ前記第1および第2の内部電極にそれぞれ電気的に接続される、第1および第2の端子電極と
    を備え、
    前記第1および第2の内部電極の面方向が実装面と直交するように前記コンデンサ本体が向けられた姿勢であって、前記第1および第2の端子電極が実装面上に形成された第1および第2の信号ラインにそれぞれ電気的に接続された状態で面実装される用途に向けられる、積層コンデンサであって、
    前記複数組の第1および第2の内部電極は、少なくとも1組の前記第1および第2の内部電極によってそれぞれ与えられる複数個のコンデンサユニットを構成していて、
    複数個の前記コンデンサユニットは、互いの間に、各前記コンデンサユニットを構成している前記第1および第2の内部電極間の間隔より広い間隔を隔てて位置され、それによって、前記コンデンサ本体の積層方向での前記第1および第2の内部電極の全体としての分布領域が広げられている、
    積層コンデンサ。
  2. 前記複数組の第1および第2の内部電極は、2個のコンデンサユニットを構成していて、各前記コンデンサユニットは、前記コンデンサ本体の積層方向での各端部にそれぞれ配置されている、請求項1に記載の積層コンデンサ。
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